打上げ失敗をうけ、JAXA役員に厳重注意 79
ストーリー by Acanthopanax
責任の取り方 部門より
責任の取り方 部門より
kz78曰く、"JAXAのプレスリリースによれば、6/9に開催された宇宙開発委員会において、H-2Aロケット6号機打上げ失敗等に係る宇宙開発委員会調査部会並びに特別会合の報告書が了承されたとのこと。また、それにあわせてJAXA役員の処分も発表されている。これにより、長らく停滞していた打上げ再開のためのプロセスがやっと始動する目処が立ったようだ。
H-2Aロケット7号機で打上げを予定していた運輸多目的衛星MTSAT-1Rは既に種子島に搬入されており、後は打上げを待つばかりになっているのだがはたしていつになるのだろうか。"
この直前、「漂流する日本の宇宙政策、責任を巡って打ち上げ再開にゴーサインが出ず」という記事が、nikkeibp.jpに掲載されている。
事故再開を防ぐのと (スコア:3, 参考になる)
事故を防ぐのに今後プロセスを構築していくのは分かるけど、 科学技術の開発の場で失敗を罪とし、罰するのは効果が無いし、何か違うと思います。しかも理事長とか。 トップが無能なんだったら別の人で置き換えればいいわけだし。
何がいけなかったのかが全然見えてこない。 だから、改善努力をした後でも直ってるのかどうかも分からない。 TestCase が無いまま Refactoring してる感じ。
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:2, すばらしい洞察)
予備)の予算を確保して準備しておかなかった人たちは責任取らされたり
しないのでしょうか?
これから打ち上げる運輸多目的衛星にも予備機はあるのでしょか?
(計画では軌道上予備機を準備するらしいが,メーカーが倒産したのに
大丈夫?)
打上成功した技術衛星にも予備機が無くて運用が危なっかしいのが
あるのですが......... データ中継技術衛星DRTS(こだま)なんて
故障したらどうなるんでしょ? 他の科学観測衛星・技術試験衛星の運用
への影響甚大と思うんですが.
開発元は (スコア:1)
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:1)
これで「詰腹を切った」事にして打ち上げ再開への道筋を付けようと言う儀式的な物ではないですかね。
まぁ、あのような形で問題解決がメチャクチャになるのは江戸時代からの「日本病」だと思うし、その病根が解決しない間になんとか打ち上げ再開と言う「実利」を取るためにはこの方法はやむを得ない方法だったのでしょう。
「何がいけなかった」「解決策は何」かと言うのは官の側やお偉いさんの間では問題ではなく、「誰がいけなかった」「完璧にしないのがいけない」「金がかかり過ぎる」云々と延々となすりつけあう事が重要な問題であるのだから
…他の国から見たらいい迷惑を通り越して笑いものにしかならんでしょうけど。
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:1)
それまでH2Aに関してカヤの外だった宇宙研の鶴田氏まで、なんで給料を下げられてるんだろう? 氏に限っては、殆どどころか完全に無関係だという気がするけれど。
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:1)
技術的な問題点や開発体制の不備が原因なら、それは当然直さなきゃいけません。
でも今は、失敗のリスクを織り込んで計画を立てて来なかったことが問題でしょう。
いざコトが起こったときには、対策の不備が露見することになります。
# だから、慌てふためいてる、と。
さて、今後は予備の「ひまわり」ぐらいは用意してくれるかな?
