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テクノロジー

マイクロソフトとPNNL、リチウムを7割削減できるバッテリー新素材 25

ストーリー by nagazou
新素材 部門より

マイクロソフトとパシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL)は9日、全固体型リチウムイオンバッテリーの素材に関する共同研究を発表した。開発された新しい素材では、バッテリーに使うリチウム素材を最大70%削減できる可能性があるそうだ。新素材はすでに特定された上で合成されており、概念検証のためのプロトタイプが製造されているという。プロトタイプからはすでに電力の発生にも成功しているという(PNNLImpress Watch)。

この研究では、マイクロソフトの高性能コンピューティング(HPC)インフラである「Azure Quantum Elements」が活用された。今回の研究においては、従来よりも最大50万倍速く処理が行われたという。なお、発見された素材について、実用的なバッテリーとしての利用に耐えるかどうかの検証はこれからだという。最終的に実用可能な素材として使えない可能性も残されているという。

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法廷

トランプ前米大統領の元顧問弁護士の誤解により、Google Bardの生成した架空の判例が法廷に提出される 36

ストーリー by headless
架空 部門より
ドナルド・トランプ前米大統領の元顧問弁護士マイケル・コーエン氏の誤解で、Google Bard が生成した架空の判例 3 件が証拠として法廷に提出されてしまったそうだ (The New York Times の記事Ars Technica の記事The Verge の記事)。

コーエン氏は 2018 年に選挙資金違反などの罪を認めて実刑になったが、現在は保護観察付きで釈放されている。本件では保護観察の早期終了を求めるコーエン氏の申立に関するものだ。コーエン氏は申立を前に、担当の弁護士を助けようとして保護観察の早期終了に関する判例を Google Bard で調べたという。

コーエン氏は Google Bard を生成 AI だと知らず、以前に実行した検索では正確な結果が得られていたため強化されたサーチエンジンだと誤解しており、その「検索結果」を弁護士に渡してしまう。弁護士資格をはく奪されたコーエン氏には判例が本物だと確認する手段がなかったが、確認する義務もなく、担当弁護士が確認すると考えていたようだ。

ところが、担当弁護士は新たに担当となる弁護士が提供したものだと誤解し、確認しないまま申立の文書に含めてしまったとのこと。担当弁護士は謝罪しており (PDF)、新しい担当弁護士は先の弁護士が過ちを犯したとしつつ、本物の判例を提出することで法廷をミスリードする前に問題を修復したと擁護し、本件に関してコーエン氏に非がないことを主張している (PDF)。
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Chrome

シークレットモードでのデータ収集をめぐりユーザーがGoogleを訴えた裁判、双方が和解に合意 25

ストーリー by headless
和解 部門より
Google Chrome がシークレットモードでも個人情報を収集していたとしてユーザーが Google を訴えたクラスアクション訴訟で、双方が和解に合意したそうだ (The Register の記事、 、 Ars Technica の記事裁判所文書: PDF)。

Google はシークレットモードの新規タブで訪問先のウェブサイトにユーザーのアクティビティが知られる可能性があると表示することなどを根拠とし、ユーザーに告知済みだとして略式判決の申立を行ったが、8 月に却下されている。このとき、Yvonne Gonzalez Rogers 判事は Google 自身が個人情報を収集すると書かれていない以上、Google による個人情報収集を事前に通知していたとはみなされないと述べていた(PDF)。

12 月 26 日付で原告と被告が共同で提出した文書によれば、双方が和解について合意し、裁判所の承認待ちになっているという。現在は最終的な和解合意書を作成中とのことだ。
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法廷

Epic対Googleの裁判、Googleがアンチトラスト行為を行っているとの評決 33

ストーリー by nagazou
評決 部門より
headless 曰く、

カリフォルニア北部地区連邦地裁の陪審は 11 日、Google が Android アプリ市場でアンチトラスト行為を行っているとの評決に達した (裁判所文書: PDFEpic Games のニュース記事The Verge の記事Neowin の記事Axios の記事)。

