「ザ・スニーカー」休刊 92
ストーリー by reo
文学系雑誌を購入した事がない 部門より
文学系雑誌を購入した事がない 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
角川書店のライトノベル誌「ザ・スニーカー」が、2 月 28 日発売の 4 月号をもって休刊となることが発表された。
近年では「涼宮ハルヒシリーズ」、過去には「ロードス島戦記」や「トリニティ・ブラッド」など数多くの名作が掲載された雑誌も、出版不況の波には勝てなかったようだ。数々の名作や作者たちに思いをはせ、思い出を語ってみませんか ?
文庫が残ってくれれば (スコア:2)
ザ・スニーカーが休刊してしまうのは悲しいですが、スニーカー文庫が残ってくれれば一安心です。
さて、ラグナロク [wikipedia.org]はいつ連載(執筆?)開始してくれるのかな…
今後はBookWalkerへ? (スコア:2, 興味深い)
4月からはAndroid版を、7月には正式サービスを開始するつもりのようです(参考 [itmedia.co.jp])。
個人的には、ラノベをわざわざ書店で買うのは億劫なので、電子化の流れは歓迎したいかもです。
#電車で読む時も周りを気にしなくていいですしね!
ラインアップを見ると「デジタル野生時代」が毎月刊行されているようですが、
もしかするとザ・スニーカーもデジタルで復活とかありそうな気が…
Re:今後はBookWalkerへ? (スコア:1)
雑誌の電子化は大賛成!
ザ・スニーカーのような文芸雑誌は、イラストページなどの関係か判型が大きいので、普段読んでいる小説と
ギャップがありすぎて読みづらい気がしていたので、連載分の小説なんかは文庫と同じ組み版で読みたい!
あとBOOK☆WALKERのラインナップは結構いいので、できればSony Reader等の書籍専用端末でゆっくりと読みたいです
iPhoneじゃちょっと画面が小さすぎてつらい
未来放浪 (スコア:1, 興味深い)
『今世紀中にガルディーンが完結しなかったら、この冊子持ってきた人に担当編集が土下座する』ってまだ有効なのかな。
完結どころか連載誌が消滅かあ…
Re:未来放浪 (スコア:1)
火浦先生が仕事でもしちゃったんでしょうか・・・
Re:未来放浪 (スコア:1, 参考になる)
そういう話を聞いたことがあります。
Re: (スコア:0)
奇跡か!?火浦功最新刊
という帯が忘れられない
あれ、 (スコア:0)
ロードス島戦記って野生時代に載ったんじゃなかったっけ?
単行本もスニーカー文庫が創設される前の角川文庫版を持ってたよ。
Re:あれ、 (スコア:1, 興味深い)
そういえばロードスを含むソードワールドシリーズの中でも水野良の大作系だけで言うと一つの出版社だけではなくて
角川スニーカーからはロードス島戦記シリーズ
富士見ファンタジアからは魔法戦士リウイシリーズ
電撃からはクリスタニアシリーズ
と各ライトノベル系出版社から出ていたね。
しかもクリスタニアシリーズにはロードス島戦記での重要キャラクターが出てきていたし
リウイシリーズにはロードス島の重要キャラクターがでてきたり
新ロードス島戦記ではその重要キャラクターが最後でリウイした約束について語っていたり
作品間でのクロスした出来事は読んでいて面白かったな。
Re: (スコア:0)
> 角川スニーカーからはロードス島戦記シリーズ
> 富士見ファンタジアからは魔法戦士リウイシリーズ
> 電撃からはクリスタニアシリーズ
全部角川系だけどね(電撃はお家騒動で分かれたけど結局角川資本に再吸収されたし)
スクエニといい、アスキーといい、お家騒動で出て行ったほうが勝った試しってないね。
Re:あれ、 (スコア:1, 参考になる)
その後角川春樹逮捕後に歴彦が角川とメディアワークスの社長を
兼任したわけですから、負け組と言うわけではないかと。
今のライトノベルの状況を見ても電撃の一人勝ち状態ですし。
Re:あれ、 (スコア:2, 興味深い)
そうですね。分裂前でもゲームとかラノベの部門は角川歴彦が仕切っていたみたいですが、
結局角川グループ全体の社長として帰り咲いているので、出ていったほうが勝ったという
ほうが正確だと思います。
ところで、その角川歴彦名で出されている電撃文庫創刊の辞ですが、かれのこの
ジャンルに対する思いや矜持が感じられ、私が大好きです。
Re:あれ、 (スコア:3, すばらしい洞察)
ラノベなんて言葉はなく、コバルト/ソノラマ文庫だった時代のおっさんから言わせてもらえば。
中高生向け文庫本にはまってるたぐいの人間は、今も昔も等しくキモオタです。
どっかヒネることなく健全に育ったヒトは、朝日ソノラマだのスニーカー文庫だのの存在も知らんのが普通なんじゃないかと。
Re:あれ、 (スコア:1, 参考になる)
この主張には9割5分以上賛同出来る。
ソースは俺。及び、俺界隈。
そして元コメyohata氏も同類かと思われる。
10年程ぶりに出戻り中なのでAC
Re:あれ、 (スコア:2)
岩波少年文庫 [iwanami.co.jp]にはまった私は?
