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NASA

トランプ陣営、宇宙軍ロゴの人気投票を支持者に呼び掛ける 17

ストーリー by headless
商品 部門より
米国のマイク・ペンス副大統領は9日、2020年までに宇宙軍省(Department of Space Force)を設立する考えを示した。同日、トランプ-ペンス選対委員会は支持者に対し、宇宙軍ロゴの人気投票を呼び掛ける電子メールを送ったそうだ(SlashGearの記事The Vergeの記事Ars Technicaの記事The Next Webの記事)。

候補には6種類のデザインが挙げられている。最初に挙げられているデザインはNASAのロゴの色違いのようなデザインで、「SPACE FORCE」の文字にはNASAの「ワーム」ロゴに似た書体が使われている。この書体はほかのデザインでも使われており、全体にNASAっぽいものが多いようだ。

なお、支持者に送られたという電子メールでは、宇宙軍関連のグッズを発売する計画の記載がみられる。そのため、「MAKE AMERICA GREAT AGAIN (MAGA)」キャップのように、宇宙軍をトランプ陣営のブランドに加えることが目的ではないかとの指摘も出ている。
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火星

NASA、家庭で作れる火星探査車をオープンソース化 19

ストーリー by hylom
乗用車よりもお安く 部門より
headless曰く、

NASAのジェット推進研究所(JPL)が家庭で作れるよう設計した火星探査車をオープンソース化し、JPL Open Source Rover(OSR)ProjectとしてGitHubで公開した(JPLのニュースリリースBuild Your Own RoverOSR公式サイトGitHubリポジトリ)。

Curiosityの火星着陸成功後、JPLでは教育用の小型探査車「ROV-E」を製作して学校などで活用し、好評を得ていたという。中には自分たちで作れないかという質問も出ていたが、ROV-Eの製作は高価で複雑だったため、OSRを開発したそうだ。

OSRはCuriosityと同様にRocker-Bogieサスペンションを用いた6輪の探査車だ。材料には民生品(COTS)を用い、一部3Dプリントやレーザーカットが必要な部品もあるが、費用は2,500ドル(約278,000円)程度だという。頭脳部分はRaspberry Piを使用し、Xbox ControllerやAndroidアプリからの操作が可能だ。

完成時の重量は11.34kg、フットプリントは60.96×30.48cm、最高速度は秒速17.018cm。5,200mAhのバッテリーで連続5時間動作するとのことだ。

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NASA

NASA、米民間宇宙船による初の有人宇宙飛行に乗務するクルー9名を発表 7

ストーリー by headless
有人 部門より
NASAは3日、米民間宇宙船による初の有人宇宙飛行に向け、有人テスト飛行と最初のクルー輸送ミッションに割り当てる9名のクルーを発表した(プレスリリース)。

テスト飛行に乗務するのはボーイングのStarlinerが3名、SpaceXのCrew Dragonが2名。初の宇宙飛行となるStarlinerの1名を除き、いずれもスペースシャトルのミッション経験者だ。StarlinerはAtlas Vロケットによりケープカナベラル空軍基地SLC-41から、Crew DragonはFalcon 9ロケットによりケネディー宇宙センターLC-39Aから打ち上げられる。

米国内から有人宇宙船が打ち上げられるのは、2011年にスペースシャトル計画の最終ミッションが終了して以来、初めてのことだ。2社それぞれ有人テスト飛行成功後、NASAは通常のクルー輸送ミッションに必要な宇宙船の最終認証プロセスに入る。

最初のクルー輸送ミッションに乗務するのはStarlinerとCrew Dragon各2名。いずれも初の宇宙飛行となるクルー1名と国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在経験者1名の組み合わせになっている。
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地球

シベリアで一時的に「太陽が消える」怪奇現象、野火による噴煙が原因 15

ストーリー by hylom
隠れた太陽 部門より

ロシア・シベリアで蝕が発生したわけでもないのに、太陽が3時間にわたって「消える」という謎の現象が発生していたそうだ(Buzzap!LiveScience)。

この現象が発生したのは7月20日の現地時間11時から14時ごろで、YAKUTIA24にその様子の写真が掲載されているが、昼間にもかかわらず空が赤黒くなっている姿が確認できる。

