文部科学省が人クローン胚の研究目的の作成・利用のあり方について意見聴取 102
ストーリー by kazekiri
倫理とテクノロジー 部門より
倫理とテクノロジー 部門より
snowdia曰く、"文部科学省 の報道発表 によりますと、「人クローン胚の研究目的の作成・利用のあり方について(中間取りまとめ)」に関して、 関係団体等からの意見聴取を行うと発表しています。人クローン胚に関しては、 「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律」及び「特定胚の取扱いに関する指針」 が制定され、クローン人間の作製に対する罰則などが定められています。 しかし、その一方で、 胚性幹細胞に関する研究などの分野においては、 倫理的な側面を重視することで、医療の進歩を阻害するとの声もあるようです。(過去の関連記事: 米下院、ヒトクローン禁止法案を可決 )
/.Jの皆様は、 人クローン胚の研究目的の作成・利用について、 どのような見解をお持ちでしょうか。"
どんどんやればいいと思う (スコア:5, すばらしい洞察)
日本ではやらないという結論でも良いが、とにかくさっさと決めてあげてほしい。
Re:どんどんやればいいと思う (スコア:0, フレームのもと)
受精卵を使った実験とか、胎児や赤子を使った人体実験と同じだと思えばいいのではないでしょうか?
クローンと通常の生殖行為は同列のような気がします。
想定できる状況が多岐にわたる為に簡単に結論が出ないのでしょうけれども・・・。
# だったら難しく考えずに簡単に結論を出して、問題は後送りにするのも悪くはないかも。
李 露星
Re:どんどんやればいいと思う (スコア:4, すばらしい洞察)
>
>受精卵を使った実験とか、胎児や赤子を使った人体実験と同じだと思えばいいのではないでしょうか?
胎児や赤子を使った人体実験って、「どんどんやっていい」モノなんでしたっけ??
#反吐が出るほど素敵な倫理観ですナ。
Re:臓器移植 (スコア:5, 参考になる)
90年代後半、著名な文学者や哲学者が(名前までは出しませんが)「それは神の領域に人が踏み込むことだ。」という趣旨の発言をし、反対していました。
臓器移植が一般的になったとは言えないにしても、社会的な許容が確立された現在、当時反対した彼らに、今に至っても本当に臓器移植に反対なのかと言うことを聞いてみたい気がします。
未だに彼らが自分の主張を変えないとしてもそれが間違っていると言うつもりはありません。しかし「臓器移植は神の領域に人が踏み込むことだからまちがっているのだ。」という主張を未だに続けたとして、その発言はかなり異端な扱いを受けると思います。少なくとも大多数の日本人同様、私は宗教に根付いた生き方をしているわけではないので、このような意見は納得できるモノではありません。
今となって思うに、臓器移植に反対したエラい人達の主張というのは、臓器を貰うことで生きながらえる生命がある、という事実を前にしても説得力もつものではなかったのではないかと思います。
クローン人間についても、どれだけ規制を掛けてもその先にあるものが、大きな経済的利益を生み出すものであったり、病人の生命を回復させるものであったりすれば、臓器移植と同じ道をたどるのではないのではないのでしょうか?
Re:臓器移植 (スコア:1, 興味深い)
意図的にレシピエント側だけの理屈を述べられても…
一番の問題は、軽く「臓器を貰う」としか書いていないが、
おいおい、その患者まだ生きてんじゃね(生きるんじゃね)?
