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40886 story

SpursEngine搭載アクセラレータカード発売開始 55

ストーリー by hylom
Linuxでも動くかな? 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

11月19日、リードテック ジャパンより、東芝製SpursEngine搭載アクセラレーター"WinFast PxVC1100"が発売された。元の予定では14日の発売予定であったが、急遽のバンドルソフトウェア追加の影響で発売日を延期し、19日発売となった。

先日はIntelの新4コアCPU"Core i7"の発売が話題になったが、SpursEngineでは、PS3に搭載されているCPU "Cell"に搭載されているストリーム処理ユニット"SPU"を4機搭載している。また、MPEG-2、H.264に対応したハードウェアコーデックを搭載しており、動画の再生・編集が高速に行えることも特徴である。

個人的に、Atomと組み合わせて、TVの余ったHDMIポートにつなぐ省電力マルチメディアPCを作ろうと、冬のボーナスでの購入を検討中なのだが、使い心地などどうであろうか? すでに購入した、または、SpursEngine搭載の東芝製NotePCをお使いの読者諸氏に、使い勝手や新たな使用方法の提案などをぜひ教えていただきたい。

物理演算エンジン"PhysX"など、この手のアクセサレーターはブレイクすることなくひっそりと忘れられていくことが多いが、このSpursEngineの未来はどうだろうか?

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  • by yohata (11299) on 2008年11月20日 15時11分 (#1459064)
    >>個人的に、Atomと組み合わせて、TVの余ったHDMIポートにつなぐ省電力マルチメディアPCを作ろう

    この手の奴って、結局は少なくないCPUを食うことが多いわけで。
    ATOMだとどーなんだろうね。
  • 高い授業料 (スコア:3, すばらしい洞察)

    by duenmynoth (34577) on 2008年11月20日 17時25分 (#1459148) 日記
    すでにいろんな方のコメントが付いていますが
    過去この手の専用ボードは完全にイロモノでした
    通電する直前がテンションのピークで、それ以降は何だか解らないし説明しにくいけど嫌な汗をかきます
    これは体験するまで実感がわかないと思うので一度ぐらい経験した方がいいかとも思いますが・・・

    > 個人的に、Atomと組み合わせて、TVの余ったHDMIポートにつなぐ省電力マルチメディアPC
    > この手のアクセサレーター

    タレコミ人のテンションの高さがよく判る内容ですが、
    テレビをPCのモニタにするぐらいならノートPCを購入した方がいいです
    そもそもPCが省電力でもテレビが馬鹿食いするのでは意味がありません
    • 通電した瞬間に飛んだりしたら尚更

      この10年ちょいで馬鹿騒ぎするという意味に変わっちまいましたね

      馬鹿騒ぎしてる様な緩みきった状態を【緊張度が高い】と表現してるのを
      まったく不思議に思わないのは少々理解の範疇を超えてます。

      音楽家や舞台俳優のテンションの高い演技、演奏ってそれとは全く違うでしょう?
      日本じゃ理解されなかったみたいだけど
  • by Anonymous Coward on 2008年11月20日 14時49分 (#1459055)
    ガンガンCPUの性能があがっていくから過渡的なものになりそうですね
    DVDにしたってアクセラカードってありましたし。(なつかしいなー
    #mp3のアクセラカードってのは無かったみたいですけど。
    • 過渡的には違いないでしょうが、このレベルでCPUが処理できるようになるにはあと数年かかるのでは?
      価格もAmazonで\27k切っているし従来のアクセラレータに比べると安価なので魅力的です。
      あとは添付ソフトウェアがVictor VCRの.MODっていう変なフォーマットに対応してくれていればよかったのに。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      というかMpeg1ボードがあったのですよ
  • by nekopon (1483) on 2008年11月20日 15時20分 (#1459070) 日記
    だからそれは営業さんをつついてくださいと
  • 過去の事例からみても (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2008年11月20日 15時36分 (#1459082)
    専用ボードは売れません。
    売るためにはあるレベルでの共通ライブラリ(ボード完全に抜きの状態含めて)のサポートが無いとどうしようもないんじゃないかと思います。

