金髪は200年以内に絶滅する 89
ストーリー by Oliver
染めるなら眉までも 部門より
染めるなら眉までも 部門より
teltel 曰く、 生粋の金髪は、あと200年で滅びる、とBBC News の記事 にある。金髪になる遺伝子は劣性で次世代に伝えられにくいこと、純粋な金髪よりも、染めた金髪の方が結婚相手として好まれること、などの理由により、2202年には本当の金髪を持つ人はいなくなるそうな。ちなみに、現在最も金髪の多いのはフィンランドなので、本当の金髪を持つ最後の人はフィンランド人になるとのこと。
残念なことに"本当の金髪"の方には会ったことがないが、いなくなったらなったでちょっと寂しい世界になるなあ。"
2202年ねぇ… (スコア:2, 興味深い)
成長後も、自分のDNAを書き換えるとか、新しくデザインし直したクローン培養のスペアボディに脳(意識データ?)を載せ替えるとか。
それこそ、日本のまんが・アニメ的に青い髪、紫の髪、ピンクの髪、エルフ耳、猫耳・しっぽ、ラムちゃんツノ、その他諸々、なんでもアリになってる可能性もあると思うのだが、どうだ?
#具体例の偏りについてはあまり突っ込まんといて下され(笑)
-+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
Re:2202年ねぇ… (スコア:1)
原罪を刻むため、人には存在しない青い髪にしてみたり?
Re:2202年ねぇ… (スコア:1)
#軌道都市に住まなければ大丈夫だけど・・・住むでしょ(w
#あ、でも、送り出すときには見れるのかな。
Re:2202年ねぇ… (スコア:1)
>> なってそうなものだが…
髪を手入れする手間を惜しんで全員スキンヘッドだったりして。
で、資料で現代の我々の姿を見てごてごてした装飾だなと思う。我々が未開文化のいれずみとかの装飾を見るように。
Re:2202年ねぇ… (スコア:1)
・・・人類総グレイ化?(^_^;
Re:2202年ねぇ… (スコア:1)
ヨタはさておき、遺伝子をいじることで全身の体毛を根絶して、薄くて高性能な耐衝撃・耐環境スーツで全身を覆った姿って、グレイっぽいわな。やるかどうかは別としても、あのようなフォルムは未来人としての選択肢ではあるとは思う。
…自分がそうなるのはヤだけどね(笑)
取り敢えず、あと二百年は生きて実際のところを確認したいゾ?
-+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
Re:2202年ねぇ… (スコア:1)
今までの人間の歴史から鑑みると、人間が(これから生まれる)人間の体をデザインする 力を得た時に真っ先に起こるのは、下層階級の遺伝的劣性化(=奴隷として忠実な人間 を作るなどの80年代サイバーパンク作品によくある話です)と上流階級の(金に任せた)無理な 人体改造、そして何よりも戦争への積極的な応用でしょう。
それが引き起こすのは、今までに無いような社会構造の過激な変革と人間と言う種の 自己存続能力の低下であり、それに人類が耐えられるかと言うと私は絶望的な物を覚え る。
安心しましょう、今の方向で遺伝子工学が進めば、今の形の人類文明は200年持たない。
「変革から取り残された者」が細々と生き残るか、人類と言う種の余命がはっきりしているかのどちらかだ。
Re:2202年ねぇ… (スコア:1)
>> リスキー過ぎる
200 年前の人間が現代の交通事情を見ると、(排気ガスによる) 健康上の問題をはらんでいる上にリスキー過ぎると映るかもヨ。
結局、便利だったら実行しちゃって、それでもなんとかなってるのが人間のような気がする。
とりあえず・・・ (スコア:2, 参考になる)
元ネタのBBCの国、英国では「金髪」っていうのは少ない方だし、ヨーロッパも西に行く程基本的に金髪の割合は減るし。英国の金髪はもともとバイキングの子孫じゃないのかなぁ?この仮説が正しければ、あと200年もすれば英国でもバイキングの血統は表面に出てこなくなる程薄くなるってことでしょうね。で、もともとバイキング国家のスカンジナビア半島(フィンランド含む)でも金髪がいなくなるっていう理論の展開は乱暴だと思う(ただの素人判断ですけど)。
ちなみに白髪は「グレイ」
Re:そんなことはない。 (スコア:2, 参考になる)
私が意味を取り違えている可能性がありますが、「ブラウン」は髪の色によく使われる言葉です。イギリスなど多民族からなる国では、髪の色などもパスポートに記載されますし、Brownもあったとおもいます。
>栗毛系の人を見てふつうの日本人が金髪だと思うとは思えない。
というよりは、西洋でBrownというと、日本人的には金髪にみえるものも含まれます。私の友人があるドイツ人にきれいなblondですねといったところ、その人の色はblondとはいわないと返されたそうです。
Re:そんなことはない。 (スコア:1)
それは、各種類をひととおり見て見慣れてから、の話ではないでしょうか?