この現象は、シベリアの森林で発生した野火によって放たれた噴煙がエアロゾル状となってこの地域上空に滞留し、それによって太陽が隠されたのが原因で発生したようだ。実際、この地域では現象の前後で非常に多くの黒いチリが降り注いでいたという。LiveScienceの記事ではNASAの人工衛星によるエアロゾル観測データも掲載されているが、シベリア上空で一時的に非常に濃い濃度のエアロゾルが対流していることが確認できる。

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宇宙

中米欧、宇宙開発の方向性ですれ違い。中国は早期の月面探査を目指す 25

ストーリー by hylom
日本は蚊帳の外 部門より
taraiok曰く、

オランダのアムステルダムで2018年7月16〜18日の間、月探査におけるヨーロッパと中国の宇宙機関の協力体制について話し合うワークショップが開催された。オンライン中継はなかったが、中国国家宇宙局の月探査宇宙計画センター副局長Pei Zhaoyu氏によるプレゼンテーションが公開されている。それによると、中国はNASAの計画している月軌道プラットフォームゲートウェイ (Lunar Orbital Platform-Gateway、LOP-G)に対して良い印象を持っていないようだ(Ars TechnicaSlashdot)。

LOP-Gは月面の有人宇宙探査を行うための拠点。NASAはLOP-Gを月の軌道上に置く計画であるのに対し、中国は月面上に直接拠点を置くことを計画している。Pei氏のプレゼンによれば、LOP-Gは費用対効果が悪く、月への有人探査を遅らせることになるとしている。もともとNASAのLOP-Gは火星探査などの深宇宙探査も視野に入れたもので、月面探査に特化したものではない。欧州関係者はLOP-Gにも興味を持ってはいるものの、中国が月面への人類の直接着陸を考えているのであれば、そちらに協力したいと考えているようだ。

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国際宇宙ステーション

米民間宇宙船によるISSのクルー交代ミッション、最悪2020年8月まで遅れる可能性も 22

ストーリー by headless
民間 部門より
実現が遅れている米民間宇宙船による国際宇宙ステーション(ISS)へのクルー交代ミッションだが、米会計検査院(GAO)の報告書によると最悪2020年8月までずれ込む可能性があるという(報告書: PDFArs Technicaの記事SlashGearの記事)。

NASAは民間宇宙船によるクルー交代ミッション計画で2014年にボーイングとSpaceXを選定し、2015年正式発注している。無人テスト飛行と有人テスト飛行を完了して認証マイルストーンに達する時期は当初、SpaceXが2017年4月、ボーイングが2017年8月に設定していた。

しかし、スケジュールは延期が続き、現在はボーイングが2019年1月、SpaceXが2019年2月にマイルストーン到達を設定している。NASA SRA(schedule risk analysis)によれば、ボーイングは2019年5月~2020年8月にマイルストーン到達、SpaceXは2019年8月~2020年11月にマイルストーン到達と予想されている。つまり、クルー輸送用の民間宇宙船は早ければ2019年5月に運用可能な状態となるが、遅ければ2020年8月まで待つことになる。

現在、NASAが座席予約している最後のソユーズは2019年11月に地球へ帰還する予定になっており、米国は最悪の場合9か月間ISSへのアクセス手段を失うことになる。ソユーズの座席予約には宇宙船の建造工程を含めて通常は3年かかるため、今から2021年以前の座席を確保することはできない。
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国際宇宙ステーション

ロシア・プログレス宇宙船、打ち上げから4時間以内での国際宇宙ステーション到着に成功 27

ストーリー by hylom
空の便は早いですね 部門より
headless曰く、

10日に打ち上げられたロシアのプログレス宇宙船(Progress MS-09/Progress 70)が4時間以内の国際宇宙ステーション到着に初めて成功したそうだ(NASAのブログ記事Space.comGeekWireThe Verge)。

2.7トンの補給物資を積載したプログレス宇宙船は日本時間7月10日6時51分、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地でソユーズロケットにより打ち上げられた。3時間48分後の10時39分にISSとドッキングし、打ち上げは成功した。

宇宙船をISSに送る場合、まずISSよりも低い軌道へ投入後、徐々に高度を上げてランデブーする。ロシアのプログレス/ソユーズ宇宙船の場合、通常は2日間かけている。ロシアは2013年に6時間以内の到着に成功しているが、今回のルートではさらに所要時間を短縮できる。

