コルク並みの比重しかない惑星が発見される 87
ストーリー by GetSet
エルガイムMkIIといい勝負 部門より
エルガイムMkIIといい勝負 部門より
papa-pahoo曰く、"AstroArts によると、とかげ座の方向 450 光年の距離に太陽系外惑星が発見された。この惑星「HAT-P-1」は、直径が木星の1.38倍と観測史上最大である一方で、比重は水のたった4分の1――同じ大きさのコルクより軽いという。
ところで、コルクというのは、コルクガシの樹皮をはぎ取って加工したものであるが、HAT-P-1 と同じ質量のコルクを生産するには何本のコルクガシが必要なのだろうか‥‥。"
銀河鉄道999 (スコア:5, おもしろおかしい)
「そう、悲しいコルクの惑星...」
Re:銀河鉄道999 (スコア:5, おもしろおかしい)
「そうね。だから、昔の人は矮惑星なんて名前を考えたのかもしれないわね」
Re:銀河鉄道999 (スコア:5, おもしろおかしい)
車掌さん (スコア:2, おもしろおかしい)
gzipに複数の脆弱性~LHAにも関連あり? [srad.jp]
に停まります。
しかし、本当に「コルクの星」があったら、
かじられ星 [galaxyrailway.com]のようになってしまうのでしょうか…。
いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:5, 興味深い)
// ・・・とゆう電波を受信しますた
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:5, 興味深い)
この単語が出てくるとテッカマンブレードが引き合いに出されてワタクシをイラァとさせてくれるオービタル・リング・システムって概念が在ります。連続して軌道に乗ってる質量を支えにして地表に対して静止したリングを上空に作って、そこから紐を垂らして宇宙空間に出られるといいなあってアレです。
ORSを考え出したポール・バーチは、これの応用を幾つも考えてまして、そのひとつとして大きな質量を持つ星の上空で地球の重力加速度と同じになる高度にORSを複数たすきがけにして篭のような物を作って隙間の部分にパネルを嵌めれば、言わば裏返しのダイソン球が作れるってのが在ります。
実際に作られれば見た目大きい割には質量の小さな星になる訳で…。だからこの星はひょっとしたら…。
尤も、今回の例だとホットジュピターが廻ってるような恒星からの軌道半径が小さい所にそんな物作って住んでるような奴らって何者よって話もありますが。
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:1)
衛星と違って軌道上の全要素が繋げられてしまっているんで,
リングワールドと同じく中心点の移動に対して弱い気がするんですが.
#パーシャルオービタルリングなら問題ないんですけどね.
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:3, 参考になる)
その軌道半径にふさわしい速度で周回する「流体」の回りを、
地表と同じ速度で周回する「殻」でくるんで、
「殻」が「流体」にぶら下がるような構造になってます。
中心からのズレに対しては、それを打ち消す(戻る)ように
流体の方を加減速することで補正できます。
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:1)
>流体の方を加減速することで
すいません,ええと,理解し切れていないのですが,ORSでは流体って
環状に繋がって流れていたような気がするんですが,これを全体を
同じ速度で加減速しても復元力が働かないような気がするのですが
どうでしょう.
#そもそも環状の連続流体というのが勘違い?
流体が細切れになっている場合は,一部のみを加減速,適宜元の
速度に戻してやればよいというのはわかるのですが.
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:1)
場所によって流体の速度を変えて、それにあわせて密度あるいは太さが変わる
具体的には、流体を
遠地点から近地点にかけて加速(近地点側で遠心力増加)、
近地点から遠地点にかけて減速(遠地点側で遠心力減少)すればいいのかな。
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:1)
密度は圧縮率を考えると変えにくそうです.
太さは・・・どうなんですかね.太さを変えるよりもバンチをいくつも
回して間隔制御するほうが制御とか設計は楽かも.
