Linus曰く、「LinuxはGPLv3にはならない」 136
ストーリー by GetSet
改定に影響は及ぶか? 部門より
改定に影響は及ぶか? 部門より
原理主義と現実主義?曰く、"何故タレコミがないのか不思議なのでタレコムが、最も成功したGPLプロダクトの一つと言えるだろうLinux OS開発を創めた人であり、現在もなおLinuxへの指導性を発揮しているL.Torvards氏が、Linuxは既に報じられているGPL 3(/.J内Jadawinさんの翻訳プロジェクト)には従わない意向を示していることをCnet Japan、ITmedia、IT Proなどのメディアが伝えている(本家/. ストーリー)。ソースはLinux Kernel MLへの投稿より。"
既定路線では? (スコア:5, すばらしい洞察)
Re:既定路線では? (スコア:2, 参考になる)
I think it's insane to require people to make their private signing keys available, for example. I wouldn't do it. So I don't think the GPL v3 conversion is going to happen for the kernel, since I personally don't want to convert any of my code.
その路線を変更するつもりもない、らしいっす。 ところで
require people to make their private signing keys available
って何のことなんでしょう?詳しい人教えて
Re:既定路線では? (スコア:5, 参考になる)
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20095317,00.htm
GPLv3ではDRMを実装する場合はそのDRMのアルゴリズムに加えて秘密鍵も公開することを義務付けているので、
そのようなことをしたらプロプライエタリなドライバを提供してもらえなくなるため、賛成はできない、と。
つまり文字通り「秘密鍵」のことです。
Re:既定路線では? (スコア:2, 参考になる)
「例えば、自分の非公開署名鍵を公開してくれと要求するのは正気の沙汰ではないと思う。わたしだったら絶対そんなことはしない」
と翻訳されてますね。
Re:既定路線では? (スコア:1, 興味深い)
"Complete Corresponding Source Code" に関して署名付きバイナリの話が
http://gplv3.fsf.org/comments に書いてありました。
Re:既定路線では? (スコア:2, 興味深い)
GPLv2として扱われ、自動的にor Laterの部分はなくなるようですが、
GPLv3なコードが混入してしまってた場合、どっちが勝つのでしょうか?
GPLv3攻撃って用語ができるかも?
GPLv3攻撃でLinux Kernel、またロールバック! とか。
Re:既定路線では? (スコア:3, 参考になる)
別に「or Laterの部分はなくなる」訳ではないですが、両者のコードを取り入れたソフトウェアはGPLv2の条件に沿わないと再配布できません。
GPLv2とGPLv3は非互換なので、GPLv2だけでランセンスされているコードと、GPLv3だけでライセンスされているコードを両方取り入れたソフトウェアは、再配布することができません。
# For man might be free./人は自由になれるかもしれないから。
Re:既定路線では? (スコア:1)
そのまま使える形で再配布できなければオープンソース文化は成り立たないのでしょうか?
Re:既定路線では? (スコア:2, 参考になる)
「ユーザーサイドで結合する」必要があるコードはたいがいは、「結合される」コードの派生物でしょう。すると、「結合する」ソースを配布するには、「結合される」元のコードの著作権者の許諾(ライセンス)を得る必要が出てきます。そして、元の著作権者が特定のバージョンのGPLでしか許諾していないばあい、「結合するソース」についても、著作権者がそのバージョンのGPLでライセンスしない限り、配布できないことになります。「結合するソース」に別のバージョンのGPLでのみライセンスされている他の著作権者のコードが混じっている場合、非互換となり、その「結合するソース」は配布できなくなります。
もっとも、「ユーザーサイドで結合する」必要があるコードであっても、常に「結合される」コードの派生物であると簡単には断言できません。ぶっちゃけ、かなり微妙です。
例えばLinus氏はLinux用のドライバについて、一定の条件を満たせば派生物ではなく、その配布にあたってGPLに従う必要は無いと言う見解を示しています。Nvidiaのグラフィックカードのドライバ等はこの解釈を前提に(もちろんNvidia等の顧問弁護士等も慎重に検討した上でしょうが)プロプラなライセンスで配布されており、ソースは公開されていません。
# For man might be free./人は自由になれるかもしれないから。
Re:既定路線では? (スコア:1, 参考になる)
最初から"any later version"の文言を採用してないから。
"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:5, 興味深い)
DRMのためにユーザのPCにルートキットを仕込むなんて正気とは思えない。
でもなぜ大企業に勤めるいい大人がそんな狂気に走るのか考えて欲しい。
コンテンツ産業にとってカジュアルコピーの蔓延は死活問題だ。
でもだからといってユーザの当然の権利を妨げることは許されないと思う。
この相反する立場をうまく調和させるには大胆な発想の転換が必要じゃないだろうか。
