24歳以下の「自殺」リスクで全ての抗うつ薬の添付文書を改訂へ 120
ストーリー by mhatta
歳をとると心も丈夫になるのか 部門より
歳をとると心も丈夫になるのか 部門より
marudiana 曰く、
薬事日報のニュースより。厚生労働省医薬食品局安全対策課は10月31日、日本製薬団体連合会に対して、国内の全ての抗うつ薬について24歳以下の患者で自殺念慮や企図のリスクが増加することを使用上の注意に盛り込むよう添付文書の改訂を行うと事務連絡しました。これは、米FDA(食品医薬品局)で行われた複数の抗うつ薬を対象とした試験の結果、24歳以下の患者で自殺念慮や企図の発現リスクが高いことが検証されたことを受けての更新です。
IT関連の職種では精神病が割と身近な存在で、ひょっとしたら身近にうつ病の方がいるかもしれません。抗うつ薬を使用している24歳以下の方は、主治医に確認をしてみてはいかがでしょうか。
当人ですが (スコア:4, 参考になる)
確かに「自殺念慮や企図の発現リスクが高い」のは有るような気がします。
プラシーボを考慮に入れずに主観だけで書きますが、
実感として抗うつ剤を服用すると「やる気」的な物が回復します。
しかしながら、脳が活性化される反面多岐にわたり不安などが増大し、
それを解決するためにはどうしたらいいか考えるようになり、
現実から逃げ出したくなり、自殺を考えるようになります。
結局の所鬱病自体が何らかのストレスなど、自分でうまく回避できない
せっぱ詰まった状況下で有ることが多いため、最終的に自殺を考えるという
プロセスに至るのだと思います。
対処療法的に抗不安剤の服用と減剤がありますが、減剤すれば精神的な
活性の向上が低くなり、生活への影響が出ます。
また、抗不安剤も眠気などの副作用からやる気を阻害する材料になるかと思います。
ただし、両方を上手く組み合わせることで自殺願望などのリスクは
減らせるような気がする(実際減った)ことも確かに思います。
この場合、ある意味精神状態はstableなのですが、行動が活発化されないので
仕事などには影響が出ますね。
まず、大切にしたいのは相談できる信頼できる医者、第三者などを見つけることだと思います。
自殺念慮の状態になるとなかなか周りが見えなくなります。
そのときに信頼できる第三者がそれこそ「逝かないで」と周囲の人に悲しみを
かけるその辛さを気づかせてくれるだけで違う物です。
>歳をとると心も丈夫になるのか部門より.
リスクは研究結果に情報を任せますが、どちらかというと年を取ることによって
自分の周囲への影響、悲しむ人の多さなどから我に返るのではないかという気もします。
っころの強さと言うよりは経験がそうさせているのでしょう。
#まとまらない長文ですみません
#つい先日自殺を画策したのでさすがにAC
Re:当人ですが (スコア:2, 参考になる)
具体的な原因なく発症するうつ病の場合、コントロールを誤ると再発するケースがあります。
が、患者本人も再発時は病識を持つのが早くなるため自殺念慮に至る前に手を打てるようになります。
年齢が上がるとリスクが下がるというのはここらへんもあるかと思います。
# 21 歳での初発症時は病識を持つのが遅かったためかなり危険なとこまでいきました。
# 25 歳での再発時は集中力が落ちた時点で手を打てました
Someday, somehow, gonna make it alright but not right now.
