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12092 story

JAXAが新型固体燃料ロケットの開発へ 77

ストーリー by mhatta
コストがスカイロケット 部門より

M-Vタン曰く、"毎日MSNの記事によると、JAXAは旧文科省宇宙科学研究所(現JAXA・ISAS)で開発され主に宇宙科学研究人工衛星の打ち上げに利用されてきた3段式固体燃料ロケットであるM-VロケットWikipedia解説)を廃止し、2段式の新型ロケットの開発も視野に入れた見直しに着手することになった。記事によれば、今夏に予定されている太陽観測衛星SOLAR-BがM-Vによる最後の打ち上げとなる見込み。見直しはM-Vの打ち上げ費用が約65億円と高額なためで、液体燃料ロケットであるH-IIAにJAXAの開発資源を集中させるべきという意見と、西側諸国のミサイルで主流な固体燃料によるロケット技術を保持すべきとの意見があったようだ。JAXAは第一段ロケットにH-IIAロケットの固体ロケットブースタ(SRB-A)を転用しコストを抑える計画という。"

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  • by KENN (3839) on 2006年03月20日 12時53分 (#905033) 日記
    それはかつて開発が凍結された [wikipedia.org] J-Iロケット [nasda.go.jp]の凍結を解除するということなのかな?

    現状のM-Vも半額近くまでコストダウン可能 [nikkeibp.co.jp]という検討結果もあるようなんですが、それでもまた新規にロケットを開発しようとする理由が何なのか、正直判らないんですが。

    • by SHAM69 (25595) on 2006年03月20日 14時12分 (#905076) 日記
      「西側諸国のミサイルで主流な固体燃料」なんだし、
      軍事への転用も視野に入れてのことかも。
      そうであれば、ちょっと心強い。
      --
      if the kid?
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年03月20日 17時39分 (#905161)
      > 現状のM-Vも半額近くまでコストダウン可能という検討結果もあるようなんですが、それでもまた新規にロケットを開発しようとする理由が何なのか、正直判らないんですが。

      突っ込んで検討してみたら、そのコストダウン案よりもSRB-A流用の方が安くついた、ということかもしれませんよ。

      そのコストダウン案は的川先生のMLが情報源だと思いますが、それ以外の情報源がなくて、どこをどう変えてコストダウンするのかという根拠が何も判らないんですよね。
      50億かければ半額、という数字だけが一人歩きしていますが、どこまできちんと検討した結果なんでしょうか。
      何か付帯条件でも付いてるんじゃないかと疑いたくなります。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      そのリンク先に推測(人によっては憶測とか妄想とかいうだろう)ことが書いてありますがな。
      それが一般的に納得できる理由かはともかく、霞ヶ関方面には意味のある理由のようですよ。
    • >現状のM-Vも半額近くまでコストダウン可能という検討結果

      タレコミリンク先のMSN毎日記事にSRB-Aを流用するとコストが半分程度になるとあるのですが。

      流用するときの開発費(いくらか不明)<M-Vの改造費(50億)
      なのでは?
    • by Anonymous Coward
      > それでもまた新規にロケットを開発しようとする理由が何なのか、正直判らないんですが。

      それを言いだすと、「そもそも何でM-Vみたいなロケットが出来てしまったのか?」という話が。
      アレくらいのペイロードを持ったロケットがISASにとって必要だった、それを認めるにしても、
      その要求に対し、M-Vは最適解であったかどうか。ペイロードで言えばNASDAのNシリーズで間に合い、
      ISASの財布に見合うほど低コストなのか、といえば実際はまるでそんなことは無い。
      純国産のトラックだろうが世界最大のトラックだろうが二段燃焼サイクルのトラックだろうが、
      安く確実に求められた荷物を運ぶトラックが一番いいトラックに決まってる。
      そう考えると、あのようなロケットであるM-Vがあのような姿かたちで誕生し、
      しかも生き残っている合理的理由って何なのだろうか。
  • by Anonymous Coward on 2006年03月20日 13時00分 (#905038)
    おそらく、新開発の中~小型衛星打ち上げ用
    GXロケットがうまくいかず、似たようなスペックの
    M-Vの改良や既存のJ-1を焼き直せばモノになりそう
    だと、ポストM-Vロケットの話をIHIあたりが持ち上げて
    来たのでしょうかね。
    的川教授曰く、高コストと言われるM-Vは50億円の
    開発費を投じれば、現行の半額になるという試算を
    示していますし、性能向上の余地も十分持ち合わせ
    ているとのこと。
    現場としては、予算は別として惑星探査などパワーを
    必要とするミッションが増えてくるのは確実で、
    「のぞみ」の時からM-Vの非力さに苦しんでいるのに、
    ここに来て急に、モノになるかどうか怪しい
    新ロケットや、ましてパワーダウンのロケットは
    もってのほか。
    本来なら、中~小型衛星は機動性あるM-Vで、
    大形衛星~惑星探査などのパワーを必要とする
    モノはH2Aというのが筋でしょう。

