平成12年以前に立てられた木造住宅の9割以上で耐震性が不足しているという調査結果 71
ストーリー by hylom
新しくてもNG? 部門より
新しくてもNG? 部門より
insiderman 曰く、
日本木造住宅耐震補強事業者協同組合が行った調査によると、1950年から2000年5月までに着工された木造住宅の9割以上が現行の耐震基準を満たしていないことが分かったという(リフォーム産業新聞)。
NHKでも報じられているが、耐震基準は1981年(昭和56年)に大きく改訂されており、これ以前のものを「旧耐震基準」、以降のものを「新耐震基準」と呼ぶ。さらに、2000年(平成12年)の建築基準法改正では木造住宅における基準がより厳しくなっている。
今回はこの2000年の改正前に着工された木造住宅を対象として調査が行われたそうで、1981年の「新耐震基準」に合致した建築物であっても、木造住宅については耐震性が不足しているものが多いようだ。
要約すると・・・ (スコア:4, すばらしい洞察)
『平成12年以前に建てられた建物の9割以上が,
平成12年移行の基準を満たさないことがわかりました!』
という記事.
なにそれ!
Re:要約すると・・・ (スコア:1)
平成12年以前に建てられた建物の1割近くが、未来人が設計して建てた
という記事。
これは衝撃的な事実。
Re: (スコア:0)
土建かせんといかん
という記事
なっとく!
Re: (スコア:0)
平成12年以前に建てられた建物の9割以上が,(最近の研究を反映して安全性を高めた)平成12年移行(を尺度として調査した結果)基準を満たさないことがわかりました。
新耐震基準が尺度として選ばれるのは自然なこと。論理だけ見てないで意図汲んでやれよ、このくらいなんてことないだろ。
Re:要約すると・・・ (スコア:1)
>ルールさえ守ってれば大地震のとき潰れてもいいのか?
ルール守ってようと守ってなかろうと壊れるよ。
ウチは阪神のときも東日本のときも全壊したし。
阪神のときは築1年の大手ハウスメーカ製マンション
東日本のときは大手メーカーの耐震設計一戸建て。
大震災レベルだと、耐震設計だろうと紙細工の如く崩れるしね。
耐震設計でも、想定外の入力には耐えられん。
たとえそれが未来の規格を満たす頑丈さを持っていても、
それをはるかに凌ぐ災害があるんだよね。実際。
#コストに見合った設計なら文句は無い。耐震強度以下だろうと。
#耐震設計が人の命守るなんて大きな間違いだよ。
#そんなもの運次第でしかない。
#耐震設計以前の家だって壊れてない所はたくさん有る。
#ゆれ方なんて100m違うだけでぜんぜん変わるしなー
#阪神と東日本両方被災したオッサンの意見でした。
Re:要約すると・・・ (スコア:1)
倒壊する家が多いのと少ないのとどっちが社会的コスト少なくて済むかって話でしょ。
ルールを順守するかどうかって全くの筋違い。
# 自分の知人は長田でオンボロに住んでいたけど、家は壊れなかった。でも燃えた。
Re: (スコア:0)
別ACだけど、なにそれ、だな。
各人、自分の住む家のことだけ気にしてりゃいいじゃん。
自分の命のためにいくら払いたいかは人それぞれだろ。
Re: (スコア:0)
一人二人ならそれでもいいが、治安維持や公衆衛生と同じで、自業自得だからお前死ねだけでは済まないわけだ。
Re: (スコア:0)
お客さんがいるときに地震がおこるかもしれないから、それでは不十分。
Re: (スコア:0)
木造住宅のお客さんってそんないないだろ
Re: (スコア:0)
ヤバそうな店にはいかなきゃいいだけでしょ。
地震でつぶれそうな店を使わない不便と
そこにいる間に地震が起きて死ぬリスクと、
それくらい自分で考えようよ。
Re: (スコア:0)
書いたACがサイコパスの意味を間違って覚えていないか心配になる文章ですね
Re: (スコア:0)
どんな未来を引き起こすかよく考えたから「なにそれ」って言ってんじゃないの?
