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ISPによる帯域制御の運用基準に関するガイドラインが策定へ 132

ストーリー by mhatta
明確なガイドラインがあるのは良いことだ 部門より

tarbz2 曰く、

日本インターネットプロバイダー協会、電気通信事業者協会、テレコムサービス協会、日本ケーブルテレビ連盟の4団体が、 「帯域制御の運用基準に関するガイドライン検討協議会」を25日に発足すると発表したそうだ。 ヘビーユーザーによるISPの帯域占有に対して、一部というより多くのISPで帯域制御がなされているが、 記事にもあるように電気通信事業法の通信の秘密に抵触する恐れがあることや、 また帯域制御にひっかかる基準が不明瞭なケースもよくある。P2Pや動画というのもあるが、 Linux ディストロのミラーなんかをやってたりしていつのまにか制限されるケースもよく見かけることだ。 今回発表された協議会では、来春を目処に電気通信事業者が帯域制御を行う場合の指針を定め、 契約約款などに記載する際に求められる情報の範囲や運用の基本的要件の明確化、法制的な整理などを行なうとのこと。 明確化が進んで、詐欺のような一方的制限をされるようなことが少なくなることを期待。

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  • どうJARO? (スコア:5, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2007年09月24日 9時20分 (#1223815)
    そもそも定額・使い放題と宣伝していたのを忘れたのかな?
    帯域制限するなら、きっちり営業面でも公言して欲しい。
    • Re:どうJARO? (スコア:4, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2007年09月24日 10時06分 (#1223851)
      ISPがIXに払う通信料は、上りトランジットの従量制。
      ADSLが普及しだした頃は、大容量の下りはあっても上りはなかった。
      コンテンツ業者が提供する動画や各種サービスを楽しむにはそれで十分。
      今でも大多数のユーザはこれに該当する。

      ところが、光が普及すると自宅サーバを立てたりP2Pをする者が増え、上りが急増した。
      本当に上りを必要とする法人客は、大抵別メニューでちゃんと料金を取っている。
      「上りの帯域をヘビーに使うが別に停められても社会的に困らないようなユーザ」は全体の数%もいない。
      ISPの考えは「下りが増えるのは構わないが数%のユーザが上りを増やすのは勘弁」というもの。

      言い換えれば、ISPの料金制度は一部のヲタや不法行為を働く者の使用料を
      それ以外の下りユーザが負担しているシステムだってことだ。
      帯域調整をすることが、結果的にその不公平も是正できるということだろう。

      定額ってのは料金定額以外を保証してないし、これは約款によりISP側で変更自在だし。
      使い放題というのは一般に時間従量制に対してであって、トラフィックに対してじゃないよな。
      トラフィック使い放題のサービスには現状では何らかの制限がある(携帯は端末限定、Willcomは細い)。

      言っておくが、約款でISPが自由に変更できるように書かれているのが普通だからもう一度読み返してみるといい。
      契約時、必ず読めって言われて同意してるはずだから「読んでいませんでした」は言い訳にならないぞ。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年09月24日 23時59分 (#1224230)
        >>言っておくが、約款でISPが自由に変更できるように書かれているのが普通だからもう一度読み返してみるといい。
        >>契約時、必ず読めって言われて同意してるはずだから「読んでいませんでした」は言い訳にならないぞ。

         経営不振(?)でこれで利用料金変更を実際にやって、消費生活センター沙汰になった田舎ISPの地元から来ましたよ。
         値上げよりも悪条件になる約款変更ですから、契約者はもちろん、各種マスコミの納得の行く料金体系は必須です。

         自宅サーバやP2Pユーザには一定以上の転送量や帯域に対しての課金はやむを得ないところだと思います。
         帯域や転送量を喰っている消費者は多分自覚しているので、
          ・「使い放題」の取り下げについて納得できる説明がある
          ・一般的な使いかた(固定料金範囲)の、納得できる範囲設定
          ・原価やトラフィックの影響を反映した料金体系である(実はここが難しい)
         といった条件を付ければ受け入れられるのではないかと思います。
        (電力会社系ISPでやっている総転送量制限というのも、ある一面では理にかなっていると。)

        -----
         当事者知っているからAC
        親コメント
      • Re:どうJARO? (スコア:3, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2007年09月24日 10時50分 (#1223883)
        だから、それを広告で明確に表現しろということJARO?