4時間弱で到着できる今回のルートだが、打ち上げのタイミングが厳しい。ロスコスモスはこのルートによる打ち上げを昨年10月のProgress 68と今年2月のProgress 69で計画していたが、いずれも打ち上げ直前で延期となって通常のルートによる打ち上げに変更されており、今回が初の成功となる。

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テクノロジー

NASA、テキサス上空で「静かな超音速機」の公開実験を11月に開催 34

ストーリー by hylom
超音速機の時代が帰ってくるか 部門より

「静かな超音速機」の研究を進めているNASAが、今年11月以降にその技術を適用した既存の米軍機を使った実験を行うという(CNNEngadgetNASASlashdot)。

超音速機はすでに実用化されているものの、その際にはソニックブームと呼ばれる爆音が発生する。そのため、たとえば商業化された超音速旅客機として知られるコンコルドでは超音速飛行可能な区域が制限されるといった問題が発生していた。

NASAは現在Lockheed Martinと共同で超音速機「X59 QueSST」を開発している。この超音速機は大騒音を防ぐ機構が導入されるとのことだが、完成は2021年、実運用は2023年が目標となっている。今回の試験はこの機体ではなく、米軍の「F/A-18」に同様の機構を導入したもので行われるそうで、騒音を市街地上空を飛行できるレベルに抑えられることを確認することが目的だそうだ。

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人工知能

飛び回る人工知能「CIMON」、国際宇宙ステーションに向かう 40

ストーリー by headless
浮遊 部門より
SpaceXが6月29日に打ち上げ成功した国際宇宙ステーション(ISS)の補給ミッションCRS-15では、濃いコーヒーだけでなくAIアシスタントロボットもDragon宇宙船に積み込まれており、人間とAIの関係を調べる実験がISSで初めて行われるそうだ(NASAのプレスリリースThe Vergeの記事SlashGearの記事V3の記事)。

このAIアシスタントロボット「CIMON (Crew Interactive MObile companioN)」はドイツ航空宇宙センター(DLR)の委託を受けてAirbusとIBMが開発したもので、直径32cmの球欠状で重さ5kg。平面部分にディスプレイを搭載し、IBM CloudによりWatsonのAI技術を使用した音声コントロールAI機能が提供される。

CIMONはスペースオペラ「キャプテン・フューチャー」に登場するサイモン・ライト博士(飛行する脳)のロボット版だといい、CIMONと書いて「サイモン(Simon)」と読む。14のファンを内蔵しており、ISSの微小重力環境では自由に移動・回転できるとのこと。今回の実験は長期の宇宙ミッションにおけるAIによるクルーサポートの効率や、クルーに受け入れられるかなどを調べるのが目的だ。
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宇宙

NASAは小惑星から地球を守ることができるのか 44

ストーリー by hylom
灯台もと暗し 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

NASAは米国議会から、人類に大きな被害をもたらすような140メートル以上の小惑星を見つけることを義務付けられている。その方策の一つとして考えられているのが、赤外線天文衛星「NEOWise」やその後継機である「NEOCam」だ。しかし、起業家で元Microsoft CTOのNathan Myhrvold氏は2016年以来、NASAのNEOWISEの宇宙岩採掘ミッションのデータに致命的な欠陥があり、2020年から2033年までの期間、地球上で深刻な被害をもたらすと予想される小惑星を見つけることはできないと主張している。

NEOWiseは赤外線波長で少なくとも15万8000個の小惑星を発見してきた。NASAによればNEOWiseの直径推定値はしばしば実際のサイズの10%以内であるとしている。Myhrvold氏は、NEOWiseは近くの小惑星を観測する目的で作られたものではなく、遠方の物体を観測するために設計されたものであり、不確実性がはるかに大きいと指摘している。

これに対して、NASAは6月14日の声明では「データは科学的知見によって立証されている」と述べたものの、Myhrvold氏の批判に対して詳細には答えなかった(QUARTZThe New York TimesScientific AmericanSlashdot)。

