「ドラゴンボールハラスメント」に対してDB世代が騒然 184
ストーリー by hylom
バトルがひたすら長い印象しかない 部門より
バトルがひたすら長い印象しかない 部門より
Web制作会社LIGのブログに掲載された「『ドラゴンボール』を読んだことのない僕が、先輩に反論するために全巻読了した結果」という記事が反響を呼んでいる(ガジェット通信、ガジェット通信の続報記事)。
記事の内容は、人気マンガ「ドラゴンボール」を読んだことがないという著者に対し「先輩」が「コンテンツ制作に携わる人間として、ドラゴンボールを読んだことがないなんてありえない!」と発言したことを発端に、ドラゴンボールを読んでヒット理由などを考察するというもの。
結果として筆者の感想は「やや面白くない」というものだったが、その理由としても次のように考察されている。
ドラゴンボールから多大な影響を受け、さらに改良を加えてきた作品を読んでいる私にとって、ドラゴンボールは「よくある絵」であり「どこかで読んだことのある物語」に感じてしまったのです。
この結論自体は十分納得できるものであるが、これに対し批判的な声も多く寄せられている。また、今回の件では「ドラゴンボールハラスメント」という言葉が出ているが、ドラゴンボールだけでなくほかの作品でもこういった「ハラスメント」が発生しているとの声もある(Togetterまとめ)。
色褪せぬCOBOLの良さ (スコア:5, すばらしい洞察)
COBOLの前にCOBOLなし、COBOLの後にCOBOLなし
ドラゴンボールは例えるならC言語やPerlなんでしょう
Re:色褪せぬCOBOLの良さ (スコア:5, おもしろおかしい)
COBOL「まだちょっとだけ使われるんじゃ」
Re:色褪せぬCOBOLの良さ (スコア:3, すばらしい洞察)
言語仕様として十進演算採用がCOBOLの良さ いつになってもそれが分からないお馬鹿さんはいるものです
Re:色褪せぬCOBOLの良さ (スコア:2)
※しかもミドルにメッセージ管理がいて、やりとりを中継してたんで……COBOL 側と Java 側の担当者間で話が通じないのを、ミドル担当だった自分が(COBOL も Java も分かるんで)仲介するとか面倒なことに。
-- To be sincere...
滑ってるネタ記事 (スコア:4, すばらしい洞察)
LIGのブログだから、ドラゴンボールハラスメントのくだり含め、単にネタで書いたけど滑ってるだけにしかみえない。
そもそも読む理由が「反論するため」で、あら探し目的で読んでるから全体的に文句だけで「ヒットの理由の考察」なんてほぼ無し(そもそもヒットの理由を知るために読んでるわけじゃないから当然だけど)。
題材を置き換えても(たとえこの人が面白いと思っている作品でも)なんでも入りそうな薄い内容の記事。
人気作であろうと好き嫌いは普通にあるからなじめなかったんなら、そうなんだろうとしか。
まあ、「ドラハラ」言いたいだけ、反感かってPV稼ごうとしてるだけなのかもしれないけど。
Re:滑ってるネタ記事 (スコア:4, すばらしい洞察)
>ドラゴンボールから多大な影響を受け、さらに改良を加えてきた作品を読んでいる私にとって、
とか書いてるあたり、ドラゴンボールを正当に評価した結果ではなく、
「自分が読んだことのある作品のほうが絶対優れている」って頭で読んだんだろうなって感じ。
もちろんドラゴンボールにもいろいろと不備はあるけれど、それでも原作の連載が終了して
約四半世紀経った今でも第一線のコンテンツとして活躍しているのだから、それだけのものは
あるんだよね。
「さらに改良を加えてきた作品」とやらが、今後数十年生き残るコンテンツなのかといえば
怪しいわけで。多分ワンピースですら連載終わったら消えていくと思う。
Re:さらし首 (スコア:1)
アニメオリジナルの続編は明らかにツマランかったから見るの止めたなー。
the.ACount
Re:滑ってるネタ記事 (スコア:2)
ドラえもん、ドラゴンクエスト等、被りやすいので、略称として良くない感じ。
Re:滑ってるネタ記事 (スコア:1)
反論するために読んでも、読んでみたら面白くて「すいませんでしたー」となる作品だって多い。批判的に読む姿勢が、それだけでよくないわけではないだろう。最初から好意的に読むべきというのも――楽しめるかという評価軸ではもちろんそうだが――それはそれで違うと思うし。
別のスレッドには妥当という評価もあるように、作品への思い入れを排除した感想としては、そこまで見当外れの評価だとも思わない。むしろ、この記事に反発している人の意見の方が、「好きな作品にケチをつけられた」というファン視点のように思う。
私はDB世代だが、読み直すと、(ストーリーに関しては)完成度が高いとはとても言えない。連載当時の毎号のジャンプは夢中で読んでいたんだけど、読み直すと「あれー?」となる。ファンとしても世代としても、そこは認めないと、他の部分を褒めたときの説得力が無くなってしまう。
そして、題材を置き換えてもなんでも入るということこそが、この意見の核となる部分だと思う。ドラゴンボールハラスメントと特定のタイトルが入っているが、ドラゴンボールに限った話ではないのは明白だし。
LIVE-GON(リベゴン)
ナメック星編はすごく面白いと思うんだけど (スコア:4, すばらしい洞察)
- 仲間を蘇生するという目的を持ったドラゴンボール故郷の地への大遠征
- 二番手級だが戦闘のベテラン+新米+非戦闘員メカニックという味のあるパーティ
- 敵勢力の絶望的な戦力差と思惑の交錯する複数陣営
- 主人公勢はボールの位置と敵の位置を正確に把握可能かつステルス移動可能、勢力1は索敵を破壊可能な機器に依存しているといった能力バトル風味
- 通常は一人が移動しながら保持できるボールは2つまで等の争奪ゲームにおける追加ルール
- 遅れて来る最強戦力
- 溜めに溜めた超必殺技とその結末
- 2つのドラゴンボールの合わせ技
見どころいっぱいだよ!
