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九大病院で携帯電話の院内使用を解禁 235

ストーリー by GetSet
メリット/デメリットの判断は慎重に 部門より

beat9872曰く、"九大病院(福岡市)が、医療機器への悪影響を理由に禁止していた病院内での携帯電話使用を昨年10月から解禁していたことが27日に分かったそうです(参考:yahooの記事 / 西日本新聞の記事)
携帯電話の電波がどれほどの影響を及ぼすのか、自分も懐疑的でしたので、興味深いところです。自らも電磁波を発生する医療機器も少なくないと思うのですが、携帯電話の電波で誤動作するような機器はそもそも、電磁波に対する対策があまりに貧弱すぎるのではないでしょうか? スラド読者皆さんのご意見はどうでしょう?"

携帯電話に関して、長く続いている議論の種の一つであるが、病院が自ら解禁に踏み切ったというのは興味深い。ただ「万が一事故が起きた場合の対応など未解決の課題もあり」というあたりに不安も残る。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • そもそも (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2004年03月29日 12時03分 (#522387)
    人の生命にかかわる医療機器が、 携帯電話ごときで止まるという前堤で ものを考えることが間違っていないか?

    医療器機の仕様に、電波への耐性を含めるのが本筋かと思う。

    • Re:そもそも (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2004年03月29日 12時48分 (#522438)
      > 人の生命にかかわる医療機器が、携帯電話ごときで止まるという前堤で
      > ものを考えることが間違っていないか?

      自ら思考して「携帯電話ごときで止まる」と本気で考えている人は
      ほとんどいないでしょう (騙されている人を除く)。
      医療ミス等事故が発生したとき
      「携帯電話が原因で止まった可能性が高い」
      と主張する逃げ道を用意しておきたい人ならいるようですが。

      http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/pressrelease/japanese/sogo_tsusin/010515_1.html

      数年前の実験で
      携帯電話を15cm以上離しても影響を受けるペースメーカーは1台もありませんでした。
      10cm以上15cm未満の距離ならば
      ペースメーカー68機種中の1機種だけが800MHz帯という条件付きで影響ありでした。
      影響の定義が不明、すなわち一時的に目標と異なる動作をするだけなのか
      回復不可能な誤動作となるのかは不明です。

      なお「ペースメーカー68機種中の1機種」だけというところから分かるように、
      「携帯電話の電磁波によって影響をうける問題」というのは
      単純にこの機種だけの問題であって、
      ペースメーカー全体に関わる問題ではありません。

      ペースメーカーは電池寿命が数年であり、
      その交換のために数年に1度、ペースメーカー本体ごと交換されます。
      いま実際に埋め込まれているペースメーカーは数年以内に埋め込まれたものです。
      1997年頃には既に携帯電話の電磁波がペースメーカーに与える悪影響について
      騒がれ始めていましたが、
      それより以前に埋め込まれたペースメーカーは今ほとんどありません。

      この問題の1機種が実際にどれくらい使用されているのかは分かりませんが、
      実験によって一番脆弱だと判断されたその機種を
      (数年前から携帯電話とペースメーカーの問題について騒がれ続けているこの時代に)
      あえて選ぶと判断することはほとんど無いのではないかと予想します。
      実際のところこの機種が使われている件数が0件なのではないかとも予想します。
      親コメント
    • Re:そもそも (スコア:1, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2004年03月29日 12時44分 (#522429)
      医者じゃないんで、正しいことはエライ人に任せますが、、
      ペースメーカーは心臓が普通に動いているときにはそのパルスをモニタするだけで、
      心臓からのパルスが弱くなった時(テンポも変わるそうですが)にだけパルスを発生させると聞きました。
      で、携帯電話などの強い電波があると、心臓はちゃんと動いていると勘違いして、パルスを出さない。
      ということはどうやらパルスのテンポを見ているのではなくて、単に強さだけをモニタしているのかもしれません。
      もっとインテリジェントに、心臓のパルスなのか、その他のパルスなのか判るようにすれば良いようにも思います。

      #で、そのスマートペースメーカーの OSに某社製品が使われて、ある日患者が青い顔で落ち、、、

      親コメント

  • 電波の医用機器等への影響に関する調査結果(総務省)
    [soumu.go.jp]によりますと、W-CDMA、CDMA/CDMA2000 1xの影響が少ない傾向が指摘されています。1.5GHzのPDC(vodafoneやツーカー)もCDMAやPHSと殆ど変わらないくらい健闘してます(最大干渉距離4cm)。それに対し、800MHzのPDC(DoCoMo)の成績はかんばしくありません(最大干渉距離11.5cm)。22cm(の基準は以前の調査での最大干渉距離15cm×安全率1.5からきている)だとか、今なお、この種の問題の足を引っ張っていたのは、つまり...