Re:当人ですが (スコア:2, 参考になる)
少し前から、未成年への抗うつ剤投与が自殺リスクを増大させるらしいことは言われ、添付文書には「未成年には慎重投与」とされています。「禁忌」にしようという話もあった様です。
精神科の当時の指導医は、「うつ病のひどいのは、心身のエネルギー切れで自殺をする元気もない(思い付いても具体的な計画にならない)から、少し良くなると頭・体が動く様になって行為に及んでしまうことがある(広い意味では"薬の副作用"だが、当然未治療のうつ病で悪化して自殺する人も多く、"病気の症状"として予想しうること)」と仰っていました。
医者の立場としてはどちらにせよハイリスクなので要注意(必要なら入院で治療を開始する)なのですが、「確かに効果のあるものをリスク承知で出すのだから、(製薬会社の責任逃れのための)使用制限をかけないで欲しい」とのことでした。
Re:別の当人ですが (スコア:1, 参考になる)
わたしの場合「パキシル」を服用していたのですが、希死念慮はわきませんでした。
当初、安定剤も服用していたのですが、2〜3ヶ月で服用を終了し、そのあとは「パキシル」だけです。 パキシルは合計6ヶ月ほど服用しました。
自分の場合どうだったかというと、むしろ、非常に精神が低いレベルで安定化してしまいました。それと体重が激増しました。(15kg増)
#パキシルのみになったあとでもです。
「当人」さんにくらべて自分の場合は症状が軽かったのかもしれませんし、体質によるのかもしれません。
自分の場合、あまりのモチベーションの低さが不安になり、受診している精神科の医師と相談して断薬しました。
自分にとって「パキシル」が効いたのかどうか、正直不明だと思います。たしかに、悲観的な意識などは改善したのですが、体の倦怠感やモチベーションの低さは正直いってあまり改善していません。いまでも経過報告ということで月一で医師に受診するようにしていて、その旨は伝えているのですが、「まあうつ病も原因はいろいろだから。SSRIやらSNRIが効くこともあるし、効かないこともある。あなたの場合、違ったのかもしれない。 頭かち割って調べるわけにいかないし、わからないね。」そういった意味では今も将来への不安を感じながら生活しています。
ちなみに自分の場合、倦怠感は東洋医学で多少改善しました。 西洋医学とまったく違うアプローチが興味深かったですね。見立ては「水滞」であるということでハリ治療と煎じ薬を2種類服用しています。
ながながとチラ裏で申し訳ありませんでしたが最後に。うつ病の兆候はなんてことないもののこともあります。自分の場合は長引いた疲労感でした。自覚のある方はお早めに医師の診察を受けることを勧めます。どんな病気でも早期に治療すれば改善も早いはずですから。
Re:当人ですが (スコア:3, 参考になる)
個人差は有るでしょうが性欲の減退はまま見られることがあります。
希望を失うかどうかは症状にも依りますしそれぞれですが
適切なカウンセリングと投薬治療により改善します。
まずは病気を受け入れる→行動に順序づけをする→無理をせず出来ることから
少しずつこつこつやる。
あたりから始まると思います。
カウンセリング的には自律訓練法や認知行動などでしょうか
認知行動が有る程度身につくと自分の様子を第3者的な目で観察できるようになりますし
自己の変化(例えば無理しすぎだなとか予期不安とか)をあらかじめ知ることで
身体のコントロールが出来るようになります。
それでも突発的にストレスが増大した場合や、気候などにも左右されることは少なくないです。
まずは、己の弱さやストレスなどの原因、要は自己観察ですが出来るようになると
カウンセリングでもうまく自分の状況が説明できるようになり、
心身のコントロールがしやすくなるような気がします。
それでもバイオリズムのように波があるので自己の判断で治療を打ち切らず
しっかりと経過観察することが大切だと思います。
Re:当人ですが (スコア:1, 参考になる)
排尿障害を起こす薬は勃起障害、射精障害を起こすことが多いみたいですし。
アモキサンはよくこの副作用がいわれる薬です。
自分の経験では射精が止まりませんでした。
#ポルノのようなものではなく、しぼんだままタラタラと射精してしまうんです。
#かなり情けない orz
#性的な表現でご不快な印象を持たれた方には申し訳ありません。
Re:当人ですが (スコア:1, 参考になる)
私の場合
鬱初期:ストレスで性欲・食欲の異常な増大。仕事もせず定時退社してるカスTax eaterは氏ね!