という疑念が残る点です。対比して書くと、
臓器を奪うことで閉ざされる生命がある、という疑念
です。臓器移植なんて難しい問題であって、片方の患者が生き長らえる事実
だけを議論して万事オッケーなんて単純なものではないはずです。
なんか、死にかけの患者が死ぬマイナスよりプラスが大きいからいいじゃん、的な考えが透けていて怖いです。
Re:臓器移植 (スコア:1, 興味深い)
「クローン人間<クローンじゃない人間」とか、「クローン人間≒人造人間」というような認識を、少しでも持ってしまう人がいる以上、現実に意識を持ったクローン人間が生まれてしまうのは、きっと不幸なんだろうな、とその時痛感したのですが、ここの投稿を見ていると、(人権無視の人間改造か何かと勘違いしている人もいるようですが)論理的に考えてる人も結構多くて、安心しました。
国連レベルで、胚細胞に対してがんじがらめの制限をかけてるのも馬鹿らしい話だとは思います。胎児中絶は(国によって)合法で、肺細胞は世界レベルでの禁忌ってのも意味不明ですし。
Re:神の領域 (スコア:5, すばらしい洞察)
倫理と宗教は違うものでしょう。現在の倫理的見解に宗教的価値観が色濃く反映されているとしても。
問われるのは「50年後の医療、社会(宗教もか?)はどうあるべきか」であって、「神がそれをお認めになられるか」ではないでしょうに。
臓器移植の場合はドナー本人の意思を優先するという考え方に落ちついて、これはうまくいっているのではないかと思います。
今回の場合はむしろ中絶の方が近い気がします。
Re:神の領域 (スコア:2, すばらしい洞察)
神を信じるも信じないも個人の自由だし、そうあるべき。強いていえばこれが前提でしょうか。
信仰は強制されるものではないから「私が信じている(選んだ)神がそれを望まない」というのと「私はそれが好きじゃない」というのは同じことで、共に個人的なものだと思うのですよ。
それはそれで最大限尊重されるべきことです。ただ社会のシステムの話なんだから公共の利益を元に議論されるべきであると思います。 確かな現実として、神を信じない人、重要視しない人、信じる人、依存してる人、いろんな人が今現在日本に住んでいるわけですよね。神ったっていっぱいあるし、それぞれの神や指導者の言ってることはちょっとずつ違うわけですよね。そのみんなの共通な(あるいは最大公約数的な)利益と不利益の線引きをしようとする際にはできるだけ万人が納得する論理と確実性が必要です。そこで何で神を持ち出すのかわからない。あなたの神と私の神はちがうでしょう?好き嫌いの議論になるだけでしょう? というのが私の考えです。
# まあ、神の領域という言葉は、現状の知識では手に余る技術という意味のたとえとして使われているだけだと思いますけどね…
Re:神の領域 (スコア:1)
えぇー(驚き)、あー、でもそーなのか。
言葉の問題になるかもしれませんが(そうだったらごめんなさい)、ここでいう「それは正しくない」というのは何か正義というような意味合いではないですか? つまり主観的な価値観ですよね。私はそれって突き詰めると好き嫌いだと思っているのですよ。万人に共通の正解はないものですよね(例えば「琵琶湖は滋賀県にある。それは正しい」みたいな正しさが無いものですよね)。
「正しい」という言葉を対応させた方かしっくりくる、というのは、主観的な価値観を、そうではなくて絶対的なものと捉えているというか、人は皆こうあるべきという考えというか、うまく言えませんが何かそういうものを感じます。深読みしすぎかもしれませんが、ここに感覚的な相違点が集約されている気がします。
私にはちょっと意外で、非常に参考になる意見です。
モラルの相違 (スコア:3, 興味深い)
なんじゃないかと思うのです。
誤解を恐れずに言えば、「欧米の受け売り」で。
過去、「日本において美しいとされてきたもの」の多くが、欧米文化の
それに上書きされてきましたし、それ自体が悪いことではありません。
とりわけ、生命に関する倫理の根源は、
「人は神に作られたもの」という欧米的観念から、「生命に対する畏敬」
が生まれたと思うのです。
一方、日本的には「どこからともなく湧いて出てきたもの」ですから、
こと生命に関しては、日本的文化の方がプラグマティックであった
ように思うのです。
もちろん日本にもクリスチャンは多いし、欧米的モラルがたくさん
入り込んでいる昨今、状況は変わりつつありますが、それはさておき。
臓器移植の初期に反対していた人の多くは、当然のことながら文化人で
プライドあるモラリストであったわけです。
他者の意見を論理的に解釈して納得するためには、自分の意見の根源を
合理化させないといけません。
しかしながら「根源」が存在しない「借り物」文化に拠った意見は、説得も
納得もできないのです。
掘っても掘っても根源にたどり着けないんだから。
自分の中に意見の根源がないことを潜在的に気づいてしまった人は、
自分の意見を合理化するために、いろいろと理由を作り出した、という
ことのように思うのです。
たとえば
「クローン胚が自由に認可されたら、中絶の件数が増えるんじゃないか」
なんて、冷静に考えるとかなり強引ですよね。
風が吹くことの悪影響を指摘するために「それで儲ける悪の桶屋」の存在を
引き合いにひきあいに出すなんて、いかにも詭弁だし。
Re:臓器移植 (スコア:2, 興味深い)
他人に不幸があっても自分が生き残りたいと願うのは不謹慎なんでしょうか。
