全児童にblogを書かせる計画 134
ストーリー by yoosee
平和な国だなぁ 部門より
平和な国だなぁ 部門より
Anonymous Coward曰く、"読売新聞の記事「子どもはみなブログを持て!」によると、「小中高校生のだれもがblogを書くような環境をづくりをめざす方針」を総務省が決めたのだそうだ。目的は「日本のIT力を強化する方法として」だそうで、「IT社会で日本が優位に立つには、義務教育段階からネットワークで個人が発言する作法を身につけさせることが必要だ」とのこと。
総務省がいう環境づくりとは、「校内コンピューター網を整備したり、ブログのサービスを購入する費用が必要」ということのようだが、危険な面を避けるためのリテラシ教育は誰がどうやってやるのだろうか。"
学校ごとに閉じたSNSを運営するなんてどうですかね...
blog だなんだと言う前に (スコア:3, すばらしい洞察)
・現実感が希薄
・相手が目の前にいないので時に攻撃的になる
・思いこみがまかり通る
・情報発信者が圧倒的に有利
・責任意識が希薄
など、他人とのコミュニケーションを学ぶ上では
悪影響を与える要素を多分に含んでいます。
視野が無限に広がる可能性を持つ一方
とことんまで狭くなることもできる世界です。
古い世代であったり、日常の常識を持っていれば
そういった特徴を「ネットだから」と区別できますが
物心ついた時からそれに触れ、社会常識も未熟な場合
ネット特有の感覚が日常に流れ込んでくる可能性は大きいでしょう。
これからの世の中においてネットを活用する事が
重要になるのは動かしようの無い事実ですが
学校や親がまずすべきなのは「日常」をきっちり教える事だと思います。
blogでなく (スコア:2, すばらしい洞察)
webじゃなく紙の日記書かせるべきでしょうに。
#親が読むことも義務づければなおよし。
火、つけられます? (スコア:4, すばらしい洞察)
二種類の考え方があると思います。
A.手で文字を書く能力は必須であるので肉体に内蔵すべきだ。
B.文字を書く能力はIT機器に任せることができるのでそんな野蛮なことを覚える時間でほかの事を学ばせるべきだ。
たとえば火をおこすことを考えてみると、我々の多くは自然にあるものだけで火をおこすことはできませんよね。
木をこすったりして着火させる技術というのはあまり一般の人は持っていません。
学校や家庭でそんな技術を訓練したりもしません。マッチやライターで代替できるからです。
それを敷衍してみると、文字を書く能力というのは手ではなく機械に代行させることが可能な能力であると考えることができます。
火をつけたければライターを使うように、文字を書きたければキーボードとFEPを使えばいいじゃんかいつでもどこにでもあるし、
っていう風に考えれば文字を書く能力のアウトソーシングであると認識することもできるのではなかろうかと。
#とはいえ、おいらは心情的にはかなり強くA.なんですがね
とはいえ、小学生はろくなこと考えませんから校内の閉じたネットワークでやっていただいて、高校生になったらTheのつくほうのネットの海に漕ぎ出していただくのがよろしかろうかと。
Re:火、つけられます? (スコア:1, オフトピック)
ガスコンロの自動着火装置が故障して、マッチやライターを使用する機会は想定できます。しかしマッチやライターは比較的確実な着火手段であり故障の発生率は低く、周辺環境的に着火が出来ない状況下(高湿度等)では代替手段となる手作業の火起しも非常に困難である事が容易に想像されます。
一方で情報処理機器の故障や使用できない環境というのは比較的想定されやすく、何らかの電源が存在しない環境ではほぼ確実に使用できません。
以上から、筆記における情報機器と手書きの関係は、着火における自動着火型ガスコンロとマッチ&ライターの関係に置き換える事ができるのではないかと考えられます。
よって、文書の作成において手書きを火起しに例える論理は正当ではないと思った次第です。
……などと言ってみる。
じゃぁ、筆記における火起しとは何だと言われると困るけど。(w
--- どちらなりとご自由に --- --
Re:火、つけられます? (スコア:1, 参考になる)
まれに「学校の習字で墨をすらんとはけしからん」とか主張するアフォの投書が新聞に載ったりはするけどね。
Re:火、つけられます? (スコア:1)
・墨をする
・鉛筆を削る
・万年筆にインクを入れる
・羽ペンのペン先を削ってインク壺に浸す
・シャープペンに芯を装填する
・ボールペンのキャップをはずす
# ナイフがあれば鉛筆を削れるのでID。
Re:blogでなく (スコア:1)
紙に書くことも必要だが、今の時代はキーボードで文章を打ち込むのも同じくらい重要かと。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:漢字、かけます? (スコア:1)
漢字変換能力の向上阻害と低下を確実に招くと思うのですが。
私は大分、いや、かなり書けなくなってきています。
スラド住民には手書での漢字変換率が低下してきている人は結構いらっしゃるでしょ?
