A4紙に256GBのデータを保存する技術が開発かも? 110
ストーリー by kazekiri
夢の中の技術? 部門より
夢の中の技術? 部門より
bttf 曰く、
TECHWORLD COMによれば、インドの学生Sainul Abideen氏が、A4用紙1枚に約256GBのデータを記録する技術を開発したという。「Rainbow Technology」と名付けられたこの技術は、音楽や映像といったデータを、色の付いたな丸、三角、四角などのコードに変換することによってデータを記録するというもので、1平方インチあたり約2.7GBのデータが保存可能という。
同技術を利用したRVD(Rainbow video disc)には約450GB、2平方インチのSIMカードにも約5GBのデータを格納可能という。むろんエンコード/デコード方法については明らかになっておらず、専用のスキャナー等の開発も待たなければならないが、この技術が実用に足るものであれば、HD-DVD対Blue-Rayの争いが思わぬ陣営から突き崩されることになるかも知れない。
同じくTechworld.comの続報記事「 Can you get 256GB on an A4 sheet? No way!」も合わせて参照。タイトル通りにこの技術へは否定的な内容である。
ま、無理でしょ (スコア:2, 興味深い)
仮に48bitで色分解できたとしても1インチあたり2.7GBを格納するには21万dpiぐらいは必要ですから
銀塩フィルム(5千dpiぐらい)の5倍ぐらい細かい点を読み書きできるプリンタとスキャナがいるわけで
まああれだ。5ヵ月後ならちょうどよかったのではないか
WDMしたらどうでしょ (スコア:2, 参考になる)
紙だとでこぼこしていて事情が違いそうですが、フィルムならマクロフィルムのスキャナ [mscsys.co.jp]なんかでも、5000dpiの読み取りができます。もしデータが二値ならば、A4一枚で大体2Gビットになります。もし人間が判別する色で考えると1ドットあたり3バイトとか(4バイト目はアルファチャンネルですね)になるけれども、可視光線の波長と言っても400-700nmの範囲があって、もし400nm、401nm、402nm、...それぞれの波長の光「だけ」を吸収するインクでもあって、それぞれの濃度を256階調(1バイト)取れるなら、1ドットに300バイト入るのでA4サイズに100Gバイトのオーダーのデータが入ってよいことになります。もしかして、人間の目よりももっと細かく色を分解できたら、ということです。300色のインクで書き込むのも大変なら、どの波長の光が吸収されているか測らないといけない(分光しないといけない)のでものすごく遅いデバイスになりそうですが。
そんなインクがあり得るかどうかは知りませんが、光の吸収のコントラストが取れるなら紫外線でも赤外線でも良いので、波長領域はもっと広く考えても良いでしょう。
Re:ま、無理でしょ(余計なもの) (スコア:1)
Re:ま、無理でしょ (スコア:1)
二次元なら21万の平方根で済むんじゃ?
Re:ま、無理でしょ (スコア:1)
>1平方インチあたり約2.7GB
>48bitで色分解
だと、1平方インチ当り、2.7GB/48bit=540Mドット。
平方根で、21Kdpiでしょ。
2.1万dpi
元コメントは平方根を忘れたんじゃなくて、平方根した後桁間違えたんだと思う。
Re:ま、無理でしょ (スコア:1)
コメント書く時間違えたんだろうな。
Re:ま、無理でしょ (スコア:1)
Re:ま、無理でしょ (スコア:1)
1200 nm^2 [google.co.jp]
どうにか、RGBの色の波長よりも大きなスポットではありますが、この領域に16x3ビットの階調を
持たせるって無理じゃないですかね。
まあ、ヒトの視覚特性に合わせてRGBにする必要もないわけですが。色素の吸光特性が重ならなければ
3色以上にしてもいいですから(それどころか可視光の外に広がってもOK)、それでさらに稼ぐことは
できそうですけど。
僕ならこうする (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:僕ならこうする (スコア:3, すばらしい洞察)
一方、日本は「5 7 5 7 7」文字で宇宙を記録した。
# 「した。」でなく、いまも続けし、作業かな。
李 露星
Re:僕ならこうする (スコア:1)
ハード障害が起きると怖いから
RAID5くらいは組んだ方がいいと思う。
もちろんバックアップは別途すること。
Re:僕ならこうする (スコア:1)
長さをすごーく精密に測るとその値がデータになっているとか言う
#元ネタがなんだったか忘れた
Re:僕ならこうする (スコア:1)
# ググってみたのですが、Web上によい日本語コンテンツがなさそう。
Re:僕ならこうする (スコア:1)
Re:僕ならこうする (スコア:4, おもしろおかしい)
「/.」?
