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Linuxベースサイトの改竄被害急増 102

ストーリー by yourCat
他人の振り見て 部門より

masahikoi曰く、 "Computerworld Japanの記事によると、今年上半期のLinuxベースWebサイトの改竄被害数がすでに昨年の総件数を上回ったという調査結果があるそうです (Windowsベースサイトは20%減、全てのOSの合計は27%増)。
調査会社によれば、Linux利用の急増とセキュリティ修正の適用の遅れによって既知のセキュリティホールをついた攻撃が成功するケースが目立つ模様です。
/.の読者なら大丈夫だと思いますけど、やはり穴は見つかったらすぐふさぎたいものですね。"

該当時期は大きなセキュリティー・ホールの発見も相次いだので、その影響もあるだろうか。それにしてもIISでは減っているというのは偉いな。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by cyacya (6701) on 2002年07月20日 6時19分 (#129223)
    ApacheとIISのサイト数を比較しても今回のOS改竄数とは正しい比較にならないのですが、securityspace [securityspace.com]のApacheとIISのデータを鵜呑みにするとすれば、先月 [securityspace.com]と1年前 [securityspace.com]と比較すると、
    Apache:サイト数3,672,192増、シェア9.91%増
    IIS:サイト数915,690サイト増、シェア5.66%減
    (計算違っていたらすいません)
    ですから、Linuxの改竄数が増え、IISの改竄数が減るのは当然のように思います。

    ただ、この記事を読んでいたので気がついたのですが、元記事は2002年前期と2001年前期を比較しているデータなのですが、2002年前期と2001年後期(CodeRedやNimdaが登場)の改竄数を、パーセンテージだけで比較するときっと、「Apacheは10%(?)増、IISは90%(?)減でIISの方がとてもセキュアです!」とかいう記事になってしまうのでしょうか?(笑)

    WebサーバのOSのシェアをどっかで公開していたと思うのですが、探したのですが見つかりませんでした。誰かご存知でしたら教えてください。

    #このままだと今月あたり、とうとうApacheのシェアが70%を突破するかも・・・
    • タレコミ者です。 IIS=Windows,Apache=Linuxではないのは承知の上でなのですが。

      どちらもサイト数は増えているなかで 「Linuxの改竄数が増え、IISの改竄数が減るのは当然のように思います」 というのは、 「Linuxのセキュリティは悪化傾向、Windowsのセキュリティは改善傾向」 という主張と理解していいのでしょうか?

      私としては、「にわか管理者」や「ブームで立ち上げられてそのまんま」なサイトの増加が主因と思っているのですが。

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  • 詳しい知識がない初心者LINUX管理者なら、最新版のCDを
    使うんじゃないだろうか。なら、

     RedHat up2date (RedHat Network)
     Vine apt-get
     Kondara mph-get
     Turbo turbopkg
     Debian apt-get

    を動かして、Yと答えれば、そこそこの穴は自動的に塞がれるよう
    になってきていると思うが。各社がこれらをデフォルトでONにし、
    cronにでもつっこんでおけばいいと思うがどうだろうか。

    ミッションクリティカルなとこは、管理者が責任を持って対応で
    きるようにする必要はあるけれどね。
    • by tag (10007) on 2002年07月20日 2時18分 (#129119) 日記
      SuSeにはYaSTまたはYaST2があります。
      Yet another Setup Tool だそうです。
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    • UIの問題 (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2002年07月20日 6時50分 (#129227)
      基本的に賛成です。が、もっとUIを考えるべきだと思います。
      せっかくそんな機能があるのなら、
      せめてCDからのインストールと同程度には簡単に扱え、
      その機能がいやでも目に付くようにしておき、
      そのアップデートがいかに重要であるのかを簡潔に説明するべきでしょう。
      そんなのいらねーよっていうほど情報と知識のある人なら
      その機能をOFFにするのは簡単でしょうから。
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    • はたしてそれがどこまで信用できるかは問題です。
      個人ならともかく、会社ではサーバのバージョンアップにより、今まで動いていたシステムが動かなくなる事態に幾度か遭遇してます。
      ミラーリングしておいた片割れで試してから出ないと実際に自動アップデートはやってられません。

      Debianのstableはその手間を減らすためか、できるかぎりバックポートしてくれているので、新機能の追加は難しいものの少し安心ですね(でも自動アップデートはしたくない)。

