JASRAC、公正取引委員会の排除措置命令の取り消しを求める 95
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
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先日、JASRACが公正取引委員会から排除措置命令を受けたが、4月28日にこれを不服として取り消しを求める審判請求を申し立てたと発表した(Internet Watch)。
プレスリリースによると、JASRACの主張は下記のとおり。1 代替可能な商品・役務とは異なり、音楽の著作物は基本的に代替性を欠くこと。
2 放送事業者が放送使用料の追加的な発生を回避するために、他の管理事業者の管理楽曲を利用しないということはなく、利用しないと考えることに合理性がないこと。
3 包括契約及び1曲1回の個別契約の双方にそれぞれ存在理由があり、また、包括契約は諸外国のほとんどの著作権管理団体で採用されていること。
4 包括徴収する使用料に他の管理事業者分が含まれていないこと。また、このことは管理事業法の施行又は他の管理事業者参入前後で変わりないこと。
5 包括契約の対象となる当協会の管理楽曲数は一定ではなく、年々増大していること。
6 我が国の放送使用料は、国際的にみて極めて低い水準にあり、諸外国の著作権管理団体からの求めにより、その改善に取り組んでいる最中であること。
7 当協会は、本件について、排除措置命令という方法ではなく、公正取引委員会との協議を通じて実行可能で効果のある徴収方法を検討することが適当だと考えており、排除措置命令の必要性についても正しい判断を求めること。色々とかみ合っていない感がするのだが、この問題はどう収束するのだろうか?
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言い換え (スコア:5, おもしろおかしい)
1. 替えられる物なら替えてみやがれ。
2. あいつらがよそを使わんのは俺のせいだという証拠を出せや。
3. よそのシマでもやってんだよ。
4. 他人の物まで取っておらんわ。知るか。
5. 年々アガリは増えてんだよ。
6. 今後はよそのシマ並にもっと取るぞゴラァ。
7. アガリが減るのもドス抜くのもまかりならん。お前らが何とかせいや。
〜◍
Re:言い換え (スコア:2, すばらしい洞察)
1.俺が、
ガンダム音楽だ音楽の著作物は代替性を欠くが権利の管理者は代替可能。
著作物の代替不可能性を根拠として管理者の代替可能性を否定しているとなると...
Re:言い換え (スコア:1, すばらしい洞察)
>> 算出方法を採用しており(現在、NHKと地上波局は放送事業収入の1.5%と規定)
放送時間や放送曲数に比例した金額の包括契約ではなく,事業収入の一定割合をピンハネするというのはまさにヤクザのショバ代.
どのような理由をつけようとも公正取引委員会が容認するはずがない.
Re:言い換え (スコア:1, おもしろおかしい)
>> 公取委は、JASRACが包括徴収を行ううえで、放送における楽曲の利用割合が反映されないような利用料の
>> 算出方法を採用しており(現在、NHKと地上波局は放送事業収入の1.5%と規定)
放送時間や放送曲数に比例した金額の包括契約ではなく,事業収入の一定割合をピンハネするというのはまさにヤクザのショバ代.
どのような理由をつけようとも公正取引委員会が容認するはずがない.
