IBMがSunにJavaのオープンソース化を求める公開書簡 128
ストーリー by Oliver
もうあなただけの娘ではない 部門より
もうあなただけの娘ではない 部門より
tnk 曰く、 "米国時間2004年2月25日,米IBMのエマージングテクノロジー担当副社長ロッド・スミス氏がSun Microsystemsに対して,Java技術のOpenSource化を求める公開書簡を送ったという(ITmediaの記事,CNET Japanの記事)。これは,SunのCEOであるスコット・マクニーリー氏の先日の発言「オープンソースは我々の味方だ」をとらえてのもので,Open Source Initiative会長のエリック・レイモンド氏の発言に続いてのもの。現在のところ,Sunからは色よい返事はないようだ。"
SUN のコードなんか要らないってこと? (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:SUN のコードなんか要らないってこと? (スコア:2, 参考になる)
こういう形の分業になるほうが(/.的には)幸せなのかもしれませんね。
Re:SUN のコードなんか要らないってこと? (スコア:1, 興味深い)
Re:SUN のコードなんか要らないってこと? (スコア:1)
これもそうかもしれませんが、むしろEclipseを標準化したいと考えているのでは
Re:SUN のコードなんか要らないってこと? (スコア:1)
ん?良さそうな道具に不具合があったらなんとか使えるようにしたいと思いませんかね。そういう欲望が、現在の Linux その他の完成度と繁栄の源の一つのような気がするのですが。
Re:SUN にも悪い話じゃないかも? (スコア:1)
今のSunのJVMのように、クローズドソースかつ品質が低い状況だと、Java言語での開発にしても困る人が出ている訳で。
# あー泣かされましたとも、アーキ毎に違う所でバグ起きるのに
Javaでの基幹系のシステム開発なんかも結構やってるIBMがSUN JVMの品質の悪さで足を引っ張られまくってキレた辺りが真相なのではないかと思うのですが。
「我々はオープンソースの味方だ」 (スコア:2, すばらしい洞察)
OpenSourceProductを緩やかに支配するノウハウ (スコア:1)
ここ数年でIBMは自社内に築いていった、のではなかろうか?
と、ふと妄想してみます。
穏やかにという形容をつけたのは、
穏やかだということに「なって(笑)」いないと、
OpenSourceへの支配としては、不穏当(笑)だからです。
なんとなく、またーりと、それでいてしつこく(藁)、
お目当てのOpenSourceProductを自分が期待した方向に持ってくような
そういう心理的&社会的なノウハウを、身に付けたんじゃないでしょうかね。
つまり「戦場をオプソ畑に移せば、勝てる!」と。
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商品なプログラムって、競合製品が色々有るけど、
むしろオプソのほうが「人気の有る唯一のソフト」が一人勝ちする傾向が「強い」
…という気がしてるのは俺だけでしょうか?
#古いJava雑誌を先日読んで、ここ数年に消滅した"製品"の多さに、唖然としたのでG7
つまり、「一人勝ちできる実装」を、自分が「黒幕として支配」するほうが、お得だと判断したのかなーと。
で、黒幕やってく自信ならば有る、と。
#自分のソフトもIBMに生暖かく支配されてないか?と一瞬思ったG7
#ま、そんな立派なものは作ってないので、ありえない事ですが。
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更に妄想ですが、これって民主主義の歴史に似てますね。
つまり、命令口調を弱め、その代わり
「世間が何となく(自分が意図するのと)同じ方向を目指してくれる」ように仕向ける、
っていう奴です。
そのほうが効率的に支配できるぞ、と。
#アメリカに「愛国」者があんなに多いと知って驚いたのでG7
SUN を説得する方法 (スコア:2, すばらしい洞察)
業績の良い時ならともかく、この時期に手放すのは難しいだろうねぇ。
Re:SUN を説得する方法 (スコア:3, 興味深い)
権利のオープン化が問題だよね。
JDK自体もリリースしたら、ソースは公開しちゃうし、
BlackDownの例もある。VMも各社で勝手に実装してるしね。
先日のJTCでもジョナサン シュワルツが
「ウォール街からは、SUNは(儲からない)JAVAを
捨てるべきだといわれているが、モバイル用などの普及が
あるから大丈夫なんだ」
とか事言ってましたよ。2回くらい言ってましたね。
投資家は利益の柱であるハード(&Solaris)に集中しろって
事なんでしょうけど、それだって、Linux用に食われて
