宇宙でもおいしい紅茶を 112
ストーリー by GetSet
赤頭巾をかぶったウサギがいれてくれたり 部門より
赤頭巾をかぶったウサギがいれてくれたり 部門より
kfsh曰く、"マレーシアは来年の9月2日に初の宇宙飛行士をロシアの宇宙船ソユーズで送り出す計画だ。これだけならただのニュースだが、ちょっと変わっているのは「船内で紅茶を入れる実験を行う事」である。
多分ここまで聞いても多くの人は、なんてこと無いと思うかもしれない。なぜなら、野口宇宙飛行士訓練レポートで紹介されているように、今や宇宙食は全部で約200種類もあり、国際宇宙ステーション時代にむけて外国の食材も積極的に取り入れ、ラーメンや日本茶すらすでにあるからだ。
しかし今回のものは、マレーシアで親しまれているTeh tarik(テータレ)というミルクティーで、いれ方に特徴がある。そのいれ方とは「片手でティーポットを高く持ち上げ、もう片方の手で低い位置に持ったカップに、何回かに分けて注ぐのが正しい入れ方とされる」のだ。
実際のいれ方が紹介されているので見てほしい、これを無重力で行おうとしているのである。先の紹介ページにある宇宙食の様々な工夫を真っ向から否定するような方法である。宇宙での食に大きな影響を与えるのは間違いないだろう。"
一応言っとけ (スコア:4, おもしろおかしい)
圧をかければ (スコア:3, 参考になる)
もっともテータレの作り方はワインにおけるデキャンタージュと同じで空気を含ませるための方法らしいので、同じにしなくともポット内で空気を含ませる工夫を加えれば良いのでしょうけどね。(でも風情はなくなる。)
#しかし紅茶文化の本場である英国ではティーバッグの普及でティーポットの需要が急落 [japan-journals.co.uk]しているのに、かたやマレーシアでは宇宙でもポットティーとは…。
Re:圧をかければ (スコア:1)
恐らく、落下エネルギーによって紅茶に空気を送り込み細かな泡を立てるとか、
日本で緑茶を入れる際、熱湯を少し冷ますのと同じような
「紅茶をおいしくいただく為の知恵」が含まれているものと思われますので、
宇宙で完全再現するには「何故そのような入れ方をするのか」
まで調べないといけませんな。
(泡立てるなら、茶筅を持って行けばそれで再現できるような気もしますが。)
#花の慶二が元ネタとか言っても、ローゼンネタとしか思って
貰えないんだろうなぁ。>緑茶は熱湯に水を足すとおいしくなる
Re:圧をかければ オフトビ (スコア:1)
水を足すシーンがあったの。
茶道の秘伝を素人に使われて内心驚きつつ
何故そのような事をする、と問う利休に
慶次曰く「こうしたほうが、おいしいからに決まってるだろ!」
眠いぜ眠いぜ、眠くて死ぬぜ
Re:圧をかければ オフトビ (スコア:1)
勿論、風炉の時でも、今日は炭の勢いが弱いから水を注さないでおこうとか、美味しいお茶を頂くためなら、意外に臨機応変ですね。
Re:圧をかければ いい加減オフトピ過ぎて反省 (スコア:1)
大げさに描かれているのはこらえて下さい。>秘伝
まぁ利休だの秀吉だのが生きている時代の話ですから、
当時は本当に秘伝だったのかも…んな訳ないですわな。(^_^;
江戸時代の油売りが、この紅茶と同じような
注ぎ方をしていたのを思い出しました。
この記憶は確かだろうな?ちょっと心配。
オフトピに輪をかけてしまい、ごめんなさい。
Re:圧をかければ オフトビ (スコア:1, 参考になる)
秘伝でも何でもないよね
Re:圧をかければ (スコア:1)
宇宙船は水の飛沫に弱いという話なので、全体を密閉した状態で、
ブシュっとやる手軽な方法が欲しいんですね。
噴出させるのはそう難しく無さそうだけど、余っちゃった分の空気を抜くのが
あんがい難しい(というかお手軽感にかける)かな、という気がします。
Re:圧をかければ (スコア:1)
受けるカップ側のほうが難しいんじゃないか。茶をカップ内にとどめることが出来ないだろうから。
Re:圧をかければ (スコア:1)
筒状の装置にひもをつけて、近い側に紅茶を、遠い側にカップをセットして、ぐるぐる振り回せば、より自然な落下になるのではないかと。(もちろん、送出側と受容側の間は、周りに飛び散らないように覆っておく)
Re:圧をかければ (スコア:1)
ボーマン船長。
地上生活の再現に力入れるのもいいけど (スコア:3, 興味深い)
Re:地上生活の再現に力入れるのもいいけど (スコア:5, おもしろおかしい)
なんでも、脂と肉が均質になるのだそうだ。
ならないと思う。<ここがマジレス
(∑´w`)キョウモ マジレス
Re:地上生活の再現に力入れるのもいいけど (スコア:1)
・黒体輻射3Kのフリーズドライ
なんてのはどうでしょう?