事業収入じゃなくて利益に%かける包括契約だったら今年はJASRACが朝日放送にお金払わなければならなくなる素敵展開が見れたのに…
包括的契約 (スコア:3, 興味深い)
これさえやってれば利用者側はこれまでと同じ一括契約でOK(ただしどんぶり勘定を止めて
システムを構築する分の手間はありますけど)ですし、他社もそれなりに参入しやすく
なる訳ですよね。JASRACにはこれまでの慣行を改める労力は掛かるでしょうけど、
独占状態でこれまでやってきた体制のままでこれからもやっていこうというのが
大甘な訳ですし……。
Re:包括的契約 (スコア:1, 参考になる)
手間も何も、JASRAC側では既に全数計数でのシステムは出来てますよ。
顧客にもそれに対応する様には働きかけている最中。
ただ、客側が対応できないところが多々有る為、移行期間として在来どおりってのも受け入れているだけ。
NHKなんかはちゃんと対応していたんじゃなかったっけな。
ま、多分ほとんどのクレームはそういう客から出ているのを、何時もの様にJASRACが矢面に立って
クレームを出しているだけでしょう。
JASRACって、傍から見れば倣岸にも見えるが顧客サービスは意外とコマいから。
Re:包括的契約 (スコア:2, 参考になる)
>「JASRACの料金はダンピングだから、その料金体系を廃止するか、他社と比較して現実的な料金にするかしないとだめだよ」
違うよ。
JASRACの包括契約の代金には、他の業者の分も含まれてるはずだから、JASRACはその取り分を自分たちの曲の分だけに減らしなさい。
というのが、排除命令の内容だったよ。
包括的契約を止めろとは言ってない、逆に他の業者も包括的契約ができるようにJASRACは値引きしろという話です。
でも、減らすとしてもどのくらい減らしたらいいのか?その計算は誰がするのか?
JASRACが減額したとしても、放送局が他の業者と契約するかどうかは、JASRACにはどうしようも無いけどどうするの?
という点が問題視されています。
Re:包括的契約 (スコア:2, 興味深い)
>> JASRACの包括契約の代金には、他の業者の分も含まれてるはずだから、JASRACはその取り分を自分たちの曲の分だけに減らしなさい。
>ってのはどっから出てきたの?
公正取引委員会の社団法人日本音楽著作権協会に対する排除措置命令について [jftc.go.jp]という資料はそのような意図で作られていると思われます。
途中にあるグラフが判りやすいと思うんですが、新規業者が参入した場合、放送局が利用するJASRAC登録曲の割合が減るが、利用料が減らない事が問題だとされています。
利用料にこの、JASRAC登録曲の割合を反映させろというのは、利用の割合が減るんだから、料金も減らせという事ですね。
そして、総額が増えないようにという事ですから、現在JASRACの受け取ってる利用料には、新しい料金体系にとっての他の業者の料金も含まれているという解釈です。
>"減らしなさい"ではなく、"使用料を計算する公的な組織を作ろう!"ということかもしれないよ。
使用料を計算する組織は、JASRACでも公的な別組織でもいいけど、JASRACの利用料を減らせという事ですよ。
ただし、この命令では、その点についてJASRACに丸投げしてるのが、どうかと思う。
JASRACが決めたら、JASRACに有利にするに決まってるじゃないか。
Re:包括的契約 (スコア:1)
>上記の内容が達成できれば、"減額"だろうが"包括契約を止める"だろうが、やり方は問われません。
>little氏が"包括命令を止めろなんて言っていない"とおっしゃるのなら、"減額しろとは言っていない"というのも成り立つのでは?