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Java

世界で最も濃いというコーヒー、国際宇宙ステーションへ 25

ストーリー by hylom
これは飲んでみたい 部門より
headless曰く、

世界で最も濃い(と、メーカーが主張する)コーヒー「Death Wish Coffee」が国際宇宙ステーション(ISS)に送られるそうだ(Space.comDeath Wish Coffee CompanyのブログSlashGear)。

開発元のDeath Wish Coffee Companyはブレンドとローストの研究を重ね、高カフェインでありながら低酸味で力強い風味を実現したという。通常販売されているDeath Wish Coffeeはコーヒー豆(ホールビーン、挽豆、カプセル)だが、ISSへ送るにあたって特別にフリーズドライバージョンを作成。ISSで通常使われているインスタントコーヒーと同じパウチに入れて送られる。同社は高カフェイン競争を招くとして具体的なカフェイン含有量を公表していないが、平均的なコーヒーよりも200%カフェインが多いという。

ISSでは2000年11月に始まった第1次長期滞在ミッションからインスタントコーヒーが飲まれており、2015年にはLavazzaとArgotecが開発した特製エスプレッソマシンISSpressoが設置されている。ただし、ISSpressoはカプセルタイプのコーヒーを使用するため、供給の問題があって使用は限定的だという。ISSではコーヒーなどをパウチからストローで飲むが、2008年には無重力下で使用可能なカップ「zero-g」が発明され、このデザインを元にして3Dプリントされたカップが流体力学研究のために使われているとのこと。

Death Wish Coffeeを積んだDragon宇宙船は、SpaceXのCRS-15ミッションで6月29日(東部夏時間)にケープカナベラル空軍基地SLC-40から打ち上げられ、7月2日にISSとドッキングする予定だ(NASAのプレスリリース)。

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月

1970年代に観測された月の温度上昇は宇宙飛行士の活動が原因の可能性 23

ストーリー by hylom
月も温暖化 部門より
headless曰く、

1970年代に観測された月の温度上昇は、月に着陸した宇宙飛行士の活動が原因となっていた可能性があるそうだ(CBC NewsLive SciencePhys.org論文概要)。

1971年のアポロ15号ミッションと1972年のアポロ17号ミッションでは、月の地表および地表下にセンサーを設置し、温度変化を調べる実験HFE(heat flow experiment)が行われた。実験が1977年に予算不足で終了するまでセンサーからのデータは地球に送信されていたが、NASAが保存していた記録は1974年までのもので、以降の記録は紛失したと考えられていた。

温度変化の謎を解明するため、テキサス工科大学などの研究グループは2010年に記録の追跡を開始。440本の磁気テープをワシントン国家記録センターで発見し、数年にわたってデータの復元を進めていたという。HFEの担当者は1974年まで緩やかな温度上昇が確認されたと注記していたが、以降も温度勾配は小さくなりつつ温度上昇が続いていたそうだ。

NASAの月探査機Lunar Reconnaissance Orbiter(LRO)搭載カメラが撮影した2着陸地点周辺の高解像度写真を取得して調べたところ、宇宙飛行士が歩いた跡や、探査車が通った跡がはっきりと確認でき、斜長岩主体の白い表層土が乱されて黒っぽくなっていることが判明する。その結果、これらの場所では太陽熱の吸収が大きくなり、温度が上昇したと考えられるとのことだ。

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火星

NASA、30億年前の火星の泥岩から有機分子を発見 16

ストーリー by headless
発見 部門より
火星探査車Curiosityが火星で発見した有機物に関する2つの論文が6月8日号のScience誌に掲載されている(ジェット推進研究所のニュース記事Scienceの記事論文[1][2])。

1つは30億年前の泥岩サンプルから有機分子が検出されたというものだ。サンプルはシャープ山裾野の数地点で地表から5cmほどの深さまで掘削して採取されたもので、CuriosityのSAM(Sample Analysis at Mars)で加熱・発生ガス分析を行った結果、芳香族化合物や脂肪族化合物が検出された。化合物の中にはチオフェンが含まれていることから、硫化が有機物の保存を助けた可能性が示唆されるとのこと。

