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交通

「第2青函トンネル」構想、新たな工法でコストダウンが可能に? 107

ストーリー by hylom
費用対効果はいかほど 部門より
maia 曰く、

元旦の北海道新聞に第2青函トンネル構想の記事が載った。既存の青函トンネルの100m~250m西側に平行するルートで、57kmの単線、工費3900億円、工期15年という構想。実は2014年の国土交通省の検討では、単線で5000億円、複線5800億円だったらしいが、マイナビニュースの記事によれば、「沈埋工法」がコストダウンの理由かもしれない。

第2トンネルに貨物列車を通せば、スムーズな貨物輸送を確保しつつ、新幹線本来の高速走行、つまり時短が可能になり、札幌延伸にも多いに寄与する話である。また札幌延伸10年後には青函トンネルの大規模改修が必要になるという話があり、第2トンネルはその意味でも有効という。

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  • by Anonymous Coward on 2017年01月06日 17時22分 (#3140110)

    北海道民として本州(特に工事の予算を引き出したい青森県人)の都合で借金背負わされるのは我慢できない。
    借金5000億を運賃に上乗せされたら、北海道民は高すぎてJR使えなくて飛行機に乗りますわ。
    着工後の負担は北海道持ちなんです。今の青函トンネルで持てあましているんです。
    北海道内の赤字路線を廃線しなければならないJR北海道に借金を上乗せして、道民を苦しめるのは止めてくれ。

    函館市民を被爆の恐怖に叩き込む大間原発と同じ北海道民を人間として扱わない発想に吐き気がする。
    本当にあんたら外道だな。

    • by maia (16220) on 2017年01月06日 17時32分 (#3140114) 日記

      ほぼ貨物専用なら、JR貨物が所有すればいいんじゃない(適当

      親コメント
  • by akairaiden (11916) on 2017年01月06日 22時03分 (#3140250) 日記

    渡してしまおうず。
    津軽海峡の最狭部なら18.7Kmだしなー
    道路が通れば陸送できるしなー

    #まぁ無理だけどさ。
    #公海だし、途中に島ないし、水深深いし。

  • by Anonymous Coward on 2017年01月06日 10時34分 (#3139836)

    10万t級以上複数で、オーバーフローしてからトンネルは考えればいい。
    大体第二青函トンネルは、誰の金で作って、どうやって償還するのか。
    国鉄に続いて、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が破綻すると、楽しいなぁ。

    • 船だと積み下ろしに時間かかるし、なにより港湾設備や一時的に保管するための
      土地が必要となるんだが…そういう広大で平らな土地が青森や函館の沿岸にあるの?

      そしてその港湾から荷物を運び出すための運送手段、車にせよ鉄道にせよ、今度は
      それらに載せる施設も必要となる。さらに広い土地が必要だ。

      安全に低コストでもう一本トンネル掘れるってんなら、それもいいよね。
      そもそも羽田空港がこれ以上滑走路拡張が出来ない(当時、羽田沖を埋め立てる
      技術がなかった)から成田空港が出来たようなものだけど、今じゃ競合までする具合だからね。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        つ[鉄道連絡船 [wikipedia.org]]

        • 鉄分の多めな方であれば、きっと思い付くヤツですね。まぁ、当方もですが。

          連結外さずに、全車両が載せられたらいけるかもしれませんが、まっすぐやるのは
          無理でしょうし、かと言ってトグロを巻くのもいかがかと。

          一般的な貨車がだいたい長さ20mで25輌くらいいくと、500mですか。
          空母でも直線ではキツそうな感じではあります。

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          • by Anonymous Coward on 2017年01月06日 16時00分 (#3140058)

            空母は、横須賀を母港とするロナルド・レーガンが 333m ですね。

            昔、ガンプラが流行ったころ 1/144 のサイズでそろえたくて、空母を調べ、エンタープライズ(古いほう)が 250m くらいということで 1.7m でベニヤ板で作れると思った(実際には作らなかった)ことがありました。 今じゃ 2.3m ですから 1/144 は大変ですね。
            N ゲージが 1/150 と聞いたので、縮尺が近いから、ジオラマやるなら N ゲージだなともと思ってた昔の記憶が出てまいりました。

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              途中で一箇所切り離す程度の手間は許容できるだろう。

              • by Anonymous Coward

                自動化ヤードの原理で、貨車が自走(とは言わんか)して詰まればよろし。

              • 瀬戸大橋開通で廃止となった鉄道連絡船である宇高連絡船は、1時間に1本運行していましたが、2隻体制で、1隻が大ざっぱに「宇野に30分停泊→60分航行→高松に30分停泊→60分航行→宇野に…」という2時間ループになってました。 [wikipedia.org]には軌道が3線ありましたが、切離と連結両方併せても、30分以内に入れ替えできてたってことです。
                (ていうか、ダイヤの都合で30分停泊しているだけで、その時間をフルに入れ替えに使ってるわけではありません。うろ覚えな記憶で書きますが、10分かからないぐらいだったと思います。)