上がり目があるわけじゃなし。
正直、SUN自体Javaのビジネスモデルを攻めあぐねていて
必死だなと感じましたよ。SunOneソリューションは売れてないしね。
だから、いいビジネスアイデアは浮かんでないのに、
権利公開してイニシアティブも渡したらどうやって
儲けるんじゃいと、投資家からそっぽ向かれてしまうから、
簡単に権利公開できんのではないかと。
ほんで、最近ビジネスの上手さを取り戻してきたIBMとしては
攻めどころだと思ってプレッシャーかけてるんでしょうな。
でもこのままSUNが業績の低迷を続けたら、
IBMがSUNを丸ごと買収話が現実味を帯びてくるなあ。
Re:そりゃあそうだ (スコア:2, 興味深い)
オープンソースにしたら大勢の人が幸せになるけど、
公開元が幸せになるかどうかは別の話であって、
飯の種を公開しろというのはナカナカねえw
あるとしたら
有名ラーメン屋の名前を冠したカップラーメンみたいな公開に
なるのかしらね、OOoみたいな。
マクニリズム (スコア:1, 興味深い)
「我々は我々の味方だ」
Re:マクニリズム (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:マクニリズム (スコア:1)
Re:マクニリズム (スコア:0)
かなりジャイアニズム入ってるんじゃないかと、、
そしたら、オープンソースとはいえ
「実質IBMのものに」なりそうな予感。
C#とか作ったMSのほうがまだましだ、、
結局はそうでしょうね (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:結局はそうでしょうね (スコア:0)
(彼らは彼らの利益のためではないかと思う)
#SUNも誇張した発言が多くてうさい臭いような気がしますが、
最近のIBMにも少しうさん臭さを感じ始めて。
Re:結局はそうでしょうね (スコア:3, すばらしい洞察)
その「ソリューション」の一部として Java を使いたいが、自分のコントロール下に無い Java をもっと自分達にとって使いやすくするために権利関係を修正したい、と言うのが IBM の主張だと思います。IBM も営利企業なので、自分が儲けるためにそういった戦略を立てる事自体は問題ないでしょう。別にそこにオープンソース陣営(と言うのがあるならば)が乗ってあげる必要は無いですが。
逆に Sun って Java で儲けてるんでしょうか? むしろ損している気がしてならない。Java で動くソフトならば、それこそ Solaris じゃなく Linux や他の OS/Hardware で良いわけなので、Java って Sun の利益に貢献しているようには私にはあまり思えないんですよね。
IBM はソリューションを売る → ハードウェアや OS はなんでもいい → Java を使うことはメリットがある
Sun はハードウェアを売る → Java は Sun 以外でも動く(むしろそっちの方がCPが良かったりする) → Java は自分の首を締かねない
私程度の知識からはそんな風に考えてしまいますが、そんなことはないんですかね?
個人的には IBM が自分の都合で何を言おうと、Sun も自分の都合で自分の作ったものをコントロールすれば良いと思うのですが、万が一「Sun は Java では儲けられない」場合には Sun による Java への投資が不活性する確率も高いわけで、そうなってしまう位ならばある程度オープンにしてしまうのも手として有りなのかなとは思います。
# しかし娘を富豪に差し出すような感じがするのはちょっと嫌かも
What is anywhere? (スコア:1)
ディスプレイ装置のあるマシン単独で Swing アプリを動かそうとしただけで、 「anywhere って少なくとも Solaris と Windows 以外は含まれていない」って十分実感できません?
あ、いや、この場合 Swing は殆ど関係ないですが。
Re:What is anywhere? (スコア:1)
ないとしたら、多分とてもラッキーなんだと思います。
もちろん、それ以外に、Java 自体がなかなか移植されない、あるいはされなかったプラットフォームとかも多いですしね。*BSDとか。 そういうのをマイナープラットフォームと考えてもいいですが、この場合には「anywhere でない」というのが適切な用語なのだと思います。
で、「anywhere かどうか」の境界線がどこにあるかというと、 私には Solaris, Windows とそれ以外の間にあるようにしか思えないのです。
Re:What is anywhere? (スコア:1)
また、#503607 [srad.jp]の AC さんは、 「それは anywhare であるべきなのにそうなっていないから羊頭狗肉だ」という意見をお持ちなのだと推測しています。
で、あなたはどうお考えなのですか?
