紙と電子を合わせた出版市場、2019年はプラス成長 64
ストーリー by hylom
定額サービスが増えたのは大きそう 部門より
定額サービスが増えたのは大きそう 部門より
Anonymous Coward曰く、
2019年の紙媒体での出版と電子出版を合わせた市場は1兆5432億円で、昨年比で32億円の微増となった(HON.jp)。
2014年から2018年まではずっとマイナス成長だったが、そこから一転プラス成長に。要因としては電子コミックの成長があるようだ。漫画村閉鎖の影響とも言われているが、果たして。とはいえ、魅力的な電子コミックサービスが増えてきたのは大きいとは思う。
電子出版の市場のうち電子コミックは2593億円(同29.5%増)、電子書籍(文字もの)は349億円(同8.7%増)、電子雑誌は130億円(同16.7%減)だったという。電子雑誌については、携帯電話販売店においてNTTドコモの「dマガジン」を契約させる行為が見直されたことから会員数が大幅に減少、これが市場縮小に影響しているという。
電子版は品質についてもっとシリアスになってほしい (スコア:2, 参考になる)
特にマンガの画質はどうにかならないのか。
線がぼやけてルビとか細かい模様とかが死んでるやつ未だに多いし、
一見くっきりしてると思ったら変なシャープネスがかかってて曲線がジャギジャギしてるし...
なんでわざわざ紙媒体に劣る品質にするんだ。
拡大しても隅々まで視認できるような良い画質にデジタルならできるはずなのに...
あと活字の書籍も、目次から各章に飛べないとか、
スキャンした画像まとめてるだけ(長タップで文字選択とかができない)やつとか、
電子書籍の強みを活かした装丁がなされてない残念なやつが結構ある。
そういった代物が溢れてる現状だと、まだ電子版は商品価値そのものが紙に劣ってると思う。
そういうのを是正して、電子と紙は同等のもので、選ぶのは好みの問題ってところまで落とし込めば、もっと市場は成長するはず。
だからマジで品質どうにかしてください...
電子で新刊買うたびにモヤモヤさせないでください...
Re:電子版は品質についてもっとシリアスになってほしい (スコア:2)
amazon musicなんかでも,音質選べますからねえ…
解像度だけの問題ではないのです (スコア:1)
「Kubernetes完全ガイド」をBookLiveで購入したら、レイアウトが妙な感じだった。
昔のLibreOfficeで、MS Wordの文書を開いたような、という例えで分かって貰えるだろうか。
奇妙に思って、達人出版会で再購入したところ、pdf版のレイアウトは正常だった。
おそらくは紙書籍版と同じように見えているものと思われる。
一方で、epub版はBookLiveと同じようにレイアウトが妙だった。
当時使っていたepub viewer (epub3対応) が、やたらエラーを発していたので
epub2環境で作られたものだろうか?
同じ出版社の「Docker実践ガイド」(BookLive購入) のレイアウトはまともだったので
特定の出版社や電子書籍ストアに由来する問題ではないと思う。
Re: (スコア:0)
漫画は基本全部画像だからサイズが大きくなりがちなのはわかる。ただ多少粗くてもどうせスマホの小さい画面でしか見ないから大丈夫だろとタカをくくられているんではと思ってしまうな。
Re: (スコア:0)
たかをくくっているというより、コストを抑えてるんでしょ。
解像度を上げたら売り上げが倍になるなら、すぐ上げるだろうから。
Re: (スコア:0)
紙と画面のDPIの違い
Re:電子版は品質についてもっとシリアスになってほしい (スコア:2)
Re: (スコア:0)
紙と同じ品質にすると600dpiのデータになるぞ。
Re:電子版は品質についてもっとシリアスになってほしい (スコア:2)
紙と電子両方買う (スコア:1)
紙にしか特典付かないんだもん...