技術開発 (スコア:3, おもしろおかしい)
宇宙での茶道の所作を確立すべきです。
侘び寂びと小宇宙の体現を、宇宙において可能にすべきです。
茶室と茶釜を持っていくのは技術的にも問題は少ないでしょう。
茶釜による湯沸かしと「正座」を至急研究すべきかと。
↑畳にマジックテープで、意外と簡単?
侘び寂び (スコア:1)
まず茶器の美しさを眺め‥‥‥
そして宙に丸く浮くお茶の美しさを愛でる‥‥‥と。
いとあはれなり。
Re:技術開発 (スコア:1)
これ、一般的なくず湯よりもはるかにゲル化度が高いので、船内で飲むときの飛び散りも防げそうです。
茶せんがでろでろ→洗えないので使い捨て、というのは茶道の精神に反しそうですが・・・^^;
#読んでるときたまたまこれ飲んでた(というか食ってた)ID
アレゲやないわ!! 興味津々なだけや!!!
過去のストーリー (スコア:2, 興味深い)
# 使い物にならない(&メンテする気ない)なら、search.pl 潰しなよー
# 日本語は大変なんだって? こないだのマイクロソフト漫画じゃないんだからさー
Re:過去のストーリー (スコア:1)
site:slashdot.jp をつけてぐぐれば [google.co.jp]、NO PROBLEM だ!
# 多分、きっと、おそらく・・・
磁場封じ込め法 (スコア:2, おもしろおかしい)
これは、水が反磁性であり鉄とは逆に反発する性質があるからです。
無重力なら磁場封じ込め方式でなんとかなるかもしれません。
紅茶をインジェクションで噴射して超伝導コイルのチューブの中を磁場で封じ込めながら進んで飲用チューブに入って行くのです。
磁性体(反磁性)なんだから加速も出来ますね。^^
Re:磁場封じ込め法 (スコア:1)
宇宙+紅茶=? (スコア:1, おもしろおかしい)
ソユーズの全システムを制御不能にしませんように。
Re:宇宙+紅茶=? (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:宇宙+紅茶=? (スコア:2, おもしろおかしい)
# あれ?
宇宙では (スコア:1)
そっちの方も考慮するのかなぁ。
実際に淹れてみたら味が違うなんてことになったり…
Re:宇宙では (スコア:2, 参考になる)
「風邪を引いたときに頭がボーっとするのに似てて、
鼻が詰まったようになり、嗅覚や味覚が鈍る」
と、宇宙飛行士のTVインタビューで見た覚えがあります。
そのために、宇宙食は味付けが濃いんだとか。
#お土産として入手できる宇宙食も味が濃く、
#酒の肴にちょうどいい塩梅。
野口さんのレポートにある日本茶は、
地上で加工済みのものだったと思うので、
濃い薄いの調節は事前に可能かと思いますが、
今回の実験で、紅茶を地上と同じ様に淹れるのであれば、
おいしく飲むためには、いろいろ工夫が必要なんじゃないでしょうか。
普通に淹れたんじゃ、風味も薄い味気の無いものに感じるのだろうし
濃い目に入れる工夫は何かするのかな?
