Windows Vista、マシンの変更は一回まで? 228
ストーリー by yoosee
なにもそこまでしなくても 部門より
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あるAnonymous Coward曰く、"すでにご存知の方も多いだろうが、CNET Japan の報じるところによると、Windows Vista の運用には海賊版防止対策のためのちょっとした制限がついてしまうようだ。
またプリインストール版や仮想マシン上での動作にもライセンス上の制限が加えられる方針のようだ。 大多数のユーザは PC と一緒にOSを調達する形になるためあまり影響無い話であろうが、 この界隈でよく見かける“お古”を大事に使い回す人たちには残念な方針かもしれない。 "Microsoftが提示した新しいライセンスによると、Vistaのリテールパッケージ製品で、新しいマシンへのOSの移管が許されるのは、1ライセンスにつき1回だけだという。
ハードウェアーキー付きで (スコア:4, すばらしい洞察)
最近は、ハードウェアーキーもお安くなってるようなので、対応していただいて、
複数のPCにインストールも可能、ただしオペレーション可能なのは一台だけ、なんて
対応していただけないでしょうか?
# 頻繁に構成を変えるので、XPにも移行しそこなっていまだにWindow2000です。
Re:ハードウェアーキー付きで (スコア:1, 興味深い)
アレゲな人は自分で管理サーバ立てちゃったりして。
ついでにネットショップなんかを利用する時にも、キー内の情報で自動決済。おまけに行政サービスにも対応。みたいな。
#あれ、Windowsである必要も無くなりそうだな…
フローティングライセンス (スコア:1)
ライセンスサーバが落ちると全てのPCが動かなくなるという諸刃の剣だが。
Re:ハードウェアーキー付きで (スコア:3, 参考になる)
いよいよ「ボリューム・ライセンス版Windows」にもアクティベーションが必要に [nikkeibp.co.jp]
Re:ハードウェアーキー付きで (スコア:2, おもしろおかしい)
# ごめん、嘘。
ライセンス != アクティベーション (スコア:4, 興味深い)
いくつかのコメントでこれを混同しているように思えます。
アクティベーションが通っても、ライセンス的にアウトならばそれは使用者側の契約違反になり、逆に、ライセンス的にOKなのにアクティベーションが通らない場合は逆にMicrosoft側の契約不履行となるのではないでしょうか?(多分 EULAで逃げははってるでしょう。)
まあ、ちゃんと EULAを読んでないのではずしているかも。
# アクティベーションがめんどくさいというのはそのとおり。
なんんだか誤解もあるような (スコア:3, 参考になる)
アクティベートは(カジュアル)コピー防止なわけで、ある程度のパーツアップグレードなら問題はないんですよ。
# 一遍に多量にパーツアップグレードすると確認自体はされるが、だからって使っちゃだめとは言われません。
今回のは、OSを移動させる(前のを破棄し、新しい環境に入れる)が制限されるってことだと思いますが...
一般ユーザーにとっては、パソコンは以前程組み立てるものでなくなった、ということだと思います。
# 今回はリテール(箱入り)のことを指してるし...
# まあ、XPでキチンと手順を踏めば回数制限なく?できていたことではありますが
ちなみに自作でのOEM版はまた別な条件が付くんじゃないかと思いますが、まあ発売されるまではなんとも言えないですよね。
M-FalconSky (暑いか寒い)
Re:なんんだか誤解もあるような (スコア:2, 興味深い)
インストール翌日ぐらいにマザーボードメーカーのWebPageを見てみたら専用ドライバが置いてあったのでそっちの方が良いかと入れ替えてみたら・・・。
他にも、HDDを載せ替えてOSを入れ直して、A社の製品を再インストールしたらアクティベート失敗、A社に電話を掛けたら「そのプロダクトIDは当社発行の物ではありません。どこで購入されましたか?」と盗人、もしくは、どっかで海賊版掴まされた哀れな人、扱いされたことも・・・・。
技術的・運用的に中途半端なのは絶対止めていただきたい。
Re:なんんだか誤解もあるような (スコア:1)
単にプロダクトキーをいくらでも発行できるというだけで。
Re:なんんだか誤解もあるような (スコア:2, 参考になる)
MSDN の契約者ごとに別のプロダクトキーを発行してます。なので、漏洩してもすぐに特定できる程度にはなっています。(同じ VL 版ってことで、会社の物と個人契約の物を比較してしまいましたが……しっかり別のキーです)
11 桁キー (Windows 2000 以前とか Office 2000 以前のもの) は (印刷物で「これ使え」と送られてくる位に) 全ユーザ共通ですが。
# もっとも 11 桁キーはチェックディジット程度しか(略)
Re:なんんだか誤解もあるような (スコア:1)
別のマシンへの再インストールが1回しか出来なくなるって話です。
以前なら、パーツの変更によるアクティベーションなのか、新しく別のマシンへのインストールなのかは区別する必要は無かった訳ですが、今後はこの違いが重要になります。
ですので、マザボの交換が別のマシンとみなされるかどうかという問題になると思います。
Re:なんんだか誤解もあるような (スコア:1)
まるで、無駄にでかい認証キーみたいな事になって、すごく不便な気がするのだが。
値下げしてくれるなら (スコア:2, 興味深い)
まさかXP並の値段でやらかしてくれますか?
