"Wiki"がOxford English Dictionaryに収載される 161
ストーリー by yoosee
WikiWikiしちゃう 部門より
WikiWikiしちゃう 部門より
thunderbear 曰く、
Reuters.comによると、 "Wiki"がOxford English Dictionary(OED)に他の287個の単語と一緒に新たに収録されたそうだ。 OEDのサイトにもnew entriesとして記載されている。
実際に辞書にどのように収録されているのかは記事からはわからないが、記事ではa type of Web page designed so that its contents can be edited by anyone who accesses it.と違和感の無い意味で紹介されており、その代表例としてWikipediaがあげられている。 もちろん、wikipediaにも詳細な wikiの項目がある。
日本ではwikipedia自体をwikiと略す事の是非については議論もあるようだが、 wikiを一意にwikipediaに繋げてしまうことには、wikiの概念を大きく阻害する事でありもったいないと小生は考える。その意味でも今回の収載は有意義な事だと思う。
OED vs. (スコア:4, 参考になる)
wikipediaは百科辞典なので、Wiktionary [wiktionary.org]の方が適切かと。
なげやり (スコア:4, 興味深い)
なんて投げやりな気分になってしまう今日この頃。
言葉は略されるもの (スコア:3, すばらしい洞察)
無駄な抵抗はやめなさい。
技ポイント (スコア:5, 参考になる)
Re:言葉は略されるもの (スコア:3, すばらしい洞察)
無駄とわからんうちからやめてしまってはいけないよ。
Re:言葉は略されるもの (スコア:1, おもしろおかしい)
パス忘れちゃった、どうしよう。
> which で調べろ。見つからなかったら locate か find な。じゃ!
Re:言葉は略されるもの (スコア:4, 興味深い)
で、Wikipediaの場合は、どっちかというとpediaの方が特徴的なのにそっちが消えてるのが気になります。
wikiは単なるウェブページの一形態だ、という認識があるので、そこだけ取り出される違和感を感じます。
#せめてウィキペと略して欲しい。
Re:言葉は略されるもの (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:言葉は略されるもの (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:言葉は略されるもの (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:言葉は略されるもの (スコア:2, おもしろおかしい)
せめて「ウィキペ」くらいにならんかなぁ。
辞書は読まれて価値のあるもの (スコア:1)
無駄な抵抗はやめなさい。
Youthの半分はバファリンでできています。
Re:言葉は略されるもの (スコア:1, すばらしい洞察)
そんなに気にするほど混同している人っているの?
私の周りの人はそもそも「wiki」や「wikipedia」なる単語を知らない人が大多数なのだが。
少数の知っている人はきちんと「wiki」と「wikipedia」は別物だという認識があるのだが。
Re:言葉は略されるもの (スコア:1, 興味深い)
その状況によってwikiの意味がwikipediaのことだったりゲームの攻略情報等、wikiで作られたサイトの事だったり。
私の周りではシステムの名前として使われることはあまり無いですねー。
Re:言葉は略されるもの (スコア:1)
Wikipediaを"Wiki"と略すなら、他のWikiは"○○Wiki"みたいに表現してくれれば
分かりやすいかな、と思う。
Re:言葉は略されるもの (スコア:4, 興味深い)
A: 「××の申請ってどうやるんでしたっけ?」
B: 「わかんない。Cさん(事務方)に聞いて。」
C: (参考になる: 3)
(数時間後)
B: 「そういえば、××の申請ってどうやるの?」
A: 「Wikiっときましたんで適当にサーチしてください」
--
事務手続きなどを部署のWikiにまとめよう運動実施中
Re:言葉は略されるもの (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:言葉は略されるもの (スコア:1)
FF11の閉じた世界で、「(攻略情報が)Wikiに書いてある」って言われて、「なんのWiki?」をマジレスしたことが。
「FINAL FANTASY XI Wiki」のことを言っていたのだけど、Wikiはシステムの名前であってコンテンツの名前じゃないから、Wikiって略されると何がいいたいのかワケワカラン。
システムとしてのWikiとコンテンツ名のWikiが区別されていない例かな…。
Re:言葉は略されるもの (スコア:1, おもしろおかしい)
そんな現実は受け入れられません
Re:言葉は略されるもの (スコア:1)
時にはそれもWikipediaにとって有益になりますよ。
Re:言葉は略されるもの (スコア:1)
つまり、これ [wikipedia.org]は無駄な抵抗の一例って事ですね。
Re:言葉は略されるもの (スコア:1)
言語学者は日本語の乱れを喜んで記録する。
#Insanely great!
