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NASA

土星の衛星「エンケラドス」で水素が観測される 32

ストーリー by headless
観測 部門より
hylom 曰く、

9月に土星の大気圏へ突入してミッションを終了する土星探査機「カッシーニ」だが、2015年に土星の衛星「エンケラドス」周辺を通過した際に観測したガスに、水素分子が含まれていたことが明らかになった(NHKニュースの記事BBCニュースの記事AFPBB Newsの記事)。

この水素はエンケラドスの海底にあると推定される熱水由来と考えられており、そこに生命体が存在する可能性があるようだ。

カッシーニは2005年にエンケラドスの表面から噴出されるプルームを観測して以降、繰り返しプルームの中を通過しており、メタンやホルムアルデヒドといった有機化合物を発見している。最後に通過した2015年10月には、エンケラドスの表面から48km上空にまで迫り、水素分子(H2)を発見したとのこと。研究者はエンケラドスで微生物が発見されたわけではないが、微生物の食物が発見されたと述べている。研究成果は4月14日付でScienceに掲載された(Scienceの記事)。

また、4月13日には、ハッブル宇宙望遠鏡の観測により、木星の衛星エウロパで特定の場所から繰り返しプルームが噴出されているとする研究成果がThe Astrophysical Journal Lettersに掲載されている。これを受けてNASAでは、海が存在すると考えられる衛星を太陽系の「Ocean Worlds」として紹介している(NASAのプレスリリース動画)。

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NASA

1997年に打ち上げられた土星探査機「カッシーニ」、9月に引退。土星の大気圏に突入へ 18

ストーリー by hylom
今までありがとう 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

NASAは4月5日、土星探査機「カッシーニ」を9月15日に土星の大気圏に突入させる計画を発表した。この計画をもってすべての任務が終了する(NHKナショナルジオグラフィックPopular ScienceSlashdot)。

カッシーニは1997年に打ち上げられ、その観測によってさまざまな発見をもたらしてきた。しかし、まもなく燃料がなくなるとのことで、現在「最後のミッション」が行われている。このミッションは土星や土星の環に接近して観測を行うというもので、すでに12月には「F環」に最接近し、その様子の観測などが行われている。

また、今月26日には土星とその輪の間に入り、輪の詳しい仕組みや土星の大気の状態の観測などを行う計画だそうだ。。22回に渡って土星と環の間の狭い空間を通過する計画だが、このとき環の粒子がカッシーニにぶつかってトラブルが発生する可能性もあるという危険性もあるという。その後、9月15日に土星の大気圏に突入する。

大気圏突入によってカッシーニは破壊されるが、これは探査機に付着した微生物などが原因で今後の宇宙探査に影響が出ないようにするためでもあるようだ

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NASA

太陽の黒点、2週間近く観測されず 66

ストーリー by hylom
地球は滅亡する 部門より

3月7日から20日にかけて、太陽の黒点が1つも観測されていないという状況が発生していたそうだ(Space.comWashington Post宇宙天気情報センターの黒点情報)。

米NOAA(アメリカ海洋大気庁)によるデータでは3月21日以降は黒点が再び観測されるようになっているが、NASAのデータでは7日から15日間黒点が観測されない状況だったともされている。NASAによると、このように長期に渡って黒点が観察されなかったのは初めてのようだ。また、今年になって黒点が観測されなかった日はすでに26日あるとのこと。

TOCANAによると、黒点の減少は太陽の活動の弱体化につながり、97%の確率で地球が「氷河期」に突入し、「夏がなくなり、冬が続き、川が凍る」との現象が起こるという。

ただ、「太陽黒点が活発でない=太陽の活動が止まる」というわけではなく、アメリカ海軍天文台はこれによって大きな気候変動などは起こらないとしている。

なお、太陽の活動が弱くなっているという話は2009年2011年2013年にも話題になっている。

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宇宙

NASAの新予算案の増額は火星探査よりも月面探査が目的? 31

ストーリー by hylom
火星に住むのはハードそうではある 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