Re:値下げしてくれるなら (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:値下げしてくれるなら (スコア:2, 興味深い)
ハードウェアなら(通常使用範囲内における)変質・破損に対する保証、と、容易に理解できるんですが、ソフトウェアの場合、変質も破損もしないわけだし、「バグ」は「欠陥」であるわけだから、商品として提供している以上、保証の有無にかかわらずどうにかすべきことだと思うんですけどね。少なくとも「通常の使用範囲」で発生するバグなら。
「契約内容で"AS IS"であることを謳っているから」などという議論はおいといて、一消費者としての率直な感想。何を持って「ソフトウェアの通常の使用範囲」とするか、というそもそもの問題はあるけれども。
# "AS IS"で「実行結果に責任を持たない」のであれば、
# 「フリー(or配布に必要な経費のみ)で配って、サポート(bug fixの提供)で金を取ればいいじゃん」
# と思ってしまう私はひねくれ者?
アクティベート≠OSの移管 (スコア:2, 参考になる)
MSが防止したがっているのは、1つのライセンスで複数のPCへのインストールする事。
CNET Japanの記事からすると、今の方法では、前のPCから削除したという名目で複数PCへのインストールする不正使用があるのだろう。
それを防ぐために、OSの移管は1回までにしたと思われる。
ならば、パーツの変更によるアクティベートには今までどおり制限は無いと考えられる。
OSの移管ってのは、どのような状況を示すのかが重要だと思う。
パーツの変更がOSの移管と見なされる可能性は低いと思うので、少なくとも再インストールをしない限り、不正コピーと間違われる可能性は低いと思う。
そうなると、HDDが壊れない限り大丈夫な気がする。
HDDが壊れても、その他のパーツが同じなら何も問題は無いだろう。
いっぺんに複数のパーツを入れ替えて、新しく再インストールしようってんなら、それはもう別のPCと見なされても仕方ない気がする。
Re:アクティベート≠OSの移管 (スコア:3, すばらしい洞察)
人間でカウントしよう
そう簡単にパーツの交換とかしないしね
Re:アクティベート≠OSの移管 (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:アクティベート≠OSの移管 (スコア:2)
ワンセットで交換でしょ。
んでもって、HDDはすぐに容量が足りなくなるので、また交換。
ビデオカードは常に最新を追っかけてないとゲームが動かないので交換。
光学ドライブも安いもんだし半年で世代交代だからすぐ交換。
ケースと電源は、CPUやビデオカードを変えた時点で容量が足りなくなるので交換。
結局残ってるのって、キーボードとマウスくらいじゃないか?
(マウスは光学&無線になってから寿命が延びた)
どこに書いてあるの? (スコア:2, 興味深い)
Re:どこに書いてあるの? (スコア:2, 参考になる)
でもまぁ、頻繁にマシン交換するようなやつは一般的じゃないし、影響うける人って少ないよなぁ・・・
一度限り有効・・・ (スコア:2, すばらしい洞察)
これにコピーワンスと同じ気配を感じる・・・
もうさ、プリインストール版のみにしちゃえばと思う今日この頃。
# そうなると当然萎えるID
自作ユーザはどうすれば? (スコア:1, すばらしい洞察)
自作ユーザ(特に趣味の人)はOS乗せ替えなんてよくやるわけだけど・・・
Re:自作ユーザはどうすれば? (スコア:1)
I think I can
Re:自作ユーザはどうすれば? (スコア:5, 参考になる)
パーツを交換するごとにポイントが積算され、
あるポイントを超えると再認証が必要になる、というシステムです。
120日経過したポイントは消滅するのである程度のペース以下でしかいじらない場合は問題ないけど、
別構成のPCにOS再インストールすると一度にどかんとポイントがたまって
電話認証が必要になったりします。
ちなみに、OEM版での「同じPCかどうか」の判断は、
OSと一緒に買ったパーツが組み込んであるかどうかが唯一の条件です。
電話口でその旨確認されるので、力強く「はい」と答えましょう。
# 「余計なもの」っぽいけどID。
Re:自作ユーザはどうすれば? (スコア:2, 参考になる)