現実的に可能かどうかを別とすれば、包括的契約を止めるという方法での解決でも良いのですが、どちらにしろ、
最終的に放送事業者の負担する金額が増えないようにしつつ、JASRAC以外の管理団体との契約もできるようにしなければいけないのです。
放送業者が現在払ってる金額をAとすると、現在JASRACが受け取っている金額も同じくAです。
将来JASRACが受け取るだろう金額をBとし、他の業者が受け取る金額の合計をCとします。
A<B+C、かつC>0にしなければいけないのです。
そうなると、B<Aになります。
したがって、どんな方法を取ろうと、JASRACは減額しなければならないのです。
Re:包括的契約 (スコア:1)
あー、ごめんなさい、式ちょっと変だった。
Aを現在放送業者が払っている金額。
Bを料金体系の変更後、JASRACが受け取る金額。
Cを料金体系の変更後、将来JASRAC以外の団体が受け取る金額。
放送事業者の負担は増えないようにしなければいけないので、
B+C≦A
JASRAC以外の管理団体も契約できるようにしなければいけないので、
C>0
ですので、B<Aとなります。
現在JASRACの受け取っている金額はAと同じなので、
AからBへと金額が変化するというのは、減額なのです。
Re:包括的契約 (スコア:1)
まぁ、現実的な事を無視すれば、放送局が自主的に他の権利団体との契約をしてくれれば、JASRACは何もしなくて済むんですけどね。
そういう意味では、JASRACは何もしなくてよいという選択肢もある。
Re: (スコア:0)
包括徴収はしても良い (スコア:3, 参考になる)
>それに対し、今回のJASRACの反論は主に「『包括徴収』という手法そのものには問題はない」とするもの。たしかにかみ合っていない気がする。
いや、排除命令には、「包括徴収」をしてはいけないとは書かれていない。
包括徴収の値段の決め方に問題があると言っているだけ。
これは、包括徴収の料金がJASRACの曲に対する値段なのか、JASRAC以外の曲も含めた全ての曲に対する値段なのかが、はっきりしてない事によって起きた問題。
これは、JASRACの曲がほぼ全ての曲といって良い状態で決められた値段だったので、これといった正しい見解が存在していない。
公正取引委員会は、現在の値段は全ての曲に対するものであって、JASRAC以外の業者が増えたのだから、JASRACの取り分は減らせという事。
JASRACとしては、現在の値段はJASRACの曲に対するものなので、JASRAC以外の業者は別途包括的な契約をすべきという意見。
放送局は、そんなのはどうでも良くて、今以上のお金を払いたく無いだけ。
どちらにしろ、誰も「包括的契約を止めたい」とは思ってないので、包括的契約が無くなる事は無い。
しかし、JASRACとの契約が邪魔になって他の業者が契約してもらえないのは紛れも無い事実なので、現状のままというのはありえない状況になっている。
私が考えうる解決策は2つ。
放送局が支払う値段を変えるのは、事実上無理なので、JASRACとその他の業者の取り分をどう決めるかの違いだけ。
1つ目は、面倒なのでどんぶり勘定で分配する。
例えば、それぞれの管理団体の管理してる曲の数で取り分を決める。
JASRAC超有利。
2つ目は、利用された曲をすべてカウントして、その数に応じて取り分を決める。
ただし、こんな事が可能なのはJASRACだけなので、その他の業者はJASRACに分配業務を委託する事になる。
間違いなく、JASRACは手数料取ります。
どっちにしろ、JASRACの取り分はちょっぴり減ってしまうが、大きな痛手にはならない気がする。
JASRAC分割論が出るのじゃないだろうか (スコア:2, 参考になる)
別にJASRACはガリバーでもいいけど、民放連と契約する部分と、ある楽曲の権利がどこにあって、誰に金を払えばいいのか調べる部分はJASRACから切り出す必要があるんでしょう。
で、それが外部に切り出されたら、JASRACなんてサービスの悪いところと契約する権利者は減るでしょね。
今回問題になったイーライセンスの契約形態はアーティストのほうから見るととても使いやすい(権利料をアーティストサイドが決められる。JASRACは権利料が一定だから、自分自身の曲を使用する場合でもJASRACに支払う必要があるし、どこで誰が権利を買ったかの情報はアーティスト側には提供されない)だからそっちを使いたいとおもうアーティストが出てきたわけです。
JASRACの権利処理の仕組みも、JASRACに金を払っていればOK(誰の曲を使ったかは把握しない)という仕組みになっているので、非JASRAC管理楽曲が増えた場合、カラオケの集金とかどうすることになるんでしょうか。
著作権管理事業に競争原理はあわない (スコア:3, すばらしい洞察)
かなりのそもそも論ですが、著作権管理事業はもっと統括的に行うのが理想だと思います。
そのためには、複数の営利団体が競争原理で市場を作るようなやり方はあまりよろしいとは言えないのではないかと思います。
こう言うとJASRACを肯定するみたいですが、音楽と歌詞の著作権だけしか扱ってないJASRACだけでは全く足りなくて、音楽だけではなく、映像、絵、の著作権も、また、権利にしても著作隣接権、出版権を含めてありとあらゆる著作財産権、さらには権利不行使宣言したりコモンズライセンスを宣言したりした著作物のデータベース構築などもできた方がいいですね。
もちろん、こんなのを営利事業でやればそれこそ好き放題に腐敗してしまうので、信頼できる外部監査をつけて必要な情報を公開した上で、非営利団体に運用してもらわないといけませんが……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:著作権管理事業に競争原理はあわない (スコア:1)
逆に、分けるならJASRACを細かく分けたらよかったんじゃないですかねぇ。
JRが地方毎に分かれたり、郵政公社が事業ごとに分かれたりしたみたいに、
何らかの方法で分離することで、今回のような事態は防げたのではないかと。
1を聞いて0を知れ!