    ぶっちゃけ、ISASにH2Aを使える潤沢な予算を
    与えるのが本当なんでしょうけど、
    この調子じゃ駄目だろうな。
    • GXロケット、あれでもM-Vの倍はペイロードがありまっせ。
      そしてH2Aはさらに倍だからM-V比だとペイロード4倍超。
      それでいて、H2Aの価格はM-Vの2倍以下、なはず。

      そりゃあ、10年か20年かに1回エネルギアかなんかで
      10年20年分の科学衛星をまとめて打ち上げればもっと割安……
      とかまで行くと(技術者の育成とかの面で)やりすぎだけど、
      ある程度の科学衛星もペイロードに余裕あるGXに割り振って
      その分余裕ある設計の衛星を打ち上げてもらうことにして、
      M-Vは的川教授のプランでも今回のプランでもいいから
      (かつてH2→H2Aでやったように)価格を引き下げて、
      旧ISASの衛星だけじゃなくて、旧NASDAや他機関・外国の
      ミニ衛星の打ち上げに活用できるようにしたいところ。
      コストダウンで能力が落ちても、載らない衛星はGXなり
      ロシアの中古ICBMなりで上げればいいんだし。

      ともかく、宇宙に行かないと始められない実験をやる衛星を、
      ほぼ毎回工学実験の要素が入ってて、宇宙に行くのが実験です
      ってなロケットで打ち上げますというのは、
      (今までは予算が無いという理由があったのではあるけれど)
      これからもこのままで行きます、という訳にはいかないのでは
      ないだろうか、と言ってみるテスト。
      親コメント
    • エンジン比較 (スコア:2, 参考になる)

      by KENN (3839) on 2006年03月20日 14時58分 (#905096) 日記

      それぞれの推力および比推力 [wikipedia.org]は以下のようになると思います。

      • M-Vの第1段参考資料(PDF) [www.jaxa.jp]
        • 推力:3760kN
        • 比推力:274sec
      • SRB-A参考資料 [www.jaxa.jp]
        • 推力:1780kN
        • 比推力:280sec
      一応比推力は同じくらいですけどね…
      (てゆーか、作ってるのは同じIHIエアロスペース [ihi.co.jp]だから、そもそも大きな差が出るとは思えませんが)

      親コメント
      • Re:エンジン比較 (スコア:1, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2006年03月20日 18時23分 (#905173)

        • M-Vの第1段
          • 全重量:83t
          • 推進剤重量:72t
          • ΔV:5.53km/s (上段57tとして)
        • SRB-A
          • 全重量:76.4t
          • 推進剤重量:71.1t
          • ΔV:5.88km/s (上段57tとして)

        推進剤量は同じくらいですが、SRB-Aの方がモーターケースが軽いです。 そのおかげでΔVはSRB-Aを使った方が大きくなりますね。

        まあSRB-Aの方は推力が小さいぶん重力損失が大きくなるとか、ノーズコーンを段間部に付け変えて重くなるとかあるので、結果的にはだいたい同じくらいの打ち上げ能力になるのではないかと。

        親コメント
        • Re:エンジン比較 (スコア:1, 参考になる)

          by Anonymous Coward on 2006年03月20日 19時03分 (#905186)
          指摘される前に訂正 (^^;