部門名 (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:部門名 (スコア:1)
うろ覚えだけど、「究極超人あ~る」の中で、高校野球(?)のラジオ中継があって、
「熱闘○ヶ月を制し、XX学園が優勝です」みたいにアナウンサーが喋ってた。
野球漫画ならそんなもんか。
Re:部門名 (スコア:1)
同時期に連載していた「タッチ」の明青学園だったと思う。
タッチの県大会決勝戦の連載期間のことでしょ。
Re:部門名 (スコア:1)
DEAR BOYSみたいにバスケットの1つのゴールに3ヶ月以上掛けるようなのもあるから、巨人の星なんてまだ甘い。
外してはいない (スコア:1)
行き当たりばったりで淡々と進んでいて設定は物語に深みを与えていないと言うにはまさにそのとおり。(セル編とか途中で露骨に設定変わってるし)
物語論として評価しようとするなら「やや面白くない(=下の上〜中の下)」になるのは、まぁ妥当に思う。
というかドラゴンボールはそういう深みを味わうジャンルの作品ではないのだ、割り切って味わわねばならないのだけど、それを強要するのはハラスメントなんだろーな。
Re:外してはいない (スコア:2, すばらしい洞察)
造語を作れば形式となってそれを利用したこのような攻撃が捗るって寸法よ
相手はハラスメントと認定して自分はヘイト消費を行う、今のオタクの主流だからこういう記事も盛り上がるわけだ
Re:外してはいない (スコア:1)
いま読むとナメック星編とかすごいきれいにまとまってるんですよね。
ベジータが実質的な第2の主人公みたいなところもあって、悟空にない策略家で活躍してたり、単純なバトルものではないのがよく分かるかと。
一方で人造人間編は「露骨に設定変えた」というより、もはや「編集ミス」レベルだと、当時子供心に思ったけどね。
トランクスがいつの間にか17号18号って言っててあれ?って。
Re:外してはいない (スコア:2)
ドカベンなんか1972年に連載開始したのが、今年完結ですよ…
ストーリーもののくせに、こち亀より長い
Re:外してはいない (スコア:1)
巨人の星とかあしたのジョーとかアストロ球団とか、昔の漫画は4、5年やって20巻くらいで終わるもんだったんだけどな。
こういうのも商業化の影響というのかな。
Re:外してはいない (スコア:1)
長期連載するのはいいけど時代についていけなくなることって結構あるよね。
使ってるアイテムがガラケがスマホになってたり
新車がモデルチェンジしちゃってたり
Re:外してはいない (スコア:2)
超人「誰か…呼んだ…か?
狙撃手「用件を聞こうか…」
超人は誕生から半世紀、狙撃手も同じくらい?
「ジョジョの奇妙な冒険」は途中までは面白かったのに…結局エイジャの赤石はどうなったの?
荒木飛呂彦氏は、短編の方が面白いと思うです。
ゴージャス・アイリン、真少年ビーティー、死刑進行中脱獄進行中などなど。
# 昔のコミックつながりで「ワイルド7」が読みたくなってきた。
死して屍 拾う者なし
Re:外してはいない (スコア:2, すばらしい洞察)
ドラゴンボール:1984年51号 - 1995年25号
犬夜叉:1996年50号 - 2008年29号、2013年10号
11年で成人とか、12年で大卒社会人化とか、別時空の方ですか?