Re:著作権管理事業に競争原理はあわない (スコア:1)
>まさか、JASRACを廃止できるほど国も「暴挙」に出るわけがありませんし。
まあその通りなんですがね。
ただ、予算数百万でまともなデータベースが構築・運用できると思ってる団体に著作隣接権管理されてるような状況を見るとねぇ……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
当たり前の事がニュースになっている (スコア:2, すばらしい洞察)
とりあえずB-CASと同じく地デジ移行前に、文字通り「片付けたい」問題ですね
Re:当たり前の事がニュースになっている (スコア:1)
JASRACに関して言えば、消費者には支持者はほとんど居なくて、アンチのほうが多いと思う。
でも、JASRACの存続に関して消費者は何の影響も無いので、アンチが多くても影響は無い。
JASRACの存続に影響しそうな人の間では、アンチはほとんど居なくて支持者が多数なので、潰れない。
B-CASのほうは、消費者はほとんど嫌がってるだろうけど、肝心の潰すためのきっかけがゼロなんだよね。
独占禁止法がどうこうって騒ぐ人もいたけど、結局、実際に違法行為となりそうな点は見つかってないからねぇ。
せいぜい、国外メーカーとかPC用外部チューナー関連で不当な扱いがあったんじゃないかという疑いがあったくらい。
その疑いも、実際にそれらの機器で次々と問題が発覚して、通常のチューナーより厳しい基準が必要だという事が裏付けられた。
外部チューナーをハックした人達は、参入障壁に正当性を与えてしまい、B-CAS社を助けてしまったという皮肉な話で終わってしまった。
Re:当たり前の事がニュースになっている (スコア:1)
>JASRACに関して言えば、消費者には支持者はほとんど居なくて、アンチのほうが多いと思う。
に関しては
支持、無関心、アンチの3つで分けて
支持とアンチを比べたら、アンチが大勢を占めませんか?