                そもそも、コンテナが流行る前の、昔ながらの貨物列車は、行き先に併せて貨車単位で連結/切離して組み替えて運ぶものなんですよ。
                1箇所の切り離し程度で手間がかかるなんてことになったら、まともに貨物車両の運用はできませんってば。

                もっとも、
                > まあ船で運ぶ時点で青函トンネルとは輸送時間で勝負にすらならんのだが。
                こっちのほうが致命的で、積み下ろしにかかる時間なんざもう誤差でしょうな。

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          • by Anonymous Coward

            じゃあ橋をかけましょう

        • 洞爺丸事故などの海難事故を経てやっぱ船はヤバイからトンネル掘ろうぜ!って作った

          青函トンネルなのに、また同じことを繰り返すつもりか… (sigh

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    • by Anonymous Coward on 2017年01月06日 15時41分 (#3140042)

      そもそも貨物と新幹線のすれ違いをなくして時短するためで、
      青函トンネルの輸送量がキャパ超えてるという話じゃない。

      >アンケートでは約9万件の回答中、約7万件が「不要」、約1万5,000人が「必要」だった。
      まぁそうでしょうね。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      どうせまた破綻は回避で国民の税金から負担が増えるだけでしょ。
      オリンピックもそうならなきゃいいけど。

      • by Anonymous Coward

        コストを沈埋させて見えにくくする工法

    • by Anonymous Coward

      大陸のワニノ、サハリンのホルムスク間は鉄道フェリーでつないでるんだよな
      ホルムスクと稚内ってあまり離れてないからフェリー使うと手っ取り早くシベリア鉄道まで直結できる
      日本の造船業グダグダになってるけど鉄道フェリーぐらいどうにかならないのか?
      重心が高くて車両甲板は隔壁が作れないなど難しい面もあるけど
      米、露、中、ブラジル、デンマーク、スウェーデンなど現役で活躍している国も多い
      日本島国なんだし国際列車走らせるならとりあえずフェリー以外の選択肢はないわけだし
      貨物だけではなく豪華旅客列車も乗せれば採算性を大きく左右するのでは
      青函だけではなく首都圏から室蘭まで繋げば複線電化路線に直結できるし
      直接道東の釧路まで繋げば競争力が増してJR北海道の経営もだいぶ楽になるのでは?

  • by Anonymous Coward on 2017年01月06日 14時21分 (#3139990)
    >青函トンネルの大規模改修が必要になるという話があり、第2トンネルはその意味でも有効という。
    だったら単線とか意味わからん
    • そこは完全にリンクした検討ではなくて、議事録に

      「北海道新幹線札幌延伸の10年後には現在の青函トンネルも大改修が必要となり、そのときに減速しながらの作業となってしまっては意味がない」

      貨物が第1トンネルを全く通らなければ、夜中の0時台から6時頃までずっぽり空くみたいです。それだけでもだいぶ違うでしょう。

      もっとも、貨物だって両方向の物流あるんで、複線の方がリアリティがあるような気はします。いや単線でも海峡の真ん中に列車交換設備を(以下略

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      • by Anonymous Coward on 2017年01月06日 16時34分 (#3140081)
        トンネル以外の地上区間を含めると70kmくらい距離あるわけだし、 貨物が上下合わせて1日50本、新幹線が貨物の倍の速度で1日20本だとすると、 複線の旧青函トンネルは貨物専用、単線の第二青函を旅客専用にするとちょうどいいって計算なのかな
        親コメント
      • > いや単線でも海峡の真ん中に列車交換設備を
        例えば、ほくほく線が約60キロで大ざっぱには青函トンネルと近い長さの単線区間なのですが、約30往復を運行するのに7か所の交換設備(駅または信号場)を設置していました。

        青函トンネルは全列車通過なので多少事情は異なりますが、運行ダイヤ設定の自由度を持たせるなら同程度の設備は必要になると思います。
        # トンネル内での長時間停車はなるべく避けたいだろうし

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        • by Anonymous Coward on 2017年01月06日 19時56分 (#3140187)

          例えば、ほくほく線が約60キロで大ざっぱには青函トンネルと近い長さの単線区間なのですが、約30往復を運行するのに7か所の交換設備(駅または信号場)を設置していました。

          いや、流石にそのガバガバ理論はどうかと思うぞ。
          ・ダイヤ遅延に対するリスクが旅客列車と貨物列車では全然違う
          ・160km/hのはくたかと110km/hの鈍行(または快速)が混在してる(青函トンネルで使用できる電気機関車は1形式しかないので貨物の速度は事実上ほぼ全て同じ)
          ・しかも虫川大杉や十日町は駅である以上、停車するダイヤであれば遅延回復のために止めない選択肢が存在しない
          という条件の違いを無視して「同じ距離だから同じような設備」ってのはお粗末すぎる。