Re:外してはいない (スコア:2)
藤田和日郎は風呂敷を広げるのはうまいがたたむことができない [google.com]というのが定説じゃないですかね。
Re:外してはいない (スコア:1)
そうそう、DB超えてるものを教えて欲しい。
the.ACount
世代は巡る (スコア:1)
DB世代の私としても、子供の頃に大人たちが「鉄腕28号」や「宇宙戦艦ヤマト」、「銀河鉄道999」の良さを
強く語ってくれたけれどピンとこなかったのと、同じなんだろうなとおもったりする、平成も終わりになろうかという秋の夜…
Re:世代は巡る (スコア:1)
ほんそれ。小学生の頃から、
「最新アニメランキング、クリーミーマミ!ラスカル!タッチ!」
とか毎年やってるの見ては、
「そんな昔のアニメばかり並べて何が最新だ今やってるアニメの方がずっと面白いわ」
と思ってた元クソガキとしては、ドラハラを主張する若者の気持ちは非常に分かる。
歳をとって「職業人としてこれぐらい見とけ」という先輩の言い分も分かるようにはなったけど、それでも無理矢理昔の(今となっては)つまらない作品を読まされるのは苦痛、と感じるのは仕方ない事でしょう。
# DB世代だけど、ぶっちゃけ後半はパワーインフレが進み過ぎてリアルタイムで読んでてさえマンネリ感を覚えたし。
Re:世代は巡る (スコア:1)
「鉄腕28号」て?
鉄人の方は幾つもあって何がなにやら。
the.ACount
慣用句とか(疑)故事成語 (スコア:1)
ドラゴンボールにも「名セリフ」はあるんだけど、ガンダムとかジョジョとか由来のネタがマザーグースばりに使われてるのに比べると、弱いかな。
無理やり格闘路線になったけどそもそもがギャグ漫画なので、初めからストーリーものとして描かれた作品より軽い印象になるのは仕方ないわな。
ただ「よくある絵」って感想は、その業界に身を置いてらっしゃる人としてはちょっと情けなくないかなぁ。
Re:慣用句とか(疑)故事成語 (スコア:1)
ドラゴンボールの名セリフは「もうちっとだけ続くんじゃ」
これだけ
Re:慣用句とか(疑)故事成語 (スコア:1)
「もうちっとだけ続くんじゃ」
このメタ台詞の時、まだ悟空が地球人じゃないことすら判明していなかったという事実
もうちっとだけ続くんじゃとは (モウチットダケツヅクンジャとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%82%E3%81%86%E3%81%A1%E3%81%A3%E3%81%... [nicovideo.jp]
>登場は十七巻。
-中略-
>しかし、ここから『ドラゴンボール』はサイヤ人編、フリーザ編、セル編、魔人ブウ編と約6年連載が続き、
>コミックスもこの時点の倍以上になる四十二巻まで発売されることになる。
Re:慣用句とか(疑)故事成語 (スコア:1)
用例
「進捗率99%。もうすご完成ですね。」
「まだおわりじゃないぞよ。もうちっとだけ続くんじゃ」
「みずほがついに完成して、あとはテストするだけだそうですよ」以下同文
Re:慣用句とか(疑)故事成語 (スコア:1)
たしかに歴史に残った名セリフだなー。
the.ACount
ハラスメントなのかは分からないけど (スコア:1)
英語のドキュメントを読んでる時にモンティパイソン、スタートレック、スターウォーズなどのネタが当然のように出てきて困惑し、Googleで調べてネタであると理解したのは一度や二度ではない。
日本で言えばガンダム、ワンピース、そしてこのドラゴンボールなどがそれにあたるような気がする。
ドラゴンボール単体を詠んでもヒットの理由は多分わからないよね (スコア:1)
当時どういった作品が人気で、ジャンプの連載作品の傾向はどうだったか、その辺わかってないと分析は出来ないんじゃないかなぁ。
子供の頃だったからおぼろげにしか記憶が無いけど、鳥山明の絵のセンスだけみても、あの世代ではかなり異質だと思うんだよなぁ。メカとか衣装とか、扉絵単体で見てもそのへんはっきりわかる。
キャラクターにしてもそうで、例えば当時のバトルものの主人公をパターン化して分類していった時、孫悟空はかなり分類に困る「珍しい存在」のはず。
ユニークってことは、少なくともセオリーから外れているってことでもある。それが何十年たっても現役で戦えているという理由が見えてこないってのは、コンテンツ屋としてはどうだろうと言われてもしょうがない気がするねぇ。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
履き違え (スコア:1)
元ネタ等の基礎教養であるか否かと面白いか否かは直接関係しない。
それだけの話。