    ぶっちゃけた話ドライバで各種CPUやボードを抽象化できるレイヤーが無いと普及できないです(専用ボードが前提じゃ商品は作れないし、有りと無しの2系列のコードを書くのはもっとばからしい)

    #physX買った人orz
    • by Anonymous Coward
      この手のボードの致命的な弱点は、アップグレードパスが無い事。

      メーカーとしてもCPUが計算速度を上げるまでの間の商売という認識もあるから、いきなり無くなるのがなぁ。
      あとあとで別項目で使える訳でも無いとなると、やはり注力する人は一部のみとならざるをえない。

      #考えてみれば音源ボードなんて今じゃ安物はアナデバのDAだったりするからなあ。

  • by Technobose (6861) on 2008年11月20日 16時20分 (#1459107) 日記
    最初、すごいなぁーと思ったんですが、処理後の映像って
    コンピュータが描いたCGなんですよね。
    『見た目、くっきり』なので綺麗に見えるけど情報量自体
    が増える訳ではない、というか偽の情報が付加されるので
    その映像を信じていいものか分かりにくくなりますね。
    例えばホームビデオで撮られた映像に極貴重な動物が写って
    いるようだが、あまりに小さくて分かりにくい。
    超解像度技術で高解像度化して判別しよう、という場合、
    処理後の映像に『貴重な動物』らしきものが写っているん
    だけど、それを信じていいのかを考えないといけませんね。
    昔のBeta->Hi-Band->ED-Beta、あるいはVHS->S-VHSのような
    メディア自体の情報量増加とは違うということに注意が必要
    だと思います。
    けど、普通の人はそういうことは気にしないんだろうなぁ。
    ぱっと見で綺麗になっていればOKという人が大半のような気
    がします。
    • by Anonymous Coward on 2008年11月20日 16時44分 (#1459116)
      超解像ってのは,

      >> ホームビデオで撮られた映像に極貴重な動物が写っているようだが、あまりに小さくて分かりにくい。

      というレベルのものをハッキリクッキリ見せるほど劇的に解像度が上がるわけではありません.将来はわかりませんが,少なくとも今のところはそんなレベルではないです.もちろん,この「あまりに小さくて」とかの想定度合いにもよりますけどね.感覚的に言うと,解像度が縦横それぞれ2倍とかになるレベルではないでしょう.せいぜい1.5倍程度じゃないですかね.

      それと,

      >> 処理後の映像ってコンピュータが描いたCGなんですよね。

      とかいうことを言い出すと,そもそも大半のデジタル光学機器は手振れ補正やら色補正やら何やらとやたら処理した結果が吐かれているので,ずーっと前から貴方はCGばかりを見ていることになります.ですから,従来とほとんど変わりません.ご安心ください.
      親コメント
      • by Technobose (6861) on 2008年11月20日 17時09分 (#1459133) 日記
        >デジタル光学機器は手振れ補正やら色補正やら何やらとやたら処理

        電子的な手ぶれ補正の場合、カメラの動きからイメージャの出力範囲を動かして
        手ぶれを少なくしているものが大半です。ですので写っていないものは出てきま
        せん。最近の商品では写っていない範囲をCGで補完して手ぶれ補正するカメラが
        あるのでしょうか?
        また色補正というのは光源の色温度を判別して望ましいと思われる色温度での
        描画に近づけるものです。少なくとも色温度補正は解像度には影響ありません。

        そのレベルでCGと言われると、CCDやMOSのような半導体イメージャを使っている
        とCGと言われそうですね。
        どうせならならDVはデジタル化した後、圧縮していて再生時に復元するからCGです。
        と言った方がより適切です。
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          >> 電子的な手ぶれ補正の場合、カメラの動きからイメージャの出力範囲を動かして手ぶれを少なくしているものが大半です。ですので写っていないものは出てきません。

          超解像も「写っていないもの」が出てくるわけではありません.手法にもよりますが,極端に言えば高周波強調や低周波強調と同じで,「元の信号に含まれているはずだが,画素のサンプリングの結果として見えなくなっている細かい信号」を頑張って復元しているだけです.