Re:漢字、かけます? (スコア:1)
何がオオイタやねん!…じゃなかった「だいぶ」か。
手書きでの漢字変換率が下がっても機械が変換してくれれば不便が無い社会になりつつあるなら、それは時代の流れってものなんでしょうが…「読み」の能力が低下して誤変換まみれの文章を書いたり、「ふいんき」みたいなダメダメな読みで変換エンジンを困らすのは止めてほしいよな、切実に。
漢字テストで常に上位をキープしていた似非理系なのでID。
Re:blogでなく (スコア:1)
Re:blogでなく (スコア:2, すばらしい洞察)
昨年右手の指を怪我して、左手で箸とペンを持つ機会に恵まれた(笑)のですが、難易度は字を書く>>>>>>>>>>箸を使う>キーボードくらいの差があると感じました。字を書く、特にちゃんと読める字を安定した字体でかくというのは非常に高度な手のコントロールが必要です。少なくともキーボードを打つのとは別の種類の神経というか脳の機能を使っているのではないかと思います。
ピアノの演奏も文字入力の為のキーボードとは別次元ですね。文字用キーボードは打つ、打たないの2階調ですがピアノのキーボードは打鍵速度で無限の階調を持ちます。MIDIキーボードでさえ128階調の読み取り精度を持つのが普通です。その階調をきっちりとコントロールして弾くから素晴らしい音楽になるのです。素人が弾くのとちゃんとした演奏家が弾くのでは、同じねこふんじゃったでも全く違った音楽になるわけですね。
というわけで手書き文字というのは脳の発達に良い刺激になるという意見に賛成です。手で文字を書かなければ脳が発達しないとは言えませんけどね。
俺が書こうと思ってたのに (スコア:1)
昔は時々現れては消えていくって感じだったけど。
まだつぼみか?
#つぼみが好きなあなたにはおすすめ。
屍体メモ [windy.cx]
Re:blogでなく (スコア:2, すばらしい洞察)
こまごました貨幣にいらいらしながらもこれが無くなったら計算能力急落しそうだなぁと思っています。
子供達を責めないで (スコア:2, おもしろおかしい)
1.リア厨、リア消が増えて(;´д`)ウンザリ
2.でもリア消の女の子のblogか(;´д`)ハァハァ
3.そういえば「ぱど厨 [psychodoc.eek.jp]」ってあったっけ(;´д`)ウンザリ
総評:野放図なのは(;´д`)イヤン
ヒロシです (スコア:1, おもしろおかしい)
学級日誌の区別がつきません。
ヒロシです。
Re:ヒロシです (スコア:1, すばらしい洞察)
日記ではない (スコア:1)
「日記を書きなさい」と強制されるのもいやでしたが
「ちゃんと書いているか確認するから担任に提出しなさい」と
強制されるのもいやでした。
公開を強制させるのはいやだなぁ。
見せられる日記と
見せられない日記を
区別して書ける子供は良いけどさ。
#たとえばコロス日記とかも
#大々的に公開ですか?
