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4409 story

ひとつの群れに二つの重量級 58

ストーリー by Oliver
真中とすりぬけてみる 部門より

Newtosh曰く、"CNNによると、我々の銀河系から400万光年にあるNGC6240銀河系には、活動中のブラックホールが2つあり、数百万年後には衝突するかのごとく漂っている様子がチャンドラX線望遠鏡によって観測されたらしい。
観測では、ブラックホールの中心に光子が渦を巻き、鉄原子から飛び出たX線が高速で中心に吸い込まれる様子が見られたということだ。この観測についての報告は、Astrophysical Journal Lettersに提出された。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by kiyotan (3912) on 2002年11月28日 20時01分 (#208601) 日記
    観測では、ブラックホールの中心に光子が渦を巻き
    ブラックホールの中心の様子って見えるもんなんでしょうか?
    見えちゃったらブラックじゃない気が...
    --
    Kiyotan
    • ブラックホールは光も吸い込む(という説が最有力な)ので、その周りに吸い込まれようとしている光が多数渦を巻いているのです。

      ブラックホールそのものは質量が太陽の数十倍あるのに、直径が数kmほどしかない球体の天体である(という説が最有力な)ので、確かにブラックホールそのものは今のどんな高性能な望遠鏡であっても見られません。
      見えるような距離にあったら、今ごろ地球もブラックホールに吸い込まれています。

      とりあえず、CNNのソースにブラックホールのでき方をビジュアルにFlashで説明したものがあったのでリンクをおいていきます。
      Anatomy of a black home [slashdot.jp]

      それと、ここにくる多くの方は読んだことがあるかもしれませんが、「ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで」 [amazon.co.jp]がブラックホールとそれに至るまでの課程について(これまた説でしかありませんが)誰にでも分かりやすく、ビジュアルに説明しています。お勧めです。
      --
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      親コメント
      • むむ? (スコア:2, 興味深い)

        by kiyotan (3912) on 2002年11月28日 21時24分 (#208687) 日記
        見えるような距離にあったら
        あれ?ブラックホールってシュバルツシルト半径の方がでかい
        天体のこと言うんじゃなかったっけ?
        天体はシュバルツシルト半径内にあるから、
        近いも遠いも関係なく天体そのものは見えないんじゃないの?
        --
        Kiyotan
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          >天体はシュバルツシルト半径内にあるから、
          >近いも遠いも関係なく天体そのものは見えないんじゃないの?

          そうですね。だからこそ「ブラック」なんだから。

          天体そのものは観測できないから、重力レ
      • ちげーよ (スコア:2, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2002年11月28日 21時39分 (#208698)
        >ブラックホールは光も吸い込む(という説が最有力な)ので
        脱出速度が光速に達した天体をブラックホールというんだよ。
        定義に対してなにが"説が最有力"だか。

        >ブラックホールそのものは質量が太陽の数十倍あるのに、直径が数kmほどしかない球体の天体である(という説が最有力な)ので、確かにブラックホールそのものは今のどんな高性能な望遠鏡であっても見られません。
        小さいから見えねーんじゃねーんだよ。
        その天体から光が出てこないから見えねーんだよ。

        あとよー。
        ブラックホールの質量なんて千差万別なんだよ。
        マイクロブラックホールの話を聞いたことがねーのか。

        それからリンクはAnatomy of a black hole [cnn.com]な。
        ちっとソース見ればわかるんだけどな。
        #まあ、本棚にホーキングを飾ってるだけの奴には無理だがな。
        親コメント
        • まず、すいません。説と定義とを取り違えてました。

          > その天体から光が出てこないから見えねーんだよ。
          ちょっと誤解されましたね。書き方が悪くてごめんなさい。
          私が見えないと言ったのは、「光がない所を確認できない」と言うことです。
          実際にブラックホールがあると確認できるのは、ブラックホールの周りを渦巻く光や物体と、それらに及ぼす重力と同じ重力を周りの天体やらガスやらが見えているわけで、ではその中心にあるブラックホールはどう目に映るのか?
          光がないから見えないところは、黒ずんでいたりして見える(世俗的にこう考えられているからBlack Hole!)はずなのに小さすぎて見えない、あるいはそんなものが見えている頃には自分の自身が発する光と共に自分もブラックホールに吸い込まれているのではないかということです。