      サーバ管理者さんたちは常にチェックするようにしないといけませんね。これ忘れてればOSに関係なくやられるということですね。
      #自戒もこめて
      --
      -- やさいはけんこうにいちば〜ん!
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  • by Anonymous Coward on 2002年07月20日 3時32分 (#129151)
    と言う感じですね。あれだけ猫も杓子もLinux、と騒いでいたのだから、まともに管理できない人がたくさん出てくるのもある意味当然というか…。

    IISのアタック件数が減ってるのは、やはり去年のCodeRed/Nimda騒動のおかげでしょうかね。自分について言えば、あれ以来Hotfixに対する見方が変わったような。それまでは何となく「Hotfixは安定性の観点からするとむやみに当てるのはよくない、SPを待て」みたいな考えだったのですが、あれ以来セキュリティ関連のfixに関しては出た瞬間に当てるようになりましたね。単に、それまで駄目管理者だったってだけかも知れませんが。家庭内LANの管理者でよかった(笑)

    とはいえ、まだまだパッチを当ててないがためにクラックを繰り返されてるサイトが多いのも事実ですが…。
    • by Artane. (1042) on 2002年07月20日 5時14分 (#129203) ホームページ 日記
      私はDebian使いなのでサーバ運用任されていた時も、stableで構築しておいて、新しい のが必要な(と言うか、deb化が中途半端でパッチの適用が遅かったり、deb化自体されていなかった)パッケージだけ/usr/local以下にbuild、
      セキュリティ情報に目を光らせておいて、欠かさずapt-getや再buildしておけば済んだし 、殆どのサーバはDebian側でapt-getすれば済んでいました。

      で、最近(ったって半年くらい前に)サーバ開発の仕事でRED HAT使ったのですが、ベンダー 側でaptみたいな機構がなくて、ベンダのセキュリティ情報でrpm -i URL などというメカニズムを推奨していたのに は驚きました。

      日本やアメリカの企業から一番「信用」されているディストリビューションがこんな面倒な方法を推奨していたら、そりゃ穴塞ぎを怠ける人が増えるのも当り前ではないかと思いました。

      私みたいな、ソースからのbuildも苦にならないサーバモンキーならばそれなりの手を 打てますが、普通の暇も余裕もない人には、せめて最初からaptやMandrakeなどにあ るような、セキュリティ専用サイトからの半自動アップデート機構が用意されていて、 惰性で半自動アップデートを起動させるまでに至らないとアップデートする気を起こせないと思うのですが。

      要は、ベンダー(集団)が、アップデートも迅速且つ容易に出来るようなデザインを行わ なければ早晩こういう状況になるのは分かっていたはずで、それをやらないベンダ(RED HATとか)は、努力を始めているMicrosoftに劣ると考えるのですが…。

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      • by shunak (3585) on 2002年07月20日 7時45分 (#129238)
        up2date があるのに、こういうことを書いた理由を教えてください。 存在自体を知らない訳じゃないですよね? セキュリティ情報のサイトをみるような人は rpm -Uvh でも困らない でしょう。逆にセキュリティ情報のサイトを見ない人のために、up2date のコマンドがあるわけです。
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        • Re:ついに来たか (スコア:3, おもしろおかしい)

          by Artane. (1042) on 2002年07月20日 8時23分 (#129244) ホームページ 日記
          up2dateだと、本当に危険な物しかアップデートされない(細かな修正や緊急Fixは別になる)とか、aptほどの汎用性がないとかで、使い勝手が中途半端なんですよね。

          せめて、セキュリティ情やホームページでup2dateを使うように繰り返し勧める とか、up2dateベースでのきめの細かいサポートを行うとかして欲しい
          一度aptベースのシステムを使うと依存関係とかをかな り細かく見たり、Hot Fixがそのまま入れられたりする分、RED HATのアップデート 機構が非常に不便に見えてしまうのですが。