違いをよく判って(実感して)いない時点では、十把一からげ…かも。
ファン以外にとっては、少女漫画はみなどれも同じ漫画にしか見えない、という諺(ぉ)が有ったようです。
Re:そんなことはない。 (スコア:1)
Re:とりあえず・・・ (スコア:1)
不覚にもこれには笑った...ちくしょう、こんなオヤジギャグに(苦笑)
--------------------
/* SHADOWFIRE */
ハーディ・ワインベルクの法則 (スコア:2, 参考になる)
基本的には、劣性遺伝でも遺伝子頻度の変化に関係はなく、優性遺伝子よりも次世代に伝えられにくいということはありません。
移入とか適応度の差とかがあれば話は別なので、そちらの方の問題ではないかと。
そうですよね (スコア:1, 興味深い)
しかし元記事を読むと、遺伝子が次世代に伝えられにくいとはどこにも書いてないようです。その部分はタレコミした人の誤解のようですね。
もともとの研究者がいいたいのは、単に金髪の遺伝子が人口の中で拡散して、劣性ゆえに発現しにくくなるということなのではないでしょうか。
Re:そうですよね (スコア:2, すばらしい洞察)
> But Jonathan Rees, professor of dermatology at the
>University of Edinburgh said it was unlikely blondes would
>die out completely.
>
>"Genes don't die out unless there is a disadvantage of
>having that gene or by chance. They don't disappear," he
>told BBC News Online.
>
>"The only reason blondes would disappear is if having the
>gene was a disadvantage and I do not think that is the case.
>
>"The frequency of blondes may drop but they won't
>disappear."
---ここから
しかし、エジンバラ大の皮膚科(demography, 人口統計学のtypoか?)
の教授であるJonathan Reesは金髪が完全になくなることはありそうに
ないと言う。
”遺伝子はその遺伝子を持つことが不利であるか、あるいは単に偶然か
でない限り絶滅はしない。消えてなくなることはないのだ。”
”金髪が消えてしまうという理由はただ一つ、それが不利な遺伝子だと
いうことだが、そんなことはないだろうと私は思う。”
”金髪の頻度は減るかもしれないが、消えることはありえない。”
---ここまで
わかりやすくいえば、遺伝子頻度のより低い赤血球O型遺伝子のような
ものと考えてよいでしょうね。
この話に取り上げられていない点としては、髪の色の遺伝子が何らかの
(生存に不利益な)遺伝子と連鎖している場合がありえますが、今現在
金髪の人が多数健康に生活していることから、それはまずないでしょう。
kaho
Re:そうですよね (スコア:1)
と書きながら不安になってきたのですが、 #173997 [srad.jp] で引用した部分の a study by experts in Germany って、 a study by "experts in Germany" の意味ですよね? これが "a study by experts" in Germany (専門家によるドイツでの調査)の意味で、 experts が Rees 教授のグループのことだったりしたら、完全にぼくの読み間違いです。
鵜呑みにしてみる?
Re:そうですよね (スコア:1)
指摘の通り、金髪の遺伝子はなくならないです。
だからこのタレこみの問題は、もと記事の書き方と私の解釈にあります。
まず、解釈についてですが、
元の"pure brond" というのが、たぶん肝です。
"brond" はありえても、"pure bronde" ではない、
とういう人もいるはずなので。
私は金髪がどのように発現するのか、全然知らないので、
まあ"pure brond"x"pure brond"の場合のみに伝えられるような何かしらを想像して"pure brond" が絶滅、としたわけです。
で、元記事の問題は記事のリソースがないことです。
リンクにあるのは、エディンバラ大学のみで、こいつは困ったもんです。
何を言ってるのか、詳しく判らないので。
# リソースの怪しいのはたれこむな、というのもありますが。
# その辺の怪しさを見極めて投稿者が投稿しているとおもうので。
# ま、たれこみが少ないのでこのような怪しげなたれこみも通るんだな。
# dermatology はこれで良いみたい。Jonathan Rees [ed.ac.uk] 氏は皮膚科の先生のようです。
Re:そうですよね (スコア:1)
金髪の遺伝子が今と同じ割合で残っていても、その遺伝子が発現する可能性がゼロと見なせるくらいに拡散していれば、「絶滅した」と言えなくはないのかもしれませんが、そんなことってありうるのでしょうか(ぼくは「絶滅」の学術的な定義は知りません)。
鵜呑みにしてみる?