例えば、提供側が一方的に管理するのではなく、ユーザ側が不正コピーでないことを立証するためのキーを持つようにするとか。
違法コピーを100%防ぐことは実質不可能ですが悪質な常習犯を摘発することは可能です。
悪質犯として摘発されたくなかったら自主的に自分の無実を証かしだてするものを用意すればよいわけで。
ユーザの自主性に任せても大多数のカジュアルコピーは防げると思う。
そのためのFreeDRMとかOpenDRMとかいったものを用意すればこの気違いじみた状態に終止符をうつことができるんじゃないでしょうか。
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:5, すばらしい洞察)
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:4, すばらしい洞察)
しまいましたね。
著作権や知的財産権を保護したほうが経済的には都合がいい場合も
あるのでしょうが、時代の変化に伴って産業や文化が盛衰を
繰り返すのはよくあることなので、気違いじみたコピー防止技術に
血道を上げなくてもいいじゃん、と思います。
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:2, すばらしい洞察)
このこと自体がワタシには疑問なんですがね。
不正コピーする人は、ハナっから買う気なんてないので、そもそも客じゃないんです。そんな人、相手にしたってしょーがないでしょ。
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:5, すばらしい洞察)
「違法コピーは犯罪。道徳的に悪い事。かっこ悪い」ってのが一般的な認識になれば良いんですけど、そうでもないわけで。
だから、道端で売ってるような、正規品の五分の一ぐらいの価格の違法コピーを買ったりすると良くないんだよ、てのが一般的な認識にならないとね。
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:1, すばらしい洞察)
Turboからは合法なのが出てるらしいが。
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:2, 興味深い)
コンテンツ側がプレイバック環境を既定するのってどの程度ゆるされると思います?
映画なんかでよくあるじゃないですか?
監督が「映画館での上映のみ」とかいうしばりをつけちゃったがためにDVDにもVHSテープにもできないようなやつ。
でも、その映画を映画館がペイしないから上映しない。と決めたら、結局永遠に見ることができないよね。
たとえ、小さなスクリーン、ショボイ音響環境でも、見れないより見れたほうがいいような気がするけどなぁ。
「コンテンツ」ってそんなに高尚なものなんですかね?
(映画はゲージツだからしょうがないのかなぁ)
実は同じ問題が本の「装丁」にもあるんだよね。作家が装丁を規定しちゃってその装丁以外は出版できないみたいな…。つくづくバカバカしいと思うんだけど。
でも、作家サイドとしては装丁まで含めて自己表現の一部だからそこは譲れないと…。
# 数学は科学の女王にして奴隷
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:2, 参考になる)
120条の2、技術的保護手段を回避する装置を販売なんかした場合の罰則 [houko.com]の問題じゃなくて、
第30条 私的利用のための複製 [houko.com]では、
技術的保護手段を回避した場合は例外として私的複製にはならないとされているので、
その場合は複製権の侵害になるということでしょう。罰則としては119条の方。
で、これは判例がな無いのではっきりと確定している話ではないですが、
「DVD のデータ暗号化は技術的保護手段ではない」(ので大丈夫)
という見解のほうが主流だと思います。
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:2, 参考になる)
メモリへの読み込みも複製の一種だろうと思っていたのですが、
DVD再生みたいな過渡的なものは複製とは見なされない [mext.go.jp]方向みたいですね。
となると、あとは問題になるとしたら
・DVDフォーラム非公認のDVD再生ソフト(不正競争防止法)
・ライセンスが取れていないMPEG2デコーダ・AC3デコーダ(特許法)
ぐらいでしょうか。
どちらもソフトベンダ側の問題で、視聴するユーザ側には問題なさそうですが…
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:2, すばらしい洞察)
売ってるものは欲しくないけど、タダだから貰ったというのとはちょっと違います。
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:1, 参考になる)
>販売店であった。しかもここはかなり多い。そういった
>店舗がこじんまりではなく、フロア中に広がっているのは、
>個人的には、複数の都市の電脳街を見たなかで最悪。
(snip)
>正規版ソフト販売店もある。そこで売られているものは
>例えばキングソフトなど中国産のソフトばかり。アドビは
>おろかマイクロソフトのものもない。ここを見る限り重慶
>のコンテンツに対するモラルは重症ではと感じざるを得な
>い。
辺境ライターさんのブログ [itmedia.co.jp]からの
引用ですが、たとえ正規版が欲しいと思っても店に売っていない。
売っているのは海賊版ばかり、みたいな社会は、どうみても
正常なものとは思えないのだが・・・。
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:1, 興味深い)
そんなこと言い出したらIT社会が成り立たないような気がするんだが。
暗号技術を使えば可能じゃないの?
