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10億色が表示できるLCDディスプレイ 96

ストーリー by Oliver
違いを見抜け 部門より

Anonymous Coward曰く、"NIKKEI NETの記事によると、シャープとマイクロソフトが共同で10億表示が可能な液晶ディスプレイを開発したとのこと。これはグラビア印刷物なんかに匹敵する発色数で、ようするに暗いところにある黒い物体なんかもきっちり視認できるようになるということだ。この液晶ディスプレイはLonghorn対応を前提に開発されたもの。デザイン環境といえばMacというのは、さすがに既に定説でなくなりつつあるとはいえ、このような液晶ディスプレイが市場に出回る頃には、デザイン環境も完全にWinになってしまっているだろうか。"

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  • by Anonymous Coward on 2003年05月21日 17時25分 (#320358)
    今Macを使っているデザイン業界の人が、2年後に、このLCDディスプレイを使うためにわざわざLonghornに乗り換えるよりは、2年以内にAppleがこのLCDディスプレイに対応する方が、何倍も現実的だと思いますが、違うでしょうか?
    • 違わないと思います

      商用印刷のDTPでは、過去のデータの流用・改版で製作されることが
      とても多いので、過去のデータ満載の MacDTP 環境からそう簡単に
      足を洗えません。

      価格的にたたかれまくるDTP業界では、意味の薄いコストアップは
      クライアントにも制作側にも許容されないでしょ。

      親コメント
      • この手で相当数残ってるであろう旧型PCIパワーマック辺りの補修部品として欲しいかもしれない50pinSCSIハードディスクの生産を遂にSeagateが止めちゃったらしく、そういう意味では一部の機械で問答無用の耐用年数限界を迎えるかもしれません。

        もっともフォントやら何やらが消し飛ぶ恐れがある場合、関係なくもろともなのでそういう問題でもない・・・?
        単にデータだけなら移植できますし、旧型が欲しい場合はATAカードで強引に延命出来ますが・・・。でも危険なのは事実。
        親コメント
        • >補修部品として欲しいかもしれない50pinSCSIハードディスクの生産を遂にSeagateが止めちゃったらしく

          IOデータがそういう需要用にIDE=>SCSI変換ボードとかを別ブランドで売ってますが…

          #担当者にHotSwapのRAIDカートリッジに使えるように、SCSI-ID設定用のDip-SWをジャンパにしてくれないか
          #と、話してたら、そうですよねと真剣に聞いてたあたり、期待しても良いかも
          --

          /* Kachou Utumi
          I'm Not Rich... */
          親コメント
        • > この手で相当数残ってるであろう旧型PCIパワーマック辺りの
          > 補修部品として欲しいかもしれない50pinSCSIハードディスク
          > の生産を遂にSeagateが止めちゃったらしく、そういう意味で
          > は一部の機械で問答無用の耐用年数限界を迎えるかもしれません。

          SCSIの規格上は、普通に変換ケーブル(狭くなるところで8bit分
          を終端)で68pinデバイスをつないでやれば50pin(8bit)にフォー
          ルバックして普通に動くはずです。
          親コメント
          • ええ、確かに規格上は全く問題ないんですが、上にもかいた通り実際に適用すると以下のような問題が起きるときが。

            *SCSIどノーマルとして認識されてしまい最高5MB/secしかでないときがある。これが何と他のカードのデバイスの足を引っ張る
            *コネクタ、基盤が飛び出してしまい*5**番台だと危なくなり、7***では上段ドライブベイでは実質上無理(新型コンパクト変換基盤を待つか2.5インチ変換なら出来なくは無いが)
            *もとの筐体が5400回転程度のディスクしか考えていないうえ、最近のSCSIディスクは高回転物ばかりで排熱での対策が出来ないものが多い

            もっとも、旧型四桁番台だと6-8年は経過しているのでディスク以前に成仏するものが出てもおかしくないんですが・・・。
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    • by GPH (8223) on 2003年05月21日 17時39分 (#320372) 日記
      なんか久しぶりに書いてるような(?)ADCコネクター一発でこれが賄えるかどうかちょっと疑問なので、微妙な気もします。

