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文部科学省が人クローン胚の研究目的の作成・利用のあり方について意見聴取 102

ストーリー by kazekiri
倫理とテクノロジー 部門より

snowdia曰く、"文部科学省報道発表 によりますと、「人クローン胚の研究目的の作成・利用のあり方について(中間取りまとめ)」に関して、 関係団体等からの意見聴取を行うと発表しています。人クローン胚に関しては、 「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律」及び「特定胚の取扱いに関する指針」 が制定され、クローン人間の作製に対する罰則などが定められています。 しかし、その一方で、 胚性幹細胞に関する研究などの分野においては、 倫理的な側面を重視することで、医療の進歩を阻害するとの声もあるようです。(過去の関連記事: 米下院、ヒトクローン禁止法案を可決

/.Jの皆様は、 人クローン胚の研究目的の作成・利用について、 どのような見解をお持ちでしょうか。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by guchis (27687) on 2006年07月14日 21時23分 (#978504) 日記
    でなければ、そういう研究のできる国に人材が移っていくだけでは。

    日本ではやらないという結論でも良いが、とにかくさっさと決めてあげてほしい。

    • 同じく、どんどんやればいいと思う。

      受精卵を使った実験とか、胎児や赤子を使った人体実験と同じだと思えばいいのではないでしょうか?

      クローンと通常の生殖行為は同列のような気がします。

      想定できる状況が多岐にわたる為に簡単に結論が出ないのでしょうけれども・・・。

      # だったら難しく考えずに簡単に結論を出して、問題は後送りにするのも悪くはないかも。
      --
      李 露星
      • by Anonymous Coward on 2006年07月14日 22時36分 (#978597)
        >同じく、どんどんやればいいと思う。
        >
        >受精卵を使った実験とか、胎児や赤子を使った人体実験と同じだと思えばいいのではないでしょうか?

        胎児や赤子を使った人体実験って、「どんどんやっていい」モノなんでしたっけ??

        #反吐が出るほど素敵な倫理観ですナ。
        親コメント
        • Re:臓器移植 (スコア:5, 参考になる)

          by fuckyou (30938) on 2006年07月15日 0時57分 (#978775)
          つい最近、家の書庫で古い文藝春秋を読み返していたら、臓器移植の是非が暑く議論されている文章がありました。

          90年代後半、著名な文学者や哲学者が(名前までは出しませんが)「それは神の領域に人が踏み込むことだ。」という趣旨の発言をし、反対していました。

          臓器移植が一般的になったとは言えないにしても、社会的な許容が確立された現在、当時反対した彼らに、今に至っても本当に臓器移植に反対なのかと言うことを聞いてみたい気がします。

          未だに彼らが自分の主張を変えないとしてもそれが間違っていると言うつもりはありません。しかし「臓器移植は神の領域に人が踏み込むことだからまちがっているのだ。」という主張を未だに続けたとして、その発言はかなり異端な扱いを受けると思います。少なくとも大多数の日本人同様、私は宗教に根付いた生き方をしているわけではないので、このような意見は納得できるモノではありません。

          今となって思うに、臓器移植に反対したエラい人達の主張というのは、臓器を貰うことで生きながらえる生命がある、という事実を前にしても説得力もつものではなかったのではないかと思います。

          クローン人間についても、どれだけ規制を掛けてもその先にあるものが、大きな経済的利益を生み出すものであったり、病人の生命を回復させるものであったりすれば、臓器移植と同じ道をたどるのではないのではないのでしょうか?
          親コメント
          • Re:臓器移植 (スコア:1, 興味深い)

            by Anonymous Coward on 2006年07月15日 7時22分 (#978880)
            > 臓器を貰うことで生きながらえる生命がある、という事実

            意図的にレシピエント側だけの理屈を述べられても… 
            一番の問題は、軽く「臓器を貰う」としか書いていないが、

              おいおい、その患者まだ生きてんじゃね(生きるんじゃね)?