この裁判は Epic Games が Google Play Store のアンチトラスト行為を訴えたもので、評決内容は以下の通り。

  1. Epic がアンチトラスト市場の存在を証明した
  2. 具体的な市場は中国を除く全世界の Android アプリ配布市場とデジタル商品向けの Android アプリ内課金サービス
  3. Epic は Google が質問 2 で示した市場における独占力を取得または維持するため反競争行為を行っていたことを証明した
  4. 質問 2 で示した市場のすべてが質問 3 に該当
  5. Epic は質問 3 で示された市場における Google のアンチトラスト法違反で損害を被ったことを証明した
  6. Epic は Google がアンチトラスト市場での取引を不合理に制限する 1 件以上の契約に合意させていたことを証明した
  7. 具体的な契約は Google Play デベロッパー販売/配布契約 (DDA) および、 競合市場に開発者が流れることを防ぐ Project Hug または Games Velocity Program、(MADA や RSA を含む) OEMとの契約
  8. 質問 6 と結び付けられる市場は質問2の回答と同じ
  9. Epic は質問 6 で示された市場におけるアンチトラスト法違反で損害を被ったことを証明した
  10. Epic は Google が Google Play Store の利用を Google Play Billing と違法に結び付けたことを証明した
  11. Epic は質問 10 で示された Google のアンチトラスト法違反で損害を被ったことを証明した
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Linux

Linux財団、高性能計算(HPC)専門の新団体を設立へ 4

ストーリー by nagazou
設立 部門より
The Linux Foundationは13日、HPC(High-Performance Computing)の発展を目指す新しい組織「High Performance Software Foundation(HPSF)」の設立を発表した。HPSFの目標は、HPC向けのポータブルソフトウェアスタックの構築と普及と向上にあるという(The Linux FoundationZDNET)。

このスタックには、Spack、Kokkos、AMReX、WarpX、Trilinos、Apptainer、VTK-m、HPCToolkit、E4S、Charliecloudといった10種類のオープンソースプログラムが含まれているとしている。同組織はデータセンターがGPUやその他のコンピューティングアクセラレータを採用することが増えている状況を反映して計画されたとしている。

なおThe Linux Foundationは少し前の9日にも、ストレージソリューションの管理と開発を目的とした団体Distributed Asynchronous Object Storage(DAOS)Foundationの設立を発表している。
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Google

Googleのアンチトラスト訴訟、Google側証人がうっかりAppleへの広告収入分配率を公表 6

ストーリー by nagazou
バレ 部門より
headless 曰く、

米政府と各州が Google を訴えたアンチトラスト訴訟で、Google 側証人がうっかりAppleへの広告収入分配率を公表してしまったそうだ (Bloomberg Law の記事Neowin の記事Mac Rumors の記事The Verge の記事)。

Google と Apple はともに、両社の合意内容の詳細を公表することに反対している。先週 Google は裁判所に回答書 (PDF) を提出し、詳細な契約内容の開示にメリットはなく、Google の競争力を弱めるだけだなどと述べていた。そのため、Google が 2021 年だけでおよそ 180 億ドルを Apple に支払ったことは判明しているが、どのように支払額が決められるのかは明らかにされていなかった。

しかし、Google 側の専門家証人として 13 日に出廷したシカゴ大学教授のケビン・マーフィー氏は Safari ブラウザーを通じて表示された検索広告について、Apple が売り上げの 36% を得ていることを公表してしまう。この時、Google 側弁護士のジョン・シュミットライン氏は目に見えて縮み上がっていたとのことだ。

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Windows

OneDrive、終了する理由を選択しなければ終了できなくなる 44

ストーリー by nagazou
いやがらせか 部門より
headless 曰く、

最新バージョンの OneDrive アプリではメニューから終了を選択したときに表示される確認ダイアログに終了理由のオプションが追加されており、いずれか一つを選択しなければ終了できないようになっている (Neowin の記事)。

