zakkaeye 曰く、2014年4月4日、人民網日文版が南方日報の記事を紹介する形で中国初の地面効果翼機「翔州1」が実用化段階を迎えたことを報じた。 地面効果翼機とは、地表付近を移動する翼に発生する揚力を利用して低空を飛行する飛行機のこと。翔州1の最大飛行高度は30~50mにとどまるようだが、最高速度は210km/h、巡航速度でも140~160km/hとかなり高速。同記事は「地面効果翼機は世界最速の船舶」とぶち上げている。価格について記事はまったくふれていないが、飛行艇などの水上機にくらべて安価に製造できるのは確実。航空機や船舶との棲み分けがうまくいけば、ビジネスとして成り立つ可能性はありそうだ。
この手のものはロシア製でないと萌えない (スコア:5, 参考になる)
もう、有無を言わせないほどに圧倒的じゃないか。
http://labaq.com/archives/51416865.html [labaq.com]
Re: (スコア:0)
動画で見ると更に圧倒的ジャマイカ
https://www.youtube.com/watch?v=JnUu-DEOiu0 [youtube.com]
これはなかなか物になりそう? (スコア:2)
Re:これはなかなか物になりそう? (スコア:4, すばらしい洞察)
中国は実機作っちゃうもんなあ。調子が上向きの国っていいな。
Re:これはなかなか物になりそう? (スコア:1)
日本も20年位前に [nmri.go.jp]
研究してたんだけどねえ…。 [archive.org]
中国は実機作っちゃうもんなあ。調子が上向きの国っていいな。
スピードはずっと遅いけど、テクノスーパーライナー(TSL)ってのがありましたな。
東日本大震災のときに仮設宿泊所として活躍したのでしたっけ?
Re: (スコア:0)
あれはどちらかというとホバークラフトに近いんじゃないかな。
双胴船の中央の空間を仕切って空気を送り込んで浮き上がるんですよね。
これはTSL-A船型ってやつでもうひとつTSL-F船型ってのもあるんですが、こっちは水中翼船タイプ。
どちらも、表面効果を使ってませんので今回のものとはまったくの別物と考えたほうがよろしいかと思います。
Re: (スコア:0)
いや、国で云々以前に民間で作っている様なもんだろ。
アメリカでも個人向けが有ったはず。
もちろんこの手が大好きなロシアでは
Re:これはなかなか物になりそう? (スコア:2, 興味深い)
全ての船舶に対する回避義務があって、飛行高度が低いからダウンバーストを喰らっていつ水面に叩き付けられるか知れたものではないし、形状・規模からしてレーダー無しの有視界飛行専用みたいだし、そのくせワイパーの存在も疑問(荒天時どうやって運用するのだろう)があって、中翼だから波高50cmでも主翼に波を被りそうだし、下手すると自分の立てた波も主翼に引っかけそうで、ステルス性が高いと云うことは非作戦飛行時に航空・船舶事故をよく起こすと云う事だけし、基本水上機だから飛行艇の操縦技能証明(この機体翔州1ならピストン単発かな?)と船舶免許両方が喩え中共でも必要だろうけど、着陸可能なタイヤが無さそうだから飛行場で運用出来ないけど、陸上ピストン単発操縦技能証明が不要なのはメリット(陸上運用不可能なデメリットの方が大きいという人もいるだろう)かな?
耐塩水構造・運用が要求されコストがかかる飛行艇がマイナーで、さらに前述の問題を抱えた地面効果翼機が実用化しないのは、故有っての事だ。
Re:これはなかなか物になりそう? (スコア:1)
追記
船舶等の回避しなければならない物体が針路上に現れた場合、当然高度を上げるか・変針するかして回避する訳だが。
高度を増す場合、大体が地面効果を当てにして最低燃費(=最低高度を多分失速しない最低速度)で飛んでいる訳だから揚力を増し高度を増す速度エネルギーマージンなど有る訳も無し、速度を上げる為推力を増してから機首を上げる訳だが、プロペラが機上にマウントされているから、頭下げの傾向が増して間に合わないケースが多そう。
変針して回避する場合、機首垂直舵翼が無い以上、通常の航空機と同様に機体を傾けて変針するのだが、大体が地面効果を得るために最低高度飛んでいる訳だから、傾けて下がった主翼(それも中翼にマウントされている)が水面を打ちかねないし、機体を傾けた結果の鉛直揚力の低下も併せ、其れ等を補う為に上げ舵で高度を増す速度マージンも無いから、速度を上げる為推力を増してから機首を上げる訳だが、もう此処からは同様に、プロペラが機上にマウントされているから、頭下げの傾向が増してやはり間に合わない、或いは主翼が水面を打つケースが多そう。
随分事故が多発する事になるだろうけど、衝突した電車と同じ様に沈めて、魚礁にする(埋めた電車と違ってこちらは役に立つ)のかな。まあ後に引き揚げられて売り飛ばされそうだが。
小形飛行艇では飛沫避けやプロペラが水を打つのを避ける為、推進器を機上にマウントするのは一つのセオリーなのだが、地面効果翼機としては筋が悪い様な気がする。
じゃあ代案はと問われれば、機首部に若干上向きにマウントすべきと応えるしか無いし、ソ連の先人もそうしている様だ。
ああ、他人が苦労して開発しているのを貶して悦に浸るのは楽しいなぁ。(ゲスめ)
Re: (スコア:0)
> ずいぶん小さな機体ですね。
結構平原の広がるカスピ海の周辺と違って、中国から海の向こうを見れば、狭苦しい場所が多いからじゃないでしょうか。
ホバークラフトなら浜へ上陸し、条件が良ければさらに内陸まで侵攻できますが、こちらはそういう運用は出来ないものの速度は倍ですね。< 何を物騒なことを考えているんだ?
