テレビゲーム中毒者は社交性がないわけではないが、問題がないわけでもない 127
ストーリー by hayakawa
要は「ゲームは一日一時間!」ってとこでFA? 部門より
要は「ゲームは一日一時間!」ってとこでFA? 部門より
insiderman 曰く、
テレビゲームのやりすぎは健康には良くないものの、そのプレーヤーが「nerd」になるわけではなく、社会性をなくすわけでもないという調査結果が発表されました。
オーストラリアのDaniel Loton氏によると、成人を対象にオンラインで調査を行ったところ、回答者621人のうち15%が週に50時間以上をゲームに費やす「問題のある」ゲーマーだったそうです。しかし、そのようなゲーマーのうち社会性に欠ける人はたった1%しかいませんでした。つまり、ヘビーなゲーマーだからといって友達がいなかったりオタクだというわけではなく、また社交性がないからゲームに興じるというわけでもないということです。
しかし、ゲームに大量の時間を費やすことは仕事や睡眠や人間関係などに影響があり、American Medical Association(AMA)は「MMORPGゲーマーは社会から若干取り残されており、社会生活の困難や孤独を感じている」と報告しています。特にゲーム中毒者にとって問題なのは、「ゲーム中毒になっている」ということを示すシグナルが表に出ない点であり、AMAは2012年までに「テレビゲーム中毒」を精神病に加えようと考えているそうです。
Daniel氏は「医学的見地から見れば、テレビゲーム中毒は非常に問題のある精神的な疾患である。そのため、ゲームをすることはギャンブル中毒やアルコール中毒、薬物中毒と同様、人間の生活の破壊を引き起こす原因ではないか考える必要がある」としています。
何でもゲームのせいにしないで (スコア:5, すばらしい洞察)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/151744/ [iza.ne.jp]
何でもゲームのせいにする言説が目立っているように感じますが、
いい加減なんとかして欲しいものです
>ゲームに大量の時間を費やすことは仕事や睡眠や人間関係などに影響があり
と、一応ゲームの害にも触れられていますが、ゲーム以外の趣味でもやり過ぎれば同様です
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:1)
それはもちろんそうだけど、つい度を過ぎてやりすぎてしまう「中毒性」は、確かにゲームについては高いような気がしますね。
ゲームによる中毒性の特徴 (スコア:3, 興味深い)
それは言えるでしょうね。
なぜかというと、ゲームはもともと中毒性(依存症的なもの)が高くなるように
デザインされている面があるからです。もちろんクソゲーを除いてですが。
以下の考察は、一定期間ゲームに熱中したあとに「なんかつまんないな」「面白くないな」という
ような思考に陥ることが多かった自分を観察した結果です。
中毒(依存症)というのは、反復的な快楽を繰り返し与えることによって、
人間が生きるために必要な 行動→報酬 のループが誤動作して、
報酬「快楽」を得るための「行動」の部分がある1つの対象に偏って優先してしまう現象、と
いう風に納得しています。
その「行動」をしないと満足できない体になってしまう、というわけです。
この「反復的な快楽」というのは、ゲームデザインの基礎といえるものです。
ゲームの意図する行動をすればそれに対して報酬を与える、ということをこまめに
やるよう、多くの「優秀なゲーム」が意図して作られています。
さらに、大きな成功に対して大きな報酬・・・というようにエスカレートしていきます。
特に、対人プレイなどで成功の快楽というのがより感じやすいように思います。
対人プレイには辞めるタイミング(=クリア)が存在しないということも影響していると思います。
そういった「行動」→「報酬」繰り返しによって得られる快楽のレベルと頻度が一定以上に高くなると、
「中毒」と言えるくらい、その「行動」の優先度が高くなってしまうのではないかと思います。
また、こういった中毒性の高いゲームは満足度評価が高く、「良いゲーム」に位置づけられます。
そういう意味で、ゲームによって中毒症状が出る側面というのはあると考えています。
個人的には優秀なゲームは大好きですが、それによる中毒症状の進行度合いを客観的に判断する必要が
あるように思っています。
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:1)
>(このトピックのもとの記事のような客観的な見方が広まって欲しい)
という意味でした。舌足らずで申し訳ありません。
他の趣味でも、例えば、推理小説の読み過ぎで寝不足になったという話はよく聞きますね。
逆に、ゲームセンターでゲームに集まるサークルがあるそうですが、
そういったサークルで人がまとまるというのは、ゲームを通じて社交性を発揮している例なのではないかと思いました。
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:2, すばらしい洞察)
偏見が存在することを偏見の根拠に使うとは (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:1)
古い世代だとマンガを電車の中で読んでるだけでクビ [hatena.ne.jp]なんていうところもあるみたいですが、週刊漫画誌を子供のころから読んでる自分らくらいの世代だと週刊漫画誌を電車の中で読んでても「子供が読むものだから恥ずかしい」という認識はありません。
同じようにゲームやアニメに抵抗のない世代が増えればそれは恥ずかしいことでもなんでもないことになるんじゃないかと思います。
貴方が恥ずかしくないと思っている趣味が既に世の中では恥ずかしいとみなされるものになっている可能性もあるかもしれません。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:1)
自分の世代だと、エヴァについては「見てました」って言ってもオタ認定されない程度には普及していると思ったのですが。