Re:What is anywhere? (スコア:1)
#英語正しいかどうかよくわかんないけど
って印象を受けています。
何処でもったって、実際に移植された範囲の広さは
NetBSDやSqueakから見れば鼻で笑えるレベルでしかなく、
せいぜい「VMが移植済みなら」Javaで書いたプログラムはだいたい動くね、
というくらいなものでしょう。(少なくとも本家の)Javaは。
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また、移植対象を広げる勢いも、NetBSDとかに比べれば
ものの数ではない、と言えるよねえ??
ま、これについては、しょせん商売(!)ベースであるために
少数派な環境に目が向かないということなのでしょうから、
そういう意味ではOpenSource化を期待したい人々は
居るんだろうなと思います。
ただ、KaffeとかGCJ(だっけ)とかじゃ駄目なの?とは思ってしまいますが。
そういやJBoss(だっけ)がJ2EEを名乗れるかどうか、という問題も、
こないだ(肯定的に)解決されたんでしたっけ。
つまり特定実装への支配権とは別に、任意(?)の実装が「お墨付き」を得る権利の問題も有るわけで、
そっちを解決するっていう手も有るかなーと。
充分(?)に低コストで「お墨付き」が得られるなら、極端な話、
毎日のCVSスナップショットに、逐一「お墨付き」がつく、ということも
可能だったりしないかなーと、未来に期待しています。
だってそれって、「いかに確実なテストを自動化するか」という問題に(も)帰着できそうだから。
Re:マクニリズム (スコア:0)
#ネタにマジレス?
Re:マクニリズム (スコア:1)
そもそも、「オープンソースらしきもの」じゃ駄目なの?
言語仕様やらVM仕様が公開されているんだから、IBMが独自に SDK作って配布してしまえばいいのに。と思うのはおかしいのかな。
fj.jokes出身:
Re:マクニリズム (スコア:1)
確かにこういう例もあるのですがね。
富士通もからんでいるので、ソースを手に入れやすいという状況はあったのでしょうが。
#対応バージョンが古いとかいうのは無しね。
これって。。 (スコア:1, すばらしい洞察)
誰もそんなことを言わないのは(言ってる人がいたら基地外だ)、Linuxという代替物があるから、という側面もあるからですよね。
そうであるなら、今あるオープンな処理系、もしくは、まったく新しいオープンな処理系を、Javaに対抗できるレベルにまで高める(普及させる)ことをこそ目指すべきだと思います。
そもそも、オープンにしないことを指弾するなんて、傲慢も甚だしい。
所詮、JavaはCOBOLと同じ [dreamhost.com]で、十年、二十年先まで生きる言語じゃないんだし。今流行っているのは、他に選択肢がないからに過ぎないでしょう。
もっとイカした言語を、オープンでってことで良いんじゃないんですか。
Re:これって。。 (スコア:1)
Re:これって。。 (スコア:1)
回避するための書き方のパターンってのが結構あるもんねえ。
クラスメソッドの多態が出来ればBuilderなんてわざわざ作らなくていいのに、とかさ。
更に悪い冗談なのはJ2EE Patternかな。
もろ、J2EEのデザインのショボさを誤魔化すためのパターンの塊でしょ。
EJBの重さを回避するパターンだって?最初からEJBを軽く作れよな。
StrutsはXMLでプログラム(webアプリでは、それ即ち画面)の遷移を記述する、つまりXMLでプログラミングする
という冗談をやってるわけですが、
あんなの、昨今話題の「継続ベースのwebアプリ」つまり継続が使える言語ならば
普通のコーディング(わざわざコーディングにゃ不向きなXML [capsctrl.que.jp]を使わずに)で書けるわけじゃん。
#せめて継続の代用品としてスレッドを使って、
#サブセット的な継続ベースwebアプリを作ったりできぬものかな、と
#最近思ってるのでG7
Raveってゆーか、こないだ久々に初期のJavaBeans宣伝文章を見たんだけど、
あれってやっぱりDelphi VCLの劣化クローンだよね。
DelphiのPropertyの概念を、setter/getterという安易過ぎる概念に陥としてしまった。
リスナーとDelegateですか?