          それとですね、ブラックホールと言うのはある決まった半径以下でかつ、ある一定以上の質量を持つ天体のことを指すんですよ。その値がわからなかったので調べたら、ちゃんとありましたよ!
          というわけで、「ブラックホール」 [goo.ne.jp]によると、質量が太陽の一〇倍程度以上で半径30KM以下のものをブラックホールと言うそうです。
          # マイクロブラックホールは超新星が収縮して爆発していく過程でできる、爆発寸前のものですから
          # ちょっと、今のお話とは違います^^;

          あと、Anatomy of a black holeのリンクありがとうございます。
          --
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          • by Anonymous Coward on 2002年11月28日 23時09分 (#208759)
            あなたは日本語をまともに理解出来てませんね。ここ [goo.ne.jp]に書かれているのは

            • 太陽の10倍程度の質量を持つ天体は、勝手に収縮する
            • 太陽の10倍程度の質量の場合、半径30km程度以下に収縮するとブラックホールになる

            ということです。
            ちなみにこの半径をシュバルツシルト半径と言い、天体の質量で決まります。
            太陽の10倍よりもはるかに大きい質量を持つ天体の場合、シュバルツシルト半径も大きくなるので、30kmよりもっと大きな半径でブラックホールになり得ます。

            #数学を無視し過ぎじゃないかなぁ。
            親コメント
            • はい、全くその通りですね。

              # なんだか、誤って(謝って)ばかりでオフとぴとか余計なものとかにならないかと心配しながらもID
              --
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              親コメント
              • IDで間違いを書く勇気。
                コレが将来の成長につながるとよいですね。

                少なくとも今のあなたでは知ったかぶり程度の情報租借しかできていません。
                もっと本を読んで、自分で考えて(科学的にね)、立派に成長してください。
                あと、ちゃんと人と考えを交わしましょう。その過程で知識は深められます。よい友人、先輩を探しましょう。
              • by halo (12510) on 2002年11月29日 7時42分 (#208896) 日記
                たとえば学術論文では、その分野を問わず、使用する用語の定義の厳密性が問われますから、誤字・誤用については最大限の注意を払う必要があります。社内文書・公刊物などについても程度の差はあれ同様でしょう。

                ですが、/.のような場では、誤字・誤変換にめくじらを立てるより、総体として何を言わんとしているかを重視した方が有益だというのが個人的な意見です。文脈を誤解させる誤字や専門用語の誤用については、もちろんこの限りではないですが。

                文系・理系のステレオタイプ分けについての議論については不毛だと思っていますので深入りしたくありませんが、「理系の方が用語の定義についてはよっぽどうるさい」とか「文系を名乗るなら文脈から誤字・誤変換くらい補完できるはず」といった言葉が頭をよぎります。

                親の親のコメントってすごく暖かいこと言ってるなあと思ったので、あえて。

                #とはいえ、自分の誤字はすごく気にする(でも間違える)タイプだったりします。私。
                親コメント
              • by Anonymous Coward
                別ACだが、
                俺ならそういう「誤字については許せ」とかほざく奴には
                偉そうに説教されたくないな。

                他人についてとやかく言う権利は無いよ。
          • by locate (5848) on 2002年11月28日 23時34分 (#208783) 日記
            > # マイクロブラックホールは超新星が収縮して爆発していく
            > 過程でできる、爆発寸前のものですから
            > # ちょっと、今のお話とは違います^^;

            マイクロブラックホールは、超新星で造られるのではなくて、
            宇宙の始まりのビッグバンの時に生成されたかもしせないと
            いわれているもので、まだ一度も観測されていません。

            星の一生の最後に作られるブラックホールは、最低でも
            太陽質量の1.4倍程度の質量を持ってます。
            親コメント
          • by Anonymous Coward
            > それらに及ぼす重力と同じ重力を周りの天体やらガスやらが見えている

            周りの天体やらガスやらにその重力を与えているんだよな。
            で、その天体やらガスやらが見えているからブラックホールだって言いた
        • by Anonymous Coward
          >脱出速度が光速に達した天体をブラックホールというんだよ。

          未来の事象の地平面がある時空のことをBHといいます。

          #世界はまがってるのでAC
        • by Anonymous Coward
          >その天体から光が出てこないから見えねーんだよ。
          量子力学の反粒子がブラックホールに落ちていく時、観測者からは、ブラックホールから粒子が出てくるかのようにみえます。
          それ故、ブラックホールの蒸発ということがおこるわけです。