Re:あれ、 (スコア:1, すばらしい洞察)
そもそも「どんな本ならキモオタでない」ではなく、「本を読むやつはなべてキモオタである」のだ、残念ながら。
別に最近始まったことではなく30年前から読まないやつは教科書もしくは課題などで強制された本以外は全く読まないし、そちらが圧倒的に多数派であり続けてきた。
絶対数が減って採算ラインを致命的に割ってしまっただけのことだろう。
今にして思えば自分はかなりぬるい読書家だったけど、それでもクラスではビブリオマニア的存在であったくらい他に誰も読んでいなかった。
Re:あれ、 (スコア:1, すばらしい洞察)
若いもんの読んでいるものが理解できなくなったヒトは、今も昔もジジイです。もっと言うなら老害。
まあ/.Jでつぶやいてるだけなら無害ですが、まかり間違って都知事になっちゃったりなんかすると大変なことになります。
Re:あれ、 (スコア:1)
最近は、老眼とかで文庫本はつらくなってきて、中高生向けを含めて文庫本は手がでません。
ということで、キモオタを脱却したのではないか?と自負しております。
大判大活字版がでるのを待っております。
# 脱却していないのかもしれませんが、年をとると
# 細かいことはどうでもよくなるみたいです。
Re:あれ、 (スコア:2, 参考になる)
>しかし会社名としては残るのは必ず歴史が古いほうなのはどうしてなんでしょうね。
メディアワークスが角川書店を買収したわけではなく、当時社長の角川春樹氏逮捕をうけて、
彼の弟で、角川書店と袂を分かち、メディアワークスを立ち上げていた角川歴彦氏が
角川書店の社長(つまりこの段階では兼任)になった、という経緯だったはずです。
その後、メディアワークスは角川書店に買収されているので、資本関係でいうと
メディアワークスが角川書店の子会社で合っています。
Re:あれ、 (スコア:1)
>ロードス島戦記って野生時代に載ったんじゃなかったっけ?
単行本の前に書き下ろしとして、野性時代に載っていました。
掲載時にあった水野良氏と編集者の対談で、読者質問として採用されたのはいい思い出です。
最近はラノベを原作としたアニメ化が多いですが、
松枝蔵人著の「聖エルザクルセイダーズ」のアニメ化はまだですか???
Re:あれ、 (スコア:1)
>松枝蔵人著の「聖エルザクルセイダーズ」のアニメ化はまだですか???
アニメ化されたらぜひ見たいですが、そんな話ありましたっけ?
