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B-CAS見直し、機器に内蔵するチップ方式やソフトウェア方式も検討 137
タレコミ by とりあえず報告
とりあえず報告 曰く、
「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」(通称デジ・コン委員会)第45回が10月14日開催され、その中でデジタル放送の著作権保護に関する検討の方向性なども報告された(AV Watchの記事、ITmediaの記事)。
デジ・コン委員会では、コンテンツ保護方式の仕組みについて検討を進めており、B-CASについても議題に上がっている。一部のブログや報道などで「B-CASの廃止が事実上決まった」などという発言も挙がっているが、村井純主査は「まだ結論が出たわけではない」とし、現在挙げられているとして「視聴者のカードに対するストレス」、「コストと効果」、「スクランブルと技術の関係」といったB-CASの課題について、現在のICカードを利用するシステムを改善するだけでなく、ハードウェアとして機器に内蔵する「チップ方式」や「ソフトウェア方式」の実現の可能性も含めて議論を行っているそうだ。
ということで、とりあえずB-CASの単純な廃止というのはまだあまり考えられていない模様です。
B-CASは必須だろ? (スコア:5, すばらしい洞察)
e2だって自社のカードシステムでなくB-CASを使うようにわざわざやった訳で。
んが、それを無料放送にも広げて使おうって言うから変になるんだよね。
いいじゃん。単に、
「無料放送にはB-CASカードは不要です。有料放送使用時には別途B-CASカードを取得して下さい。」
ってので。
コピーコントロールの問題だって、重要なのはコピーの機器単位での制御であって、そのキーがB-CASである必要性は無いし。
Re:B-CASは必須だろ? (スコア:1)
現実に持ち回しをしている人はどの程度いるのかってのも有るんでしょうけど、有料放送を契約している人には、有る程度の可搬性は欲しいのは確かですね。
うちの場合、e2契約はコストの都合で自室のレコーダーのみで、リビングのTVのカードでは見れないけど、差し替えれば見れるってのは、利点ではあります。やった事は無いですけど。
まあできれば、少なくとも正式に複数契約している家庭のカードの契約内容を皆一緒にとかとかして欲しいんですけど。
使い勝手が良いからって、有料放送をレコーダーとTVで別々に契約するってのは難しいと思うのだけど。
#ま、それだとリッチな契約して複数カードを用意し、それを別所で別人が使うって問題があるか。
HDMIとかHDCPの拡張で、せめて繋がっているTVとレコーダー位でもどうにかならんものか。
一部のブログや報道 (スコア:5, すばらしい洞察)
いい加減、池田氏は真偽の分からないネタを断定口調で語るのはやめて欲しい
Re:一部のブログや報道 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:一部のブログや報道 (スコア:2, 興味深い)
池田氏はブログで、情報源は明かせないが、この内容は一次情報にもとづくものである [goo.ne.jp]、と書いているわけですから、これは独自取材によるスクープですね。とすれば真偽は不明だとしても、黙ってろ、というわけにもいかず、反対報道を待つか、事の推移を見守るか、しかないのでしょう。
天下り先 (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:C-CASやら (スコア:3, おもしろおかしい)
「なくてもいいけど ちょっとはあった方が……」
そんなの微妙過ぎ~
#ちがう
現行の議論としては (スコア:3, 興味深い)
いずれにせよ権利者側委員も消費者側委員も、B-CASというものに対してはダメ出ししていて、しかしB-CAS対応機器がここまで普及しちゃった以上、B-CASの仕組みそのものと互換性がないものをこれから構築し、全部そっちに移行しようってのは無理だって認識をしている。なので、権利者側委員であるところの実演家著作隣接権センターの椎名氏は、「技術的解決方法を探るだけではなく、(たとえばフリーオのような無反応機器への)法的な解決手段を検討しなければならないのではないか」というような趣旨の発言をしている。
