パスワードを忘れた? アカウント作成
237961 story
医療

70年間飲まず食わずの聖人の謎、解かれるか? 106

ストーリー by hylom
もしかして:死んでいる? 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

産経新聞によると、70年以上に渡り飲食も排泄もせずに生きているとされるインドの聖人プララド・ジャニ氏の科学的調査が開始されるそうだ。ジャニ氏の調査はこれで3回目。過去2回の調査では飲食や排泄は確認されなかったという。

今回の調査では謎を解明すべく、遺伝子検査なども行われているそうだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by TarZ (28055) on 2010年07月15日 18時05分 (#1795875) 日記

    そもそも、以前の調査が科学的なものだったのか、というのが不明です。

    過去2回の調査では飲食や排泄は確認されなかったという

    「何日間かの期間、外界から隔離された部屋で、何も飲み食いしていないことを観察する」。こんなのじゃまるで足りません。肉体と外界との物質の出入りをチェックしないと話にならない。
    (きちんと調査報告を参照してみたわけではないので、もしかしたら私が知らないだけでちゃんと調査されているのかもしれませんが)

    まずやってほしいことは、日々の体重の記録と、呼気と吸気のチェック。呼吸で酸素が二酸化炭素になっているようなら、現在の科学で知られている範囲では、炭素はどこかから得ていないとおかしい。
    そのあたりからいろいろととっかかりが出てくるので、調査するならきちんとやるべき。それで、いろいろとわかることも出てくるでしょう。たとえば、

    • 順当に、インチキでした
      • 普段は飲食しているが、実験中は絶食していた。
        →体重が減るはずだから、それでわかる。
      • 何らかの手段で食べ物を隠し持っており、監視の目をかいくぐって摂取していた。
        →「しあわせの書」方式。体重に変化がなく呼気に二酸化炭素が出ていれば、まずこれが疑われる。
    • 実はインチキじゃなかった!
      • 体内に光合成する細菌を飼っていて、そこから栄養を得ている。
        →肉体内で循環が閉じているなら、呼気で二酸化炭素は出ないはず。人体への日照量程度では一般的なヒトの基礎代謝にはまるで足りないが、実はすごく省エネ体質なのかも。
      • 体内で核融合しており、ごくわずかな重水素から炭素や酸素を合成している。
        →生体内核融合説については、実は以前から報告がある。(ただし、アレなのでほぼ相手にされない)
      • この人のミトコンドリア内には、沸き立つ真空の海からカシミール効果によりエネルギーを吸出して代謝回路を...(中略)...ATPを合成する謎の量子酵素がある。
        →なるほど、さっぱりわからん。
      • 実は、物理学の基本法則が破れている。
        →プギャー。
      • その他いろいろ楽しい可能性
        →宇宙の熱的死を克服できるような、重要な物理学上の知見が得られる! …かもしれない。
    • > 病室は監視カメラと医師団に24時間監視された。水に接したのは水浴びとうがいのときのみ。うがいの水を飲んで
      > いないかなどもチェックされた。
      >  実はジャニ氏への最初の調査は1942年だったという。2度目は2003年で、この時の医師団は10日間、飲
      > 食や排泄をしなかったことを確認した。
      ここまでやってインチキなら、全員グルのネタ調査団だった、以外にどんな手品で可能なのか聞きたい。

      親コメント
      • その記述からは、どんな確認方法だったのか、調査の質までは読み取れませんよね。私物の持ち込みの有無、衣類は自前で用意したものか、などなど。
        ということで、詳細があるならそれを知りたいわけです。

        全員グルのネタ調査団だった、以外にどんな手品で可能なのか聞きたい。

        監視のやり方にもよりますが、たとえば調査団のうちの1人がグルなら余裕で可能ですね。

        インチキであり、かつ協力者がいない場合は、なかなかにチャレンジングな手品にはなるでしょう。排尿は水浴びの時にこっそりしてしまえばよいとして、水分と糖の補給をどうするかは結構難しい。