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:2, 興味深い)
概念的には静止した完全剛体のリングを恒星の周りにポンと置いたのと同じ。一寸でも外力が働いてリングがずれれば、恒星に一番近い所から恒星の重力にずるずる引っ張られて落ちると。
ORSの芯の(って変な言い方だな)場合は単に繋がって軌道を廻ってるだけなので外力が加わった場合にはそれらしい楕円軌道に落ち着いて終りです。(大気或いは地面を擦っちゃって運動エネルギーを大きく失うまで。)
尤も地表に対して静止しているORSのガワの分だけ不安定になるし、楕円軌道で落ち着いてもらっても困るので、芯を絶えず加減速してやって円軌道になるように制御する必要はありますね。
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:2, 参考になる)
> 一寸でも外力が働いてリングがずれれば、恒星に一番近い所から恒星の重力にずるずる引っ張られて落ちると。
これはちょっと間違いです。
恒星がそのリング内のどこにあっても、リング全体に及ぼす万有引力の総計は0になります。完全剛体であれば「ずるずる落ちる」ことはありません。
これは初歩的な物理の計算で求められますが、
概念的に説明するなら、リングの質量を「近い側」と「遠い側」に分けると、中心からずれるほど、「遠い側」の質量が増えて「近い側」の質量が減るため、「遠くで重い」と「近くで軽い」でバランスは取れる、ということで。
つまり、リングワールドは恒星に対して、「中心からずれた時に、中心に戻るような安定性」はないが、
「中心からずれたら、中心から離れていくような力働くような不安定性」もありません。
完全剛体のリングが外力を受けたら、そのことで得た速度で等速運動し続け、どんどんずれていくことにることになる
まともに運用するにはコントロールが必要なのはたしかですが。
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:1)
いやぁほぼ四半世紀誤解して過してましたわ。
イメージだけで理解してたつもりになるとダメねえ。w
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:1, 興味深い)
これは、間違ってます。
あなたの言っていることは、ダイソン球については正しい。つまり、リングではなくて球殻の内部にある物体は球殻の重力を感じません。なぜかというと、単位立体角方向の球殻はちょうど距離の2乗に比例しただけの質量があり、重力は距離の逆2乗に比例するため、丁度バランスするからです。これはニュートンが即座に気づいたことです。
しかし、リングワールドのような1次元の物体については同じことはいえません。単位角方向のリングは距離に比例した質量しかないのに、重力は距離の自乗の逆数に比例するので、近いほうのリングの重力をより強く感じ、そちらへ引かれます。
・・・・・・。 (スコア:1)
ざっくりでいいから。
Re:・・・・・・。 (スコア:2, 興味深い)
ダイソン球(球殻)の場合、万有引力が0になるのは
式で書くとこのページあたりが参考になるでしょうか [u-tokyo.ac.jp]
私はこれが念頭にあったので、リングワールドも同じことになると早合点してしまったのですが、
リングの場合は、
#1025094 [srad.jp]の説明にある通り、確かに2次と1次という違いがあるので、0になることはありえなさそうです。
数式を立てての計算はしてない(というか式は立てたけど積分が計算できなかった)のですが、
Excel使って10000点ほど質点ばらまいて万有引力をsumしてみたら、
球だと0になりますが円だと偏りました。
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:1)
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:2, 興味深い)
地球だと50年前ぐらいから、電波的にある程度さわがしい惑星になってるような気がします(イメージのみ)ので、先方のSETIでもちらほら目立ってきてるんじゃないかと思います。
光速で移動できるとしても、まぁ400年後のお楽しみですね。
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:1)
カルダシェフのスケールの第三段階まで拡大する文明は無いんじゃないか?なぜならって文脈だったかと。