      電源がコレ一本で取れるかどうか。

      *アイコンだけならOSXで128*128表示ができるんでそこそこかもしれない・・・?でもメニューバーがアレだよなあ。10.3でなにか変わるかな?期待せず待つのであった。
      親コメント
  • by GSone (8994) on 2003年05月22日 1時43分 (#320675) 日記
    >デザイン環境も完全にWinになってしまっているだろうか。
    デザインは道具がするんじゃないんです、人間がするんです、と。

    で、それだけ高性能なモニタが出たとして
    1)Webの世界ではcolorsyncのような色統合の標準規格がない。
    2)印刷の世界では大抵の印刷物はCMYK4色の世界。
     
    それだけの「色数」が出ることに「意味」があるのか良く分からんです。
    高性能なモニタを出す前に、まずIEにcolorsyncを組み込み、
    HTMLやJPGに埋め込まれたプロファイルを扱えるようにする
    のが先じゃあないのか、と思いますけど。
  • by tanimachi (4564) on 2003年05月21日 16時18分 (#320295) 日記
    もし、記事にあるとおり医療・デザイン用に使うのなら、せめてQXGA、できれば4000x3000くらいほしいかな。

    いまどき、100dpiなんてプリンタ、存在しないでしょ。PC用個人向けプリンタが使いものになり始めたのが300dpi前後だったから、ディスプレイも300dpiくらいほしいんだけどな……
    • by Anonymous Coward
      > せめてQXGA

      には同意しますが、

      > いまどき、100dpiなんてプリンタ、存在しないでしょ。PC用個人向けプリンタが使いものになり始めたのが300dpi前後だったから、ディスプレイも300dpiくらいほしいんだけどな

      ディスプレイの解像度とプリンタのデータ解像度では意味が全く違うのですが、、

      > できれば4000x3000くらいほしいかな
      • by tanimachi (4564) on 2003年05月22日 1時24分 (#320666) 日記
        > ディスプレイの解像度とプリンタのデータ解像度では意味が全く違うのですが、

                o 編集には画面を使う。書き換えできるから。
                o チェックには紙を使う。一見で目にはいる情報量が多いから。

            例えば、この考え方に従うと、『画面と紙とでは解像度の意味が異る』にな
        ります。使い方が違うのだから当然です。

            ところで、画面の解像度を上げると、当然情報量が増えます。画面の情報量
        が増えたら、チェックにも画面が使いやすくなります。そうすると、目的に重
        なる部分が出てくるので、結果として意味合いもにてきます。

            そういうわけで、『意味が違うから、解像度の尺度も違う』のではなく、
        『解像度が違うから、意味付けが異っている』と考えています。ディスプレイ
        の解像度が高くなれば、プリンタを使う機会はずいぶん減るでしょう。

        # 解像度さえ上がればペーパーレスに、なんてことはあり得ないので為念
        親コメント
        • 解像度が上がっても、思った程プリンタを使う頻度は減らないと思います。
          「書き換えることが可能だが固定位置、固定枚数の表示媒体」にすぎません。

          保存,最終出力媒体用途を除くと、任意の数、任意の位置に投影出来るようにならなければ紙の利点を凌駕することは難しいと思います。
          最近の近未来を描いたアニメにはほぼ必須ですよね。
          # 個人的にはステルビアの端末のディスプレイがほしいと思うのでID
          --
          # rm -rf ./.
          親コメント
      • Re:それで解像度は? (スコア:1, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2003年05月21日 16時42分 (#320315)
        ディスプレイに必要なのはバランスの取れた広さと大きさで使いやすい UI を保てる解像度で見やすい大きさを保とうと思えば 4000x3000 はちょっと過剰な気も。

        いや、逆に200~300dpiくらいになると、「ドット」が問題にならなくなって、見やすいUIの大きさとかは実寸で考えられるようになるのでは。今までは解像度の低さゆえにUIデザインが制限されていた面もあるでしょうし。