    今回の病院の判断は、医用機器の対電磁波性能が向上しつつある事も背景になったもよう。
  • 生体信号と規格 (スコア:2, 参考になる)

    by tamaco (19059) on 2004年03月30日 0時48分 (#523134)
    あんまり専門的になってしまうので、さわりの部分でも。

    最近IECという国際規格IEC60601-1-2(第2 版)が策定され
    携帯電話等の影響を定量的に評価し、取扱説明書に具体的に
    記載する方向に向かうようです。

    記載例
    現在:携帯電話・PHS等の無線機器を近づけた場合、
       誤動作する可能性があります
    将来:この機器は***MHz~***MHzまでは
       3V/mの電磁界まで耐えることが可能です。
       (但し**の測定においては*V/m以下)

    3V/mの電磁界は送出電力Wから距離の換算式があるので、
    簡単に計算できます(実際にそれを利用する医療関係者まで
    電波の考え方を理解してもらうのは難しそうだが)

    なので、将来的にはもう少し定量的にマズいものとその距離の
    関係を客観的に判断できそうです。

    なお、生体信号レベルは下記程度です(JIS規格にもあります)
    ECG(心電図):1mV程度
    脳波:100μV以下
    誘発電位(電気刺激等の脳波反応):1μV程度

    ペースメーカでは心臓の自己で拍動を電気的にセンシングし、
    補助としてタイミングを合わせて電気パルスを出力しています。
    心内心電図はもう少し電位が高かったはずですが、3V/mで
    揺さぶられるとやっぱり辛いはずです。オペアンプはCMRR
    (同相弁別比)を持っていますが、携帯の電波の数百MHz等は
    弁別できるわけもなく、内部のトランジスタ・FETが検波出力
    (AMラジオと同じ原理)で影響を受けます。
    様々な影響を受けにくくする対策などは各社各パラメータ頑張って
    行っていますが、いずれも完全は難しいのも事実です。
    完全シールドルームでしか行わない検査なら大丈夫ですが
    そうではない状況も多いわけで。

    参考リンク
    ・IEC60601-1-2(第2 版)
    TUV(テュフ) [tuv-ohtama.co.jp]

    医療機関における無線LAN運用時の問題点について
    -医用工学機器に与える無線LANの影響-
    [kyushu-u.ac.jp]
    IEC60601-1-2(Ed.2)ではイミュニティ適合規格表を添付することが
    義務づけられ,距離と出力に関する情報を提供しなければならない.
    したがって,無線LAN領域でも高出力放射を与え,誤動作等の有無に
    ついて観察が必要であろう.電磁場環境を定量的に評価するためには
    測定のプロトコール化が必須であり,本研究の結果をもとに作業を
    進めていく予定である.
    • by tamaco (19059) on 2004年03月30日 1時01分 (#523148)
      参考リンク2
      バナナの皮 ― Issue 48 [nifty.ne.jp]

      電気手術機器は、典型的には 500kHz を使用する。
      ・・・いわゆる電気メスです

      除細動器
      ・・・心臓を動かすためのカウンターショック。

      GSM 変調信号
      ・・・主に海外の携帯ですが、キャリア信号(数百MHz)を
         217HzでAM変調がかかっています。
         生体信号に近い17Hzを使うTETRA変調は遥かに低い
         レベルで影響を受けます
         日本の携帯・PHSもいろいろな変調がかかっています
      親コメント
  • 「興味深い」コメントの裏側

    エスカレーターが珍しかった昔の事ですが、 手すりから身を乗り出していた子供が天井との間に 首をはさまれて死亡する事故というのが起きています。 現在のデパート等で、プラスチックの棒やアクリル板 で危険な隙間が防御され、危険を知らせるアナウンスが されているのはその為です。 でも、死亡事故が起きた後エスカレーターが撤去された 訳ではありません。
    つい最近、まだ珍しい自動回転扉で死亡事故が発生しましたが、 今、それを使用しているビルでは撤去の動きが起きています。