鬱中期:やる気なし、性欲減退。死にてえ。
鬱末期:さらにやる気なし。性欲やや回復?。死ぬ気もなし。自殺するのもめんどいので、
夜寝る時「このまま朝目が覚めなければいいのにな」と思う。
パキシル服用後:性欲消滅。それなりの刺激を与えると勃起はする。いかない。
性欲は無いが不安も無く、意欲や希望、他人への寛容等心の平穏が甦る。
私の体に合ったおかげだと思いますが、性欲は無いけど意欲はあるという、
「悟りを開いて煩悩から開放された人間とはこういうものなのか?」
という感覚でした。
まあでも本質はやはり周りの理解でしょうね。霞ヶ関関連のところ(どこかは言えませんが、概ねどこでも同じ)
は死ぬ寸前までこき使おうとするけど、いざ死なれると色んな意味で周りが大変なので
診断書書いてもらったら大分考慮してもらえました。
最終的にはTax eatingの企画・尻拭い部署から別の「まとも」なところへ異動になって鬱回復でした。
悪質な広告 (スコア:4, 参考になる)
うつ病・医療費補助
うつ病で病院に通う全ての方に 医療費の補助金が支給されます。
経験者の私にとっては、ああ公費負担のことを教えてくれるNPOかなにかか、と思ったのですが、ちっらと見たらそういうことを書いた本を1万円以上で売っている、その本の広告だったのです。うつ病に苦しんでる人をだまそうとする悪質な広告だけに、ここで注意をしておきます。
通院医療費公費負担制度
http://www.hosp.go.jp/~kamo/seido/tuinkohi.htm
Re:悪質な広告 (スコア:1, 興味深い)
「うつ休みライフ」だってさ。
職種とうつ病の相関 (スコア:3, 参考になる)
エビデンス出せ、エビデンス。
たしか対人関係の多いサービス業で多くて、科学系・技術系は少なかったような。
すんません、(疫学的)エビデンスってかっこつけて言いたかっただけです。
love && peace && free_software
t-nissie
Re:職種とうつ病の相関 (スコア:3, 興味深い)
Re:職種とうつ病の相関 (スコア:1)
love && peace && free_software
t-nissie
Re:職種とうつ病の相関 (スコア:3, 参考になる)
Re:職種とうつ病の相関 (スコア:1, 興味深い)
・ある主のプレッシャーに対する経験不足
・今まで経験したことのないハードな仕事
これらのスパイラルに技術系の人は陥りやすい。彼らは、なるべくして鬱になるという気もします。IT関係の職種が飛びぬけて鬱になりやすいのではなく、鬱になりやすい人材がIT関係に流れやすいということです。
対人関係の厳しさや、仕事に対するプレッシャーやら厳しい労働条件の職業は他にいくらでもある。もし本当にIT関連に鬱が多いのならば、それは人材の問題。そういう意味では、そういった人材が育つような教育・社会の問題かと。
Re:職種とうつ病の相関 (スコア:4, すばらしい洞察)
技術者として入った人間が客との折衝とかさせられるようになるのは、営業で入った人間がシステムの設計やコーディングをさせられるようなものだと思う。
#しかも、できて当然だと思ってるので、教育期間がまったく無くいきなり実戦投入
Re:職種とうつ病の相関 (スコア:1, 参考になる)
他者との折衝が発生するのは必然のことなんですよ。
自分一人で生きているわけではないので、話の合う人だけ相手にしたり
好きなことだけやっていけるなんてのは甘い考えに過ぎません。
それが嫌なら、山奥で完全自給自足の生活をする他ない。
その点に気付かないでいると、いつの間にか組織内で
居場所がなくなっているなんてことも有り得ます。
人見知りは甘えのうち、というのは古臭い言葉のようで
実は社会で生きる基本中の基本なんです。
Re:職種とうつ病の相関 (スコア:3, 参考になる)
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/smkms/homepage1/dep.htm [kyoto-inet.or.jp]
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/chusou/kokoro/checklist.html [tokyo.jp]
http://www.nenshosha.co.jp/FNI.html [nenshosha.co.jp]
http://www.pref.gunma.jp/c/05/seishin/selftest/beck.html [gunma.jp]
「エセうつ」というのもあるので診断は難しいみたいですが。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20061114/113675/ [nikkeibp.co.jp]
うつ病とそううつ病は別の病気なのでは? (スコア:2, 参考になる)
治療にはうつ病と同様な薬剤を処方されますが、発病する原因は異なるようです。
>自己診断とかしてみたら案の定うつの判定が出てましたし。
いや、あなた、判定の結果が軽度だったとしても放置しておくのはよくありません。
素人解釈は危険なので専門医の診断を受けることをお奨めします。
重症化すると自分の周囲にも迷惑をかけることになりかねませんし。
いくつかの自己診断をやってるってことはいろいろと解釈できますが。
ただの健康マニアだとしたらちょっと場の雰囲気を読んで下さい。
貼られたリンクはそれなりに参考になります。
ちなみに私の結果は上から、
あなたの抑うつ傾向は57点です
50点以上の方は中程度の抑うつ傾向があります。
あなたの今のうつの程度は59点です。
合計得点が多いほうが強いうつ状態で、55以上がうつ状態と判断されるおよその目安です。
あなたの得点は 29点です。
この質問紙は10点以下を正常と判定しています。
神経症の自己診断テスト
無力性尺度 As 8
自律神経失調性尺度 Ad 4
抑うつ性尺度 Dp 8
神経質尺度 Ne 9
不眠尺度 Is 5
あなたの神経症指数NIは「 56 」点です。
***NIによる全般的判定***
かなり深刻です。
でした。
立派なうつ病と判定されました。
ありがとうございました。
んで、あなた自身はどれぐらいの数値だったのですか?