        で、実際、3k by 2kくらいのディスプレイで映像を見てみると、綺麗ですよ。ものすごく。目の前に今まで霞がかかっていたんじゃないかと思うくらい。

        親コメント
        • by G7 (3009) on 2003年05月22日 1時01分 (#320655)
          >ディスプレイに必要なのはバランスの取れた広さと大きさで使いやすい UI を保てる解像度で見やすい大きさを保とうと思えば 4000x3000 はちょっと過剰な気も。

          ソース忘れましたが、今のWindowsのUIは、今主流な程度の画面DPIを前提に作られているんで、近い将来困るよね、
          という話がどこかのNewsサイトに載っていたことがあったんでしたよね。#ZDだっけ?

          確かに、どっちかってーとその「バランス」は、OSの側が取って(譲歩するというか頑張るというか)欲しいという気がします。
          DPIに合わせてGUI部品の寸法やマウス移動速度(笑)がScaleする、とかすればいいんじゃないかな。

          #GNOMEやKDEはこういうScaleabilityが有るんでしょうか?

          >いや、逆に200~300dpiくらいになると、「ドット」が問題にならなくなって、見やすいUIの大きさとかは実寸で考えられるようになるのでは。
          >今までは解像度の低さゆえにUIデザインが制限されていた面もあるでしょうし。

          前にも書いたかと思うけど、
          10年くらい前、学校の後輩氏が「昨夜面白い夢を見ましてねえ」とか言ってたのを思い出した。

          いわくその夢は、10年(?)後にタイムスリップして、その時代のPC環境を見せてもらう、という筋だったんだそうだ。
          で、ディスプレイのDPIの話のところで…

          後輩氏:随分綺麗な画面ですねー。これDPIはどれくらいなんですか?
          未来人:え?ああ。DPIという概念は既に克服しました。

          #ちなみにMSDOS(笑)はVer.13だったらしい。PC-UNIXの隆盛は予言できなかったようだ…

          いつかは、この「DPIという概念を克服した」状態に至ってくれる日が来ることを
          ささやかに祈っておきます。
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      • by yu-na (10754) on 2003年05月21日 16時42分 (#320316) 日記
        医療とかって、例えばレントゲンとかを映すんだと思うのですが、
        そういう場合、解像度が非常に高くないと使えないんじゃないかと
        思います.
        空港? の管制とかも解像度が必要だと聞いたことがありますし、
        特殊用途では、解像度はまだまだ必要だと思います.

        # 個人的にはアンチエイリアスをかけなくても綺麗に見えるくらいの
        # 解像度のモニターが使いたいなぁ.
        # 17inch で 12800x10240 ドットで、 一文字80ドットくらいは
        # 使うとか.
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      • by GPH (8223) on 2003年05月21日 17時29分 (#320362) 日記
        それこそ300dpi用の操作系が無いと駄目ってことでしょうね。
        たとえばSGI 1600SWとかAppleCinemaディスプレイやらその他ハイエンド液晶の20インチオーバーなんかでMacOS9.*以下とかWindows使って、それでもあまりの文字の小ささに困るんじゃないかしら。

        実際細かい表示を要求する以上、4000*3000以上で操作できる状態が「必須」なわけ(この点マルチディスプレイにしても、内部的に使うならまだしも、間が切れちゃう丸ごとディスプレイ複数は駄目でしょうね。それにしたって画面がでかい訳で操作系見直しは必須かと)で、だからOS縛りでまず作っちゃう、ってことかな?
        親コメント
        • > それこそ300dpi用の操作系が無いと駄目ってことでしょうね。

          という発言を待っていたということで。100dpi前後を前提に作ったUIは、300dpiでは使いたくないです。でも、それ以前に問題があると考えてます。

          300dpi何かになったら、30dotや50dotのフォントが画面上をゴロゴロするわけでして。日本語ベクタフォントのレンダリングを考えると、テキスト表示がムチャクチャ遅くなることが予想できます。

          最近の (自分は全然使わない) 3Dアクセラレータの進展を見るにつけ、ホントは、ハードウェアベクタフォントレンダリングアクセラレーションが必要なはずなんだけどな……と考えています。

          でも、高解像度ディスプレイの普及を阻んでいるのは、その100dpiくらいでUIを設計してあるOSその他のソフトウェアなんですよね。もちろん、テクスチャ拡大表示で高精細ディスプレイに対応するLonghornもダメということで。漢字をつぶれたまま拡大表示して何がうれしいんだろう?