          M-Vの第1段のΔV:1.94km/s (上段57tとして)
          SRB-AのΔV:2.09km/s (上段57tとして)
          親コメント
          • Re:エンジン比較 (スコア:1, 参考になる)

            by Anonymous Coward on 2006年03月21日 5時12分 (#905426)
            SRB-Aの推進薬質量は65tと書いてあるので全備質量76.4(+57)tを初期値、燃焼終了時を11.4(+57)tとすればΔVは1.83km/sじゃないですかね。
            どちらにせよ、SRB-Aを打ち上げ機の1段目に改造した場合の重量が読めないのでこだわってもあまり意味が無い数字ではあるでしょうが…
            親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年03月20日 14時30分 (#905087)
      GXとM-Vの関係は無いでしょう.
      JAXAはGXのプロパンガス推進系の開発に関与するのみで,GXをM-Vに代わる打ち上げロケットとして採用するというような話は一度も出てきたことが無いと思いますが.
      GXはあくまでも民間のプロジェクトです.
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2006年03月20日 15時30分 (#905107)
        GXは民間という建前ですが、政府は150億円
        出資しており、残りを民間で折半している
        半官半民のプロジェクトです。

        政府が海のモノとも山のモノともつかない代物に
        あっさりと150億円出資出来るのに、実績の
        あるM-Vの改良・コストダウンにたかだか50億円
        を出資しないのは、何やら裏に漂う生臭い匂いを
        感じそうです。
        親コメント
        • うん、だからやっとこさ重い腰を上げ、寂しい財布の中から投資しようじゃないか、
          って好意的な解釈もできるニュースなんじゃないかと思うのですがどうでしょう。

          GXだって1段目は出来合いのアトラスだし、計画の不確実性という点では
          M-Vの改良とそこまで大きく変わらないのでは無いんじゃないのかしら。
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2006年03月20日 21時50分 (#905231)
            450億円の開発費を投じた新型のGXロケットが、
            現行のM-Vより安く、高性能ならめでたしめでたしですが、
            仮に50億円の開発費用で廉価版M-Vを開発して従来と同様
            の性能で半額のロケットが出来るとすると、仮にGX開発で
            政府が出資した150億円で廉価版M-V開発費用50億円を
            差し引くと、残り100億円。めでたく完成した廉価版M-V
            は、およそ一機30億円になるはず。残りの100億円で
            3機のロケットが購入できる事になりますね。

            ISASの中の人は大きなモノを1~2年間隔で1本打ち上げ
            るよりも、最低でも確実に年1本から2本は確実に打ち上げ
            たいんでしょう。

            ミッションの大型化に全く伴わない予算でやりくりしている
            うちに、かつては一年に一度はあった衛星軌道上への打ち上げ
            が、2年に1度ぐらいの間隔に伸びてしまっていますし、
            更に小型の弾道飛行の観測ロケットクラスとなると以前は年間
            30本近く打ち上げていたのが今では、年間10回満たなくな
            っており、それに携わる若手エンジニアを鍛える実践の場が無
            くなりつつあり、将来的な人材が枯渇する可能性すら出てきました。

            ISASの役割は技術開発・学術研究のみならず、技術者の育成も
            含んでいるんですよね・・。
            GXにしろ、廉価版M-Vにしろ、J-1もどきにしろ、
            現場の要求にあったモノであることを切に願います。
            親コメント
  • 実は公表済? (スコア:2, 参考になる)

    by KENN (3839) on 2006年03月20日 18時51分 (#905181) 日記

    M-V-8の打ち上げ後の記者会見で、M-Vロケットのプロマネの森田先生 [www.jaxa.jp]が、H-IIAとのコンポーネントの共通化や、1段目のSRB-A使用について言及(No.1028) [sacj.org]していたみたいです。MYCOMの記事 [mycom.co.jp]でも若干触れられていますね。

    とはいえ、この時期になって改めて記事にしたということは、この1ヶ月の間に何かリアクションがあったということなんでしょう。
    (日経でいうところの観測気球かもしれないけど)

    # 去年の一般公開 [srad.jp]の的川先生の講演で質問しときゃよかったなぁ…
    #(のど元まで出掛かったけど、根性無しなのでできませんでした)

  • by MK (4428) on 2006年03月20日 14時18分 (#905079) ホームページ 日記
    種子島だけでなく内之浦宇宙空間観測所 [isas.ac.jp]での打ち上げは続けて欲しいなぁ…