もう1つはゲールクレーター内で季節によって大気中の微量なメタン濃度が変動するというものだ。火星時間で3年近く(地球時間で5年以上)にわたる観測の結果、北半球の夏にメタン濃度が上昇して夏の終わりにピークを迎え、秋には減少していくことがわかったという。季節変動には大気圧や紫外線の強さなども要素となるが、観測された変動はこれらの要素を上回るもので、火星でのメタン発生の起源をつきとめるのに重要な手掛かりになるとのことだ。

生命と関連付けて考えられることの多い有機物だが、非生物学的に生成されることもあり、必ずしも生命の存在を示すものではない。火星の有機物が生命に関連して生成されたのか、生命とは無関係に生成されたのかは現在のところ判明していないが、火星で生命の手掛かりを探す、という現在の探査計画は正しい方向だとNASAは考えているようだ。
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ハードウェアハック

火星探査車Curiosityの岩石サンプル採取機能、改造によって復活 8

ストーリー by hylom
ロボットアニメでピンチに陥ったときのようだ 部門より
headless曰く、

NASAの火星探査車Curiosityの岩石サンプル採取用ドリルは故障により1年以上にわたり使用できない状態が続いていたが、改造により再び機能するようになり、サンプル採取にも成功したそうだ(ジェット推進研究所のニュース記事Register)。

元の設計では2本の指状のスタビライザーを岩石にあて、その間からドリルを押し出して掘削する仕組みになっていた。しかし、2016年12月に押し出し機構のモーターが動作しなくなり、ドリルが回転しても掘削ができない状態になっていたそうだ。NASAのジェット推進研究所(JPL)のエンジニアは何か月にもわたる作業の末、ドリルを押し出した状態にすることに成功。モーターの問題は解決されなかったため、ロボットアームでドリルを押し付けて掘削するFeed Extended Drilling(FED)という方法を考案し、地球にあるCuriosityのレプリカを用いて実験を重ねたという。

Curiosityは2月にFEDによる初の掘削を実施し、1cmほどの深さまで穴を掘ることに成功した。これではサンプル採取には不十分だったため、エンジニアはハンマードリルのように打撃を加える方法を考案する。5月20日には深さ約5cmの掘削に成功したが、サンプルをふるいにかけて正確な分量を取り込むデバイス「CHIMRA(Collection and Handling for In-Situ Martian Rock Analysis)」が改造の結果使用できなくなっており、この時点でのサンプル取り込みは行われなかった。

そのため、ロボットアームをCuriosityのデッキ上にあるサンプル取り入れ口まで伸ばし、ドリルに付着したサンプルを直接流し込む「Feed Extended Sample Transfer」がCHIMRAに代わるサンプル取り込み方法として考案される。ただし、サンプルが少なすぎては分析できず、多すぎればあふれて機材に損傷を与える可能性もある。エンジニアはドリルからどの程度のサンプルが落ちるかをCuriosityのカメラ映像により推定し、5月31日にはサンプル取り込みに成功したとのこと。

これによりCuriosityの岩石サンプル採取機能は完全に復活し、これまでに通り過ぎていた場所へ戻ってサンプルを採取することも考えられているようだ。

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JAXA

はやぶさ2、往路のイオンエンジン運転完了、リュウグウ到着は6月下旬~7月初旬の予定 20

ストーリー by hylom
めざせリュウグウ 部門より
ultra_hawk_1曰く、

先日目的地の小惑星リュウグウを撮影したと話題になった小惑星探査機「はやぶさ2」だが、6月3日に往路のイオンエンジン運転が完了した旨の発表があった。

今後はまずはやぶさ2の正確な位置を確認し、光学電波複合航法(光学航法とも)でリュウグウに接近する事となる。

ミッションスケジュール暫定版によると、リュウグウへの到着宣言(リュウグウからの高度20km到達)は6月21日~7月5日頃の予定。

先代のはやぶさ以来、Twitter等でも積極的に情報を提供しているはやぶさ2だが、今回も「イオンエンジン噴射を箱根駅伝に見立てた換算図」等の情報発信を行っている。

また、はやぶさ2との通信状態がリアルタイムでわかる「はや2NOW」が公開されている。はや2NOWで表示される画面の内容ははやぶさ2プロジェクトページ内で解説されている。NASAのアンテナがどの探査機(はやぶさ2等を含む)と通信しているかがリアルタイムでわかる「DSN Now」を意識して作られたページだそうだ。

typodupeerror

目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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