        #ヤミ金じゃないんだから
        親コメント
        • by kicchy (4711) on 2007年09月25日 17時01分 (#1224496)
          >だから、それを広告で明確に表現しろということJARO?
          >#ヤミ金じゃないんだから

          明確にしてほしいなぁ。
          今のサービスレベルで満足してるので
          不良ユーザが別のサービスへ移ってくれるのは大歓迎です。

          むしろ大々的に宣伝して欲しい。

          # 「回線のフェアユース!」と前向きに宣伝すれば問題ないジャロ
          # 意味が分かる、ヘビーユーザは避けてくれて快適になるはず・・・
          親コメント
      • 単なる商売の失敗 (スコア:2, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2007年09月24日 23時33分 (#1224217)
        囲い込んでコンテンツで儲けるつもりだったのに、
        美味しい部分をコンテンツプロバイダーに持って行かれたので、
        ビジネスプランが破綻しただけ
        ADSLの時代にすでにサーバ利用やP2Pが普及してにもかかわらず、
        アップの利用が増大することを的確に予測できなかっただけ。

        また、使い放題というのは、もとからして
        少数の沢山使う人と多数のあまり使わない人を想定してるビジネスですから、
        そこに不公正はありません。
        単なる、予測ミスによるビジネスの失敗です。

        どうしてISP関係の人は、馬鹿げた言い訳に必死なのか。
        親コメント
      • by miri (12057) on 2007年09月24日 11時20分 (#1223897) 日記
        > ISPがIXに払う通信料は、上りトランジットの従量制。

        > ところが、光が普及すると自宅サーバを立てたりP2Pをする者が増え、上りが急増した。

        > ISPの考えは「下りが増えるのは構わないが数%のユーザが上りを増やすのは勘弁」というもの。

        つまり、上り帯域の内の大半は「止めても社会的に困らない」P2Pが大半であるということなら、
        ベストエフォートに組み込まれている上り帯域の全体を絞ったらいいんじゃない?
        ユーザ別のQoSがしっかりしていれば、必要なときには必要な程度の上り帯域が確保できるし、
        全体の上りが少なくなるのでコストを削減できる。

        今現在、ベストエフォートとしてどのような制御がされているのか知らないけど、
        何も制御せず垂れ流しでベストエフォートとか言ってる時代はそろそろ終わった方が
        いいんじゃないかと思う。

        もちろん「制御」のルール化はしっかりしてほしいと思う。
        プロトコル別の「帯域調整」ばかりが制御じゃない。
        ユーザ別の「利便性」のようなものの均等提供と、
        それで余った部分を欲しい人に振り分けるのがベストエフォートであってほしい。

        最下層部分の常時接続は9Kbpsでもいいから固定料金であって欲しい。
        それより上位層は従量制なり上階層のベストエフォートなりであってもいい。
        最下層の部分の厚みはいろいろな選択肢があったらいい。
        1社の中でも帯域を上手いこと分割すれば複数の「プラン」ができるんじゃないかな?

        #関係ないけど、同様に年金の基礎部分に税金をっていうのには賛成。
        #複数の選択肢はいろいろな国があるから・・・っていうのは無理があるか。。。
        #地方によってやり方を変えるか。。。

        まぁ下手に制御を入れようとするとコストばかりかかってしまうかもしれないが、
        「資源を有効活用するための技術」というものに料金を払ってみたいと思うこともあります。
        人類進歩主義的に、身近なところでただ単に量が大きくなるだけではない進歩が欲しい。
        親コメント
    • Re:どうJARO? (スコア:2, おもしろおかしい)

      by i_i (22332) on 2007年09月24日 12時57分 (#1223950) 日記
      そもそも定額・使い放題と宣伝していたのを
      そういやWillcomは「つなぎ放題 [willcom-inc.com]」ですな。

      企業の足回りにBフレッツを使うケースが増えてるけど、これも帯域制限の対象になるのかな?
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年09月24日 9時11分 (#1223810)
    普通にネットサーフィンとメールしてれば月に3GBから10GBでおおむね収まります。
    その辺の流量を目安に基本料金を設定してあとは従量制か帯域制限をかければ済む話。
    受益者負担にしましょうよ。

    海外だと流量無制限でないところも結構あるし、帯域制限もセッション毎にしてたりするところもあります。
    Broadband Choice - Plan search [whirlpool.net.au]