あんなの無名関数(rubyのイテレータとか?)でいいじゃん。
せっかくTigerでスクリプト言語風(?)のfor云々を新設したんだけど、
どうせならもう一仕事、無名関数を実装すべきだったんだよ、Javaは。
ええと。言語の力ってーと、こんな感じですかねえ。
#Java系の技術文章には、Lisp系の技術文章ほどの「怖さ」を感じないので、G7
Javaってさ、Unixの(Sunによる)反省だと俺は思ってる。
というのは、UnixというOSや、そのベースであるC言語や、更にそのベースであるアセンブラ用リンカ
(Unixでお馴染みのリンカは、C用じゃなく、アセンブラ用を流用してるだけでしょ?)
の使いにくさを、多少マシに改良したらjavaになったんすよ。
つまりUnix+Cよりは多少パワフルなわけ。
でも、世の中には上には上が居るわけで…
Re:これって。。 (スコア:1)
Delphi。
コンストラクタ(特殊なクラスメソッドだという位置付けのようです)にもvirtualキーワードがつきます。
ってゆーかつく方が普通です。標準のライブラリで使いまくりです。
> クラスメソッドの多態が出来ても Builder が必要なくなるとは思えません
減りはするとは思いますよ。
>自分で作れば?
あはは。まあそれはそうだ。
ただ、それを言ってもいいなら、言語についても
特定の奴(たとえばJava)以外の選択肢だって
「自分で作れ」で話は済むわけで、
あらゆる批判の意味がキャンセルされるだけ。
>機能的には interface と無名クラスで代用できると思います。
>加えて、それほど頻繁に使用されるわけではないとおもうのですが、
>構文糖を用意する必要があるでしょうか?
RubyやSmalltalkやLispの「言語の力」を見てしまうと、もう戻れません。
身近(??)なところでは、Rubyのイテレータ(と呼ぶと最近はウケないんだったかな)なんかかな。
もし見た意見、もとい未体験なら、ぜひどうぞ。
今まで自分は何やってたんだろう?と目から鱗ですから。
構文糖かどうかは微妙です。
「関数オブジェクト」を作るリテラルだ、と捉える
(つまり関数っつークラスを新設する:たしかまだ無いよね?)ほうがいいかも。
まあ現状の無名クラスの構文糖として実現「してもいい」けど。
Re:これって。。 (スコア:1)
ん?「Delphi 風の記法」とは、Delphiに数多ある特徴()のうちの、どこまでを指すんですか?
てか、とりあえずここではクラスメソッドの多態の話(だけ)をしてたと思うんですが…
>使ってる言語ごとに頭を切り替えられるようにした方が良いと思いますよ。
それって「妥協しろよ」と言っているに等しいわけで、
かなりショボい意見だと思うんですが。
どの言語の表現力も同じくらいであるならば、
プログラマの頭のほうを切り替えれば話が済むんですが、
実際にはそうではなく、言語には表現力の多寡(や方向性)の相違があります。
その現実から目をそらすのは、プログラマ(あるいはプログラマを使役する人)として
あまり良い姿勢ではないですよ。
というわけで、
>批判が建設的でなかったので嗜めたつもりなんですが。
あなたの言う「建設的」ってのは何なんでしょうか?
妥協することですか?(藁
あらゆるプログラマに、「満足できないなら自分で言語作れ」とまでは
俺も言う気はありません。
が、じゃあ「自分で作れないプログラマは、現状で満足しろ」などという
非道な(^^;こともまた、俺には言えませんね。
仕方なく使うものの不満は不満として持ちつづけることと、その不満すら忘れてしまうこととでは、
人道的(^^;にも大差が有りますし、技術力として見ても(潜在的に)大きな差が有ると言っていいでしょう。
どちらかというと、不満を忘れれば、その不満を解消するチャンスも永遠に来ないという意味で、
潜在的ではあるものの、そちらのほうがむしろ非建設的だと思います。
#糞環境しか与えず、それで無理矢理書かせることをもって「生産(性)」だと呼ぶような上司には
#もう飽き飽きしてるのでG7
ところで、建設とか生産とかを考える時には、それが「どこで(誰の手で)」行なわれているか?を
考えないわけにはいきません。
というのは、例えば、プログラム言語が優れていれば、つまり言語開発者の生産が沢山なされているならば、
言語ユーザ(所謂プログラマ)は、同じ結果を得るにしても、そのぶん楽が出来るわけです。
で、プログラム(言語処理系含む)の永遠の真理として、「同じものは一度作れば充分」なわけですから、
一度優れたプログラム言語を作っておいてそれを楽々使うことと、
糞言語を毎回毎回苦労して使うこととでは、
生産性が段違いに違ってくるわけです。
あなた、そこを考えていますか?
