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アニメ・マンガ

欧米で「フリントロック・ファンタジー」が流行の兆し? 100

ストーリー by hylom
魔法は出てこないのか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

Twitter情報だが、欧米でファンタジー作品の新ジャンルとして「フリントロック・ファンタジー」なるものが流行の兆しにあるらしい(Togetterまとめ)。

フリントロック」というのは火縄銃の後に開発された銃火器の点火方式のことで、その名の通り、中世異世界ファンタジーより科学技術が発展しつつも、スチームバンクのように蒸気機関が誕生するまでには至っていない世界を扱ったファンタジー作品とのこと。イメージ的にはナポレオン戦争の時代などが近く、銃が普及している他、作品によっては民主制への革命などが扱われることもあるという。

日本語に翻訳された作品としては「テメレア戦記」があるほか、日本の作品でも「皇国の守護者」の初期などがイメージに近いという。中世ファンタジーに次ぐ新たなジャンルとして定着するだろうか?

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  • by tamaco (19059) on 2019年01月11日 12時58分 (#3546733)

    空目した。
    疲れているらしいorz

  • 『皇国の守護者』を完結させないまま死んだ佐藤大輔のことは一生ゆるさないからな!
    (あのエロゲデブが仮に生きていたとしても完結させるとは限らないというツッコミは無視で)

  • by Anonymous Coward on 2019年01月11日 13時37分 (#3546757)

    スーパーファミコン時代の名作「タクティクスオウガ」は、国外から齎される「銃」がストーリー本編に影響を与えないものの
    ゲーム性にはそこそこ影響を与える面白い存在でしたが、まさにこれなんですかねぇ。

    #なので続編がプレイしたかった…

    • by Anonymous Coward

      運用可能になるタイミングが終盤も終盤過ぎて空気だったような気がしないでもない。

      • by Anonymous Coward

        特殊な育て方しないでも、持たせるキャラ次第で高難易度(なはずの)ステージでも、一方的に虐殺できちゃうバランスブレーカーなやつだけどな。
        それ以外にも無茶苦茶なバランスのキャラだったり手順だったりがいろいろあるので、目立たないけど。

  •  説明を読む限り、エンタメとしてポイントになるのは、「産業革命以前であること」「ファンタジー世界観の延長であること」の二つ。
     もうちょっと厳密に言うと、「産業革命によってもたらされた社会変革の影響を受けていない文明世界」で「ファンタジーのお約束が成立する」というあたり。

     結局のところ、重要になるのは戦争のやり方なんじゃないかという気がします。産業革命以降の英雄と、それ以前の英雄はまったく違ったタイプの活躍をします。なぜかというと、戦争のやり方が変わったから。
     近代以前の英雄が銃と魔法で活躍する絵面(シチュエーション)がうけている、というのが現状なのではないかなぁと。

     魔法と言ってる要素はようするにフィクション特有の不思議設定であり、超能力やらオーパーツによる超科学とかでも代替可能。
     現代文明的な感じにおちつくのは説明するのが楽だからであって、突き詰めていくとフリントロックな世界観でなくてもアリみたいなことになっていく気がする。

     なので、仮に今後も人気が続くとしても、ジャンル論でフリントロックファンタジーに当てはめると???ってなる作品が続出して、定着しないんじゃないかなぁ、と。

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
    • by Anonymous Coward

      そもそもが歴史上、規格品大量ライン生産≒産業革命自体、貨幣に続いて銃砲(或いは弓矢)から始まったのだが、日本の社会科では触れられていないらしく、日本人の多くは知らない。
      日本の火縄銃時代でもその萌芽は見られるし、史実が銃の普及=産業革命だから、自ずとジャンルが狭くなるのは仕方ない。

  • フリントロックがそういうものだったとたった今知りました。

    # パンダラー

  • なんだ『ドリフターズ』か。
  • by Anonymous Coward on 2019年01月11日 20時00分 (#3547068)

    フリントロック式は17世紀初頭に完成された。
    17世紀ヨーロッパでは小氷期の到来により農作物の不作が続き
    封建社会が崩壊し戦争に明け暮れた。
    魔女狩り、ペストの流行など暗い時代だったようだ。

    荒廃した世界観に関心が持たれているという事なのだろうか。
    近代社会への激動の時代であり、国家とは何かという哲学的問題を語るのに適している。
    設定で魔女に持たせる能力の匙加減で可能性が広がると思われる。

  • by Anonymous Coward on 2019年01月11日 13時03分 (#3546736)

    蒸気銀行とは新しいな

  • フリントロック式が使われたのは17世紀中頃から19世紀中頃なのだけれど、その辺の西洋の風俗だと多くの日本人は「中世ヨーロッパ」って言っちゃうかと。
    いわゆる異世界ファンタジーの中に取り込まれてしまう設定だね。パーカッションロック式のカートリッジが普及してる世界が舞台の幼女戦記でも異世界転生モノに入ってるのだし。

