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Google

「Google 症」と闘う医師たち  100

ストーリー by reo
EBM から JBM、そして GBM へ… 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

現代の医師達が直面する新しい症例といえば「症状をググって誤った自己診断をする」という「Google 症」だそうだ (SouthtownStar の記事本家 /. 記事より) 。

現代では気になる症状をググり、奇病や重病にかかったと思いこんだり誤った情報を得たりする人が絶えないという。一概には言えないのだが、自己診断をするする患者の多くが大した病気ではないことが多いとのこと。例えば首のリンパ腺が腫れた場合、医師はまずウィルスや細菌による感染症を疑うが、「首 リンパ腺 腫れ」で検索した場合には疑わしい原因としてリンパ腫や白血病も挙がってくるため「最悪の事態」を想定してしまう人もいる。

「全てを知っている医者」と「何も知らない患者」という図式は当てはまらなくなっているだけでなく、中には医者よりもインターネットを信用している人もいるとのこと。このような「Google 症」を「治療」するため、患者とともに診察室で検索を行い、患者の持つ誤った情報を訂正したり恐怖感を取り除こうとする医師も増えてきているそうだ。「Google 症」にかかっている患者の場合は、まずその対処をしないと実際の治療が始まらないことも多いとのことだ。

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  • by nekurai (6253) on 2010年05月19日 13時57分 (#1766233) 日記

    「Google 症」で検索と…
    …もしかして「Wikipedia 症」

    # 検索はフィクションであり、実在のサイトとは関係ありません。

  • by scanner (19808) on 2010年05月19日 12時43分 (#1766176) 日記

    昔からいたでしょう、この手の人。
    Googleのお陰で手軽になったと言えばそうだけど、それはGooglの罪ではないよ。

    • 最近再刊された19世紀英国が舞台の「ボートの三人男」の主人公は、
      「家庭の医学」に記載されたありとあらゆる病気のうち、
      ヒザに水がたまる病気以外すべてに罹患していると思い込んで、
      転地療養をかねてボートの旅に出かけた。洋の東西を問わず、
      時代の前後を問わず、一般的な症例ですね。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2010年05月19日 13時15分 (#1766199)

    他のキーワード: タバコ 健康に良い

    こういう情報を求めている人が大勢いるんでしょうね。

  • by Anonymous Coward on 2010年05月19日 12時43分 (#1766177)
    そういえば医学生も、最初のうちは症状のはっきり分かる病気から学ぶもんだから、診断させるととんでもない病名が出てきたりするとか。風邪とかは診断大変らしいですね。
  • by Anonymous Coward on 2010年05月19日 13時01分 (#1766186)
    あんな優秀な医者ばかりならいいけどヤブもいっぱいいるわけで、優秀そうな医者が書いてるページの方が信用できる。
    最近信じたのは「病気なんてわかってないことがほとんどですよ」と言い切った某医師の言葉
  • by Wingard (37819) on 2010年05月19日 13時51分 (#1766225)

     とある小さな病院で、医者に診断を求める人がやってきた。
    「先生、私Google症だと思うんですが」
     すると医者はこう答えた。
    「Google症ではありませんがたしかに病気が疑われます」
    「それは何と言う病名なのでしょうか」
     患者が尋ねると、医者は次のように言った。
    「おそらく『ミュンヒハウゼン症候群』と呼ばれる難病です。私は専門ではないので、来週同じ時間に来てください。専門の病院を紹介します」
     そう告げると、なぜか患者はとても喜んで帰っていった。

     しかし、Google症のこの患者は、二度とこの病院に来ることはなかった。

  • by Anonymous Coward on 2010年05月19日 14時15分 (#1766242)

    私:「心配なのでみてもらいに来ました...(症状略)...」
    医師:「インターネットをぐぐってみるとそういった症状について書いてあるでしょ」
    私:「はい, それで専門医の診断を仰ぎましょうと書いてあったので...」
    医師:「でも, インターネットに書いてあるとおりだよ」
    私:「ですから, 病名で言う所のAなのかBなのかによって治療法が異なる訳ですよね」
    医師:「うーんよくわかりませんけど, どっちか試すしかないんじゃないかな」
    私:「ですから, 専門医の診断を仰ぎにまいったんですが」
    医師:「 インターネットで調べてみて」
    私:「...」
    それで, 結局違う病院をインターネットでググって行きました.