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:1)
そこまでの発達をしている文明なら、不経済でなく450光年の距離など問題にしない枯れた技術を持っている可能性もあると思います。
我々がここ数百年のうちにひっくり返してきた常識やら進めてきた技術を思えば。
むしろ「太陽系に生命がいるなんて知らない」「知っているけど利用価値も関心もない」のどちらかのような気がする。
宇宙レベルでいうと資源なんて微々たるものでしょうし、全惑星での国家間意志統一もとれてない。環境も違いすぎる。ちょっと考えただけでもリスクありまくりで、それに対するメリットが全然想像できない。
こんな星に利用価値なんてないんじゃないのかな。
異星起源生命とか専門の研究者、とかなら話は別だけど、それなら単にこっそり潜入すればいいわけで、言語も文化も種族すらも異なる未知の異星生命と対等な交流なんて考えないわけですし。
# もし居るのなら是非とも感想聞いてみたいですけどね。
# 異星の研究者から見た「異星生命としての地球生命と地球人」なんて、滅多に聞けるコメントじゃないですし。
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:2, おもしろおかしい)
「帰らなきゃいけないのに、いつの間にか夏になった」
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:1)
楔形文字やヒエログリフで「大人は解っちゃくれない」だの「近頃の若いもんは」だの書いてあったり、プラトンが著書「国家」のなかで青少年を健全に育成する方法についてアリストテレスに延々と語らせたりしてる割には未だに人類はこの有様。><
産業革命期の英国では夜鳴きのひどい乳児や反抗期の子供を大人しくさせるのにアヘンチンキを飲ませてたりしたそうですけど一寸違うよね。w
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:1)
案外、赤外線で観測したら、それっぽいのが見つかるかもしれませんが。
#どっかの酔狂な奴がほんとに調べてたりして
Re:いやいや、これは系外惑星なんかじゃない (スコア:1)
ダイソン球なら、SETI あたりが拾いそう・・・・・。
最近のコルク栓といえば (スコア:2, おもしろおかしい)
スクリューキャップになっていくようで。
Re:最近のコルク栓といえば (スコア:2, 興味深い)
とは言うものの、良質のコルクは品薄でワインの製造者は困ってるって話は聞きますね
安いワインを買ってくると、屑コルクを固めて作ったコルク栓だったりして、開けようとすると崩壊することがあります。
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惑星ケイロンまであと何マイル?
Re:最近のコルク栓といえば (スコア:3, 興味深い)
10-20年ぐらい前の論文でこれに関する論文を見たような覚えが.
#最近でもスクリューキャップの導入に向けいくつか結果が報告されています.
それによると,瓶詰め後の熟成に必要な酸素はすでに樽熟の段階で
吸収されており,それ以降の熟成に酸素の透過は必要ない,って
結果でしたね.
まあ確かに,質のよいコルクの中でも出来のよいものはスクリューキャップ
以上に酸素を透過しませんので,そういう意味ではさして差は無いですね.
蝋栓なり何なりで封をされてる場合はそれこそ通しませんし.
#コルクの酸素透過量が多い/少ないわけではなく,ばらつきが大きい
むしろあの,ブショネの瞬間の愕然とする思いがなくなるならありがたい
ことです.何せ一瞬で何万何十万が無駄になる.泣けます.
瓶詰め後は (スコア:3, 参考になる)
その為にちゃんとしたワインセラーは瓶を横にして瓶の口(=コルク)に
ワインが当たるように保管していると聞きました。
横にすると内圧の影響で外の空気と攪拌されない。
縦にすると気圧の変化でコルク部分から外の空気と中の空気が出入りできてしまう。
からだそうです。
Re:瓶詰め後は (スコア:3, 興味深い)
フランス系はみんな横ですが,イタリアだと地方によっては縦置きです.
横置き時の説明としてよく「コルクを濡らして膨らませることで
空気の侵入を防ぐ」といわれますが,実効性には疑問もあります.
>横にすると内圧の影響で外の空気と攪拌されない。
横置きでも縦置きでも,(コルクの状態がまったく同じならば)
同じ程度には透過しますよ.
気体がどかっと入るようなイメージではなく,分子単位で侵入して
きますので,気圧差(というか気体の分圧差)があれば同程度には
侵入します.