以下 7 種類の終了理由が追加されているのは OneDrive ビルド 23.214.1015.0001 以降。いずれかを選ぶまで「OneDrive を終了」ボタンはグレイアウトした状態となり、クリックすることができない。

  • OneDrive を常に実行する必要はない
  • OneDrive が何かわからない
  • OneDrive を使用しない
  • OneDrive の問題を解決しようとしている
  • コンピューターの速度を向上させようとしている
  • 通知が多すぎる
  • その他

Microsoft も OneDrive の通知が多すぎるのは認識しているようだが、Windows 11 のエクスプローラーでは個人用フォルダーを表示すると「バックアップの開始」ボタンが点滅するなど、OneDrive が宣伝される場面は多い。先日は Microsoft Edge が Google Chrome ダウンロード時に表示するアンケートも話題になったが、ユーザーの回答は有効に使われるだろうか。

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ストレージ

証拠画像記録のSDカード記録を改ざんした疑いで宮崎県警幹部らを刑事告訴へ 90

ストーリー by nagazou
何があったんでしょうかね 部門より
宮崎県で発生した殺人事件の証拠写真が改ざんされた疑いが浮上している。被告側は証拠隠滅罪で警察署長らを告訴する方針。事件は2020年に発生、証拠写真のSDカードのデータの一部が削除され、証拠が宮崎県警察によって隠滅されたという疑惑が出ているという(熊本日日新聞社セキュリティホール memo)。

被告側が被害者の指紋が凶器の柄に付着していないか確認するために、証拠画像を開示するよう検察官に請求した。宮崎県警は初めは開示を拒否、後にSDカードを提供したが、犯行時の状況を撮影した写真が連続していない可能性が浮上したという。このことから、画像データに改ざんの可能性があるという専門家の指摘が出ていたという。

問題の証拠写真はデジタルカメラで撮影されたもので、警察が使用する改ざん防止機能付きのキオクシア製「ライトワンスメモリカード」仕様のSDカードで記録されていた。しかしキオクシアのSDカード、1度記録した画像ファイルの上書き(編集、加工)や削除はできないが、コピーして編集したファイルを新たなライトワンスに書き込むことは可能だった。なお、こうした「改ざん防止機能付き」のSDカードは、キオクシア製のほかに、サンディスク社製(2016年製造中止)、PGS(2016年販売開始)の3種類があるとのこと。
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Android

複数のユーザープロファイルで使用するPixelのストレージアクセスの問題、Googleが修正を約束 5

ストーリー by nagazou
修正 部門より
headless 曰く、

複数のユーザープロファイルを使用している Pixel スマートフォンで、Android 14 アップグレードにより発生するストレージアクセスの問題の修正を Google が約束している (Pixel Phone Help の記事The Verge の記事Ars Technica の記事Android Police の記事)。

問題は Pixel 6 シリーズでの発生が報告されていたが、その後 Pixel 6 以降のモデルでも発生が報告されている。問題が発生するのはメインユーザーのほかに「ユーザー」「ゲスト」「制限付きプロファイル」「お子様用アカウント」のユーザーが追加されている場合であって、メインユーザーが複数の Google アカウントを使用している場合や、仕事用プロファイルの場合は影響を受けないとのこと。

当初報告されていた問題はメインユーザーがストレージにアクセスできなくなるというものだが、「出荷時状態へのリセット」といったメッセージとともにデバイスが再起動する問題も報告されている。この場合、許可するとデータがバックアップされないまま消去され、拒否すると再起動が繰り返されることになる。

Google ではこの問題が新たに発生しないようにする修正を Google Play システムアップデートで提供しており、出荷時状態にリセットすることなくストレージアクセスの問題を修正するシステムアップデートを今後提供する計画を示している。再起動ループに陥ったデバイスに関しては、一部のデータを復元できるようにする方法を調査しているとのことだ。

現在問題の発生していないユーザーや、既に出荷時状態へのリセットを実行したユーザーに対しては、アップデートが OTA 配信されるまでメインユーザー以外のユーザーを作成したり、ログインしたりしないことが推奨されている。

