ついに2SC1815が「新規設計非推奨」に 64
ストーリー by hylom
非チップ型素子はそろそろ消えていくのか 部門より
非チップ型素子はそろそろ消えていくのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
電子工作用トランジスタとして定番中の定番である2SC1815が、東芝セミコンのパーツDBページにて「新規設計非推奨」となっている。ゲルマニウムダイオード1N60の国産の終了、2SK241やLA1600のディスコンに続き、ついに、の感がある(代替には2SC2458が、と思ったらそちらも同様の模様)。流通の現状から見て、即どうこう、というものでもないが、今後しばらくは、新定番は何か、とか、話題となるかも。
コンプリメンタリ (スコア:3, 興味深い)
ついでに、2SA1015も新規設計非推奨ですね。
でも、あと10年は使われ続けるのでは?
200個入り買っている人が多いだろうし。
Re:コンプリメンタリ (スコア:1)
まあ 200 個程度なら 10 年後でもどっかから手に入るでしょう。
問題は年数万以上のオーダーで必要になる時だしね。
手元にいっぱいあるよw (スコア:2)
定番だし安いしで手元にいっぱいあるよw
今も持っている子供の頃に買ったマイキット(配線型?の電子ブロックみたいなん)には、2桁ナンバーのトランジスターが載っているよ^^
Re: (スコア:0)
2SB56 [stripper.jp] とかかな?
Re:手元にいっぱいあるよw (スコア:2)
あと2SA52あ51だったかな。
次はオペアンプかなぁ (スコア:2)
4559がガラクタ箱に残っていました。 (スコア:1)
Re:次はオペアンプかなぁ (スコア:1)
LM308ですか?
Re:次はオペアンプかなぁ (スコア:1)
断言します。
オペアンプはそう簡単にはなくなりません。
真空管も。
何故なら、楽器用途(特にギター)に需要があるから。
# やっぱりダイオードはゲルマニウムだね、ってことでID
で代替は? (スコア:1)
手元のデータシートが20年前のだから最近のはわからんのですよ。
Re:で代替は? (スコア:3, 参考になる)
他社さんは知りませんが,東芝でダメなんだから,望み薄かなと。
まあ2SC1815はセカンドソースがある(公式か非公式かは知らん)ので,2SC1815が使われていても東芝にお金が入っていたかどうかわからない状態だったわけですし,しばらくは何も変わらないんじゃないでしょうか。
むしろ,2SC982が廃品種になってなかったことが驚きでした。
Re:で代替は? (スコア:1)
むしろ,2SC982が廃品種になってなかったことが驚きでした。
ダーリントンだから?
とも思いましたが、面実装の複合トランジスタなら色々ありますし、何ででしょうね?
Re:で代替は? (スコア:2, 参考になる)
特性は2SC1815とほとんど同じで、秋月でも扱っています [akizukidenshi.com]。 コンプリの2SA1586も秋月に有ります [akizukidenshi.com]。
2SC1815より小さいし安いし良いことずくめですよ。
(趣味で使う分には)ユニバーサル基板のランドの隙間にでも配置すればどうにでもなりますし。
Re:で代替は? (スコア:1, すばらしい洞察)
>表面実装部品(SC-70)になってしまいますが
ブレッドボードでちょいと実験って時とユニバーサル基板に乗っけるのが涙目なので困ってしまう
Re:で代替は? (スコア:1, おもしろおかしい)
で「こんなもの!」といいながらつい買ってしまうと。
Re:で代替は? (スコア:1)
やっぱ変換基盤ですか。そうですか...泣;;
Re:で代替は? (スコア:1, 参考になる)
mouser で買えるようですね。
オレオレ (スコア:1)
ストックがあったかもしれないけど、最後に使ったのは5年前か…
Re:で代替は? (スコア:1, 興味深い)
2SC1815の特性的にすごい、というところはないような気がするんですが
意外と代わりが見つからないのはなぜなんでしょう?
代表的な特性で言えばこんな感じです
コレクタ電流(IC) 150mA ←流せるのは500mAとか1Aいける
コレクタ損失(Pc) 400mW ←500mWぐらいありそう 少し大きければ1A?