もちろん絶対詐称できないようにすることは不可能だろうけど。
例えば提供側がフォームを用意してユーザが生年月日を入力すると暗号化したキーをユーザにおくるとか。
コンテンツ自体には鍵をかけないでコピーも防がない。
でもny等でダウソしても同じ生年月日のキーを入手するのは難しい。
まあ同じ生年月日の人間は何万人も居るから公開する馬鹿や大規模な裏流通市場が形成されると終わりだけど。
でも全てのコンテンツに付いてそれだけ大がかりなことをするのはかなり大変だと思うが。
あまり派手にやれば京都府警の目もあるだろうし。
完全に防ごうとするから難しいんで結構ゆるゆるにしていた方がかえって効果的じゃないかと思う。
Linuxを使わなければいい (スコア:4, おもしろおかしい)
# FSF信者より
Re:Linuxを使わなければいい (スコア:1, すばらしい洞察)
具体的な問題点 (スコア:3, 興味深い)
そうすると、新たにGPL3でソフトを公開する人の多くが、GPL2との互換性がなくなるのを嫌ってGPL2とのデュアルライセンスにするだろうから、GPL3と互換なソフトが十分普及して、GPL3のみのライセンスでも大丈夫、ということになるまでは、GPL3を採用する意義が薄くなって、そのことがさらにGPL3の有名無実化に拍車をような気がするんだが、そういう問題じゃない?
Re:具体的な問題点 (スコア:5, すばらしい洞察)
Re:具体的な問題点 (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:具体的な問題点 (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:具体的な問題点 (スコア:2, おもしろおかしい)
・MacOS10.2→10.3→10.4
解決策
・GPLv2→GPL2006→GPLXP→…
オフトピ+α (スコア:2, 興味深い)
あと、リンク先に情報があるとはいっても、なぜ使わないといっているのか、タレこみ文にも簡単な情報をのせててもいいと思うが。
Re:オフトピ+α (スコア:3, 参考になる)
DRMの扱いに異議があるということらしい。隠したいものを隠せないのは嫌だってことで
(じつは、リーナスさん、ストールマンさん嫌いなんじゃ、とかいう話は置いといて^^;)
Minder
Re:オフトピ+α (スコア:2, すばらしい洞察)
「自分が」じゃなく「他人が」。彼は、隠す権利も人に保証したいのよ。DRM擁護を以前からしているしね。
Re:オフトピ+α (スコア:1, 興味深い)
>「自分が」じゃなく「他人が」。彼は、隠す権利も人に保証したいのよ。
で、そういう場合にGPL2は適切なライセンスなのでしょうか?
Re:オフトピ+α (スコア:3, 興味深い)
適切だったんでしょ。
GPL2には隠す権利を認めない条項は無かったんだから。RMSの脳内にはあったのかもしれないが明文化されてないのだから。
で、RMSの脳内にあるものを前面にだして隠す権利を認めないことを明文化したGPL3はLinuxには適さないと判断したってだけの話。
ZZX
適切なライセンス? (スコア:2, 興味深い)
今振り返ると,不適切でしょうねぇ.後出しジャンケンは強いなぁ.