Re:瓶詰め後は (スコア:1)
すが。
#時々コルク屑ごとすすってます。
どういう物質なんだろう? (スコア:1)
個体とは限らないんじゃ? (スコア:2)
>直径が木星の1.38倍と観測史上最大である一方で (スコア:1, 参考になる)
オシリス (惑星) [wikipedia.org]
>質量は木星の0.7倍、半径は木星の1.4倍ほどであると推測されている。
でも、これ以外にも下手すると褐色矮星ってクラスのでかい星、見つかってなかったっけ?
直径がほぼ確定してる奴の中では、ってこと?
Re:>直径が木星の1.38倍と観測史上最大である一方で (スコア:1, 興味深い)
あと、ほとんどの系外惑星はドップラー・シフト法によって発見されていますが、この場合は質量はわかっても大きさはわかりません。
現在の所大きさがわかっているのは、トランジット法によって確認された、11惑星+今回のHAT-P-1bだけです。
Re:>直径が木星の1.38倍と観測史上最大である一方で (スコア:1)
HAT-P-1を含めて、11例ではなかったでしょうか?
// いやその、ダイソン球を振り回す電波が、偉そうな事を
// 言うんじゃねぇ。ってゆうのは、脇に置いといて。
重箱の隅で申し訳ないですが (スコア:1, 参考になる)
「比重は水のたった4分の1」というふうに比重を水と比較していますが、
水と比較した結果の値をさらに水と比較しているわけで、なんだか
違和感があります。
式で表現してみましょう。この惑星の密度を D [g/cm3]、
水の密度を d [g/cm3] としたとき、惑星の比重は D / d [無次元]
となります。水の比重は定義からして1ですが、あえて式で表すと
d / d となります。
惑星の比重を水と比較した値は、 (D / d) / (d / d) となります。
こういうややこしいことをしているわけです。
Re:重箱の隅で申し訳ないですが (スコア:1)
固体・液体の「比重」は同体積の水との質量比ですが、
気体の「比重」は同体積の空気との質量比 [niigata-u.ac.jp]です。
惑星「HAT-P-1」は固体部分とガス部分があると考えられるので、
引用元記事を踏襲し「水」と記しました。
細かいことを言えば温度の違いも考慮しなければならないので、
最近は「密度」を使うことが推奨されていると思います。
(いまの日本の高校ではどうなったのか分かりませんが‥‥)
Re:重箱の隅で申し訳ないですが (スコア:4, 参考になる)
地球上の物質同士を比べる場合、等温・等圧ではこちらの方が軽い、などと比較することができますが、ガス惑星を同じ温度にしてみて比較するなど無意味です。
よくある一般受けをねらった無理やりな比喩と見るべきでしょう。それが先に来てしまうから話がややこしくなってしまう。
惑星が大部分ガスでできていて、その直系は自己の重力と気体のエネルギーとの状態方程式で決まるとか、そういう解説が先。その上で思考のお遊びとして水に浮くとか、固体のコルクと比較するとか、そういう方向に話を持っていけばよいのかと思われます。
2重惑星の可能性は? (スコア:1)
もし2重惑星であれば、意外に小さい質量で、遮光する面積は稼げるような気がするのです
惑星の径に対して、質量は3乗で効いてきますが、面積なら2乗で済みますので、
2個の惑星ならこのような傾向はでると思います。
冥王星が発見当初には地球と同じぐらいだと考えられていました。
しかし実際は、冥王星とカロンを含んだ撮像しか当時はできなかったので
大きく見積もられた経緯があります。
まさかそんなホットジュピターで2重惑星の例は聞いた事無いので、
否定されるべきなのかもしれませんが。
Re:土星だって軽いし (スコア:2, 参考になる)
十分凄いと思う
Re:土星だって軽いし (スコア:1)
例えば地球の比重は5.5で土星が0.7なので7倍以上の差が有りますよね。
同じタイプの木星も1.3なので2倍弱の差が有ります。
ブラックホールのような特殊ケースを使えばもっと差が有る。
なので、半分なんてたいした違いが無いのでは?
