「PCMのハイレゾ音源」は「44.1kHz/24bit以上」に 67
ストーリー by hylom
昔はハイレゾといえば1120×750だったのに 部門より
昔はハイレゾといえば1120×750だったのに 部門より
近年、CDで採用されている44.1kHz/16bitを上回るサンプリング周波数/量子化ビット数を採用したデジタル音源が流通し始めており、これらは「ハイレゾ音源」などと言われている。しかし、「ハイレゾ」は単に「高解像度」という意味しかなく、「ハイレゾ音源」に関して細かい定義はなかった。そこで電子情報技術産業協会(JEITA)が、新たに「PCM音源におけるハイレゾの呼称」の定義を発表することとなった(Phile-Web)。
これによると、「ハイレゾオーディオ」の定義は、「CDスペックを超えるデジタルオーディオ」だそうで、具体的には以下のような条件を満たす必要がある。
- サンプリング周波数が44.1kHz以上、量子化ビット数が16bit以上
- サンプリング周波数が44.1kHzもしくは48kHzの場合、量子化ビット数が16bitを超えている
- 量子化ビット数が16bitの場合、サンプリング周波数が48kHzを超えている
たとえば48kHz/16bitはハイレゾではないが、44.1kHz/24bitはハイレゾに該当する。また、DSD形式についてはサンプリング周波数が2.8MHz以上のものについてハイレゾという認識が一般的であるとのことで、こちらについての定義はされていない。
対して、ハードウェア側 (スコア:2)
toslinkに192kHz/24bitを伝送できる物がなくなって久しい。
VGAみたいな (スコア:2)
VGAだのXGAだのWQUXGAといった画面解像度の呼び名があるように
音の量子化度合いもよく用いられるものには通称を付けたらいいんじゃないですかね。
Re: (スコア:0)
HDやらFullHDやらUltraHDやら呼ばれてる現状と同じ事になりそう
Re: (スコア:0)
圧縮の有無・強度・方式の優劣、変調方式の優劣他を隠蔽する、魔法の宣伝文句(バズワード?)ですね。
Re: (スコア:0)
VGAやFullHDは縦横のドット数がわかる分、まだマシだ。
Retinaディスプレイとかぬかすクソ野郎は滅んでほしいマジで。
Re:VGAみたいな (スコア:2)
それこそこのストーリーの「ハイレゾ」に相当する表現(の某社版)ですね。
一応「従来比で縦横2倍の解像度」という定義があるようには見えますが。
これだけの能力があれば (スコア:0)
ふぁみんコンを再現するのも容易だな
タイトルの内容合ってる? (スコア:0)
「以上」がその値を含むのなら、44.1kHz、16bitのCDのスペックはハイレゾ音源ということになるので、おそらくはそれは間違いなので「以上」と「超えてる」で意味は同じでその値は含まないのだと思うけど、「サンプリング周波数が44.1kHzもしくは48kHzの場合、量子化ビット数が16bitを超えている」のが条件であるならば、44.1kHzで17bitあれはハイレゾオーディオになるんじゃないの? どっから24bitなんて値が出てくるんだかサッパリわからん。
Re:タイトルの内容合ってる? (スコア:2)
これが前提なので、ちょっと話が複雑なことになってますね。16bitなら96kHz以上、44.1ないし48kHzなら24bit以上がハイレゾ。
Re:タイトルの内容合ってる? (スコア:2)
「未満」の反対語って難しい。「超」ですかね。
24bit未満16bit超だと20bitを使うことはありますね。
ハイレゾ音源として20bitで作る人出てきますかね。
Re: (スコア:0)
17bitオーディオとか出てきたら憤死する
by Audio HW周りのしがないプログラマ
Re:タイトルの内容合ってる? (スコア:3)
16.125[bit]とかでどうだろう。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
中途半端な関係の量子化ビット数が採用されると
フォーマット変換が困難になってくるってことですかね?
Re: (スコア:0)
よくあるDSPのデータ長が16ビット、24ビット、32ビット辺りなので、
24ビットの演算精度で17ビット精度のデータを扱うことになるという意味なのでは?