>自らの生のために他者の死を日夜願い続ける人間に倫理があるといえるのか。臓器移植に反対するとき、こういう開けっぴろげな議論は公の場でできなかった。だから、回りくどい言い方をしているのであって、それを「説得力もつものではなかった」というのは浅はかもいいところ。もっと勉強してください。
倫理など当人が持っていればいいもので他人がとやかく言うことでも内容に思われますが。
Re:臓器移植 (スコア:1)
> こういう開けっぴろげな議論は公の場でできなかった
宗教的な色合いが強かったかもしれませんけれども,既に表明されている意見のひとつだと。
# 信仰を否定する気はありませんが。
"Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
Re:どんどんやればいいと思う (スコア:3, すばらしい洞察)
もちろん、倫理的な問題も多く抱えているはずですが。
もし、自分はともかくとして、自分の子供の命が、これらの研究の成果しだいでは助かるかもしれないというのであれば、私はこれらの研究には大賛成するでしょう。
こういう場合はキレイ事を言っていられる状況では無いですしね。
ただ、自分は現状そういう状況に無いため、大賛成という意見は持ってませんが、それによって救われる命があるのであれば、やっぱりそういう研究はやるべきなのかもしれないと思う。
Re:どんどんやればいいと思う (スコア:2, 参考になる)
簡単にまとめると、
斜め読みしただけなので、なんか抜けているかもしれませんが、概ね否定的に書かれてますね。
Re:どんどんやればいいと思う (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:どんどんやればいいと思う (スコア:1, 興味深い)
Re:どんどんやればいいと思う (スコア:1)
直接的に死ねとは言わないから(間接的には殺す)
うさんくさいんだと思う
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:どんどんやればいいと思う (スコア:1)
#プチ遺伝病抱えてる身としては、素直に反対できないんだよなあ……
Re:どんどんやればいいと思う (スコア:1, 興味深い)
その新しい技術/仮説に触れながら育った世代はそれをタブーともなんとも思いません。(輸血しかり、臓器移植しかり、地動説しかり。)
つまり、倫理は技術に遅れながらも技術に合わせて変化していくものと捉えることが出来ます。
この点から見れば、もしクローンの効能が一般的になれば何世代か後には、クローンは当たり前のことになってるでしょうね。
Re:どんどんやればいいと思う (スコア:1, 興味深い)
> (輸血しかり、臓器移植しかり、地動説しかり。)
その逆もありうる。つまり不老不死(までいかなくとも)までいくと、
昔って、ちょっと死にかけたくらいで心臓とか肺とかを奪ってたんだな、ひどーい。
なんて具合で脳死からの臓器移植なんてタブーになるかも。
「クローン人間」と「人クローン胚」 (スコア:5, すばらしい洞察)
それに,「クローン人間」なるものが,「今のあなたのコピー」ではないことが「世間様」に分かってもらえるのも。
# 「優秀な遺伝子の保存」じゃあるまいし,どかどかコピー作ってよいとも思いませんがね。
"Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
人クーロン胚を研究するなとは言わないけど (スコア:4, おもしろおかしい)
得意げな顔して何が、クーロン化胚性幹細胞だ。
お前はクーロン化胚性幹細胞を作りたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、クーロンって言いたいだけちゃうんかと。
幹細胞通の俺から言わせてもらえば今、幹細胞通の間での最新流行はやっぱり、体細胞系幹細胞、これだね。
間葉系幹細胞。これが通の頼み方。
間葉系幹細胞は骨髄の中に入ってる。そん代わり分化能が少なめ。これ。
で、他人の幹細胞移植しても免疫寛容。これ最強。
しかしこれを作ると次からオシリスセラピューティクスにマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
Re:人クーロン胚を研究するなとは言わないけど (スコア:4, 参考になる)
『おもしろおかしい』がついていますけど、再生医学の方向としては至極まっとうなものです。
ヒトクローン胚を使う上で問題になるのが『命を犠牲にした治療』となりうる点です。
一方でメリットは、『ほぼ確実にどの組織にも分化可能』という点で、ゴールの見通しを立てやすいということと解釈してます。
また、ヒトには大人になっても分化能を持つ『体性幹細胞』が存在し、部分的な分化能を持つようです。
ただしこちらは本当に期待したものまで分化するか解りませんし、そもそも入手までが面倒(このあたりは記憶が曖昧、すいません)。
研究やる人間が、『まず胚で基礎理論をうちたてて、可能なら体性で応用したい』と言いたくなる気分も解ります。
イメージですが、胚性幹細胞を使う場合は『臓器移植』(誰かの臓器をもらう)、体性幹細胞を使う場合は『皮膚の自家移植』(自前で何とかする)というのが近いのではないかと。
Re:人クーロン胚を研究するなとは言わないけど (スコア:1)
「クーロン」って cron?
