パスワードを忘れた? アカウント作成
7471 story

ヨガのポーズも著作権の対象? 112

ストーリー by GetSet
無意識にポーズとってたり 部門より

watanabe_aki 曰く、 "米国サンフランシスコ・クロニクル紙によりますと、米国で有名なYOGIBikram Choudhury氏が自分で考案したとするヨガのポーズについて著作権を申請し、無断で彼が考案したポーズ及び講義方法を使用するヨガスタジオ&ヨガ講師に対して裁判を起こす準備をしているそうです。
皆さんご存知の通りヨガはインドで始まり、5000年の歴史があるものです。工夫と創造により今の形に辿り着いたモノで、一人の人間が固有の著作権を所有できるのかどうか疑問です。例えば柔道の技「山嵐」の考案者、西郷四郎先生が技の著作権を主張し、その技を無許可で使った競技者を逮捕する、ということが通用するような世の中にはなって欲しくないものです。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • よけいなもの (スコア:3, おもしろおかしい)

    by katsuwo (17163) on 2004年02月07日 16時10分 (#491140) 日記
    プロレスでも技の著作権主張。
    「こいつぁ~おれのぉ~技のぉ~著作権を~侵害してやがるぅぅ」
    みたいなマイクパフォーマンス。
    対する相手、やにわにマイクを奪い取り
    「弁護士を~~とぉして~~くれ~~~」

    アメフトでも、フォーメーションの著作権主張。
    野球でも、打法、投法での著作権主張。
    どうせなら行き着くところまでいってしまえばおもろいのに>米。

    --
    @大阪なヒト
  • ゴルフの例 (スコア:2, 参考になる)

    by Ryo.F (3896) on 2004年02月07日 16時19分 (#491147) 日記
    米国ではゴルフのパッティングの方法の特許 [www.ne.jp]が成立しているようですね。
    • Re:ゴルフの例 (スコア:2, 参考になる)

      by metatron (19810) on 2004年02月07日 17時22分 (#491191)
      このような発明は、似たような技術がすでにあるかどうかを調べるのが難しくて、かつ、もし特許になったとしても実際に権利行使をすることが困難なので(プロがこぞって採用するようなすごい方法ならテレビを見てるだけで侵害されてるのが分かりますが、一般的にはゴルフ場をまわってひとりずつパッティングの仕方をチェックしてまわらなければいけないから)、合理的なアメリカでは特許にしてしまうことが多いようですね。
      そのためにマスコミや学者に叩かれている記事や論文を見かけることもしばしばありますが。
      と書いたところで、以前にもこんな記事 [srad.jp]があったのを思い出しました。
      親コメント
  • 世の中なんでも著作権 (スコア:2, おもしろおかしい)

    by ZooMD (16314) on 2004年02月07日 16時23分 (#491150) 日記
    その他、著作権を主張されたらトホホなもの。

    • まことちゃんの「グワシ」の手指の形
    • ATMなどでの行列の作り方
    • 髪の薄くなった方々の、髪の配置方法(バーコードなどなど)
    • 四十八手

    # ところで“アレゲ”は大丈夫だろうか?
    --
    *-----------------------*
    -- ウソ八百検索エンジン --
  • by airhead (13423) on 2004年02月07日 16時34分 (#491159) ホームページ 日記
    まさかこれ [cnet.com]を真に受けたんじゃないでしょうな。Lessig先生に「おもしろおかしい」を。

    で、記事中にOpen Source Yoga Unity [yogaunity.org]ってのがでてきますね。同団体の弁護士Elizabeth Raderさんの談話を紹介しときましょう。「Choudhury氏がポーズを特定の順番に並べることでクリエイティブで有益なものにするということについては、我々は議論するものではないが、個人の所有物として扱うことはできない、と我々は信じている。これはすぐに明確にしたい。ヨガを教えようという人はたくさんいるが、何をしたら訴えられるのか、彼らには見当がつかないだろう」とのことです。
  • by mithra (8990) on 2004年02月07日 19時16分 (#491264) 日記
    著作権法の保護の客体 [netlaw.co.jp]より:

    スポーツは、一定の創作された振り付けによる表現ということはできませんので、著作物ではありません。ただし、フィギアスケートや体操などが、技を競い合う趣旨ではなく、観賞のための演技として行われる場合は、舞踊著作物とされる可能性はあります。

    ヨガは鑑賞のための演技か?