無関心が、全体の8割9割を占める気はしますけどね・・・
Re:当たり前の事がニュースになっている (スコア:1)
さらに問題なのは、その広めようとしてるJASRACの悪事というのが、JASRACの情報操作に踊らされた物である可能性が高い事なんですよ。
よく見る悪事といわれる事柄は、大抵がJASRACにとって、イメージ戦略に利用できる程度のもの。
JASRACが知られて欲しくないと思ってるような悪事があれば良いんですが。
残念ながら、私は知らないし、知ってる限りスラドにも出てきた事が無いと思う。
Re:当たり前の事がニュースになっている (スコア:1)
>>通常のチューナーより厳しい基準が必要だという事が裏付けられた。
>そんなの日本の放送局関係者だけがガタガタ言ってるだけの話ですよー。それ以外に誰も必要としていません。
これは、放送局も権利者も必要としてなくても、本当はメーカーが必要としてるんですよ。
この場合のB-CASの役割は、「権利者を守る」といいつつ、海外メーカーの参入を拒む事なんです。
その形だけの名目に、裏づけ与えちゃったのがマズイのですね。
長引かせないで欲しい (スコア:1, 興味深い)
裁判所には、さっさと切り捨ててもらいたいところ。
独占を利用して他業者の参入を阻んでいるのは誰の目で見ても明白だと思うし。
それとも、未来になって振り返ると
テレビ局衰退の始まりの時期の1イベントとして記憶されてたりするんだろうか・・・
Re:長引かせないで欲しい (スコア:3, 興味深い)
猛反発をしてるところを見ると、JASRACの生命線はまさにそこにあるのでしょうね。
>裁判所には、さっさと切り捨ててもらいたいところ。
仮にこういうのが裁判員制度にかけられたとすると、
一般大衆によって、あっさり切り捨ててもらえるのかも。
Re:長引かせないで欲しい (スコア:2, 興味深い)
>猛反発をしてるところを見ると、JASRACの生命線はまさにそこにあるのでしょうね。
そりゃまあそうでしょう。
包括契約が可能な間はアーティストの著作権管理団体の移行は下手をすると収入が0になる危機ですが、個別契約のみとなるとどこの管理団体に所属していても結局はアーティスト本人の実力次第ということになりかねません。
今回の件も時間稼ぎして文化庁とかの政治ルート待ちなのかも。
政権交代すれば安泰とかその逆とか。
Re:長引かせないで欲しい (スコア:1, 興味深い)
そうなってほしくないから「重大事件」に限定してるのでしょう。
犯罪者がどうなろうと構わないが、自分が対象になるのは回避したい。
奴等の考えそうなことですよ。
裁判所ではなく… (スコア:2, 参考になる)
JASRACによる今回の審判請求は、公取委の審判手続き(リンク先ページの後半) [jftc.go.jp]にのっとって行われたものです。
同じ公取委とはいえ、もちろん今回の件とは無関係の人が審判官として、排除措置命令の妥当性を判断するとのことです。
Re: (スコア:0)
俺的にはどうでもいいかな
もうテレビは見なくなりつつあるし、音楽は新しいものを聴かなくなった
本当にどうでも良くなってきてる
宣言か? (スコア:0, フレームのもと)
/.JでACで書く程度のことをいちいち宣言ってどんだけ過剰反応だよ。
あんたの「ダウト」ってどんな宣言?
むしろ twittering だろ。
屍体メモ [windy.cx]
本人か? (スコア:0)
>/.JでACで書く程度のことをいちいち~どんだけ過剰反応だよ。
いや、まったくw
Re: (スコア:0)
日本語でおkな文章といい、いかにもACにし忘れたっぽい通常時とのギャップといい、少し落ち着け。何のスイッチが入ったのか知らないが面白すぎる。
貴方にとってJASRACはよっぽどどうでもよくない事なんですね。だったら最初から素直にそう言えばいいのに。
Re: (スコア:0)
twitter [goo.ne.jp]: さえずり[る]; (中略); さえずるように[ぺちゃくちゃ]しゃべる
新語じゃないよ。念のため。
Re: (スコア:0)
そりゃそうだよ
カスラックがいる限り、過去の著作物の自由で健全な流通や利用が制限されるんだぜ