    帯域制限は主にBittrrento [wikipedia.org] 対策 [whirlpool.net.au]みたいです。日本でこれをやれば有効なWinny対策になるでしょう。
    • by Anonymous Coward on 2007年09月24日 18時34分 (#1224118)
      >>普通にネットサーフィンとメールしてれば月に3GBから10GBでおおむね収まります。
      90年代後半の世界ならWeb閲覧とメールだけですんだとおもうけど
      今は、多様化してそうもいかないと思う

      そもそも、ダイアルアップから常時接続になり
      速度面での向上と通信料が明確になったユーザーからしてみて
      ISP側の従量制に賛成できるだろうか?。

      家庭にADSLなり光が入ってインターネットの接続環境が
      ほぼ整いつつあるあるけど
      一般人の大多数は四六時中バンバンネットしているわけでもないし
      ネットの接続環境も多種多様になりつつある現在
      はたしてガイドラインどおりにうまくいくのか疑問です。

      一般ユーザーというよりも
      ネットカフェとかやっている業者さん
      ネットを利用しているすべての企業にだけ大きく影響しそうな気がするんだけどなぁ。
      (専用線をやめてインターネット経由のVPNの利用って明らかに増えているし
      加えて検閲目的で転送を繰り返しているネットワークを組んでいる大手企業が多いし・・・)

      逆に考えたらどうでしょう?
      はじめから帯域を細くしておき
      追加サービスを受けることにより帯域の最大値を増やせると<ベストエフォード

      ISPのサービスメニューに「リニアカード」「新幹線カード」「特急カード」<何も指定なしなら持ってないので
      ゴールするのに不利だ!!
      またISP側には常に「うんちカード」や「牛歩カード」を持っているので
      特定のユーザーに対して使うことも可能~
      親コメント
  • by gedo (7079) on 2007年09月24日 15時28分 (#1224045) 日記
    結局の所、ISPは定額制を始めた当時の利用パターンから下りはたくさん必要だけど、上りは少ないからという見込みで、 「使い放題」ビジネスを始めてみたら、P2Pとか想定外に上りを喰うアプリが出てきて採算や企業体力的に付いていけなくなったということではないかと思います。
    また、別のとらえ方をすればISPも、そこまで想像する力がなかったのでしょう。

    では従量制を導入しようとしても、日本独特の事情として、かつての3分10円アナログモデム時代のトラウマがあまりに強すぎて、ISPも客も従量制アレルギーになっている部分もあると思われます。(ISP→「使い放題」で客を取ってきたので客が逃げる,客→青天井電話代)

    そういうわけでもし従量制をやるなら、いかにアレルギーを回避し、また通信料を節約したいあまりにロクにアップデートも行わずにウィルスの巣窟というブロードバンドが整備されていない所でありがちな問題を再燃させない工夫が必要ではないでしょうか。
    • by yohata (11299) on 2007年09月24日 15時42分 (#1224048)
      まあ、その工夫をしようという誠意が見えれば「まあ仕方ないか」と思う人も多いと思いますが。
      現状自分たちの失策は棚に上げて

      「使いすぎる客が悪い」
      「この値段で100M使えるなんて思う方が悪いんだよ。宣伝のコピー?後出し?知るか」
      「まあ総務省になきつけばどーにかなんだろ」
      「本当に公平性を言いだしたら、使わない人間の分料金下げる必要も出てくるから。従量じゃなく定額+オーバー分徴収な」

      ……といった、悪意がプンプン漂っているのが目に見えるわけで。
      こんな状態で利用者の理解を得るのは、ちょっと無理なんじゃないですか?
      親コメント
    • >企業体力的

      この辺り実際の所どうなんでしょうね。
      アナログから常時接続への移行期についていけない弱小プロバイダが相当数淘汰されましたが、
      このまま行くともう一度再編の波が押し寄せる可能性があるのでしょうか?
      --
      =-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年09月24日 9時11分 (#1223809)
    とりあえず現状はこうらしい。 http://isp.oshietekun.net/ [oshietekun.net]
  • 企業向けと称していながら、帯域制限はケースバイケースで判定しますと回答しくさったISPとか
    スペードテストを数回繰り返しただけで、規制発動するISPとか
    そういうのが無くなるって事ですね?