          #「見たンかぃ」という突っ込みはなしね。
          #中略してるからね、間を読んでね。
          • by locate (5848) on 2002年11月29日 6時51分 (#208887) 日記
            > 量子力学の反粒子がブラックホールに落ちていく時、
            > 観測者からは、ブラックホールから粒子が出てくるかのようにみえます。
            > それ故、ブラックホールの蒸発ということがおこるわけです。

            ホーキング放射のことを言われているんだと思いますが、
            残念ながら説明が間違ってます。

            反粒子が落ちるのではなくて、負のエネルギーを持った粒子、
            がブラックホールに落ちることをホーキング放射といってます。
            反粒子は「正のエネルギー」を持ってます。

            もちろん、負のエネルギーを持った粒子は仮想的にしか
            存在できないので、この現象は事象の地平面でしか起きません。
            親コメント
      • すみません、Anatomy of a black homeのリンクが間違っていましたm(..)m

        しかも、CNNの記事からのリンクはjavascriptになっているようで...CNNの記事からAnatomy of a black homeを探して、クリックしてください。
        --
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      • まさにその本に「ブラックホールは光を吸い込むばかりでなく,光(やその他の粒子)を放出する」ということが書いてあったと思うのです。
        # 今手元にないので確認不能~

        ただし,それをしてブラックホールを観測しているわけではないけど。
        親コメント
        • 通常、ブラックホールを検出する際には、連星となっている星の歳差とか、強烈なX線の発光源から検出したりする訳ですが。
          X線で検知するばあい、X線の発光源は通常の星間物質で、これがブラックホールに落ち込むときに(角運動量が保存されるので)猛烈なスピードでブラックホール周囲を回転します。星間物質自体がプラズマ化されていたり、粒子間でぶつかったりしますので、結果的に猛烈なスピードで電荷を持った粒子がブラックホールを周回することになります。
          当然、電荷に加速度がかかるわけですからこの際に加速度に比例した値で電磁波が発生します。
          これがブラックホールから出てくるX線です。
          (勿論中性子星でも同じ事がおこります)
          多分、鉄原子から出たX線ってのは、この周回しているプラズマ(電荷が分離している)の鉄原子から発生しているものだと思うっす。
          で、鉄原子特有の吸収線(特定の波長が原子の電荷を励起する際に吸収されるので原子種を同定します)から、このX線は鉄原子から発生している、と考えられたと思いますが。

          という事で、かなりアヤシイ説明ですが(自分もよく分かっていなかったりするのですが)、こんな所でよろしいでしょうか>識者の方
          --
          -----------------
          #そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
          親コメント
        • ありましたね。ブラックホールが蒸発するという話が。確かエネルギーによってできた物質と反物質が片方ブラックホールに吸い込まれることでもう片方分の質量が失われ、結果的に物質を放出していることになるって話だったのでは?
    • "high-energy photons swirling around the dense black hole centers"

      とあるので、中心の周りに渦巻いてるんでしょう。
      それならわかるね。
      親コメント
    • by SteppingWind (2654) on 2002年11月29日 12時06分 (#209015)

      いわゆるブラックホールなのですが, これは一般相対性理論に基づく時空解析の結果として事象の地平線が生じるものを総称しているので, 回転していない球対称な質量分布について解いたシュバルツシルト解のイメージだけに限るのは誤解を招きます. 多分現実のブラックホールは軸対称で回転している質量について解いたカー解の方が近いでしょう. そういえば以前Laoxザ・コンの書籍売り場にカー解について解説していた専門書(邦訳されていました)が売っていたのですが, あれは何だったんだろう?

      閑話休題

      で, 一般的なブラックホールを考えた場合, 条件によっては特異点が事象の地平線で覆われていない, いわゆる裸の特異点が存在する解があります. 有名な物では富松・佐藤解がありますが, 実際にこのような裸の特異点が存在しうるのかどうかはまだまだ議論があるところで, これが一般相対性理論の適応限界をしめしているのかもしれません.

      裸の特異点が現れるような状況では, 通常の物理法則が成り立たなくなる(例えば因果律の破壊など)ので, ハードSFでもどんでん返しのネタとして良く使われます. 例えば「竜の卵」の続編「スタークエイク」でもカー解型ブラックホールが使われています.