        親コメント
    • 例えば、胃や腸の検査などで、数十年食べ物を摂取してないかどうかを知ることってできないのでしょうか。
      できるのにやらないで、遺伝子検査するのなら、「実は食べてました説」を研究者は完全に諦めているということじゃないかと思うのですが。

      --
      1を聞いて0を知れ!
      親コメント
  • 以前研究対象になった時 [x51.org]

    一方、検査を終え、噂通りのその能力を医学の前に証明したジャニ氏は記者団の取材に答え、「私は口蓋の穴から不老不死の薬を得る事が出来る。それがあれば私には水も食料もいらないな。」と語っている。

    それでも食べる楽しみを持たないというのは、人間としてある意味不幸では?

    # 車のようにガソリンだけ消費していればいいというものでもないですからね

    --
    モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
    • by Anonymous Coward on 2010年07月15日 13時42分 (#1795661)
      ひとたび解放されてしまえば食事など、喫煙や薬物摂取のような哀れな嗜好に思えてしまうかもしれませんよ。
      親コメント
      • ひとたび解放されてしまえば食事など、喫煙や薬物摂取のような哀れな嗜好に思えてしまうかもしれませんよ。

        s/食事/性交/g
        で、禅宗の「婆子焼庵」の公案の出来上がり。んな事を言ってる内は、まだ俗物です。

        親コメント
  • 調査団の人員に (スコア:3, すばらしい洞察)

    by wintermute (732) on 2010年07月15日 13時36分 (#1795657) ホームページ 日記

    ちゃんと奇術師と手品師は入っているのだろうか。

  • 来るべき未来 (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2010年07月15日 13時47分 (#1795664)

    世界 -
    人工爆発による食料問題・水資源問題が解決すると同時に食品業界が壊滅するかと思われたが、 先進国の国民は快楽の為に消費する事を選ぶ。

    日本 -
    芸能事務所は所属アイドルに食事禁止令を出し"本当にう○こしないアイドル"の時代到来かと思われたが、 "食事写真"をパパラッチされ引退するアイドルが続出する。

  • by shoji12 (14093) on 2010年07月15日 15時41分 (#1795755)

    人類初の、有人火星往復宇宙飛行士として。
    その前に、ロシアの閉鎖環境実験装置に入ってもらいます。
    人ではなく、セミかもしれないので。

    • by celtis (33470) on 2010年07月15日 16時58分 (#1795826)

      確かに、一時的に閉鎖環境に置くことが一番の証明になりますよね。
      ダダ漏れ女子みたいに24時間垂れ流しモニタリングすれば、身の安全にも繋がるでしょうし。

      親コメント
  • な〜んて展開だったりして

    心臓が無い男などといって腋に小石を挟んで
    手首で心拍を図れないようにする人や

    確かに年食ってんだけど
    ボケて数えきれないもんだから120歳名乗るじいさんとか

    その流れだとみんな思ってるんだけど、、気になるよね〜。 タネが。
  • もしかして: (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2010年07月15日 13時10分 (#1795620)
    もしかして:実は20代だけど飲まず食わずで老けてしまった

    #産経新聞の記事読めなくなってますよ-。一時的な物かもしれませんけど。
  • いや、確かにイデオンは武器を体内で自己生産できるけど、宇宙空間のチリとか行った先の惑星岩石とか採取して生成しているそうですから。
    #厳密には違うか。(笑)
    --
    永世小学六年生神アイドル支持者(バランス取らなくっちゃなぁっ!!)
    • by PEEK (27419) on 2010年07月16日 11時10分 (#1796173) 日記

      そんな設定ありましたっけ?

      確かに無限ミサイルなんて言われているけどあれは空きスペースに積めるだけ積んでいるだけだったはずだし…

      体内で自己生産というとゴーダムかな?

      #逆襲のギガンティスではイデオン自身が再生してたけど。
      #もしかしてロボット大戦シリーズだとそんな設定なのかな?

      --
      らじゃったのだ
      親コメント
typodupeerror

最初のバージョンは常に打ち捨てられる。

読み込み中...