Re:そうですよね (スコア:1)
>> する可能性がゼロと見なせるくらいに拡散していれば、「絶滅し
>> た」と言えなくはないのかもしれませんが、そんなことってあり
>> うるのでしょうか(ぼくは「絶滅」の学術的な定義は知りません)。
発現しない金髪因子を持った人について考えます。この人は 1/2 の確率で因子を子供に伝えます。平均で 2 人の子供をもうけると仮定すれば、因子が消えずに伝えられる可能性は 100% です。
なんて乱暴な考察ですがどんなもんでしょうか。
Re:そうですよね (スコア:1)
ksada さんのコメントの中の「可能性」を「遺伝子が消えない確率」の意味だとすると、 #174161 [srad.jp] に書かれているように75%のような気がしますが、二人の子供をもうけるなら、「二人の子供が持つ金髪遺伝子の個数の合計の期待値」=「両親が持つ金髪遺伝子の個数の合計」、という意味で100%ということでしょうか(それであれば納得です)。
ぼくが #173997 [srad.jp] で書いている疑問は、
一つめの疑問についてもう少し詳しく書いておくと、今までは世界のうちのある特定の地域に偏って存在していた遺伝子が、地域の枠を越えた交配によって拡散するという事態は、起こりうると思うのです。遺伝子が劣性だと、拡散すればするほど発現しにくくなります。遺伝子の発現する可能性がほとんどゼロだと言えるくらいまで拡散するということは、現実に起こりうるのか、というのがぼくの一つめの疑問です。
二つめの疑問は、単に「絶滅」という言葉の定義の問題で、大して興味はありませんが、 BBC News の記事でいう extinct の意味は何だろうと思ったので。
鵜呑みにしてみる?
Re:そうですよね (スコア:2, 参考になる)
このあたり、私自身もっと勉強しなければいけないところなので偉そうなことは言えないのですが・・・
安田先生の講義 [primate.gr.jp]にあるように(とりあえず一番最後の結論だけ見て下さい)、拡散方程式を用いた計算によって、そのようなホモ接合の比率(この場合blonde)は下がっていき、最終的にはp^2(pは集団全体での遺伝子頻度)に等しくなります。つまり、集団の構造を仮定してもハーディー・ワインバーグ平衡は達成されることになります。 従ってpの値によっては「表現型として」絶滅したように見えてもおかしくありません。
一方、この講義の結論にあるようにある遺伝子が消失(≒今回の議論における「絶滅」)することはありません。
ただし、ヘテロでblonde遺伝子を持つ家系における同族内結婚により、期待値よりもblonde個体は多いかもしれません。いずれにせよ「最後の金髪美女」(笑)なる人間は存在しないでしょう。
tixさんの#174001 [srad.jp]への返信も含めますと、そもそもの「金髪の遺伝子が絶滅する」という最初の話題自体が私に言わせれば嘘か、無知か、あるいは記者の誤解に基づくものでフォローする価値がないものです。
最初記者の誤読を元の研究者が正したものかと思ってしまいましたが、この話題に対する皮膚科の(なぜ?笑)教授の反論の方がオーソドックスな考え方で、正しいと言ってよいでしょう。
kaho
Re:そうですよね (スコア:1)
やっぱり遺伝子が消滅することを「絶滅」と定義したくなりますよね。だとすると、劣性遺伝子であることと絶滅とは直接の関係はなくなってしまうので、まさかそんなに根拠の弱い話が大手サイトに当然のように載っているとは思わず(←それはちょっと大げさかも)、ひょっとして「絶滅」の定義が違って、表現型として一人もいない確率が十分高くなったら「絶滅」と呼ぶのか?? とか勘繰っていました。
「金髪遺伝子は劣性なので拡散とともに絶滅する」というのが間違い(「絶滅」という言葉を「表現型比率が低い」の意味で使っているなら言葉の間違いだし、「遺伝子が消滅する」という意味で使っているなら論理的に間違い)という点は納得しました。
遺伝子比率が減ることが本当にないかというと、好みによる差がどれだけ働くかですが……それは本当に、どの遺伝子がいつ淘汰されるか(あるいは繁栄するか)なんて、予測の付かないことのような気がします。
鵜呑みにしてみる?