            という疑念が残る点です。対比して書くと、

              臓器を奪うことで閉ざされる生命がある、という疑念

            です。臓器移植なんて難しい問題であって、片方の患者が生き長らえる事実
            だけを議論して万事オッケーなんて単純なものではないはずです。

            なんか、死にかけの患者が死ぬマイナスよりプラスが大きいからいいじゃん、的な考えが透けていて怖いです。
            親コメント
          • Re:臓器移植 (スコア:1, 興味深い)

            by Anonymous Coward on 2006年07月15日 18時43分 (#979182)
            昔、國府田マリ子と南かおりがやってる「謎なぞドリーミン」というラジオの『道徳番組』(?)があったのですが、そこで「クローン人間」の特集があり、「自分のクローンがいたら何をさせたいですか」といった話題で盛り上がっていたのを思い出します。「クローンがいたら暴動になる」とか「クローンがいたら犯罪が増える」とか「神の領域だ」とか「自分の遺伝子は自分だけのもの」とか、如何にもなリスナー投稿もありましたっけ。みんなで神妙に「神様が作ってくれた…」とか言い始めてるの見て「おいおい」と苦笑したものです。

            「クローン人間<クローンじゃない人間」とか、「クローン人間≒人造人間」というような認識を、少しでも持ってしまう人がいる以上、現実に意識を持ったクローン人間が生まれてしまうのは、きっと不幸なんだろうな、とその時痛感したのですが、ここの投稿を見ていると、(人権無視の人間改造か何かと勘違いしている人もいるようですが)論理的に考えてる人も結構多くて、安心しました。

            国連レベルで、胚細胞に対してがんじがらめの制限をかけてるのも馬鹿らしい話だとは思います。胎児中絶は(国によって)合法で、肺細胞は世界レベルでの禁忌ってのも意味不明ですし。
            親コメント
        • by Anonymous Coward on 2006年07月14日 23時10分 (#978651)
          中絶胎児の細胞を使った治療法の研究は世界的には、結構行われているんじゃなかったでしたっけ?

          もちろん、倫理的な問題も多く抱えているはずですが。

          もし、自分はともかくとして、自分の子供の命が、これらの研究の成果しだいでは助かるかもしれないというのであれば、私はこれらの研究には大賛成するでしょう。
          こういう場合はキレイ事を言っていられる状況では無いですしね。

          ただ、自分は現状そういう状況に無いため、大賛成という意見は持ってませんが、それによって救われる命があるのであれば、やっぱりそういう研究はやるべきなのかもしれないと思う。
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2006年07月15日 0時03分 (#978728)
            ググったらこういうページ [japan-lifeissues.net]を見つけました。

            簡単にまとめると、
            • 中絶胎児組織の売買市場が成立する兆候がある?

            • 「医療の発展の為に」進んで中絶する女性が増えるかもしれない。(中絶の免罪符になってしまう?)

            • 胎児組織移植は実験が始まってからもう10年になるが、進歩はほとんど見られない(このコラムにはパーキンソン病の治療研究の失敗しか出ていない。他の病気は?)

            • 幹細胞は大人の体にも見つけられたので、胎児を利用する必要はないかも。

            斜め読みしただけなので、なんか抜けているかもしれませんが、概ね否定的に書かれてますね。
            親コメント
          • by Anonymous Coward on 2006年07月15日 11時40分 (#978988)
            こういうことは長期的な視野が必要ですよ。 いま、あなたの子供が助かったとしても、 あなたの子供の子供に異変があるかもしれない。
            親コメント
        • by Anonymous Coward on 2006年07月14日 22時51分 (#978624)
          歴史的には未成年の人権なぞ無視しまくりだったわけだし、今でも堕胎しほうだいですので、「きれいごと」以外でそういう意見を持つ人は少ないと思いますよ。
          親コメント
        • いやそれ、そーゆー皮肉なんでね?