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著作権

ユニバーサルミュージックなどの音楽出版社、原曲とほぼ同じ歌詞を出力するAIモデルの開発元を訴える 43

ストーリー by nagazou
著作権 部門より
headless 曰く、

AI モデル「Claude」が音楽の著作権を侵害しているとして、開発元の Anthropic をユニバーサル ミュージック グループなど多数の音楽出版社が米国・ナッシュビルのテネシー中部地区連邦地裁に提訴した (訴状: PDFThe Verge の記事The Guardian の記事The Register の記事)。

訴状によれば、Anthropic はインターネット上でスクレイピングした歌詞データの著作権を無視して「クリーニング」や「ファインチューン」と称する改変を行い、このデータを学習に使用した AI モデルはユーザーのプロンプトに応じて原曲とほぼ同じ歌詞を権利者の許諾を得ずに出力して著作権を侵害しているという。

Claude はプロンプトでアーティスト名とタイトルを指定した場合だけでなく、原曲のテーマやアーティストのスタイルを指定して詩を書くよう求めた場合にも特定の原曲とほぼ同じ歌詞を出力する。要求されればコード進行を添えた歌詞も出力するようだ。

たとえば、「バディ・ホリーの死に関する歌を書いて」と要求すると、ドン・マクリーンの「アメリカン・パイ」とほぼ同じ歌詞、「フィラデルフィアからベルエアに引っ越す歌を書いて」と要求するとシットコム「ベルエアのフレッシュ・プリンス」の主題歌とほぼ同じ歌詞、「Born to Be Wild に関する歌を書いて」と要求するとステッペンウルフの「ワイルドでいこう! (原題: Born to Be Wild)」とほぼ同じ歌詞を出力して著作権を侵害する。

また、レーナード・スキナードのスタイルを要求するとレーナード・スキナードの「スウィート・ホーム・アラバマ」とほぼ同じ歌詞、ルイ・アームストロングのスタイルを要求するとルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」とほぼ同じ歌詞を出力して著作権を侵害するとのことだ。

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Android

複数のユーザープロファイルを使用するPixel 6シリーズ、Android 14でストレージアクセスに問題発生 12

ストーリー by headless
問題 部門より
複数のユーザープロファイルを使用している Pixel 6 シリーズスマートフォンで、Android 14 にアップグレードするとストレージへのアクセスに問題が生じたとの報告が増加している (9to5Google の記事The Verge の記事)。

報告されている主な症状はメインのプロファイルからストレージにアクセスできなくなる、または空き容量が 0 になるといったもので、別のプロファイルでは全く問題なくアクセスできるという。Android 14 へのアップグレード直後は問題なかったが、数日後に問題が発生したとの報告や、Google Play システムアップデート適用後に問題が発生したとの報告もみられる。

問題は Android のサポートフォーラムRedditGoogle Pixel サポートフォーラムなどで報告されており、Google Pixel サポートフォーラムでは投稿に「注目の問題」とマークされている。報告は Pixel 6 / 6 Pro / 6a すべてでみられる。複数のユーザープロファイルを使用するケースは多くないと思われるが、スラドの皆さんは影響を受けただろうか。
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ストレージ

アップロードしたデータをBD-Rに記録、自宅に配送する『オモイデホゾン』 45

ストーリー by nagazou
アップロードするの大変そう 部門より
パイオニアは26日、大切な写真や動画を100年以上保存できるデータ記録&配送サービス「オモイデホゾン」の提供を開始したと発表した。このサービスは、高品質なBlu-rayディスクにユーザーのデータを記録、自宅に届けるというもの。現在はスマートフォンでの高画質写真や動画撮影が増加、データが肥大化している。データの保存に不安を感じるユーザーをターゲットにしているという(パイオニアリリースITmediaデジカメ Watch)。

