渋谷駅前に振動力発電パネルが登場 130
ストーリー by hylom
耐久性とコストが課題、 部門より
耐久性とコストが課題、 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
渋谷のハチ公前広場に、振動力発電パネルを使った「発電床」が期間限定で設置されたそうだ(マイコミジャーナルの記事)。
この発電床、通行人がこの床を踏んだときに起こる振動を電気に変換するというもので、体重60kgの人が2回足踏みをすることで約0.5Wの電力が発電されるそうだ。発電量はリアルタイムで電光パネルに表示されるとのこと。今回は試験的な設置と言うことで、パネルによって発電された電力はイルミネーションに使われるだけだが、発電量や耐久性を計測し、将来的には渋谷ハチ公前広場の地面すべてを発電床にするという構想もあるそうだ。
この仕組みが普及すれば、やがては床から電力を得るオフィス、なんていうのも登場するかもしれない。
あの娘の体重がわかる (スコア:3, おもしろおかしい)
ということは
体重1kgの人が1回足踏みをすることで約0.004167W
となるから
パネルに表示された数字を0.004167で割って足踏みした回数を掛ければいい
将来的にはこうなるのか (スコア:2, おもしろおかしい)
女B「くっ……!また増えてる……。」
女C「別にいいじゃない、そんなの。みんなスリムだし、これ以上痩せたってしょうがないと思うよ?」
そしてCが乗ると…
女Cの発電量 < 女A&B
女A&B「(( ゚Д゚ ))」
Re:あの娘の体重がわかる (スコア:1)
#1W級gesaku
#さっき椅子壊しましたorz
Re:あの娘の体重がわかる (スコア:1)
Re:あの娘の体重がわかる (スコア:1)
Re:そんなまどろっこしい (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:そんなまどろっこしい (スコア:2, 参考になる)
#中にヘリウムとか入れるなよ! 絶対だぞ!!
Re:そんなまどろっこしい (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:そんなまどろっこしい (スコア:1, 興味深い)
えば+どらごんぼーる (スコア:3, おもしろおかしい)
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
効率的に考えて (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:効率的に考えて (スコア:2, おもしろおかしい)
↓
待ち人が来ず
↓
イライラする
↓
足踏み
↓
発電スゴーイ
Re:効率的に考えて (スコア:1)
↓
さあいこうか
↓
感づいていたリアル嫁登場
↓
((((ガクガクブルブル))))
↓
(地面に何度かたたきつけられる)
↓
発電スゴーイ
......まあとりあえず、電気の刺激でぶるぶる震えるダイエット器具を装着して上に乗ったら、はじめに動いたらあと電力的には平衡とかしたら面白そうだと思いましたよ。
#ますます強くなって人体が耐えられなくなって飛び降りたりとか
Re:効率的に考えて (スコア:1)
あと防塩対策も必要になるのでは?
---- ばくさん!@一応IT土方
Re:効率的に考えて (スコア:1)
#ACは価値ある発言してください
Wは仕事率 (スコア:2, すばらしい洞察)
仕事率で言われても、0.5Wを出力できる時間がわからないと
足踏み2回分から得られるエネルギーがわからないのだが。
Re:Wは仕事率 (スコア:1)
どう考えても表示パネルの電力もまかなえてない予感がしますが。
Re:Wは仕事率 (スコア:2, 興味深い)
>どう考えても表示パネルの電力もまかなえてない予感がしますが。
いや、この数字がホントならすごいよ。
大体普通人は歩くときに毎秒2歩ぐらいであるくでしょう。
ということは 0.19[kJ] * 2[歩/s] = 0.38[kJ/s] = 380[W]の発電が行われることになる・・・
・・・って、いやいや、ないから。
