お仕事、あります? 173
ストーリー by wakatono
そりゃもう… 部門より
そりゃもう… 部門より
Futaro 曰く、 "この業界にはなじみ深いというか、聖地というか、あのシリコンバレーの失業率について、SanJose の The Mercury Newsに
記事
がありました。この記事によりますと、6月のCalifornia州全体の失業率は6.7%だが、シリコンバレーのほぼ中心にあるSantaClalaの失業率は8.5%とのこと。さすがに近畿圏での10%越えには至らないものの、非常に高い失業率とのこと。しかしながら、目を日本にうつせば、
毎日のこの記事
が目につきました。この記事によればIT技術者は日本では42万人不足、とのこと。賃金とかは別にして、人が欲しい、という感じなのでしょうか?
ところで、人、特にIT技術者やSEは余ってるのかな?それとも足りないのかな?どっちだろう?"
自分で考えられる人が減ってるだけだと思うんだけど…気のせい?
不足しているのは・・・ (スコア:5, すばらしい洞察)
・この内容の仕事を
・この期日以内に仕上げることができて
・しかもこの年収でOKな人
ですね。
特に最後が重要です。
Re:不足しているのは・・・ (スコア:1, すばらしい洞察)
>・この内容の仕事を
>・この期日以内に仕上げることができて
>・しかもこの年収でOKな人
>ですね。
>特に最後が重要です。
そうして、出来る人間がどんどん萎えていく罠。
キツくて安い仕事でも、数に見合った代償があるなら頑張れるのですが。
何時間働いたから幾らね。の日本のサラリーマン世界じゃ無理でしょうね。
Re:不足しているのは・・・ (スコア:1)
仕事で言われるなら良いが、夜に言われると…。
(すぐに後者を想像してしまったワタシ)。
Re:不足しているのは・・・ (スコア:1, おもしろおかしい)
>仕事で言われるなら良いが、夜に言われると…。
>(すぐに後者を想像してしまったワタシ)。
それは任務を遂行できてない証拠です :p
ネットワーク技術者とかは特に・・・ (スコア:1)
Cisco5000以上の大規模ルータの設定ができて、なおかつ過去に業務実績がある人。
それでもって、単金は安くてコミュニケーション能力や顧客との折衝能力も求められる・・・。
そういう人はすでに、何処か条件のいいところに囲われてしまっていて、そう簡単に人材市場には出てこないかと。(w;
Ciscoルータの設定はできるが、ミッションクリティカルな大規模ルータにさわらせてもらえてなかったり、教育すれば十分に使い物になる人材を育てる気が全くないんですよねー。
すでに社内教育体制が崩壊してる?
--- どちらなりとご自由に --- --
Re:不足しているのは・・・ (スコア:1)
正直、うらやましいです。ほんとに。「生産は台湾・中国」なのは当方でも重なる部分があると思いますが、「テストや品質保証」を「フィリピンやインドやその他アジア諸国」に出しても大丈夫だなんて、過去の経験からは想像もつきません。まあ、出しても大丈夫だとしたら、うちが出すより先に、うちが切られて丸々出されちゃうんでしょうけれどもね。
仕事は減らないのに、受注額は減る一方なので、人も減る一方です。だから、確かに技術者は足りないんですけれども、技術者を雇う金はもっと足りないんですねえ。
こんな記事も (スコア:5, 参考になる)
職に就きたくても職がない人がいるのも問題だが、職がある人でも問題になるほどサービス残業までさせられているというのは、経済が間違っているとしか言えない。
ただ働き (スコア:1)
無茶苦茶分かりやすい「搾取」ですよね。
「サービス残業」って言葉は本質を見失わせる、というか生ぬるいんじゃないかと思います。「ただ働き」くらい言った方が良いんじゃないかと。
Re:こんな記事も (スコア:1)
>面白いと思ったのを思い出した。
佐高信氏の社畜はあまりに有名ですが、わけてもこの業界だと電畜と呼ばれたり…。
#と思ったら、電気式蓄音機という意味が既にありました。 擦り切れるまで回されるんでしょうか。(怖
And now for something completely different...
Re:こんな記事も (スコア:1)
> 面白いと思ったのを思い出した。
10年以上前に「スーツを着た土方」と言われてたのを思いだした。
(´д`;)
Re:こんな記事も (スコア:1, すばらしい洞察)
っつーかさ、土方の現場は責任の階層構造を責任ある立場の人間が皆把握してる。事故ると自分の身がヤバイから彼らは安全確保に努めるのよ。
対してこの業界はどうよ?