トランジション周波数(fT)最小 80MHz ←2SC945あたりならtypだけど250MHz
直流電流増幅率(hFE) 200~400(GR)
2SC945はfT高めな代わりにICが100mA、PT(全損失)250mWと2SC1815よりパワー系苦手ということらしい。
Re:で代替は? (スコア:2)
秋月の紹介ページにも出てますが [akizukidenshi.com]
この時代の、このテの汎用トランジスタとしては微妙に耐圧が高いし電流も取れるので、
特に高周波を扱わないならタフだし安いことから、定番として採用されることになったのじゃなかったかな。
これより前の時代では定番だった2SC828あたりと比較してみるとどうでしょう。 [i-buhinyasan.com]
旧世代の定番パーツと比較してみれば、2SC1815の高性能ぶりが分かります。
今でこそ、特徴がないように見えますが、出た当初はかなり画期的なパーツだったのでは。
あまりに普及してしまったために、新しい「定番」として普通になってしまっただけという。
あと、トランジョン周波数は電流を多めに流すと、どんどん伸びるそうです。 [intio.or.jp]
>2SC1815は、ft=80MHzですから、一般には低周波はもちろんOKで、高周波では8MHzまでと
>考えるのが普通です。しかし、トランジョン周波数はエミッター電流に依存する特性があり、
>2SC1815では、エミッター電流を1mAも流すとftは500MHzになる事がデーターブックに示されています。
50MHz程度でも回路をちょっといじれば余裕で扱えるらしいですよ。
Re:で代替は? (スコア:1, 参考になる)
fT が 500MHz になるのは 30mA 位流した時でした。1mA の時で fT は 80MHz
です。
Re:で代替は? (スコア:2)
ご指摘ありがとうございます。
最低30mAはかなり凄い流し方してますね。
でかいなぁ。かなり発熱しそう。
スラッシュ国民投票にするとおもしろいかも (スコア:1)
音がすると、すごく嬉しかった思いでがあります。
実は、今でも、その基盤が残っていることを思い出して、思わずガラクタ箱を探してしまいました。
なんと、・・・・・サンスイのトランスがついています。2石です。・・・・
いい思いでです。
使用数が違いすぎる (スコア:1, 興味深い)
フローはんだなので、面実装と混在させると工程が増えるし、フローパレット必須だったりするし、 自動挿入不可の部品配置だと手挿しだし、すでに工程上で嫌われる理由は大量にある。
小信号なら各社表面実装TRのほうが楽だし(小型1パッケージコンプリメンタリとかある)、今時大電流ならFETだし。
真空管が消え始めた時と同じような状態じゃないかと思うわけで、 きっと気が付いた時には発展途上国でセカンドソースが作られているんじゃないかなぁ。
2SCの定番だったら、2SC945じゃないの? (スコア:0)
(T/O)
# もしかして私は古すぎ?
Re:2SCの定番だったら、2SC945じゃないの? (スコア:1)
ところで、http://2sc945.net/ [2sc945.net]って何なのさ
Re:2SCの定番だったら、2SC945じゃないの? (スコア:1)
# まあC1815は流通在庫が存分にあるでしょうから当分は...
Re: (スコア:0)
# おっさんホイホイ?
Re:2SCの定番だったら、2SC945じゃないの? (スコア:3, おもしろおかしい)
Re:2SCの定番だったら、2SC945じゃないの? (スコア:1)
-.. . .--- --.- ..--- ..- .- ---
Re:2SCの定番だったら、2SC945じゃないの? (スコア:2, 参考になる)
物心ついた時には既に2SC372(東芝)は廃品種で、その後2SC945(NEC)から2SC1815(東芝)に乗り換えた自分は、まだおっさんには入らないってことでいいですか?