Re: (スコア:0)
だがしかし、
CDは既に圧縮されて14bitだったりするぞ。あまりしられてないけど。
Re: (スコア:0)
ソースたのむ。
Re: (スコア:0)
× あまりしられてないけど。
○ ぼくしかしらないけど。
Re: (スコア:0)
アップサンプリングも含まれないかこれ。
Re: (スコア:0)
元記事
>なお、「CD収録の44.1kHz/16bit音源を、対応機器でハイレゾスペックにアップサンプリングした場合の音」を
>ハイレゾと呼称するかどうかについては、現段階では明確に決まっていないという。
>JEITAでは「“信号としてはハイレゾ”という言い方にとどめられる」としている。
Re: (スコア:0)
自己レス
上1つは必須条件で、残り二つのどちらかあるいは両方を満たす必要があるってことね。わけ分からん書き方すんなよ、もう。
Re: (スコア:0)
24bitが出た理由については、リンク先にて例として出ていたから、
『hylom氏がCD越えの量子化ビット数は24bitだと思い込んだ』が原因だと思われ…。
# 『例』と『仕様』を区別できないあたりがなんとも…。
Re: (スコア:0)
同じことを指摘しようと思ったら既にされてた。
ネタ元のPhile-Webの記事タイトルがそのようになっているので、をそのまま引っ張ってきたんでしょうね。
誤解を与えそうな表現だと思うので、例えば「JEITA、CDスペック超えのPCM音源をハイレゾオーディオと定義」とでも
すれば良かったのでは。
あと本文で3つの条件が挙げられているところ、
AndなのかOrなのかがわかりづらい。
量子化ビット数24bitっていうのは、CDの16bitを超えるもののうち
良く使われているものを採り上げただけのような気がする。
Re: (スコア:0)
参考までに、規格は作られたもののほとんど流行らなかった「DVD-Audio」規格では
量子化ビット数20bitの音声がサポートされてたりします。
(もちろん16bitや24bitも)
これは今回定義されたハイレゾオーディオの範疇に入ると思うので、
記事のタイトルは誤りですね。
#こういう一般化しなかったフォーマットはテスト環境を準備するのが大変
Re: (スコア:0)
そいやDVD-Audioって何で流行らなかったんだろうな?CDプレイヤーなんてもうほとんどの家庭じゃ使ってないだろうけどDVD再生機ならあるだろうから、再生環境は十分普及してるのに。どうせPCでリッピングするんだろうし。
Re: (スコア:0)
CDとMP3で事足りたから。
人間の識別能力 (スコア:0)
いずれにしても、CDの44.1kHz/16bitとの差を人間の聴覚認識能力で識別するのは不可能ですから、それ以上のものを定義しても意味が無い気がしますね。
リアル/オカルトの線引と踏み絵としての効能はあるのでしょうけど。
Re:人間の識別能力 (スコア:2)
製造側としては規格化されると機器能力の判別に便利そうですけど
Re:人間の識別能力 (スコア:2)
> CDの44.1kHz/16bitとの差を人間の聴覚認識能力で識別するのは不可能
だとして、それをそのまま人の耳に届けるのは無理なわけで。
再生の過程で人の耳に認識できるほど変わってきたりはしないのかナァ。
Re: (スコア:0)
16bitの音源を操作するとビット落ちとか起きるから制作側は16bitじゃあ足りないらしい
Re: (スコア:0)
最近は32bit-floatも使うようです
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/20131125_624971.html [impress.co.jp]
Re: (スコア:0)
浮動小数点演算やマルチレート処理をご存じない方ですか?
浮動小数点演算も所詮は有限語長演算にすぎないが、仮数部16bit以上にしてなおかつオーバーサンプリングして処理すればビット落ちとか関係ない
Re: (スコア:0)
CDの44.1kHz/16bitとの差を人間の聴覚認識能力で識別するのは不可能
ほとんどの人にとっては間違いないでしょうけれども、不可能って言い切ってしまって問題ないんでしょうか?
Re: (スコア:0)
聞き分けるひとは確かに居ますが、それは平均を超えた、いわば超能力であってそれを言及しだすと
キリがないと思います。
Re: (スコア:0)
でもほとんど全てのコンテンツがハイレゾ音源になったら、聞き分ける人の割合も増えるんじゃないかな?