Re:職種とうつ病の相関 (スコア:1, 興味深い)
お客様担当者も御自分の責任もあるので大変です。
必然的に怒って無茶を言うお客様と毎日頭を下げまくるSEの図を悲惨な現場で何度も見てきました。それが長期に渡ると鬱になる人が出てくるというのは良く見た光景です。
障害多発現場にてお客様にテストのエビデンスを出せと迫られる光景もよくあったものです。エビデンスという言葉を聞くと私も少し鬱になるのでした。
Re:職種とうつ病の相関 (スコア:4, すばらしい洞察)
最大の問題は身内からも厳しく責められることです。
火事場で退路を絶たれる程怖いことはありません。そこで火事場の馬鹿力で切り抜ける人も居るのでしょうが
普通は丸焼けになって死にますね。
周囲が敵だらけになれば、普通の人間なら「討ち死」か「逃走」の二択になります。
「討死」がうつ病か自殺
「逃走」が退職か失踪
多くの仲間と連帯感もってやってるうちはどちらの選択肢も出てきません。
「会社」というバリヤを解除され、「一個人」になってしまった人間にどれほどのことができるというのか。
いつでも本当に怖いのは外の敵ではなく内側の敵なのです。
# 合言葉は「駆け込め」。胸にはいつも「辞表」を。生きる為に逃げる勇気を持て。
Re:職種とうつ病の相関 (スコア:1)
いやいや。本当に怖いのは「外」とか「内」ではありません。
「内側」が敵だらけでも、「外」が敵でなければ怖くありません。
逆もまた真です。
本当に怖いのは『味方に裏切られる』事です。
もっとも相手があなたの事を味方だと思っていたかどうか、という点は注意が必要ですが。
どう考えても味方にならないものを味方だと思いこむ事を、甘えと言う。どう考えても敵を作っている行為をしておきながら味方である事を期待するのも、甘えと言う。「甘えているのであって鬱ではない」は間違い。
この2つは相反するものではない。相乗効果がでてしまう場合だってあるのだ。
fjの教祖様
Re:職種とうつ病の相関 (スコア:2, 興味深い)
不正をするほうが常態化しちゃってる場においては、
まっとうな事をやろうとすればするほど
「敵」がうじゃうじゃ増えるわけだが、
そういうときどうする?
「退職するしかないね」と言うのは簡単だ。
この不景気な時代に※それこそ無茶というもの。
かといって不正を不正と認識しつつ活動を続けるのも
相当なストレスになるし。
※今が好景気だってのは計算方法のマジックでしかないでしょう。
むりやりこじつけたに過ぎない。
もうかってるのは、限られた大都市、限られた大企業、だけだ。
#赤福すきだったのでAC
Re:職種とうつ病の相関 (スコア:3, 興味深い)
とは言うものの、私はあえて言う。
「退職するしかないね」
不景気な時代だろうが何だろうが、 という段階で職場として長居してよい場所ではない。そのような場所は、あなたの労働の成果が無になっても構わない、と思っているのだから。そのような所で、あなたの働きが認められる可能性はほとんど無い(あるとしたら不正に加担した場合だけだろう)。
もちろん、戦略は考えなくてはいけない。
いきなり辞めてから次を探すなどというのはナンセンスだ。仰るとおり、次はなかなか見つからない。無職の状態での職探しはすごくストレスになる。だから現職にとどまっている間に次を見つけるのが筋になる。で、次が見つかったら尻に帆かけて逃げ出すのだ。逆にそれまでは、なるべく不正に加担しないように注意しながら、成果を上げる事を考える。こういう場合は「基本」が大事だろう。
次を見つけるためにも、『判りやすい』技能はいくつか持っておいたほうが良い。
よく勘違いしている人がいるが『情報処理技術者試験』みたいなものはわかりにくい資格だ。それを取っているとどういうことを知っているのか、「資格保有者で無いとわからない」からだ。
判りやすさでは英語の能力などがいい。TOEICのスコアとかそういうのだ。次を探しながら(こちらを優先しながら)、英語力を磨く、あたりを行うのが良い。個人的には英語を磨くのに英会話教室からはじめるのはナンセンスだと思っているので、その辺はその内http://kenichiokuyama.blogspot.com/ [blogspot.com]に書くことにしよう。
# あ、IEで見ないでください。白抜き攻撃を食らいます。
とにかく、脱出の準備を着々と進めるのが筋だ。間違っても、今のいる場所にい続けよう、という考えでいてはいけない。
fjの教祖様
Re:職種とうつ病の相関 (スコア:1, すばらしい洞察)
病気の名前としての鬱病を省略して「鬱」とも言いますが,鬱というのは
もともと憂鬱であることを表す言葉で,もとコメントのように使っても全然
問題ないのでは?