#小学生だと
#「トラバしないいじめ」等が流行ったりして
ネットワークで個人が発言する作法 (スコア:3, すばらしい洞察)
「トラバの前に挨拶ぐらいするのが普通です」とか、
「いや、事後でいい」とか、「匿名コメントは」とか揉めた挙句、
最後にはそれを見ていた担任の先生が、間を取ったり教育的な判断をして、
「そうですね。相手に対する思いやりは必要ですね。」みたいなずれた事を言い、
誤った作法が特定年代以降のデファ クトスタンダードになる予感。
そして世代間対立。我々は古い作法の人間として謂れ無き迫害を(以下略)
Re:ネットワークで個人が発言する作法 (スコア:1, すばらしい洞察)
胸に手を当てて考えてみると、我々も親の世代の価値観を否定しながら育ってきたのではないでしょうか。
結局、これも「最近の若者は・・・」と同じように太古の昔から脈々と続くことなのかもしれません。
Re:ネットワークで個人が発言する作法 (スコア:1, 興味深い)
その人を紹介してくれた友人に聞いてみたところ「人の書いた文を送り返してくるような失礼な奴とは口をききたくない」と非常に怒っていたそうです。
で、誤解が解けたのかと思いきやその後も連絡がありませんでした。
あれから10年。社会人になっているであろう彼は今でも引用メールを送る人は無視しているのでしょうかね。(^^;
そんなことをふと思い出しました。
これって (スコア:1)
簡単そうで、簡単でない。
どうせ見る人いないよなーなんて感覚だと本来
書くべきではないものも書きそうだな。
>義務教育段階からネットワークで個人が発言する
>作法を身につけさせることが必要
こういいはするけれど、それなら学内やクラス内の
掲示板みたいなもののほうがいいんでは。
見られてる、発言してるって意識がはっきりわかる
方法じゃないと、チラシの裏と変わりない気がする
/* これで問題が起きたら学校が謝罪するのかな。
いじめももちろん、なんか起きそうだぞ */
縄張り争い (スコア:1)
経産省、厚労省、農水省とあちこちでぶつかりますね。
算数 (スコア:1)
円周率=3? それとも 3.14? [cyberstation.ne.jp]より
上記のページでは電卓の乱用の悪影響を憂慮しているのですが、前の方の書き込み(#753193 [srad.jp])に「いまの一番の子供でまずいかなと思ってるのは算数。計算機なしで手で計算できる人が激減してるみたい。」とあるように既に現実の問題となっているようです。
ネットワークの作法=blogなの? (スコア:1, すばらしい洞察)
blogが今流行っているからとかが理由で5年後に学校ではblogを使った発信法を教えているけど,世間ではblogは廃れたなんてことにならないことを希望
Re:作法というなら (スコア:2)
「現実社会での作法を叩き込む方が先」と痛烈に思うわけですが‥‥‥。
少なくとも現実社会での作法がしっかりしていれば、ネット上でも大きく間違うことはないでしょうに。
>世間ではblogは廃れたなんてことにならないことを希望
まぁ、目標は「作法を学ぶ」ことなので、全く別のツールでも通用すると思いますよ。
Re:作法というなら (スコア:1)
> 少なくとも現実社会での作法がしっかりしていれば、ネット上でも大きく間違うことはないでしょうに。
そう思うのは現実社会の作法がしっかり身についてから、
ネットが出現した世代だからではないでしょうか。
どちらも同じように身近にある世代には現実社会の作法(だけ)を先ず教える
ということでは不十分な気がします。
It's not who is right, it's who is left.
市場 (スコア:1)
「IT社会で日本が優位に立つには、義務教育段階からネットワークで個人が発言する作法を身につけさせることが必要だ」っていうのは建前だよな。
blog って言いたいだけなのでは? (スコア:1, すばらしい洞察)
裏で「ところでブログって何だ??」「さぁ?」というやり取りが行われている気が。
で、実際の環境を作るときになると MovableType の導入に 10 億くらいかけるのでしょう(笑
これって Closed にやるの? (スコア:1)
もし、Open にやられたら、インターネットリソースが...
C# と VB.NET の入門サイト [wankuma.com]
Re:これって Closed にやるの? (スコア:1)
というわけでこんな感じの [cnet.com]を提案させるんじゃないかと。あるいは一定エリア(市町村域)ぐらいでまとめさせて指定管理者つけるのかも。
必要なのは作法じゃなくてリスクの理解 (スコア:1)
……まさかとは思いますが、外部に公開したりはしませんよね?
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
先生 (スコア:1)
誰からも招待されませんでした(T T)
どのブログサービスを使うか,から選ばせるべき (スコア:1, すばらしい洞察)
みんなが同じサービスじゃ,多様性が無くて応用力がつかん。
そもそも学校毎に用意するんじゃ,卒業(or転校)した途端,それまでのデータがリセットされてしまう。
転校した友達とブログで交流が続くなんていいと思いませんか?
長崎小六殺人事件 (スコア:1)
Re:長崎小六殺人事件 (スコア:1, すばらしい洞察)
blogとかいう以前に (スコア:1)
クラス単位で授業その他に使える数のPCが用意できてる小中学校って
そんなにたくさんあるのかな?