例えば映画のVFXはその時代時代でリアルだ!と言われてきたけど、1990年代の映画と2000年代の映画と現在の映画を見比べたら、明らかに古い映画は見劣りしてるのがわかるわけだし。
映画で用いられるCGなんかは随分前からもう現実と見分けがつかないレベルになったと言われてるけど、やっぱり5年前の映画を最新の映画と見比べると見劣りするなと実感する(テクスチャとか光源の処理とか色々)。
そんな感じで比較対象に恵まれていない環境が続いている中ではわからない人の割合が多いだろうけど、高品質なものが周囲に満ちてしまったら差異を感じ取れる人の割合も増えるんじゃないかと。
Re: (スコア:0)
ないない
人間の聴力の能力の限界を超える話なのだから
視力はその辺りが能力の限界というわけではないから、レベルが全然違う
Re:人間の識別能力 (スコア:1)
音を処理する脳のソフトウェア的限界ではなく、音を電気信号に変換する耳の物理的限界だからね。
Re: (スコア:0)
音源の問題で無く、プレイヤーの問題では?
音源を変えても認識は不可能なのは事実かも知れませんが、
ハイレゾ対応プレイヤーと非対応プレイヤーでは音が違う事が認識できる
としたら、「可能でも正しいし、不可能でも正しい」事にならないですかね。
#普通のPCで24bitをONにするだけで、ハイレゾ対応PCなら間違いなく
#音が変わりますし。
Re: (スコア:0)
情報量、データ量が大幅に増えるから意味がある
ギザギザの丸が限りなく円になる感じで。
それなりに金をかけたリスニング環境があれば違いは誰にでも分かるよ
Re: (スコア:0)
サンプリング周波数はともかく、量子化ビット数はプアな視聴環境でも影響あるとかなんとか。
Re: (スコア:0)
厳格な実験環境で有意差は出なかったそうです(大学の先輩の卒論、16bit と 20bit の差を検証)。
もちろん編集中は高ビット数のほうが編集時のビット落ち等が無いので良いですが、最終的な出力は16bitで十分かと。
Re: (スコア:0)
その先輩が、きちんとした環境をそろえられたとは思えません。
私の感覚は機器の値段が100万円以上と以下ではずいぶん違います。
ただし500万円ぐらいからは好みなのかなぁと思いますけど。
Re:人間の識別能力 (スコア:1)
それって二重盲検しての話?
という定番のおちょくりがありますよね.
Re: (スコア:0)
「CDの音質は不要だよMP3でも十分だよ」なんてユーザーだけではなかったですけど
CDよりも基本的に音質が劣る圧縮音源での音楽の販売が幅を利かせるようになったと思ったら、CDよりも高音質とやらが流行り出したとか
両者のユーザーというかターゲット層が全く別なのは分かりますけど何だかなぁ
Re: (スコア:0)
いや、おっしゃるとおり。
CDのフォーマット(44kHz、16bit)が一番由緒正しくて、
必要十分のはずなのにね。
Re:人間の識別能力 (スコア:1)
つまりは「ハイレゾに適応しうるMP3やAACに変わるコーデック」を模索すればよいだけのこと。
Re: (スコア:0)
そう思う人はターゲットの対象外だから 関係なし
Re: (スコア:0)
つまりそうではないと思い込んでる信者のための市場
Re: (スコア:0)
> リアル/オカルトの線引
そんなに簡単に「オカルト」とか言い出しちゃっていいの?
まあカジュアルには聞き分けられない、ってのは確かだろうけど。
低周波は音としては聞こえないけど体調を悪くさせる、という研究があるね。
超音波も聞こえないけどなんか心地よくなるらしい、という研究もある。
俺らがカジュアルに聞き分けられるか否かだけでオカルトかどうかと線引きするのは、ちょっとなあ。
Re:人間の識別能力 (スコア:1)
それは振動を耳のみで感知するという前提があれば、では?
たとえば、人間と音源の位置の変化とか、高い周波数が生きていて動いている人にあたることで副次的に差が出ちゃう現象とかはありえないですかね。
「生々しい」っていう感覚が、音の場合には絶対に耳経由聴覚100%です! と言い切ってしまえるものなのか、ということなんだけど。
物理的に感覚器官ごとの能力を調べることとは違って測定からして難しそうだけど、そういうとこがわかるとオカルトの出てくる余地も減るのではないか。