  • by TarZ (28055) on 2010年05月19日 15時47分 (#1766290) 日記

    Web上の医療関係の情報はドイツ語コンテンツにすべき。そうするとほら、素人に読めなくなって安心。

    (…というネタは最近は通じないか。私が子供の頃にはまだ、ドイツ語でカルテを書く先生がいたと記憶しているのですが)

  • by Anonymous Coward on 2010年05月19日 17時14分 (#1766342)
    他の書き込みでも過去の類似例なんてあるじゃん、と指摘されてますが、 典型的なのは皮膚科のアトピー治療のステロイド薬ですかね。

    「ステロイドの副作用でボロボロになった」系の恐怖をあおる話は、 過去数10年にわたって週刊誌やらでさんざん煽られていて、 多くの子の母親・主婦層に浸透してしまっていて、 ステロイド薬をわずかでも利用することに拒絶反応を持つ人が多数います。 一方で。
    • 他に特効薬がない
    • 表面的には有効(対症療法)
    • 「気をつけて使えば」副作用が限定的

    ということで、皮膚科学会なんかでも 使い方のガイドラインを出したうえで基本的にはステロイドの積極利用を 呼びかけています。真面目に治療に取り組む人は患者側も含めて これらを参照してステロイドを活用して治療できる、はずです。

    でもなかなか問題は簡単には解決しなくて、 分かってはいても「さんざん煽られた結果潜在意識ですこし薬に対する恐怖ができる」 ような感じで、ステロイド薬をぬるにしても「必要量よりも少なめに使ってしまい、 効果が中途半端」になってしまうとかの影響はやっぱりあります(患者の立場から)。

    何でも反対・否定では有効な対策にはつながらないとは思いますが、 こういう症状に対しては医学側の立場を上から目線で説明するだけでなく、 治療を続ける結果の展望を説明するとか(副作用は積極開示して先に対策などを考える、 とか)、特に慢性的な症状については、無限に同じ治療を続ける・どこかで別の方法に切り替える といったロードマップを積極的に共有するという感じにしてもらえると 患者側も積極的に医師の方針に従えるんじゃないですかね。

  • そのうち (スコア:2, おもしろおかしい)

    by northern (38088) on 2010年05月19日 20時44分 (#1766407)

    色々とぐぐってると、

    もしかしてあなたは:統合失調症

    とかページの上に出てくるようになりそうだな

  • Twetterでも (スコア:2, 参考になる)

    by clema (20979) on 2010年05月20日 12時32分 (#1766741) 日記

    ヘルスデー ジャパン (4/8)「ツイッター」で誤った医療情報が急速に広まる [nikkei.co.jp]
    Twitterでも同様の事態が起こっているようです。
    もちろん、情報メディアの「使い方の問題」だと思われますが。

  • by Dobon (7495) on 2010年05月19日 12時51分 (#1766182) 日記
    『医者は信用できません』と広告して、検査を行う商売が成立するかもしれません。
    検査所が一般人相手に商売をはじめるチャンスかもしれません。

    もっとも、生の検査結果を見て判断できる人が、どの程度いるかは……

    # 日本の場合、余計な検査をすると全額自費治療になるのが問題かも
    # くわしくは混合診療でぐぐってください。
    --
    notice : I ignore an anonymous contribution.
  • by Anonymous Coward on 2010年05月19日 13時26分 (#1766208)
    患者の病気を治すことなのか、それとも患者がして欲しいことをすることか。
    私は「自由」を大切にする立場から、後者が大切だと思います。

    医者は、患者がGoogle症だと思ったら、それを伝えたうえで、
    どうして欲しいかは患者に委ねるのが良いんじゃないかと思います。

    自分で病状について調べてこない患者は、おまかせを注文してきてる
    わけですから、医者は自分の見立てで治療をすればいいでしょう。
    • Re:医者の仕事は (スコア:2, 参考になる)

      by Dobon (7495) on 2010年05月19日 14時58分 (#1766260) 日記
      いかなる場合も、医者の判断を優先すべき。

      患者の希望する『治療』を行うと死亡する事が予測できる場合、殺人になるのか自殺幇助になるのか?
      (患者が子供の場合、問題が複雑化する。親の要求にしたがって『殺して』よいのか?)
      --
      notice : I ignore an anonymous contribution.
      親コメント
      • Re:医者の仕事は (スコア:1, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2010年05月19日 15時52分 (#1766295)
        患者が何をして欲しいかをきちんと理解して、
        自分としては何が適切な治療だと考えるかを患者に説明して、
        その上でどういう処置をするかについて合意できないのなら、
        ビジネスは不成立です。そこで帰ってもらえばいい話でしょう。

        患者の同意なしに「正しい」治療を施すのは、
        余計なお世話でしかないと思います。

        患者が子供で親がそれを殺すことを要求してくるのなら、
        何もしなければいい。そのうち親が殺すでしょう。
        お節介な法律がそういう時はどこかの機関に報告するように
        求めているかもしれないので、それに従うのもありかもね。
        親コメント
        • by ikotom (20155) on 2010年05月19日 18時04分 (#1766366)

          > 患者が子供で親がそれを殺すことを要求してくるのなら、
          > 何もしなければいい。そのうち親が殺すでしょう。
          こういうことをさらっと言ってのける人に問いたい。
          あなたやあなたの大切な人が死にそうなとき、周りの誰一人として助けるそぶりさえ見せず
          見殺しにする社会を望んでいるのですか?