トランプ大統領は21日、火星探査などに対して資金供与を許可する法律に署名したと報道された。予算規模は195億ドルとされている。トランプ大統領は火星への有人探査については積極的だとされ、この法案通過後もそうした報道が行われている。しかし、火星探査に関する予算は現状維持でしかなく報道は間違っていると民間宇宙開発会社SpaceXのイーロン・マスクCEOなどが指摘している(NBC NEWSArs TechnicaSlashdot)。

米国議会は、火星探査への積極的な資金供与については興味が薄い。トランプ大統領とマイク・ペンス副大統領は、NASAの新たな長官にジム・ブリデンスティーン下院議員可能性が高いとみられている。同氏は火星探査よりも、経済的・地政学的な観点から月面探査に力を入れているという。このため、火星探査の進捗はあまり希望が持てないようだ。SpaceXは、NASAと協同で火星の着陸地点を検討しているなど火星探査に積極的だ。このため、イーロン・マスクは今回の決定に失望しているようだ。

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Windows

Windows 10 Creators UpdateのRTMはビルド15063? 43

ストーリー by headless
予想 部門より
Microsoftは23日、PC版のWindows 10 Insider Preview ビルド15063をスローリング向けに提供開始した。リリースプレビューリング向けにはまだ提供されていないが、このビルドがRTMになるとの予想も出ているようだ(BetaNewsの記事Softpediaの記事Neowinの記事On MSFTの記事)。

予想の有力な根拠となっているのは、WalkingCat氏が発見した「Windows 10 アップグレードアシスタント」テスト版の実行結果だ。これを15063よりも古いビルドで実行すると、「最新のバージョンは15063です」と表示される。ログを見ると「Built-in known build number」が15063となっている。一方、現在Windows 10のダウンロードページから入手可能なアップグレードアシスタントを実行した場合、「Built-in known build number」は14393(バージョン1607、Anniversary Update)となる。

ただし、根拠はこれだけであり、今後さらに新たなビルドが出る可能性もある。Windows Insider Programを担当するMicrosoftのDona Sarkar氏は、検討の結果、今週末には新たなビルドを出さないことに決めたとツイートしている。なお、ビルド15063ではInsiderレベルで「リリースプレビュー」が選択できるようになっており、バグ修正のみの新ビルドが頻繁に出ている点からみても、Creators Updateの完成は近づいているようだ。

Creators Updateは4月11日に一般向けリリースと報じられているものの、Microsoftは間もなく提供開始とアナウンスするのみで、リリース日は公式発表されていない。ちなみに、Anniversary Updateは一般向けリリースの1か月以上前にスケジュールが発表されていた。
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火星

NASA、火星の大気を守るための磁気シールドを考案 31

ストーリー by hylom
壮大な計画 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

NASAが火星の大気を守るため、火星に磁気シールドを施すという計画を考案している(PHYS.ORG)。

火星には地球のような地磁気が存在しないことが知られている。火星にも約42億年前までは地磁気が存在していたと見られているが、地磁気が無くなった理由は不明だ。地磁気は宇宙から降り注ぐ高エネルギー粒子から大気や地表を守る働きがあり、火星の大気がなくなったのは地磁気の消滅による高エネルギー粒子の直撃が原因では無いかともされている(ナショナルジオグラフィック)。

現在、火星への有人宇宙飛行が計画されているが、火星の環境は非常に過酷であり、地磁気が存在しないというのがその原因の一つとなっている。そこでNASAは、火星のL1ラグランジュポイントに双曲磁場シールドを設置することで、人工的に火星全体を覆う磁場を作り出し、太陽風や放射線から火星をガードするという計画を考案したという。

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アメリカ合衆国

Amazon.comやBlue Originの創業者ジェフ・ベゾス、NASAに月への「宅配」を提案 25

ストーリー by hylom
クロネコさんが月に行く日は来るのか 部門より

米Amazon.com創業者のジェフ・ベゾス氏は、民間宇宙開発企業「Blue Origin」の創業者という顔も持っているが、このベゾス氏がNASAに対し月面への物資輸送を提案しているそうだ(読売新聞CNET Japan)。