ヲタを増やしたという話であれば理解できますが、ヲタを引き寄せたというのはなんだか違う気がしてしまったので・・・。
ともあれ、認識不足だったようで申し訳ありません。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:1)
チェスや囲碁といった頭脳スポーツは他のスポーツと
役割として違いますか。
モノポリーやシムシティは何の役にも立ちませんか。
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:1)
副次的な効果ですが、治世側からすると非常に役に立ってると思うんですけどね。
だって、若くて血気盛んな奴らがですよ、ゲーム・アニメに没頭してくれてるおかげで政治活動を起こす隙を与えないで済んでいるんですから。
例えゲームやアニメの影響で年間数人が凶悪犯罪を起こしたとしても、その数百万倍以上にあたる人間の政治活動を封じている効果は、治世的に無視できないと思うんですよねぇ。
#そんな考え持ってる政治家っていないものかね?
#いても表には出さないと思うけどw
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:5, おもしろおかしい)
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:1)
モデレート したいときには 権利なし
かつかれー
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:1)
今どきの人には違和感あったりするんでしょうか。
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:1)
ああ、広島なんかも赤ヘル軍団とか言ってたかな!?
グンクツの音が聞こえますよ!
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:1)
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:1)
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:1)
その昔、ジャーナリスト専門学校が問題になったそうですが、それはちょうど、今のアニメ専門学校みたいな感じだったとか。
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:1)
タウンページや辞書、百科事典まで読破した私は、そのころ完全に中毒だったと思うんですが・・・。
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:2, すばらしい洞察)
↓
早期に中二病を発症
↓
ヽ(`Д´)ノ < べんきょうなんてなんのやくにもたたねぇよ!
↓
勉学を放棄
↓
成績下がる
Re:何でもゲームのせいにしないで (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:産経の意図は最初からゲーム規制論かと (スコア:1, おもしろおかしい)
#味方にしても頼りないけど、敵にしたら知らないよ
問題のあるゲームとないゲームがあるので一律に論じるべきではない・・・と思う (スコア:4, 興味深い)
特にトレーディングカードは、レアカードをめぐってマーケットができて、お金の問題が発生することもあります。
しかも、十分に社会経験のない子供がこれにハマるのはよろしくないと自分では思っていました。
逆に時間に区切りをつけやすく、ちょっと遊んで気分転換になるゲームは良いと思います。
英語漬けのようなゲームは良いゲームの究極の一つだと思っています。
自分も作り手側の人間なのですが、みんなちょっと意識したほうがいいんじゃないのかと思ってます。
ゲームは暇つぶしと気分転換の道具ですが、遊んでいてはいけない時間まで食いつぶすようなハマリゲーは良くないと思います。
世の中にはハマリゲーこそよいゲームとされる風潮が嫌です。ハマらなくても楽しい時間を作りだすことは可能なハズと信じているので。
Re:問題のあるゲームとないゲームがあるので一律に論じるべきではない・・・と思う (スコア:2, すばらしい洞察)
そんな考えで作られたゲームは退屈(=暇)すぎて、人間の民族的性質に打ち勝つ事は出来ないでしょうね。
ホモ・ルーデンスやそれにつながる書籍を読んでみれば、遊びには元来ある種の危険性があることが分かると思いますよ。
Re:問題のあるゲームとないゲームがあるので一律に論じるべきではない・・・と思う (スコア:1)
その点マインスイーパーとかクロンダイクは大合格だそうで。
# あたしはスパイダをやることが多いけどね。
Re:問題のあるゲームとないゲームがあるので一律に論じるべきではない・・・と思う (スコア:1)
文字通り、基本的には交換なんですけどね。お金の問題は商売になってる趣味には全て存在しますし、中古市場にしても新品で買うより(確率的に)安くつく場合がほとんどなので特に問題とは思いませんです。まぁ、一部にはレアカードがないとゲームが成り立たないような奴もありますけど、それは単にゲームデザインの問題ですね。
大体、ゲームソフト一本分くらいのお金注ぎ込めばそこそこ強いデッキ組めませんかね>トレーディングカードゲーム。
>しかも、十分に社会経験のない子供がこれにハマるのはよろしくないと自分では思っていました。
基本的に子供同士でのデュエルでしょうけど、ゲームを通じて会ったばかりの子達で交流を深め合うアイテムとして、社会経験を積むのに良いんじゃないかと個人的には思ってます。基本的に一人もしくは閉じた仲間内で遊ぶコンピュータゲームについてはどうかわかりませんが。
>逆に時間に区切りをつけやすく、ちょっと遊んで気分転換になるゲームは良いと思います。
ゲームと他の趣味の違いがわかりませんが、長時間没頭する趣味が駄目という話ではないですよね?トレーディングカードゲームなんて1ゲームは将棋などより確実に短いですが、将棋は悪いゲーム?