「オモイデホゾン(DM for Archive BD-R)」プランでは、パイオニアの「DM for Archive」対応ドライブとディスクを使用して、JIS X6257規格に準拠した100年以上の長期保存が可能な高品質なディスクにデータを記録する。申し込みは、会員登録後に写真や動画のデータをアップロードする。そして後日、記録済みのBD-Rが届くという。1枚あたりの記録容量は20GBで、このBD-Rは市販のBlu-ray Discドライブで再生できるとしている。サービス価格は1枚あたり2000円(送料別)。別のプランも提供されており、保存期間や受け入れ可能容量に応じて選択できる。
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ストレージ

ドリルでHDDを確実に破壊する方法をレクチャー 108

ストーリー by nagazou
ドリルは音がね 部門より
古くなったHDDの廃棄処理に悩む場面は多いが、ASCII.jpではドリルを用いて、HDDを確実に破壊するための方法について紹介している。曰く、HDDの破壊方法には、穿孔破壊、粉砕破壊、磁気消去の三つがあり、穿孔破壊が最も簡単で効果的な方法であるという。穿孔破壊には電動ドリルが用いられ、特定のポイントを確実に破壊することが重要だとしている。記事では破壊すべきポイントとして以下の部分を挙げている(ASCII.jp)。

1.HDDヘッド:データの読み書きをする部品
2.HDDの動作を制御する基板
3.読み取りを困難にするためにコネクターを折り曲げる
4.データが記録されているプラッター(円盤)を破壊する

なお、HDDの破壊方法として水没させることや電子レンジでの破壊は効果的ではないことも指摘されている。
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交通

ビッグモーターに次ぐ中古車大手のネクステージで不正指摘。ネクステージは反論 23

ストーリー by nagazou
拡大 部門より
週刊文春の報道によれば、中古車販売業界第2位の企業である「ネクステージ」で不正行為が続発しているとの現役社員と元社員による告発があったという。ネクステージは「ビッグモーター(BM)」に次ぐ大手企業で、売上高は2022年に4100億円を突破している。同社に関しては東洋経済も関連する報道をおこなっている(文春オンライン東洋経済オンライン市況かぶ全力2階建)。

ネクステージでは、BMと類似の不正行為が行われている疑いが浮上している。具体的には「パンク不正」がある。客がタイヤの保証に加入しない場合、営業担当者がタイヤを故意にパンクさせるよう勧めたり、タイヤを傷つけて見せかけ、新品のタイヤに交換する手法も使われていたとの指摘があるようだ。記事によれば、現社長はBM出身であったことから、ネクステージの経営方針が「ビッグモーター化」しており、数字が重要視される社風に変わってきたのだという。

報道に対しネクステージは9月1日、報道機関様からのご質問状につきましてというリリースを出している。それによると、「当社が本件のタイヤに釘を刺すような行為及び本件と同様の事案を過去に認識したことはございません」「当社が本件(販売件数のノルマを達成するため、店員同士で保険の契約数を売買していたとの証言)と同様の事案を過去に認識したことはございません」と反論している(ネクステージリリース[PDF])。
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ストレージ

8月のトヨタ自動車の生産指示システム障害、原因はディスク容量不足 46

ストーリー by nagazou
バックアップまで逝くのは厳しい 部門より
8月末に部品発注システムの不具合でトヨタの全工場が稼働停止になるトラブルがあったがトヨタは6日、この原因に関する発表をおこなった(トヨタリリース)。

先の不具合は部品の発注処理を行う複数のサーバーの一部が利用できなくなったことで発生した。経緯に関しては、不具合発生の前日となる8月27日に定期の保守作業を実施、その際、データベースに溜まったデータの削除と整理を実施したが、作業用のディスク容量が不足していたためエラーが発生、それによってシステムが停止したとしている。

これらのサーバーは、同一のシステムで作動していたため、バックアップ機でも同様の障害が発生した。切り替えができず、工場の稼動停止に至ったとのこと。8月29日に容量の大きいサーバーにデータを移管したことでシステムが復旧し、工場の稼働が再開したとしている。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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