#茶の抽出には対流も関係してるので、濃く淹れるだけでも難しそう。
Re:宇宙では (スコア:1)
それに、広い意味での「味」を構成するもののうち、食感や香りなどは重力の有無に直接影響される部分が大きそうです。
噛み応えは保たれても、舌の上に広がる感じがないとか、香りが鼻腔まで上がってこない、とか。
香りは? (スコア:1, 興味深い)
熱対流起こらない状況で香りってうまく漂うの?
ならば日本人は何に挑戦する? (スコア:1)
「宇宙でもおいしい流しそうめんを」とか、
「宇宙でも揚げたての天ぷらを」とか....
Re:ならば日本人は何に挑戦する? (スコア:1)
こっちだと醤油を付ける方法さえなんとかなればすぐ実用化できそうですが。
Re:ならば日本人は何に挑戦する? (スコア:1)
遠洋漁業 (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:ならば日本人は何に挑戦する? (スコア:2, おもしろおかしい)
世界広しと言えども、宇宙空間からトローリングができるのは孝三さんただ一人だ。
孝三さんの一日は軌道ウィンチの点検から始まる。
「道具は職人にとって命ですから」
軌道ウィンチの反応を見て、魚の当たりを知る技術は孝三さんにしかできない.
「初めて依頼がきたときは驚きました。最近では、軌道ウィンチの反応で魚の大きさまでわかりますよ。」
孝三さんがつり上げる魚は一日10匹を越える。
孝三さんの釣った魚で作る寿司は、宇宙飛行士の間で好評だと言う。
Re:ならば日本人は何に挑戦する? (スコア:1)
#卵黄とネギと海苔希望。
-supercalifragilisticexpialidocious-
むしろこういう日常を (スコア:1)
宇宙食の開発 ではなく、
地上食を宇宙で食べる方法の開発 ですね。
方法その弐 (スコア:5, おもしろおかしい)
2.ソユーズにくくりつける
3.1G加速するまで噴射する
4.加速度による擬似重力を使って紅茶を入れる
5.遥か彼方の地球を眺めつつ最後の紅茶をいただく
6.合掌
方法その参 (スコア:5, おもしろおかしい)
2. マレーシアへ向けてこぼす
3. 地上でお湯を受け止めて紅茶抽出
4. 抽出した紅茶を打ち上げる
5. マレーシアへ向けてこぼす
6. 4〜5を繰り返す
200km超の“タレッ”に対応するため、マレーシア初の宇宙飛行士は紅茶淹れ名人に決まりました。
Re:以下ネタ道場 (スコア:1)
「一方ロシアでは紅茶にジャムを入れた」の方がいいなぁ。ロシアンティ~♪
#いやロシアで実際にジャムを入れる事はほとんど無いそうですけどね。脇に置いて舐めるか食べるだけ。でもお湯だけはサモワールでぜひ☆
Re:以下ネタ道場 (スコア:1)
#まぁ、そのままでは飲めないような気もするが。
Re:以下ネタ道場 (スコア:1, 参考になる)
そのころピカード艦長は (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:以下ネタ道場 (スコア:3, 参考になる)
おそらくは、鉛筆以外にも応用がきく、ってのもあると思います。
Re:以下ネタ道場 (スコア:1, おもしろおかしい)
おさらい (スコア:3, 参考になる)
という、どっかのジョークです。
いまいちなんでアメリカンジョークだと思ってますが実際はわかりません。
「なんとかインチキできんのか?」
Re:万年筆じゃダメ?(オフトピ) (スコア:3, 参考になる)
あれ、このジョークを話したすぐ後に続けるジョークの方はあまり知られてないのかな?
この説明が正しいのかどうかの保障はしません:-p
オフトピついでに一方ロシアは鉛筆を使った の真相 [cybozu.co.jp][秋元@サイボウズ研究所]
Re:万年筆じゃダメ?(オフトピ) (スコア:1)
Re:以下ネタ道場 (スコア:1)
勝つて言はず、敗れて語らず、
謙譲を崇ぶ者は君子也、怨怒を起す者は小人也。
Re:1気圧未満 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:1気圧未満 (スコア:2, 興味深い)
アポロ計画の時代の話?
Re:1気圧未満 (スコア:2, 参考になる)