例えばの話、最近のマイナー作品での露骨なDBリスペクト演出を知らずにリスペクトしてしまって元ネタ示唆・謝辞で恥を晒す、みたいな事故を防ぐための教養として必要。
そこに今見て面白いか否かは全く関係がない。
Re:ガンハラ (スコア:1)
その、げんしけんの連載が始まるよりも前に、
「僕らの生まれてくるずっとずっと前にはもう アポロ11号は月に行ったっていうのに」
とかって歌があってさぁ。
Re:ガンハラ (スコア:1)
どっちかってーとワンピースハラスメントなら感じるわ。
陰キャは読んでないからせっかく漫画の話題になっても陽キャの会話についていけない。
Re:王道、定番、お約束 (スコア:5, 興味深い)
世界で2番目にタイムマシン小説を書いた人間は偉い。彼こそが「タイムマシンもの」というジャンルを作ったのだ。
という話を聞いたことがある。なるほどと思った。
開拓者が未踏の地を切り開いても、続く者がいなければ単なる一発屋、奇を衒っただけになる。
Re:王道、定番、お約束 (スコア:1)
おお、そりゃすば洞だ。座右の銘にしたいくらい
Re:王道、定番、お約束 (スコア:1)
https://www.ted.com/talks/derek_sivers_how_to_start_a_movement?language=ja [ted.com]
TEDでもそういう話がありました
Re:王道、定番、お約束 (スコア:2, すばらしい洞察)
誰かが2本目を書かなければ間違いなく単発で終わるわけで。
それこそ「パクリ」と評される危険を冒してでも1本目に続く誰かがいなければ10本目なんて存在すらしえない、と考えると
「2本目は偉くない」ってのはなんか違う気がします。
Re:王道、定番、お約束 (スコア:1)
2番目に書いた人は他の人より目端が利いた、手が早いというだけで賞賛される価値がある。
少なくとも何をパクるべきかという審美眼があるわけだし。
もっとも、ウケなかった作品をパクってやっぱりウケなかった人間も歴史に埋もれて大量にいるだろうけど。
Re:まだ現行のDBがこんな事言われ始めるなら (スコア:1)
ドラゴンボール世代の俺ですら、手塚治虫は過去の名作であって、当時若者の俺が読んで名作とは思わなかった。
ゲームでも過去の作品であるゼビウスは名作と思わなかった。
おそらく俺より若い世代はエヴァンゲリオンを見ても衝撃は受けないと思う。
その後のアニメに多くの要素が取り込まれてしまったから。
逆にのターンもあって、ドラゴンボール世代の俺は、ワンピースの面白さがわからない。
想像だけど、ワンピースを最初に見れば面白いんだろうけど、ワンピースに含まれている要素は過去の作品に含まれているからじゃないかなあ。
バクマンのセリフに、漫画は面白ければいいんだ、ってのがあるけど、過去の名作だからといって、読んで面白くなければ、それはそれで仕方ない。
いくら評価が高い料理であっても、美味しくない料理はおいしくない。
Re:まだ現行のDBがこんな事言われ始めるなら (スコア:1)
古典との接し方を学びましょう、って事なんだと思うな
シェイクスピアだってビートルズだって黒澤明だって・・
何にでも言えるでしょう
リアルタイムの衝撃が味わえないのはもう仕方がない
Re:まだ現行のDBがこんな事言われ始めるなら (スコア:1)
>リアルタイムの衝撃が味わえないのはもう仕方がない
ちょっと方向性が違う不満なのだけど。
最近コンテンツの回転(というより入手困難になるまでの期間)が短かすぎて
ちょっと前の人気作だとか新作が気に入った作者の過去作を見たい/読みたい,と思うと
予想以上に苦労することが多い。
映像作品や音楽だとネット配信で何とかなるのかもしれないが,紙媒体は大概。
# 少しでも作者に還元したいから,極力中古は避けるという縛りのせいではある
その上に新作が山ほど出続けてる現状,古典となるような物は本当に残りうるのだろうか。
Re:元記事を読んできたけど・・・ (スコア:1)
映画作りに携わるなら、古典名作ぐらい見とけってのと同じ話でしょ。
世代的に読んでないのは仕方がないにしても、その手の業界に入るなら
有名所は知っとかないと会話すらできない。
一から十までいちいち説明してくれるわけじゃないし。
Re:元記事を読んできたけど・・・ (スコア:1)
スラドだって「~ぐらい知っとけ」とか「~は読んでおかないと」なんてたまに出る
ハラスメントって単語は暴力的だな
Re:ドラゴンボールが定着させたものって何? (スコア:1)
沖田艦長…
Re:ドラゴンボールが定着させたものって何? (スコア:1)
そうか、むしろヤマト本体の方かも…
Re:ジャンプの典型 (スコア:1)
かろうじてミスター・サタンあたりにその方向性は受け継がれた…かな