なんて言えば正解なのさ
Re: (スコア:0)
ものづくりにおける「基準」の意味がわかっていないようですね。
「頑丈に作っておくべき」だからといって「限界まで頑丈」ではまともなものはつくれません。
だから「ここまで頑丈につくる」というラインとして基準を定めるのであって、基準がより厳しくなればそれまでに作ったものが新基準に満たなくてもおかしくはありません。
合致した建築物 (スコア:2)
> 1981年の「新耐震基準」に合致した建築物であっても、
> 木造住宅については耐震性が不足しているものが多いようだ。
基準通りに作っても耐震性が不足しているなんて
「新耐震基準」に問題があるって事?
Re: (スコア:0)
2000年にまた改定されて、それ以前の建物は不足してるという話。
95年の阪神地震で基準が強化したんじゃない?
阪神淡路大震災が再現されても耐えられる? (スコア:1)
2000年に改正されたということは、1995年の阪神淡路大震災を踏まえた基準ということになるが。
それにしても、新しく作られた厳しい基準から見れば、それ以前に建てられた建物がその基準を満たしていないのは当然だし、
何で今更そんなことを思ってよく見てみたら、報じているのはリフォーム業者の業界紙か。
Re: (スコア:0)
新耐震基準自体は 宮城県沖地震を踏まえて [wikipedia.org]の、タレコミの「1981年(昭和56年)」に制定ですね。
2000年の改正は(阪神淡路で、新基準に対応していない木造家屋で死傷者が多かったことから)木造住宅への厳格化がメインで、
耐震基準の計算式自体は新耐震基準に準じている。
参考: http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr_0 [mlit.go.jp]
Re: (スコア:0)
> 耐震基準は1981年(昭和56年)に大きく改訂されており、
> これ以前のものを「旧耐震基準」、以降のものを「新耐震基準」と呼ぶ
> 今回はこの2000年の改正前に着工された木造住宅を対象として
> 調査が行われたそうで、1981年の「新耐震基準」に合致した建築物であっても
Re: (スコア:0)
引用だけでは言いたいことがわからないけども。
>> 耐震基準は1981年(昭和56年)に大きく改訂されており、
>> これ以前のものを「旧耐震基準」、以降のものを「新耐震基準」と呼ぶ
その後に
> さらに、2000年(平成12年)の建築基準法改正では木造住宅に
> おける基準がより厳しくなっている。
で
> 1981年の「新耐震基準」に合致した建築物であっても
> 木造住宅については耐震性が不足しているものが多いようだ。
とくる。
最後の「耐震性が不足」はストーリー最初の「現行の耐震基準を
満たしていない」と同意と取れる。
その「現行の耐震基準」とは2000年に改正された後の基準だ。
つまり
『2000年の改正前に着工された木造住宅の多くは、2000年改正後の耐震性を備えていない』
だから、#2745780 の「基準を満たしていないのは当然だし、何で今更」はもっともな疑問だと思う。
Re:阪神淡路大震災が再現されても耐えられる? (スコア:1)
1981年の新耐震基準はそれ以降ほとんど変更されてなく,今も有効。
現行の耐震基準とは1981年の新耐震基準を指します。
2000年の法改正は,木造2階以下の建物に特例として認められていた抜け穴
の一部に対する基準適用の実質化が行われただけ。だから,調査もこの種の
建物だけ。
Re: (スコア:0)
なんで今さらといえば、阪神淡路大震災20年を節目に調査したってことでしょ。
理由がリフォームしましょうと言うのはあるとしても。
耐えられるかといえば、基準は基準でしか無い。
地震というのはケースバイケースで特定の場所が想定外の揺れをしたりするから、100%の安全などない。
まして東日本地震を体験してるとね。
わかるのは基準を満たしてないと危険性が高いということだけ。
Re: (スコア:0)
そういう文系おじさんな話じゃなくて、阪神淡路大震災で発生したキラーパルス振動の地震で耐えられる建築なのかどうかということ。
東日本大震災での地震波は短波長だったから倒壊家屋は少なかった。
耐震シェルター (スコア:1)