たとえば歩行時に5cm身体が上下するとしてだな。60kgの体重の人間が2歩/秒で歩くときに生まれる位置エネルギーの落差は
60[kg]*0.05[m]*9.8[m/s^2]*2[歩/s] = 58.8[J/s] = 58.8 [W]
だよ。最大に見積もって。
最大ってのはつまり歩行エネルギーを100%吸収して電気に変換する場合ってことで、
そんなの実現したら砂の上を歩いてるような感じになると思うけどな。
という理論上の最大値を数倍上回る値を出しているあの電光掲示板は、ただの詐欺だと思うが。
これやっている人、中学高校で物理勉強してないでしょ(Re:Wは仕事率) (スコア:1)
たぶん、発電量(笑)の表示に使っている電光パネル分の電力すらまかなえていない。
そもそも中学・高校の物理でちゃんと力学や、エネルギー単位の定義を理解していれば、
人間が歩いた時の振動なんて微小な運動で発生する電力のたかが知れていることは
自明のことですよ。
これをやっている音力発電のホームページを拝見すると、慶応大学の方が何人か
外部顧問になっておられますが、環境情報学部教授、総合政策学部教授とかで
理系のバックグランドがあるとは思えませんね。
まあ、純粋にエコブームをもりあげる「イベント」として割り切ってやって
いらっしゃるなら否定はしませんが、これで実用レベルの「発電」ができる
なんていっているようなら、インチキ確定ですね。
Re:Wは仕事率 (スコア:1)
# こういうサイトでのこういう誤表記は、新聞やテレビで見るよりもショックが大きいです。
2回の足踏みで0.5W? (スコア:2, すばらしい洞察)
「2回」という時間の概念が無い表現では単位がつりあわない筈だが。
こういう技術的にちゃんとわかって作っているならまず間違えないような表現をみると、
プロジェクトの技術レベルが知れるというところではないだろうか。
Re:2回の足踏みで0.5W? (スコア:2, すばらしい洞察)
リンク先の記事によると「発電床を踏むと、発電量をkWS単位で表示するパネル」があるとのことなので、単位はワット秒=ジュールじゃないかと思います。
素直に単位は「J」にしろよと言いたいですが、普通の人には「ワット時」の方が馴染みがありますからねぇ…
「kWh」にしなかったのは、数字が小さくなりすぎてありがたみがないことがバレるからでしょうか。
Re:2回の足踏みで0.5W? (スコア:1)
J に換算しやすいほうが分かりやすい、という人種に配慮したのかも知れんけど。
Re:2回の足踏みで0.5W? (スコア:1, 興味深い)
>むしろこっちだろ。一度でもマスコミ取材を受けた経験があれば、取材による透過率の低さがわかるよ。
別ソースでも同じ表現だし。
"最新型の発電能力の見込みは「体重60kgの人が2歩歩く間に,7~8W発電する」(同社)という。 " [nikkeibp.co.jp]
他のニュースソースを見てみると
「毎秒1ワット」 [asahi.com]
「0.1~0.3w/秒」 [biglobe.ne.jp]
と謎な単位が出てくる。W/s=J/(s^2)? エナジー加速度? しかも数字全然違うし。
思うに発表している本人が、「W」の意味をよく理解していなくて、言うたびにころころ表現が変わっているんじゃないだろうか?
見積もりの数字だってこう違うんじゃ、実は全然根拠無いんじゃない?
Re:2回の足踏みで0.5W? (スコア:1)
単に環境のことだけを考えれば、
こんなパネルを作らない方がいいだろうし。
環境問題に興味を持って欲しいとか、
振動からエネルギーを取り出す技術の研究を進めたいとか、
そういう意図でやってるんだと思う。
もちろんこういう表現は非常に不快で、やめて欲しい。
違うよ! (スコア:1)
Re:2回の足踏みで0.5W? (スコア:2, 参考になる)
電線をひけない・ひくのが面倒な場合にこそ意味が出てきますけど、その場合も長寿命の電池や太陽電池に比べて有利かというと…どうなんでしょ?
>この種の発電システムは他に適切なエネルギー供給源の無いセンサー・ネットワークなどに適したものであって,
使い道として安直に思いつくところでは、意味があるかはさておき、通りのあちこちや建物内の通路に埋めてサンプリング調査とか。(発電自体をセンサに使い、時々微弱電波とかでデータ送信?)