早くつぶれてフェアユースでフリーな正しい文化的な世界が訪れないかな
Re: (スコア:0)
まーたダウト認定厨か
そうでもないよ (スコア:1, すばらしい洞察)
>1. 代替可能な商品・役務とは異なり、音楽の著作物は基本的に代替性を欠くこと。
必ずしも「その曲でなければならない」局面って、実はそれほど多くないんだよな。
Re: (スコア:0)
最近は無料の素材が豊富にありますからね。
たとえばゲームやwebの動的コンテンツなんかプロも同人も昔のネームバリューある人に作らせて広告効果狙うか、
無料素材でパッパと付けちゃうかの二択になってきています。
今まで実力がたいしたことないものを持ち上げすぎてたってことなんですよね。
Re:そうでもないよ (スコア:1, すばらしい洞察)
>最近は無料の素材が豊富にありますからね。
>
>たとえばゲームやwebの動的コンテンツなんかプロも同人も昔のネームバリューある人に作らせて広告効果狙うか、
>無料素材でパッパと付けちゃうかの二択になってきています。
>今まで実力がたいしたことないものを持ち上げすぎてたってことなんですよね。
こんな論法のダシに使われるんじゃ折角素材を無料で提供してくれている人が浮かばれない。
Re: (スコア:0)
なんかここにも「浮かばれない」論法使ってくるのがいるなぁ
それを決めるのは別に第三者じゃねーよ
音楽ってのはよっぽど素っ頓狂なものじゃなければ付いてるか付いてないかだけが最も重要な所で、
次の段階がネームバリューがあるかないかなのよ
別に音楽だけで何かが出来上がるんじゃないんだから、作品の質を決定付けるほどには影響しないの
あまり物を作る時において大きなパワーを割く部分じゃない
それが現場の現実、ユーザーの求めている物と印象
Re: (スコア:0)
>なんかここにも「浮かばれない」論法使ってくるのがいるなぁ
>それを決めるのは別に第三者じゃねーよ
そういう事じゃなくてさ・・・・。
あなたの論法は折角誰かが無償で提供してくれているのに「無償で提供しているのは
価値がないから当たり前だ」、「この曲は実力も無い奴が作ったから無償で十分だろ」
と他の曲を貶める為の道具に使っている。
自分の善意を仇で返されるだけでなく、他者を貶める為の道具にまで使われて誰が喜ぶんだよ。
Re:そうでもないよ (スコア:1)
無料で提供する人間の心理について、そこまで洞察されているなら言わずもがなのこととは思いますが、無料で提供されるコンテンツをただ利用するだけでは、対価を払っていることにはならないのではないでしょうか。
提供者に対して、好意的なフィードバックを返すところまでやって、初めて「対価を払った」と言える状態になるのではないかと思います。
#親コメントのACさんには失礼ですが、なんとなく、「賢い人間(オレ含む)とそれ以外」で
#考察が止まってしまっている印象を受けます。
Re:そうでもないよ (スコア:1)
ありゃ、コンテンツや何かを発表する場についての話でしたか。無償で何かを公開する人をいかに遇するべきか、という話のつもりでコメントしてしまいました。これは失礼。
いずれにしても、おっしゃりたいことは分かります。しかし、そうしたことは分かった上で、もうちょっと幸せな方向に持って行きたいよねと思ってレスを付けさせていただきました。
一応コメントに反応しておきますと、評価を返すこともできる範囲でやっていますよ。以前は、何かを提供してくれた人に感謝することが、相手の狙い通りの行動をしてしまっているようで癪に思えたこともありましたが、気づいてみればつまらんプライドだったなぁという感じです。
ところで、殊更にニヒルな書き方をされているところから察すると、相当に若い方とお見受けしますが
とか
みたいな表現は、ご自身の発言が軽んじられるもとになりそうなので、注意した方がよいのでは…。
Re: (スコア:0)
BGMなんてその最たるものですよねえ。美術、映像同様、雰囲気を伝えられるのなら、どれだって良い。音楽だけが代替の効かない芸術だと思ってるなら、どんだけ驕ってるのか、と思うよ。
Re: (スコア:0)
>音楽だけが代替の効かない芸術だと思ってるなら、
代替の利かない音楽というのはあると思う。
