総務省の『オープンソース』とは 173
ストーリー by Oliver
正しい心構え 部門より
正しい心構え 部門より
Technobose 曰く、 "先に話題になった総務省の『オープンソース』の件について、河野太郎前総務大臣政務官のごく簡単なインタビューがASCII24に掲載されています。
総務省の言ってる『オープンソース』ってやっぱり戸籍とか住民基本台帳を載せるシステムのためのシステムソフトウェアなんですね。(^_^;)でも、「あらゆる漢字を扱えること」という条件が付くと、事実上TRON系しか無いように感じるのですが、例えばIBMのメインフレーム用OSではTRON並の漢字取り扱い能力を実現できるものでしょうか?TRONの文字コードを扱えるようにしたBSD系OSとかLinuxとか、政府が開発したらおもしろいけど、期待できないでしょうね。"
あらゆる漢字 (スコア:2, 参考になる)
>せるシステムのためのシステムソフトウェアなんですね。(^_^;)で
>も、「あらゆる漢字を扱えること」という条件が付くと、事実上TRON
>系しか無いように感じるのですが、例えばIBMのメインフレーム
最近は外字サーバー [interq.or.jp]やSGML外字のXML版 [atmarkit.co.jp]などの試みがありますので、TRONとまったく違った形で、しかもプラットフォーム非依存での漢字の充実を図ることが可能です。
要するにTRONのことでは? (スコア:2, すばらしい洞察)
・あらゆる漢字を扱えるシステムであること
・すべての情報が公開されたシステムであること
とのことなので、これはTRONプロジェクトの基本コンセプト [tron.org]である「オープンアーキテクチャ」「多文字」なのではないかと。セキュリティなんかにも取り組んでますし。
坂村先生は最近の著書の中で、しばしばTRONのオープンアーキテクチャとLinuxなどのオープンソースがあたかも同じものであるかのように(というのは、私の穿ち過ぎかなぁ)併記しているので、それを読んだ総務省の人が誤解したんじゃないでしょうか(例えばこの方 [shukutoku.ac.jp]のように)。
本筋ではありませんが (スコア:1, 参考になる)
端折ったら意味が全然違いますよ。
前総務大臣政務官。
すみません (スコア:1)
訂正ありがとうございます。
ソースが公開されてさえいればよい (スコア:1)
すでに存在する、意味の定まった言葉を、別の意味で使うことによって混乱の元を作るようなことを、しないでほしいものです。
そのわりには
というふうに、「フリーソフト」という言葉が持つ意味は万人に共通で混乱の余地はないと考えているらしい。Windows/Macintosh の世界で言う「フリーソフト」の大部分はソースを公開してないということを知ってるのかどうか、ちょっと心配。(逆に、これをきっかけに「フリーソフト」作者たちのあいだに「ソースコードを公開しよう」という機運が生まれてくればいいな、という思いもあります)。まあ細かいことをいろいろ書いたけど、ソースコードを公開したOSのほうがセキュアなのだ、という考え方そのものが政策決定の場に登場した、ということ自体、すばらしいことだし、どんどんがんばってほしいと思う。
Re:ソースが公開されてさえいればよい (スコア:1, すばらしい洞察)
公開したからセキュアだ、と言うのは安直過ぎるのでは?