Re: (スコア:0)
なんだよ反重力じゃないのか
この写真はおかしいだろ!! (スコア:2)
海面に飛行機の影が無いですよ。
http://j.people.com.cn/mediafile/201404/04/F201404041117168011892621.jpg [people.com.cn]
明らかに合成写真に見えますが。
ホントに飛んだんでしょうか?
Re:この写真はおかしいだろ!! (スコア:1)
海面に飛行機の影が無いですよ。
http://j.people.com.cn/mediafile/201404/04/F201404041117168011892621.jpg [people.com.cn]
明らかに合成写真に見えますが。
ホントに飛んだんでしょうか?
やっぱりみなさんもそう思いますよね。
確かに怪しい。
怪しいけれど、どこの国にもフォトショ名人がいるなぁとか、中国三千年的幻想世界かなぁと
考えていただければいいのではないかと……。
Re: (スコア:0)
回転してるはずのプロペラがはっきり写ってるから合成かと
Re:この写真はおかしいだろ!! (スコア:2)
逆にクオリティが低すぎて、むしろ本物の写真が何らかの理由により合成っぽく見えてる、という可能性も。
捏造なら流石にもうちょい本物っぽく加工するかと。
別の写真をググってみると (スコア:1)
人民日報の写真の真偽はよくわかりませんが、この写真を見ると翔州一号、実際に飛んでるみたいですよ。
http://www.cannews.com.cn/2013/0924/49415.shtml [cannews.com.cn]
Re: (スコア:0)
こちらの方がちゃんとフォトショらしいですね。
#いや信じてない訳じゃないんだけど
Re: (スコア:0)
瑣末な開発は中国でさせていますが、主導しているのは、真に偉大な将軍様です。
低空飛行と木材を多用したステルス性、出発に滑走路を必要としない機動性、爆薬の搭載性、
その量産性、そして共和国人民の愛国心の高さは、情け容赦ない特攻攻撃という力を、
わが強盛大国に付け加えるのです。帝国主義者とその手下たちは、死の直前に、写真ではなく
直接、その無慈悲な爆発を見ることになるでしょう。
Re: (スコア:0)
どうぞ。
http://news.sohu.com/20140404/n397736149.shtml [sohu.com]
WIGって懐かしいなあ (スコア:1)
飛行艇っぽい見た目と違って、ホバークラフトに近いんですよね。原理も機体性能も。
エンジン駆動のファンでスカート内に空気を送り込んでエアークッションを形成する代わりに、
飛行機よりも短い翼を使って、機体下に連続的にエアークッションを形成して、超低空を滑るように進むという。
(だから、見かけと違って、水面近くより上には浮き上がれない。)
飛行機より重量物運べるし、機体が巨大なほど安定して運航できるらしいんですが、
(そのためカスピ海の怪物はデカく作っている)
ホバークラフトが、荒天に弱いのと、港湾施設側の設備に大改修が必要なため
民間用途ではほぼ完全に駆逐されていったのと同じ理由で、そもそも、始まりすらしなかったと。。。。。。。
まあ、個人的には、是非、リバイバルして頂きたいアレゲ乗り物ではあります。
Re:WIGって懐かしいなあ (スコア:4, 興味深い)
Re: (スコア:0)
>飛行艇っぽい見た目と違って、ホバークラフトに近いんですよね。原理も機体性能も。
大型化して効率を考えるとそうなるだけで、レジャー用とか連絡用を考慮した物は小っちゃかったりもっとずっと飛行機に近かったりしますよ。
通常の飛行艇より着水速度をずっと遅い物も作れるので、用途次第なら小型にも有利だったりします。
継続運用するのなら、ずっと大きな船や空港を整備して通常型の飛行機を運用した方がローコストなんですが。
エアロフォイル? (スコア:1)
30年ほどか、もっと前にルイジ・コラーニって人の
エアロフォイルボートっていう船(飛行機?)の写真を見たんですが、
これとはまた違うものですかね?