ここでいう「OEM版」はメーカー製PCにプリインストールされたものじゃなくて、
PCショップで適当なパーツと抱き合わせで買う奴のことです。
# 最近はDSP版って言うのかな?
メーカー製PCの方の「OEM版」の事情は知りません。
# 構成変更できないノートPCしか買ったことないので。
Re:自作ユーザはどうすれば? (スコア:3, 参考になる)
パーツを足すのはOK、引くのはNG。
実際のOSの挙動としてはBIOS内のストリングをチェックしているだけらしいので、
HDDごと交換してもバンドルOSはインストール可能でした。
しかし、DSP版のように仮想NICがセーフモードのときに見えない
というだけの理由でアクティベートを要求してくるかどうかは試していません。
Re:自作ユーザはどうすれば? (スコア:1)
CPU交換はOK?
HDD交換は?
NICの交換は?
MBの交換は?
Re:自作ユーザはどうすれば? (スコア:1)
#多分違うけどID
Re:自作ユーザはどうすれば? (スコア:1)
HDDはそのままでマザー、メモリ、CPUを丸ごと入れ替えても
何も言われなかったなぁ
ただ、普通のライセンスではなく大学から学生に
与えられるライセンスだから振る舞いが違うかもしれない
Re:自作ユーザはどうすれば? (スコア:3, 興味深い)
XPHomeですが。
なにしろ、いろいろ入れ替えしますんで・・・
最近は、めんどくさくなったのか電話認証まで行きません。
インターネットで投げて終わり。
いや、HDDがぶっ壊れていれかえたら、電話認証を求められて、どのようなことをされましたかといわれて、非常に腹が立って、
すっげぇ無愛想な声で
「HDDがぶっ壊れた!」
と申請したときは、なんか怖がられてたような・・・
Minder
Re:自作ユーザはどうすれば? (スコア:1, 興味深い)
ハードウェアの更新を一度もしていなくてもアクティベーション要求される事がありました。
#正直な話パルス回線の電話でのやりとりは殺意覚えたぞ>>MS
Re:自作ユーザはどうすれば? (スコア:1)
ボリュームライセンス契約には今回の「1 回だけ」制約は含まれないように思いますが、本当に先が思いやられるのですか? 記事では MSDN 等にも触れていますので、業務上に関して考えても、そう問題が出ることが考えにくいのですが。
MSDN でも、検証用に入れる場合などは「すぐに消す予定であればアクティベーションせずに使って、どうしてもアクティベーションが必要になるようであればしてください」などと Microsoft 自身が言っちゃってるくらいなのですが。
そもそも、そんなに頻繁にマシンが壊れて総入れ替えする様な状況が発生するのであれば、その面倒は会社側が見るものであるわけで、そうしんどい状況に遭遇する事の方が稀に思えますが。
そもそも新しいマシンには、やっぱり Windows のライセンスが付与されている状況でしょうし、HDD を繋ぎ変えてデータサルベージする程度であれば、ライセンスを引き継ぐ事態は発生しないでしょう。
まぁ、同一マシンでの再インストールであっても、アクティベーションに失敗するようであれば困りものですが。
Re:自作ユーザはどうすれば? (スコア:4, 参考になる)
Re:自作ユーザはどうすれば? (スコア:1)
Windowsは最早IT系のユーザだけが使うものではない、という事を(MS自身も含めて)忘れている人が多いんじゃないかと心配。
Re:自作ユーザはどうすれば? (スコア:1)
MSボロ儲けと出るか、パッケージ版はまったく売れないと出るか、結構興味深いところです。
私はそれ以外の要因で、Vistaは買わない予定ですが。
Windows95以降は基本的に発売日に買ってきたけど、今回はどうも食指が動かん。
Re:自作ユーザはどうすれば? (スコア:3, すばらしい洞察)
構成の変更は同一 PC でのものなので、従来通り電話でのアクティベーションになったとしても認められる範囲としか思えませんが。
今回の話で出ているのは、電話でのアクティベーションを要求された際に、今までは際限なく「新しい PC に変えたので」と言えたものが、それが 1 回までに制限されるだけでしょう。ましてや、同一 PC での際アクティベーションであれば、その制約も無いわけで。
OEM 版が付いてくる一般のエンドユーザには全く縁の無い話であるばかりか、OEM 版を購入している人であれば自作機であっても、OEM 版のライセンスとバインドしてあるコンポーネントを使い続けている限りは「同じマシンを使い続けている」訳で、1 回しか他の PC に移せないという制約には全く関係ないのですが。
自作機ユーザであっても、大抵のユーザにはこのライセンスの変更に関して大きな影響を受けるとは考えにくいですよ。
大問題でしょう (スコア:2, すばらしい洞察)
自作ユーザーにはそれが非常に問題なんですが。
自作ユーザーの中には頻繁にパーツを変更するユーザーも多いわけで。