…と嗜めさせてください:-)
「戻れません」という言い回しは、(優れた)プログラマがしばしば使う言葉であるようですが、
あれはそれなりに意味(重み)がある言葉なんです。はい。
Re:これって。。 (スコア:1)
>記法でサポートできるんですか? という話です。
Delphiでは出来ます。
ここで、ClassNameの部分がファーストクラスオブジェクト、つまり
(乱暴に言えば)変数に代入できる、値であるってところが味噌です。
(注:ファーストクラスオブジェクトという言葉自体は、オブジェクト指向(のオブジェクト)とは無関係です。なんか不安なので一応説明。)
つまり、ClassNameっていう部分を変数にしておいて、
そこにClassNameとは「同じではない」クラスを代入おくことが(も)出来る、ってことです。
C++だとクラスが変数になることは有りませんし、
Javaだと変数になるものの今度は事実上の弱い型付けになっちゃいます。
(つまりjavaでは、あえてそれっぽいものといえばjava.lang.Classという1つのクラスしか無いし、それのextendも不可能なので。
まあjava.lang.Classだけでも、動的にrefrection系のAPIを駆使して結果的に同じ事をやることは出来ますが、
そこに至るまでに必要なコーディングはかなり長く煩雑です。ご希望の通りのすんなりした書き方とは程遠いです。)
そして勿論、強い型付け言語ですから、ClassNameという変数自体にも然るべき型が有ります。
以下、Delphiの実装を説明しますと、
A <-- B
という継承関係(矢印の向きはUML流です。つまり矢の先のほうが親クラス)のクラスが有ったとして、
これに対応する、ClassOfA、ClassOfBというクラス型を宣言できます。
(残念ながら、Aを作ると同時に自動的にClassOfAを作ってくれたりはしませんが、
実際のクラスの関係を逸脱したクラス型を作ることは不可能なので、
必要に応じてクラス型を作れば(間違って作る心配は無いという意味で)大丈夫です)
そして、それを宣言すると、
ClassOfA型の変数にA(自分)を代入→OK
ClassOfB型の変数にA(親)を代入→コンパイルエラー
ClassOfA型の変数にB(子)を代入→OK
という事が生じます。
これは、ClassOfAとかClassOfBとかいう型もまた強い型付けだからこそ
できる(=コンパイルエラーになる)ことです。
そして、前述のように、このクラス型変数に対して直接(素直な構文で)メソッドを呼べますし、
そのさい実際にどのクラスの処理が呼ばれるか?は、
(virtualをつけていれば)クラス型"変数の"型じゃなく、そこに代入されたクラス型"値の"型に、依存します。
Re:これって。。 (スコア:1)
>あなたが出来ることに関して言えば、そうです。
>他の人であれば他の方法もあると思いますが。
うわ、最低ですね(藁
そういうこと言う人に限って、誰に対してその台詞を吐くかを、自分で(勝手に)決めてしまうわけです。
「与えられた環境」という概念を、なにか勘違いしていませんか?
それはしばしば、
例えば、もし貴方が会社の社長ならば、「貴方が部下に与えたもの」であったり、
例えば、「大手(技術的に優良かどうかは別問題ね)のベンダーが発売したもの」だったり、します。
つまり環境とは、恣意と自分勝手(笑)に基づいて、(力のある)誰かが用意したもの、に過ぎないということが
茶飯事なわけです。
本来そういう場合は、環境を「与えた」側が、色々な責任(例:開発が遅れたときの責任)をとって欲しいもんなんですが、
そういうかたがたは責任をとる時になると今度はトボケるんですよね…
そして、部下に責任を押し付ける…
#VC++とVBでないと駄目!とかいう要求を出す客や社長をどうにかして欲しいのでG7
#開発効率を落としたいか?落としてもいいのか?
#そのくせ遅れれば怒るくせによぉ?
#つまり彼らは、我々に(価値の無い)妥協を迫るくせに、その見返りとして自分らも妥協することは、決してしない。
ところで。その手の「妥協」ってのは、プログラマにとっては「労働条件(の悪化)」でもあります。
>その部分は、あなたが上司なり同僚なりに説明すべき事でしょう。
>ひょっとして /. 経由で社内コミュニケーションを取ってるのかな?