Re:職種とうつ病の相関 (スコア:1, 参考になる)
それって薬が悪いのか? (スコア:2, すばらしい洞察)
わたしの記憶ではもう20年以上前から、うつ病の回復期には自殺リスクが高まる(気持ちはネガティブな ままなのに行動力は先に回復してくるから自殺を実行できてしまうようになる)って 聞いてます。 今でもこの傾向が認められているなら、これは単に抗うつ薬は治療効果が高いってだけの 事なんじゃないかなと思うのだけどどうでしょう?
抗うつ薬は、体質 (というのだろうか?) に合うと劇的に効きますよ。それまで脳ミソの 気持ちを司る部分と行動を司る部分がつながってない感じだったのが、やらなきゃと 思うことを行動に移せるようになりますから。この効果がでるまで投薬から数日から 数週間。けど、うつ病ってのはそれだけじゃなくて感受性そのもの (気持ちを生み出したり 変化させたりする力) が磨滅してるので、動けるようになってから本当の回復までには 長い時間がかかるようです。
抗うつ薬を処方する精神科医は、回復期の自殺リスクについては今更薬屋や役人に言われる までもなくわかっていると思うのですけどね。それをわかってない医者はうつ病なんて 診ちゃいかんと思うです。
# うつ病通院はや一年超、のAC。やっぱり (スコア:2, 興味深い)
そして通院2ヶ月目のある夜、手元にあった薬(パキシル以外にもマイナートランキライザなど、本当にありったけ)を全部飲むという事をやりました。ようするに希死念慮が出た訳です。
二日後に意識が戻りました。一ヶ月くらい肝臓がひーひー云ってましたが、まあそれで済みました。
運が良かったのでしょう。
その2年後、こんどは鬱診断を受けることになりました。
以前パキシルをPDの治療のため処方されていたことを医師に伝えると、
「アレはちょっと微妙だから、どうせ会社も休んでることだし三環系をつかってみましょう」
とプロチアデンを処方されました。
少々時間はかかりましたが(半年休職)、少なくとも希死念慮は出ませんでした。
そのときの経験と比較すると、パキシルを飲んでた2ヶ月は、頭は動くようになったけど暗いことを想像するのに全力を使ってたな、という気がします。
今回の警告を見て思ったのは、やっぱり?、と言うことでした。
その後、PDも鬱も再発することはなく、いまのところは元気に働いていますが、あのとき運が悪かったらと思うことがたまにあります。
チラシの裏ですね、すまぬ。
関連リンク (スコア:1, 参考になる)
どこに関連する記載があるのか、見当も付きませんがな。
それらしいキーワードで検索したら、関連のありそうなのは、
この辺 [fda.gov]でしょうか?