    ちなみにスポーツの技が特許にもならないのは有名な話。疑い深い人は「特許 投球法」でぐぐってみると良い。
  • 彼のねらいは (スコア:2, 参考になる)

    by kamada (2799) on 2004年02月08日 12時45分 (#491535)
    著作権とることがよいかどうかは別にして....

    日本の彼のヨガスクール [yoga-b.com]の講師をやっている彼の弟からの伝聞です。

    ハリウッド始めアメリカではヨガが大流行だそうで、ヨガフィールドでは著名な彼の名前、指導法などを使って教室を開く輩、あるいは彼の指導を仰いだといって教室を開く輩が後を絶たないため困っていたそうです。

    その法的な対抗策のひとつとして著作権(というちょっと的外れな?)を使おうと思ったのでしょうが。彼の弁護士があまり使えない人なのかもしれないですね.....
  • 本末転倒 (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2004年02月07日 16時01分 (#491133)
    ヨガってもともと執着を断ち切って悟りを開くための修行の事なんですけどね…
    ヨガにもいろいろあるんですが、アメリカでおおはやりの
    hatha yoga はもともと Patanjali という偉い人の遺した astaanga yoga の
    一部で、身体的なもののみを扱っています。
    結跏趺坐に代表されるヨガのポーズは本来ならばとらわれを
    なくすための瞑想のためのもののはずなのですが、
    アメリカでは「これをやるとすっきりするYO!」ということで、
    お金儲けに憂き身をやつしてストレスを溜め込んでいる人たちの
    間で大人気になっています。(もちろんまじめな方もみえますが。)
    端から見ているとあまりの矛盾に(´,_ゝ`)プッという感じなのですが、
    今回の件はそれに輪をかけたもので、あいた口が塞がりません。
  • by Ryo.F (3896) on 2004年02月07日 16時13分 (#491142) 日記
    は、故西郷四郎六段の得意技であったことは確かですが、彼が考案者だったのでしょうか?少なくともここ [kodokan.org]にはそのような記述は見当たらないのですが。

    さて、それはともかく、過去には本邦でもこういう特許 [nifty.ne.jp]が出願されていたようですが、どうなったのやら...
    • by metatron (19810) on 2004年02月07日 17時08分 (#491178)
      ここで [jpo.go.jp]調べてみたところ、特許にはなっていないようですね。出願した人がそもそも審査を求めなかったのか、特許庁が特許しなかったのかまでは分かりませんが。
      親コメント
    • by ayasama (17717) on 2004年02月08日 0時44分 (#491403) 日記
      「西郷の前に山嵐なく、西郷の後に山嵐なし」という言い回し
      を良く聞くような。
      親コメント
    • >例えば~その技を無許可で使った競技者を逮捕する
      ただの例え話とは言え、アレなんですが、「訴えられる」のでは無いでしょうか?バカボンの世界ではアリげですが。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2004年02月07日 16時44分 (#491162)
    [Lessig Blog (JP)]オープンソース・ヨガ [cnet.com]より。

     "ヨガに対する所有権の主張を可能にし、最高値をつけた相手に売却できるものにして初めて、ヨガは適切に管理され保護されるのだ。
     映画協会のヴァレンティが主張するように、著作権による保護がなければ、ヨガは見捨てられた孤児にすぎない。だが、完全かつ永遠の著作権で保護すれば、競売によってヨガをもっもと良く活用し、その繁栄をサポートする団体の所有物にすることができる。"