当然こっちの内輪の事は内輪でやってますが、
それとは別に、一般論としても嗜め(笑)るに値する事柄だし、
もし貴方の思考がそれに該当するというなら、それも嗜め(笑)るに値する、というだけのことです。
自分だけ蚊帳の外に居ようなんて、甘いですよ。
他の人も書いてたようですが、こういう場面で「妥協しろ」って言い出すのは、
確かにセンスも無ければ責任感も無い意見、だと思います。
センスが無いってのは、(もし自分が社長とかならば)自社の生産性に対する嗅覚が欠けてるっていう意味で、
責任感が無いってのは、(もし自分が社長とかならば)自社の存続に対する危機感が欠けてるっていう意味。
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>あなたが出来ることに関して言えば、そうです。
余談ですが、JavaVM上で動くRubyだのPythonだのLispだのがあるようですので、
それらを使うと、Javaという「与えられた(笑)」環境の中でも、なんとかなる…かも知れません。
というわけで、「あなたが出来ること」をどうやって推し量ったのか、伺いたいものです。:-)
どんな選択肢があるかを知らない人間:-)が、比較的知ってる人間:-)に対し「出来ること」を判断する
ってのは、論理的に考えても、ちと滑稽な議論だと思うんですが。
それとも、JythonやJRubyのInstallを許可しない、という行動に出ますか?(T_T)
…つまりですね、「出来ること」ってのは
「上司が許可してること」の言い換えに過ぎないっていうケースが
多すぎるんですよ。
そういや、
大手が作った製品(JavaとかJ2EE)とかを盲信し、
あと自社の(しばしば糞な)プログラマをも盲信する(笑)くせに、
その中間(?)である程ほどに優秀な世間の第三者製ソフトを一方的に信じない、
という意味不明な行動をする人は、(会社内とかに)棲息してるのをしばしば目撃しますね。はい。
いや、まあ、どういう行動を選択しても自由かも知れませんが、
その選択によって、自社社員(プログラマ)と、自社の利益と、の
両方の首を締めている可能性については、考慮してください。
もしあなたがそれ系の立場のかたならば。
#そして、そういう立場でないにしても、なにか似たような状況に置かれたら、この話を思い出してください。
Re:これって。。 (スコア:1)
○ファーストクラスオブジェクトな「クラス」が有る(これはJavaでも満たしています)
○対応する変数の型も存在する(Javaに無いのはこっち)
○「クラス」をその変数に代入するとき、継承関係に見合った代入の制限が行なわれる(これもJavaに無い)
だと思います。
Classクラスの各インスタンスは各クラスに対応して存在してるようですが、
それの代入の制御が出来てないんですね。
あ。あと、
○変数の型によって(クラス)メソッドの呼び出し可能性を制御する(これもJavaに無い)
もですね。
Re:これって。。 (スコア:1)
問題は、そもそも何故、そんなもん(=言語などの道具の選定)が
労働条件になってしまうのか?だと思います。
(不適切な)言語の採用を強制されてしまうと、それは労働条件(の悪化)に繋がるのですが、
問題は、なんでそもそもそんな強制を「する」のか?です。
仕事の邪魔だから、是非とも黙っていて欲しいんですけど(ただただ黙っててくれりゃそれでいいんですけど)、
余計な「支配」をすることを好む、経営者だの上司だのって、なぜか多いですよね。
なおここでいう「余計」とは、利益に全然繋がらない、それどころかマイナス、っていう事です。
給料の金額みたいに、直接労使間の引っ張り合いのネタにならざるを得ない問題ならば、
どうこう言うのも判るんですが、
社員の道具をわざわざ使いづらいものに替えることがどうして雇用側の利益に繋がるのかは、俺にはわかりません。
ま、アホは自分がアホだと気付かないからこそアホなんでしょうね。
そして、アホじゃない人(もし居れば)は、出来るだけアホを嗜め(笑)る方向に動くわけですが、
アホだからこそなかなか応じないわけで。
あらゆるアホ(笑)に対応(笑)する能力つーか根気は、
たしかになかなか持てませんよね。
いや、無限の時間と手間をかけても尚無理なんじゃないかな?
#そりゃ頭悪い人間も飯を食うために仕事するんだろうけど、周囲にとっては純粋に迷惑なんで、どうにかして欲しいG7
で、俺に出来ることですか?
