コメント: Re:法律や基準は時代に合わせて見直すべき (スコア 5, 参考になる) 52
白色
→汚れが見つけやすいからです。医療、研究、調理など衛生観念が重要な職業被服は白が基本です。
ただし、絶対に白である必要はなく、厚生労働省は2016年、使用面の着色について
着色成分は生理処理用品としての有効性等を確保するために配合する材料成分ではないので、配合する材料成分又はプレミックス成分において微量の範囲とすることが望ましい。
ただし、有効性、安全性及び品質等に問題がない範囲であれば、必要に応じ微量を超えて配合することは可能である
と認めた上で、使用前例のある着色料の一覧を公表しています。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/seiri_QA.pdf
異物
→当然ですが長時間肌や粘膜に触れるものなので安全性を確認できた成分のみが使用できます。
におい
→香料は化学物質過敏症を引き起こすからです。なお、2020年に皮膚に触れないことを条件に微量程度配合することが認められています。
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000210472
生理用品に関する規定は1961年の薬事法(当時)改正以降、60年間、ほぼ見直されていない。
というのはデマ、控えめに言ってもミスリードです。