エボラからの回復、1日4リットル以上の水分補給が鍵 52
ストーリー by hylom
ポカリスエットを常備しよう 部門より
ポカリスエットを常備しよう 部門より
h-harry 曰く、
エボラ熱に不幸にも感染してしまった場合、重要なのは大量の水分を補給することだそうだ(bloomberg)。
エボラ出血熱の治療薬としてアビガンなどの臨床試験が始まっているが準備が整うには時間がかかり、また治療薬やワクチンが準備できるのは少なくとも数か月先になるとという。そこで医療関係者が出した結論が、「1日4リットル以上の水分補給用飲料を摂取する」ことだという。エボラ熱に感染して回復した患者に聞き取り調査を行った結果からも、水分摂取の重要性が示されたそうだ。
エボラ熱に感染すると、非常に短時間で脱水状態になり、さらに水分を補給する気にならなくなるという。そのため、大量の水分摂取が重要になるという。
ただ、1日の水の適正摂取量は約1.5L程度と言われている。ただの水を多量に飲むと水中毒になることがある点には注意する必要がある。これからは急性胃腸炎が流行する季節でもあるので、経口補水液を備えておくのはどうだろうか?
日本人看護師の現地報告 (スコア:5, 参考になる)
日本人看護師の現地報告で雰囲気をくみ取る。
日本人看護師が現地で見たエボラの真実 [toyokeizai.net]
話の順序として、こういう事なんでしょう。
まあ、日本のような医療設備が整っている場合あまり関係ないな・・・ (スコア:3)
コレラとかも脱水が進んで死亡するわけで、昔から経口輸液は有名な話。
医療設備が整っていれば普通に点滴を入れれば良いだけで、水分を経口摂取する事が大切なわけではなさそう。
ろくな医療設備がなく、十分な医療が受けられない環境なら経口輸液で死亡率が低下するかもしれないって話でしょうね。
Re:まあ、日本のような医療設備が整っている場合あまり関係ないな・・・ (スコア:2)
全くその通りなのですが、点滴を入れるという行為自体が医療者側に死の危険をもたらす感染症なので、ORSの方が望ましいでしょうね。
Re: (スコア:0)
針の誤刺とかのミスがあれば、の話でしょうに。
吐血だの下血だのの病気なのに、そんな理由で「おまえは経口摂取しろ」とかありえん。
Re:まあ、日本のような医療設備が整っている場合あまり関係ないな・・・ (スコア:1)
実際に多くの医療者が死んでいるという事実では不足でしょうか。
Re: (スコア:0)
私の感覚では、それは死の危険です。
経口摂取できるのであれば、経口摂取が望ましいのは明らかです。
Re: (スコア:0)
> ミスの確率が0.1%だとしても、100人に対して行えば10%程度の確率になりますよ。
どういう計算の結果? 数学の概念が崩れた世界か何か?
Re:まあ、日本のような医療設備が整っている場合あまり関係ないな・・・ (スコア:1)
一度も失敗しない確率が、0.999の100乗で0.905くらいだから、おおよそ10%ミスするというのは、間違えてはない様だが?
Re: (スコア:0)
計算は間違えてないが、何を想定したどんな計算をしたかということを説明する日本語が不十分だった、ということのようですね。
Re: (スコア:0)
10%の確率で当たるクジを10回引けば必ず当たりが出るだろう的発想で同意できない。
Re: (スコア:0)
読解力に問題あるような
Re: (スコア:0)
いや、そんな期待値的な計算ではないでしょうよ。
Re: (スコア:0)
「10%の確率で当たるクジを10回引けば必ず当たりが出るだろう的発想」と
「ミスの確立が0.1%なら、100人に対して行ってもリスクは無視できるだろう的発想」は
論理的誤謬という意味では同じ型の誤謬だと思うが。
Re: (スコア:0)
いや、そんな期待値的な計算ではないでしょうよ。
すみません。
これ、#2714302へのレスポンスです。
Re: (スコア:0)
その0.1%はどこから出てきたんだ
Re:まあ、日本のような医療設備が整っている場合あまり関係ないな・・・ (スコア:1)
ただの仮説のようなので気にせず、彼はそう思っているとだけ捉えればいいですよ。
仮説でいいなら逆の結論(=経口摂取の方が危険)も出せますし。
Re: (スコア:0)
とはいえ、平均的なアメリカの看護師は既に何例か感染出てるみたいなので、(特に対処法が浸透するまでの初期段階は)あながちおおげさな数字とも言えないと思いますけどね。
# 身内に看護師がいるのでひとごとじゃないのでAC
Re: (スコア:0)
0.1%と見積もっているのはミスの確率であるはずなのに、
それが死の危険にすり替わってるぞ。
点滴1000回で1人が死んでるなら、そりゃ確かに点滴するのは死の危険だわ。
Re: (スコア:0)
ミスしたら死ぬかもしれない、という話を「そんな理由」とか、お前がありえんわ。
医療従事者も人間なんだよ?