// 読んでみたけど、よく分らなかったのは秘密
/*
* 「心療内科」とかの看板を掲げていても、内科系の医師の場合、
* 「最近の新しい抗うつ薬は良く効くんだそうだ」
* ぐらいの認識しか無かったりする場合もあるので、
* 注意と用心に越した事は無いかも
*/
Re:関連リンク (スコア:1)
FDAのプレスリリースはこれのようです。
日本のほうですが、改訂指示の文書がwebにもでてます。
改訂内容に「本剤を含む複数の抗うつ剤の短期プラセボ対照臨床試験の検討結果において」となっているものと、単に「複数の抗うつ剤の短期プラセボ対照臨床試験の検討結果において」となっているものがあるのは、アメリカと日本で使われている薬の違いということなのでしょうが興味深いですね。
説明書の改訂 (スコア:1)
日本の医薬品の承認が遅いとか言われますが、こういった部分で海外の症例や実験結果が反映されると
すこしは問題も減るかなとも思います。
ちなみに、地域的な体質で効果に変化のある薬もあるので、個人的には遅くなってしまうとしても、日本内部での確認(試験)は必要と思います。
# ED治療薬として、黒人の方だけに顕著に効果が発揮されるので、再度特許?を申請した薬(の組合せ)が話題になったことがあったっけ。
M-FalconSky (暑いか寒い)
順序なんてわからない (スコア:1)
抗鬱薬を病院から出されるレベルだと、抗鬱薬なくとも自殺率は高そうです。
特に、抗鬱薬がそこまで必要じゃない状態で出されると、余計に。
24歳以下とのことですが、「若年層の鬱は波がある・躁鬱のことも多い」というのを読んだことがある気がするので、24歳以下は不安定な欝のせいで、というのも一因な気はします
# 知り合いに2人鬱が居まして、一人は歳を重ねるうちに自傷がなくなりました。
# どちらかというと、心情の沈み込みが激しすぎないときのほうが自傷に走りやすかったようです。
# 鬱自体は全く良くなる気配はないんですが、ただ、精神状態の波が収まった感じはあります。
# ずっとテンション低いままになった感じなので、いい意味ではありませんが。
openDoe-Ming Ver.0.72.9beta
Re:自称「鬱病」は、周囲の迷惑 (スコア:5, すばらしい洞察)
あなたは人を苦しめるのが好きなだけです。
職場に鬱病メーカーはいませんか? (スコア:5, 興味深い)
仕事量も多いしクレーマーも多いし精神的にかなり厳しい部署で、業務が原因かなぁと思っていたのですが、ある中間管理職が異動してからぴたりと休職者がいなくなったんですよ。
で、そこの部署の知り合いとかにきいたら、その中間管理職は毎年、気に入らない職員を一人見つけて些細なことでしつこくしつこく責めつづけ、ほかの職員の前で怒鳴りつけたりしていたとのこと。
そういうことをされるから毎年のように求職者が出たり退職者が出たりしていたんですねぇ。
敵は前面だけでなく、後ろにもいて、精神的に追い詰められていったんでしょう。
で、その中間管理職ですが、おそらくスポーツ枠で採用です。他の管理職からは仕事があまりできないのでテキトーにしか相手にされていませんでした。地域のうわさでは、金遣いが荒くて自宅を売り払って転居しているらしいし、金融機関の窓口で『金を貸せ』と騒いでいたらしい。そんなやつでも犯罪を起こしてないから首にならないんだよなぁ。
組織の人員って定員は決まっていて一人一人が期待された能力を発揮できないと、他の職員に負担がかかります。個人の感情で職員を病気に追い込むなんていうのは、はなはだ迷惑なことです。こういう職員こそ隔離して日勤教育でもしたほうがいいと思うのですが、どうでしょうね。
Re:自称「鬱病」は、周囲の迷惑 (スコア:5, すばらしい洞察)
鬱病になる人がいるとは考えられないのですね、嘆かわしい。
なんでも鬱々と叫んで行動を起こさない人は確かに困りますが、
このような発言をする方が人が「自称鬱病」と「本当に鬱病」を区別して対処出来るとは思えませんね
どちらが迷惑かもう一度考えてみては?
>本当に申し訳ないんですが。
申し訳ないと思うならもう少し考えることはあるはずです。
出直してきましょう。
Re:自称「鬱病」は、周囲の迷惑 (スコア:1)
>生きるか死ぬかの甘えが許されない戦場に放り込まれた結果
>鬱病になる人がいるとは考えられないのですね、嘆かわしい。
恐らく、うつではなく別のステージに行くだけでは?
