支持率低下の「理由のas」 76
タレコミ by ngk
ngk 曰く、
接続詞as(特に文頭)を理由として用いる頻度は、英国では普通だが、米国では大変低くなっている。
大妻女子大学Timothy Wright教授
Although, "As it was raining, I brought my umbrella" is grammatically correct, it is a bit stiff and out of date!
文法的にはただしけど、少し堅苦しくて時代遅れだネ。
朝日ウィークリー08/11/02号
ChangeLogなら (スコア:4, おもしろおかしい)
Re:ChangeLogなら (スコア:1)
たぶん、たいていの教本に書いてある (スコア:4, 参考になる)
というか、もともと、as ってのは、どっちに解釈されても本質的に変わらないようなときに使うものだといったほうがいいかな。
Re:たぶん、たいていの教本に書いてある (スコア:1, 参考になる)
日本人に学術論文を書かせると、ところ構わず(becauseを使うべき場面でも)
sinceを使う傾向があるので、ちょっと注意したいですね。
日本語ではどちらも「~から」になりますが、ちょっと意味合いが違いますので。
Re:たぶん、たいていの教本に書いてある (スコア:1)
数学の論文ではbecauseを使う機会が少なくsince一辺倒になりがちなので、他分野の論文を書くときでもそれに引きずられるというのもあるんでしょうね。 数学で「○○なので□□」と日本語で書く場合、○○はたいていは既知の根拠であって、(読者にとって)未知の原因であることは、まず、ありませんので。
前コメントで「接続詞as」を「前置詞as」と書き間違えていました。失礼。
英語非母語者が人口に占める割合 (スコア:2, すばらしい洞察)
文脈や状況から意味を推察する必要がある as はネイティブ同士の
会話じゃないと誤解をまねきやすいんじゃないかな。
アメリカみたいに英語が非母語である人を対象に含めて説明書や
ニュース原稿、ドラマ/映画の科白を作ろうとすると意味がはっきり
している単語を使ったほうがいいってことになる。それが通常の
会話での文体にも影響を与えてるんでしょう。
Re:英語非母語者が人口に占める割合 (スコア:1, 興味深い)
(例外は、登場人物が別の非ネイティブな登場人物に向かってわかりやすく喋っているという設定である場合)
逆なんです。登場人物が置かれた日常環境における「通常の会話で使うであろう文体」をせりふにするんです。
良い脚本家はあらゆる階層の人々の会話に耳を傾けています。
(ただし、これは特有の喋り方に対するポジティブフィードバックを産むことはあります。限られた集団における
喋り方を映画が採り入れる→その映画を見て登場人物に共通点を見出した人々が喋り方を真似る→結果として
登場人物が描いている階層全体にその喋り方が広まり、その階層特有の喋り方として定着する)
ニュースや説明ビデオなどでは多くの場合、微妙なニュアンスで伝えるよりもわかりやすさを優先するでしょうから、
観客の非ネイティブ率も影響を与えると思いますが。
TVドラマは微妙。リアリティ重視のドラマはたぶん映画に近いけれど、soap operaなどは観客層をある程度意識
するかもしれません。
言われてみれば、接続詞asは見掛けない (スコア:1)
軽く、 "it was raining, so I brought my umbrella" とか言いそうだ。
"I brought my umbrella 'cause it was raining" とかも多そうだ。
Re:言われてみれば、接続詞asは見掛けない (スコア:3, 参考になる)
でも日本人以外は so は「~するように」の方がよく使われる使い方だから
「それで」に使うと紛らわしいのであまり使わないですよね。
「私が傘を持ってくるように雨が降っていた」になっちゃう。
Re:言われてみれば、接続詞asは見掛けない (スコア:2, 興味深い)
Jaul Jackson(LinuxのCPUSETの開発者)なんか、あらゆる段落がSoで始まると言っても過言ではな・・・いや、さすがに過言か。
Re: (スコア:0)
Re:言われてみれば、接続詞asは見掛けない (スコア:2, おもしろおかしい)
「thenは接続詞じゃない」といわれて眼から鱗。
Re:言われてみれば、接続詞asは見掛けない (スコア:1, 参考になる)
Since it was raining, I brought my umbrella.