この提案は月面での人類の居住を前提としたもので、輸送にはBlue Originの開発する大型ロケットを使用し、食料や備品、居住設備の整備に必要な物資などを配送するというもの。最終的には月への商用配送サービスの実現を目指す方針のようで、そのためにNASAの支援を求めているようだ。

なお、米国で宇宙開発を手がける企業にはBlue Originのほか、Tesla Motorsの創業者であるイーロン・マスク氏によるSpaceXや、VirginグループのVirgin Galacticなどがあるが、MIT TechnologyReviewによると、これら企業の事業は「他社から支払いを受け、当然のように繰り返し利用されるサービスになり得る」という共通点があるという。

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ビジネス

SpaceX、2018年に民間による月周回飛行を行うと発表 27

ストーリー by hylom
結構すぐ 部門より
AC0x01 曰く、

米SpaceXは2月27日、同社が開発中の大型ロケット「ファルコン・ヘビー」と有人宇宙船「ドラゴン2」を用いて、2018年後半に民間人2名による月周回飛行を行う計画であることを発表した(プレスリリースロイターGIGAZINESorae.jpSlashdot)。

これはいわゆる有人宇宙旅行という事のようで、2名についての詳細は公表されていないが、同社にかなりの額の手付金を支払っているという。ファルコン・ヘビーはLEOに54tの打ち上げ能力を持つ大型ロケットで今年後半に初打ち上げを予定、またドラゴン2は2018年にISSへの初有人飛行を予定しており、今回のミッションはその後に続く形となる。

現在米国ではトランプ政権がNASAと宇宙ベンチャーどちらに力を注ぐかを決めあぐねている(日経新聞)という事で、本件は政権へのアピールという面も強そうである。一方、NASAは開発中のSLSとオリオンにより2021年の有人月周回飛行(EM-2)を計画しており、もしSpaceXの計画が先に実現してしまえば、そのメンツは丸潰れであろう。

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宇宙

天文写真から人海戦術で第9惑星を探すプロジェクトが始まる 34

ストーリー by headless
天海 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

太陽系外縁部に存在するという未知の巨大惑星を発見するため、米科学者らは「Backyard Worlds: Planet 9」と題する一般参加可能なプロジェクトを開始した(プロジェクト概要プロジェクトのブログ記事Mashableの記事)。

この仮説上の第9惑星は「プラネットナイン」(仮称)と呼ばれる。地球の10倍の質量を持ち、長大な楕円軌道上を1~2万年周期で公転しているプラネットナインだが、現在は太陽から1,000天文単位の遠日点側にあるために観測が難しいと考えられている。このプロジェクトではNASAの広域赤外線探査衛星 (WISE)で撮影された写真を人間の目でチェックして、怪しい天体をマークすることで第9惑星を見つけ出そうという事らしい。

こうした分析はコンピュータが得意なのでは…と思いがちだが、天の川銀河のような星が多過ぎる領域では現在の探索アルゴリズムではうまく対処できず、人間の力が必要だとのこと。お暇な方、チャレンジしてみてはいかがだろうか。

クライド・トンボーはブリンクコンパレーターと呼ばれる装置を用い、7,000時間にわたって写真を見比べ続けることで、1930年に旧第9惑星の冥王星を発見している。気の遠くなるような作業だが、Backyard Worlds: Planet 9はトンボーと同様の技法にインターネット時代の技術を取り入れ、専門家グループの研究に誰もが気軽に参加できるようになっている。作業としては4枚1セットの写真が提示され、3枚以上の写真で確認可能な動く物体をマークしていくというものだ。なお、写真の左上隅に「FINISHED!」と表示されるものは既に十分な数のマークが付けられており、それ以上追加しても分析には使われないとのことだ。