          そもそも途中で止めると後半の上り勾配で無駄に電力を喰うから、そんな運用するのは阿呆の所業だ。トンネルの両端に信号場作って閉塞すりゃいいだけだろうがさ。

          7か所の交換設備

          ほくほく線内で列車交換できるの、駅が虫川大杉と十日町の2つ、あとは儀明信号場、薬師峠信号場、赤倉信号場で信号場が3つ・・・しかないのだが。
          もし両端の六日町と犀潟をカウントしてるなら、それこそ(第二)青函トンネルの外側に駅があれば事足りるから、類型化するのがおかしい。
          というか六日町も犀潟も、ほくほく線の始発になる越後湯沢や直江津のすぐ近くで、かつ外側は複線だったからそんな場所で待避させるダイヤ組む意味はなかった。
          # 第二青函トンネル作るとしたら第二新中小国信号場とかはできるんだろうか

          尚、現行で青函トンネルの貨物本数が1日に約26往復。
          半分を第二青函に回せば、そちらは1時間に1本程度ということになるが、現行での貨物の青函トンネル通過にかかる時間は40分程度なのでトンネル内に交換設備とか作らんでも余裕で回せる。

          親コメント
          • > ・ダイヤ遅延に対するリスクが旅客列車と貨物列車では全然違う
            貨物の方が緩いと言うつもりだとすれば、悪いけどそういう扱いのせいでJR貨物の信頼性が上がらない(定時性が期待できない)のですが、それを肯定するのでしょうか。

            > そもそも途中で止めると後半の上り勾配で無駄に電力を喰うから、そんな運用するのは阿呆の所業だ。トンネルの両端に信号場作って閉塞すりゃいいだけだろうがさ。
            対向列車がトンネル抜けるまで(現在の今別~木古内で約1時間)逆向きが走れないとかいう制約の方が厳しいと思います。
            # 列車交換時に上り勾配になる側が止まらないようにするだけなら数分の調整ですむと思いますが。

            > ほくほく線内で列車交換できるの、駅が虫川大杉と十日町の2つ、あとは儀明信号場、薬師峠信号場、赤倉信号場で信号場が3つ・・・しかないのだが。
            いや、その他にまつだい駅 [wikipedia.org]とくびき駅 [wikipedia.org]もあります。

            > 半分を第二青函に回せば、そちらは1時間に1本程度ということになるが、
            > (中略)
            > トンネル内に交換設備とか作らんでも余裕で回せる。
            なるほど、例えば時間帯によって続行運転になる方向の列車を第二トンネル通して、対向する側は旧トンネル経由にするみたいな運行なら、交換設備なくてもそれなりに回せそうですね。
            # 新幹線の足を引っ張らないという方で多少引っかかりはあるかもしれませんが。

            親コメント
    • by Anonymous Coward

      与太る。

      せっかく北方領土をロシアに進呈してお近づきになったんだから、カムチャツカに日露トンネルを通して大陸横断鉄道の鹿児島終点まで実現を。

  • by Anonymous Coward on 2017年01月06日 14時40分 (#3139999)

    従来工法で既存トンネルの横に掘って、何カ所か接続した方がイロイロと便利な気がするが。

    短距離間ならともかくこんな長距離&大深度で沈埋でやると、コイツが老朽化したときはメンテでなく新規敷設になってしまわないか?

    • それ言い出したら、たぶん最初に作業抗(本坑の近くを通る)を改修して電車通せるようにとかいう議論が出てくるわけですが。
      技術的に厳しいのはわかってるんですけど、もう一本トンネルを新設するのとどっちがコスト安いのかなぁと素人ながらに疑問。

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        現在作業坑は緊急時の避難路になってるんで、そっちにも電車通すなら結局は避難坑をもう1本掘らにゃならんので同じ
  • by Anonymous Coward on 2017年01月06日 15時19分 (#3140035)

    沈埋工法なら水の染み込みが最低限に抑えられるので維持費も安い。
    従来路線の大規模メンテのタイミングで従来のを埋めて複々線でつくってもいい。

  • by Anonymous Coward on 2017年01月06日 15時49分 (#3140049)

    んなもん作るぐらいならパイプライン引いた方が北海道経済の為になりますよ
    事業費も北海道止まりであれば確か3000億円程度で済みますし

  • by Anonymous Coward on 2017年01月06日 16時00分 (#3140059)

    青函トンネルやリニアより簡単で全国民に需要と恩恵と夢があるでしょ

    • by Anonymous Coward

      物流トンネルには興味ありますが、どういう規模を想定してらっしゃいます?
      新幹線相当ぐらい?

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