kuori 曰く、 記事としてはいつもより早いが、週刊文春の第3回「文春きいちご賞」が発表された。本家ラジー賞と同様、2006年に公開されたがさまざまな点で改善の余地があったと思われる映画を顕彰するもの。今回の順位は以下の通り。 1位「ゲド戦記」2位「日本沈没」3位「ダ・ヴィンチ・コード」4位「涙そうそう」5位「PROMISE」6位「LIMIT OF LOVE 海猿」7位「連理の枝」8位「ラフ ROUGH」9位「アンジェラ」10位「7月24日通りのクリスマス」タレコミ子も数本見たが、昨年はやっぱり「ゲド戦記」の年だったようだ。
関連ストーリー (スコア:5, 参考になる)
第26回ゴールデン・ラズベリー賞が発表される。(2006.03) [srad.jp]
「文春きいちご賞」発表される(2005.01) [srad.jp]
#こういうのは編集者の仕事だと思うんだけど
ちなみに (スコア:2, 参考になる)
日本じゃ二番 (スコア:5, おもしろおかしい)
この賞って, 第一回目ですごい物が出てしまったおかげで存在価値が無くなっちゃたんじゃないかな?
あのレベルの作品が出るのって10年に1回ぐらいでしょうから, それまで企画が存続するか怪しいものです.
Re:日本じゃ二番 (スコア:2, 興味深い)
あれがなければこの賞もなかったんじゃないですかね。
毎年「あれを上回るものは今年も出なかったね。」と会話するだけでも、
いやそのためにこそこの賞の存在価値はあるのだと思います。
Re:日本じゃ二番 (スコア:1)
1位:該当無し
くらいやってほしいなぁ。賞の権威(?)付けのためにも、あのすごさを後世に伝えるためにも。
Re:日本じゃ二番 (スコア:1)
そう簡単に登場するものではないのでは・・・・・
# って、この書き方はw
『今日の屈辱に耐え明日の為に生きるのが男だ』
宇宙戦艦 ヤマト 艦長 沖田十三氏談
2006/06/23 JPN 1 - 4 BRA
単にケチ付けてるだけじゃん (スコア:4, すばらしい洞察)
豪華キャストや多額の制作費、大々的なプロモーションにもかかわらず 誰から見てもダメ・謎な作品・キャスティングミス・興行成績どん底っていう落差をネタとして 明るく笑い飛ばすのがラジー賞の面白いとこでしょ。
作品の出来はともかく興行成績をそれなりにあげた作品をきいちご賞の1~3位に持ってきた時点で 主催のセンスが疑われる。単に批評家が個人的に作品のダメなところを あげつらってるだけでエンタテインメント性のかけらもなし。
幸福の科学 [wikipedia.org]の アニメ映画のキャストの豪華さと荒唐無稽なストーリーの落差とかネタになりそうな映画は いくらでもありそうなのに。 (ラジー賞でもサイエントロジー [wikipedia.org]が作った映画「バトルフィールドアース」とそのキャストが選ばれてる)
こういうのにはと学会の「変なものを生暖かい目で観察する」姿勢が参考になるんじゃないかな。
Re:単にケチ付けてるだけじゃん (スコア:1)
ゲド戦記は確かに邦画の年間興行収入1位でしたが、目標額には届いてませんよ!
今までの駿作品に比べれば半分以下なんですから。あんだけ宣伝したら赤字ですよ!
あとラズベリー賞はダメなところをあげつらって楽しむ賞ですよ!