    # IP電話やメールすら利用不可能な絞り方するISPは『違法』にしてほしい。
    --
    notice : I ignore an anonymous contribution.
  • VNCとかリモートデスクトップとかつなぎっぱなしでもOKくらいには緩めてほしいな。

    以前は自宅のマシンから VPN で会社につないでプロジェクトの Subversion や CVS
    リポジトリからチェックアウトして作業続行なんてやってましたが、最近は
    VPNで職場に接続した後は自分のデスクの上のマシンのリモートデスクトップや
    VNCサーバに接続して作業しているので、こういう常時ちまちまと垂れ流し
    ているような使い方は引っかからないくらいに緩めてほしいです。
    むしろ遅延のほうが気になるかな。

    理想的には料金に応じてトラフィッククラスごとの流量が決められていて、
    各自が自由に「このアプリケーションのトラフィックはこのクラスで」とか
    流せればいいんだけど、そんなことは夢ですね。
    --
    屍体メモ [windy.cx]
  • 最低帯域保障も欲しい (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2007年09月24日 11時52分 (#1223907)
    流量規制(上限)を客にかけるなら、
    最低保障帯域(下限)をISPにかけて欲しいなぁ
  • P2Pも含めて、現在使われているソフトウェアは、常時接続、固定料金を前提として作られている。それで、後づけで通信量に応じて帯域制限かけるというのは、まさに後出しジャンケンでないか。本当に「ヘビーユーザ」のみ帯域制限が掛かるのならまだしも、使用するソフトウェアによっては一般のユーザにも帯域制限が掛かってしまうことが起きたりしないだろうか。

    今後、開発されるソフトウェアは、通信量に柔軟に対応できることが必要になるかもしれない。例えば動画サイトでも、あえて画質を落として送信するとか。PCやブロードバンドルータの通信量の監視ツール(リアルタイムモニタ)が当たり前になる時代が来るかもしれない。
    • P2Pソフトウェアの設計にも問題があると思います。
      ISPの悩みどころはIXや上位ISPとの接続にあるわけで、
      自社バックボーン内の折り返しだけなら(もちろん限度はあれど)
      帯域にそこまで必死にはならない。

      P2Pソフトウェアの設計レベルで例えばサブネットが近い接続を優先するとか
      自分の所属ドメインとの接続を優先するとか、そういう仕組みが実装されていれば
      ここまでP2Pが敵視されることも無かったのではないでしょうか。

      むしろ「自社網内接続ならP2P使い放題!全国x位の大手ISPだから接続相手も多数あり」
      などという囲い込みサービス(?)も期待できたわけで。何が何でも規制といった
      後ろ向きなものとは違った未来像が見えたかもしれません。
      親コメント
      • by yohata (11299) on 2007年09月24日 19時12分 (#1224135)
        P2Pに関しては「わかりやすく悪者にしやすいから」敵視を公言しているだけでしょう。

        最近では「P2Pより動画サイトの負担が大きくなってきた」内容のニュースを目にすることがありますが。
        こちらに関しては「ただ乗り」と言った、インターネットのそもそも論に照らし合わせると苦しい正当化しかありません。

        個人的には「ネガティブキャンペーンと役所頼みという、企業努力よりラクで根本的な方法が見つかってウハウハ」という現状に堕し切っているだけとしか見えません。
        親コメント
      • >自社バックボーン内の折り返しだけなら(もちろん限度はあれど)
        >帯域にそこまで必死にはならない。
        つまりフレッツ網内で動かせるP2Pソフトを開発すればOKというわけですね!
        …東西間接続できれば最高なんだけどなぁ…
        親コメント
  • by Super KUMASAN (34209) on 2007年09月24日 13時45分 (#1223981)
    ヘビーユーザ = Winny だったら、違法ユーザを取り締まれば済む話ではないかと。動画再生のユーザなどは対象に含まれていたりしないだろうか?
  • by pjam (13923) on 2007年09月24日 19時35分 (#1224143) 日記

    もし、今度総理大臣になった人が「よーし、最近ネットの太さが足りなくなってきてるようだから、ドーンといっせんおくえんインフラに当ててやろう」と、予算を割いてくれたら、何とかなったりするものなのでしょうか。

    我々が日常歩いたり車を走らせたりする道路とかだと、ふつう、国や地方自治体がお金を出して整備してくれますけど、インターネットにもそういうやり方を適用することって出来ないんでしょうか?

    急激なトラフィックの上昇を何とかするのにはお役所に頼ってもダメなのかもしれないですけど、ちょっと長い目で見れば、これからもインターネットは使わなきゃならないだろうし、トラフィックも増え続けるような気がします。帯域制御だけが問題解決の方法じゃないですよね?