公開してあっても、誰も検証しなければ無意味。
発見されてからの修正が早いという人もいるが、
発見ではなく「発覚」の間違いですね。
問題が発覚するまでに何年もかかっていれば、
それもまた無意味。
また、安易な修正が新たな穴を作る可能性だって当然考えられる。
しかも、その安全性は誰も保障してくれない。
実はバックドアが隠されていたとしても、
誰も文句は言えない。
そう考えると、
公開していようがいまいが、
大きな差はないことが分かる。
「セキュアに運用する」
ことが何百倍も大事なことも同時に分かると思うのですが。
「~だから安全」と言うのは信者の妄想レベルだと思う。
そして、その安直な考えがセキュリティを脅かしていると思うのですが。
Re:ソースが公開されてさえいればよい (スコア:2, 興味深い)
ソースがなければ検証工程が増えすぎるというのが一つ。また、「公開されていること」は充分条件ではなく必要条件と考えるべきじゃないでしょうか。つまり、公開の対極はソースのないコードではなく解析が禁じられたコードなのではないかと。
>> 「セキュアに運用する」
>> ことが何百倍も大事なことも同時に分かると思うのですが。
どんなデタラメなコードでも運用さえ気をつければ安全、て主張かなぁ。どっちも大事でそ。
Re:ソースが公開されてさえいればよい (スコア:2, 興味深い)
ソースがオープンにされていて、誰でも変えて公開出来るって言うのは、ソフトを扱う側か らすると非常に大きな事なんですよ。
おかしな挙動を示した時や、挙動に不安があるときに、容易に変えて試す事ができ 、考察が間違ってなければ世間に出せる。
こういう事や監査が容易って事は軽く見られがちなんだけど、実際にソフトを 書いて公私ともにやってる側からするとソースが読めれば誰でもわかるようになってい るって事は凄い有難い事なんですよ。
公の側ではNDAとか絡んでしまっていて挙動のおかしいバイナリをそのままリンクしな いとダメな場合とかソースが公開できない場合とかあるのですが、こういうのって、非 常に神経使うんですよね。
オープンになっていないと、どうしてもわからないときに「横の連係」もとりにくいで すしね。
そういう事もあって、私の側ではNDAとか気にしなくてもいいように(多少苦労しても) するように心がけていますが、やっぱし、そのほうが「仕事」へのモチベーションはいいです(苦笑 )
# ごめんなさい、私、プロプラなソフトには向かないのかも…>会社の皆さん
オープンソースはセキュリティ確保のための有力な選択 (スコア:1, 興味深い)
×ソース非公開だから安全である
×オープンソースでは,安全なシステムを作ることは出来ない
×ソース非公開では,安全なシステムを作ることは出来ない
○オープンソースなシステムでも,一定水準以上の安全性は確保できる
○ソース非公開なシステムでも,一定水準以上の安全性は確保できる
Re:オープンソースはセキュリティ確保のための有力な (スコア:2, 興味深い)
マイナーなシステムでは誰もそれを証明してくれない
○「ソース非公開なシステムでも,一定水準以上の安全性は確保できる」が、
誰もそれを証明できない
Re:オープンソースはセキュリティ確保のための有力な (スコア:1)
マイナーなシステムでは誰もそれを証明してくれない。
でもやれば何とかなると思われてるから自分でソースを紐解くはめになり、毎晩徹夜で地獄を見る。
○「ソース非公開なシステムでも,一定水準以上の安全性は確保できる」が、
誰もそれを証明できない。
だから何もしなくても文句も言われない。
さあ、お役所仕事の明日はどっちだ!!
Re:ソースが公開されてさえいればよい (スコア:3, 興味深い)
>結局、最後に信じられるのは自分だけ。
だからオープンソースのプロダクトを採用して、運用前には自分でソースレビューをしましょう!!という結論にならない不思議を、誰か愚鈍なボクに教えてやってください。
Re:ソースが公開されてさえいればよい (スコア:3, 興味深い)
オープンソースとか GPL とかを、間違った理解に基づいて批判する人が最近多いですね。正しい理解に基づいた批判なら、受け止めないといけないけど、間違った理解に基づいた批判は単なる中傷にしかすぎないですよ。
# どこかに電波の発信源でもあるのかな。
UNIX 文化なんて知らないというのを貫く (いままで知らなかったけど知る機会があれば知りたい、というのではなくて、知ろうと思わない) つもりなら、「オープンソース」という言葉を使わないでください。ねじまげられた意味を広められても困ります。
Re:ソースが公開されてさえいればよい (スコア:2, 参考になる)
例えば、ここで私が「アレゲ」という言葉についてしっかりと定義して、それに反する用法はすべて誤りだとしたらどうする?
#どうでもいいことか...(汗
例えば、ある契約文書内で「以下このことをオープンソースと呼ぶことにする」とかあったら、それは間違い無くオープンソースであるし、私が人と話すときにはオープンソースとはソースが単に公開されているものだと考えて話しています。ましてや、Eric S. Raymondが考案した言葉であっても法的規制力だとかはないし、商標でもないし、たとえ商標あってもなくてもでも「ホッチキス」とか「セロテープ」みたいにみんなは使うでしょ?
