工学実験探査機はやぶさ、イオンエンジン本格稼働開始 47
ストーリー by Oliver
後部波動砲、発射 部門より
後部波動砲、発射 部門より
yosuke 曰く、 "毎日新聞の記事によると、はやぶさを5/9に打ち上げた 宇宙科学研究所(ISAS)は、6/25に4基あるイオンエンジンのうち3基の24時間連続稼働に着手したことを発表しました。
これで、工学実験探査機(Mu Space Engineering Spacecraft)としてのはやぶさは、SACニュースNo.707にあるISAS川口教授の言葉を借りれば"100点の成功"をおさめたことになります。JAXA移行後の惑星探査にも朗報でしょう。この調子で加点を続けていってほしいものです。"
現在ISASにある発表は (スコア:2, 参考になる)
連続稼働開始のプレス・リリースは、元のタレコミ文にも書いた通り、まだISASからは出ていません。
大変申し訳ないですが、この部分のリンクを外していただけないでしょうか。
Re:現在ISASにある発表は (スコア:1)
羽ばたけ電気推進 (スコア:1)
化学推進よりも比推力等が優れていますし、これからの推進エネルギーとして不可欠なものとなっていくでしょうから、
ぜひともがんばってほしいものです。
Re:羽ばたけ電気推進 (スコア:1, 参考になる)
エンジン自体は、NASAでは50年近くもやっているIon 推進ですね。 [nasa.gov]こんな風に見えるのかな? 昔は アルゴンでしたが重いものの方が推進剤としていいので最近はゼノンをつかってますね。 [swarthmore.edu]Deep Space 1にも 搭載されていた [umich.edu]はず。
でもゼノンってとっても値段が高いんだよなぁ...
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イオンガンは毎日使っているのでAC
音訳字訳 (スコア:1)
Re:音訳字訳 (スコア:0)
個人的には「どちらかというとキセノンの方が一般的かな?」 と思う程度ですので。
元素記号の読みは、英語読みにギリシャ語読みがごっちゃですからねぇ。
Re:音訳字訳 (スコア:1, 参考になる)
Xenon(オフトピック) (スコア:1)
そういうのって結構多いよね。
教科ごとに表記がちがうのって。
歴史と国語でシーザーなのかカサエルなのかとか。
チタン(化学)なのかタイタン(地理?)なのかとか。
ゲルマンなのかジャーマンなのか。(ゲルマニウムとかね)
分野ごとに導入もとの国が違うとか、それぞれ生い立ちが
あるからしょうがないんだろうけど。
やなぎ
字面じゃなく論旨を読もう。モデレートはそれからだ
ゼノン (スコア:1)
Xenonはギリシャ語のxe' non(「見知らぬ」の中性形)から
作られた名前で、綴りも由来も違います。
Re:Xenon(オフトピック) (スコア:1)
# Julius Caesar
Re:Xenon(オフトピック) (スコア:1)
どちらも「これは世界的に認められている名前です」っていう断りが 毎回の記事に添えられていたなあ。質問が来ないようにするための言明でしょうけど。
Re:Xenon(オフトピック) (スコア:0)
Re:ゼノン (スコア:1)
ZenonをXenonだと思ってました……
ってことでこのコメント [srad.jp]自体が
果てしなく(スコア:-∞ オフトピック)なものでした。
やなぎ
字面じゃなく論旨を読もう。モデレートはそれからだ
Re:音訳字訳 (スコア:0)
#古い人間とわらってくだせぇ
Re:羽ばたけ電気推進 (スコア:1)
イオンエンジン (スコア:1)
しかも、電気推進
すごいのか、すごくないのか
すごいでしょ。 (スコア:4, 参考になる)
なんっつっても宇宙空間じゃ燃料補給がきかないんで、比推力(推進剤あたりの推力。要は効率)の大きな電気推進系は、惑星間飛行のような長期間のミッションの場合には魅力的でしょう。
効率の大して良くない(けど出力は大きい)化学ロケットを使って短時間で目的の速度を得た後、慣性でぶっ飛んで行く、という現行の宇宙機の概念を変えうるメカだと思います。
とはいえ、現状ではあまりに出力が低いので、有人飛行には使えませんねぇ。なのでNASAでは原子力ロケット [srad.jp] も開発してるんでしょうけど。
Re:すごいでしょ。 (スコア:2, おもしろおかしい)
日本には世界に誇るエンジン [google.co.jp]があるじゃないですか。
And now for something completely different...
Re:すごいでしょ。 (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:すごいでしょ。 (スコア:1)
惑星間ではなく恒星間ですが、この水素をかき集めながら進めば銀河旅行 [google.com]が
可能という本を読みふけった記憶があります。
(検索によると復刻リクエストになってますね。)
著者の石原藤夫 [asahi-net.or.jp]さんはご健在の様子・・・
あの頃を思い出して、読み直して見たくなりました。
Re:すごいでしょ。 (スコア:2, 参考になる)
バサード・ラムジェット [angelfire.com]ですかぁ?