    • by Anonymous Coward on 2007年09月24日 23時20分 (#1224211)
      >もし、今度総理大臣になった人が「よーし、最近ネットの太さが足りなくなってきてるようだから、
      >ドーンといっせんおくえんインフラに当ててやろう」と、予算を割いてくれたら、
      >何とかなったりするものなのでしょうか。

      IIJの社長いわく、
      IXにおけるスイッチの物理限界(規格上の限界)が来てしまっているので今のところ結構難しくて、
      スイッチを並列に並べてがんばっているけれど、
      本質的な解決策としては光λスイッチの実用化・製品化を待つ必要があるんじゃなかったっけか。
      で、そのための研究予算はすでについている、と。
      先日産総研で光λスイッチのコア技術が確立できたとかいうプレスリリースを読んだよーな。

      まあルーティングレジストリみて近いASのノードとデータ交換するP2P基本ライブラリとか作って
      BSDライセンスで公開するという活動をやりたい人がいればそれにIPAとかで予算つけるといいのかもしんない。
      親コメント
    • by non326 (28434) on 2007年09月24日 20時58分 (#1224164)
      餌を与えられれば比例して肥えていく無限の欲望を持ってるのが人間ってもので・・。
      バックを上げても結局、嬉しいのはヘビーユーザだけなんでは無いかな?とかも思ったりもします。

      非合法P2Pの減少を目指すならUP速度を思いっきり制限・・例えば0.5Mbps以下・・384kbps位?まで落とし価格も落として廉価にしたプランと、そのプランで安くした分を丸々上乗せ(+αでも良いかな?)した上下Syncなプランとそれぞれ用意ってのはどうでしょう?実質的に現在の光プランの値上げという事になります。
      逆にUP速度に特化したプランなんて人気なさそうな物も有っても良いかもしれません。(自宅鯖用)ただUP特化の場合の上下速度比は相応の練り込みが必要と思いますが。

      一昔前のADSLとSDSLのプランに近いですが、P2Pの場合は相手のUP速度が乏しければ下り速度なんて無意味な訳で。
      でもWinnyなら兎も角BitTrrentなんかはUP制限してもあまり意味無いのかな?WinMX方式なP2Pなんかは極端に減りそうですね。

      一般的なネットサービスを楽しんでる人は廉価版サービスに移行するだろうし、一般利用と思い込んでいたのに子供が勝手に非合法P2Pやってる家庭は家庭内での騒乱の予感ですがw
      どうしても自宅鯖立ち上げたい人はsyncサービスorUP特化サービス利用せざるを得ないわけで、そちらは別の一波乱が浮かびます(結局波乱を期待してるのか?)

      ただ、このプランの弱点はIP電話に影響が出る可能性があるという事ですね。
      現在のISPでIP電話のサービスをしてないISPならいざ知らず、大手ISPではIP電話を推している所も多くUP速度が落ちるとIP電話利用中に通常のネットサービスが極端に利用しづらくなり事実上値下げとなってしまったISPにはデメリットが大きいかも・・。

      #うちはIP電話の利用して無いので、どーでもいいですけど・・ってぉぃっ
      #どんなに速度制限したって、根気と欲望で頑張るのが非合法P2Pユーザーだったりするのでは?w
      親コメント
      • 国家規模で音頭を取って全社右に倣えで揃って段階的な料金プランにしてしまえば、
        それ自体がファイル交換P2Pの規制となるかもしれません。
        上りに広い帯域が必要な利用法は限られているので、
        イメージ戦略(別にISP側の戦略だけではない)次第ではそういう契約自体に変な属性がついてしまい、
        カジュアルなユーザーにとっては重い心理的な壁となりそうです。

        #あくまでも実施可能かの話は取り除いた実験的な思考内での話
        --
        =-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
        親コメント
    • 1千億円程度では問題解決にならない気もしますが、それで皆がハッピーなら、国がインターネットのインフラ整備にお金を出すのはありだと思います。

      実際に、日本の初期のインターネットである大学間ネットワークは国がお金を出したものだし、国が作った管に民間会社が光ファイバーを通したり、地方の携帯電話の鉄塔に国が補助を出したりするなど、国が通信インフラにお金を出す例はいくつもあります。詳しく走らないけど、IXの一部には国の予算が出ているんじゃないかな。

      しかし、国が作った高速道路でも渋滞は起こるように、国だから万能という事はなく、国がインターネット作ってもトラヒック問題は解決しないと思います。
      親コメント
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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