Re:あれ、 (スコア:1)
聖エルザクルセイダーズの作者である松枝蔵人先生は、今は塾の先生をされているそうです。
断筆をされたわけではないので、可能性は・・・あるのかも
#昔読んだなぁ
Re:あれ、 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
無印ロードスはザ・スニ連載じゃなかったのかぁ。初めて知りました。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
後にハードカバーのが一冊出てはいますが。
あと、野生時代に載ったことは確かにあります。
まあ、ザ・スニ自体が元は野生時代の増刊を発祥としていますから。
ただしソースはWikipedia (スコア:1)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B9%E5%B... [wikipedia.org]
のようにありますが、一方
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A7%92%E5%B7%9D%E3%82%B9%E3%83%8B%E3%8... [wikipedia.org]
1987年10月に「現代日本文学」分類の「角川文庫・緑帯」から「角川文庫・青帯」として独立、1989年2月に公募で選ばれた「スニーカー文庫」の名称が巻末の既刊紹介や帯で使用され、1989年8月に「角川スニーカー文庫」として正式に創刊。そのため通巻番号とカバーをはずした本体表紙デザインは角川文庫と共有している。
とのことなので、当初は「角川文庫・青帯」で、89年8月以降は「角川スニーカー文庫」ってのが正しいのかなぁ。
1を聞いて0を知れ!
Re:ただしソースはWikipedia (スコア:2, 興味深い)
「角川文庫・青帯」でぐぐってみたら、画像付きで文庫カバーの変遷について詳しい説明をしているサイトが見つかりました。
http://alisato.web2.jp/diary/l200204-05.htm [web2.jp]
Re:ただしソースはWikipedia (スコア:1)
角川文庫・青帯版のロードスが書店に並んでた記憶はありますね。
子供心にスニーカー文庫創刊前だったんだなぁ、と当時思ったものでしたが。
#当時買っておけばレアだったかもしれないのに……。
Re: (スコア:0)
> ロードスはずっとスニーカー文庫だったような。
少なくとも一巻の初版第一刷は角川文庫でした。何度か再版を重ねたときにはスニーカー文庫になっていたようですが。
というかロードス島戦記のようなジャンルの小説(いわゆるライトノベル)の受け皿としてスニーカー文庫が作られたのだと理解しています。
Re: (スコア:0)
角川もブランド幾つも平行して持つなら
スニーカーと富士見書房とアスキーメディアワークスとeb!の出版部門だけでも統合させてしまえばいいのに
Re:あれ、 (スコア:1)
むしろ富士見美少女文庫の復活を・・・・あっ、都庁のほうから誰か来(ny
#ジュブナイルと呼ばれたけどシナリオは良かったと思うgesaku
Re:あれ、 (スコア:1)
>むしろ富士見美少女文庫の復活を・・・・
つフランス書院 [france.jp]
>あっ、都庁のほうから誰か来(ny
小説はオケとかみたいな。
>ジュブナイルと呼ばれたけどシナリオは良かったと思う
エロを書きたいわけじゃなくて、エロしか書かしてもらえねぇんだよ...とか言っていた作家もいたりする。
中高生向けを書きたいわけじゃないってのも、結構いるとは思うね。
おっさんのラノベ離れ (スコア:0)
結構真剣に原因の一つかも (スコア:3, 興味深い)
結構真剣に「読んでいるのがおっさんオタしか居ないから」というのは的を得ていると思います。
絵面が悪いとかそういう話ではなく、若い層のファンが増えていないという意味で。
ラノベはかつてはジュブナイルとかヤングアダルトと呼ばれていた通り、比較的低年齢層、中高・大学生あたり向けであるのが本来です。
ただ、この辺りは昔からコンテンツ商売の激戦区で、ただでさえ音楽業界とマスメディアがつばぜり合いをしていた所に、近年ではゲームやら携帯コンテンツやらネットやらまで混じりこんできて超激戦区と化しています。
大人も子供もおねーさんも1日は24時間から増えません。お金と時間という二つのパイの奪い合いになる訳です。
さらにPCとネットが普及したことで、情報の流通サイクルがどんどん高速化している。
