民放ラジオ、ネット同時放送解禁へ 110
日経ビジネスによると、AM、FM、短波の大手民放ラジオ局13社は3月中旬から、地上波と同じ放送内容をインターネットでもサイマル(同時)送信することを決めた、とのことだ。
日本音楽著作権協会(JASRAC)や日本レコード協会といった権利団体とも合意を得、2月中にも正式発表するとのこと。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100210/212732/
さきほどニュースにもなった
TOKYO FM、iPhoneでラジオを聞けるアプリを配布中
http://srad.jp/it/article.pl?sid=10/01/15/0419258
に続き、AM各局も同時配信を始めるというのはラジオリスナーにとっては喜ばしい限りだ。
ネットでの同時送信に踏み切るのは、TBSラジオ、ニッポン放送、文化放送、エフエム東京、J-WAVE、エフエムインターウェーヴ(InterFM)の在京キー局6社と、朝日放送、毎日放送、エフエム大阪など在阪の準キー局6社、加えて短波の日経ラジオ社の合計13社。登録などは不要で、Adobe Flash PlayerのインストールされたPCならそれだけで受信が可能な模様。
ただ、大変残念なことに、聴取可能地域は在京局は首都圏の1都3県に、在阪局は大阪府に限定されるということだ。
ラジオ聴取者数の減少、とりわけラジオ広告費が1991年の約2400億円をピークに、2008年の約1550億円まで減少していることが主な原因と思われるが、この取り組みはなかなか野心的なものだと思われる。
タレコミ子はこれで職場のPCで『昼間の深夜放送』小島慶子キラ☆キラが聴けると今からワクワクしているところなのだが、ラジオリスナーなスラド諸兄はどんな番組を聴けて嬉しいですか?