消費者側委員であるところの主婦連・河村氏は、そもそも放送波をスクランブルするという事に対して疑問を呈している。実際問題として、B-CAS機器だってノンスクランブル放送は受信できるわけで、B-CAS機器を含めてこれから先の事を考えるなら、河村氏の主張はある意味正しい。河村氏はここで(少なくとも今のところは)一般的な受信機器について、DRMを外せ、と言っているわけではないというのも留意すべきではないかと思う。このへん寄りの決着になると、まぁ例の池田信夫氏の発言にもニュアンスが近くなってくる(B-CAS廃止・ノンスクランブル放送への移行)。ただ件の池田発言は、それがあたかも決定事項であるかのように書いてしまったことが問題ともいえる。
この方向へ移行した場合、一般的な受信機器ではその受信機器自体が設定するDRMをかけるか掛けないか、ということはまぁまったくもって自由になってくる。B-CAS認定が下りるか下りないか、という事にも関係なくなってくる。あとは一般的なメーカーがどのように判断するか、という事になるという事だろうか。あまり期待するのはよろしくはないと思うが、消費者的にはできるだけ要望を出し続けるしかないだろう。
Re:現行の議論としては (スコア:5, すばらしい洞察)
著作者・著作権者がすべてその自らの・自らが権利を持つ著作物に対して愛があるとは限らないし、もし著作者・著作権者が著作物に大して愛をもっていたとしても、その著作物の保存の能力があるとは限らない。現実問題として特にその著作物を管理する会社が営利企業であった場合、実に容易に著作物が散逸してしまい、どこに権利があるかが分からなくなってしまう、さらには原盤ですらどこにあるのかがわからなくなってしまう、というケースは枚挙しきれぬほどある。今までどれほどの著作物が、好事家が個人的に保存していた複製物から復刻出版されたのか、という事を考慮に入れてもらわないと困る。営利企業は信頼できるものではないのだ。なぜなら、営利企業は営利を追求するもので、文化を保護するものではないからだ。文化を保護するのは常に好事家の愛だ。
今のTV放送というものの多くがチラシの裏レベルに堕してしまっているからといって、それを保存しなくてよいというのには当たらない。文化はチラシの裏にこそあるのだから。ましてやチラシそのもの……たとえばCMとか……は、それはすでに文化なのだ。
100年後から見て空白の期間になったりして (スコア:3, 興味深い)
1)20世紀のフィルムを発掘→文化的価値を見出す
2)21世紀の記録媒体を発掘→DRMサーバが死んでいてどうしようもない
21世紀が文化的空白期にならないことを祈ります.
#ミッシングリンクかよ!
屍体メモ [windy.cx]
Re:100年後から見て空白の期間になったりして (スコア:4, 興味深い)
「木簡の方が紙より長持ちするので、古い時代の木簡より紙の記録の方が先に風化して
しまっている。古い時代のことはある程度分かるけれど、より新しい紙が発明された
直後に良く分かっていない空白期間が存在する。」
みたいな話は昔々歴史の授業で聞いたことがある。
#相当にうろ覚えなのでAC
Re:100年後から見て空白の期間になったりして (スコア:1)
泥縄? (スコア:2, すばらしい洞察)
いずれも導入前に十分議論されていなければならないはずのものなのですが……
議論はしたのかもしれないですが、それが導入後に改めて大きな変更を検討しなければならないというのは、導入前の調査と目算がよっぽど甘かったとしか思えません。あるいは希望的観測が過ぎたか。
Re:泥縄? (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:泥縄? (スコア:2, すばらしい洞察)
そんなもんじゃなくてどうでもいいと思っているもしくは単純に無視しているだけでしょう。
DATという立派な前例があるんだから想定していなんなんてのはただのバカ。
