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2015年3月16日の記事一覧(全9件)
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検閲

国境なき記者団、特定ニュースサイトの検閲対策にAmazonなどを利用したミラーサイトを運営 12

ストーリー by hylom
いたちごっこ 部門より
taraiok 曰く、

ネット上で特定のサイトをブロックするといった検閲を行う国が増加している。その代表的な例が中国だが、国境なき記者団が検閲対策として、検閲を行っている国からブロックされている九つのWebサイトをミラーして運営することで、公平なニュースへのアクセスを提供しようとしているという(BetaNewsSlashdot)。

中国ではチベットポスト、イランではGooya Nwsなどがブロックされているとのことで、検閲で妨げられることの少ないAmazonやMicrosoft、およびGoogleのサーバーでこのようなサイトのミラーサイトを運営しているそうだ。ミラーサイトのアクセス妨害は可能だが、これらサーバーはこれ以外にも多くのサービスで使用されているため、これをブロックするとほかのサービスにも大規模な影響を与える可能性が高い。またキーワード・ブロッキングを防ぐための暗号化も準備中だという。

現在、国境なき記者団は、ロシア、カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、中国、キューバ、イラン、アラブ首長国連邦、バーレーン、およびサウジアラビアをインターネットの敵として認定している。

11964310 story
Windows

Microsoft、Windows 10に対する100万件目のフィードバックを受け取る 47

ストーリー by hylom
期待と不安 部門より
headless 曰く、

本家Slashdot「Microsoft Has Received 1 Million Pieces of Feedback For Windows 10」より。

Windows 10 Technical Previewの「Windows Feedback」アプリによる100万件目のフィードバックをMicrosoftが受け取ったことを、Windows Insider Programの責任者 Gabriel Aul氏がTwitterで報告した。

このアプリはWindows Insider Program参加者がWindowsに対する感想や問題点、改善してほしい点などをMicrosoftに送信するためのもので、オペレーティングシステムの開発で非常に重要な役割を果たす。アプリはデスクトップ版およびモバイル版(Windows 10 Technical Preview for Phone)の両方で利用可能で、スタートメニューから起動できる。

ここ最近のMicrosoftは消費者のフィードバックを真剣に聞く努力をするようになり、新機能に関して議論する道を開いているように思われる。皆さんはこのアプリを使ってフィードバックを送信したことがあるだろうか。

11964317 story
医療

色認識を助ける色弱・色盲向けサングラス 41

ストーリー by hylom
効果のほどは 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米Enchromaが、色弱・色盲者に向けて色の認識を助ける「色補正サングラス」を販売しているそうだ(Engadget)。

三原色である赤・緑・青を通し、その中間であるシアンや黄色成分を持つ光は軽減することで、色の認識を助けるという。色盲・色弱者の約80%にあたる常三色型色覚で効果が確認されているそうだ。直販価格は300〜400ドル程度で、30日間の返品保証付き。

11964320 story
検閲

南アフリカのFPB、オンライン出版物を検閲する方針 1

ストーリー by hylom
どうしてそうなった 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

映画や出版物の倫理規制を行う南アフリカの政府系組織Film and Publication Board(FPB)が、オンライン出版物の規制に関するガイドライン草案を発表した(SlashdotPDF)。

FPBは映画や出版物のレーティングなども決めている組織。公開されている草案によると、FPBはオンライン出版物に関する実質的な検閲権を要求しているようだ。ガイドラインに違反すればFPBが犯罪として認定できる。またガイドラインを守っている場合でもFPBに料金を支払う義務があるという。

草案ではYouTubeは対象として含まれているほか、テレビゲームやソースコード、ブログなどにも適用可能な文面となっているという。これに対し、南アフリカの市民社会団体などから構成されるRight2Knowは強く反発しているhtxt.africa)。

11964367 story
ハードウェア

底面にフィンが付いた鍋、一酸化炭素排出量が多いとしてリコール 54

ストーリー by hylom
酸素が足りなかったか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

熱を多く伝えるために底面にフィンが付けられたマルチパン(深型フライパン)「Hirota ECOマルチパン」なる製品がリコールされている(消費者庁リコール情報サイト)。通常のフライパンと比べて多くの一酸化炭素が排出量されるためという。

この製品を使用中に警報器が鳴ったという申し出が4件あり、製品を検査した結果「健康に害を与えるおそれのある一酸化炭素の排出量」が検出されたという。製品と一酸化炭素発生の因果関係は調査中だが、炎と接する面にあるヒートシンクが原因と推測されている。

Woman Exciteのショッピングページによると、鍋の底部に結構な高さのフィンが付けられていることが分かる。このマルチパンは、「横に逃げる炎と熱を波形フィンが吸収し、効率よく調理面加熱に伝えるため、熱ムラが少なく フライパン全面で食材を加熱できます」とのことで、一般的なフライパンと比べ短時間で料理ができるとうたっていた。