希薄な水素原子をかき集める効率の良い手段が無い現状では、まだまだSFの域を出ませんねぇ。そもそも希薄すぎて推進剤に使えないんじゃないの?という話もあるようですし。
Re:すごいでしょ。 (スコア:2, 参考になる)
1立方cmあたり1万個から100万個 [u-tokyo.ac.jp]です。
ということは、1リットルで10の7乗個から10の9乗個。普通1気圧では10の23乗個(アボガドロ数)
あるわけで、これを核融合?に使えるだけ集めるのはそりゃあもう至難の技でしょうねぇ。
そもそも核融合自体本当に使えるようになるまで何年先になるか…。
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Save our starry skies; Jump into the Universe.
Re:すごいでしょ。 (スコア:1)
#あげあしとりでゴメンナサイ。
訂正:アボガドロ数 (Re:すごいでしょ。) (スコア:0)
Re:訂正:アボガドロ数 (Re:すごいでしょ。) (スコア:1)
1molの気体は、標準状態 [mef.or.jp](0℃,1気圧)で22.4リットル。で、1molのなかに、
アボガドロ数個の気体分子があるわけです。
というわけで、1リットルにはアボガドロ数より一桁くらい少ない量の気体分子があるのです。
まあ、宇宙空間のガスがものすごーく希薄なのは変わりないですけど…。
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Save our starry skies; Jump into the Universe.
Re:すごいでしょ。 (スコア:1)
比較するならむしろ、ダイダロスとかでしょう。
Re:すごいでしょ。 (スコア:1)
http://www.m-nomura.com/st/fueling.html
# 非常時用っぽいので、ちょっと違うかも
Re:すごいでしょ。 (スコア:0)
ものすごく大きいラッパで宇宙に散らばる水素を集めて
ラッパのすぼまったところで核融合させるので
半永久的に加速できるという・・・
昔に学研の本で読んだ覚えがあ
Re:イオンエンジン (スコア:1)
燃費はいいので、最高速アタックには向いているかも。
基本的に、これはキセノン噴射エンジンなのですね。
# 個人的には、宇宙でイオンといえば、
# イオンリングを吐くモアイを想像してしまう…。
Re:イオンエンジン (スコア:0)
大変そうだなぁ。
Re:イオンエンジン (スコア:0)
黙っておこう
Re:イオンエンジン (スコア:1)
何がすごいって, この非力なイオンエンジンで離着陸までやっちゃうところでしょ.
違うと思う (スコア:1)
離着陸は化学推進エンジンで行うのではないでしょうか?
Re:違うと思う (スコア:1)
Re:イオンエンジン (スコア:0)
Re:イオンエンジン (スコア:1)
いや, 離着陸と言っても小惑星なので大丈夫かと思っていたのですが, 総質量500kgで表面重力が地球の約10万分の1で計算すると, おおよそ50mN. ちょっと力不足ですね. 指摘されていますように, 構造的な面からも二液混合エンジン(最大推力20N)を使うみたいです.
でもこの説明 [isas.ac.jp]を読むと, 最後にはエンジンを切って足(サンプラ)で着陸するらしいですね. 格好と言い, 一本足で着陸することと言い, 傘化けを思い出してしまいました.
Re:イオンエンジン (スコア:1, 参考になる)
彗星狩り (スコア:1)
どんどん現実が追い付いてくるなぁ。。。
うれしいやら悲しいやら(w
-- 星を目指さない理由は何もない -- 「MISSING GATE」by 米村孝一郎
タイトルをみて (スコア:1, おもしろおかしい)
#google並に速くなったとか…
8823.net [8823.net]が繋がらないのでAC
Re:タイトルをみて (スコア:0)
#下らな過ぎるのでAC
おやくそく (スコア:0)
Re:おやくそく (スコア:2, 興味深い)
によると中和機で排気を中和するのでマイナスイオンは出ません。
と、ネタにまじれす。
ところで、マイナスイオン発生を謳った機器が発生したマイナスイオンにともなうプラスの電荷はどこに消えるのでしょうねぇ。
Re:おやくそく (スコア:1, おもしろおかしい)
メンテナンスの際にメーカーの営業さんが回収していきます。
と、マジにネタレス。
Re:おやくそく (スコア:1)
水のクラスター化したものがプラスに帯電してるのか、
マイナスに帯電しているのかという話らしいのですが、
なんでも、プラスイオン化した水滴は大きいのですばやく沈澱し、
マイナスイオンを帯びた水滴は小さいので長く空中に残る
という学説が出ているので、イオン化して出て来た空気の上澄みを取れば(?)
マイナスイオンを含んだ空気を選択的に吸うことは可能
って結論になってるらしいですね。
レナード効果とかいう名前だそうで。
市民のための環境学ガイド [mbn.or.jp]
「マイナスイオンとは何か」の部分に書いてありました。
でも実態は、ただ単にオゾンを出してるだけのような気がするんだけど…。
# そういう私の家のトイレはオゾン脱臭装置が付いてます。
# オゾンって、活性酸素で、発ガン性物質だったよなぁ…。
Re:おやくそく (スコア:1)
# 「マイナスイオン」とやらいうものは、要は水(?)なので、はやぶさは排出しないものと思われ
# それにしても激しくオフトピックだな
しかし、「はやぶさ」なのか? (スコア:0)
「カメ」系のネーミングがあってるような。