Re:そうですよね (スコア:1)
それは、発現しない金髪因子を持った人同士に生まれる子供の場合ですね。私が言っているのは発現しない金髪因子を持った個人についてです。
発現しない金髪因子を持った人二人がもうけた子供四人について考えると、平均して
* 一人は両親の因子が揃って金髪になります
* 一人は母親の因子を受け継ぎ、発現しない因子を持ちます
* 一人は父親の因子を受け継ぎ、発現しない因子を持ちます
* 一人は因子を受け継ぎません
片方の親について考えれば、4 人のうち 2 人に自分の金髪因子を渡しており、確率 50% になります。
Re:ハーディ・ワインベルクの法則 (スコア:1)
古代ギリシャ人は金髪碧眼だったが
トルコの勢力が強くなるにつれてトルコ人との混血が進み
今のように黒髪黒目の民族になってしまった。
そんなことを高校の歴史で教わりました。
現代では無いことかもしれませんが、
民族政策での強制的な混血で形質の異なる遺伝子が外から入れられると
民族全体の遺伝子の割合は変化しちゃうの鴨。
Re:ハーディ・ワインベルクの法則 (スコア:1)
読んでて同様におかしいとは思ったのですが、
元の文章を読みこまなかったのと、もとの論文も読んでいないので
まあ、突っ走ってしまいました。
結婚の相手として選ばれない、のほうが重要なのでしょう。
遺伝子汚染 (スコア:1, 興味深い)
Re:遺伝子汚染 (スコア:1, 興味深い)
>あるのに、人間の場合はレイシスト・人種差別主義者扱いされ
>ますね。私は雑種批判、肯定のどちらも一理あると思うのですが
>みなさんはどう考えますか?
人間の『人種』というのは動物の『種』とは違います.
生物学的にはすべての人間は同一の種に属しています.
いわゆる人種・髪の色や肌の色というのは一つの種の中の微細な
個体差にすぎません.
Re:遺伝子汚染 (スコア:3, 興味深い)
違いません。柴犬とダックスフンドの違いは『品種』であって、
人種と同じ、一つの種の中の個体差に過ぎません。
柴犬とダックスフンドを掛け合わせることができるのが何よりの
証拠。
とはいっても何を持って種というのかというのは微妙な問題だっ
たりするのですが。
オスとメスを掛け合わせて生殖能力のある子孫を産むことができ
る場合、同じ種と見なせるように思いますが、「互いに性的魅力
を感じないので交雑しないが、無理矢理交尾させればできる」と
いう場合もあります。
ある特定の個体群をとったとき、それを亜種とすべきか種とすべ
きかは特定の専門の人にはいつも議論の的になるようです。
犬のような動物は困ったとこに、オオカミやジャッカルを祖先と
してヒトが交配させてできたものなので生物学的に細かく分け入
っていくと私には想像もつかない面倒なことがあるのかもしれま
せん。
ただ、人類の場合、人種の分岐が起きてからたかだか数十万年し
か経っていないので人種など生物学的には本当に微細な差でしか
ないといって間違いないでしょう。
kaho
Re:遺伝子汚染 (スコア:1)
Re:遺伝子汚染 (スコア:1)
ともかく、繁殖できなかったようなので、「新種」には当たらないようですね。<レオポン
Re:遺伝子汚染 (スコア:1)
ここの住人には mule の方が知られているかも。
本来の意味を知らなければ意味ないですが。
#ATARI用のマルチプレイヤーゲームは M.U.L.E.