生産にも流通にも消費にも時間がかかる文章・出版系メディアは、この高速回転について行けずに振り飛ばされつつあり、それが昨今の出版不況であり、若い層が新しくファンにならず高年齢化したかつてのファンだけが消費を続けているというラノベの現状につながるのです。
#ついでに言うと、この情報の高速回転は人間をどんどんバカにして行くと思っています。
#当然ですね。情報の回転が高速化すればする程、一つ一つを吟味し、処理し、自分のものにする時間は奪われていく訳ですから。
#「本を読まないとバカになる」とよく言われるのは、回転が低速なメディアが振り飛ばされるような回転速度では
#人間もついて行けないということを意味していると思います。
Re:結構真剣に原因の一つかも (スコア:1)
私の場合は、だけど。
20代後半あたりから
「大体の作り話に対し新味を無くなってきた、説得力を感じない」
と感じるようになり、フィクション自体への興味が非常に薄れるようになりました。
その後の興味は現実の歴史や科学へ移行していくワケですが。ソノラマやスニーカー文庫で育ったたぐいの人間は、大体同じようなコースを辿るのでは無いかと思います。
#もっとも、割合は減っただけで。
#「QBマジ悪魔www」とか喜んでいる部分は健在なんですけどね。
Re:結構真剣に原因の一つかも (スコア:1, 興味深い)
SFは昨年は豊作だったそうな。
まあ、「SFが読みたい!<2011年版>」内での話だから内輪受け的なのもあるだろうけど
Re:結構真剣に原因の一つかも (スコア:1)
私の住んでるとこの市立図書館は結構ラノベが充実してます。
新刊も他の本とは違って貸し出しカウンターの前で並べられてたりとか。
(その場で借りることはできるけど、持っていって館内で読むことはできない)
新刊が刊行されてから貸し出し可になるまでは1ヶ月ぐらいかな。普通の本より早い気がする。
最近ラノベは書店でビニールをかけられている場合が多いので、
図書館で物色して面白かったら買う、といったサイクルになりました。
ファンタジア文庫と電撃文庫は表2にあらすじが載ってるので、ビニールかけられたら、あらすじすら読めないんですよ。
知らない作家を表紙イラストだけのジャケ買いはさすがにできない…
スニーカー文庫、スーパダッシュ文庫、MF文庫、GA文庫、HJ文庫、コバルト文庫は裏表紙にあらすじが書いてあるので、
書店であらすじを見て新しい作家に手がだせてます。
Re: (スコア:0)
おっさんは、まとめて読まないとダメなのよ。雑誌連載だと、これまでの展開を忘れちゃうから。
それと、これだけ作品の数が出てると、特に読もうと思わないのまで載ってる雑誌はちょっと……。
Re: (スコア:0)
どっからおっさんが出てきたのか分からんが……
雑誌は(ラノベに限らず)総じて落ちてるけど
ラノベ自体はアニメ化のおかげで好調だよ。
むしろちょっとバブルな気すらするほど。
Re: (スコア:0)
若者はラノベから離れるも何も最初から近づいてすらいないな!
# せいぜいケータイ小説
# 紙の文庫本にまで回す金あるわけないじゃん
Re: (スコア:0)
ラノベで活字を読むのに慣れればもっと普通の小説だって読める様になる。
そうなると選択肢は多くなるからラノベにこだわる理由も無くなるだろ。
そもそも低年齢層向けなんだからオッサンに頼っちゃダメだろ。
コンプティーク (スコア:0)
Re: (スコア:0)
誰がリプレイの話をしておるかw
Re: (スコア:0)
ロードス島はギリシャでしょ?
Re: (スコア:0)
ロードス島はギリシャでしょ?
そっちは、塩野七生でしょ
新人の受け皿 (スコア:0)
漫画なんかだと、雑誌は新人登用の場で中堅・大御所は単行本で儲けるみたいなところがあるようですが(参考:ここらへん [itmedia.co.jp])、小説だとどうなんでしょうね
Re:新人の受け皿 (スコア:1)
賞取っても鳴かず飛ばずで消えていく作家も多いよ。
というか、レーベル乱立で賞のレベルが酷いことになってる。
#新人賞ものを中心に読んでるけど、苦行かと思うことも少なくない。
Re:確認 (スコア:2, おもしろおかしい)
>「超人ロック」小説版とか載ってない?
「超人ロック」はヤングキングアワーズで連載中ですが、今のところ休刊する兆しは見えてないです。
#代わりに同誌で連載していた「ジオブリーダーズ」が作者療養中にて長期休載中・・・。
Re:ソースは? (スコア:4, 参考になる)
休刊について、大きく書かれているページは無いようですし、表紙にも書かれていません。が、
で、休刊する事がわかります。小説だけ、ざっと読んでいると、気がつかないかもしれません。
急に休刊が決定したような感じです。