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      ブラックホールのこっち側(ってどっちよ?)にある光は見えるでしょう。

      観測者→光→ブラックホール

      という位置関係にあって、その観測者とブラックホールの間にある光子がブラックホールに引き寄せられて渦を巻いて吸い込まれているのが観測されたという事じゃないかな?と想像

      • by locate (5848) on 2002年11月28日 23時22分 (#208772) 日記
        > 観測者→光→ブラックホール
        >
        > という位置関係にあって、その観測者とブラックホールの
        > 間にある光子がブラックホールに引き寄せられて渦を巻いて
        > 吸い込まれているのが観測されたという事じゃないかな?と想像

        「見えた」ということは、その光はブラックホールに吸い込まれずに、
        地球に届いたわけなので、「ブラックホールに吸い込まれつつある光」
        を観測している訳ではないです。
        親コメント
  • 一応 (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2002年11月28日 20時10分 (#208614)
    ちょっと前の朝日 [asahi.com]にありました。

    ん?4億光年?
  • by KAMUI (3084) on 2002年11月28日 20時49分 (#208649) 日記
    「400万光年の距離」にあって「数百万年後に衝突」であるなら
    ただいま現在,衝突しててもおかしくないのではないかと。

    衝突が確認出来るのは400万年後って事なんだし。
    • by Newtosh (12572) on 2002年11月28日 23時16分 (#208764) 日記
      タレコミ人です。
      400万光年は誤訳でした。正しくは他コメントにあるように4億光年です、がこれは我々の銀河系からの距離のことで、二つのブラックホールの距離は、数百光年です。

      親コメント
  • by hri (4873) on 2002年11月28日 21時14分 (#208675) ホームページ 日記
    中性子星の衝突で金が大量にできるんですよねぇ?
    じゃぁ、もっと質量が重いブラックホール同志の天体がぶつかったりしたら何が出来ちゃうんでしょうか?
    もっと大きなブラックホールになるだけかなぁ?
    --
    ---Over, hri.---
    • by ribbon (11750) on 2002年11月28日 21時24分 (#208684) 日記
      > 中性子星の衝突で金が大量にできるんですよねぇ?

      中性子星は原子核がつぶれて、陽子とか電子とかが中性子に
      なってしまった星なので、"金"という原子は存在しないんじゃ
      ないかと。

      > じゃぁ、もっと質量が重いブラックホール同志の天体がぶつかったりしたら何が出来ちゃうんでしょうか?
      > もっと大きなブラックホールになるだけかなぁ?

      だと思います。
      親コメント
      • 中性子星がぶつかるとガンマ線バーストが起こって金やプラチナができるって聞いたんですけど・・・。
        まぁ、でも、ブラックホールがぶつかったところでエネルギーが発生するかはよくわからないです・・・。
         
        --
        ---Over, hri.---
        親コメント
        • by yu-na (10754) on 2002年11月29日 0時29分 (#208802) 日記
          以前、NHKでやっていた番組では、
          1.ブラックホールの周りには、高エネルギーな粒子がいっぱい。
          2.ブラックホール同士がぶつかるとその周りの粒子もぶつかる。
          3.それらの粒子が持っているエネルギーが大きいので核融合が
          起こり金などの大きな原子ができる事がある。
          という感じだったと思います。
          普通の恒星同士の衝突では、エネルギーの低さからあまり大きな
          元素には成れない(なる確率が低い)というものだったと思います。

          そのときは、一番(原子核重さ/原子番号)の軽い鉄が大量にできる
          のではないかと思ったけれど、もっと小さな元素の方が多くできる
          言っていたように思われ。。。
          原子核 核融合 核分裂 鉄 ヘリウム [google.co.jp]で検索

          #ぜんぜん違うことを言っていたらごめんなさい。
          親コメント
        • by Anonymous Coward
          中性子が崩壊すると陽子+電子。

          中性子星同士が衝突して運良くブラックホールにならなければ、
          小さな中性子の雨滴が大量にできる。
          中性子の雨滴を構成する核子の一部が崩壊して重元素の原子核になる。
          という事では?
          # べつに、金やプラチナだけが大量にできるわけではない。
      • by halo (12510) on 2002年11月29日 9時30分 (#208919) 日記
        表面近くであれば圧力も小さいので普通の原子が存在できる薄い層、その下には電子雲がつぶれて小さくなっているけどまだ陽子・電子・中性子の区別のある縮退化した原子の層、さらにその下に中性子だけのかたまり、という構造ではありませんでしたっけ?
        #「竜の卵」で読んだ記憶が。表現・理解に誤りがあれば私のせいですが。

        全体の質量比で言えば中性子だけみたいなもんだ、ということでしたら、そうかなと思います。
        親コメント
    • by ksada (4435) on 2002年11月29日 3時08分 (#208854)
      >> もっと質量が重いブラックホール同志の天体がぶつかったりした
      >> ら何が出来ちゃうんでしょうか?