アホがアホな命令をしなければ(笑)、俺が出来ることはいろいろ有ります、ってゆーだけのことなんですが。
アホがアホな命令をすることを止める手段は、俺も確かに知りたいですね。
Re:これって。。 (スコア:1)
スラドユーザにとっては、利益なんて関係ありません(^^;
IBMも (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:IBMも (スコア:1, おもしろおかしい)
さんには、是非Rational系の全ツールをGPLで
公開してもらいたいものです。
っと言ってみたりする
Rational Roseを一番最初にやってね
Re:IBMも (スコア:1)
それはそれで嬉しいかも。
ただ、しょせんinstanceof()も書けないのがUMLの仕様 [atmarkit.co.jp]なんだから、
UMLツールが元気になったって大したゴリヤクは無いです。
というか、既存の他のFREEなUMLツールがあれば十分だし、
RoseのデータファイルはLispもどき(?)の括弧まみれなフォーマット(つまりテキスト)で
JavaCCの定義ファイルサンプル集サイトにすら定義が載っているくらいなんだから、
ファイル受け取ったら別ツール用に変換すれば済む事だし。
元々Roseってバグや使いにくさのオンパレードなんで、
早く消え去って欲しいです。
公開書簡 (スコア:1)
以下のサイトで読めるようです。
IBM's Open Letter to Sun
http://yucca.standardout.com/lxer/story/5804/ [standardout.com]
IBMにどういうメリットがあるんだろ (スコア:0)
オープンソースでJava開発って、既にJikesでやってるじゃん。
俺もしたんだからお前もしろよーってことなのか?
Re:IBMにどういうメリットがあるんだろ (スコア:1)
Jikesはコンパイラだけ。クラスライブラリやVM全部ってことなんでしょたぶん。
Re:IBMにどういうメリットがあるんだろ (スコア:2, 参考になる)
コアライブラリ再実装ということで、
初めて聞いたときは耳を疑ったものです。
>Current snapshot releases have implementations for the
>following packages (and some subpackages) java.applet,
>java.awt, java.beans, java.io, java.lang, java.math,
>java.net, java.rmi, java.security, java.sql, java.text,
>java.util, java.util.jar, java.util.zip.
Re:IBMにどういうメリットがあるんだろ (スコア:0)
Re:IBMにどういうメリットがあるんだろ (スコア:1)
Re:オープンソースなんてやるわけがない (スコア:2, すばらしい洞察)
PCメーカではSunのJava VMをプリインストールするところも増えて
いますね。これで正しいJava環境が広がれば良いのでは?
Re:オープンソースなんてやるわけがない (スコア:3, すばらしい洞察)
MSはWindowsにMS製JavaVMを載せていた。
Sunは、Windowsに、Sun製JavaVMを載せさせようと企んだ。
SunはMS製JavaVMに対して問題点を探し、裁判に訴えて、
WindowsからMS製JavaVMを外すように仕向けた。
MSはWindowsから、JavaVMそのものを外して売ることに決めた。
WindowsにSun製JavaVMを載せて配布することで、Javaに関する
支配力を得ようと企んでいたSunは、予想外の展開にあせって
今度はWindowsにJavaVMを載せるように裁判で訴えた。
MSの愚かな行為が原因というより、Sunの愚かな行為が原因としか
思えませんな。
まとめると、裁判を利用してSunは自らの製品の普及を企んだわけ。
MS製のJavaVMに仕様外のところがあって、それが問題なのであれば
裁判でそう訴えて、MSに修正を迫ればいい話。
SunもMSも、「そちも悪よのう」的に言えば同じくらいなんで、
Sunが思い描くとおりに進めると、正しいJava環境なんて幻想でしょ。
Re:オープンソースなんてやるわけがない (スコア:1)
自分的には、クライアントサイドまで Java が普及してしまうと冗談抜きで Java 一色の世界になりかねないんで、そういうつまらない (フレームの元かも) 世界は勘弁していただきたいところです。 IBM 的には、かつての PL/I が目的としていた (はずの) Single-Language ソリューションを理想にしているのかも知れませんが。
Re:オープンソースなんてやるわけがない (スコア:1, すばらしい洞察)
メーカーによってはSunのJVMが入ってたりしますが、
そーゆー事ではなくて?
Re:オープンソースなんてやるわけがない (スコア:1, すばらしい洞察)
ケータイで普及してJava Desktop Systemとかも出てる。
これでダメだともう芽はないだろ。
Re:とっても図々しいんじゃない? (スコア:1)