    実家が近くなので見に行きやすいという個人的な理由が主ですが.
    • by Anonymous Coward
      推進薬を詰めたSRB-Aは安全上の問題で陸上輸送できない
      (SRBの頃は4分割して輸送していた) と聞いた憶えがありますが、
      そうだとすると種子島で打ち上げざるを得ないのではないかと。

      内之浦での打ち上げがなくなるとすると残念ではありますが、
      まあ情緒的な面を抜きにして長い目で見れば、両方合わせても
      年間で片手分も打たないのに射場を2つも維持するよりは、
      統合した方がお互いのためになるんじゃないかと思います。
  • by Anonymous Coward on 2006年03月20日 19時19分 (#905190)
    もともとICBM関係だから今更騒ぐこともなかろうに。
    • スクラムジェットは使える高度範囲が限られるので、ロケットと言うよりはスペースプレーン(使い捨て含む)の中間ブースト段階に適しているのでは無いかと思います。

      今みたいに地上から垂直・もしくは斜めに打ち上げるのではなく、地上から離陸、ペイロードを搭載した飛翔体を空中で分離?して高空(高度10〜60kmあたり?)を周回しながら加速・上昇して、次段以降のロケットで周回軌道投入もしくは第一宇宙速度以上への加速を行うと言うシステムになるのではないかと…

      ラムジェットに比べれば低空でも推力が出るので、最近ジェット機の世界記録を更新したアメリカのラムジェット推進機体のようにB-52から空中で分離させるという芸当無しに地上から直接離陸させる事が期待できますが…使い捨ての打ち上げシステムに使うには厳しいかも。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年03月20日 18時01分 (#905166)
    確か、固体燃料って一度点火すると、燃え尽きるまで燃焼しっ放しじゃ・・・・?
    液体だったら、燃焼ストップできるから、様々な制御ができるし、搭載衛星に負担をかけない打ち上げもできるって・・・

    やっぱり、科学技術って軍事転用が重要なんですかねぇ。。。

    #タマヤー!世界が平和でありますように。

    • by Anonymous Coward on 2006年03月20日 19時27分 (#905191)
      >えっと・・・巨大な花火作るってことですか?

      その通り。

      ただし、それを固形燃料のロケットに関してだけ適応するのは間違っている。液体燃料ロケットだって火をつければ飛んでいって、最後には自らを犠牲にして目的を果たす、つまり、とんでったら帰ってこない、花火と一緒だ。そしてさまざまなことに役立つのも花火と同じ。少なくとも、原動機つき自転車とF1が同じというくらいには同じものだ。

      たぶん「液体ロケット」=新しい、これからの時代は液体ロケット、スペースシャトルもつかってる(笑)液体酸素と液体水素のロケットだ! という認識があるのだろうけれど、実際には開発された時期は同じくらいだし、固形燃料ロケットもバージョンアップを続けているので、技術の系統が違うだけでどちらも最先端。
      液体ロケットは確かに利点も多いが、現在は「優れている」といえるほどは完成度は高くは無い。

      構造が複雑で故障が多いのが液体ロケットだ。固体ロケットは液体ロケットに比べればかなり構造が簡単で、実績もあり信頼性が高い。燃焼制御の問題も、確かに一度点火してしまうと制御が難しいが、あらかじめある程度構造的に作りこんであるため、本当に最初っから燃料が尽きるまで、同じようにGが掛かり続ける、なんてことは現代のロケットにはないんじゃなかろうか。

      また、昔某新聞が騒ぎ立てたのを良く覚えている方なのか、はたまた何も知らない若人なのかはわからないが、軍事転用が出来ることが重要だと考えて作られる、というのは間違っている。
      しかし、ロケット全体が軍事的な意味合いがまったく無い、というとこれも間違いになる。
      ただしこれは事前に戦争が起こらないように外交的に努力をする、といったことと同じ意味で直接的に戦争、軍事技術に結びつくものではない。