# いや,一部筋で「クーロン」と呼ばれるのを否定するつもりはないですが。
"Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
電荷人間っ (スコア:1, すばらしい洞察)
演出なんだろうけどさ,センス(おぶ・わんだー)がないなー,と。
# 「ヘクトパスカル人間」じゃ,駄洒落にもならんけど。
"Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
クローン人間が出来ても何も変わらない (スコア:3, すばらしい洞察)
クローンには人権がない (スコア:2, すばらしい洞察)
技術的に完成したとしての話ですが、クローン人間というのはその人だけをいくら調べてもクローン人間かどうかを知ることはできません。全く普通の人間なのです。
クローン人間を規定するのは、その人が作られた過程だけです。つまり、過去に存在した別の人のゲノムを取ってそれから作られたかどうかのみによって決まるので、結果は普通の人間なのです。作り方が違うといういうだけなら体外受精その他の不妊治療によるものも「自然」な出産とは違います。ちなみに体外受精が最初に出てきたときにも、全く同じ議論があって、体外受精児は差別されるとか、不自然だとか、神への冒涜だとかいう話がありました。
作り方が違ったからといって、その後は「普通」の人間と区別のつかないものをそんなに差別していいはずがありません。由来によって人を差別するのは出自や身分によって差別する発想と同じです。
ですからクローン人間は当然「普通」の人間と同じ権利をもって生まれてくるのであって、臓器をとるとかいうのは明らかな殺人です。
Re:クローンには人権がない (スコア:1)
>技術的に完成したとしての話ですが、
と断られた上でのコメントでしたが、無粋を承知でコメント。
>クローン人間を規定するのは、その人が作られた過程だけです。
とおっしゃいますが、どうやってそれを保証するのでしょう?
クローン羊の『ドリー』は、他の羊と比べて『作られた過程』が違うだけ・・・の、ハズでした。
しかし実際には早期から老化の症状を示しており、『全く普通の羊』とは言えなかったことが判っています。
その違いをもって、『霊長類ヒト科ヒト目』ではないと定義づけられるのであれば、ヒトではないでしょう。
極端な話、『ヒトではない』と定義づけられた存在に人権を与えるのであれば、『ヒトと99%同じ遺伝情報を持つチンパンジーには99%の人権を与えることにしよう』『○○%同じネコには○○%の人権を〜』『××%同じ大腸菌には××%の人権を〜』という議論が、連鎖的に起こり得ます。そしてそれを否定するだけの根拠はないと思っています。
人権は、ヒトにのみ与えられるものであると解釈しています。
ちなみに、不妊治療での体外受精は『受精場所が体内から体外に移っただけ』(精子と卵による受精)ですが、再生医療に利用可能な胚は『体外での疑似受精』(卵の核を除去した上で体細胞核を押込む)で、『過程が違う』と言っても、大きな違いがあると思ってます。
#その違いが大きいか瑣末かは、僕の主観ですが
現代のフォンブラウンは・・・ (スコア:1, 興味深い)
思い出してしまいました。
人類を月に送り込んだアポロ計画で知られるフォンブラウン
ですが、米国に渡る前はナチスドイツで、今で言う弾道
ミサイル開発に携わった中核メンバーの一人でした。
しかし、彼は初めから兵器を作りたくてナチスに協力した訳
ではなく、自分の宇宙旅行の夢を叶える為にロケット研究を
支援してくれるスポンサーとしてナチスを利用する腹づもり
だったようです。
個人・アマチュアレベルでは玩具に毛が生えた程度の代物を
打ち上げるのがやっとだったロケット研究は軍の新兵器開発の
巨額の予算が付き、あっと言う間に現実レベルの水準にまで