Re:泥縄? (スコア:5, すばらしい洞察)
利用者が反発しても選択肢はないんだからって話でね。まさかテレビ自体が見捨てられるというシナリオはテレビがあって当然の老人達は考えてもいなかったのでしょう。
◆IZUMI162i6 [mailto]
CB違法機普及→パーソナル無線制定の故事から考えるに(Re:泥縄? (スコア:2, 興味深い)
テレビがここまで文化として固定した以上、強引に動いてもテレビを手放すのは一部のヘビーユーザと貧乏人程度だろうと高を括っていた部分は大きいでしょうね。
その上で最大限ぼったくれるビジネスモデルとしてMULTI2暗号とCASを使ったDRMを前提として放送や受信機の許認可利権を掌握すると言うラインを設定したと言うのは明かでしょう。
放送という物のシェアは大本で見ると寡占どころか独占なのですから。ある局が放送にDRMを持ち込みたくないといったからってAと言う事業者がノーを出した時にBと言う事業者の枠で放送が出来る状況に、ない。これは電波を使った放送の性質上、避けようがない。
自前で勝手に受信機を作っても認可されなければDRMの鍵が許認可グループから来なければ、タダの[箱|板]だから、受信機流通の許認可を出す特別法人や企業は作れなくても暗号鍵を管理する事業体を作ればそこで首根っこを抑えられる。
このビジネスモデル、かなり昔からあったモデルで、アマチュア無線のようにお勉強しなくても免許取らなくても持てるCB無線機やパーソナル無線機は、その販売自体が郵政省と外郭団体の認証を得ないと電波法違反で検挙されると言う状況で、CBの周波数帯で高出力の「違法」局が続出した上にチャンネル数が余りに少なくて利用者を捌ききれなくなったのを受けて出来たパーソナル無線では、通信を中継するレピータや他の無線機とチャンネル合わせをするには郵政省の外郭団体が配布するブラックボックスの使用を機器認証の大前提に置いていた(=法的エンフォースメントと技術的エンフォースメントを並行して使ってきた)と言う状況があった訳です。
今は特定小出力無線機(でよかったか)が主流になってるので、どの位のユーザーがいるかわかりませんが…
この時の
CB普及→「違法機」の大量流通→パーソナル無線での集中管理
と言う歴史的な経緯と今のデジタルテレビ全般の状況と言うのはかなり被ってるように思えてならないのですが…現状は、「違法機」が流通し始めた状況である。と言うことで。
ここまで書いてみて気がついたのですが、旧郵政省側の総務官僚は、旧郵政省がパーソナル無線の利権に関わった経験から国民の大多数がテレビを捨てても自分達の許認可利権(これは放送の電波割り当てから内容のチェック、受信機の流通までテレビの全てです)から得られる利益は十分確保出来ると先読みしてるようにも思えるのですが。
これで、放送とネットの情報の扱いを両方統合して同じ制度で管理する。と言う総務省の目論見が力を持ったら…我々には暗黒の未来が待ち受けてるのかもしれない。
サイレントマジョリティなのかな? (スコア:1)
要らないって騒いでいる人だけが買わないなら、もうちょっと普及していてもおかしくはないでしょう。
これだけ伸び悩んでいるということは、文句も言わずただ無視しているだけの人も相当数いると考えてもいいのでは。
私もテレビを見ること自体がかなり減ってしまったのでたぶんデジタルTVは買いません。
それでも不便は感じないからどうなろうが好きにすれば、というスタンスです。
ここにコメント書いてたら説得力ないかもなぁ。
でも「そういう人もいる」ことは認識しておかないと話がずれてしまうと思うので。
うじゃうじゃ
Re:サイレントマジョリティなのかな? (スコア:3, 参考になる)
総務省の調査
「デジタルテレビ放送に関する移行状況緊急調査(平成20年9月)」 [soumu.go.jp]
上記調査では、今年9月の調査結果として、「地上デジタルテレビ放送受信機の保有状況」において、「保有している世帯」が46.9%となっています。ほぼ半数に近いですね。これは「デジタルテレビ、デジタルチューナー、デジタルチューナー内蔵録画機又はケーブルテレビ専用機器のいずれかを保有している世帯」であり、携帯電話のワンセグや、携帯型・車載型TVは調査結果に含まれていません。