画像探したらありました。
http://www.rcgroups.com/forums/attachment.php?attachmentid=542535 [rcgroups.com]
--------------------
/* SHADOWFIRE */
全然関係ないのに (スコア:1)
リンク先の画像を見て海面スレスレを飛ぶ一式陸攻 [wikipedia.org]を思い出した。
あらかわいい (スコア:1)
エンジンと本体のバランスがマンガみたいですね
体験者は騙る (スコア:1)
地面効果は機体の大きさと速度によりますが 高度十数メートルでもあります。
航空機で地上数メートルを高速でパスすると 空気のクッションでフワフワしてけっこう気持ちいいです。
この気持ちよさに嵌るとついいろいろ画策してしまうんだろなと おもいます。
Re: (スコア:0)
エースコンバットって、そんな遊び方も出来るのか。
デジャブ (スコア:0)
韓国の地面効果翼機構想はもう消えて無くなったはずだが
アメリカではホビー機が飛んでるという話はあるが
エアロトレイン (スコア:0)
地面効果と言えば、エアロトレイン [wikipedia.org]もよさげ。
Re:エアロトレイン (スコア:1)
航空機と鉄道の両方の欠点を併せ持ったエアロトレイン
Re:エアロトレイン (スコア:1)
地面効果と言えば、エアロトレイン [wikipedia.org]もよさげ。
ほう。そういうのがありましたか。
銀河鉄道999ほどは高く上昇できないのでしょうな。
水中翼船じゃ (スコア:0)
駄目なの?
バウワンコ (スコア:0)
次は火を吐く車ですね。
最速? (スコア:0)
比べてはいけないと思うんですが、ボートのドラッグレースだと、400km/hを超えるようで……
http://www.youtube.com/watch?v=w0sv01Z16zU [youtube.com]
260mphなんで時速418kmですね。
最高高度 (スコア:0)
「30−50メートルの高度に上昇し飛行し、障害物を回避し、遠くを眺めることも可能だ。」
ってあるけどそんなに上昇できるものなの?
Re:最高高度 (スコア:1)
リンクされてるwikipediaの記事からするに、30から50cmの間違いじゃね?
懐かしさは (スコア:0)
そこはかとなく漂う先行者風味からか?
軍事利用 (スコア:0)
記事中に「ステルス効果を発揮」とあることからも、軍事利用するつもりなんでしょうね。
大型化して強襲揚陸する、とか。
海を挟んで向かい合ってる日本としては、どんな対策すればいいんだろう?
高さ50mぐらいのネットでも張り巡らす?
Re:軍事利用 (スコア:1)
物理的な対策より、戦争出来ないようにするのが一番ですね。
憲法9条を金科玉条にすればいい (スコア:1)
砂浜に金で書いておけば
奪い合いで中国兵に同士討ち発生。
-- 風は東京に吹いているか
どう見ても (スコア:0)
飛行艇にしか見えないのだけど。
地上効果かなんかしらんけど、高速で水上すれすれを飛ぶリスクのほうが怖いと思うけど。
普通に空飛べばいいわけじゃん。
Re:どう見ても (スコア:1)
飛行艇は軽いものしか運べませんが、WIGは重量物が運べるので、
飛行艇ではWIGの機能を代替することはできません。
ということになっています。スペック上は。
ただ、波浪に弱くて使い物にならんじゃないか、というのは、
おっしゃる通りで、結局のところ、WIGは商用化出来ていません。
ただ、飛行艇も運航経費があまりにも高額すぎて、ロクに普及してませんが。。。
Re:どう見ても (スコア:2)
空飛ぶ船って・・・ (スコア:0)
飛行艇じゃあないの??
US2のほうが速いような・・・
Re: (スコア:0)
US-2:一機100億円、乗員11名、出力3100kW×4+1166kW、(運用経費も)高けーぞー。翔州1(多分レシプロ単発100kW程度?)相手なら、大型観光バス(交代運転手・交代ガイド付)と第二種原付(二人乗可)を比べるようなもの。
ごっくーりごっくりこんと (スコア:0)
タイトル見てきっとあると思ったのに...
なんで誰もボアジュースに言及しないんだorz
# そんなに年くってたのか俺