引き上げられました。
そうして作られたV2(A4)ロケットは当然月や火星ではなく、
ヨーロッパ各都市へ飛んで行き、甚大な被害を与えましたが、
このロケット技術は戦後の宇宙開発にも大きな飛躍を
もたらす事になりました。
自分の夢の為なら悪魔とでも手を結ぶような、自分の欲望に
忠実で手段を選ばないわがままと傲慢さが新しい地平を
切り開くのもまた事実。
転じて、ロケットではなくクローン技術の場合は、
生命の神秘を解き明かしつつ、巨万の富と名声を得たい野望を
持つ研究者と絶望的な現状を打破してくれる神の手のような
治療手段を喉から手が出る程求めている難病患者が現代の
フォンブラウンに相当するでしょうか・・・・。
こういった問題は結局、失うモノと得られるモノを天秤に掛けて、
針が傾いた方向へ進む事になると思いますが、クローンによる
難病治療は宇宙旅行よりも遙かに現実的で切実な願いであり、
この研究を止める事は容易な事ではないと思いますね。
Re:現代のフォンブラウンは・・・ (スコア:1, おもしろおかしい)
> 打ち上げるのがやっとだったロケット研究は軍の新兵器開発の
> 巨額の予算が付き、あっと言う間に現実レベルの水準にまで
> 引き上げられました。
そうやって、テポドンは開発されましたとさ。
軍の新兵器開発という名目がなければ巨額の予算がつかないのが悪いのか、
軍の新兵器開発という名目がつけば巨額の予算がついてしまうのが悪いのか。
悪い? (スコア:0)
なぜ罰するのでしょう
Re:悪い? (スコア:2, すばらしい洞察)
たとえ、単純なクローン人間に人権があるとなったとすると、
一部の遺伝子に変異を加えてヒトではないとか言い張るという事態が起こりえます。
(例えば、遺伝子の半分をチンパンジーのものと置き換えて、遺伝子改良チンパンジーと言い張るとか)
要は歯止めが利かなくなることが恐ろしいのだと思います。
単純なクローンなら、生まれる時期がずれた一卵性双生児の双子と同じだから、
別にそれほど神経質になる必要はないと思います。
Re:悪い? (スコア:1, 興味深い)
たとえ研究の見地から見たときに失敗作であったとしても。
自分がバイオ研究者だとして、クローン人間を作ったとしても、
自分の子供のように愛することができる自信がないです。
Re:悪い? (スコア:1, 興味深い)
商用利用に乗せると、消費者が自分のクローンを作って臓器取って残り廃棄って事に。(あるいは臓器単位で冷凍保存?)
要するにクローン人間はオリジナルの所有物として生産されるわけですよ。
クローン人間にも人権があると考えると生産前提がNGな訳で。
まぁ、研究分野を対象にするとクローン人間の人権の所有者は本人ではなく研究所で生殺与奪も自由?って事ですね。
個人的には研究者より消費者の倫理的な問題が大きいと思いますけどね。
ただ、臓器移植への渇望というのは生への渇望そのものなわけで。
一旦技術として確立すれば倫理で歯止めをかけられない気がします。
誰もが、自分だけは、一回ぐらいならと自分に言い訳するでしょう。
今の段階では対象は研究しかありませんが、それだけを見て消費も視野にいれておかないと大変なことになります。
出来ると判ったら(金持ちが自分のクローンで研究してくれと)商用利用が始まります。
Re:悪い? (スコア:3, 興味深い)
子の場合は,どの時点から人権を含む権利がどの程度発生するか
定められている.
クローンの場合,現段階ではそれほど明確では無い.
と言うような違いでは無いかと.
Re:悪い? (スコア:2, すばらしい洞察)
子供は、親のために存在するわけではない。
#子育てしたことはないけど、「所有物」と思った時点で、その子育ては失敗する、ということは分かる。
アレゲやないわ!! 興味津々なだけや!!!