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:0)
なのに、なんで上だけ注意して終わるのか。こういう対応が、
責任の所在をあいまいにさせてしまうんだよなあ。
これじゃ、(逆)トカゲの尻尾切だよ。
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:4, 参考になる)
どうも誤解されているようですね。
検査体制を強化すれば失敗率を下げることは可能ですが、それはコスト
とのトレードオフであり、ある程度以上失敗率を下げようとすると、
全体のコストはかえって上がるんです。このため、どこの国でも、
ある程度の失敗は許容する代わり、コストを抑えるというあたりに
バランスをもってきます。
つまり、ロケットにとって、打ち上げ失敗があるのは当然のことなの
です。日本のロケット打ち上げ失敗率や打ち上げコストが、ヨーロッパ
やアメリカと比べて特別高いならともかく、そんなことは全然ないん
ですよ。
むしろ過去の日本は、打ち上げ失敗率は低いが、コスト的にはアメリカ
の倍以上高いというあたりにバランスをもってきていました。
しかし、これではビジネスとしてやっていけないので、アメリカと同程度、
ヨーロッパよりは若干安いぐらいのコストにもってきたのがH-2Aなんです。
失敗率が若干上がるのは、当然とも言えるでしょう。
では結局問題はなにか?というと、こういう事情を説明することもできず、
ただ保身に走って部下を処分する政治家と、失敗を許容できない日本人の
国民性でしょう。
こういう風では、永遠に国際競争力を身につけることはできません。
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:3, すばらしい洞察)
設計がアホだったかどうかは僕は分からないけど、アホだったと仮定します。
責任を問われるべきなのは、でかい金が突っ込まれてるのに、アホな設計を誰もアホだと批判して修正することができなかった体制(プロセス)なのでは?
A君が悪い、いや Bさんのせいだ、というレベルの責任の所在なんてのは無意味で、失敗する条件のチェックリストを割り出すのが効果があるんではないでしょうか。(TestCase と書いたのはそういう意味です) もし既によくできたプロセスがあって、それを無視した奴がいたなら注意ってのも分かるけど。
# 切腹すれば許されるって文化の延長なのかな。
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:1)
># 切腹すれば許されるって文化の延長なのかな
それはあるかもしれませんね。
しかも自らというよりは皆が、原因を解決するより切腹する(比喩ですよ?)ことを求めますから。
# おまえのような無能な奴は我が組織には必要ない。(ぽちっ)
# 待ってください、もう一度だけチャンスを……うぎゃぁぁぁぁ……(死亡)
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:0)
>設計がアホだったかどうかは僕は分からないけど、アホ
>だったと仮定します。責任を問われるべきなのは、でか
>い金が突っ込まれてるのに、アホな設計を誰もアホだと
>批判して修正することができなかった体制(プロセス)
>なのでは?
ということになっているのはわかるけど、それじゃあい
つまで経っても事故はなくなりませんよ。体制がどうと
か、
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:2, すばらしい洞察)
> 組まない限り駄目だと思うよ。
それはそうなのだけれど、現場の一人一人に責任感を持たせ緊張感を維持するためには、体制や運
営の仕組みが必要であり、管理者にそれを機能させる責任を課すことが必要です。
なので、根本的な解決のために、まず体制や仕組みを検討するというのは妥当かと。妥当な解決策
が出るかどうかは、また別の問題ですが…。
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:2, すばらしい洞察)
"責任感"で機械(ハードやソフト)が動くなら、
技術なんてものは要らんのですよ(^^;
人間はどうしてもそれなりにミスするものなんだから、
ミスの補完のために組織が何かをしないと、どもなりません。
ちなみに医療ミスも同じ。
数年前に「イギリスではSystem's Approachというのをやってる」と聞いた事が有ります。
ま、"ミス"じゃなく"DQN"とか"不勉強"とか"技術不足"だったなら、
ちょっと鍛え直してもらわないとならんけどね。
あ。あと勉強は大事ですね。
我々(ソフト屋)と該当業界との事情が似てるかどうかは存じませんが、
もしかして勉強する暇とかも無くて、とにかく無闇にヤルしかないガンバリ系の職場(笑)だったら、
間違いは起こるべくして起こったと言えるかも知れない。
罰するよりも、それこそ「鍛え直す」ほうが重要かも。
つまり勉強とかトレーニングとかです。
それをやっても改善されないようなら、堂々と首切りましょう(笑)。
Re:事故を防ぐのと (スコア:1)
してたら、(貴重な)失敗経験が失われて、同じ失敗を再生産するだけ
だと思いますが‥‥‥。
# まだ、一日一回掲示板をチェックするの刑の方がマシだと思ふ。
Re:事故を防ぐのと (スコア:0)
不具合を直さずに新しい事ばっかりやってると、Windowsみたいになっちゃうよん。
# 宇宙技術に、素人のネタ騒ぎが多い掲示板のチェックが有効かどうかは別にして。
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:1)
>組まない限り駄目だと思うよ。
>今回アホした奴が何のお咎めも無く(まあ左遷程度はあ
>るかもしれんが)今後の宇宙開発に関わっていくことに
>危機感を覚えないとしたら、あまりにも能天気すぎだ。
失礼ですが、プロジェクトXあたりの事実を元にしたタチの悪いフィクションと、現実を混同されていらっしゃるのではないでしょうか?
