Microsoft は 12 日、新 Surface デバイス 3 機種を発表した
(
Microsoft Devices Blog の記事、
Microsoft のニュース記事)。
2-in-1 の
Surface Pro 9 はアスペクト比 3:2 の 13 インチ PixelSense Flow ディスプレイ (2880 × 1920 ピクセル) を搭載し、プロセッサは Intel の第 12 世代 Core プロセッサと ARM ベースの Microsoft SQ3 プロセッサが選択可能だ。SQ3 モデルは 5G 通信に対応するほか、
Microsoft Pluton セキュリティプロセッサを搭載し、USB ポートが USB-C 3.2、RAM 最大容量が 16 GB、ストレージ最大容量が 512 GB なのに対し、Intel モデルでは TPM 2.0、USB 4.0/Thunderbolt 4 搭載 USB-C、RAM 最大 32 GB、ストレージ最大 1 TB となる。なお、今回発表された Surface デバイスで Pluton を搭載するのは Surface Pro 9 の SQ3 モデルのみだ。
本体サイズは 287 mm × 209 mm × 9.3 mm で Surface Pro 8 と比べて横幅のみ 1 mm 長い。重量は Intel モデルが 879 g、SQ3 モデルが 878 g、バッテリー駆動時間は通常のデバイス使用で Intel モデルが最大 15.5 時間、SQ3 モデルが最大 19 時間。
Surface Pro 8 まで搭載されていた 3.5 mm ヘッドフォンジャックは非搭載となった。価格は Intel モデルが 162,580 円から、SQ3 モデルが 216,480 円から。既に予約注文可能で、リリース日は 11 月 29 日となっている。
ノート PC の
Surface Laptop 5 は 13.5 インチディスプレイモデルと 15 インチディスプレイモデルがあり、いずれもタッチスクリーン対応。
Surface Laptop 4 で選択できた AMD プロセッサモデルは用意されず、Intel の第 12 世代 Core プロセッサのみ選択可能だ。ヘッドフォンジャックは両モデルともに搭載される。
13.5 インチモデルの本体サイズは 308 mm × 223 mm × 14.5 mm、重量はファブリック仕上げが 1,272 g、金属仕上げが 1,297 g、15 インチモデルは 340 mm × 244 mm × 14.7 mmで 1,560 g。バッテリー駆動時間は 13 インチモデルが最大 18 時間、15 インチモデルが最大 17 時間となる。価格は 13.5 インチモデルが 151,580 円から、15 インチモデルが 197,780 円から。リリース日は 10 月 25 日。
オールインワン PC の
Surface Studio 2+ は 28 インチのタッチスクリーンディスプレイを搭載し、プロセッサは第 11 世代の Intel Core i7-11370H となる。価格は 719,180円 から、リリース日は 11 月 1 日となっている。