建物がそのまま残るほど頑丈にするにはコストがかかりすぎるし、建物が倒壊しようかという地震がきたら住宅の資産としての価値は相当損なわれているだろうし、せめて就寝中に圧死という事態を防ぐ点にしぼって耐震シェルターなんかどうなのかな。(リフォーム業者さんには悪いけど)http://www.okbc.or.jp/proof/osaka_taishin/sonota.html [okbc.or.jp]
普段は、防音・断熱になってて楽器もAudioもゲームも周りへの騒音に遠慮せずに楽しめて、いざというときには生存空間を保障してくれるようなシェルターがもっと普及して価格がこなれてきたらいいのになぁ。
Re:耐震シェルター (スコア:2)
> せめて就寝中に圧死という事態を防ぐ点にしぼって
建物の倒壊は具合によっては道路をふさいでしまうことがあり、
緊急時対応のための車両の走行を妨げてしまう可能性があります。
最近の防災対策ではこのことが考慮されているので
新耐震基準でも意識されているのではないかと思います。
Re:耐震シェルター (スコア:1)
なるほど。でも道路と面した側の反対にクラッシャブルゾーンを設けられていたらちょっと嫌かな。
一方で、 (スコア:1)
ミサワホームの住まいは1967年の創業時より、一貫して「木質パネル接着工法」を採用。
阪神・淡路大震災ではもちろん、創業以来、 倒壊は一棟もありません。
※「倒壊ゼロ」は地盤に起因する被害は除く
http://www.misawa.co.jp/kodate/seinou/mokusitu/saigai/taishin.html [misawa.co.jp]
なんかフォーマットにぴったりだったのでつい出来心で
#お金ください #振込待ってます
築15年以上 (宛部門名) (スコア:0)
そもそも、一般の不動産市場的に、もう新築扱いされないのでは。
鉄骨マンションでもそうだろうし、木造住宅ならなおのこと。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:築15年以上 (宛部門名) (スコア:1)
そうか、部門名の「新しくてもNG?」は、「((築15年以上の新築とは言えない)その住宅が建築当時には合致していた耐震基準が1981年制定の)新しくてもNG?」って読むのか、日本語って難しいね!
Re: (スコア:0)
#2745792とは別ACだが
ああ、そうか。部門名の新しいは耐震基準にかかってるんだな。
新しく(制定された1981年以降の耐震基準だったとし)てもNG? ってわけか
#部門名を日ごろからまともに見ていない
建物が強くたって (スコア:0)
地面から水や砂が吹き出てきたら大被害
Re: (スコア:0)
地盤の弱い埋め立て地は住みたがる人が居ませんからね。
とくに震災以降は沿岸部の人気暴落で、内陸の湖沼地帯を埋め立てた住宅地を、埋め立て地であることを隠して売ろうという業者が増えているという噂も。
Re: (スコア:0)
「「地震で崩壊する土地」は地名でわかる!!」だそうです。
http://tocana.jp/2015/01/post_5549_entry.html [tocana.jp]
Re:建物が強くたって (スコア:1)
そんな簡単にわからないよ。
http://gpi-net.jp/daisinsai/abiko.html [gpi-net.jp]
明治あたりならまだしも江戸時代の埋め立てまでいくと絶対わからんし、
寺社があれば古い土地という考えもよくない。
Re:建物が強くたって (スコア:1)
ならんでしょうね。例えばそのリンクにある「川」や「河」という文字にしたって。
例えば川崎地名辞典によれば。全国の川崎/河崎を調べたところ「河口」という意味ではなく「川を臨む」という意味だとされています。つまり市単位では広すぎるのです。
じゃあもう少し細かくというと。例えば神奈川県川崎市では、宮前だの小田だのそれらしい文字がないところで地盤測定の結果弱いことが判明しています。
名前からあーだこーだいう前に、地質調査の結果もらった方が間違ぇねぇっすよ。
当たり前 (スコア:0)
耐震基準はどんどん強化されているのだから、旧基準で建てられたものが新基準を満たしていないのは当たり前
Re:当たり前 (スコア:1)
学校とか役所とかは義務づけられているから耐震改修を行っているけど、
理想は住宅も耐震改修をした方がベター。
だけど現状は、新築時から既にH12に施行される基準以上のものを建てていた木造住宅と
耐震改修を行って、現行基準に合わせた木造住宅がたった1割しか無いって記事です。
そもそも (スコア:0)
ジャップは20世紀末になっても、どうして木で作るの?