#をかのゆ
理論よりも定着しちゃうかどうか (スコア:3, すばらしい洞察)
・電気卓上計算機を略して「電卓」
・オートバイシクルの意味で「バイク」
・電気照明器具の意味で「電気」
・携帯電話を略して「携帯」
まぁ似たような例は沢山ある訳で、もし定着しちゃったらあきらめた方が無難かも、と思っています (定着するまでに異議を申し立てるのは有意義だと思いますよ)。
# 「こんにちは」とかも、よくここまで略したもんだなぁ、と思います。
Re:理論よりも定着しちゃうかどうか (スコア:3, 興味深い)
大昔、アーカイブファイルを「解凍する」と言うことに対しさんざん異議が上がってた時代があってのぅ。
「『解凍』は、LHAではドキュメントで記されているから仕方ないが、他では使うべきではない。『展開』や『伸長』と言うべきだ」ってね。
でも結局は、zipだろうが何だろうが解凍するって言う時代だ。MSなんてWMPでのダイアログで「解凍できるコーデックが見つかりません」みたいなメッセージ出してるし。
そんなん見てくると、抗うことに異議なんて感じないね。
言葉の変化なんて、流れに任せるのが一番だ。
Re:理論よりも定着しちゃうかどうか (スコア:2, すばらしい洞察)
訛っていたから日常生活に影響を及ぼしていない例もあります。
Wikipediaはウィキと略して、Wikiは発音よく言えばいいのです。
1を聞いて0を知れ!
Re:理論よりも定着しちゃうかどうか (スコア:2, おもしろおかしい)
ウィッキーさんの出番ですね。
Re:理論よりも定着しちゃうかどうか (スコア:1)
「ウォークマン」
とかが例えになるんではないかと。
# ちょっと違う?
Re:理論よりも定着しちゃうかどうか (スコア:3, すばらしい洞察)
「携帯」という単語は、携帯電話の意味の時には「携帯をかける」「携帯持った?」「携帯鳴ってるで」となりますが、本来の意味で使う場合は「彼は常にジョージ・ハリスンのCDを携帯している」などとなって動詞になるか「携帯ラジオ」のように何かの語がつくことが多いです。
電気の場合にも「電気をつける」「電気が消えた」なら照明、「電気がきてる」「電気が止まる」なら本来の電気、などと分かりやすいことが多いです。
しかしWikiの場合、Wikipediaの場合も普通のWikiの場合も、「Wikiで調べる」「Wikiを使う」「Wikiに書き込む」のように同じになってしまって、混乱しやすいのだと思います。
Re:理論よりも定着しちゃうかどうか (スコア:1)
wikipediaとwikiの判別がある程度ついてしまう、って事が
混乱に拍車をかけているような気がします。
// 言葉として「うぃきぺでぃあ」という語は、抵抗感が強いと思います。
// 特に半濁音の「ぺ」は印象の強い音ですので、直後の濁音「で」と相まって
// 妙に言いにくい言葉であるような。
Re:理論よりも定着しちゃうかどうか (スコア:1)
携帯だって別の意味がありますが?
>携帯電話をケータイと略しても混乱するシーンはあまり無いと思うんですよね。
それは、携帯電話略して「ケータイ」が定着して、ケータイと言えばまず携帯電話を想像するようになったからでしょう?