    この違いは、「危険性」と「利便性・代替手段の有無」 に有ると思われます。
    エスカレーターの代替手段である階段は移動手段として 人間の負担が大きい事、またエレベーターによる輸送人員は 限られる事などのデメリットが有るのに対して、自動回転扉の 代替手段である自動スライド扉には、建物の中に入る為の手段として 利便性が大きく劣る点が無いからです。
    その為、危険性が無くなったわけではないエスカレーターは 危険防止の手段を付け加えて使い続けられ、 自動回転扉はセンサーを増やして安全性を高めるという事 でなく「撤去・自動スライド扉への置き換え」 の方向に向かっているのだと思われます。

    要約版:
    現時点での危険性は機械そのものの構造が持つ「制御可能な」技術的な部分と、それを利用する人間の「身勝手・不注意な」行動の両方が作り出していて、人間の行動の側は完全に制御する事が出来ない。(例示:パッチを当てないパソコンの存在)
    その場合、一番危険な行動をとる人間を基準にして、 安全の確保の手段が想定される「情けない状態」になる。
    九大病院の事例は、限定され、制御された条件下の事例で拡大解釈は危険だ。


    暇が有る人の為の版:
    そこで、このストーリーで扱われている「携帯電話」がどうなのか という事を考えてみると、「危険性」という部分では実はエスカレーター と同じで、危険な場所・状況が特定できる事が判ります。 「電磁波の防御が考えられていなかった頃に 作られた古い医療機器」や「新しいが電磁波の影響に弱い医療機器」 が使われていて、なおかつ人命に影響の出る所です。 九大病院では当然ですがその区域での使用は禁止されています。
    また人間の体内に埋め込まれている古いペースメーカーが 至近距離で電磁波を受けてしまう可能性がある満員電車内もこの事例に当たります。
    技術的には、医療機器の性能向上も有るので、現在でも全ての病院で 「使用不許可の場所」を指定した携帯電話の院内利用が当然「可能」な事が判ります。

    では、逆に残りの大学病院が九大病院と同じように、 携帯電話の使用を許可していないのはなぜなのかという事ですが、 これは、携帯電話を使うことによるメリット受益者とデメリット負担者が別の人間だからという事がまず有るからだと思われます。
    エスカレーターでも回転扉でも、危険性のある行為をした人に危険が及んでいますが、 携帯電話の場合、医療機器の誤動作による危険というデメリットを負担するのは、 携帯電話を利用する人では有りません。 しかも誤作動が起こる可能性がある機器を使わない事は デメリットを負担する人には選択できません。 携帯電話の使用がいつ行われるかはデメリット負担者には予測不能です。
    また、携帯電話利用者全員がきちんと制限区域での使用禁止を守る状況が、利用者の任意意志では無くシステム的に保証できるかどうかという判断も必要になります。
    「代替手段」として病院内からの通信手段としての有線電話が存在する事、病院の外に一歩出れば携帯電話の使用の制限が無い事も 理由になるだろうと思われます。

    この話をプログラムに置き換えると、システムに誤作動を起こす可能性が極小さいけれど 有ると「あらかじめ判っている」便利なモジュール[携帯電話]を組み込むかどうかの判断です。 この場合誤作動を起こさないが、便利さでは劣るモジュール[有線電話]が有る事が判っています。
    利益を受けるのはAさん[不特定多数の携帯電話利用者]ですが、万一の誤作動の事故で損害を受けるのはBさん[医療機器に依存する入院患者]です。 システムを運用をしているCさん[病院の運営者]は、 運用の工夫をすれば大きな事故はないだろうと判断してモジュールを組み込みました。 Cさんはモジュールの安全性を高めることは出来ませんが、誤作動をした後の損害をカバーする為の技術[医療技術]を持っています。半年運用した現在事故は起きていません。 という状況になります。