Re:僕ならこうする (スコア:3, おもしろおかしい)
そうでもないですよ。42
/.JのちゅうしんでTarZはウソツキだ、とさけぶ (スコア:2, すばらしい洞察)
「世の中のすべての事象を記述」した時点で、その記述そのものも世の中の事象の一部となります。
となると、「世の中のすべての事象を記述」したテキストも当然、その記述には含めなければなりません。
(でないと、記述漏れがあるので「世の中の全ての事象を記述」していないことになる)
はたして、その整数値は有限でしょうか?
Re:/.JのちゅうしんでTarZはウソツキだ、とさけぶ (スコア:1)
そういえば「現在のみならず無限の過去から無限の未来に亘る事象の全てが記述されている」とされる、「アカシック・レコード」なぞには、それ自身が記録している内容そのものも記録されているのでしょうかね。
まあ、「無限次元に折り畳まれているので無問題」と一言で片付けられてしまいそうですが。
Medu Lah! en' gula vrechen d' MOL! ~箇更なる高みで廼の困惑を姜す
Re:/.JのちゅうしんでTarZはウソツキだ、とさけぶ (スコア:1)
Re:/.JのちゅうしんでTarZはウソツキだ、とさけぶ (スコア:1)
記録する前の事象を記録すればOKです。
その記録は「棒に書き込まれる」という未来も格納しています。
また、書き込んだ後に再度書き込めば「棒に書き込まれた情報を格納した棒」が出来上がります。
物理的な位置とエネルギーを書き込めばいいので、
世界の構成単位が決まれば書き込むべき情報も決まります。
最小が存在するかどうかの問題はありますが、
記述の意味を考える必要はありません。
といいつつ、個人的な解答では「書き込めない」です。
最小単位が決定できない場合(情報量無限)の場合、書き込んだものに誤差が出るので
全てを保存したことになりません。
最小単位が決定できる場合、棒の比率で表現できる容量が足りなくなります。
なので、整数値が有限かどうかも関係ありません。
Re:/.JのちゅうしんでTarZはウソツキだ、とさけぶ (スコア:1, すばらしい洞察)
で、 (スコア:2, おもしろおかしい)
そういえば「紙フロッピー」なるものが (スコア:2, 興味深い)
モノクロ二次元バーコードでA4用紙を埋め尽くしたような感じで、
紙フロッピーの名前通り、容量は600KB~数MB 程度だったとか。
(解像度・修復情報量などで変化)
復元ソフトはフロッピーに入るサイズでかつ、
無料で配布可能だったため、郵送時の重量軽減に繋げることが可能。
普及しなかった原因は、
FAXよりも早い通信速度を持つモデムの登場と、
高密度データ利用のために必要な機器が多いこと、
CD-Rの価格低下のためと思われる。
#展示してあった箱の記憶を辿ってるだけなのでAC
皆さん、否定的な見解が多いようですが (スコア:2, おもしろおかしい)
256gbの情報を保存する事が出来るかもしれません:P
ありゃりゃ? (スコア:1)
Re:ありゃりゃ? (スコア:2, 参考になる)
紙がそんな細密さに耐えられるか、という点も問題だろうし。
Re:ありゃりゃ? (スコア:1)
可視光の領域よりもずっと粗いレベルで紙には凸凹があるはず。
なので、いくらなんでも…。
# …と、思っていたところで続報があったわけですが。
対次世代光ディスク (スコア:1)
2004年時点で試作機までできていたし、原理的に量産が難しそうに思えないのですが、
どのあたりがハードルになっているのでしょう。
なかなか筋がよさそうな技術に思えたのですが……
Re:対次世代光ディスク (スコア:1)
(ママ)
Info-MICAではありませんが、先日のInterBEEでInPhase Technologiesという会社の
ホログラム記録ドライブが参考出品されていました。
ディスクは日立マクセル製で容量が300GB、転送速度が160Mbps、ライトワンスメディアだとか。
見たような聞いたような・・・
itinoe
Re:対次世代光ディスク (スコア:1)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040212/ntt.htm [impress.co.jp]
これか。
でも2006年末の現在、このサイズならSDで2GB/3000円が実現されてしまっているので
どうせ出てくるならいきなり25GBしかも書き換え可能とかでないと競争力がないのでは。
まぁまて、 (スコア:1)
それだけのビット数か稼げるんじゃないか?