でも当時,今みたいに自由なソフトウェアのライセンスを一覧比較してくれるサイトなんて無かったように思うし.今で言うオープンソースなライセンスの選択肢も少なかったと思うし,そもそもライセンスが不明なコードがnetnewsに流れていたりして.ライセンスに関する認識は,ずっと牧歌的だったような気が.21世紀の我々から見れば,見通し甘過ぎ,ってことなのかもしれませんが.
GPLを除去したくても(とまでLinus氏が思っているかどうは知りませんが)いまさら著作権者のトレースと同意確認なんて非現実的だろうし.
たいへんですねぇ.
from もなか
「作った人が作ったものの扱いを決める」こと (スコア:2, 興味深い)
プログラミングやOSなどの基礎技術が共有されるのはとても益になることだろうけど、
その発想をすべての著作物に適用したい人は自分の「作品」において適用すればよい。
DRMが社会における生産性を阻害するものだというのは
あくまで「生産」を行っている人の意見であり、クレクレくんの免罪符として扱われるからうさんくさくなる。
開発におけるソース開示が自分にとってステキなやりかただったから
リーナスさんはLinuxにGPLを適用してきたわけで、
フリーソフトウェアの自由な社会を目指す活動の一環として
Linuxを開発してきたわけではない、と意思表示しただけのことだろう。
DRMに対しての立派な見解を持ったところでハックがうまくなるわけじゃないんだから。
逆にGPLにも著作者の意思を守るだけの力が作用することだってあり
某社ルーターのGPL違反やある国産ビューアの盗作騒ぎでは
その筋の人たちが多くのブーイングを垂れた。
ライセンスをはっきりさせていなかった「フリーウェア」を
どこかの会社が無断で売ってた時などは
「GPLでもなんでもいいからライセンスをはっきりさせとけばよかったのに」
という興味深い意見もここで見られたっけ。
そういう意味でGPLだって著作者を守ってきた。けど
このライセンスが生産者のモチベーションまで規定することはできないってことだろうよ。
また、あくまでFSFの意見に賛同する人たちはGPLv3を適用したソフトウェアを配布すればよい。
これまでのやりかたでよく、「自由な社会?知らん」な人は
GPLv2だってLGPLだってある。
この恩恵についてはリーナスさんにしても否定しないだろうし
むしろ感謝してるんじゃないかと思うんだが。
今度の話はここらが焦点で、(本人が引き合いに出してるとはいえ)
DRM自体の是非はむしろオフトピックに近い話だろうと思うが、どうだろう。
Re:「作った人が作ったものの扱いを決める」こと (スコア:1, 興味深い)
そっちへ行くならご一緒できないと言っただけで
今回の件、リーナスがFSFを「批判」したというのは
八割がた周囲の解釈でないの?
GPLが支持を失いつつあるようです (スコア:1, おもしろおかしい)
世界は確実にGPLを否定する方向に進んでますよだ。
LinusもGPLは拒否。この流れはもう止まりそうにありませんね。
Re:GPLが支持を失いつつあるようです (スコア:5, すばらしい洞察)
LinusはGPL Ver.3を拒否しているだけで、GPLそのものを拒否しているわけじゃないでしょう。
Re:GPLが支持を失いつつあるようです (スコア:1, 参考になる)
なんにだって適不適はあるし、極端なものが合わない分野だってあるよって話でしょう。
極端なものには極端なものなりのよさはありますよ。
Re:GPLが支持を失いつつあるようです (スコア:1)
GPL2は廃止になってGPL3しか選択肢がなくなるならLinusもそうしたかもしれません。
でも、GPL3が出ようが、GPL4が出ようが、GPL2は使用可能です。
そして、Linusも当分これを採用しつづけるわけで、GPLを否定したわけでは無いと思います。
> だからGPLは自由なソフトウェアの開発と発展に有害だからやめなさいって。
「やめなさい」はプロジェクトのリーダー達に向かって「GPLの採用は止めなさい」という意味ですか?