11964439 story
セキュリティ

「安全なウェブサイトの作り方」改訂第7版が公開 16

ストーリー by hylom
お勉強しましょう 部門より

情報処理推進機構(IPA)が、「安全なウェブサイトの作り方」改訂第7版を公開した(IPAの発表)。

「安全なウェブサイトの作り方」は、Webサイト開発者や運営者に向けて適切なセキュリティ対策方法を紹介するドキュメント。SQLインジェクションやOSコマンドインジェクション、ディレクトリトラバーサル、クロスサイトスクリプティングといったよく使われる攻撃方法についての解説やその対策方法についてまとめられている。

また、SQLインジェクション対策についてまとめた「安全なSQLの呼び出し方」という別冊も用意されているほか、「セキュリティ実装チェックリスト」や「ウェブ健康診断仕様」も公開されている。

11964459 story
電力

ドライアイスとライデンフロスト効果で発電する機構が開発される 42

ストーリー by hylom
ドライアイスを昇華させて、という話ではなかった 部門より
taraiok 曰く、

ノーサンブリアおよびエディンバラ大学の研究者が、ドライアイスを使った発電機構を開発した。これにより、火星に豊富にあるドライアイスから電力を得ることができるという(NatureNorthumbria UniversityTheConversationSlashdot)。

開発された手法は、ライデンフロスト効果を使って運動エネルギーを得るというもの。渦巻き状に段差が付けられた金属の上にドライアイス塊を置くと、ライデンフロスト効果によってドライアイス塊が回転し始めるという(動画)。この塊に磁石やコイルを取り付けることで、電磁誘導によって電力を得るという仕組みだ。

ライデンフロスト効果をエネルギーを生む方法として確立したのは今回が初めてであるという。火星では水は貴重なものだが、ドライアイスは天然資源としてたくさん存在することが確認されている。この技術を使えば、将来、火星で発電所を作成するのに有効だとしている。

11964473 story
アニメ・マンガ

性転換を扱ったマンガ作品、抗議される「かもしれない」として連載中止に 168

ストーリー by hylom
圧力と萎縮 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

マンガ雑誌アプリ「マンガボックス」で連載されている性転換を扱ったラブコメ「境界のないセカイ」が、連載中の15話で突如打ち切り&単行本発売中止となったのだが、その理由がLGBT団体からの抗議を怖れた出版社側による自粛だったことから、一部で話題となっているようである(作者による連載終了のお知らせITmediaの記事)。

「境界のないセカイ」は「好きな相手が同性だったら?」というテーマのラブコメマンガで。マンガボックスでの連載を経て、講談社による単行本化が発表されていた(現在も3話までが無料閲覧可)。作者のblogによると、単行本1巻の掲載部分に「男は男らしく女は女らしくするべき」という表現があり、これに対して起こるかもしれない性的マイノリティの個人・団体からのクレームを回避したい、という理由で発売中止となってしまったとのこと。

こうした描写は、背景世界のLGBTへの無理解を説明するため意図的に行われたもので、今後ストーリーが進むにつれ、主人公はそうした考えに疑問を抱いていく……というむしろ逆の意図を持って描かれたもので、指摘を受け修正することも提案したものの、出版社側には受け入れられなかったという。

この話題に対して、Twitter上ではされてもいない抗議に自粛した出版社への抗議が相次いでいる様子である。

11964739 story
地震

東洋ゴム製の一部の免震ゴムで性能不足が発覚。担当者による意図的な不正 96

ストーリー by hylom
こんなことがなぜ起こるのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

東洋ゴム工業が3月13日、同社製の建築用免震積層ゴムにおいて、一部で性能評価に関する不正があったことを発表した(中日新聞毎日新聞Car Watch)。

免震積層ゴムは、鋼板とゴム板を交互に積層したもの。建物の基礎部分と地盤の間に設置し、地震の発生時に横方向に揺れることで振動を抑える仕組みになっている。免震装置については国による認定があり、免震性能を国に申告し、検証を受ける必要がある。

問題となっているのは東洋ゴムの子会社である東洋ゴム化工品が2004年7月から2015年2月までに納入した2052基。「最大で基準値より50%低い」といった、明らかに性能が劣っている製品についても数値を操作して性能を満たしているように見せかけていたという。2014年に社内で不正が発覚したが、その後東洋ゴムが検証を行っていたために発表が遅れたようだ。

これらの免震製品は18都府県で採用されているといい、今後東洋ゴムはこれらを使った建物の調査および改修を行うという。なお、これらを使った具体的な建物の名称などは公表されていない。

なぜこのような大きな不正が発生したのか、また10年以上も見逃されていたのかが気になるところだ。

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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

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