日本人的な発想なのか , so ~は、個人的にはよく使うのですが、
フィリピン系アメリカ人と、メールでよく英語のやりとりする際、
彼女は、soは私ほどの頻度では使わないという印象です。
和訳すると (スコア:1)
「雨が降っていたゆゑ、傘を持って出た」とかでしょうか。
Re: (スコア:0)
理由を説明しなくなっているんじゃないのか?? (スコア:1)
という文章自体、あまり言わない気がする。
「もちろん、傘は持ってきたさ。」"Of course I brought my Umbrella."
しか言わない。
「傘を持ってこなかったのか?」に対する答として「もちろん、傘は持ってきたさ」といいたい場合、『出かけるときから雨は降っていたかどうか』は関係ない情報。
「傘を持ってきた」のに「ぐしょぬれ」なら『どうして傘を持ってくる気になったか』も文脈上意味の無い情報。
そういう「枝葉」の情報を切り捨てる傾向が強まっているから接続詞の「as」を使う機会が減ってるんじゃないかなぁ。
.
一方で、「理由の方が大事」な場合…たとえば、
「うわー、雨降ってるよ。どうしよう」
「ん?傘使う?」
「ありがとう。でもなんでもってるの?」
「だって、家を出たときにはもう降ってたもん」
みたいな場合は、"Because" ("Cause" も含めて) か "For" ではじめることが多い。やっぱり "AS" では始めない。
この場合は「傘を持ってきた」などと「文脈上自明なことは繰り返さない」。
fjの教祖様
Re:理由を説明しなくなっているんじゃないのか?? (スコア:2, すばらしい洞察)
英語の教科書にある
I am a boy.
だってどういう文脈で登場するのか想像できません。
Re:理由を説明しなくなっているんじゃないのか?? (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:理由を説明しなくなっているんじゃないのか?? (スコア:1)
逆に「例文以外」で先に理由をいわなくてはいけないような場合ってあるのか?という話。文脈上必要になるのか?と。
fjの教祖様
Re:理由を説明しなくなっているんじゃないのか?? (スコア:2, 参考になる)
だーれもそんな話は最初からしていないって。
ここで言っているのは、「相手に伝える内容は何か」、その主題だけを端的に伝える風潮が広がってるから、AS の出番がなくなっとるんじゃ無いのか、と言うことだ。
主題だけを伝えようとすると、「主題だけを伝える短い文」を最初に述べる事になる。この短い文自体は『単体で存在できる文章』になる。
「会議はキャンセルされました。」
と言う文章は単独で存在できるでしょう?こういう文章には「as」はつかない。補助情報として「顧客が都合が悪いといってきたからです」を言う場合は、この文章の後ろになる。そういう場合の接続詞に as は使わない。だから as の利用頻度が減ったんじゃねーのか?と言っている。
.
こういう「せかせかした表現」は『優雅』ではない。要点だけ伝えて、どうでもいいものは途中で打ち切られてもしょうがない、とする言い回しだからね。だから、アメリカで消えつつあり、イギリスでは残ってるんだろう。
fjの教祖様
Re:理由を説明しなくなっているんじゃないのか?? (スコア:1)
fjの教祖様
Re: (スコア:0)
Re:理由を説明しなくなっているんじゃないのか?? (スコア:1)
>「ん?傘使う?」
>「ありがとう。でもなんでもってるの?」
>「だって、家を出たときにはもう降ってたもん」
Jesus! fuckin' rain!
Do you?
Thanks a million, but why?
Cause already...
ASを使うとか使わないとか言う前に、他の単語をもっと使ったほうがいいんだと思うんです。
#今いる場所が英の方なので、Oh! my god! ではなく、Jesusで書いてみた
「堅苦しくて時代遅れ」だってイイじゃないか (スコア:1)
#TV で小耳にはさんだだけだが
英語関連なら (スコア:1)
本当に、そうなの? (スコア:1)
今ちょうど、GNU makeのマニュアルを読んでいる最中なんですが、「理由のas」が頻繁に出現してますよ。
例えば、以下のような文章です。
You may split a long line by inserting a backslash followed by a newline, but this is not
required, as make places no limit on the length of a line in a makefile.
このマニュアル自体のバージョンは0.70で、2006年4月度のものです。これが古いということになるんですかね?