>その他の単語も、文脈が必要なのは電気くらいですかね。
オートバイの「オート」を略して「バイク」にしちゃうの省略ほうも十分文脈が必要だと思いますが?
「私の使い方では困りません」「私の身の周りでは困りません」と言う主張かもしれませんが、WikipediaをWikiと略す人もそうなんだと思いますよ (だって困らないからそう略している訳で)
Re:理論よりも定着しちゃうかどうか (スコア:1)
たぶん、呼び方そのもの問題じゃないんだと思います。 携帯電話を「携帯」と略してても、「携帯ガスコンロ」と言われて、「え?携帯電話にガスコンロが付いたそんな品があるの?」と思う人はまずないでしょう。
でも、Wikipediaの場合は、wikiと略す人にはwikiを使ったサイトがWikipediaしかないと思っている人が多いのが問題の本質なんじゃないでしょうか?
このコメント [srad.jp]のようなしょおもない苦労の原因になるので。
Re:理論よりも定着しちゃうかどうか (スコア:1)
いえ、まあ、そういう意味も含めて、ああいうページがWikipediaしか無いと思っている、と。
で、WikipediaをWikiと略すと、その誤解を広めちゃうのがこの場合の問題。
ケータイと略す云々だと、言葉としての違和感はともかく有害な誤解を広める事はあまり無さそうなのでそこが違うのでは無いのかな、と。
Re:理論よりも定着しちゃうかどうか (スコア:1, 興味深い)
それはあるだろうが、根本的な問題は最初にWikipediaと命名したのが
一番の問題だろうね。略称とか考えずにそう命名しちゃったという。
長めの名を付けるなら最初から略称も考慮したものにしておけば良かったのだよ。
後の祭りだけどさ。
Re:理論よりも定着しちゃうかどうか (スコア:2, すばらしい洞察)
近頃の、ネットワークに繋がったり、カメラで静止画や動画を撮れたり、GPSで測位して道案内してくれたり、音楽を聴けたり、記録した動画を見れたり、テレビ放送を受信できたりする代物は、もはや「携帯電話」ではない何かだと感じます。
そういう物を指してあえて「ケータイ」と呼ぶのはありじゃないかなぁ、と思います。
#そういえば、古めのSF小説とかで、持ち歩きできる万能小型コンピュータが「ポータブル」とか呼ばれているってのは、わりとありがちな設定だったような気がします。
Wiki == Wikipediaになろうもんなら (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:Wiki == Wikipediaになろうもんなら (スコア:3, 興味深い)
wiki=wikipediaと勘違いしてたらしく、いきなりwikipediaに項目を作りまくり、唖然となったことがあります。
類似品 (スコア:2, すばらしい洞察)
まだ誰も書いてないな! (スコア:2, おもしろおかしい)
いやホントだって!!
ビールに枝豆 (スコア:1)
ついに枝豆の旨さが世界的に認知されたのですね:P
他にもいろいろ気になる言葉が追加されています。
エダメイムとか読まれそう (スコア:1, 興味深い)
ちゃんと豆だけ食べられるようになったら認知されたことを認知してあげます。
ACで偉そうに
Re:ビールに枝豆 (スコア:1)
やはり日本食ブームの影響でしょうか?
あとちょっとびっくりしたのがFの辺りに、あの有名な罵倒語が…
言葉が言葉だけに、今まで収録に躊躇してたのかなあ、なんて思ったり。
アレゲやないわ!! 興味津々なだけや!!!
全然大丈夫? (スコア:1)
「全然」を肯定的な文脈で使うことに凄く違和感を感じ、
毎日がんばって抵抗しているのですが、
最近テレビはもとより大学の偉い先生でも普通に「全然平気」などと
おっしゃられるので、半分諦めています...