          >> そのレベルでCGと言われると、CCDやMOSのような半導体イメージャを使っているとCGと言われそうですね。

          そうですね.「信号に何か補正が加わったらCGなのだ」という主張に基づけば,CGということになりますね.
          それと,「解像度に影響が無い処理はCGじゃないのだ」という理屈はおかしいと思いますよ.

          #もちろん,「超解像」=「なんか嘘っぽい」という心理は理解できますけどね.;-p
          • Re:超解像度技術 (スコア:2, 参考になる)

            by barrel (25979) on 2008年11月21日 0時52分 (#1459423)
            すみません
            どうしても黙っていられなかったので。
            超解像という言葉はマーケティング方面でかなりいい加減に扱われているので気をつけたほうがいいです。

            1. (ハッブル望遠鏡とかの)本物の超解像
            2次元映像に時間軸を加えて3次元的な統計処理を行い解像「度」を上げる手法。
            GPSの座標を統計的に計測することで精度を向上させる手法に近い。
            情報量は増えるので条件に合えば良好な結果が得られる。

            2. 偽物の超解像
            時間軸は使わないで1枚の画像をうさんくさいフィルタで処理して解像「感」を向上させる手法。
            元の情報を推測で補うといえば聞こえがいいが、標本化定理を越えた部分は単なる推測に過ぎない。
            ラプラシアンフィルタ(くっきりフィルタ)に毛の生えたもの。
            超解像ブームにタダ乗りしておいしいところをかっさらおうとするマイナスイオン級の詐欺。

            ちゃんと区別しましょう。
            親コメント
            • は次に解説がありました。
              西川善司の大画面☆マニア [impress.co.jp]。
              この解説を読む限り理論的には処理後の画像は、仮定された処理で再構成した高解像度映像の候補のうち、
              再度、解像度を下げても、元映像と食い違いの少ない画像ということですね。

              ・・・私には見かけの高画質化と思えますし、開発者も高解像度パネルにSD画像を綺麗に写すといった見
              かけの(情報量の)向上を目指していると思うんですけど。
              1.の本物の超解像技術は、不勉強で分かりませんが、話題の私が話題にしたのはSpursEnginの超解像技術
              です。
              親コメント
              • 基本的に、時間軸を使わない超解像は解像「感」があがるだけで、
                解像「度」があがるわけではない(=ニセモノ)と思ってかまわないです。
                リンク先の例で言えば東芝とNECのは超解像「感」です。
                同じような手法を超解像と呼ばないビクターは良心的ですね。

                ただ、人間の操るフォトショップが元画像よりきれいなニセ画像を生成可能であるように
                画像を認識して適応型の加工を行うような仕組みについては、今後の発展しだいで
                より解像「感」を向上させることは可能かと思います。
                ただそれを超解像といって喧伝するのはマーケティングの行き過ぎでしょう。

                日立やMotionDSPのは正統派の超解像「度」ですね。
                動きの激しい動画ではさっぱりでしょうが、静止画に近ければ効果が期待できます。
                例えば、リンク先の辞書の背表紙の文字が復元されるような処理は
                東芝やNECのやりかたでは逆立ちしたってできません。
                親コメント
          • by Technobose (6861) on 2008年11月20日 23時41分 (#1459381) 日記
            >それと,「解像度に影響が無い処理はCGじゃないのだ」という理屈はおかしいと思いますよ.

            超解像技術は映像の鮮鋭化技術なので色温度補正は関係ないでしょうという文脈です。
            CGと言っているのは記録されていない信号を力業で補完するので、今までの記録メディア
            の高画質化とは意味が違うという意味です。
            さらに色温度の補正は、何もデジタル化で新たに出てきた処理ではなくアナログでもできる
            です。例えば撮影時に補正フィルタを使うとか、カメラの色温度補正機能で合わせるとか、
            カラーコレクタを使って補正することもできます。これらの処理では元の信号の色は変わり
            ますが鮮鋭化はしません。信号に補正をかけること全部をCGというのは言いすぎです。
            親コメント
            • by Anonymous Coward
              デジタルカメラで極めて一般的に使われているベイヤー配列はご存じですか?
              これは存在しない画素を計算によって推測しますので、あなたの理論だと
              CGってことになりますね。
              • by Technobose (6861) on 2008年11月21日 3時18分 (#1459476) 日記
                ベイヤー配列は画素を三原色にどう配分して解像度を維持するか、という技術ですが
                イメージャの規則正しい画素を元に、輪郭をなめらかに補完する技術でしょ。
                スパースエンジンの超解像技術とは補間という同じ単語でも行っている意味や効果が
                違うと思うんですけど。


                親コメント
          • by Anonymous Coward
            > 超解像も「写っていないもの」が出てくるわけではありません.