Re: (スコア:0)
漫画の「JIN 仁」でも同じ話がありましたね。
薬が手に入らない状態で、コレラ患者を救うために、大量に経口輸液を行う話が。
Re: (スコア:0)
自分も仁を思い出した。
たいした医療施設もないアフリカでは致死率が高いのは仕方ないことなんでしょうね。
Re: (スコア:0)
俺はこれを思い出した
http://sai-zen-sen.jp/special/4pages-comics/marine-yumi/13.html [sai-zen-sen.jp]
部門名ジョークにツッコむのも無粋ですが (スコア:3, 参考になる)
「OS-1とポカリスエットの違い」
http://kanri.nkdesk.com/otc/os1.php [nkdesk.com]
「下痢嘔吐発熱や過度の発汗による脱水は、電解質の失われる量が多いため、OS-1やアクアソリタが適している。 」
出血による脱水の緩和が目的と思われるので
(経口保水液でも急場しのぎなのだろうと思いますが)
スポーツ飲料よりはまだしも経口保水液が適合するのではあるまいかと思います。
Re:部門名ジョークにツッコむのも無粋ですが (スコア:1)
OS/2やOS-9になら一家言ある人もいそうだけど
Re: (スコア:0)
よりはまだしも
Re: (スコア:0)
以前、経口補水液のレシピ [no-ip.org]を考えたことがありますが、結構塩酸っぱいですね。
合成甘味料入れた方がいいと思いましたが、そのためにパルスイートとか買ってくるのも面倒だったので、今年は上のレシピでしのぎました。クエン酸がまだ大量に余ってます(´・ω・`)
Re:部門名ジョークにツッコむのも無粋ですが (スコア:1)
>塩酸っぱい
エンサンっぽい に空目
塩すっぱい ですね
コレラと一緒じゃん。 (スコア:2)
脱水症状での死亡は確かに防げるのだと思うけど…
内臓の出血はこれでどれぐらい防げるのかね。
コレラでも,胃腸に負担を掛けるため,
経口自体はあまり推奨されなかったはず。
まあ,感染地域の医療レベルを考えればそれでもやらないよりはマシ,
というか取れる手段がそれぐらいしかない,ということなのかも知れないけど。
Re: (スコア:0)
イメージとは違って出血はそんなに多くなく、
>エボラ出血熱の治療薬としてアビガンなどの
誤解を招くので「エボラ出血熱」という呼び方も最近はしないそうな。
Re:コレラと一緒じゃん。 (スコア:2)
>イメージとは違って出血はそんなに多くなく、
みたいですね~
ただ,「出血」ってからにはダメージは消化器なわけで,
どーなんだろー,静脈輸液が妥当だと思うんだけども。
少なくとも,日本では経口補液はNGだと思う。
脱水症状を起こさせないのがキモで,
あくまでも静脈輸液できる環境じゃ無いところでは
経口補液しかない,というだけの話だと思う。
そんなんなので,OS-1買い占めても何も良いことは無いと思います,はい。
水の適正摂取量 (スコア:2)
> ただ、1日の水の適正摂取量は約1.5L程度と言われている
これは、健康な人の適正摂取量です。
脱水状態に陥っている人は、その分、多めに水分補給が必要です。
Re: (スコア:0)
夏場の自転車ツーリングなどでは水分摂取量は軽く4リットル越えることもあるし、それほど運動強度が高くなくても炎天下の山歩きなどでは2リットル程度の水分補給では脱水状態になります
日ごろ適度に汗をかく運動をしていれば2リットルを越える水分摂取で胃腸がおかしくなることもありません
Re: (スコア:0)
米海兵隊のブートキャンプでは1日8Lの水を飲むのが強制されるという話もあるようですね
水自体が貴重 (スコア:1)
Re:水自体が貴重 (スコア:2)
点滴の前に洗浄とかも含めてインフラの有る無しは大切。
粉ミルクで死ぬ世界http://www.unicef.or.jp/kinkyu/somalia/2011_0818.htm [unicef.or.jp]
漢方だと童女の尿で目を洗うという治療法があるが、下手な濾過器より元気な子供の尿のほうが綺麗と言うのは嘘で無い世界も有る。
Re: (スコア:0)
途上国ならコレラやハシカ、マラリア栄養失調でフツーに死ぬからな
死亡者数で見たらエボラなんてどうでもいいってレベル
経口補水液なんか現地ではとうに実行して効果が乏しい (スコア:1, 参考になる)
エボラ熱「塩水が予防」=迷信で2人死亡も [jiji.com]と同程度の正確性ですね。産経の3月末の記事にエボラ出血熱の兆候がある人には、脱水症状を防ぐために、補水液と経口補水塩が処方されています [msn.com]とあって、これで感染拡大が抑えられないという結果なんでしょ?