          #プチ遺伝病抱えてる身としては、素直に反対できないんだよなあ……
          親コメント
        • by Anonymous Coward on 2006年07月15日 12時58分 (#979023)
          歴史的に見れば、ある技術や仮説が既存の倫理によってタブーと言われていても、
          その新しい技術/仮説に触れながら育った世代はそれをタブーともなんとも思いません。(輸血しかり、臓器移植しかり、地動説しかり。)

          つまり、倫理は技術に遅れながらも技術に合わせて変化していくものと捉えることが出来ます。
          この点から見れば、もしクローンの効能が一般的になれば何世代か後には、クローンは当たり前のことになってるでしょうね。
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2006年07月15日 13時24分 (#979035)
            > その新しい技術/仮説に触れながら育った世代はそれをタブーともなんとも思いません。
            > (輸血しかり、臓器移植しかり、地動説しかり。)

            その逆もありうる。つまり不老不死(までいかなくとも)までいくと、

              昔って、ちょっと死にかけたくらいで心臓とか肺とかを奪ってたんだな、ひどーい。

            なんて具合で脳死からの臓器移植なんてタブーになるかも。
            親コメント
  • by yusasa (1159) on 2006年07月14日 21時58分 (#978552)
    違いが,「世間様」に認知されるまではまだまだなのかなぁと。

    それに,「クローン人間」なるものが,「今のあなたのコピー」ではないことが「世間様」に分かってもらえるのも。
    # 「優秀な遺伝子の保存」じゃあるまいし,どかどかコピー作ってよいとも思いませんがね。
    --
    "Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
  • by Anonymous Coward on 2006年07月14日 22時12分 (#978574)
    あのな、クーロン化胚性幹細胞なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
    得意げな顔して何が、クーロン化胚性幹細胞だ。
    お前はクーロン化胚性幹細胞を作りたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
    お前、クーロンって言いたいだけちゃうんかと。
    幹細胞通の俺から言わせてもらえば今、幹細胞通の間での最新流行はやっぱり、体細胞系幹細胞、これだね。
    間葉系幹細胞。これが通の頼み方。
    間葉系幹細胞は骨髄の中に入ってる。そん代わり分化能が少なめ。これ。
    で、他人の幹細胞移植しても免疫寛容。これ最強。
    しかしこれを作ると次からオシリスセラピューティクスにマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
    素人にはお薦め出来ない。
    • 『おもしろおかしい』がついていますけど、再生医学の方向としては至極まっとうなものです。
      ヒトクローン胚を使う上で問題になるのが『命を犠牲にした治療』となりうる点です。
      一方でメリットは、『ほぼ確実にどの組織にも分化可能』という点で、ゴールの見通しを立てやすいということと解釈してます。
      また、ヒトには大人になっても分化能を持つ『体性幹細胞』が存在し、部分的な分化能を持つようです。
      ただしこちらは本当に期待したものまで分化するか解りませんし、そもそも入手までが面倒(このあたりは記憶が曖昧、すいません)。
      研究やる人間が、『まず胚で基礎理論をうちたてて、可能なら体性で応用したい』と言いたくなる気分も解ります。

      イメージですが、胚性幹細胞を使う場合は『臓器移植』(誰かの臓器をもらう)、体性幹細胞を使う場合は『皮膚の自家移植』(自前で何とかする)というのが近いのではないかと。

      親コメント
    • > お前、クーロンって言いたいだけちゃうんかと

      「クーロン」って cron?

      # いや,一部筋で「クーロン」と呼ばれるのを否定するつもりはないですが。

      --
      "Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年07月14日 22時09分 (#978569)
    今だって同じだよ。 街には人間モドキがうようよしている。
  • by Anonymous Coward on 2006年07月15日 19時11分 (#979187)
    クローンには人権がないという発想がどこから出てくるのか昔から不明です。

    技術的に完成したとしての話ですが、クローン人間というのはその人だけをいくら調べてもクローン人間かどうかを知ることはできません。全く普通の人間なのです。

    クローン人間を規定するのは、その人が作られた過程だけです。つまり、過去に存在した別の人のゲノムを取ってそれから作られたかどうかのみによって決まるので、結果は普通の人間なのです。作り方が違うといういうだけなら体外受精その他の不妊治療によるものも「自然」な出産とは違います。ちなみに体外受精が最初に出てきたときにも、全く同じ議論があって、体外受精児は差別されるとか、不自然だとか、神への冒涜だとかいう話がありました。