13170301 story
サイエンス

NASAの科学者ら、メキシコの鉱山で6万年前の生きた微生物を発見 25

ストーリー by hylom
危険なものだったらどうしよう 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

NASAの科学者らが、メキシコ北部にあるナイカ鉱山で太古の昔のものと思われる生きた微生物を発見したことを明らかにした。この微生物は亜硫酸塩、マンガン、酸化銅などを摂取して生きられるという(AFPBBCSlashdot)。

ナイカ鉱山では鉛や亜鉛、銀などの採掘が行われており、高温かつ酸性で日も当たらない環境だという。今回発見された微生物は大半が細菌で、鉱物の結晶内に1万年から6万年の間、閉じ込められていたと見られている。これまでに約100種類が発見されており、うちの9割はこれまでに一度も観察されたことがないものだという。

また、こういった過酷な条件下でも生きられる微生物の存在が確認されたことで、宇宙船に「危険な地球外生命体」が付着して地球に到達することへの懸念が増えているという。

13169205 story
宇宙

NASAによる「宇宙服を着たままで排泄物を処理する技術」コンテスト、受賞者発表 26

ストーリー by hylom
大と小があるのがより大変 部門より

以前NASAが宇宙服を着たままで排泄物をうまく処理できるアイデアを募集しているという話題があったが、このたびその受賞者が発表されたForbes)。

1位(賞金1万5,000ドル)を獲得したのは、医師のThatcher Cardon氏で、カテーテル手術などで使われている技術を応用したもの。宇宙服内部に気密された空間を作り、カテーテルや宇宙服内部で膨張する特殊な便器を使って排泄物を取り出すという。

また、2位(1万ドル)を獲得したのはSpace Poop Unification of Doctorsというグループ。空気の流れで尿を下着の後ろに送りだし、デバイス内部にため込むという。

NASAはこれらのアイデアをベースに、新たな排泄物処理システムの開発を進めるという。

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地球

NASAが地球に近い環境を持つ可能性がある惑星を新たに発見、地球から約40光年の位置 75

ストーリー by hylom
とはいえ40光年 部門より

NASAが23日、地球サイズで生命が居住可能な環境を持つ可能性がある惑星7つを発見したと発表したNature日経新聞NHK)。

NASAのスピッツァ―宇宙望遠鏡による観測などで発見されたもので、これらの惑星は地球から約40光年離れた場所に位置する「TRAPPIST-1」と呼ばれる赤色矮星を中心とする系を構成している(NASAのTRAPPIST-1ページ)。うち6つは岩石惑星であり、。また一部の惑星には水が存在する可能性もあるようだ。

そのほか、TRAPPIST-1はまだ若い星で太陽よりも長い寿命があることや、地球のような惑星がまだ宇宙には多く存在する可能性があり「第2の地球」が見つかるのは時間の問題であることなどが発表では示されたという。

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携帯電話

米国での入出国時に携帯電話内の情報を抜き出される可能性、携帯電話は家に置いていけ 61

ストーリー by hylom
米国の中国化 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

米国に入出国する場合、携帯電話は持って行かない方が良いという。携帯電話から各種情報が抜き出され、最悪の場合テロリスト関係者として逮捕される可能性があるからだそうだ(freeCodeCampSlashdot)。

1月30日、NASAジェット推進研究所の研究者であるSidd Bikkannavar氏は、空港で税関と国境警備隊に捕まり拘束されたそうだ(THE VERGE)。彼らは携帯電話とパスワードを要求、氏は電話機がNASAのもので機密情報が含まれていると説明したが納得せず、ロックされた携帯電話を持ち去ったという。この携帯電話は30分後に返却されたのだが、この間に携帯電話内の情報がすべて抜き取られてチェックされていた可能性があるという。

現在、Elcomsoftなどの企業が携帯電話内の写真や連絡先、電子メール、ソーシャルメディアアカウントのパスワードなどを数分で抜き出せるソフトウェアを提供している。顧客には様々な国、軍隊、民間治安部隊や警察などがおり、彼らはツールを駆使して、知るべきことをすべてアーカイブすることができる。必要なのはロックされた携帯電話本体だけだ。