# で、A4の紙を構成する分子の数ってどれぐらいなのよ。
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投稿処理前プレビュー確認後書込処理検証処理前反映可否確認処理後……
まだまだだな (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:まだまだだな (スコア:2, 興味深い)
「○○探してるんだけど」「つ(ハッシュ文字列)」
なんてやりとりしてるのを見ると、
現状でもWinnyはTHcompっぽい運用されてるんじゃないかと思いますね。
/dev/null (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:/dev/null (スコア:1)
ただし、読み出しには何年もかかる [wikipedia.org]らしい。
Re:/dev/null (スコア:1)
Re:/dev/null (スコア:1, おもしろおかしい)
あ、スラドに書込みをするウィルスを発見しますた!
捕獲して、その方面の研究所に売り飛ばしてやるぞ。
Re:/dev/null (スコア:1, おもしろおかしい)
消えることなく次元の狭間を漂っていて、
近日公開予定の仮想デバイスドライバで /dev/llun から
読み出すことができるようになり、世界を震撼させる予定。
# それ何て星新一?
これ (スコア:1, 参考になる)
いいね~、圧縮データをインク吹き付けで保存する技術 (スコア:1)
TaddyHatty,
Re:いいね~、圧縮データをインク吹き付けで保存する技術 (スコア:1)
そんなことをすると全身透明なサイボーグに殺されたりしかねません.
インドクオリティ (スコア:3, おもしろおかしい)
「暑季はいいんだけどね・・・。雨期は蒸しすぎて朝でも駄目な時があるし、乾期は乾燥してて、それがよくなかったりしてね・・・。」
調整を終えたAbideenさんは我々との話を切り上げ、筆を握った。極小のA4用紙を一つ一つ摘まみ上げ、丸、三角を書き上げる。速い。まるで一つの精密機械のようだ。またたく間に2.7Gのデータが見事なA4用紙に収まった。息をつく間もなく次の紙に取りかかり、また1枚がデータで埋まる。
「どれ、今朝の調子はどうかな。」
Abideenさんは先に書いた紙を取り上げて一つ一つをつぶさに見る。ひょいひょい、と3つの紙片を抜き取って、脇にどけた。スミがもう乾いている。このスミは速乾性なのだ。
「これは駄目。ほら、ちょっとここがCUエラーでしょう。3個も出るとは、もう乾期が近いね。今日くらいなら昼には問題なく塗れるけど、これからの季節、もっと乾いてくるとつらいかな・・・。」
この仕事は、時間との勝負。速乾性のスミを無地紙に、ここまで均質に書く事のできる職人は、Abideenさんを含めても全インドに3人しかいない。そして、こうやって作られたA4用紙がVistaのコピープロテクトの心臓部と言ってもいい構成品なのだ。懸念されるVistaのカジュアルコピーを一刻も早く解消しなければ、という面でも時間の勝負である。
「移行20%、達成してみせますよ。」
精密機械の動きを見せる時とはうってかわり、とても穏やかな笑顔だ。この笑顔に、インドの最先端技術が支えられているのだ。
帰り道、おみやげに頂いたA4用紙を見ながらカメラマンの台場がため息を漏らした。
「本当に少しもCUエラーがありませんよ。こんな均一に書くだけでも難しいのに、あんなに早く乾いてしまうスミで・・・。それに綺麗な・・・もう吸い込まれそうな紙です。」乾期の足音の聞こえるインドの空は晴れ渡っていたが、AbideenさんのVistaはそれよりも深い赤色を湛えていた。
#元ネタ見つけられなかった……
Re:所詮 (スコア:2, 参考になる)
『0』の発明・発見 [wikipedia.org]
シュリニヴァーサ・ラマヌジャン [google.com]
それが真のインドクォリティ。
Re:えーっと (スコア:1)
2^24 などという計算が「情報量」として成り立つなら、A4 用紙に手で「0」か「1」を38文字くらい書ければ、A4 用紙に256GB の情報を記録できることになりますよ。
情報量=エントロピー=- log(P)
P は確率ですが、均等な場合は、場合の数 N の逆数、例えば、文字 0~9, A~F による表現1桁の情報量は、- log(1/16) = log 16 ですよ。
Re:えーっと (スルー力不足) (スコア:1)
8bit, 256階調では?
Re:えーっと (スコア:1)
CMYにそれぞれ8bit=256階調で、約1700万色なんですよね?
Re:えーっと (スコア:1)
という言い方は間違いとは言えません。そこら辺はスルーしてやらないと、ね。
Re:えーっと (スコア:1)
「オレの方が色彩科学には詳しいんだぜ」
ということが言いたいのかな?
Re:本人がウィキペディアで削除依頼 (スコア:2, 参考になる)
Suhail Rehmanさんの書き込みのことですか?それなら、
# For man might be free./人は自由になれるかもしれないから。
Re:コーヒーをこぼしたら (スコア:1)