    半年運用した結果事故がなかった事は、 モジュールの危険性が取り除かれた事を意味しませんし、 そもそも、他の安全なモジュールが存在しているのに、危険性が予見されているモジュールを
  • by bikeman (14466) on 2004年03月29日 11時46分 (#522372)
    インターフェア(電波障害)対策って、どうなってるんでしょう?
    まず、そっちを確認しなければいけなかったのに、いきなり実地したわけ??
    これも人体実験に入るのかな?
  • by virtual (15806) on 2004年03月29日 11時48分 (#522374)
    病院内で捕まえるのに必要だからではないのかな?
  • by sunburn (21185) on 2004年03月29日 11時48分 (#522376) 日記
    解禁されてないのに
  • シーズン1のエピソードの中で男が携帯電話を使うと、ペースメーカーを
    埋め込んだ患者に不整脈が出たり、電動車椅子が勝手に走り出すシーンが
    あるのだけれど、このERの作者兼プロデューサーのMichael Crichtonは
    ハーバードメディカルスクールにいた時に、そんな経験したんだろうか?
    と気になっていた。

    また、飛行機に乗っている時に電子機器を使用しないでくださいというの
    もあるが、あれって本当に影響が出ているのだろうか?

    「もしかしたら」を考慮して使用を禁止するのも良いが、「もしかしたら」
    をテスト出来ない機材を、人の命に関わる用途に使うのもどうかと思う。
    せめてYESかNOの証明くらいは行ってから製品化するのがmission critical
    な製品を製造するものの努めではないだろうか。
    --

    There is no spoon.
    • by torigasira (9469) on 2004年03月29日 12時42分 (#522427)
      オフトピ気味ですが、飛行機での干渉の話については、"機内でパソコンやPDAが使用禁止に" [srad.jp]が参考になります。

      また、日本航空機長組合によると、検証したくても、再現性に乏しく難しい [jalcrew.jp]そうです。

      #昔、聴診器のような、中空のチューブで聞くイヤホンが、
      #機内で配られてたのは、電波干渉を防ぐためだったんでしょうか。
      #安いorお持ち帰り防止のためだと思ってました。
      親コメント
      • by Ryo.F (3896) on 2004年03月29日 13時34分 (#522486) 日記
        > #昔、聴診器のような、中空のチューブで聞くイヤホンが、
        > #機内で配られてたのは、電波干渉を防ぐためだったんでしょうか。
        > #安いorお持ち帰り防止のためだと思ってました。

        私の経験ですが、持っていたMDプレイヤ(もちろん、離着陸時には使用していません)のヘッドフォンを座席についてるミニジャックに挿して機内放送を聴いてたら、客室乗務員がすっ飛んできて、「御遠慮ください」と言われましたよ。
        親コメント
    • by keybordist (3572) on 2004年03月29日 12時44分 (#522430) 日記
      新谷かおるの「ファントム無頼」で、
      電卓(大昔の一台で数万しそうな奴ね)から出る電磁波で旅客機の無線がおかしくなった、って描写があったなあ。

      当時の電卓って、消費電力が今のノート型PC並にあったりしてるし、電磁波対策なんて概念もないから、
      今時の電子機器と一概には比べられないのだろうだけど、
      その普及度合いと使用頻度からすれば、影響が出ないって言うほうが無理だと思うが。
      親コメント
  • こちらのページ [gik.gr.jp]の下の方に「ペースメーカーを使う上で避けるもの一覧」が有りますが、携帯電話は「弱い電磁波を発生する機器」で、ペースメーカー(つまり心臓の位置)と22cm離れていたら大丈夫とのこと。
    つまり耳と心臓って30cm離れていると思うから、注意すれば患者が使っても大丈夫なのでは?まあ、あえてそんなリスクを冒す必要は無いとは思うけど

    それよりも、全自動麻雀卓が「強い電波を発生する機器」で「絶対避けるべき機器」だとは知らなかった。じゃあ、雀荘は電磁波の固まり?
  • ここ [soumu.go.jp] に調査(の追試の)結果があるけど、とりあえず「22センチ・ルール」というのが出来上がっている、としていいでしょうね。しかし、この調査結果、ずいぶん前からあるんですけどね。 では、次に疑問なのは、これまで「心臓ペースメーカー云々」などの「迷回答」を、誰が、どんな目的で、また、どういった意図でそれを作り、流布させたか、ということですね。 起こりもしない事故を「危ない」といって不安を煽り、ちゃんとした専門家の調査結果があるにもかかわらず、それをまるで見なかったかのように、こういった問題のある言動を、あたかも本当のことと思わせた、というようなこのプロパガンダをやったのは誰だ?
  • いやね、友人が入院したときにイロイロ話したけど
    とにかく暇だからメールやら通話やらしたいと。
    庭に出てやっていたみたいですが…。
     