Re:紙と電子両方買う (スコア:2, 参考になる)
私も両方
・紙の方が 1 ヶ月早く出る
・電子書籍は Kindle(白黒)で読むので、カラーの挿絵は紙で見る
・次巻予告など電子版に収録されないコンテンツがある
Re: (スコア:0)
最近は当日に買える雑誌とか、さらにサブスクで同じ会社の似た傾向のが割安(ただし3ヶ月くらい前までしか読めない)とかあって、
どうせほとんどは捨ててしまう特典なんかどうでもいいって気になります。
#月刊アクションとかきらら系とか、コンビニで買えなくて入手が面倒というのもある
Re:紙と電子両方買う (スコア:1)
>#月刊アクションとかきらら系とか、コンビニで買えなくて入手が面倒というのもある
定期購読や予約するほどでもない雑誌は入手しづらくなると困りますね。
定期購読の場合、同じ店でしか買えないのもたまに困ってたり。
数日間の出張中に読みたくて本屋で買って、戻ってまた買ったこともあったっけ。
電子書籍だとこの辺の不都合が一気に解消されてしまう。
Re:紙と電子両方買う (スコア:1)
雑誌は、付録が目当てだったりするよね。
紙版に、電子版のダウンロードコードとかクーポンとか付いているのがあって、いいなと思った。
Re:紙と電子両方買う (スコア:1)
インプレス社はpdfでダウンロードできますね。
Re:紙と電子両方買う (スコア:1)
元記事に児童書籍が検討しているとある通り、
絵本はやっぱ紙だわ。
Re: (スコア:0)
自分は基本紙派なのですが、
電子だけカラーページ増えてる、というケースで両方買う場合がありますね。
Re:紙と電子両方買う (スコア:1)
電子版だけ書下ろしが付いてくるっていうパターンも最近はある。
電子版は売上カウントに計上されないっていう出版社もあるみたいだからそういうところは紙版買うしかないかなぁというのも…
# 印刷屋への配慮とかかなぁ。
# 年間xxx部発注するからxxx万円でお願いみたいな契約になってるとかか?
Re: (スコア:0)
出版業界の闇
Re: (スコア:0)
業界の闇の住人、着々と衰退してるのでざまぁですよ。
いい流れだ。
Re: (スコア:0)
現実は熱狂的な人に絞って商売をやってるだけで、衰退どころじゃない、復活してる。全員を満足される必要ないし。
Re: (スコア:0)
紙版発売から1年過ぎてて、もう電子版は出ないかなと思って紙版を買ったら1か月後に電子版が出たときの何とも言えない感じ。電子と紙は同時発売になりませんか。
Re:紙と電子両方買う (スコア:1)
出版社とか作者次第なんじゃないかしら?
Re: (スコア:0)
紙の売れ行きと競合したら困るという理由で電子は故意に後回しにされる。映画初公開からテレビ放映まで待たされるようなアレ
Re:紙と電子両方買う (スコア:1)
ああ、マンガなんかがほぼ同時に出るのに、書下ろし小説とかが遅いのはそれか。
マンガは雑誌で既に公開済だから。
Re: (スコア:0)
両方買うのは過渡期だったな。今は電子本しか買わない。
Re: (スコア:0)
ビジュアル主体でも、大型本ならともかくまんがくらいなら紙の本を買う気は全くしなくなったね
活字主体なら、検索のできない紙は論外
「存在と時間」を紙の本で読めるやつはその特技だけで食っていって許すよ
Re:紙と電子両方買う (スコア:2)
スマホで漫画を読む,という行為を
時間を掛けてユーザーに浸透させた結果だろうね。
で,「電子の売り上げが一定量ある」のは,
フリー系の漫画サイトで連載中の漫画で,
話題になってるので読みたいけど,
一部掲載終了とかしてる部分を読みたい,といったときに,
何を利用するかって事なんだと思う。
最新話まで追いつけばいいや,となると電子版が一番手軽だしね。
紙の場合,最後まで紙で出てくれるか不安な部分もあるしねえ。
紙の話 (スコア:1)
出版市場の全部っていうことで良いのかな (スコア:1)
「紙+電子出版」って、それ以外の出版物を知らないのだけれど、
これは「出版物全ての形態」と考えて良いのでしょうか。
--
3 分考えたけど、他のメディアが思いつかなかったよ。
マルチメディア商品 (スコア:0)
出版物の流通上の扱いで「マルチメディア商品」というものがある。書店の目立つところに平積みされている「オマケ付き書籍」というか、「オマケとして書籍が付いているグッズ」のこと。
正味(取次への卸価格)が安い(一般の書籍を7掛けで卸せる出版社でも、マルチメディア商品なら6掛け以下)ので、かつては「色物」として敬遠されていたが、尋常じゃない部数を裁けることが明らかになったので、今じゃ宝島のように「主力商品」となっている [advertimes.com]。
Re: (スコア:0)
同人誌や個人誌は入らない
Re: (スコア:0)
石板
竹簡
マイクロフィルム
活字離れ (スコア:0)
本屋に行ったらラノベがアホほど売ってるんやけど、どのへんが若者の活字離れなんやろか?