    日本だとざっくり江戸時代で、まぁわざわざ名前を付けなくても「時代劇」って呼称があらあねw。
    ちなみに日本では銃の使用も早々に武道になったので、フリントロック式より安定した銃が作りやすい火縄銃(マッチロック式)が幕末まで使われる事になるのであります。

  • by Anonymous Coward on 2019年01月11日 13時38分 (#3546759)

    お米の国だから縄にこだわるとかじゃないよね。

    • by Anonymous Coward

      すでに江戸時代になってて銃を改良する動機が乏しかったのでは

    • by Anonymous Coward

      日本産の火打ち石の火花が小さいって話のはず
      諸外国から長崎にある程度の数は入ってきてたけどフリントロックはマッチロックと比べて
      集団向きなので戦争がじゃなかったからそこまで改良を急ぐ必要もなかった

      フリントロック構造を持ったものなら刻たばこ点火器が江戸時代にあったはず

      • by Anonymous Coward

        火打石による火花の正体は鉄粉だろ。
        打ち金=鉄側の問題では?
        日本の鉄は、江戸初期で(原始的高炉製鉄による)中国からの輸入鉄のシェアが下がって、国内産のたたら鉄が主になったと聞く。

        • by Anonymous Coward

          フリントって言うすい石っていう石があるんだけど日本のだとあかんって言うお話な

  • by Anonymous Coward on 2019年01月11日 13時38分 (#3546760)

    もちろん、ファンタジーということは、近代戦に「魔法」の要素がつけ加えられていて、

    まとめより。剣と魔法の世界ならぬ銃と魔法の世界、というのはたまにあるが、まとめ見るにそういうのよりは近代寄りの世界観の作品を指すんですかね?

    確かに、銃が登場するファンタジー作品は大量にあっても、その銃が普及しきった後の世界を舞台にするファンタジー作品というのは、そう言われると確かに覚えが無いですねぇ。

    • by Mistbow (12027) on 2019年01月11日 23時27分 (#3547174)

       「銃姫」 [mfbunkoj.jp]あたりは該当しそうですが、魔法の杖としてのニュアンスが強いので外れそうな感じも。

       クトゥルフ神話ものでフリントロック使っている時代設定であれば、自動的にフリントロックファンタジー認定できそうな気が……したものの、やはりジャンルはクトゥルフ神話になってしまうか。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      山田風太郎の忍法帖シリーズに、江戸時代の近江は国友村の鉄砲鍛冶が主人公のがなかったかな。
      作中で鉄砲の魔改造を行う。敵は忍者で、風太郎忍法帖なんで魔法みたいなものとも言える。

    • by Anonymous Coward

      軍靴のバルツァーみたいなものかと思ったらそこが違うのか。

    • by Anonymous Coward

      確かに、銃が登場するファンタジー作品は大量にあっても、その銃が普及しきった後の世界を舞台にするファンタジー作品というのは、そう言われると確かに覚えが無いですねぇ。

      欧米だとミリタリーファンタジーという戦争(近代戦含む)とファンタジーを合体させたジャンルがあるとか
      日本に比べるとファンタジー作品のサブジャンルが多い

      • by nim (10479) on 2019年01月11日 18時45分 (#3547026)

        「覇剣の皇姫アルティーナ」は、マスケット銃は普及しきってるが、ライフル銃がまだ新技術、という世界設定のファンタジー。
        「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」は、魔法的な原理による銃が普及している世界が舞台。

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      そもそも魔法が存在する世界で近代兵器の優位性ってあるんですかね
      と転スラ13巻を読んで思った

      • by Anonymous Coward

        結局コストというか物量勝負になるのではないかと。

        # 往々にして魔法のコストがふわっとし過ぎ。かと言ってシビアすぎても夢がない

      • by Anonymous Coward

        魔法が使えない人(使えても生活魔法レベルの人)にとっては、弓よりも銃のほうが低練度でも戦力として使える
        弓よりクロスボウのほうが扱いやすく、クロスボウより銃のほうが威力がある
        下っ端雑兵のための武器
        金さえあれば数をそろえられるしね

        • by Anonymous Coward

          魔術師オーフェンの続編だと、銃がそこそこ普及してた。

          そっちでも単純な破壊力や防御力においては魔術の方が銃より上だけど、

          魔術師以外でも使える、
          構成を編む必要が無く、不意打ちが可能、
          ライフルで狙撃されると、魔術での防御がほぼ不可能、

          などと言ったメリットがある感じ。

          一対一なら魔術の方が強くても魔術師は圧倒的に数が少ないから、
          銃を持った多数の一般人は、少数の魔術師にとっては脅威になる。

          • by Anonymous Coward

            続編じゃなくっても銃はちょこちょこ出てきてましたよ

    • by Anonymous Coward

      幼女戦記: http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=tiraura&a... [mai-net.net]
      ユーリャン・アントロポフ書記長さんが不憫で不憫で。

  • by Anonymous Coward on 2019年01月11日 13時52分 (#3546772)

    空目した。
    欧米なら再ブレークしそう。

  • by Anonymous Coward on 2019年01月11日 13時56分 (#3546780)

    Flint rockで石器時代の話かと思った

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