孫請、曾孫請が日常化していて責任は誰が取るのかも曖昧になっていて、気が付けば全員無責任体制、結局泣くのは現場の末端だったり。
そのことに気が付いてない末端の人間も多いけどね。気が付いてる奴は危ない橋を渡らないようにしてる。賢い奴はどこにでもいるよ。
Re:こんな記事も (スコア:2, 興味深い)
そこまでやった積み重ねも、ムーアの法則により、18ヶ月で価値が半分に目減りしちゃうんだよね。
いや、それだけ評価を固められない要素が多すぎるジャンルなのは、確かなんだと思う。
成長しているといえば喜ばしく聞こえるけど、皺寄せが見えにくくなるという意味では辛いね。
数字のカラクリ (スコア:3, すばらしい洞察)
実質的な不足人数は1人でも、間に入る会社すべてが不足人数としてカウントしたら見かけ上の不足人数は数倍に膨れ上がってしまいます。
したがって、実質的な不足人数はもっと少ないと思います。
技術者より (スコア:3, すばらしい洞察)
営業が不足しているとおもいます。
Re:技術者より (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:技術者より (スコア:2, すばらしい洞察)
作業メニューとして出来上がったものがあれば、出先で営業が決めるのもありかと思いますが、オーダーメイドな部分が多い業種(例えば土建屋さんとか)は見積工程は技術も入ってやるものだと思ってました。
ところで概要設計部分だけを発注するのは、常識に外れているんで しょうか?うちの場合、概要設計部分だけでコンペチションを行うように働きかけたようなんですが、ソフトハウスは乗ってこなかったと聞きました。結局、一山いくらの提案しか出てこなかったと担当がぼやいてたんですが。
Re:技術者より (スコア:1)
建築業のように設計と施工が別れている方が合理的だ(系列とかはあっても良い)という考えは異端なのですね。
まあここにくる皆さんは、概要設計の無い時点で契約した金額でこちらの要望を満たせる人なんでしょうが。
#建築物なみに満足できるシステムが欲しいなあ
Re:技術者より (スコア:3, 参考になる)
以下の部分からもそれが伺えます。
> 概要設計はこちらからすれば「システム化範囲」や「準拠する基準」を決めるためのもので
それは設計ではありません。
要求獲得もしくはシステム化範囲策定という作業で,通常のシステム開発の前に行われるべき作業です。
これを自社内で行えないようであれば,何を作りたいのかという分析を自分に代わって行ってくれるコンサルタントと契約を行うことを強くおすすめします。ただし受託契約で仕事を受けるコンサルタントが存在すると思わない方が良いです。
彼らは最上流工程が最もリスキーであることを熟知しています。委任以外の契約方法をとることなど考えもしないでしょう。
> むしろ客からそちらに守秘義務を要求するべきものなんだけど
NDAを結ぶのは一般的であり,当然です。
> 基本図面(概要設計)と施工図面(仕様書?詳細設計書?)を分離できないというのでは、
> それで「工程管理は任せてください。」てどうして言えるの?
繰り返しますが,問題はそこにはありません。
基本図面とおっしゃっておられるところの概要設計,ここを受託契約で受けることにより発生するリスクを誰も受けたくはない,その1点につきるのです。
大変な誤解をなさっているのではありませんか?
> コンペだったら選ばれなかった業者にも見積に掛かった費用を払うことができる
> (というかコンペではそれが普通)ので、後腐れもなく、真剣に検討してもらうことを期待してたんですが。
建築関係の方ですか?
IT業界にそのような慣習は一般的に存在しません。
大変な誤解をなさっているようですが,もしやあなたの会社では見積もり費用をお支払いいただけるのでしょうか。
IT技術者は日本では42万人不足 (スコア:2, 興味深い)
# そのころはガキンチョだったのでID
あぁ、「ン」が消えてるんですよ。「ビーフン・カレー」ね。
Re:IT技術者は日本では42万人不足 (スコア:1)
毎年「たりねー」というのがお約束のように出ている気が。
20年ほど昔、いわゆるコンピュータ専門学校に通っていた頃
だって、技術者不足だから就職には困らん!
のような風潮だったし。
(そっち方面からすれば落伍者のたわごとですが)
ニーズの推計 (スコア:2, 参考になる)
そこを踏まえた上でネタ元 [soumu.go.jp]を読むと、下っ端の作り手はあり余っているがマネージャクラス人材が足りないという話。裏を返せば現在のマネージャクラスが情報通信セキュリティ関連に疎すぎて成長を阻害する要因になっていると……。
Re:ニーズの推計 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:ニーズの推計 (スコア:1, おもしろおかしい)
富士通にはたくさんいるよ!