株式会社音力発電/製品サービス情報 [soundpower.co.jp]によると「標準スペックのもので 毎秒0.1~0.3W(※1)。※1:体重60kgの人が一秒間に二歩ずつ「発電床」の上を歩いた時の値。」とあります。
1歩当たり0.05~0.15J。1日に1000回踏まれれば(平均で86秒につき1踏み)、50~150J。
人通りがそれなりにあるなら、PHSの類を介した通信を1日に1回行う程度ならまかなえるかな。待機時の消費電力が時計並みならば、ですが。
(青耳ことRX410IN [willcom-inc.com]が1xパケット方式通信時にWS002IN [willcom-inc.com]込みで115mA、0.58W。超単純計算で、50Jあれば90秒弱。)
一方、ロシアは (スコア:2, すばらしい洞察)
階段につけて (スコア:2, 興味深い)
#たまにはまじめに
東京駅でも (スコア:2, 参考になる)
ジョークに現実が追いつく日 (スコア:2, 興味深い)
ビートたけしが紹介した嘘ドキュメンタリーがあって、その中で
「日本ではエネルギーを有効利用するために、駅の階段や改札、横断歩道等に「踏むと発電するパネル」が整備されており、によって駅や信号機で使用する電力のnパーセントを補っている。」と言うネタがあった。
ケント・ギルバート(懐かしい)が「すばらしい、これはアメリカでも直ちに真似すべきですよ~」と叫んでいたような記憶がある。
子供の私も騙されて「すごい!」と感激した・・・
現実になって嬉しい冗談の一つだな。
収支計算はどうなのだろう? (スコア:1)
Re:収支計算はどうなのだろう? (スコア:2, すばらしい洞察)
んなウダウダ書かんでも (スコア:1)
# 誰もカネの話なんてしてないし。
Re:んなウダウダ書かんでも (スコア:1)
発電量の多いオフィス (スコア:1)
景気のモニタリングが出来そうですね (スコア:1)
で、店舗外にある看板の電灯と連動すれば、見た目で繁盛している店がわかって
お客さんもうれしい?
# あの店は暗いから、繁盛してないな。
# で、ますます暗くなる店舗(と店主)
やるなら靴底でしょ (スコア:1)
圧電素子と整流回路を小型で頑丈にするだけならそんなに難しくなさそうに思えるんだけど、素人考えかな?
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:やるなら靴底でしょ (スコア:1)
単価は生産性の向上で改善できそうですけど、靴底の磨耗対策とか修理とか再利用とか考えると
今の消費者的には売れないんじゃないかなぁ。
// 振動ネタで言うならば鯖部屋の騒音をエネルギーに出来ないものかと常々(:>^
Re:やるなら靴底でしょ (スコア:1)
磨耗との戦いはどのみち不可避だとは思いますが、靴底に仕込むよりはいいと思う。
#中敷に内蔵できるサイズになるのかというのはとりあえずおいときますが、靴底に仕込めるのなら中敷だっていけそう。
Re:やるなら靴底でしょ (スコア:1)
あれは電池が交換できないのが玉にキズですが、半永久的に使えるようになりますね。
やっぱり (スコア:1)
「変なモノ」セクションにも加えてほしかった
関連ストーリー (スコア:1, 参考になる)
Re:関連ストーリー (スコア:2, 参考になる)
http://www.jreast.co.jp/press/2007_2/20080105.pdf [jreast.co.jp]
以下2006年結果部分の引用
> 結果:発電量は、1日最大約10,000Ws(100Wの電球100秒点灯する電力量)であった。
> 実験3週目(延べ約80万人の通過)から耐久性低下に伴う発電量の減少がみられた。
2008年結果は見つけてないけど、目標としては、90m2の広さで設置して1日に500kW秒(100Wの電球が約80分点灯する電力量)とのことです。
Re:関連ストーリー (スコア:3, 興味深い)
製造まで含めた比較って事は、この発電パネルの製造と、発電所の建設にかかる環境負荷を比較しなくちゃいけない。
これは、一概に比較できるようなものじゃないから難しい事だと思うんだ。
ランニングコストならば、石油とか炭素とか、単一のものさしで比較もできる。
でも、発電パネルと発電所では、何を基準に考えたらいいのだろう?
製造や建築に使われる化石燃料だけを比べても、あまり意味が無い気がする。
Re:関連ストーリー (スコア:1, 参考になる)
真っ当なクリーンエネルギーを目指すなら、「難しいから」で逃げちゃいけない問題だと思います。
Re:関連ストーリー (スコア:1)
とりあえずは、円とかドルとかで考えればいいと思うのです。費やされた様々な資源が反映されているのですから。
「資源」とは言っても、物質的資源だったり人的資源だったり知的資源だったり様々で、「環境負荷」とはずれているでしょう。でも、目安にはなるはずです。桁まで違うようなら、明らかに差があると言えるでしょう。
で、人通りが多い場所を照明したり駅の改札を動かすならば、電線を引いて発電所からの電力を使った方が、発電床を使うよりも、桁違いに---しかも数桁---安上がる…と思います。常識的に考えて。
費やされる資源も、やはり、桁が違うことでしょう。
近い将来、こんな会話が聞こえてくるかも (スコア:1)
ボス「サーバのUPSは長く持たないぞ!ちょっと床踏んでこい!」
マイケル「イェス、ボス!」
Re:一石二鳥 (スコア:1)
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
Re:一石二鳥 (スコア:1)
TomOne