で、オープンソースについてあまり気を良くしない人は、オープンソースを間違った理解に基づいて批判しているのではなくて、それぞれの人が思ったオープンソースについて批判しているのだろうし、そういう人達を理解してあげるのが本当にオープンソースとともにオープンソース社会を理解しているひとだと思います。すぐに、言葉の定義やらなんやら蘊蓄たれて高尚ぶるのも結構ですけど、知らない人に言わせればどうでもいいこと。もうちょっと分かりやすく説明しないと、いつまでたってもこういう誤解する人が多数派のままでいることになります。
#私は黙っていれば、きっと一般人(マスコミ)が本当のオープンソースの定義を見つけて広めてくれると思っているので、
#「オープンソース」の定義については黙認。
// Give me chocolates!
Re:ソースが公開されてさえいればよい (スコア:4, すばらしい洞察)
言葉の定義は、極論すれば自由ですが、それでは普通、会話が成り立たない。そこで普通はコミュニティの大多数が同意する定義か、あるいは「権威」(今回の場合はRaymond 氏や Stallman 氏など)とされる人の定義が参照されるわけです。もしそうでないなら、使う人はその定義を述べてから議論すべきじゃないでしょうか?
また、オープンソースの定義をあやふやにしておくと、MS の FUD の恰好の餌食にされるのがオチでしょう。
Re:FUDって何? (スコア:2, 参考になる)
こちら
[google.co.jp]。
不安(Fear)、不確実(Uncertainty)、不信(Doubt)の略です。
Re:FUDって何? (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:GPLの法的強制力は? (スコア:3, 参考になる)
たとえて言うなら、ヒトやチンパンジーやネコという「種」は「哺乳類」に分類されますが、「哺乳類」そのものは「種」ではありません。「種」を分類するための用語です。(「種」←→「ライセンス」、「ヒト」「チンパンジー」「ネコ」←→「BSD」「GPL」「X ライセンス」(など)、「哺乳類」←→「オープンソース」「フリーソフトウェア」という例えになっています)。
つまり、「フリーソフトウェア」「オープンソース」に分類されるライセンスの一覧、というのがあります。オープンソースに分類されるライセンスの一覧 [opensource.org]、フリーソフトウェアに分類されるライセンス (「GPL と矛盾しないフリーソフトウェアライセンス」と「GPL と矛盾するフリーソフトウェアライセンス」を合わせたものが、フリーソフトウェアライセンス全体となります) [gnu.org]。法的に有効か無効かを議論すべきは、その中に列挙されている個々のライセンスです。
ちなみに、GPL はライセンスのひとつですので、法的に有効か無効かを議論する対象として適切です。GPL の作成には法律家の助言を得ているはずですので、他の (フリーソフトウェア、フリーソフト、シェアウェアなどの) ライセンスに比べて法的に有効である可能性は高いと言えると思います。ただし、おそらく米国の法律家にしか助言を得ていないでしょうから、日本でどれだけ法的に有効な表現になっているかどうかは不明です。判例があるかどうかについては知りません。
Re:GPLの法的強制力は? (スコア:1)
MySQL, NuSphere と裁判であらそう [srad.jp]くらいかな、いまのところ。
Re:ソースが公開されてさえいればよい (スコア:1, 興味深い)
お互いの幸せの為に日本語FAQにでもしてバラ撒いてくれよ。
どうせだからついでに箇条書きで聞いておくわ。
・FSFの定義する「フリーソフトウェア」と「オープンソース」は同一のものか? 違うなら差異は何か?
・上記の定義に従うとAppleのDarwinは「オープンソース」では無いと思われるが、この解釈は正当か? 不当であるならその理由は何か?
・上記の定義に従うとSunのJavaは「オープンソース」では無いと思われるが、この解釈は正当か? 不当であるならその理由は何か?