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      • by SteppingWind (2654) on 2003年05月21日 18時48分 (#320420)

        > ディスプレイの解像度とプリンタのデータ解像度では意味が全く違うのですが、、

        確かにプリンタの画素は2値データで階調は基本的には網点生成で実現, ディスプレイでは画素自体で階調表現可能という違いが有るので直接比較はできませんね. でも大ざっぱな比較で256階調(8bit)を16×16の網点で実現するとすれば, ディスプレイの300dpiはプリンタの4800dpiとなります. 最近では普及帯のインクジェットプリンタでもスペック上はこの程度の物が出ているので, 紙並の見栄えを得ようとすれば, やはり200~300dpi程度のディスプレイは欲しいかと思います.

        逆に言えば, これ以上の解像度はいらないですけどね.

        親コメント
  • by shkval (7954) on 2003年05月21日 16時23分 (#320300)
    現状で10億色を表示できるのはParhelia [matrox.com]ぐらいなのかな? その液晶が出てくる頃には普通の機能になってるのかもしれませんけど。最近のMatroxは先走って機能つけてるけど空回り気味な気が。
  • 古い映画なんか見るときに使いたいなっと。
    今まで見えなかった暗いシーン(屋根裏とか夜とかね)で役者さんの表情が見えるようになるのかな?
    そのまえにソースをデジタル化する必要があるか
  • 少なくともDTPにおいては色表現能力よりもColorSyncのような画面と印刷などの色表現をそろえる能力の方が重要なのでは?
    --
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    • 以前、とあるサイエンス月刊誌の編集長とお話しする機会があって、その時伺ったのですが、印刷物と表示画面の色を合わせることはそもそも無理なので、それ程気を使わないそうです。印刷物も、サンプル印刷と、本印刷では色合いが微妙に違うし、印刷し始めと、大量印刷の最後の方とでは、また色合いが違うそうです。
      数年前の話で、液晶ディスプレイが今ほど普及していないときの話ですが、状況はそれ程変わってないと思います。本業の方が居たら、そのへん教えてください。
      親コメント
      • by GSone (8994) on 2003年05月22日 1時50分 (#320682) 日記
        >それ程気を使わないそうです。

        気を遣わないというのはちょっと表現が違います。
        どうしても合わない、差の部分は「あきらめている」という
        表現の方が合っているように思います。
        「気を遣わない」=「無神経」というわけではない。

        画面表示と印刷結果と本印刷、微妙に違うのは当然なんですが、
        その違いがなるべく小さくあってほしいと思っているわけです。
        そして、その誤差の部分をカンで補正できるようになれば一人前
        といったところです。
        親コメント
        • > どうしても合わない、差の部分は「あきらめている」
          フォローありがとうございます。
          そのほうが正しい表現です。

          GSoneさんのコメントにあるとおり、画面の色と印刷の色合いの対応関係を把握して、それを考慮して色づけする方が重要だというお話でした。
          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2003年05月21日 22時18分 (#320550)
    >LCDディスプレイ

    「SCSIインタフェース」を思い出した。
  • by holic (7626) on 2003年05月21日 23時20分 (#320592)
    >グラビア印刷物なんかに匹敵する発色数

    といっても階調数の話だけで、 gamut の話じゃないよね。
    #それを言うなら発色域か。
  • by Anonymous Coward on 2003年05月21日 15時45分 (#320284)
    モニタまで Windows 側のドライバ制御になって、いっそう囲い込みが進むわけだ。いやだねえ。
    • マック版があるんなら買うんだけどなあ、と、
      あちこちでゴネられたら、作らざるを得ないでしょう。