ベトナム戦後、帰還兵が社会復帰できず問題になりました。
神出鬼没のゲリラにいつ襲われるか予想が出来ない戦場、
普段の生活ではあり得ない程の長期に渡るストレス。
日常の様に、顔見知りの兵がトラップや奇襲で死んでいく。
そんな戦場を何とか生き延びた彼らでしたが、
あまりに長い間緊張状態に置かれ続けた為に、
ちょっとした物音や声に、過敏に反応するようになっていました。
ゲリラ兵が忍び寄る音、仲間同士で呼び合う声。と認識してしまう。
PTSDです。
彼らは戦場に適応してしまった為に、
社会的・生産的生活に適合できなくなったのです。
集団心理に飲まれたり、無意識に悩みや後悔と言った
マイナス思考のスイッチを切っていた人もいたでしょう。
現在のイラクでも、精神を病む兵は沢山います。
あの大戦時でも、もちろんいたでしょうね。
当時は「うつ」と言う概念もありませんでしたから
そのまま戦死するか、味方に背中から撃たれていたでしょう。
#こういう煽りコメントに「素晴らしい洞察」が付く事自体、
#日本人の精神病に対する偏見の深刻さを物語っておりますな。
Re:自称「鬱病」は、周囲の迷惑 (スコア:1, 興味深い)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E9%97%98%E3%82%B9%E3%83%88%E3%8... [wikipedia.org]
戦場での強いストレスからPTSDとなりさまざまな症状を示す疾病です。
あなたは暗にそういう疾病にかかる人はごく少数だと考えているようですが、軍の運用上無視しえない程の人数がそういう疾病に苦しんでいることは御存じないのでしょうか?すでに第一次大戦ころからその存在が知られるようになり、ベトナム戦争で広く知られるようになりました。
自分が殺されるかもしれない、自分の親友が殺されるor負傷する、あるいは人を殺さねばならない。--という状況は人に耐えがたい苦痛を与えるのですよ。
#ソースを失念してしまいましたが、「人を殺さねばならない」という状況が
#もっともストレスフルであるという研究を読んだことがあります。
なので、現在の米軍の戦闘教範には「敵を無力化する」、「弾薬を投入する」などという表現しかなく、「殺す」という表現は避けられています。それ以外にも、帰還する前にグリーフワーク (自分が悲しいと思っていること、辛いと思っていることを仲間内で吐露しあい、内に篭めないようにする)を行うなど様々な措置を講じています。
Re:自称「鬱病」は、周囲の迷惑 (スコア:5, すばらしい洞察)
きわめて性質の悪い書き込みだ。極悪と言ってもいい。
君は精神疾患や鬱について無知だが、無知だからといって何を言っても許される訳ではない。
しかも、自分の書き込みが人を傷つける可能性があることを十分承知したうえで書いている
から、なおさらいけない。
このようなことを広言する人物に限って、自分には関係のない他人事だと思っている。鬱は誰でも
なる可能性があるのだが。
こういう悪質な書き込みは削除を求めたい。編集人にメールすればよいのかな。
削除ではなく、意見表明で。 (スコア:5, すばらしい洞察)
今回の元発言では「読まないで欲しい」とか書いてますけど、同意を得られると思って書き込んでいます。
こういう発言は削除して抹殺するのではなく、「その発言はおかしい」とみんなで意見し、社会的に認められない発言であることを明らかにするべきではないでしょうか。
世の中、いろんな考えを持っている人がいます。どういう考えが社会的に評価され、どういう考えが社会的に認められないか、もしかしたらわからない人もいるかもしれません。もし到底社会的に認められない発言であっても、それを無いものにしてしまうのはかえって危険です。今回はすぐに数人の方が「おかしい」とコメントをつけています。こういうプロセスを通じて価値観を共有することが重要ではないかと思います。
なお、意見するときは、感情的にならず、論理的に倫理的に対処すべきであることも、老婆心ながら付け加えます。
・・・私も#1244553は悪質と思います。けど、悲しいことに、世の中、こういう人も多いんです。
Re:自称「鬱病」は、周囲の迷惑 (スコア:1, おもしろおかしい)
もっと楽に生きたほうが良いですよ。
Re:自称「鬱病」は、周囲の迷惑 (スコア:1, 参考になる)
「あんなものは,ただ甘えているだけじゃん,でも,仕方ないから診てるけど」
とのことでしたが…
かつて習った精神科の先生からは(24歳以下に限らず)抗うつ薬の投与初期は,ふと気持ちが楽になって(というか,抑制がとれて)
「あ,死のう」
みたいな感じでかえって自殺が増えるから,初期は慎重にしなさい,と教えられましたが.