「やばい」の英語は (スコア:0)
「やばい」の英語は「awesome」のように思えますな
オンライン和英辞典だとchancyが多いようで
#部門名の「やばい」は「瀕死でやばい」ってことだろうから
#awesomeともchancyとも違うが
Re:「やばい」の英語は (スコア:1)
"freakin' awesome" とか "fuckin' awesome" とか、どうでしょうか。
Re: (スコア:0)
>本来の意味とは反転して使われてる辺りを込めて、
>"freakin' awesome" とか "fuckin' awesome" とか、どうでしょうか。
え~~~と。
以前から「awesome」という単語を目にしていて、よく語感がつかめなかったのですが
ある用例から「あ、こういうときかっ!」と分かったマンガがありまして。
「げんしけん」ってマンガで、スーっていう美少女がBL系同人誌の山場を広げて
「This page is awesome」って言っている見開きページなんですが。
"freakin' awesome" とか "fuckin' awesome" とかってただ単に強調表現にしかなってないというか。
Re:「やばい」の英語は (スコア:1)
Re:「やばい」の英語は (スコア:1)
#英語でも米語でも、神様は気軽に呼ばれてるよね
Re:「やばい」の英語は (スコア:1)
> 神様は気軽に呼ばれてる
そこで、あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。 [wikipedia.org]と、なったわけですな。
Re:「やばい」の英語は (スコア:1)
Re:「やばい」の英語は (スコア:1)
#おー、さむぃ。
えーが (スコア:0)
「正しい日本語」を習った外国人が「えいが」と発音してるのを聞くと
ちょっと違和感あるようなものだな。
Re:えーが (スコア:4, 興味深い)
「日本人って、”イチロー選手”みたいなのを”イチローせんし”って発音するけど、そういうもの?」
と。「そんなこと無いよ」とそのときは答えたのですが、
実際に言ってみると”しゅ”の”ゅ”はほとんど発音してないですね。
Re:えーが (スコア:2, 参考になる)
それはおそらく、母音の無声化と呼ばれるものです。
NHKのアナウンサーがニュースを読むときに注意して聞いてみてください。高い頻度で「○○です」の最後の u は消えています。
もともとは、関東の方言のようですね。
Re:えーが(オフトピ:-1) (スコア:1)
語尾は弱く、消すように発音にしなさいと教わったことがあります。
語尾の音が強いとキツイ言い方になるからだと言われたような……。
あと「○○が、××した」の「が」は鼻に掛から抜けるように弱く発音しろとか。
教わってから約30年、未だに意図しないと出来ない発音ですが、
元は方言ということは無意識に出来る人もいるんですよね。
☆大きい羊は美しい☆
Re: (スコア:0)
それから「慣れてないと聞こえにくい音」というのと「言ってない」も別。
ヒアリング力が付けば、その先生も聞こえるようになると思うよ。
Re:えーが (スコア:3, 興味深い)
「ん」+マ行の音で"n"ではなく、"m"の音になるような例外は多数あります。
「さんま」は"sanma"ではなく"samma"のように発音するとか。
関西圏では「えいが」と発音し、長音にはしないですね。
逆に「目」なんかが「めー」と長音になりますが。
Re:えーが (スコア:1)
なるほど、それで「マクド」な訳ね。(違
>逆に「目」なんかが「めー」と長音になりますが。
子供の頃から聞き馴染んでいるけど「めぇ」のほうがしっくりくるなぁ。
Re:えーが (スコア:1)
元は関西の人間ですが、「えーが」と発音してるように思いますが。
年代にもよるのかな?
「今日映画見に行かへん?」だと
「きょおえーがみにいかへん?」のように。
そういえば「今日」も「きょお」って発音しますね、今の日本人の多くは。
Re:えーが (スコア:1)
# 都営浅草線沿線在住なのでID
from もなか
Re:えーが (スコア:1)
Re:えーが (スコア:1)
Re:えーが (スコア:1)
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:えーが (スコア:1)
大岡越前の「おおお」をみんな「お」x2くらいか、
せいぜい「お」x2.5くらいしか発音してないよね、
というツッコミがあったっけな。
Re:えーが (スコア:1)
BSDLは少し堅苦しくて時代遅れ (スコア:0)
支持率低下の理由 au (スコア:0)
#当分携帯サイトの仕事は請けたくないAC