    マナー的な問題で、しばらくは解禁しないほうが良いような。
    待合室や入院する部屋、面会室なんかで頻繁に着信音ならされたり
    通話されたりしたらイライラして体に障る人もいるでしょうに。
    私は絶対いやだね。やたらケータイ使ってる奴が居る病院に入院するのは。
  • by globefish (13682) on 2004年03月29日 12時46分 (#522435)
    テレビの貸出みたいに構内PHSのプリペイド貸出とかあれば
    いいのに・・・と思ったことがあります。看護師さんたちのナース
    コールに構内PHSがどこも普及しつつあるし。

    病気で入院していることから(ましてや長期入院となると)
    患者の不安は大きいと思います。それを家族や友達と繋がり
    がもてるというものがあればいいとおもいます。
    公衆電話もあるけどすごい順番待ちだったり,プライバシー
    を保てなさそうな場所においてあったり,そもそも設置場所
    まで移動できない(ベットから動けない)人もいたりして,
    仮にもっていそうな気配がしても,そういう事情から管理側
    もあまり強くいえない様子です。

    ただし,マナー(いちばんめんどいところですが)の管理を
    どこまでできるのか,今後そこら辺のモラルの啓発が必要に
    なってくると思います。
    (安静にしている患者さんのとなりのベットで大声で話す,
    でかい着信音を流しっぱなしなどなど)

    ちなみにテレビって電磁波でてんじゃないのかなぁと。
    出力の問題?
    • by y4su0 (4282) on 2004年03月29日 12時57分 (#522446) ホームページ
      病院用の構内PHSは (今のところ) 外線にはつながってません.
      あくまで呼び出し用の内線電話の代わりです.
      というわけで,貸し出しても意味がない,というか余計な混乱の元になると思います.

      ただ,入院患者さん向けにそういうものの貸し出しがあればいいのに,というのには同意.
      --
      y4su0
      親コメント
  • by Shidho (5649) on 2004年03月29日 13時15分 (#522467) 日記
    今はNTT東日本関東病院と呼ばれる病院ですが、
    携帯電話の使用については、こんなお願い [ntt-east.co.jp]になっています。

    でも、実際に待合い等で看護婦さんなんかに聞いたらほぼどこでも通話OKと言われました。(一応通話する場所ごとに聞いていた)。
    救急で身動きが出来ないときの緊急連絡だったので使えて助かりました。さすが通信会社、ってあんまり関係ないか。

    #ところでここの病院、入院病棟にISDNが引けるという噂を聞いたのだが本当だろうか?
  • 入院中も、友人や家族と気軽に話したければ、病床に電話のコンセントを設けて、黒電話を置けばいいじゃないか。なぜ携帯なのか。有線の電話では話ができないとでも言うのか。 EMCC のレポートでは [biglobe.ne.jp]
    携帯電話端末(PHS端末を除く)が送出する電波または近傍電磁界によって、実験した138機種の医用電気機器の約60%が何らかの影響を受けた。のこりの約40%は、携帯電話を接触するほどに接近させて電波を発射しても何ら問題がなかった。
    とあるけどね。

    医者でも、電波の事はド素人が大半だからねぇ。 /. も大差無いけど。

    本当にいい加減 /. で電波の議論するの、止めようよ。 「IEC601」なんて言葉、出てこないでしょう? これって、「OS」という単語を知らない人がコンピューターの事を話し合っているのも同然だって事に、気が付こうよ。

    > 「医療機器の性能向上などもあり安全性に大きな問題はない」

    IEC601 でテストした医療機器しか使用していない事を確認したのであれば、携帯電話を使用して構わないだろう。それ以上でも、それ以外でも無い。記事を見れば容易に行間が読み取れるが、九大病院ではそんな確認なんかしていない。単なる憶測+経験則だ。

    「俺はこの四つ角で一時停止なんかした事はここ一年で一度も無いが、交通量が少ないので事故なんか起こした事は無い。よって、この四つ角は一時停止する必要なんか無いと判断する」というのと同程度の科学的根拠ですな。ま、事故が起きないように・・・みんなで祈ろうか?

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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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