    作り方が違ったからといって、その後は「普通」の人間と区別のつかないものをそんなに差別していいはずがありません。由来によって人を差別するのは出自や身分によって差別する発想と同じです。

    ですからクローン人間は当然「普通」の人間と同じ権利をもって生まれてくるのであって、臓器をとるとかいうのは明らかな殺人です。

    • >技術的に完成したとしての話ですが、
      と断られた上でのコメントでしたが、無粋を承知でコメント。

      >クローン人間を規定するのは、その人が作られた過程だけです。
      とおっしゃいますが、どうやってそれを保証するのでしょう?
      クローン羊の『ドリー』は、他の羊と比べて『作られた過程』が違うだけ・・・の、ハズでした。
      しかし実際には早期から老化の症状を示しており、『全く普通の羊』とは言えなかったことが判っています。
      その違いをもって、『霊長類ヒト科ヒト目』ではないと定義づけられるのであれば、ヒトではないでしょう。
      極端な話、『ヒトではない』と定義づけられた存在に人権を与えるのであれば、『ヒトと99%同じ遺伝情報を持つチンパンジーには99%の人権を与えることにしよう』『○○%同じネコには○○%の人権を〜』『××%同じ大腸菌には××%の人権を〜』という議論が、連鎖的に起こり得ます。そしてそれを否定するだけの根拠はないと思っています。
      人権は、ヒトにのみ与えられるものであると解釈しています。

      ちなみに、不妊治療での体外受精は『受精場所が体内から体外に移っただけ』(精子と卵による受精)ですが、再生医療に利用可能な胚は『体外での疑似受精』(卵の核を除去した上で体細胞核を押込む)で、『過程が違う』と言っても、大きな違いがあると思ってます。
      #その違いが大きいか瑣末かは、僕の主観ですが

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年07月15日 1時07分 (#978780)
    モノは違うのですが、ふと半世紀以上前のエピソードを
    思い出してしまいました。

    人類を月に送り込んだアポロ計画で知られるフォンブラウン
    ですが、米国に渡る前はナチスドイツで、今で言う弾道
    ミサイル開発に携わった中核メンバーの一人でした。

    しかし、彼は初めから兵器を作りたくてナチスに協力した訳
    ではなく、自分の宇宙旅行の夢を叶える為にロケット研究を
    支援してくれるスポンサーとしてナチスを利用する腹づもり
    だったようです。

    個人・アマチュアレベルでは玩具に毛が生えた程度の代物を
    打ち上げるのがやっとだったロケット研究は軍の新兵器開発の
    巨額の予算が付き、あっと言う間に現実レベルの水準にまで
    引き上げられました。

    そうして作られたV2(A4)ロケットは当然月や火星ではなく、
    ヨーロッパ各都市へ飛んで行き、甚大な被害を与えましたが、
    このロケット技術は戦後の宇宙開発にも大きな飛躍を
    もたらす事になりました。

    自分の夢の為なら悪魔とでも手を結ぶような、自分の欲望に
    忠実で手段を選ばないわがままと傲慢さが新しい地平を
    切り開くのもまた事実。

    転じて、ロケットではなくクローン技術の場合は、
    生命の神秘を解き明かしつつ、巨万の富と名声を得たい野望を
    持つ研究者と絶望的な現状を打破してくれる神の手のような
    治療手段を喉から手が出る程求めている難病患者が現代の
    フォンブラウンに相当するでしょうか・・・・。

    こういった問題は結局、失うモノと得られるモノを天秤に掛けて、
    針が傾いた方向へ進む事になると思いますが、クローンによる
    難病治療は宇宙旅行よりも遙かに現実的で切実な願いであり、
    この研究を止める事は容易な事ではないと思いますね。
    • by Anonymous Coward on 2006年07月15日 1時55分 (#978818)
      > 個人・アマチュアレベルでは玩具に毛が生えた程度の代物を
      > 打ち上げるのがやっとだったロケット研究は軍の新兵器開発の
      > 巨額の予算が付き、あっと言う間に現実レベルの水準にまで
      > 引き上げられました。