ですが、一応半数が保有はしていながら、実際に地デジを視聴できるのは37.7%となっています。9.2%は地デジ対応機器を保有していながら、地デジを視聴できないと回答していることになります。おそらくエリアの問題であったり、地デジに対応したアンテナが設置されていなかったり、エリア内であっても電波状態が地デジの視聴に向かない状況であったり、場合によっては単にまともにセットアップしていない、ということが考えられると思われます。
一応この調査は全国で行われている事になっていますが、サンプル数が1,265ですので、ちょっと荒い調査な気もします。特に調査方法が「調査員による個別面接聴取法」なので、サンプリングが調査を容易に行うことが出来る市街地域に偏ってしまっている可能性もあると私は思っていますが、ただ本当にそうかはわかりません。もうちょっとサンプル数を多く取り、個別面接聴取法はやめるべきなんじゃないかと個人的には思っているのですが、もう少し調査背景がわからないと本当に妥当かそうではないかはわかりませんね。まぁ、一応3~4割は地デジを視聴できる、と考えてよいでしょう。
じゃあ実際の普及台数に関して考えて見ましょう。
98年度家電、情報家電の国内出荷台数予測
http://www.mcf.to/eia/news/ERS/forecast.html [www.mcf.to]
↑まぁ、これ自体はなんか怪しい(笑)サイトで、「イージーインターネット協会」とやらのサイトです。まぁ管理がMCF、モバイル・コンテンツ・フォーラムなので、そこまで出自が怪しいというわけでもないですね。なんというか「真夏の世の夢の痕」という風情のサイトではありますが、そこに一応資料が残っていまして、それによると、「97年度の国内出荷見込み」としてカラーテレビ、1100万台という数字が挙げられています。出展は「日経マーケットアクセス、 家電ビジネス、 日本工業新聞、 EIAJ、 (社)日本電子機械工業会」となっていますので、出来れば裏を取りたいところですが、今のところそこまで手ぇ回ってません。一応モバイル・コンテンツ・フォーラムを信じるとすれば、見込みの数字ではあるけれど、97年度に1100万台が出荷された、と。
では今年前半のテレビ出荷台数はどうか、という事なんですが、今度は怪しくないJEITAのサイトに以下のような資料があります。
2008年6月地上デジタルテレビ放送受信機器国内出荷実績 [jeita.or.jp]
2008年1月から6月までのカラーテレビ出荷台数で4,143千台。つまり414万台が出荷されている。これはほぼ地デジ対応だろう、と考えてよいと思います。
97年度は国内出荷見込みが1100万台だったのに、08年実績では1-6月で(オリンピックイヤーでありながら!)414万台しか出荷されていない。2008年全体として倍にして考えたとしても、830万台程度しか出荷されない見込みになります。
という事で、やっぱりとりあえず以上のソースからは、「テレビは売れていない」と個人的には結論付けています。少なくとも、方式の移行に伴う買い替え需要が未だにまともに喚起できてない。その原因についてはまぁいろいろ考えられますが、とりあえずここでは置いておきます。
カードに対しての批判だと言う認識 (スコア:2, すばらしい洞察)
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本当はカード方式をとりたいんだお・・・
でもB-CASカードがものすごく批判されているお・・・
だからチップ方式やソフトウェア方式にするお!
Re:カードに対しての批判だと言う認識 (スコア:2, すばらしい洞察)
目につかないように(取り外しも不可能なように)組み込んでしまえば受け入れて(気づかないでいて)くれるのだろうと考えているんでしょうね。
Re:カードに対しての批判だと言う認識 (スコア:3, 興味深い)
ガソリン税に消費税がかかるのは納得いきません
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惑星ケイロンまであと何マイル?