もしFacebookやLinkedInの友人リストに重大犯罪者が含まれていれば、最悪の場合テロリスト関係者として逮捕されることすらあり得るという。電子フロンティア財団は「米国の国境は厳密には米国ではない」ため、米国内の法律が適用されないとして米国人に警告を出している(EFF)。

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国際宇宙ステーション

SpaceX、歴史的な発射台LC-39AからのFalcon 9ロケット打ち上げに成功 7

ストーリー by hylom
民間でも使えるのか 部門より
headless 曰く、

SpaceXは19日、国際宇宙ステーション(ISS)の補給ミッション(CRS-10: PDF)のため、Dragon宇宙船を搭載したFalcon 9ロケットの打ち上げを実施した(SpaceXのツイート[1][2][3]NASAのツイート動画The Vergeの記事[1][2])。

打ち上げが行われたケネディ宇宙センター第39複合発射施設のLC-39Aは、アポロ11号やスペースシャトルの打ち上げに使われた歴史的な発射台だ。SpaceXは2014年にNASAと20年間のリース契約を結んでいるが、実際の打ち上げに使われたのは今回が初めてとなる。もともと今回の打ち上げはケープカナベラル空軍基地の発射台を使用する予定だったが、昨年9月に発生した打ち上げ前試験中の爆発事故による損傷が大きく、LC-39Aに変更されたとのこと。

Falcon 9ロケットは東部時間19日9時39分(日本時間19日23時39分)に打ち上げられ、約10分後にDragon宇宙船を予定軌道に投入。打ち上げは成功した。Dragon宇宙船は打ち上げから約2日後にISSとドッキングする。約1か月後には地球へ帰還し、メキシコ・バハカリフォルニア沖の太平洋上に着水する予定だ。

ロケット第1段は打ち上げから約8分後にケープカナベラル空軍基地のLanding Zone 1(LZ-1)に着陸し、回収も成功している。今回の打ち上げは東部時間18日10時1分(日本時間19日0時1分)の予定だったが、ロケット第2段の問題を確認するため13秒前になって中止となり、翌日に延期されていた。

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NASA

NASA、制御システムのIT化に伴う対策不足を指摘される 17

ストーリー by headless
対策 部門より
米航空宇宙局(NASA)の重要な制御システムのセキュリティについて、NASA監察総監室(OIG)が監査結果を公表している(リポート: PDFV3の記事)。

従来の運用技術(OT)は人の手による直接的な操作が中心となっていたが、近年ではデバイスの「スマート」化が進み、ITインフラを通じた操作の導入が進んでいる。NASAにおけるOTシステムはロケット推進テストシステムや宇宙船制御・通信システム、地上の支援設備など重要なインフラを数多く制御しており、物理的なセキュリティ対策に加え、サイバーセキュリティ対策の重要性が増している。

しかし、NASAではOTを適切に定義しておらず、設備の管理システムや保護計画なども作られていないという。ITとOTの区分も明確になっていないため、OTに特化したトレーニングなどは行われず、OTシステムに対してITシステム向けのセキュリティ対策をそのまま適用することによるトラブルも発生しているそうだ。

たとえば、大型電気炉の温度管理を行うOTシステム稼働中、セキュリティパッチが適用されたコンピューターが再起動し、温度調整ソフトウェアが動作しなくなったことで火災が発生。再起動でアラーム機能も動作しなかったため、職員が発見するまで3時間半を要し、内部に置かれていた宇宙船のハードウェアが破損したとのこと。脆弱性スキャンが開始されたことで地球軌道上の宇宙機との通信が失われ、次の軌道通過までデータが収集できないトラブルも発生したという。

監査の結果、OIGではOTシステムの範囲を明確にし、セキュリティ計画や組織全体で協調的にセキュリティ対策を行うためのフレームワークを策定すること、OTシステムに特化したトレーニングを実施することなどを勧告している。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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