      そうやって、テポドンは開発されましたとさ。

      軍の新兵器開発という名目がなければ巨額の予算がつかないのが悪いのか、
      軍の新兵器開発という名目がつけば巨額の予算がついてしまうのが悪いのか。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年07月14日 22時03分 (#978558)
    まず、クローン人間の研究、作製のどこに問題があるのでしょうか・・・?
    なぜ罰するのでしょう
    • Re:悪い? (スコア:2, すばらしい洞察)

      by nue-nubata (28218) on 2006年07月15日 0時13分 (#978739) ホームページ
      実験対象に無条件に人権を認めたりしないでしょう。
      たとえ、単純なクローン人間に人権があるとなったとすると、
      一部の遺伝子に変異を加えてヒトではないとか言い張るという事態が起こりえます。
      (例えば、遺伝子の半分をチンパンジーのものと置き換えて、遺伝子改良チンパンジーと言い張るとか)
      要は歯止めが利かなくなることが恐ろしいのだと思います。

      単純なクローンなら、生まれる時期がずれた一卵性双生児の双子と同じだから、
      別にそれほど神経質になる必要はないと思います。
      親コメント
    • Re:悪い? (スコア:1, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2006年07月15日 1時21分 (#978794)
      作ったクローン人間の人生に対して責任が負えるのなら、いいんじゃないでしょうか?

      たとえ研究の見地から見たときに失敗作であったとしても。

      自分がバイオ研究者だとして、クローン人間を作ったとしても、
      自分の子供のように愛することができる自信がないです。

      親コメント
    • Re:悪い? (スコア:1, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2006年07月15日 4時10分 (#978857)
      クローン人間ってのは臓器移植とほぼ表裏一体なんですよ。
      商用利用に乗せると、消費者が自分のクローンを作って臓器取って残り廃棄って事に。(あるいは臓器単位で冷凍保存?)
      要するにクローン人間はオリジナルの所有物として生産されるわけですよ。
      クローン人間にも人権があると考えると生産前提がNGな訳で。
      まぁ、研究分野を対象にするとクローン人間の人権の所有者は本人ではなく研究所で生殺与奪も自由?って事ですね。

      個人的には研究者より消費者の倫理的な問題が大きいと思いますけどね。
      ただ、臓器移植への渇望というのは生への渇望そのものなわけで。
      一旦技術として確立すれば倫理で歯止めをかけられない気がします。
      誰もが、自分だけは、一回ぐらいならと自分に言い訳するでしょう。
      今の段階では対象は研究しかありませんが、それだけを見て消費も視野にいれておかないと大変なことになります。
      出来ると判ったら(金持ちが自分のクローンで研究してくれと)商用利用が始まります。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      クローンのメイドさんが増えて萌え価値が下がる
      まるで昨今の萌えアニメの乱開発のように
      • by snurf-kim (10835) on 2006年07月15日 16時18分 (#979097) 日記
        >クローンのメイドさんが増えて萌え価値が下がる
        >まるで昨今の萌えアニメの乱開発のように

        価値が下がるのは実物の女性でしょう。

        アンドロイドでもクローンでもいいんですが、メイっぱいの理想を詰め込んだ人造女性が現れたら、実物の女性が勝てる要素なんて何一つないですからね。
        なんと言っても、

        絶対に裏切らないように造れる。

        他の男になびかない。嘘を吐いて騙したりしない。気分や我侭で拒絶したりしない。
        この優位性はどうあっても覆りません。女性が人としての自由意思を持つ限り。

        #逆に女性にとっても好都合だと思いますよ。
        #男性の欲求が人造女性に向けば、実物の女性に対する抑圧や猥褻行為などは激減するはずですから。
        #それに、いくら人造女性が現れたって女に苦労しないお金持ちやイケメン様の価値観はなかなか変わりません。
        #人造女性よりコストが低いですから、今までどおり相手にしてもらえます。
        #代わりに気に入らないブ男からのアプローチは一掃できて実に快適なんじゃないかなーと思います。
        親コメント
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