      衝突直前に特異点が露出して宇宙ができちゃったりして。
      親コメント
    • by dorifer (514) on 2002年11月29日 4時08分 (#208869) 日記
      >じゃぁ、もっと質量が重いブラックホール同志の天体がぶつかっ
      >たりしたら何が出来ちゃ うんでしょうか?
      >もっと大きなブラックホールになるだけかなぁ?

      このブラックホールは(例によって)高速回転しているようですから、
      いわゆるシュバルツシルト型のブラックホールとは異なる
      ものでしょうし、また衝突にも色々な条件があるでしょうから、一概
      には言えないでしょうが、ある条件では、両ブラックホールの質量
      の60%がエネルギーとして放出されたりするとか。

      このローカルグループでの現象でなくてよかったです。まったく。
      --
      IN EARTH AND SKIE AND SEA STRANGE THYNGES THER BE.
      親コメント
      • by dorifer (514) on 2002年11月29日 4時44分 (#208874) 日記
        そ~そ~、思い出した、
        カー・ブラックホールとかカー・メトリック・ブラックホールとか
        いうんでしたな。
        現実のブラックホールは、角運動量を保存しているため、とてつも
        ない速度で回転していると。そして時空の地平線の外形とでも呼べ
        るもの、つまり形は、まん中が膨らんだ円盤形となるんでしたか。

        で、周囲に集まってきた物質が渦を巻き高エネルギー状態になり、
        それがいわゆる降着円盤てやつで、さらに、周回速度が光速になる
        位置からわずかに外側にかけて、光子が飛び込んできてはぐるぐる
        回って飛び出して行く領域があったりするんですよね。

        って結構あやしい知識なので話半分で聞いてくれ。
        --
        IN EARTH AND SKIE AND SEA STRANGE THYNGES THER BE.
        親コメント
    • by taz3 (5225) on 2002年11月29日 11時11分 (#208984) 日記

      ブラックホールの同士の衝突って観測できるんでしょうか? 外からはブラックホールに近づくに連れて速度が遅くなっていく ように見えるって聞いたことがあります.
      # っていうネタの漫画だか SF だかを読んだ記憶がある

      --
      Koichi
      親コメント
      • Re:天体の衝突 (スコア:1, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2002年11月29日 15時40分 (#209146)
        ん?
        それは引力によって光速に近い速度で運動することになるから、外の観測系
        から見たら時間がゆっくり進んでいるように見えるって、そういう話でない
        かい?衝突云々とは別の問題のような。

        #親コメントの元ネタを知らないのでAC。
        親コメント
      • by ksada (4435) on 2002年11月29日 21時53分 (#209302)
        >> っていうネタの漫画だか SF

        星野之宣「2001夜物語」収録の「愛に時間を」かと思われます。
        親コメント
    • by Anonymous Coward
      ぱいなっぷるまんが向かっていったのはこの星だったのか...
  • 光子とX線 (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2002年11月29日 10時51分 (#208958)
    > 光子が渦を巻き、鉄原子から飛び出たX線が

    門外漢ですが、 光子とX線という言葉が併用されていると、とても不自然に感じられるのですが、 このような用語の使い分けをする理由はなにかありますか?

    • by SteppingWind (2654) on 2002年11月29日 15時03分 (#209128)

      その前にX線が吸い込まれるのが観測されたという時点でなかなかトンデモな臭いがしてしまうのですが... 正しくは吸い込まれる鉄原子から飛び出たX線のスペクトルの変移が観測されたのでしょうが.

      光子が渦を巻くというのもブラックホールの近傍なら空間が曲がっているので光がまっすぐに進むと一周して同じ位置に戻るようなことも十分に起こりうることなんですが, ここではそういう意味で書かれているんじゃないでしょうね. おそらく降着円盤という言葉を知らない方にスーパーひとしくん.

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2002年11月29日 2時32分 (#208849)
    ブラックホールが光の速度に近付くと引力はどうなる?
    • by ksada (4435) on 2002年11月29日 3時05分 (#208853)
      引力を測定する基準の規定がないので回答不能。
      ブラックホールから一定距離を保ち等しい運動をする地点と仮定するならば、同一の慣性系に属するため不変である。
      親コメント
      • by ksada (4435) on 2002年11月29日 3時14分 (#208856)
        独り突っ込み

        >> 同一の慣性系に属するため不変である。

        これもどこから見るかによるなあ。必要事項に観測系の規定を追加。
        親コメント
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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