      とりあえずジャンボ旅客機がそのままでは爆撃機に使えない程度には違うものだ。使えたとしても、本当に特別なチューニングを行い、情報収集に使える程度である。
      とりあえず軍事技術とするためには、普通の技術とはまた違う技術、視点が必要で、花火の職人に「戦車の主砲を開発しろ」というようなものである。
      ただ、花火職人でも火薬を芯につめ、釘や鉄くずなどをその周りに仕込む、などとすれば十分に武器になるものを作ることはできる。また、ここに旋盤を使えるもの、鋳物ができるもの、などとさまざまな技術を持ったものがあつまれば、主砲を作るのは無理にしても、大砲ぐらいは可能かもしれないが、だからといって、花火を作っている方々が、そのあたりを想定して技術を磨いているわけではないのは明らかだ。

      ロケットもそれと同じである。よく似ているからといっても、違うものだ。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2006年03月20日 20時59分 (#905217)
        >構造が複雑で故障が多いのが液体ロケットだ。固体ロケットは液体ロケットに比べればかなり構造が簡単で、実績もあり信頼性が高い。燃焼制御の問題も、確かに一度点火してしまうと制御が難しいが、あらかじめある程度構造的に作りこんであるため、本当に最初っから燃料が尽きるまで、同じようにGが掛かり続ける、なんてことは現代のロケットにはないんじゃなかろうか。

        この書き方では誤解される方がいそうなので、一応勝手に補足、宇宙へのパスポート(1か2かは忘れましたが)を見れば分かるとおり、構造部分だけではなく制御のロジックに関してもMV5は先進的なモノを使って制御を行っています。
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2006年03月20日 23時02分 (#905259)
        >とりあえずジャンボ旅客機がそのままでは爆撃機に
        >使えない程度には違うものだ。使えたとしても、本当に
        >特別なチューニングを行い、情報収集に使える程度である。

        戦闘機/攻撃機と旅客機は違いすぎるが、爆撃機、輸送機と
        旅客機はかなり近いのだが‥
        L-1011とかDC10とか737とか輸送機や空中給油機に使われます。747もC-5とかなり関係が深いし‥
        まぁ、第二次大戦直後までは爆撃機と旅客機は全く同じ
        ものも多かったし‥まぁ、居住性や経済性で問題が
        生じてその後分かれて行ったが、機体設計上かなり
        近いところにあるのでは?
        B-47はボーイング367を経てボーイング707に
        化けましたし‥ここらへんが最後ですが、707って
        まだ現役だし、現在の旅客機の原型という面もあるし
        http://en.wikipedia.org/wiki/Boeing_367-80

        まぁ、固体燃料ロケットに関してはそのまま軍用に
        転用可能でしょう。まぁ、発射台の問題とかで
        そのものを発射できなくても‥少し改造すれば
        簡単に転用可能です。
        だって、諸外国で打ち上げに使っているロケットって
        元はICBMとかでしょ。ロシヤのR-7だって出来損ないの
        ICBMだしプロトンも設計はICBM、アメリカだって
        ジュピター、デルタ(ソー)、レッドストーン、
        アトラス、タイタンと‥弾道ミサイルばっか‥
        違うのはアポロ計画で使ったサターンやスペース
        シャトルぐらい‥
        中国の長征(東風5号)もしかり‥
        アリアンも4まではICBMくさいし‥5は設計から民生用
        でしょうけど
        全く該当しないのは日本ぐらい‥
        親コメント
      • 妄想で書き散らす前に、ツィオルコフスキーの公式とかロケットの開発年表でも見れば?
        固体燃料ロケットは、JAXAにとって「一度手に入れた技術を捨てるのは勿体ない」それ以外の存在理由は無い。
        それはそれで大した理由だ。
        公共事業など別の目的もあるけど、宇宙開発の本筋とは外れている。
        • by aquila2664 (26677) on 2006年03月21日 0時49分 (#905305)
          固体ロケットの存在理由っすか?
          大気密度が下がり空気抵抗が減る高度まで、クソ重いロケットを大推力で速やかに持ち上げるのに最適だからです。
          第一段液体ロケットに分子量の低いLH-LOx推進系を使う以上、固体ロケットは必要。
          親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年03月20日 21時47分 (#905230)
      巨大な花火という場合は「最後に爆発しなければいけません」から、望まれるのは「不発花火です」

      #固体のほうが詰め方のノウハウがメンドイんじゃなかったの?
      親コメント
    • 小ブロックに分けた固体燃料を、機関銃のように連続して燃やすのは
      どうだろうか(素人考え
typodupeerror

ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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