…冗談です。
Re:ニーズの推計 (スコア:1, 参考になる)
「情報通信ソフト懇談会人材育成WG」(第3回会合) 議事要旨 [soumu.go.jp]にもコメントがあるように「マネジメント層ばかりが増えてしまって、プロの技術者が少ない」のも現実。
技術変遷の速いこの業界、「人員管理能力はないが技術動向に詳しく自分でなんでもやってしまうよく働く専門職」を適切に評価する制度を持っていない企業は今後淘汰される側に回りますよ。
Re:ニーズの推計 (スコア:2, おもしろおかしい)
モデムを配る人が42万人不足すかぁ?
あ、 (スコア:2, 興味深い)
ついでですが:
シリコンバレーの失業者って、このところ増え続けてたのが、ちょっと鈍ってきております。すでに、出るべき人は出てしまった後、という感じになりつつあります。この8か月IT企業の上場はなかったのですが、先週やっと1社出ました。あそこの雇用はインド人、中国人が多かったのですが、これは国に帰った人がほとんど。
全体的に景気悪いです。
残念 (スコア:1)
-> Santa Clara
はいはい (スコア:2)
不足してるか? (スコア:1, すばらしい洞察)
>ところで、人、特にIT技術者やSEは余ってるのかな?それとも足りないのかな?どっちだろう?
このネタが出てくるときに毎回言われることとは思いますが…。
・出来ないやつはいっぱい居て、余っている
・出来るやつは極少数で、不足している
区切り線がもう一つ必要ということで。
Re:不足してるか? (スコア:2, すばらしい洞察)
場所に放り込まれているのでどちらも不足
Re:不足してるか? (スコア:1)
不足しているが、雇う話は別問題。
#うちの会社もまともな管理者いれてくれんかな
#本当にこまるんだが(やらされてる方の身にも
#なってほしい)
Re:不足してるか? (スコア:2, すばらしい洞察)
新規に養成するほどの根気とお金はない。
るーぷ。 (スコア:1)
{
while(1)
{
non_job_engineer_in_japan++;
foreign = good_engineer;
japanese_skill--;
printf("技術者足りねー");
keiki--:
}
}
というかね、不景気で雇えないわけだし。優秀な技術者はそれなりにカネ払わないといけないわけだし。
まぁ、人事担当者のその辺の技術者に対する認識もあんまり高そうでもないし。
結局外資・国外に流出していくのがオチよ。
#まぁ、そのほうがスキルアップにはなるかもしれんが。
Re:るーぷ。 (スコア:1)
Re:不足してるか? (スコア:2, 参考になる)
人としてまともなら仕事に必要なスキルくらいは学ぶものだから
やっぱ後者の方がいいんじゃない?
問題なのはまともなように見えるが実はかっこだけってやつが多いってことじゃ?
個人的には論理的に話せるし書けるが、臨機応変に感覚的な説明ができるか
否かがポイントだと思う。論理的な話には最初から耳を貸さない人間が
時に上の方に居るからね :P
# HTML のところもやたら盛り上がってるけど、正しいことをちゃんと
# 相手に理解してもらうためには準備段階がいろいろありますよねん。
ところでこういうのって、いつも思うけどちゃんと経営者の危機意識として
人材不足という事実は存在してるんですかね? けっこう他人事だと
思ってる経営者が多いような。。。
Re:不足してるか? (スコア:1, おもしろおかしい)
昨日の“からくりTV”で「サラリーマン早調べクイズ」にでてた奴。
なんかIT系の仕事してるらしいが、本来なら出題された問題を知人に電話して答えを調べる趣旨なのに、手帳片手に古い知人に電話しても名乗った段階でことごとく相手から切られ、結局ノートパソコンでぐぐってた。
こんな奴、どうよ?
Re:不足してるか? (スコア:3, おもしろおかしい)
>・ドキュメントがちゃんと記述できるやつは、人間としてダメ。
>・お客の要求仕様がきちんとまとめられるやつは、人間としてダメ。
> :(以下つづく)
>
>こんなコト?
ダメでしょう。そんなまともな奴ら人間じゃないです。
人間とは怠惰であってこそ人間らしいのです。いい加減さを無くした人間は、もはや人間とは呼べません。
そんな奴らは妖怪コード書き、怪奇ドキュメント男、電算室怪獣シヨウショドンとでも呼んで、徹底的に迫害してやりましょう。
不足しているのは… (スコア:1)
>人材不足の規模は、IT分野で中級、上級の技術を持つ人材
>について、企業のニーズなどを推計し、積み上げる形で行
>われた。それによると、現在日本で必要とされている中級
>以上の人材は129万人。一方、実際の人材は約87万人で、約
>3分の1も不足している。
ということです。
不足している42万人は、私のような能無しではなく、あくまでも
できる人。
それも、「できる○○」 [impress.co.jp]なんていう本を読んでいる
「できる人」ではないんですね。
この対策として…
・今のできない人ができるようになるまで待つ
・何の予備知識も無い、真っ白な人をできる人に育成する。
・できる人を輸入する。
さて、どれが手っ取り早いでしょう?