基本的に、人を相手にするゲームで社交性が損なわれるという意見はあまり聞いたことがありません。良くも悪くも経験になって後に残ります。あらかじめ決められた応答しかしないような1人用コンピュータゲームばっかりやるのはよろしくない、という意見ならわかるのですが。
思うに (スコア:3, 興味深い)
ネットの世界では、現実社会よりも手軽で簡単に、かつ低コストで多くの友人とコミュニケートできるわけで、それは若者が携帯SNSやメールに没頭して「常に誰かと繋がっていないと不安」と感じることと本質は似ているような気がします。
ネットの中での表層的なコミュニケーションの方が楽だと感じる時点で、(現実社会での)社交性に問題アリだとは思うんですが、それでもそれは他人とのコミュケーションを厭うわけではなく、逆にそれを求めるゆえでの逃避行動なんだと思います。
一口にゲームと言っても色んなタイプがありますし、特にネットゲーム中毒の場合は「単純な社会性・社交性の欠如」というよりももっと別な切り口で分析する必要があるんじゃないでしょうか。
ゲーム依存症については (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:ゲーム依存症については (スコア:1)
医学中毒 (スコア:2, おもしろおかしい)
タレコミのニュアンスに対する修正案 (スコア:2, 参考になる)
元記事 [reuters.com]によればロートン君は、ゲームのやり過ぎを「中毒」と呼ぶことについて
もっと慎重な見方を示しています。「臨床的なものの見方では、中毒というのはかなり深刻な
帰結をもたらす精神疾患ということになっています。この文脈で、ギャンブル・アルコール・
薬物の中毒と同じようにゲームが人生を破滅させるものかどうか、慎重に見極める必要がある
と思います。」という感じのことを彼は言っています。
オンラインで調査って? (スコア:1, 参考になる)
だとすれば、そもそも社交性のない人間は回答しないと思うんですけど。
統計学的に有効な調査かどうか、検証が必要なのでは?
オーストラリアと中毒 (スコア:1, 参考になる)
「ハマる」ことに敏感になってるからじゃないですかね。
今のオーストラリアはギャンブルに食費の倍の金をつぎ込む [gigazine.net] ギャンブル中毒だとか。他人には厳しく自分には甘い [news.jams.tv]ので、妊婦だろうと3人に1人は平気で飲酒 [news.jams.tv]するアルコール中毒だとか。その手の社会問題に悩まされているみたいですから。
先の事件もそうだが (スコア:1, 興味深い)
ここで反論として述べられてる他の依存症とされる人達が、「ふーん、酒を飲む人達は全てアルコール依存症ですかwww」
などと、それほど必死に反論している姿は見たことがない。
それはやはり根底にある、猜疑心、人間不信、マスコミ不信、女性不信、オーストラリア不信などが、影響しているのだろう。
ただし、その辺を指摘してしまうと、人間としての根幹に関わるセンシティブな問題なので、泥仕合(人格否定合戦)は苛烈なものに成るだろう。
Re:先の事件もそうだが (スコア:3, すばらしい洞察)
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re:先の事件もそうだが (スコア:2, すばらしい洞察)
オウム事件の時も理系知識持ってるだけで怪しまれましたしね。
世間の猜疑心の方が余程酷いですよ。
Re:先の事件もそうだが (スコア:1)
放置した親が悪いというのはよく見るけど、
パチンコのせいだ、あんなもの禁止にしようと言っている報道はみたことない
Re:先の事件もそうだが (スコア:1)
マスメディアに広告宣伝費をたくさんバラまいているのはゲーム業界と同様だけれど、
暑い日には館内放送したり、駐車場を見回ったり、という努力を怠れば叩かれるでしょ。
ゲーム業界は、そういうことより因果関係を否定する努力の方が割に合う、と
考えているようだけれど。