難治性うつ病は電気磁気という手段もあります (スコア:2, 参考になる)
相当量を飲まないと無理。銀ハル3錠とマイスリー10ミリでやっと、くらいですが、
どうやって飲ませるかという根本的な問題が未解決で結局廃れました。
サイレース・ロヒプノールのような無味の睡眠剤の方が犯罪に使われそうでよほど危険
あとパキシルは徐々に減薬しないとかなりつらいことになります。ご注意。
メチルフェニデートはヒロポンの親戚みたいな薬で、耐性が付きやすく
タバコのような依存に陥りやすいので乱用者があとを絶たない、という
事情があります。ほかにも「ブロン液」「トニン液」のようなエフェドリンが
いっぱい入った市販薬を一気飲みするとか流行りましたな。
メチルフェニデートについては徐放剤が開発されたり、ベタナミンに移行したりで
ナルコレプシー(突然眠る脳の病気)に対しては有意な効果を示せるようになりましたから
いずれ「リタリン(チバ)錠」は製造が中止されるでしょう
一方でかつては印象の悪かった電気ショックが麻酔技術、抗痙攣剤の進歩とパルス波によって副作用の
記憶消失を軽減できるようになったのでよみがえりつつあります。(修正ECT)
更には強磁場で頭蓋内局所に誘導電流を起こしてmECT同様の効果を生み出せるのではないか
ということで杏林大・千葉大あたりで治験を行ってます。(TMS)
TMSに効果が認められれば、整形外科で温熱やるように手軽な治療も可能になりますね。
いずれにせよ、リタリンで得られる治療効果よりも副作用が馬鹿にならなくなったので
削られただけです。リタリン依存の人は一度mECTを受けてみられては如何でしょう。
3週間程度入院が必要ですが、実質麻酔代くらいなので結構安いですよ。
#通称リタリン販売所の医師が逮捕されたことですし
己所不欲、勿施於人 (スコア:1)
|できるだけ「がんばれ!」と言うようにしています。
あなたが病を得たとき、同じ事をされる覚悟があるのですね?(それとも率先して御自害なさいますか?)
#2000年くらい前に書かれたの処世術の書物より引用
# 子曰、出門如見大賓、使民如承大祭。己所不欲、勿施於人。在邦無怨、在家無怨。(顔淵)
# 子貢問曰、有一言而可以終身行之者乎。子曰、其恕乎。己所不欲、勿施於人。(衛霊公)
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:自称「鬱病」は、周囲の迷惑 (スコア:1)
これって自殺教唆で立派な犯罪では?
Re:自称「鬱病」は、周囲の迷惑 (スコア:1)
は で である以上(確実性は兎も角)事実なんだから、それで自殺者が出たら十分に教唆だと思うのだが。
「頑張るな」の方が追い込むよ、というのは(事実はどうだか知らんが)ここでは関係ない。
Re:自称「鬱病」は、周囲の迷惑 (スコア:1)
一応この場合は鬱病の人が自発的に自殺を考えたことになりそうなので教唆に当たるんではないかと思った次第。
Re:自称「鬱病」は、周囲の迷惑 (スコア:1)
鬱病患者を励ましてはいけないというのは鬱病対処としては常識ですし、そもそも という前提があるので、立派に教唆の証明になるような気がします。
日曜日の朝っぱらから (スコア:1)
たくさん釣れて、さぞや満足だろうな。
Re:自称「鬱病」は、周囲の迷惑 (スコア:2)
「資本主義」と相容れない部分があるのは、「社会主義」だけではないぞ。
Re:自称「鬱病」は、周囲の迷惑 (スコア:1, すばらしい洞察)
大体、うつ病患者というのは症状に過ぎなくて、病巣は別のところにあるんじゃないかな?
病巣を取り除かないと、いくら欝病患者を取り除いても症状は改善しないと思うよ。
Re:自称「鬱病」は、周囲の迷惑 (スコア:2, 参考になる)
ああ、状態を知らないだろうな、と思うだけです。
こういう人にわかってもらう必要があるのだろうか。
選挙権を(あるいは被選挙権を)持ってるから理解してもらう
必要があるのだろうけど。。。
一応、二つが別のものであることは指摘しとこうかな。
>一方で残った人間は休職している連中の尻拭いをさせられて、
>別の人間が代わりにその「厳しい」プロジェクトに配属させられる。
「上司の尻拭い」であってうつ病で休職している人の尻拭いではありません。
>鬱病とそうでない人間の境界は不明瞭だし、根拠はほとんど自己申告に基づくものだ。
それは違います。それは単なるあなたの無知。
っても分からないのだろうけど。
最近あなたのような考えの人は駆逐されつつあるのが嬉しいところですが。
それが証拠に公の場で言って見なさい。
非難されるから。