聴き慣れたメロディと少し違うと素人でも「ん?」と思ったり、あるゲームのBGMを聴いて「どっかで聴いた事あるな」と思えばパクリだったり、バラエティ番組などで少しアレンジされたBGMを聴いて何の曲だったか気になって仕方が無くなったり。音楽って他の芸術に比べて残る印象は強いと思うよ。
代替が利くなら、普通に聴き流しているだろうし。
Re:そうでもないよ (スコア:2, すばらしい洞察)
>代替の利かない音楽というのはあると思う。
こと今回のJASRACの件に関して言うならば、
「それに一体幾ら払うの?」
という視点が重要だと思う。
たとえば、
○有名な曲A:一回につき千円
○無名な曲B:月10回まで無料。それ以降は1回ごとに百円
という二つのBGMがあったとして、たとえ千円が十万円でも曲Aを
使った番組を放送する場合こそ「代替の利かない音楽」と言って欲しい。
でもBGMだと、普通はそこまでする必要はないだろうね。
Re: (スコア:0)
>代替の利かない音楽というのはあると思う。
そらあるでしょ。シーンによりけり。それは他のジャンルの著作物も同じ。
>音楽って他の芸術に比べて残る印象は強いと思うよ。
それは思い込み。比較するなら視覚、聴覚、その両方を使う作品で検証しなければならない。
>代替が利くなら、普通に聴き流しているだろうし。
大半はそうだね、という話。
Re: (スコア:0)
意外にも、ほとんどは聞き流されるものだよ
確かに「最初に聞いたものが刷り込まれる」ってのはある
でもそれがどんなものであるかは、実はあまり関係しない
初めて見る何かに、刷り込みが出来る前にいろんな曲をコロコロ入れ替えてみたらいいよ
「個人的な好み」を排除すれば、よほどおかしなものではない限り何でも合うものだから
たまにいちゃもんがつくことがあるけど、そういうのはクレーマーみたいなもの
これはプログラムだって文章だって変わらない
物を作る時には、いかに余計な声に耳を傾け過ぎない様に切り捨てるかってのはとても重要だよね?
真に一番ややこしいのは絵かな
どうにも人間が視覚に敏感なので、かなりややこしいお作法があるね
それでもまずはネームバリュー選定かなとは思うけど
#夢壊した?w
もう少し切り口を変えて攻めてみたら? (スコア:1)
「包括契約」っていうことは、CDが売れている割合か何かに応じてみなし配分してるんだよね。
NHK以外は記録を取ってないんだからそうなるよね。
ということは、包括契約しているところがたまたま無名の曲を流した場合、
ちゃんとその曲の作者の元にお金が流れる可能性って限りなくゼロに近いと思うんだけど違うの?
公取委がその切り口からも突いてくれたら褒めてやるんだけど。
もっとも、俺が立てた前提そのものが事実と異なっているのなら意味ないけど、どうなの?
Re:もう少し切り口を変えて攻めてみたら? (スコア:3, すばらしい洞察)
>「包括契約」っていうことは、CDが売れている割合か何かに応じてみなし配分してるんだよね。
CDの販売数ではなく、放送の一部をチェックしていたんじゃなかったかな。
>ということは、包括契約しているところがたまたま無名の曲を流した場合、
>ちゃんとその曲の作者の元にお金が流れる可能性って限りなくゼロに近いと思うんだけど違うの?
現状はその通りです。
しかし、現在、使用した全曲をカウントするシステムを、JASRACと放送局で作っている最中です。
>公取委がその切り口からも突いてくれたら褒めてやるんだけど。
今回、公正取引委員会が問題視してるのは、JASRACが他の業者の契約の邪魔になってるという点であり、
包括契約を止めろだとか、曲の権利者にお金をきっちり分配しろという話では無いのです。
また、「切り口を変えて攻めろ」と言いますが、公正取引委員会はJASRACの敵ではないので、攻めるのが目的ではありません。
目的は、放送業者とJASRAC以外の業者が契約できるようにする事なので、切り口を変えてしまったら意味が無くなるのです。
やれやれもっとやれ (スコア:0)
仮処分とかでもないんだし、別にそれでいいんじゃない?やる気があるなら
どうでもいいから (スコア:0)
カラオケだけで部分信託できるようにしてよ
公衆送信で営利非営利の区別を付けられないならせめてカラオケだけでも