Re:単にケチ付けてるだけじゃん (スコア:0)
ダメ映画好きとしては (スコア:0)
そこにはダメ映画を楽しむ要素みたいなのがあるべきなんじゃないかと。
うまく言えるかどうか分からないけど、めちゃイケのテスト企画でよゐこの浜口が「三角すい」をまるで涙のように描いた、あの「愛すべきバカ」への視点のような。
ただ普通につまらないだけでは、それは「ダメ映画」ではないんです。そんな作品は「ダメ映画」としても点数が低い、ダメな作品なんです。
仮にも賞を選ぼうという以上は、主催者はエド・ウッドや彼の映画、シベ鉄シリーズがなぜこれほどまでに愛されているかの理由をもっと真剣に考えるべきです。
それをふまえたうえで、真の「ダメな映画」を見いだして欲しいものです。
Re:ダメ映画好きとしては (スコア:0)
>部門名 (スコア:3, 参考になる)
元々の「raspberry」がもつダブルミーニング [alc.co.jp]が失われているという意味か。
ところで、2006年日本アニメのラジー賞大賞はどれだ? [fc2.com]
Re:>部門名 (スコア:0)
Re:>部門名 (スコア:0)
文藝春秋だからまわりまわっているのか。
ゲド戦記のようなもの (スコア:2)
素晴らしい映像化を見られて幸せ感にひたった後だけに、
ゲド戦記のがっかり感はかなり大きかったです。
原作はどれも世代を超えて語り継がれるほど素晴らしいのに、
一人だけハズレを引いたゲド戦記の原作者が哀れです。
1位受賞は文句無いところでしょうね。
Re:ジブリ映画としても、 (スコア:3, 参考になる)
- 千と千尋の神隠し(興収約300億円)
- ハウルの動く城(興収約200億円)
- ゲド戦記(興収76億5000万円)
まぁ、たぶんパヤオは巨額の脚本料と演出料をぶんどって行ってるはずなんで、ジブリ(鈴木P)としては上出来なのかもね。
あくまで推測ですが (スコア:1, 興味深い)
だいたい3年で1作と仮定するなら、1本あたり1億から2億の収入。
ただ、これが純粋に「監督としてのギャラ」かというとそうでもなくて、過去作品の原作者としての版権料収入(これは過去の作品のDVDや出版物等の売り上げからの配当)
とかもあったりするし、もちろん他の仕事やジブリ取締役としての報酬もあるでしょう。
とすると、非常にざっくりとした推測なんですが、監督のギャラは1本数千万から億の台に乗るか乗らないかというレベルなのではないでしょうか。
息子はさすがに父並みとはいかなくても、せいぜい数分の1程度。それでも数千万。
興行収入の規模に比べたら、監督のギャラなどは実はそれほど大きいパーセンテージを占めてないのかもしれません。
76億というのはたしかに素人監督のデビュー作にしてはまさに奇跡とも呼べる興行収入でしょうが(2006邦画1位ですもんね)、
それでもジブリとしては、ギャラ1億プラスしてでもハヤオにやらせておけば、
さすがにハウル並みの200億は狙えただろうという後悔はあるかもしれません。
Re:ゲド戦記のようなもの (スコア:0)
「ゲド戦記」は言われるほど酷くなかったなあというのが個人的心象。
米国では「ゲド ~戦いのはじまり~」は (原作を読んでいない人からの) 絶賛を得たそうで。なによりです。
ファイヤーボールを投石したり、床上手なコシルなど見所満載ですので、「ゲド戦記」に憤懣やる方なしの人には是非その怒りの矛先をさらに高く上げるべく「戦いのはじまり」をご覧になる事をおすすめします。
Re:ゲド戦記のようなもの (スコア:0)
両方みましたが、複線の張り方、演出などは「戦いの始まり」の方が上だと思いました。
ジブリのは今一、説明不足、消化すべき複線を解決しきってない。
本来複線と消化で説明すべき部分をナレーションに頼っているという気が。。
「戦いの始まり」は素直に楽しめました。
なので、原作を知っている人の不満は「あくまで原作を知っている上での"原作原理主義"」的なものかと思います。
それがいいか悪いかは別として(好みの問題だとおもうので)
いうほど「戦いの始まり」は"映画として(映画化としてではなく)"出来の悪いものじゃないと思います。
ジブリ「ゲド戦記」は・・・・ノーコメント
Re:ゲド戦記のようなもの (スコア:0)
単なる誤変換?それとも……
Re:ゲド戦記のようなもの (スコア:1)
犬が犬であるように、猫でありたい
Re:ゲド戦記のようなもの (スコア:0)
ハヤオに作らせなかった時点で駄目だったんだし。
どうも権利商売はゲドは駄目みたいね。
Re:ゲド戦記のようなもの (スコア:1)
つまり、ハヤオだったら1位を取れてたと…
海外からリメイクのオファーが殺到するのは… (スコア:1, すばらしい洞察)
海外公開なんて意気込まずに素直に委ねましょう。
例)デスノート
Re:海外からリメイクのオファーが殺到するのは… (スコア:1)
と言うよりも、最近のハリウッド映画で、昔の作品のリメイクが多いのと同じ理由では?