          親コメント
          • Re:ついに来たか (スコア:2, 参考になる)

            by Anonymous Coward on 2002年07月20日 9時52分 (#129278)
            up2dateだと、本当に危険な物しかアップデートされない(細かな修正や緊急Fixは別になる)とか、
            使い勝手はともかく,こういう嘘を書くのは好い加減に止めたらどうですか?errataに情報が出るのと同時か,それより先にup2dateでアップデートが可能です.ろくに知ってもいないのに,とにかくRed Hatのことを悪く書こうとする意図が見え透いてます.
            せめて、セキュリティ情やホームページでup2dateを使うように繰り返し勧める とか、up2dateベースでのきめの細かいサポートを行うとかして欲しい
            ろくに使いこなしてもいないのに目茶苦茶を言っているのが明白ですね.所詮マニュアルさえ読めないので使いこなせないのでしょうが.本当に問題なのはこの程度の能力しかないのに仕事で金を儲けようとする人間の存在ですね.
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          • by shunak (3585) on 2002年07月20日 12時10分 (#129344)
            up2date で入れ替えられるパッケージが少数であることが不満ですか?
            そもそも up2date は管理コストを少しでも抑えるために作られたものですから、インストール/アップグレードを頻繁にするようなシステムのために作られたコマンドではありません。なるべくアップデートを抑えたいシステムのためにあるのですから、複雑である必要はありませんよね。シンプルなものが良いに決っています。
            蛇足ですが、woody , sid ならともかく、potato でそれほどたくさんのパッケージが入れ替わっているとは思いませんが?potato にて apt をつかって入れ替えたところで、入れ替えられるパッケージは少数です。
            apt でインストール/アップグレードを頻繁に行っているほどの管理コストをかけてもよいのならば、rpm でやっても同じことですよね。
            親コメント
        • サーバー用途でX Windowをインストールしないでおくと。up2dateを登録するのって骨じゃありません?
          別のXが入っている端末から登録して、プロファイルをコピーするんでしょうか。

          こういう感じなので「何も考えずにVineにしておけ」と初心者には勧めることに。
          --
          Masafumi Otsune [otsune.com]
          親コメント
    • 難しい理由探さなくても、単にLinuxでやってるサーバの数が増えたので、
      相対的に増えたと言うだけのような気がするのです。
      インストールが簡単になったし、回線やハードのコストが下がったからですかね。
      --
      AMIGA4000T(60/50)使い
      親コメント
  • 私はここ [srad.jp]にも書いた通り、なんちゃって管理者です。これでも被害に遭わ
    ないのだから、自分でも不思議です。
    • by uy807 (4351) on 2002年07月20日 1時56分 (#129108)
      「日本のクラックサイト」によれば
      改竄されてるのは断然 IIS のようですが?

        あとは IRIXとSolaris,Linuxがひとつずつ。

      IISが「減った」といっても絶対数ではクラックされてるのはトップでしょう。
      親コメント
  • 単純に (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2002年07月20日 1時54分 (#129106)
    低い管理者意識のまま管理する人間が増えたのが原因ではないかと思います。
    これからのLinux業界にとっては、どうやってそういう管理者を啓蒙しながら
    やっていくかというのが重要になるのではないかと。
  • by kiyotan (3912) on 2002年07月20日 2時26分 (#129124) 日記
    住基DBのデータ改竄被害急増なんてニュースが出ないことを切に願っております。
    --
    Kiyotan
  • 調査会社(mi2g) が Microsoft の宣伝をしているのだ、とかいう情報は今回はなしですか > アンチMS諸兄
  • 単に (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2002年07月20日 10時15分 (#129288)
    IISで失敗した管理者がLinuxベースに移行して、やっぱり
    穴あけっぱなしだからって話じゃないだろうな。

    どっちにしても、どんなソフトを使ってもちゃんと管理しないと駄目だね。

    (しかし、いつもこの手の比較はWindowsとLinuxの比較のように書いてあるけど、IISとApacheで比較しないと駄目なんじゃないの?、それともWindowsのApacheは大丈夫だとでも?)
  • by Anonymous Coward on 2002年07月21日 0時46分 (#129678)
    あえて、もと記事を長めに引用します。
    ========
    今年上半期のLinuxベースWebサイトの改竄被害数がすでに昨年の総件数を上回ったという調査結果があるそうです (Windowsベースサイトは20%減、全てのOSの合計は27%増)。
    調査会社によれば、Linux利用の急増とセキュリティ修正の適用の遅れによって既知のセキュリティホールをついた攻撃が成功するケースが目立つ模様です。
    /.の読者なら大丈夫だと思いますけど、やはり穴は見つかったらすぐふさぎたいものですね。"

    該当時期は大きなセキュリティー・ホールの発見も相次いだので、その影響もあるだろうか。それにしてもIISでは減っているというのは偉いな。
    ========

    確かに、正しい管理の仕方を知らないオープンソース系OSユーザーはかなり増え、簡単にグローバルIPアドレスと取得できるOCN ADSLアクセス IP1などで危険なサーバーをたてる管理者が増えたのではと思います。