      どうせ、この手のものを買うのは、医療やデザインの方面の方でしょうから。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2003年05月21日 17時54分 (#320392)

      モニタまで Windows 側のドライバ制御になって、いっそうCPU処理への依存が深まるわけだ。いやだねえ。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2003年05月21日 19時55分 (#320468)
        そういうことは書いていないと思うのですが…。

        今度の液晶ディスプレイはLonghornからサポートされる新しい色空間scRGBをそのまま目に見える形で表示できるというものです。
        その伝送方式はまだ分かりませんが、デジタル信号(帯域幅からDVIは間に合わない)であることは確かでしょう。
        ただ、ウインドウズが色空間管理をいくら行っても、実際に画面に表示するにはグラフィックボードと液晶がいるわけですので、ちゃんとそこら辺に対応するOS/ドライバ/システムを作ればいいだけの話では?
        # アップルも対応する予定という話もあるそうですし。

        # 昔のWPS(Windows Printing System)はマイクロソフトも失敗だったと思っているし。
        親コメント
    • とりあえずWindowsでは利用できるんだろうけど、その他の環境からは利用できないの(色管理とかの問題)?
  • by Anonymous Coward on 2003年05月21日 16時24分 (#320303)
    RGB各10bitってことですか。
    2 ** 10 ** 3 = 10億7374万1824
    ですから。

    だとしたら以前から内部でそういう処理をしていた機器はあるはずなので、
    • ミッドレンジからハイエンドのスキャナでは以前からありましたね。
      そのスキャンデータを受け取る Photoshop のほうも。

      問題は、ただでさえ明るさのダイナミックレンジが狭い液晶パネルで
      表示した際に、30bitの色深度が「見える」のかどうかではないかと。

      親コメント
      • macのPCIビデオカードで内部パレットに10億持ってたのはありますね。で、その画像に最適なものを割り当てるの。
        そりゃあもう発色と言ったら最高でしたが、ラディウスは3次元処理や表示の加速関係で乗り遅れ、やがてAppleのOSバージョンアップに対する対応に怒って逆切れした結果、今じゃぽんこつと化してしまいました。ま、古い環境のままで使ってる人もいるでしょうが。

        多分10億色を生かすには72/96dpiじゃ話にならないので、そういう意味でのOS絞り対応ってことでしょうかね。
        親コメント
    • > 以前から内部でそういう処理をしていた機器はあるはずなので

      例えばナナオのL985EX [eizo.co.jp], L685EXやシャープのハイエンドLCDモニタがそうですね. 実際に使ってみると, さすがに細かい部分の発色まできちんと表現されていて, かなり幸せな気分になれます(豚に真珠・猫に小判とも言う).

      でも, こういった多ビットリニアデータフォーマットって, モニタ-ドライバ間でキャリブレーションを行ったりする場合には便利だと思いますが, 汎用的な画像データとしてはダイナミックレンジ不足などの理由で中途半端な物だと思います. 現状の8bitリニアデータの後継としては, やはりOpenEXR [srad.jp]あたりにシステムAPI用フォーマットになってほしいと考えています.

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  • by Anonymous Coward on 2003年05月21日 16時27分 (#320304)
    昔と比べてかなりマシにはなっているけど、見る角度が少しでも変わると色が違って見えるデバイスで、そこまで頑張る意味がなぁ。
    プロジェクタなんかの用途だとそういう角度による問題はなくなるだろうけど、液晶プロジェクタの再現性ってかなり低いみたいだし。
    (これは製品が悪いのか?)

    ま、医療用途みたいに“判別できることが重要”なところには良いのかもしれん。

    #周りの絵描きには液晶って不評なんだよね、やっぱり。

    • by esumi (15966) on 2003年05月21日 22時45分 (#320574)
      有機ELディスプレイに期待します。Longhornが出る頃には、もうPC用途として商品展開され始めてるのではないでしょうか。。量産体制さえ整ってくれれば、後は黙ってても液晶を緩やかに駆逐してく技術な気が致しますし。
      親コメント
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs

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