オープンソースとフリーソフトウェアの違い (スコア:1)
利用/改変/再配布の自由はオープンソースとフリーソフトウェアのいずれも同じです。その意味では区別はありません。しかし、派生物への同等ライセンスの強制が GPL, LGPL, BSD の順に厳しくなります。GPLはリンク元にもGPLを強制し、LGPLはリンクだけなら他のライセンスでもOK、しかし本体を改変・再配布したらGPL、LGPLにする必要があります。一方、BSD系は改変物をバイナリのみ再配布してもOKです。(間違いがあったら指摘して下さい)
AppleのDarwinはFSFのフリーソフトウェアではありませんが、オープンソースでしょう。JavaはSun自身がオープンソースではなく、コミュニティソースと呼んでいますね。最大の違いは互換性維持のためにSunがコントロールするという点でしょうか。
# こうゆう質問には何度でも答えることが大切だと思う。
--- Kazuo Hiyane
つっこみ (スコア:1)
/.configure;oddmake;oddmake install
Re:つっこみ (スコア:1)
それから、GPL, LGPL, BSDの派生物への強制の厳しさの順序は逆に読めますね。一番厳しいのがGPLで、LGPLとBSDと緩くなります。
# 他の部分も心配になってきた。
--- Kazuo Hiyane
Re:つっこみ (スコア:1)
BSDなソフトは GPL と矛盾しませんから、BSDなソフトから GPL な動的リンクは可能です。但し、これはソフトウェアが BSD ライセンスである限りと言うことになりますから、BSD なソフトをパチって BSD でないソフトウェア派生品をつくって配布しようとした瞬間に GPL なものとの動的リンクは出来なくなります。
Re:オープンソースとフリーソフトウェアの違い (スコア:1)
>しかし、派生物への同等ライセンスの強制が GPL, LGPL, BSD の順に厳しくなります。
ここだけ聞くと BSD が一番厳しいと一瞬誤解しそうになるのですがそれって私だけでしょうか?
hiya さんの意図をあらわすには
「しかし、派生物への同等ライセンスの強制の厳しさの順序は GPL, LGPL, BSD になります。」
とかになるのではないかと。
GPL を使いたくない人 (スコア:1)
あなたが PDS を作りたい場合とか、シェアウェアを作りたい場合とか、ソースコードを隠したい場合とか、改造版を作っちゃだめにしたい場合とか、ライセンスを売って生計を立てたい場合とか、などなどの場合には、明らかに、GPL や LGPL や BSD ライセンスなどを使うべきではありません。そういう意思を持っていた人が誤解に基づいて「GPL を使いたい」と思っていたとすれば、GPL を知れば知るほど GPL を使いたくなくなるのは当然でしょう。
ぼくが GPL なソフトウェアの存在「も」認めていることから、GPL なソフトウェア「しか」認めていないように短絡的に考える人がいるかもしれないので、念のために書いておきますが、ぼくは、GPL を適用するか BSD を適用するか、それともシェアウェアにするか無料ソフトにするか使用料が有料のソフトウェアにするかは、作者のまったくの自由だと思っています。
Re:GPL を使いたくない人 (スコア:1)
ストールマンに「GNU/フリーソフトウエアと呼べ!」と提案してみては?
Re:ソースが公開されてさえいればよい (スコア:1)
>主張するなら根拠と理由を示せ。
あなたがこう書いている「理由」も無い(他人にとって不明)ので、
これも中傷なのですね?(笑)
Re:おしえて!えらいひと! (スコア:1)
> という人間の原始的欲求を真っ向から否定するからです。
そうか?>原始的
それを振り払うのは、本当に原始的である食欲とかと違って、かなり容易だと感じたけどなあ?
俺ですらそう思ったんだから、ほかの人ならもっと容易かなと。
Re:ソースが公開されてさえいればよい (スコア:1)
PC98ゲームの解析みたいなのと同列に語られてもなぁ。
# オフトピ気味
Re:ソースが公開されてさえいればよい (スコア:1)
Re:ソースが公開されてさえいればよい (スコア:1)
Re:ソースが公開されてさえいればよい (スコア:1, すばらしい洞察)
おーぷん? (スコア:1, 興味深い)
配布物を解析する権利。
配布物を改変する権利。
改変したものを使用する権利。
改変したものを配布する権利。
が欲しい。
権利が形骸化してしまいそうな (スコア:1)
ソース公開されてないと、 が、活用できないような。
全く不可能ではないにしろ、ソースがあっても他人の作ったソフトってのはわかりにくかったりしますからな。
ソース公開もあわせて主張されるといいかと思われます。
#ソースより権利が本当は重要で必要という主張には全く賛同
/.configure;oddmake;oddmake install
Re:おーぷん? (スコア:1, おもしろおかしい)
住民基本台帳を解析する権利。
住民基本台帳を改変する権利。
改変した住民基本台帳を利用する権利。
改変した住民基本台帳を配布する権利。
が可能なシステムになりそうな予感。
#ソースコード以外にも住民基本台帳まで
#公開してしまいそうな予感。
おいしぃ予算 (スコア:1)
是非ともこの調査研究に参加してみたい、そして技術者からのコメントとして口出ししてみたい...こういうのって、大学とかの研究機関でやるものなのでしょうか?