Re:そもそも (スコア:1)
千年も耐える木造建築のある国なのさ。
the.ACount
Re:そもそも (スコア:1)
最近の木造エコポイントや公共施設の木造化は林業、農水省がゴリ押ししているから。
今年の基準法改正で本来ならば耐火建築物(基本的にRC、鉄骨)として作らなければならない3階建て小学校も、
準耐火建築物での建築が認められる緩和規定が導入されます。
また、戸建てに木造が多いのはRCより安いからです。
戸建ては施主が自由に構造形式を選ぶ事が出来ますが、
金銭的な理由により木造を選択しているケースが殆どです。
木造ならしっかり作れば1000年持つという馬鹿がいつも湧きますが、
維持にとてつもない金額がかかるため、費用的な側面から考えればRC、鉄骨の方が遙かに安上がりです。
また、1000年規模で作られた木造建築物の構造、構法を正しく理解し、維持、補修を行える職人には限りがあります。
Re:そもそも (スコア:1)
国内材普及の手段の一つとしてCLTがありますが、
CLTを用いたところでH12年に基準法ベースに建築された木造建築物が、現行法と同等の性能を持つ事はありません。
理由は、H12年の基準法改正で追加された内容のメインは「金物を適切に用いなさい」という内容です。
金物により柱、梁、斜材のばらつきや基礎と土台結合部の損傷を抑える事が出来ます。
CLTでこの弱点を補う事は出来ません。
Re: (スコア:0)
特定アジア標準工法の、おからコンクリートや煉瓦≒ブロック構造よりは、木の方がマシなんです。
Re: (スコア:0)
USAは21世紀になっても、ほとんどの建物が木造ですよ?
Re: (スコア:0)
ですよね。ツーバイフォーのような細くてクレーン要らずの木材で家を作れるのは、地震や台風がないからなんでしょう。
Re: (スコア:0)
地震は少ないけど台風(嵐)は毎年のように大きな被害が出ているよ。
Re: (スコア:0)
ハリケーンがしょっちゅう来てるんですがそれは。
耐震性検査ってどうやるの? (スコア:0)
すでに建築済の建物の検査ってどうするのかな
非破壊で検査しなければならないと思うけど、どうやるのかは分からないがかなりの手間じゃないのか?
そんな手間のかかることをこの統計出すための為だけにやったのかな。
依頼があって手がけた件を使った場合だとすると、母数としては片寄があるんでいないかと
報告者が耐震補強を請け負う会社の組合で第3者ではないのでちょっと素直になれない
Re:耐震性検査ってどうやるの? (スコア:2)
嘘は言っちゃいかん
耐震診断は既存建築物にこそ行われる。
まずは図面で行い、その次のプロセスとして現物を確認し
一定の流れ作業の中で必要な耐震補強を検討する。
ここの話題の対象はH12以前の金物等の設置基準が無かった頃の木造建築物。
木造はご存じのように、環境によって大きく損傷が進む。
シロアリや、排水、換気による除湿が適切に行われず腐敗が進んでるケースもあり、
簡易的な診断なら図面だけで行うが、現物を見ない限りは十分な診断は行えない。
現在の耐震診断はある程度、形式化した流れ作業でチェックを行い、それに応じた耐震補強を行う。
だが、質問者が言うように非破壊検査だけでは完全なチェックは行えない。
また、費用もかかるため、それらの工程を省略し、「この程度補強すれば、現行基準並の耐震性を持つであろう」という
安全率を持たせた上で、アバウトな耐震補強、改修が行われる。
正確に、厳密に診断するには破壊検査は不可欠です。