成功したプロジェクトに関わった人間が、優秀で責任感の強い人物だった、と言う事例は確かに存在します。
でも、それは、失敗したプロジェクトに関わった人間が、阿呆か無責任かの、少なくとも一方である事を証明している訳ではありません。
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:0)
> か、組織がどうとか言うのは、根本的な解決にならない。
> やっぱり、現場の一人一人が責任感を持って仕事に取り
> 組まない限り駄目だと思うよ。
携わっている人間の意識改善も組織とか体制の役目。
なにもせずに開眼してくれるなら楽ですが。
違うのよ (スコア:1, 興味深い)
安い給料の現場の人間が責任を取ったところで、世間は「ウン」とは言わないから、こういう仕組みを使って、より多くの人に納得してもらうのです。
日本の社会は組織とメンツが技術や実績やモノ作りに優先する、よいこのなかよしクラブですから、こういう仕組みが必要悪として認められています。
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:1)
責任を問われるべきなのは、そういったトラブルの可能性を旧NASDA時代から警告されていたにも関わらず、予備の気象衛星すら用意させなかった人達でしょう。
そういう決定に関わった人達が今、理事として天下りしているんでしょうかね? :-p
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:0)
管理職という肩書きでいながら、ろくに管理していなかった。
つまりするべき仕事をしていなかったのだから、責められて当然。
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:0)
役所的には処分したという名目が立つし、現場にはほとんど影響がないという
落としどころなのではありますまいか?
今後、計画縮小で予算を減らすという嫌がらせがないことを祈ります。
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:0)
公務員関連にありがちな言葉上だけの責任ですな。
>事故を防ぐのに今後プロセスを構築していくのは分かるけど、 科学技術の開発の場で失敗を罪とし、罰するのは効果が無いし、
>何か違うと思います。しかも理事長とか。 トップが無能なんだったら別の人で置き換えればいいわけだし。
いや、責任感を持たせる為には有効だし不適応者の排除にもなる。
あと、開発と研究は違うよ。
研究は物になる・ならないから始まるもの。故に物にならなくてもそもそも責任云々の話には
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:3, 参考になる)
個々の担当者の分担する責任については通常の人事評価で行うべきであり、失敗を元に処分を下すのは避けるべきです。なぜなら、「恐怖の文化」が根付いた組織は誰もが失敗を忌避するためにリスクを避けるようになり、結果として競争力が失われるからです。
今回の打上げ失敗の原因をたどれば、「H-2改良型の開発」という偽りの予算申請によって、新規のロケット開発としては予算が少なすぎたとこがあり、予算が少なかったために地上燃焼試験で見つかった不具合について対症療法的な対策しかとれなかったことがあります。(加えて、コストよりもリスクをとる日本の宇宙開発全体に蔓延する体質もあったでしょうか)。この場合の責任は十分な予算を確保できなかった(さらに問題があったときに現在の予算の中でやりくりする体質を見逃した)上層部にあると考えるのが自然ではないでしょうか?