今、プログラマ,SE(,アレゲ!?)とかになりたいと思ったら企業に入るのではなくて、大学の研究室に閉じ籠っておくとよいのかもしれない。
無関係者:「税金の無駄だ。」
関係者:「こういうところだけ取り上げて税金の無駄だとか言わないでください。」
// Give me chocolates!
Re:おいしぃ予算 (スコア:1)
>トとして口出ししてみたい...こういうのって、大学とかの研究機関
>でやるものなのでしょうか?
民間に発注することも多いと思います。昨年度、研究機関に出してよさそうな調査を某地方自治体から請け負いましたから。
平成15年度予算概算要求の概要 (スコア:1)
それにしても、恩給の支給の多額な(1兆円以上)こと!
戦争をやったツケがずいぶん尾を引きますねー。
あ、細字でこそっと書かれているけど、地方交付税交付金財源繰入の方が1桁多いのか。
あらゆる漢字を扱えること (スコア:1, 興味深い)
知り合いの印刷屋から聞いた話ですけど,例えば銀行からの
ダイレクトメールの場合,顧客に失礼がないように顧客の名前を
「忠実に」漢字で印刷しなければならないそうです。ちょっと
前まで戸籍登録の際に使用できる漢字には制限がなかったそうで,
そのために誤字までもが正式な名前に使用される漢字として
登録されてしまったらしく,「渡邊」の邊だけでも12とおりの
漢字が存在するそうです。
その結果,日本人の名前を「忠実に」漢字で印刷するためには
1 文字で 12 Byte を要するにまでなってしまったとか…。
ウソかホントなのかはわからないのでAC
日本には (スコア:1, 参考になる)
「朝日新聞」の一面右上の「朝日新聞」の文字なんかその典型。
自分の独自性、個性をこういうところで主張する。
秋葉原にもあるワシントンホテルチェーンのレストラン「銀座」の文字とか。
あれは、最初のオーナーが書くとき間違えた、とかいう話もあるけど、その「間違い」も個性といえば個性。
どの国にも似たようなものってあると思うがな。
Re:日本には (スコア:1)
昔は紙に印刷された文字を*切り貼り*して字を作ってたそうな。
山
女
この字を作字したときに"山"と"女"の間に紙のつなぎ目の横線が入り、
山
ー
女
という字が作成されたそうです。
滋賀県多賀町河内の「あけんばら」って地名に使われている幽霊漢字の話。
#もじは生物だから
Re:12バイト (スコア:1)
> 1 文字で 12 Byte を要するにまでなってしまったとか…。
> ウソかホントなのかはわからないのでAC
実は、ビットマップだったり…。(^^;
Tak.Miyoshi
Re:12バイト (スコア:1)
ビットマップフォントという線はないと思います。
Re:12バイト (スコア:1)
8x8ドットの漢字フォントなんてものあります。
実際見たことはないのでどの程度識別が可能かは知りませんが
存在するからには結構使えるモノだったのかと。
# 1byte=32ビットだったりして…
Re:12バイト (スコア:1)
ニュートンやらパームのJ-OSやら何やらと、あちこちで流用されてるんで、結構使えますな。
(_ _)ZZZZzzzzz...... I'm sleepy
Re:あらゆる漢字を扱えること (スコア:1, 興味深い)
つめれば12byteはさすがにいらないとは思いますが、 内部処理上では、基本コード+異体字用コード+オプションで、 4×3=12ってのはありそうな話ですね。 Unicode でも、サロゲート、コード本体、異体字タグ前後、 異体字コードとか駆使することになると、可変長で最大 そのくらいいきそうです。
大半の文字はそういった異体字は不要なわけで、変に全部を とりこもうとするコード体系を使うよりも、XMLでもなんでも 良いですが「タグづけ」を行ってアプリケーションレベルで 処理してしまうほうのが得策でしょう。 OSレベル(すなわち一般のインターフェースも含む)でそこまで しようとすると、現在のマシンパワーでも辛いと思います。 ただでさえ「英語版」に比べてやたらパフォーマンスの悪い 「日本語版」 Windows がもっと重くなるのは勘弁。