30年ぐらい前の初歩のラジオやラジオの製作の記事には2SC372がよく使われていましたが、パーツ屋では売ってないので、代わりに2SC945とかを使ってました。
かつて2SC1815で万全 [srad.jp]なんてコメントを書いたこともある身としては、ちょっと感慨深いものがあります。
2SC1815/2SA1015は100本単位で買ったストックがあるのでしばらくは大丈夫ですが、次に乗り換えるとしたら何にすればいいんだろう…
Re:2SCの定番だったら、2SC945じゃないの? (スコア:2, 参考になる)
30年くらい前の初ラ読者なのでやはり2SCといえば372ですねえ。これが雑誌でなく書籍だと2SAなんとかとか2SBなんとかで、まあこのへんのゲルマニウムトランジスタもまだ普通に模型屋(田舎なので電子部品専門店はなかった)で買えましたが。本屋でなく図書館で借りた書籍となるとさらに古く、真空管ラジオとかで、さすがに部品がなかなか手に入らず。せめて真空管を使わないゲルマラジオを作ろうとして直径3cmくらいあるベークライトのボビンに巻いたコイルとかでっかいエアバリコン、なんか高いバーニアダイヤルを無理言って模型屋さんに取り寄せてもらってかまぼこ板に組み付けた覚えが…さすがに鉱石に針を当てる鉱石ラジオまでは作ったことがないですが。(当時回路図読めなくて実体配線図が頼りだったので違う部品を使うのは避けたかった)
あ、ゲルマニウムダイオードも国内ではもう製造されていないのかあ
Re:2SCの定番だったら、2SC945じゃないの? (スコア:1)
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re: (スコア:0)
2SC454とか2SC183も忘れないで~。
という前に2SA101とか2SB54、2SC32とかを思い出してしまったオヤジ。
#少なくとも入門時代に2SB113とか2SC32は現役で買えた気がする
Re:2SCの定番だったら、2SC945じゃないの? (スコア:1)
他のコメントにもあるが使い倒したのマイキットに乗っていた2S(A/B)(52/54)だった
#こいつらはゲルマニウムだったはず
2SC372の人気凄いな! (スコア:1)
低周波増幅段が2SC372。バリキャップ変調して発振は2SK19。バッファ無でアンテナ。なんか、プリント基盤に凄い高密度で実装されてる。
今やれと言われても無理。中学生の頃の俺凄い!
Re:ここまで2SC735無し (スコア:1)
2SC7xxといえば、2SC732、だなあ。懐カシす
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
えぇ、古い人なので、やっぱり945。
近所になくて、1815買ってたので、
現物を見たことなかったですが。
SS8050D (スコア:0)
中国でよく使われている汎用トランジスタ。
http://www.e-ele.net/DataSheet/S8050D.pdf [e-ele.net]
これで何とかなりそうだと思う。
Re: (スコア:0)
#足を捻るとショートしやすいのよ。
Re:SS8050D (スコア:1)
ピン接が「えくぼ」じゃなーいー
素直に回路図通り設計したら、ベースが中央の方が便利だと思ったことはありませんか?
東芝セミコンのページで探したら、2SC2712とか2SC4116とかのチップ型しか生き残らないみたいですね。
# どっちも秋月でまとめ売りされてるみたいですが。
2SC372 (スコア:0)
なんかかっこよくて好きだった。
945みたいな2ピース、足が打ち抜きなのがなんか安っぽくて。
初歩のラジオの東芝が提供のページとかあったなあ。
形だったら 2N3055 (スコア:0)
が、印象的だった。(型番Nも)
Re:形だったら 2N3055 (スコア:1)
m=A,Bがゲルマニウム
m=C,Dがシリコン
頭のn=1が接合面1(つまりダイオード系)、n=2が接合面2(つまりトランジスタ)
だった記憶が
#30年以上前の記憶なので間違ってたらすまない
そういえば2SKとかのFETも有った気が
それならNって何を表していたんだっけ?
Re:形だったら 2N3055 (スコア:2, 参考になる)
2SB→PNP低周波用
2SC→NPN高周波用
2SD→NPN低周波用
です。
高周波と低周波の境は結構適当のようです。
Re:形だったら 2N3055 (スコア:1)
約40年前の「初歩のラジオ」のトランジスタ入門講座にあったような・・・
また、
2SJ→PチャネルFET(接合部2つで1ゲート)
2SK→NチャネルFET(接合部2つで1ゲート)
です。
FETは接合(ジャンクション)型の他にMOS(酸化金属被膜)型などがあって
回路図記号でも区別されます。
Re:形だったら 2N3055 (スコア:1)
Re:形だったら 2N3055 (スコア:1)
Re:そういえばOを買ったことがない。 (スコア:2)
初ラのパーツリストを近所の電気屋のおやじに渡して集めてもらったら、
Oを入れられた思い出がありますよ。そりゃランクの指定されてないけど、
ラジオでOは無いだろ~って後で思いましたとさ。安かったのかな。
田舎の小学生の思い出です(隣の隣の市まで車で行かないとパーツ屋がなかった)。