俺は中学3年の時には、40~50台くらいのWindowsマシンが置かれた
部屋があったけど、そもそも設備が整ってない学校も多いんじゃなかろうか
# 今は当たり前に用意されてるものなの?
幸いblogに限って言えば、みんなで一斉にPCの前に座る必要はないけど
使い方にせよ、作法にせよ、あるいはリスクにせよ
教育する時はある程度数ないと困るような…
そういった設備を整えるために必要なお金、
そういった教育を実施するために必要な人材をそろえるお金、
どっから出る(出す)んだろかと気になったりもする
# 高等学校教諭一種免許なんてあったな
# 役立ったことも役立てる気もないけれど
教諭免許なんてのはお飾りです (スコア:1, すばらしい洞察)
閉じたSNS (スコア:1)
学校って元々閉じた世界なのであまり意味が無いような。
ある程度地域に密着した範囲で閉じたSNSなら良いのでしょうけど。
Re:閉じたSNS (スコア:1)
学校またはクラスなどの(公的という意味で)オープンな環境にはそぐわないと思いますね。
学級全員を友人登録とかしてしまうと、書きたいことも書けない
場合が出てきますし、友人間からスタートとかしてしまうと今度は
「SNS八分」みたいなイジメのネタになってしまうだけでしょう。
#クラス全員仲良しなんて教師と保護者の幻想だし
学級単位なら (スコア:1, 参考になる)
Web学級日誌 [buddy.gr.jp]という全国の学校を結んだクローズドなシステムがすでにありますね。
#以前在籍していた研究室と関係があるのでAC
Re:学級単位なら (スコア:1)
個人情報とか (スコア:1, 興味深い)
中には某ch的な運営(コメントについてね)するところも出てくるかも知れないし。
それを前提とした上でWebのリテラシーを身につけさせるというなら歓迎ですけど、記事を読む限り役人さんの脳内は電波お花畑な感じですね。
情報発信の作法はもとより、情報を受け取る作法も身につけないと。
荒らし煽り、デマなどに対抗する術とでもいいますか。
そういうものをしっかりと教えないと、中国のようにblogを登録制にしようとかいう方向に進んで行きかねないと心配しています。
ひとりひとつ? みんなでひとつ? (スコア:1)
blog を眺めていると記者が複数居て、同じ blog に共存してるパターンもあるように見えます。 blog じゃないけど ./ みたいに。
学級新聞的に使うんなら複数人(1班とか、1クラスとか)で共有しても面白いんじゃないかな、と思います。
まあ、それだと弱い立場の子に書かせたりとか、逆に書きたがる子ばっかり書いたりってなるかも知れませんね。
#753114 [srad.jp]とか見ると、まずリテラシーをって気もしますけど。
例えば (スコア:1)
先生への負担が無駄に大きくないですか?
消せない怖さ (スコア:1)
恥ずかしい思いでもたくさんあるでしょう?
時がたてば忘れて許せることも、blogでやりあうと泥沼になるのは大人のblogでも見られます。小学生がblogで喧嘩したとき、どのような決着が付くのか大変興味があります。うやむやに仲たがいになっていたものが、お互い納得がいくまで意見交換できて理解が広まるのか。互いに過去の非を引っ張り出し合って見知らぬ第三者も参戦して収拾が付かなくなるのか。
でもまぁ新たな時代が来たということなのでしょうね。人の一生の出来事がデジタルデータとして残っている状態というのは、旧世代の人間には経験の出来ないことです。
ブログを (スコア:1, 興味深い)
Re:ブログを (スコア:1)
というわけで、コメントもトラックバックもリンクその他のタグも禁止、一旦書き込んだら修正不可能とかいう謎のblogが発注されて業者が困惑する、に100ガメル。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
素直に面白いと思います。 (スコア:1)
ちびっ子も伸び伸びとIT技術を学び、成長していくことでしょう!
ただ、「仮に」の部分が本当にうまくいった時点で、ちびっ子がBlogを書かずとも、日本のIT技術が世界から評価されて然るべきものになっていると思いますが…。
- Sparklegate, Yam.
総務省がいう環境づくり (スコア:1)
いいかもしれない。
で、「ブログのサービスを購入する費用」っていくら位かかるものなのでしょうか?
やっぱりピンキリ?
Re:IT? (スコア:1)
もっとアイシーテー
ながーくアイシーテー
#座布団もってかれるけどID