マザーボード2回変えたらもう駄目だなんてやってられませんよ。
まさに独占をいいことに顧客に不当な条件を強要していると言えます。現在のように嫌でもWindowsを使わざるえない世の中でなかったら迷わすこんな条件のOSは買いません。
Re:大問題でしょう (スコア:3, すばらしい洞察)
ということだと思います。
# 個人的には、Windows専用VSTプラグインの数々がMacに「全て」移植されたらMacでもいいのですが。
Re:大問題でしょう (スコア:2, すばらしい洞察)
他に選択肢なんて無いでしょ。
Re:大問題でしょう (スコア:4, 興味深い)
一部のハードウェアなどはファームウェアのアップデートにWindowsを必要とするので、
どうしても「現在の構成で動作するWindows」を持ってないと困ることが稀にあるんです。
ただこの一点のためだけに、マシン交換の際にWindowsが必要になってしまうことがあります。
前回は2003年にそういうことがあり大騒動しました。
仕事はどんどん迫ってくるし。
Linux上での動作が確認されているものしか買わないよう徹底しているのですが、ファームの更新とかはたまにあるんですね。
かといって更新しないとえらく動作がおかしいわけで、現物は購入時にドライバディスクの称してアップデータがついているわけで、それはWindows専用ときた。
なかなか笑えないです。
Re:自作ユーザはどうすれば? (スコア:1, 興味深い)
簡単に「ライセンスに不満なら他の使えば」というふうにはいかない圧倒的シェアを市場でもってますよねこの会社は。
ソフトウェアの著作物なんかよりずっと厳しい条件が付く映画の著作物のDVDやビデオでさえ、中古で売り飛ばしたり他人に譲ったりと、使用後に自由に使い回すことが認められてるのに、いくらなんでもこういうことをするのはやりすぎじゃありませんかね。
今のXPのように、何台ものPCに同時にインストールして使う行為を防ぐ技術を導入するのは構わないと思いますが、これはえげつなすぎるでしょう。
「2回構成を変更したら新しいの買え」だなんて、やらずぼったくり以外の何物でもありません。
ゲーマーじゃないなら (スコア:1)
VMwareやVirtualPC上で動かせばよいのでは?
(WindowsをホストOSにする場合は、当然Vistaより前のOSにする)
最新のハードをいち早く使って組み上げて、その時点で最高のパフォーマンスを堪能したいというのが自作の目的だとすると、オーバーヘッドは無視できないんでちょっと問題ですが。
買わないことに決定 (スコア:1, 興味深い)
HDDの片隅にWin2000を残しつつ、Ubuntu生活を送ることにする。
頼れる女ですから (スコア:2, 興味深い)
PhotoshopとSAIが使いたくてWineはタブレット使うソフトが苦手っぽいのでWindowsは必要だけど、そういう意味では2000で困っていないです
(SP4パッケージ版買っといてよかった)
2000のサポートがなくなる頃はネット環境を含めたそれ以外はGentooでOKですし。
それでもVistaで何か新しい体験があるのなら購入するかもですけど、WinFSとかも消えていまのところシェル以外の変更点がよくわかんないです。
ここまでやるならもう (スコア:1, すばらしい洞察)
楽観的 (スコア:1)
どっちにしたって、安定するまで静観しちゃうクチでしょ、みなさん!?
企業側の都合 (スコア:1, 興味深い)
なんだかなー
アクティベーションが導入された時も思いましたが、今の時代、顧客側がより便利になるように商品を開発していくべきだと思うのですが、正規のユーザーにますます不便を強いるとしたら、
それはもう企業として間違った方向に進んでるような気がします。
時代と逆行してるように感じる。
Re:ところで、 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:VM潰し (スコア:3, 参考になる)
「別な視点から見ると、Windows Virtualizationは、Microsoftの戦略としては当然の選択だ。Microsoftが最も嫌うのは、自分たちのOSの下に別なソフトウェアが走ることだからだ。ある業界関係者は、Intelが以前、ハードウェアに密着したソフトウェア層「NSP(Native Signal Processing)」の導入をMicrosoftの猛反対で断念した件を引き合いに出す。今回も、Microsoftは他社がHypervisorを提供することには、いい顔をしないだろうという。ハードウェア仮想化で、Hypervisor型ソフトウェアが登場するのなら、Microsoftとしては、その部分も抑えなければと考えるのは、同社の文化として自然かもしれない。」後藤弘茂のWeekly海外ニュース - CPUのハードウェア仮想化技術でOSが変わる [impress.co.jp]