bloombergの、キチガイ報道ではなく、そこで示されている肝心の論文を見てみようよ。最後の段落に Our limited experience with two patients cannot be extrapolated to all patients with EVD. However, intensive care nursing, aggressive oral and intravenous rehydration, electrolyte supplementation, and transfusion of blood products appeared to be critical for a positive outcome in our patients with EVD. とあって、機械翻訳を簡単に手直ししたものだけれど「2人の患者の限られた経験は、エボラ出血熱を持つすべての患者に当てはめることはできません。しかし、集中治療、積極的な経口および静脈内補水、電解質の補給、及び血液製剤の輸血はエボラ出血熱の患者を改善するために重要であるように思われる。」といった所か。
ここまでくると「あなたはエボラに罹ったら病院に行かずに家で塩水を飲んでれば?」な内容。
簡易経口補水液の作り方は覚えておいた方が (スコア:1)
水中毒は発汗の際に塩分を失うので塩分の無い水を大量に飲む事で生じ、死ぬ場合もある。だから熱中症などのため大量に水分を摂る場合は、単に水や(塩分が加えられていない)スポーツドリンクではなく、適切な塩分濃度のある水または飲料でないと危ない。大塚のOS-1 [os-1.jp]の方が塩分以外にも成分が調整されているが、取り急ぎ代用品を作る場合は水1L、砂糖40g(大さじ4と1/2)、塩3g(小さじ1/2)。あればレモン汁など適量 [nhk.or.jp]。ペットボトルのキャップは7.5mlだから、これに直すと1Lの水に対し砂糖がキャップ9杯、塩は1/3杯。かくれ脱水JOURNAL [kakuredassui.jp]も参照。塩は、やさしお [ajinomoto.co.jp]の方が望ましいかな。もちろん高血圧・糖尿で塩分に制限がある、腎臓でカリウムや水分に制限がある場合は、こんな素人製の自作補水液は厳禁で医師の指示に従う事。
経口補水液で何とかなるのは軽度から中程度の脱水で、重度になれば静脈を通じて水分を与えなければ死ぬ。これがアフリカと先進国で救命率に差が出る一因ではという意見もある。アフリカでは、経口補水液ぐらいしか与えられず、これで死ぬ前にエボラウイルスに対する抗体を作れて回復する元気な人しか生存できない。
同じくポカリ派 (スコア:0)
アクエリやH2Oよりポカリの方が好きです。
Re: (スコア:0)
けど高いよ。
俺はこの前風邪引いてから、Dakaraに切り替えて幸せになった。果汁10%入ってて、無果汁のスポーツドリンクより少し高いだけで、ただのスポーツドリンクより何となく贅沢してる気分。
安さだとKirinのLoves Sportsじゃね?
一日2.5Lは水分取ってるAC
Re:同じくポカリ派 (スコア:1)
まあ命が懸かっているわけで、多少高かろうが不味かろうが、我慢して飲む人が多いんじゃないかな。
Re: (スコア:0)
誤解を招きかねない書き方だったので補足。
例えば、無果汁のぽかりの1.5Lより、果汁10%のDakaraの2Lはずっと安い。味もちょっと果汁っぽいところが気に入ってる。
Re: (スコア:0)
ポカリは製薬会社が作ってる。
他は清涼飲料水メーカーが作ってる。
意味はわかるな。
Re: (スコア:0)
自販機だと多くのドリンクは、ガソリンより高いからな
Re: (スコア:0)
かかりつけの内科医に寄れば
- 水分補給ならアクエリアス
- 食欲が殆ど無い時の最低限の栄養補給も兼ねるならポカリスエット
使い分けろ、とのこと
Re:同じくポカリ派 (スコア:2)
その話、東京都府中市にある「(旧称)府中病院」にある
「東京ER」(救急)の医者から何度か聞きました。
他の病院の医者からも聞いているので、ある意味メジャーな使い分けなのかなぁと。
私は「冷やした水道水」「ミネラル麦茶」「アクエリアス」「ポカリ」の使い分けをしています。
#食中毒や過度の腹下しの時は「病院で点滴」→「帰宅後はポカリ」のコンボです。
体内に入れる水分を多くすると言うことは、 (スコア:0)
体外に出る体液が多くなるということで、伝染確率が上がる・・・
カモネ
Re: (スコア:0)
感染したら死ねってことですか?
Re:大塚製薬 (スコア:1)
アルキメンデスがあれば・・・
Re: (スコア:0)
ヴォルティスが残留していれば……