一作一作にかかる金がデカくなったので、安全牌(確実に売れる路線の話、実績の有る作品のリメイクor続編)しか切れなくなってるとか。
デスノートは (スコア:1)
「デビルマン」を劇場で見てしまった私としては、もう拍手喝采でした。
比較対象が悪すぎるって?
それだけ見た時の絶望がいまだに残ってるのですよ。
「ゲド戦記」は原作も映画も見ていないので何とも言えないのですが、「デビルマン」とどちらが深い絶望を与えてくれたのか、少し興味がわくところです。
Re:海外からリメイクのオファーが殺到するのは… (スコア:0)
多分欲しいのは原作のアイディアだけ。
とりあえず (スコア:1)
本家ほどおもしろくない。
Re:とりあえず (スコア:2, 興味深い)
ところが不思議でなりません(テレビ局を敵にまわしたくないだけかも
しれませんが)。
Re:とりあえず (スコア:0)
Re:とりあえず (スコア:0)
とりあえず全部駄作って言っても、該当しちゃうような作品ばかりなのかなぁ。
Re:とりあえず (スコア:1, 参考になる)
・硫黄島
・パイレーツオブカリビアン
・時かけ
etc
ずっこけたがずっこけ過ぎて選ばれていないもの
・グエムル
・NANA2
・トンマッコル
etcetcetc..
Re:とりあえず (スコア:0)
まあ、作品の出来がそれほど悪くないのに客が入らなかった、
という意味では「ずっこけた」と言えるかもしれないけども。
Re:とりあえず (スコア:0)
# 邦画に興味が無いだけかも知れんが、
Re:とりあえず (スコア:0)
Re:とりあえず (スコア:0)
全部が話題作とは言わないが、ひとつも重なってないよ。
Re:とりあえず (スコア:0)
Re:とりあえず (スコア:0)
>公開されたがさまざまな点で改善の余地があったと思われる
日本以外全部沈没は? (スコア:1)
できが良かったのかな?
#見てみようかな・・・
if the kid?
Re:日本以外全部沈没は? (スコア:0)
Re:日本以外全部沈没は? (スコア:2, すばらしい洞察)
と言うか、「日本以外全部沈没」が、何かの間違いで、感動の超大作に成ってしまったら、大失敗だと思う。
少なくとも、観に行った人間は、そんな「日本以外全部沈没」なんぞ求めていない。
ゲド戦記は同意 (スコア:1)
他は見てないや。
妖精哲学の三信
「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
Re:ゲド戦記は同意 (スコア:1)
日本が沈没しなかったあたりのSF考証さえ考えなければ。
でも個人的にはそこくらいなんですけどねえ。
Re:ゲド戦記は同意 (スコア:1)
Re:ゲド戦記は同意 (スコア:1)
Re:穿ち過ぎというより、的外れ (スコア:0)
そういった感性が「どうでもいい」というのは、ちょっと問題です。
Re:穿ち過ぎというより、的外れ (スコア:1)
あれは単純に脚本がグダグダなんだよ。
ヒーローとヒロインの人間か関係が複雑すぎて、本編での掘り下げが浅すぎなの。
2~3時間の限られた時間で描かなければならないってわかってない。
連続ドラマの延長で作ってるんだろうなって思う。
そこに目をつむりさえすれば、エンタテイメントとして面白かった。
Re:ゲド戦記は同意 (スコア:1)
その2本をはしごした [srad.jp]人間としては、「大混乱になっているはずの日本各地を瞬間移動」が無ければ、もっと良かったと思うんですけどねぇ。延々徒歩で避難する姿を描きながらあの展開というのは、SF的考証以前の問題なので。
「ゲド戦記」は、原作にあまり思い入れが無いんで「単なる凡作」という印象しか残りませんでした。
(だから問題なんでしょうけど)
# 個人的には「時かけ」の鑑賞を妨害された(ような気がする) [srad.jp]方が問題<ゲド戦記
一番ダメダメなのは、 (スコア:1)
名前だけで判断すれば、
「涙そうそう」「連理の枝」「アンジェラ」
は面白そう。
--録画した正月番組もまだ見てないし。
最も微妙な作品は (スコア:1)
#とりあえず、某ヨーヨー映画が入ってなくてよかったな、と