部門名(スコア:-1, オフトピック) (スコア:1)
翻訳してみる (スコア:1, すばらしい洞察)
「医学的見地から見れば、テレビゲーム中毒は非常に問題のある精神的な疾患である。そのため、ゲームをすることはギャンブル中毒やアルコール中毒、薬物中毒と同様、人間の生活の破壊を引き起こす原因ではないか考える必要がある」
翻訳:
「医者がいかにしてカネを患者からふんだくれるか、という見地から見れば、「テレビゲーム中毒」は非常に良カモを増やすことができる単語である。そのため、ゲームをすることはギャンブル中毒やアルコール中毒、薬物中毒と同様、人間の生活の破壊を引き起こす原因ということにしておくのが適当である」
やつらはやりすぎる (スコア:1)
クリアまでに150時間以上かかるゲームを
クリアしてクーリングオフするやつが続出したことがある
とかって冗談みたいな話。
クーリングオフ期間は1週間。1週間は24x7=168時間。
しかも、購入と返却の時間までに数時間消費するはず。
いくらなんでも、そこまでやったら社会性を失うと思うよ
Re:やつらはやりすぎる (スコア:1)
Re:やつらはやりすぎる (スコア:1)
↓クーリング・オフできる商品・権利(内容:平成16年10月現在)
http://www.kokusen.go.jp/mame/data/mame05_l03.html [kokusen.go.jp]
なんでも一人でできるからかな (スコア:1)
画面と端末と自分さえあればできる。他人を含めないで
延々とやる(ハマる)と仮想現実が現実世界とごっちゃになって
しまう「人も」いるからでは。
#MMOはどっぷりハマって将来をかなり斜めにしてしまった
#まずいと気づいたのは30歳前。まあみんながみんなそうじゃないと思うけどね
また分類分けか、こっちはとっくに食傷ですよ (スコア:1)
ちなみに、MMORPGに、はまったことがあるが、最終的にあそこから抜け出すには、キャラを消す以外の方法はなかった。それが居れの結論。
キャラを育てる、ではなくPスキルを育てる系は、社会人でもそこそこやってもいいと思ってる。人に迷惑をかけずストレスのはけ口にはできる。
ゲームに限った話じゃないけど、ゲームだからとかアニメだからといってリジェクトするんじゃなくて、いい部分はいい部分だけ享受して、何が問題かをかんがえて、「使わ」ないとダメ。
Re:なぜかでてこない (スコア:1)
Re:なぜかでてこない (スコア:1, 参考になる)
堂々と「仕事は謝れば済むがイベントは待ってくれない」って言ってた。有る意味立派。
Re:和をもって尊しとなす (スコア:1)
Re:身のまわりの傾向 (スコア:1)
「ところが」以降に、前部分からの関連性が全く見えません。
「ゲーム」の部分をテレビ、読書 (活字)、映画、スポーツ観戦などと置き換えてみてもなんら違和感が無いことが分かります。
ゲームも他の「はまり込む人ははまり込む」「単に消費するだけである」という点は共通していますし、うっかり面白い番組、本、映画、試合があったから夜更かししちゃった、なんてのはよく聞く話です。スポーツ観戦にいたっては会社側自体が定時中のワールドカップ観戦を許可するような場合もありました。大きく社会に影響を与えていますね。
これらは全て「娯楽」であり、殊更にゲームのみを取り上げて他の娯楽に比べ「中毒性が高い」と敢えて区別する必要はありませんし、あえてこれだけを取り上げて敬遠するのは、単にあなたの嗜好や社会的な扱いの差。
# テレビ番組の中毒性は低いでしょうか。力道山の試合は? アニメ番組は?
Re:身のまわりの傾向 (スコア:1)
残念ながら、私が周囲で見た例ではサッカー好きがその傾向は一番ひどかったですよ。次は野球好き。
言っていることがよく分かっていないようなので繰り返すと、人権だの持ち出して楯突くようなのは、そもそもそういう人だからであって、あなたの周りのゲーム好きにそういう傾向が単に強かっただけで、ゲーム好き一般に言えるような話では全くない、という事です。