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You can't always get what you want...
Re:不足しているのは… (スコア:2, 参考になる)
もちろん、SE なりプログラマなり、「スキル」を持っているのは大前提として、自分のやっている仕事だけを見るのではなく、自分の成果物が次の人の手に渡ることを考えて仕事を終わらせるとか、どこかに遅れが生じ始めたらそれはどのように波及して、どのような影響が出るのかを理解しながら、自分の仕事を進めるとか、言われた仕事がそもそもどういうポジションで自分はどういうことに気を配って仕事を遂行しなければならない……などなど。
これらの配慮が欠けている人が多すぎて、逆にこれらの配慮が出来る人の負担がどんどんどんどん増えてしまっているような気がしているのです。
みんながこうした配慮が出来れば、とてもいいのになぁ、と思っているのですが……これは理想論なのでしょうか。
かくいう私も、あとになって配慮に欠けていなかったことに気付いたりして、仕事をするたびに反省することしきりなのですが(T_T)
☆彡 大和 環
Re:不足しているのは… (スコア:1, 興味深い)
この大前提が間違ってる。
Re:不足しているのは… (スコア:1)
配慮欠けてる成果物が回ってきたらすかさずツッコミいれましょう。
自分も仕事仲間もよく配慮が欠けますけど、きちんとコミュニケーションが取れていれば補完しあえますし、
次からはその抜けていた配慮ができるようになったりします。
コミュニケーションが取れていないと、必ず何か問題が出てきますね。
配慮はできるけど他人とのコミュニケーションが下手な人は、いろいろかかえこんでつぶれる可能性大。
一人ではなく、みんなでなんとかしたほうが楽チンかと。
Re:不足しているのは… (スコア:1, すばらしい洞察)
> ・できる人を輸入する。
長期的に見ればこれしか。
後は会社を輸出する、ってのもあるか。
できる人って (スコア:1, 興味深い)
技術の発展は、自分がいかに楽になるかが原動力だと思っていますので。
こういう話をすると、他人からは違うといわれますが、できる人はみんな余裕を持ってお仕事していますよね。
Re:できる人って (スコア:1)
技術は己のためにもあるものですな。
楽をするためにも使える技術を極めていかないと、長持ちはしませんね。
そこで得た最終結論が、脱技術だったりすることも、往々にしてあるのが難儀なところなのですが。
Re:できる人って (スコア:2, 興味深い)
いやー、見積もりは困難ですよ。
問題はそこじゃなく、出来る人は、係数が小さい(小さくするように工夫してる)んだと思いますよ。
はじき出せないけど、はじき出せなくても痛くないように備えをしておく、と。
#あじゃいる?
少なくとも、見積もりが「出来る」という幻想(^^;を持ってる人は、はまりますね。
というか、こっちはそのハマリに付き合わされるんで辛いだけなんだが。
いくら不況でも (スコア:1, 興味深い)
Re:ほしいのは人材だけじゃなくて (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:ほしいのは人材だけじゃなくて (スコア:1)
そして、客はエンドユーザだけとはかぎらない。
職と賃金と場所さえ選ばなければ (スコア:1, 参考になる)
当然、職を求めて何度でも走り回るだけの体力と面接試験で評価されるべき実力は必要ですけどね。自らの現状を考えず甘い考えで生きている人が多くなっているのではないですか。
流石に四十代を過ぎてしまうと体力や賃金の問題で使用者から避けられてしまう事が多いと聞いておりますが、実際のところはわかりません。
私は、知り合いのツテで何度か職を変わってます。相応の人脈も実力の一つだと考えております。
Re:できる人を雇う? (スコア:1)
実力社会であるほど、できない人が自分以下を雇おうとするような気がします。できる人を雇うと自分がお払い箱になってしまうから。
うちは100%外資ですがかなりそんな感じで、次から次へと使えない(英会話ができるだけの)人をマネージャ格で雇い、雇った人の面子のために半年ぐらい使うけれど結局たまりかねて馘にして、を繰り返しています。
そういう意味では、どんどん米国流になっていく今の日本はちょっと心配だったりします。実力社会と言いつつ、それは声の大きい者が得をするだけの社会です。
でもまぁ考えてみれば日本の会社も結局似たような構図だし、そもそも、
> できる人なんていないぞ。そんなに。
ってことなんでしょうねぇ。
山本夏彦名言録より。
「本当に才能ある者、進んで働く者は、五人に一人である。残る四人のうち二人は並で一人は並以下で、あとの一人は働いていると称して実は邪魔している者である。」
# と、こぼしている自分も他人の目から見ると実は...