Re:悪い? (スコア:1)
1.死んだ人を忘れられずに周囲の人が作成
2.臓器移植の為に製造
人全部をクローン培養すると脳があるので2はかなり倫理的に問題になる、そのため臓器培養なんかが研究されているわけで...
この手の究極は脳以外の全てを培養し身体交換かもね
Re:悪い? (スコア:0)
まるで昨今の萌えアニメの乱開発のように
Re:悪い? (スコア:1)
>まるで昨今の萌えアニメの乱開発のように
価値が下がるのは実物の女性でしょう。
アンドロイドでもクローンでもいいんですが、メイっぱいの理想を詰め込んだ人造女性が現れたら、実物の女性が勝てる要素なんて何一つないですからね。
なんと言っても、
絶対に裏切らないように造れる。
他の男になびかない。嘘を吐いて騙したりしない。気分や我侭で拒絶したりしない。
この優位性はどうあっても覆りません。女性が人としての自由意思を持つ限り。
#逆に女性にとっても好都合だと思いますよ。
#男性の欲求が人造女性に向けば、実物の女性に対する抑圧や猥褻行為などは激減するはずですから。
#それに、いくら人造女性が現れたって女に苦労しないお金持ちやイケメン様の価値観はなかなか変わりません。
#人造女性よりコストが低いですから、今までどおり相手にしてもらえます。
#代わりに気に入らないブ男からのアプローチは一掃できて実に快適なんじゃないかなーと思います。
Re:悪い? (スコア:1)
> 団塊の世代なんか特に年下のかわいい娘が争奪戦になってるから。
敗戦後の復興の「おいしい」とこだけ持ってっちゃったお爺さんお婆さん(あれ?「娘」だけだって?)に,さらに何かやんなきゃないのぉ?
そんなの,イルミナティの陰謀だっ!!
"Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
Re:悪い? (スコア:1)
フィクション(空想)と現実の区別ぐらい付けてください。
とヲタクである私から言わせて頂きましょうw
#娯楽にあるのはリアリティであってリアルではない。
フィクションは楽しむためにあるもの (スコア:2, 興味深い)
>現在開発中の技術が完成した後にどうなるかは想像するしかないですから、物書きの人たちの妄想力を借りるのは悪い手段ではないと思います。
フィクションはどこまで行ってもフィクションです。
いくらリアリティを感じても、それは作者が物語世界を魅力的にするために用意した一要素でしかありません。
近未来ロボット反乱モノなどはロボットの反乱ありきで物語られます。でなければお話が成り立たないから。
なので、フィクションに現実の延長線を見出すにはどこまでがデタラメか、どこまでがシミュレートか見極めが大事です。
私はフィクションは娯楽として気楽に楽しみたいですね。
#結局は自分にとって都合のよいように解釈すればいいんじゃないでしょうか。
#使えるものはどんどん利用して、セカイが自分好みのになるように調整していけばいいと思います。
Re:クローン胚 != クローン人間 (スコア:3, すばらしい洞察)
クローン羊なんかの例をみれば、それより「人そのもの」をつくるほうが簡単そうだし、早く実現してしまいそうな気配が。
だからって「パーツ取りのための人間」を作っていいのか、と言われれば、「それは違うぞ」と声を大にして言いたい自分。
アレゲやないわ!! 興味津々なだけや!!!
パーツ再生 (スコア:1)
確かに、「新品」を買った方が早いですからw
所でクローン臓器の場合、癌の発生率ってどうなんでしょ?
外的な要因(ピロリ菌やタバコ等)での癌で無かった場合、クローン臓器にも同じ確立で発生するもんなんですかねぇ?
Re:悪い? (スコア:1)
そして、クローン人間を作ること自体が当人への人権侵害となるでしょうから、その犯罪をどの段階で防止するかの話なんじゃないですか?
the.ACount
Re:ガリレオ (スコア:3, すばらしい洞察)
さらっと嘘書くな。
Re:ガリレオ (スコア:1)
似たようなもんだと思うんだがな。
Re:ガリレオ (スコア:1)
ガリレオに死刑が執行された事実はありません。
マラソンで二位を抜いたら何位?
Re:ガリレオ (スコア:1)
Re:ガリレオ (スコア:1)