Re:カードに対しての批判だと言う認識 (スコア:1, すばらしい洞察)
B-CASに対する不満をカード形式に対する不満にすり替えて継続ですか......
公益法人改革も「天下り以外の公益法人」の締め付けになっているし......
B-CASもだけど (スコア:2, 興味深い)
草彅をむかつく野郎だと思ったのは初めてだよ。
Re:B-CASもだけど (スコア:1)
「準備するのはあんたら(放送局)の方でしょう」
とツッコミたくなります。
Re:B-CASもだけど (スコア:1)
じゃあ中井だったら良かったのかよ!
なんとも無毛な話だな
Re:B-CASもだけど (スコア:2, すばらしい洞察)
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:B-CASもだけど (スコア:1)
普通は再エンコ自体しねぇよ
㌧
B-CAS廃止しなけりゃ買わないから (スコア:2, 興味深い)
Re:B-CAS廃止しなけりゃ買わないから (スコア:1, すばらしい洞察)
根本の解決にはならず (スコア:2, すばらしい洞察)
#馬鹿でかいカードが無くなるのは嬉しいが今後を見越した議論とかもしてほしかったかな。
使う側としては (スコア:1, すばらしい洞察)
すでに買ったユーザーに迷惑かけるのだけは勘弁してほしいわ
Re:使う側としては (スコア:1)
まあそりゃそうなんだが、もう地デジ機器買いそろえてしまったんで半泣きどころじゃないですね。
H.264までやると日本中の家庭用機器および放送機材の買い替えと、
メーカーでの開発やり直しで半端じゃないコストがかかりそうですね。
普及を支えてくれるアーリーアダプタも不買に転じかねない。
そこまでしてH.264にする意味あるかな。遅延が大きくなるだけではと。
現状動画フォーマットは大きな問題は起きていないからここは保守で良いと思うよ。
現状の義務ってのでも (スコア:1, すばらしい洞察)
モバイルであのカードとリーダーを持ち運ぶなんてのは現実味が無いにも程が有るぞ。
って事で、廃止案はどうあれ、内蔵はアリにして欲しいなぁ。
Re:現状の義務ってのでも (スコア:1)
つ SIM
携帯向けの SIM カードだってそもそも IC カードの国際規格を満たしてるんじゃなかったっけ。
で、それをパキっとちぎって小さくして携帯機器に入れると。
この流れで B-CAS 廃止じゃない検討をするんなら SIM カード方式が検討されてないのは不思議だ。
SIM だったら読み取り機器も携帯用で大量に安価に生産されているから搭載コストはむしろ安くなるかもしれないぐらいなのにね。
#もしかして、この案を出したら「それで行こう」ってなっちゃうと嫌だから関係者は黙ってるとか!?