    オリジナルのヨガのポーズでも音楽でも、他人が額に汗して考案した知的財産を盗むのは窃盗です。

    >ヨガはインドで始まり、5000年の歴史があるものです。工夫と創造により今の形に辿り着いたモノで、一人の人間が固有の著作権を所有できるのかどうか疑問です。

    音楽や文学のジャンルにも長い工夫と創造の歴史がありますが、アーティストは無償で働くべきだということですか?
    新規の工夫と創造(この場合はオリジナルのポーズと講義方法)には正当な権利を認めて、料金を支払わないただ乗りは取り締まらないと。
    どうしてもフリーにしたければ、考案者から権利を買い取ればよいのです。資本主義なんだから市場にまかせるべきです。
  • シェー (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2004年02月07日 16時49分 (#491165)
    赤塚不二夫先生におかれましては、ぜひ「イヤミのシェー」の著作権を取っていただきたい。

    # 申請書類はどういうふうになるんだか

    参考: いろいろな「シェー」 [alltheweb.com]
    (やっぱgoogleよりはちょっとおつるな...)
  • by Lycurgus (13027) on 2004年02月07日 17時51分 (#491212) 日記
    > 例えば柔道の技「山嵐」の考案者、西郷四郎先生が技の著作権を主張し、その技を無許可で使った競技者を逮捕する、
    > ということが通用するような世の中にはなって欲しくないものです。"

    著作権のそもそもの目的を考えると
    「権利の保護を行う事により、新しい技術等の公開を促す」
    ですので、

    ・今回の件(ヨガ)では、著作権の主張を認めた方がよい
     (それがないと公開するメリットがないため)

    ・柔道の場合では、著作権の主張を認めないほうが良い
     (技を公開する(相手に使用する)事により、大会に勝ちやすいというメリットが生じる
      逆に使用しなければ、ほとんど意味がない)

    と私は考えます。
    ただ、法律の話をすると、そんな区別はないはずですので、
    「ヨガに著作権が認められるのなら、柔道の技にも」
    という主張が出てくるのも無理がないと思います。

    そうなると……、業界ごとのガイドラインというのが良いのでしょうかねえ。
    でも、その業界が信用できないとなると……。
  • by Anonymous Coward on 2004年02月07日 20時12分 (#491285)
    憲法とか、法律とか、条例とか、著作権とか、特許とか。
    人間が長い間かけて人権などを守るために作り上げた「決まりごとシステム」。
    だけど、“決まりに反しなければ何やってもいいじゃん”とか
    “決まりのスキマを利用して儲けてやろう”とかいう輩がでてきます。
    そういう「決まり」のセキュリティホールのようなものを突かれては、
    つぎはぎ状に「決まり」を追加するのはイタチごっこになります。
     
    そろそろ、「決まり」に反していなくても、人道的に許されないことは
    罰せられるシステムを作った方が良いと思います。人類は。
     
    #いまいち良い提案が思いつかないので、AC
    • by NAT33 (17123) on 2004年02月07日 21時18分 (#491322)
      たしか、正確な名称とかは覚えてねーんだが、合法でも資意的に権利を行使する場合、希に過剰行使として抑えられる場合があったはず。

      国内の話だけど、判例もあったと聞く。(内容は覚えてないが)
      親コメント
    • by maruA2 (12520) on 2004年02月07日 21時40分 (#491331)
      ACが「人道」と呼んでいるもの

      現実には将軍様のご機嫌次第

      道徳を法律にする愚かしさを歴史から学ぶべきだ
      親コメント
  • by virtual (15806) on 2004年02月07日 20時46分 (#491308)
    これも著作権の対象のポーズですか。そうですか。
  • とかも特許になるのかもしれない。

    # 水中クンバカとか、熱湯でやると...
  • そんなものより (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2004年02月08日 0時21分 (#491392)
    中国政府が漢字の著作権を主張したときのことを考えると夜もられません。
typodupeerror

物事のやり方は一つではない -- Perlな人

読み込み中...