            全然関係ないが、フォトレタッチが一般的になってからは心霊写真の有難味がなくなったね。

            # 手とか足とか、写っているはずのものが写っていない写真が好きだったAC
    • トイストーリーのDVDを高解像度画面で見るときとか
      親コメント
    • Re:超解像度技術 (スコア:1, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2008年11月20日 18時36分 (#1459188)
      確かに情報量は増えるわけがないんだけど、周囲の情報からある程度推定できる。
      結局、やってることは補間になるんだけどね。

      超解像度化とかサブピクセルってキーワードで調べると、もう少し詳しい情報が得られると思うよ。
      親コメント
    • by nekotrom (34262) on 2008年11月21日 0時25分 (#1459405)
      大丈夫、バラエティも報道も偽の情報が付加(誇張)されているよ。

      -信じるか信じないかはその人次第
      親コメント
    • 低解像度の静止画から高解像度の静止画を作る場合は、情報量的に「無から有を作り出す」ことになりますが、
      低解像度動画から高解像度動画を作る [srad.jp]ような超解像技術もあり、その場合は前後の画像を元に生成しますから、情報量的に無から有ではありません。
      この超解像の原理は大雑把に言えば0.1ドット単位でゆっくり動く画像が10枚あれば、10倍の解像度の画像を生成できる [ucsc.edu]ってことなので、

      > 例えばホームビデオで撮られた映像に極貴重な動物が写って

      この場合、その動物がそれなりな時間、それほど動かずに写っているのなら、きちんと高解像度画像を復元できる可能性はあります。
      親コメント
    • > 処理後の映像ってコンピュータが描いたCGなんですよね。

      Live Color Creation [sonydrive.jp]

      超解像とは直接関係ないですが、この語を見たときに、うまいこと言うもんだなぁとオモタ。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      一般に言われる超解像法は、もともと望遠鏡の解像度を上げるために NASAで開発されたもので、失われた信号を回復しようというものです。
      参考
      南 茂夫監修 科学計測のためのデータ処理入門 CQ出版社 2002 p160
    • by Anonymous Coward
      超解像度というのは、画像には含まれているけど、生身の人間が得られない情報をコンピュータが引き出してくれるものなんで、人間が得られる情報は増えるよ。
  • by Anonymous Coward on 2008年11月20日 17時08分 (#1459132)
     
     
    • by Anonymous Coward
      >Linux用のドライバマダー

      それがあったとしてSpursEngineで何をやりたいのか言ってみろ
      • by Anonymous Coward
         DSPシンセ ...何ポリまでいけるんだろうかwktk
  • PS3じゃダメですか? (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2008年11月20日 18時11分 (#1459177)
    > TVの余ったHDMIポートにつなぐ省電力マルチメディアPC
    で何をしたいのかわからないんですが、HD解像度のH.264プレーヤーとして使いたいならLinkTheaterなんかのもっと安い選択肢があるし、「Cellにぞっこん」というなら新型PS3が29800円で変えます [livedoor.jp]よ。

    エンコマシンとして使うなら、なぜに超非力なATOMと組み合わせなきゃならんのか……
    • by Anonymous Coward
      大体の意見には同感だが、まあ、H264対応の録画用PCとして考えているのかも。
      問題は待機時のアイドル電力がどれだけ落せるかだな。

      #それより素直にHDDを大容量にする方が良いとも思えるのがネック。

  • by Anonymous Coward on 2008年11月20日 15時06分 (#1459061)
    倒産寸前だからボーナス出ないし…

    でも途中のデスマーチなプロジェクトほっぽり出して転職ってのも人道的にどうよ?って感じで

    プロジェクトが終わるのが早いか、会社が終わるのが早いか!
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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