現状で「あらゆる漢字を扱えること」という要求に対して、 印刷まで含めた解を求めるなら、素直に、計算機屋さん発想 (合理的なコード体系を!)ではなく、印刷屋さん発想(俺は あらゆるグリフを作る!)な PDF 技術の延長で処理するのが 無難でしょう。フォント(グリフセット)を定義して、準備 してしまえば、事実上無限に文字を増やすことができますし、 フォントの埋め込みもその仕様に入っていますから、編集を 考えない限りは(全部うめこめば可能)、相当の環境において 普遍的に扱うことができるわけで。
TRONはあらゆる文字って点では印刷屋さん的なんだけど、 それを一つにおしこめようとしてる時点で、古い計算機屋 さんなので却下です。
文字の統廃合をするにせよ、全部もりこむ方針でいくにせよ、 とりあえず収集して、「住民基本台帳用追加コード」として まとめてしまって、それのフォント作成&オープン化を行って しまえば、現行のシステムで普通に扱えるようになるわけで、 まずはそのあたりからやってほしいところです>総務省。 TRON でも Unicode でも、収納されるの待ってたら日が くれちゃうよ。Adobe あたりとつるんでざくざく作って しまうヨロシ。
Re:あらゆる漢字を扱えること (スコア:1)
文書(データ)としては「考えない限り」とおっしゃっている「編集」は必須だと思っちゃうし、検索のためのインデックス処理をどうやるのかもわからんし(古い計算機屋的考えなんだろうなぁ)
このあたりは「扱う」の範囲がわかってないのでなんともいいがたいのかもしれませんが。
編集用データ構造(これはTRONやUNICODEの規格内)と表示用データ構造(これはおっしゃるとおりゴリゴリ拡張とか)と分けてみるとかかなぁ。
本当かい♪本当かい♪
Re:あらゆる漢字を扱えること (スコア:2, 興味深い)
「編集」の場合、何が難しいんでしょうか?
#遅くなってUIとして受け入れがたいという主張なら理解しますが。
Unicodeみたいに「グリフIDやその実体参照表現と違って、サイズが
固定の文字セットだからコンピュータで効率よく扱うことができる」
という幻想を与えておきながら、2, 3年に一度改定されるのに
振り回され続けたいですか?
注: Unicodeコンソーシアムは1991設立で、最新はUnicode 3.2です。
#個人的には文字コードなんて基本的なものは、10年に一度の改定でも、
#十分迷惑だと思います。
それよりは、いっそのこと文字のレパートリーが、日々増えていくことを
仮定したシステムを頑張って作ってしまった方が簡単なんじゃなかろうか
と妄想しています。
確かにレパートリーがガンガン増えたら、システム自体は何年かに
一度作り直す必要があるでしょう。でも、全体の枠組を見直す頻度は、
ぐっと下がるはずです。
#どっちが技術屋として嬉しいですか?
また、グリフの考え方では、基本的に文字を無限集合ととらえていて、
「何が文字か」、「これはこの文字と同じ文字ではないか」といった、
判断を行うことはありません。だから、登録さえすれば会社のロゴだって、
グリフとして登録可能です。「俺の名前は文字コードで表せない」と
言っていた人達も安心できるというもの。
#しかし、登録機関って今動いているんでしょうか?>SC34の小町さん。
#って、ここで呼んでも出て来ないか。
Re:あらゆる漢字を扱えること (スコア:1)
SJISに存在しない文字(JEF文字)は4バイト文字で表現してますよ。
渡辺、斉藤、吉田、何でもこいってkanji
#はしご高とかのIBM選定文字は、SJISに存在しないとみなされて
#4バイト文字の領域を勝手に使われるので、激しくイヤです。