Re:現状の義務ってのでも (スコア:1)
一応地デジとワンセグでの棲み分けって考えはあったみたいなんで。
でも、わざわざ利用者が品質が劣ると解っているものを望むかって点で、ワンセグってのは将来が怪しい。
それにモバイル機器で既にフルの地デジが選択される様になっているんですから、現状ではモバイル用途ってのは、
無視できない状況の筈だけど・・・
>再考するのであれば
その「再考」ってモノ自体がお役所的に難しかったんじゃないかな。
実際SIM型B-CASにはそのカード形状が違う以外に現状に対して技術的や法的な問題は何も無く、廃止案なんかとは全く別の考えで済む話なんですけど、それを採用する為には自分等の見通しの甘さを認めるしか無い訳で・・・。
IntelのソフトCAS (スコア:1, 興味深い)
Re:現状の義務ってのでも (スコア:1)
>カーナビなんかでも高級品からフルセグに変わってきているよね。
そうそう。
フルセグが入らないところにいくと急にワンセグに切り替わるのよね。
最初からワンセグだと大丈夫なのに、フルセグから切り替わると
「何これありえない」って画質になるね。
#「やっぱりウチが一番ね」
#「ほな最初から旅行に行くな」
#by 嘉門達夫
そんなことより (スコア:1)
Re:そんなことより (スコア:5, すばらしい洞察)
ムーブを一回きりに縛る意味がわからない。
技術者のプライド? (スコア:1)
それが売上落とす原因となってたらなおさらだ。
そうですね。
ハード面で制御するのは限界がありますね。
だからそういうのは法律とかソフト面でカバーしましょう。
締め付けようという動きでは? (スコア:1)
簡単に手に入るスマートカードリーダとB-CASカードの組み合わせで、 受信したビットストリームを暗号解除できるという話ですし。 スマートカードリーダの方はそもそも他の目的で売られている物なので規制するわけにも行かず、 なるだけ出回ってるB-CASカードの数を減らした方が得策だ・・・とか。
コンテンツのステークホルダ (スコア:1)
「変えなくてもいいんじゃない?」
現状は:
単に各ステークホルダーの利益を大にしたら想定外のことが起こりだした。
想定外のこと(例):
・無反応機が予想以上に簡単に登場
・海外・新参メーカの参入障壁が大きすぎた
ステークホルダー:
・コンテンツの著作権保持者
・コンテンツの著作権隣接権保持者
・コンテンツ再生機器のメーカ
・利用者
例えば汎用カード型のアクセスコントロール装置であることにより:
1.他の再生機器へカードを移動して有料放送を1契約で排他的に見れた(利用者に対するメリット)
例:居間と寝室にTVあって、有料放送を排他的にみたい場合など
2.暗号鍵となるデバイスが取り外し可能となる(著作権保持者に対するデメリット)
3.デバイスの接続方法に規格品を利用するので、作りやすい(メーカに対するメリット)
メリットがあればデメリットにもなるわけで、どの辺に落とすかだと思う。
結果的にステークホルダーに変更に伴うデメリットを了承してもらえるかだと思う。
#往々にして、利用者の代弁者が勝手に判断するので大多数の利用者は
#了承しがたいんだとおもうけど。
あ、「天下りしたい人」もステークホルダーかな?
#やっぱり、島国の固有な考え方なのかも。大陸だと違うのかな。
んで2011年には間に合うのか (スコア:1)
互換性の無い規格にしちゃうと2011年のアナログ停波に間に合わないと思うのだが、
そこいらへんをデジ・コン委員会は考えてるのか?
部門名に賛成 (スコア:1)
厳しいのは、10年で移行するという当初計画自体の困難さでしょう。今後相当好調にデジタルの普及率が推移したとしても、2年9ヶ月後に100%近くに達する見込みはほぼなく、したがって時間切れ寸前まで「普及しないのは○○のせいだ」と言われ続けるのはほぼ確実。そんな状況でコピー制御機構を少しでも残していると、終わりなく後退圧力を受け続けるのは避けられず、(私を含む)視聴者の一部は後退の余地がある限り買い渋り続けるでしょう。やはりここは、「無料放送は完全コピーフリー」を宣言して、視聴者のデフレ期待を断ち切る決断を急いだ方が現実的でしょう。その含みで、「B-CAS見直し」説よりもずばり廃止説の方に説得力を感じます。
どうしてもコピー制御に未練があるなら、米国や韓国などの先例にならって一刻も早く計画延長宣言した方が(あるいは、してもらった方が)いいでしょう。もっとも、いつまで延長すれば充分なのかは不明。
結局、全市民向け無料放送のコピー制御は、ありえないとはいえないまでも、あまりに困難な挑戦だったのではないかと。デジタル化の最大の障害が視聴者の移行コストにあることは最初から明らかなのだから、それをわざわざつり上げるのは経済非合理的。この現実は、デジ・コン委員会で話し合いを続けて解決する見込みのあるものではないので、一刻も早く強力なリーダーシップで決断した方がいいと思います。B-CASの廃止が事実上決まった [ascii.jp]と言った人は結局、デジ・コン委員会は流れを止められない、と言ってるわけですよね?