最近はラノベテイストの文芸書も多くて、出版社はライト文芸とかキャラ文芸とか名前を付けて売り込みにかかってる。
#直木賞作家浅井リョウがライト文芸に分類されるかどうか知らない。
Re:活字離れ (スコア:1)
> 本屋に行ったらラノベがアホほど売ってるんやけど、どのへんが若者の活字離れなんやろか?
今の本は電子組版のオフセット印刷だから「活字」離れはしてる。
というのはともかく、スマホでウェブ小説読んでる層をどうカウントするかでもこのあたりは変わってくるよね。
Re: (スコア:0)
ラノベ読んでるのって10年か20年前に若者だった連中じゃないのか?
Re: (スコア:0)
まさしくそのとおりで、今どきの若者は本なんか読まないでスマホゲーやってる。なんでラノベが若者向けと言われてるのか理解できない。なろう系小説だともっと露骨で、主人公の(転生前の)年齢見ても明らかだし、なろう系レーベルの1つであるMFブックスは、(7年前に)30~40代向けと明言していた [srad.jp]。
Re: (スコア:0)
単行本(四六判)サイズのラノベは1000円を超えていて、中高生が買うにはちょっと高すぎると思うけど
文庫本サイズの価格は若者向けなんじゃない?
漫画でも少年誌刊行のコミックスとそれ以外で若干価格帯が違う(ラノベ程ではないが)
Re:活字離れ (スコア:2)
まあ,今どきの若者の本読みはラノベレーベルだけを好んで読む,ということはないかと。
作者の合う合わないの方が重要ですからね。
自分が中高生のころも,ノベルズ(菊地秀行とか夢枕獏とか)は結構高かったけど,いろいろやりくりして買ってたし。
Re: (スコア:0)
若者は本を読み切ったらさっさとフリマで半額以上で売るから、実質定価払う人はいない、っていうステマはどこ行ったんだ?
Re: (スコア:0)
高いので、なろうとかカクヨムとかで無料で読んでる。
Re: (スコア:0)
若者の若者離れですね。
高齢化が進んだ結果、一昔前には若者と呼ばれなかった年代が若者になっている。
Re:活字離れ (スコア:1)
今どき活字なんて名刺くらいでしかお目にかかる機会はないよね。
Re:活字離れ (スコア:1)
一応、マニア向けに活版印刷で名刺作ってくれるところはあるんですよね。
私は活字好きなので、結構探してみたんだけど、今でも活版印刷を
やってくれるところって、名刺とかコースターとかくらいしか見つからない。
そりゃ若者の活字離れもむべなるかなです。
Re:活字離れ (スコア:1)
すみません。活版印刷だからといって活字とは限らないですね。
とはいえ、活字で名刺作ってくれるところはあります。
都合のいいときだけ電子を算入 (スコア:0)
一方重版や続刊刊行の判断は紙の部数でしか行わない(紙で買わないと電子の続きも出ない)。それも最初の数日の売れ行きだけという、ジャンプ漫画やエロゲもびっくりの刹那的商売
Re: (スコア:0)
電子は売り上げ情報入って来るのが遅いからその頃にはもう終わってると聞いたことがある
Re: (スコア:0)
そんな取次通して本取り寄せるから2週間かかるけどアマゾンで買わないでくださいみたいなこと言われて「早くしろ」以外の感想がない
応募券商法 (スコア:0)
メルカリでマンガのタイトルで検索したら応募券を抜かれた漫画本と応募で当たったらしき直筆サイン色紙が出品されてたり。
直筆サイン色紙はそこそこの値段がついてるのに応募券が抜かれた本は新品同様で安く買える。
AKBとCDの関係が本にも持ち込まれてるんだなぁ。
紙の書籍発売!(電子版?まぁ3ヶ月後くらい (スコア:0)
書店様への配慮が最優先!と思っていた時期もありました。
「電子版と紙を同時発売した方が売上が伸びる」
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/606602.html [impress.co.jp]
2013年の記事ですが、最近ようやく国内でもそういう流れになりつつありますね。
音楽はお皿の販売が落ちる一方ですが、やはり手に取って目で見るだけでアクセス可能な紙の本はちょっと
別格なのかと。といいつつ、紙の本買わなくなって久しいですが。置き場所ないんじゃい!という感じ。