ただ、惑星という形態をとるために必要な質量の最低ラインは有りそうだけど。
Re:土星だって軽いし (スコア:5, 参考になる)
比重の大きい惑星は比較的簡単ですけど, 比重が小さい方は難しいですよ.
比重が小さいということは
のいずれか, あるいは両方が成り立つことが必要です. しかし総質量が小さいと, 水素ガスなどの軽い気体は容易に重力井戸から抜け出してしまい, 後には固体のカスしか残りません. 又, 径が大きい場合にも重力が中心距離からの逆2乗で減少することから, やはりある程度以上の質量でつなぎ止めておくことが必要になります. すると今度は重力収縮が起きてしまうため, 安定した大きさを保つことが難しくなります.
結局, ガス惑星の大きさとは惑星の質量(重力)による収縮と惑星が発生する熱(収縮熱)による膨張がバランスを取ることで維持しています. 今回の例ではホットジュピターで主星からの熱供給が大量にあるため, かなりの大質量であっても収縮することなく膨らんだ状態でバランスが取れているのでしょう. 他にも誕生して数億年とかの若い太陽系ならば, 収縮がそれほど進んでおらず密度の低い状態が保たれている惑星があるかもしれません.
つまり極端に密度の低い惑星というのは, 少なくとも太陽系風の惑星系では成り立たないと予想できるわけです.
Re:土星だって軽いし (スコア:1, 参考になる)
重力で中心部が潰れて体積が小さくなり、結局比重がコルク
よりも大きくなってしまうから無理。
Re:土星だって軽いし (スコア:1)
惑星並みの質量を持つコルクがもし存在したとしても、直ちに自己の重力で収縮を始め、植物の主成分は炭水化物だと思うので、中心部では高熱のため対流が始まり、やがて炭素と酸素と水素が層状に分離すると思います。(この層では分子にはならない)
そして一番上の水素の層では分子が生成できる程度の温度と圧力になったあたりから、主に水素ガス(水素の分子)に二酸化炭素と水と炭化水素(たぶんメタン?)が混ざったものになるのかな。炭素と酸素は単独の分子は作れないでしょう。
そして一番外側に残っていたコルク(というよりセルロースの組織?)は、やがて粉々になって水素の大気中を漂う、ということになると思います。
Re:土星だって軽いし (スコア:1)
際限なく軽くするとか、人間サイズの話をしているのではなく...
Re:土星だって軽いし (スコア:4, 参考になる)
軌道がわかっていれば、惑星で受けるエネルギーもわかります。
ガス惑星を作れるような大量の材料の組成もわかっています。
であれば、惑星の半径方向温度分布も求められるし、密度もわかります。
そうすれば、質量から半径が求められるわけです。
そのうえで、HAT-P-1b、HD 209458bに関しては、理論的に求めたものより2割程度大きかった、というのが今回のキモです。
他のホット・ジュピターはそんなことはないので、理論が間違っているとも思えません。
そこで、これらの惑星は、内部に熱源となるものを持っていて自らを暖めていなければならない、ということになります。理論家はそのモデルを考えなければなりません。11個中2つあるということは、似たような惑星がもっと見つかる可能性が高いわけですし。
まあ、潮汐力とかいろいろいわれているのですが、まだ決定的なものはありません。
リンク先の記事を読んでみそ (スコア:5, 参考になる)
ってあるけど。親星がふらつきをとらえる「ドップラー偏移法」については星ナビ.com [astroarts.co.jp]が詳しい。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
まったく問題無し (スコア:4, 参考になる)
Re:きっと (スコア:1)
Medu Lah! en' gula vrechen d' MOL! ~箇更なる高みで廼の困惑を姜す