Re:ソフトウェアしか無いと思うのだが・・・ (スコア:1, おもしろおかしい)
#本来の目的(ry
そもそもDRMが後方互換性を損ねていますが(Re:ホントこりないね (スコア:1)
ファームウェアの書き換えで対応出来る機械はそんなにはないですよ?
# いっそのことスカパーのようにH.264ストリーム放送を始めるに当たって専用の受信機を借りさせている
# のと同じようにNHKとの受信契約にSTBを抱き合わせさせるような暴挙に出てしまいますか?:-p
ここで新しいDRMを義務付けるのはいいんだけど(個人的には放送にDRMかける事自体がイカれてると思いますが…)、例えば10年間位の移行期間作っておいてB-CASやめますので全面的に新しいDRMに移行します。ってなった場合に地デジへの反発や買い替え拒否=不買運動が起きるのは目に見えてるのでメーカや販売店側はこわごわなんじゃ…復号鍵配布のシステム変えるから。と言うだけの話でも相当な利用者負担になりますよ。特に今のDRM必須のデジタル放送だと。
Re:B-CASを安易に廃止してはならない (スコア:1)
「第5権力」としてのウェブ
http://ascii.jp/elem/000/000/177/177381/ [ascii.jp]
>これを受けて公正取引委員会が、独占禁止法違反の容疑でB-CAS社などの事情聴取に乗り出したことが流れを決めた。
この記述が気になります。このあたりですら、池田氏の記事以外にソースが見当たらないという状況はある意味異常で。
否定記事も出てこないし。他の部分、たとえばB-CAS廃止などについては明確に「まだ決定ではない」という事は
何度も言われてるわけなので、余計に気になる。
私も探しているんですが、誰かこの部分について池田氏以外のソースがある人とかいませんかね。
スラドでもさんざんB-CASに関して独禁法に触れる触れないの議論があったわけですが、実際に事情聴取を行ったのか行ってないのか、
そして本当に独禁法に触れるのか触れないのか、非常に肝となる部分だと思うんです。
Re:ボロが出るのは (スコア:2, 参考になる)
企業が決めた規格に関して、法的な根拠は必要ないですし。
これが国が定めたものだったりすると、違法行為になる可能性もあるんですが…
法的な根拠が無いゆえに、逆に違法とはいえない面もあるのです。
それから「違法ではない」というのは、無いことの証明です。
ですので、「根拠」なんてものがあるとは思えない。
ただ、違法だという根拠が無い場合、違法ではないと判断すべきだと思います。
今までスラドで議論した限りでは、違法だと言えそうな点は「外付けチューナーに対する許可が遅れた」という点くらいでした。
しかし、その後、外付けチューナーの弱点を悪用したソフトが出てしまった為に、B-CAS社に許可を出さなかった正当な理由を与えてしまいました。
なので、現時点で私の知る限り、違法だと思える点がB-CAS社にはありません。
私も、B-CASカードに無くなってほしい一人なので、B-CASに違法性があるのなら、ぜひそれを知りたいと思っています。
「B-CASの独占に法的根拠が無い」というだけでは、どんな違法行為につながっているのか判りません。
もし違法行為につながっているのなら、もう少し詳しく説明していただきたい。
Re:ボロが出るのは (スコア:2, 参考になる)
「独占禁止法」という略称が誤解の原因なのですが、正式には「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」という名前です。
この法律で禁止されているのは、簡単に言ってしまえば、独占状態を悪用してはならないという事です。
独占しているだけでは違法ではありませんし、独占するのに法的な根拠も必要ありません。
B-CAS社は、B-CASカードに対して独占状態ではありますが、現在わかってる限りでは、法律で禁止されてる行為は行っていない為、違法だとはいえないのが現状です。