うじゃうじゃ
Re:遺伝子汚染 (スコア:1)
<ちがう
Re:遺伝子汚染 (スコア:1)
ナチスのアーリア人純血主義や日本の上流階級で連綿と続いているの純血主義を例に取るまでもなく。
つまりは、どんな文句を並べても、所詮人間は人間と同格だから人間同士の純血主義は 争いや殺戮の元になるから止めた方がいいと言う教訓を人間は歴史から得ていますが、 動物は人間が格下に見ているから純血を騒いでもそんなに激しい争いにならないで来た だけなのではないかと。
実際問題として、クロメダカのように混血が命取りになりかねない場合もあるから話は 更にややこしいのですが…
タイワンザル ニホンザル (スコア:1, 参考になる)
最後まで残る金髪? (スコア:1)
> なので、本当の金髪を持つ最後の人はフィンランド人
> になるとのこと。
Linus の子孫が、でしょう(当人や娘さんたちの写真を
見てるとそんな感じ)
# Finland ネタ -> linux ネタ となってしまう僕
その他も部門 (スコア:1)
…他は?
Re:その他も部門 (スコア:1)
いや、最近、何故が髭に赤毛が混じってる事が多くて…
髪も髭もプラチナに染めてみたいんだが。
#知人類にはバレバレだから、実名のまま
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:その他も部門 (スコア:1)
湿度計は大丈夫? (スコア:1)
200年後には優秀な湿度形は作れなくなると?
今でも毛髪を利用した湿度計は利用されているのでしょうか。
Re:湿度計は大丈夫? (スコア:1)
電気容量で測定するものより多いんじゃないかな?
http://www.otakeiki.com/pro/main.htm
http://www.sksato.co.jp/text/7540-00.html
〜◍
髪を染める (スコア:0)
Re:髪を染める (スコア:0)
という事ですので、むしろ対抗種なのではないでしょうか。
Re:髪を染める (スコア:2, 参考になる)
斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
Re:髪を染める (スコア:1)
Re:髪を染める (スコア:1)
こういう特定文化のことは、必然性がない(^^;ので、知らない人(俺も)にとってはとことん知らないことでしかなく、
というわけで(日本の)漫画で見かけた言及について幾つか。
○成田美奈子氏「Alexandrite」で、準主役のアンが、たしか
「金髪で胸大きいなんて、マリリンモンローみたいにアホっぽくて嫌だ」と(自分を)評していた。
○羅川真里茂氏「Newyork Newyork」で、金髪の男性モデル氏(名前忘れた)が
「ハーレクインロマンス小説のヒーローは大抵黒髪だ」と言っていた。
#どっちも現物が手元にないんでうろ覚え御免。
かの地では、色が濃いほうが強そうとか賢そうとか、そういうイメージでも有るんでしょうか?
上で書いたように、そっちの文化には直接的には全く無縁な俺としては、
そういう漫画を「ふーん?あっちではそうなんだ?」くらいに読んでいました。
Re:本物より偽者がモテると? (スコア:1)
# 本人なので実名
Re:個人の見聞からして (スコア:1, すばらしい洞察)
XXXXに入らない言葉を探す方が難しいかと。
Re:個人の見聞からして (スコア:1)
>> なくてまさしく現実だね。
頭身の小さい日本人は、髪の色の濃さで余計に頭が重い感じになるので、これをバランスよく見せるために脱色します (栗色にしていた女性に聞いた話)。まぁ自分が他人にどう見られているかに無頓着な人、または生まれついて八頭身な人にとっては知ったこっちゃない話かも知れませんが、計算して容姿の印象を整えているわけで、考えなしの単に目立ちたいだけといった理由ばかりではないです。
誰かがわけのわからないことをしているように見えるときは、単に自分の洞察が及んでいないだけかもしれないということを、一度考慮してみるのも有益かもしれません。
# 礼儀正しく優秀なブリーチ青年と知り合いだったので nick
Re:個人の見聞からして (スコア:1, 興味深い)
女性のヘアマニュキュアや脱色(70年代には既によく見かけた)と、男性のブリーチ(80年代後半からちらほら見かけるようになった)を一括りにするのは無理があると思います。
男性の場合は、以前なら「短髪にする」という選択肢だった部分ですね。目立ちたいってのは既に無いでしょう。ブリーチしてる人が全て己の頭身を高く見せるためにやってるなんてこともかなり考えにくい。むしろ最近の若い子のファッションは頭身低くこじんまり見せるのが流行ってるし、バランス悪い。
おそらく彼の「礼儀正しく優秀なブリーチ青年」も、10年前なら脱色はしてなかったでしょう。優秀であればこそ、奇天烈な風体から受けるデメリットを理解できるでしょうから。
#彼らの不幸は「目立つ=人より厳しく見られる」ってのがわかってない部分に集約されそう