米インディアナ州の裁判所、故障したハードディスクをリサイクルに出しても証拠隠滅に当たらないとの判断 19
消滅 部門より
米国・インディアナ州の裁判所が、故障したハードディスクドライブをリサイクルに出したことは証拠隠滅に当たらないとの判断を示した。この判断はMalibu Mediaが提起していたBitTorrentのファイル共有に関する訴訟の過程で示されたもの。被告の男性はハードディスクを酷使したことで故障したと主張。故障したハードディスクはリサイクルに出し、新しいものと交換したと説明していた。これに対し、Malibuは男性の行為が証拠隠滅に当たると主張し、懈怠判決を求めていた。しかし、裁判所ではハードディスクが故障したのだから隠滅すべき証拠は初めからなかったとし、Malibu側の要求を却下したとのことだ。