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:1)
>個々の担当者の分担する責任については通常の人事評価で行うべきであり、失敗を元に処分を下すのは避けるべきです。
現場において、「責任をとる=処分をうける」では無いはずです。失敗の経験を生かし次につなげることで責任を果たしたと言えるではないでしょうか。明らかな怠慢や規則無視があったなら話は違いますし、正当な人事評価が行われていることは当然の前提としてです。
Re:事故再開を防ぐのと (スコア:1)
内部的な示しをつけるために処分するのであれば、まさに「恐怖の文化」です。
通常、技術的な開発の伴う設計案件というのは外部に出荷される前に徹底的にチェックを受けます。車や鉄道であれば壊れる寸前まで試験走行を行うことでバグ出しをするものです。この段階で出てきた設計ミスについては設計者が処分を受けることはないはずです。しかし、ロケットは設計寿命が短いため、試験回数が非常に限られます。結果的に商業利用後も不具合が残っていることはよくありますし、客も当然そういうものとして保険をかけています。(ロケットに絶対を求めるのは日本政府くらいです)しかもH-2Aの場合、予算を圧縮するために燃焼試験の回数を半分にしています。
もし、技術者に処分が下ることがあれば、日本がいかに宇宙開発を理解していないかをまたしても宣伝して回ることになるでしょうね。
事故再発です (スコア:1)
責任の取り方 (スコア:2, 興味深い)
現在、バグを山程作り込んだ会社の先輩が逃亡してしまい、その尻拭いをやってる最中なんですが、そう言う状況にある人間からすると、責任を取らせる=辞めさせる、と言う短絡的な事をやらなかっただけ、まだマシだと思いました。
#下手に責任者が辞めるor辞めさせられると、後に残った奴の
#仕事が増えるだけっす。いや、マジで。
Re:責任の取り方 (スコア:3, おもしろおかしい)
ロケット飛ばさずにクビ飛ばしてどうすんね~んというつっこみを防.......うわなんだおまえやめr
Re:責任の取り方 (スコア:1)
高給取りの上級職の給与を10%カットしたところで、単に汚名を被るってだけで何も意味無いでしょうし。
#まあ、それだって管理職の仕事には違いないが。
本来は個々の担当している人間にその責任分を調べた上で、「現場の」責任者に責任を取らせるべきなんでしょうに、多分現場には滅多に足も向けないような理事の給料を減らしても、対外的に「責任取った」と言いたかっただけだと取られてしまうのでは?
#ってか、理事って単なる名前貸しが多いけど、JAXAの理事の仕事ってなんだ?
Re:責任の取り方 (スコア:1)
そんな状況で現場を処分しても士気を下げるだけで、きっと逆効果ですよね。
そのへん、理事の方々や関係省庁がどう考えてたのか、気になる所ですが。
今後改めてくれるってんなら、処分など二の次でいいです。
Re:責任の取り方 (スコア:1)
何か関連していれば、当然それに対応した責任は発生します。
それは直接関係ない場合もあるし、ある場合もある。
それらをきちんと評価しないで何か意味があるのでしょうか?
現場にも十分に責任は有り得る。
ならばそれに対する評価が必要だし、明らかに個人に帰結されるミスである場合は処分も必要でしょう。
#「貢献を正しく評価する」ってのと「責任をきちんと追及する」ってのは、実は同じ事なんだけどねぇ。
Re:責任の取り方 (スコア:1, すばらしい洞察)
>何か関連していれば、当然それに対応した責任は発生します。
>それは直接関係ない場合もあるし、ある場合もある。
で、今回は現場は出来る限りの内で良くやったってことでは?
今回の件、全てのノズルが同じように壊れているわけじゃない以上、「壊れる可能性もある」という問題でしかないでしょう?
で、今回の分に関しては、さらに安全性を高めるための金は無い。次回の分はまた別予算で一から作るから、そのときに別の部品を作るつもりだったと。(実際、地上試験で問題点は洗い出されてたわけだし)
こういうコストと安全性のバランスの判断からGOサインを出したけど、サイコロを振ったら悪い目が出たと。
そもそも、現場の責任を調査してないって思うだけの根拠があるわけじゃないんでしょう?
Re:責任の取り方 (スコア:0)
元々Nの関連会社のAが開発していたのですが、これが、また、マイ ナス方向凄い。どんなにお金かけても品質が上がらないって事で、 そのA社は切られて、弊社に話が来たわけで。
で、コード品質が(マイナス方向に)凄いのですが、そもそも実装も 変だし設計も、ちょっと変です。
(A社の名誉のために補足しときますと、A社自体が作業したと思われる所は酷くないようなのですが、そこの下請け以下の作業した所がアレ であります)
でも、実装(
オフトピ? (スコア:1, 興味深い)
具体的にどんなことするんですかね?
「もうやっちゃ駄目だよ」とか書いた文書でももらうのかな。
Re:オフトピ? (スコア:2, おもしろおかしい)
その結果、当然のように相手からは散々嫌味を聞かされて、「次、同じ事やったらもっと酷いよ」と言われます。
これが多分、厳重注意ということなのではないでしょうか?(w
--- どちらなりとご自由に --- --
Re:オフトピ? (スコア:0)
そのようなものでしょう。
でもって同様な処分の「訓告」よりも軽い(というより、すべての処分で一番軽い?)奴。
紙ペラ貰ってお終いでしょう。
Re:オフトピ? (スコア:0)
ポイントは、「そういう処分を受けちった」ということがキャリアに残る、ってことです。
キャリアに傷がつくと出世に影響が出る。
つまりは、そういう「罰」なのです。
Re:オフトピ? (スコア:2, すばらしい洞察)
And now for something completely different...