なんでもそうだけど、より多くの人が受け入れた時点でそれが正義となるのでしょうね。
Re:全然大丈夫? (スコア:2, おもしろおかしい)
という(正しい?)用法より以前は、肯定の意味合いでも使用されていたようですよ
ぐるりと一周して帰って来たんですかね
# ソース失念、裏は各自で取って
しかしながら
「違和感を感じ」「普通に」「おっしゃられる」
という言葉には疑問を抱きませんか?
所詮、言葉とは変化する物なのです。肩の力を抜いていきましょう。
Re:全然大丈夫? (スコア:2, 参考になる)
オフトピついでに。
NHKの「ことばおじさん」のナットク日本語塾 [nhk.or.jp]では、
という内容のことをおっしゃってました。ワシも「全然」の後ろに肯定的な語が来ることに違和感を持っていましたが、この番組を見てから考え方が変わりました。
昔、日産の(車種は失念)CMで「全然いいね」という台詞を聞いた時の違和感、未だに強力に覚えています。
wikiを知らぬゆえに省略語のターゲットにされてしまったのでは (スコア:1, すばらしい洞察)
だからこそ、単にwikipediaの略語として使いやすそうな「wiki」が採用されるというだけで、もし彼らがwikiという語に別の意味があることを知っていたら、(例え文脈上区別できても)あえて同じ表現で略して使うことはないのではと思います。
その理由は、人はなるべく思考を省略しようとし、異なる意味・ニュアンスには異なる言葉・表現を割り当てる性質(?)を持っているため、というような話を聞いた記憶があります。
何にせよ、wikipediaは単語としては長く発音も複雑なので、一般的になればなるほど何らかの形で略されるようになるのは宿命的だと思います。
wikipediaをwikiと区別させたいと考える方は、他の略語(ウィキペなど)を広めるキャンペーンを張るのが最も効果的でしょうね(しかし発音のしやすさや音節的に見ても、wikiという省略は、既に別の意味の言葉があるという致命的な欠点を除けば、極めて適当な略語のように思われます。そして、その欠点の存在を知らない人々は、間違いなくwikipediaをwikiと略し続け、その略語は一般化してしまうでしょう)。
wikipediaの件はどうにもならないかもしれませんが、新しい言葉を造る予定のある方は、それが世間でどのように省略されうるかを念頭において考えたほうがよいかもしれません。
Re:wikiを知らぬゆえに省略語のターゲットにされてしまったのでは (スコア:1)
なんとなく気が抜ける、ふざけている語感なので、職場などでは
「○○? ウィキペの記事にうまくまとまってたから読んでみ」
とはちょっと言いづらいのが困る。
むしろWikiの仕組みとか関係なく (スコア:1)
パターン (スコア:2, 興味深い)
1. 不正確な用語を使う人が出てくる。
2. 意味が通じない旨を指摘される。
(この時点では、不正確な用語が広まってないため本当に意味が通じないことが多い)
3. 指摘された方が不快感を表明する。
4. 用語の定義をめぐってくだらない議論が展開される。 (←いまここ)
5. どうでもよくなる。
結論を言うと、そのうちどうにかなるんだからくだらない議論には加わらないほうがいいよってこと。
(不正確な用語を使いたい人も、不正確な用語を認めたくない人も)
Re:何故略しちゃいけないの? (スコア:2, 興味深い)
別の枝にもコメントしましたが、
気持ち悪くて不快だから。
それ以上でも以下でもなく。
純心に「略すのってダサっ」と思います。
だから私は携帯電話もケイタイデンワと呼びます。
他人に強要こそしないものの、個人的なポリシーとしてね。
もっとも、私の主張が不快だという人もいるのでしょうけど、そこはお互い様。
Re:何故略しちゃいけないの? (スコア:1)
そういう人の話を聞くと結構面白いよ。まあ、知識欲の多寡によって捕らえ方は人それぞれだろうけど。