          親コメント
      • by k-ten (34911) on 2010年05月19日 17時22分 (#1766347)

        当たり前のことですが、医師も絶対ではありません。

        医師の判断だけでなく、患者の価値観なども踏まえて、
        医師と患者で 相談しながら治療方針を決めていくことが大切だと思います。

        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2010年05月19日 17時55分 (#1766363)

        いかなる場合も、医者の判断を優先すべき。

        いやあの、「試薬の治験データ」が欲しいだけの医者、ってのもいることは否定できなくてdeathね。

        #そういう医者は「患者が直った」というデータではなくて
        #何らかのパラメータ“だけでも“改善した”(他は酷く悪化しても)というデータだけで
        #論文が書けるので、論文として評価が高い治験に参加した患者が死亡していたケースも有る

        ##(全部がぜんぶそうではないので、治験に参加する人はちゃんと医師の意図を把握して参加してください)

        親コメント
    • by num_lock (15387) on 2010年05月19日 15時12分 (#1766273) 日記

      >どうして欲しいかは患者に委ねるのが良いんじゃないかと思います。
      そんな無責任な行いは、治療とは言えないでしょう。

      親コメント
    • Re:医者の仕事は (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2010年05月19日 15時49分 (#1766293)

      医者にかかっておいて医者の指示に従うことを「自由」の元に拒否するなら、医者にかかる必要なくない?
      なんのために医者にかかりに行くの?

      親コメント
  • 同類 (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2010年05月19日 13時44分 (#1766222)
    テレビで「・・・は○○が含まれていて健康にいい」とかやるととたんに翌日のスーパーの店頭からなくなったりするのと同類ですな・・・・
  • 実体験 (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2010年05月19日 15時47分 (#1766289)

    かつて起きたら右手の握力がほとんど無くなった事があり(手は動くけど握れない)、
    ネットで何の症状だろう?って聞いたら脳梗塞じゃない?と言われ慌てて救急車で運ばれました。
    実際はただの神経マヒだったわけですが、人から色々言われると冷静な判断ができなくなるもんですね。
    東京都なら救急車を呼ぶ前に相談できる番号があるのでそっちを利用するべきですけど、他県からは使えませんからね

  • 原因 (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2010年05月19日 22時20分 (#1766481)
    病状に対する説明が不足しているんでしょうね。自分で調べるのは医者が信用できないからだし、十分な説明がない医者は当然信用されません。
  • ほとんど同じ話が、2008年11月に Microsoft の研究成果として発表されています。
    そのときはこの現象には cyberchondria という名前がつけられていました。
    http://research.microsoft.com/apps/pubs/default.aspx?id=76529 [microsoft.com]

  • by Anonymous Coward on 2010年05月19日 12時48分 (#1766178)

    気もします。
    「病人は、医者より自分の病気に詳しい」っなんて揶揄(?)も良く聞きますし。
    (医者、病人、どちらを揶揄してるのかは難しいところですが…)

    病気じゃなくても、車やバイクを買うときなんかでも、妙に「自分は詳しいんだ!騙されないぞ!」
    というオーラ全開な方(または自称「詳しい」先輩同伴)なんてのは良くいますしね。

    かといって、自分の身や、ある程度高額な商品を購入する際に「騙されたらどうしよう!?」
    という自己防衛的な考えが頭に浮かぶのも、これまた理解できるので、
    どちらかというとそういうシチュエーションになれている、
    医者たお店の方にある程度慮って頂きたいなぁという気持ちですね。

    # そういう心情につけ込んだ商法や、売り方なんてのはもう問題外に最低。

  • by Anonymous Coward on 2010年05月19日 13時07分 (#1766190)

    眼科や歯科には該当する症状以外の人がくるケースはまずないだろうが、
    幅の広い内科や呼吸器科なんかは対応するの大変だろうね
    専門は循環器だけど開業は内科で複雑な症状(呼吸器も絡んだり)への
    対応は困難を極めるでしょう
    ググりたい気持ちもわからんでもないんだが、私自身結構面倒な症状
    にかかってまして調べてもどっちつかずな情報も多い
    ネットでの検索はネットリテラシーの問題もあるし、業界全体で
    情報共有できる仕組みなど、横のつながりを深める方向で対応してもらいたいです。
    #個人レベルだと結構横のつながりあるみたいですがプライド高い人多そうだしなぁ

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人生unstable -- あるハッカー

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