スレッドの流れを見ると (スコア:1, 興味深い)
タレコミ文にある「上の人間が責任を取りたがらず再開のめどが
立たない」の記事にはノータッチなのは、やっぱみんな「宇宙開発
なんてやめてしまえ」と思ってるってことなのかなぁ。
余談ですが今月のコミックフラッパー連載の「ナリワイタイムス」と
いうインタビューマンガ? に宇宙科学研究所の的川博士が登場して
います。
宇宙開発の中の人も大変なんだなぁ、と……
そんなことないですよ (スコア:1)
僕としては、プロセスをしっかり整えた上で、ガンガン若い人と金を突っ込んで是非続けて欲しいと思ってます。労働人口も減ってるし、政治力も無いんだから、金にものを言わせて技術開発するべき。 技術革新が市場を広げて経済を転がすわけだし、金の使い方としては少しは後につながるものだと思います。
切腹の実況中継 (スコア:1, おもしろおかしい)
「いやですよ。やっぱ山之内さんからでしょう」
「なにを言ってるんだ、三戸くんも古濱くんも同じじゃないか」
「鶴田くん、きみ、名前からして慣れてるんだろ?こういうの」
「いや、実地ではやったことなくて。。。うまいのは吉川さんじゃない?」
「なに言うんだ、この前六本木で飲んだときにちょっとマネしてみただけだよ。女の子の手前。」
「しょうがないな、全員でちょっとずついっぺんに、ということにしようかな」
「じゃ、理事長、霞ヶ関回りお願いします」
「やっぱおれの出番か?それだけは」
「しょうがないでしょ、理事長なんだからさ」
「おい、ちょっと接待費現金で用意しといてくれ」
# いや、別に見ていたわけではないのでAC
公認会計士のような無限責任に (スコア:1)
ロケットの打ち上げの失敗をみていると、鳥人間コンテストを見ているかのようです。まったくテストもせず、強度検査もせずに飛ばしてみて、ダメだったかのような。前回の燃料タンクを固定している棒が折れなかったなんてミスをみていると、デバッグしていないプログラムをリリースするような暴挙に見えます。事前のテストかシミュレーションでわかりそうなミスなのに。素人考えで恐縮ですが。
Re:公認会計士のような無限責任に (スコア:2, 興味深い)
ロケットの部品と言うのは、基本的に安全率が異常に低いものです。よく言われる喩えで言うなら「体重60Kgの人が座ると100%壊れる、体重50Kgの人用の椅子」みたいなものなのです。
そういう意味では、鳥人間コンテストという指摘は絶妙ですね。予算規模が違うだけで、やってることは似たようなものかもしれません。
Re:公認会計士のような無限責任に (スコア:2, 参考になる)
出場要領 [ytv.co.jp]
見たような聞いたような・・・
itinoe
Re:公認会計士のような無限責任に (スコア:1)
無限責任と報酬のような経営上の観点と,ロケットの開発コストと信頼性のようなエンジニアリング上の観点は,チャレンジャー事故のサイオコール社の例にあるように,相性がよろしくないみたいです。
どっちかっつうと,これが相互に悪影響しないように,するのが重要というか。とはいへ,これは「リコール隠しをしない会社に体質改善する方法」を考えるようなもので,文字通りの難問であります。
#無限責任者が破産して,納得するならかまわないけど・・・ 雪印みたく。
斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
もはやH2ロケットは (スコア:0)
Re:もはやH2ロケットは (スコア:1, すばらしい洞察)
まぁ基本の基本の原理は一緒だったりするが、まぁそれは「荷車と自動車はは同じ車」レベルだが。
伝統の? (スコア:0)
将来、三菱重工が宇宙船を作ったりすると、
やっぱり「リコール隠し」とかしちゃうのかな?(違
Re:伝統の? (スコア:0)
Re:2ゲットも (スコア:1)