だとしたら、そちらの方がよっぽどxxxxですよ。
ライセンスはプロジェクトのメンバーが決めるもので、他人がとやかく言うべきものではありません。
あるライセンスがオープンソースの発展に有害かどうか、なんてことを考えるのは個々のプロジェクトの自由意志です。
まして、他人(Linus)のプロジェクトがGPLの採用を止めた(止めてないけど)という理由をもって、
そのまた他人(あなた)がGPL採用停止を訴えるのはxxxxもよいところでは?
(一応、突っ込まれる前に言っておきますが、GPL離れが進んでいることも、
それがそれぞれよく考えられた上での行動だということは否定しません)
# 時には感情的になることも悪くはない。
# ただし、いかなる時も『放送コード』がお前を見張っていることを忘れるな...
Re:GPLが支持を失いつつあるようです (スコア:3, 興味深い)
プロジェクトにおいて権利関係をクリアにする立場にいる人にとっては
「GPL汚染」とまで言われている事実があります。
よく調べるという前提はもちろんですが、GPLモノが混入していた場合プロジェクトのメンバーが
ライセンスを決められなくなってしまう問題がありました。
このあたりもLGPL等いろいろありますが全部一緒くたにされて
脊髄反射的に「GPLイラネ」と言う層が現れるのも分かる気がします。
このあたりの誤解を解こうという姿勢がイマイチ見られないのも
こういった話になってしまう原因の一端ではないでしょうか。
Re:GPLが支持を失いつつあるようです (スコア:3, 興味深い)
「GPLに抵触しているかどうか」をチェックできないプロジェクト管理者は「他社の特許に抵触しているかどうか」のチェックをちゃんと出来てるの?
他社の特許に抵触していた場合も「汚染だ」とか何とか言い出すのですか?
と、疑問でならんのですが。
Re:GPLが支持を失いつつあるようです (スコア:2, 興味深い)
他者の特許に抵触していた場合は「侵害」になりますね
GPLの場合、感染性があるから「汚染」という表現になります
特許の場合、抵触していても交渉の余地(お金とか自社の特許とのクロスライセンスとか)がありますが
GPLの場合、交渉の余地が無いのも企業にとって頭の痛いところでは無いかと思います。
Re:GPLが支持を失いつつあるようです (スコア:2, 参考になる)
「公開」され、まっとうに調査も検索も可能な特許と、
著作者が一方的に「宣言」するだけで、
公的に「管理」も「登録」もされないGPLとを
同列に考えるのは無茶だと思いますけど。
言ってみれば国家の免許状と俺様ルールのメモ書きぐらい
両者にはいろんな意味で差があるんですから。
Re:GPLが支持を失いつつあるようです (スコア:1, おもしろおかしい)
他人がとやかく言うべきものではないのでは?
Re:GPLが支持を失いつつあるようです (スコア:1)
GPLじゃなけりゃ「パクってトボケ」ても構わないとか言うつもりか?
ZZX
Re:GPLが支持を失いつつあるようです (スコア:3, 参考になる)
国によっては著作権を放棄できるんですよ
だから、放棄されたブツの扱いをどうすりゃいいのか、
放棄されたものがオープンソースな場合のソースの流用や
継続してオープンであり続ける為の仕組みがGPLですから
上の理由により貴方ができないと思ってること
即ち、「著作権が放棄されたモノをパクってバッくれる」ことが可能なケースもあります
Re:GPLが支持を失いつつあるようです (スコア:4, すばらしい洞察)
GPLは著作権という権利の元に成立する物なので、“著作権で保護されてるからパクってはいけません”で話がすまない場合、GPLは無力だと思うが。
# もし、著作権を一切認めない国だったら、GPLを守らなくても訴訟など起こせない -> GPL違反しほうだいになるよね。
# そんな国があったら、RMS は大喜びかも?
なんちゃってプログラマ?
Re:GPLが支持を失いつつあるようです (スコア:5, おもしろおかしい)
今後は、ウィルスやトロイの木馬にも以下の処理が義務づけられるべきだと思います。
1. 流出させようとしているデータのライセンスを調べる。
2. もしそれがGPLなら、ソースを探す。
3. ソースが見つかったら、はじめてバイナリをさせることが出来る。ソースと一緒に流出させるか、あるいは、要求があったら実費でそのソースを公開しなくてはならない。