    しかし上記の記述には数値の記載がないので、サイトから引用するとLinuxの被害は7630件
    --もとネタサイトからの引用--
    Linux上で運用されるWebサイトの2002年上半期の改ざん被害は7630件に達し
    ----

    一方、Windowsの被害は9404件でLinuxの被害に比べ23%も多いようです。
    --もとネタサイトからの引用--
    方、マイクロソフトのWebサーバ・ソフトウェア「IIS(Internet Information Services)」で運用されるWebサイトの2002年上半期の改ざん被害は9404件で、前年同期の1万1828件から20%減少した
    -----

    統計学を少しでも勉強してる方には常識ですが、統計上の数値はいくらでも資料作成者の有利になるようなデータを並べ、不利なデータを隠し、現実があたかもデータ作成者の望む現実であるかの様に見せかける事ができる、という事を忘れないようにしないといけません。(もと記事の方の意図はわかりません)

    しかし、管理の仕方を知らないユーザー(WindowsもUNIXも)をどのように啓蒙するか考えないと困った事になりますね。既知のセキュリティーホールを放置して他人に迷惑をかけた場合、個人の場合、最低1000万円、企業の場合、最低1億円の罰金とか?!これくらいすると、いい加減な知識で危ないサーバーをたてる事もなくなる!?
    • タレコミ者です。

      タレコミ内容の主題は「Linuxでも既存の穴をつかれた改竄が急増」と「穴はすぐ塞ぎたい」というところで、括弧書きの部分は参考情報です。最初は書いてなかったんですけど、「Windowsでは減っている事を書かないのには何か作為があるのではないか」と思われそうだったので、一応付記しました。総件数やサイト数に対する割合はIDGやmi2gの記事をちゃんと読んでくれればOKですから。結局どっちにしても作為を疑われたようですが。(^^;

      「IISでは減っているというのは偉いな」というコメントはちょっと予想外でした。「今まで多すぎ、減るのがあたりまえ」ぐらいかと思ってましたから。傾向としては確かに減少傾向ですけど、サイト数は下回っているのに被害件数は上回っていますからね。

      しかし、管理の仕方を知らないユーザー(WindowsもUNIXも)をどのように啓蒙するか考えないと困った事になりますね。

      同感です。もっとも出荷状態でもセキュアなサーバというのも同様に大事ですけどね。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2002年07月20日 1時10分 (#129072)
    次は
    ほ~ら、IISの方がアップデート簡単ですよ~
    make world 楽しい?
    なんてネタで押してくるに20ガバス。

    # まぁ何選ぼうがユーザーがセキュリティホールだったら一緒なわけで。
    • make world 楽しい?
      すみません、純粋に質問です。

      X 以外で make World を使うような Makefile のソフトウェアって 何があるんでしょうか?

      # 閑話休題。
      # 世間的一般の apache 飼い主は
      # rpm -U ...
      # ではないかと勝手に妄想してるのだが、どうか。

      親コメント
      • by ttm (8278) on 2002年07月20日 3時34分 (#129152)
        BSD...
        親コメント
      • by Ysh (6632) on 2002年07月20日 3時43分 (#129157)
        以前のgccは”世界創世”してませんでしたっけ?
        親コメント
      • とりあえずなんちゃってFreeBSD使いです。よそのことは知りません。
        で、“make world”って/binとか/usr/sbinとかを(user landっていうのですっけ?)含めたシステム全体をコンパイルする事を意味する(抽象的な)言葉だと思ってました。
        実際のところFreeBSDではmake worldっていうと
        1.make buildworld
        2.make buildkernel KERNCONF=fogefoge
        3.make installkernel KERNCONF=fogefoge
        4.再起動してsingle userモードにする。
        5.make installworld
        6.mergemasterで/etc周りを更新
        ってことになります。実際に
        # make world
        とか出来なくないですが推奨されてません。
        ほかのBSD系のOSとか、linuxとかその他のOSって“make world”って実際はどういう手順になるのでしょうか?

        元に戻って、
        make world 楽しい?
        なんて聞かれると、Windows Updateって楽しい?って聞きたくなるんですけど(笑)
        #どちらかといえば-RCがついたとかっていうのがある“make world”の方が楽しいかも
        ##あ、これはcvsupか(笑)
        親コメント
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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