
世界初のCG映画と言われている「Tron」の続編、予告編公開 44
ストーリー by hylom
サイバーパンク! 部門より
サイバーパンク! 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
米サンディエゴ市で開催されていたマンガ/アニメの祭典「Comic-Con International」で、米ディズニーが映画「Tron」続編の最新情報を発表した(本家/.記事)。
1982年に公開された「Tron」はTVゲームやバーチャルリアリティ、CGといった要素を積極的に取り入れた、当時としては非常に画期的な作品であった。続編では前作に登場したゲームプログラマー、ケビン・フリンが行方不明となっており、27歳になる息子のサムがコンピューターに隠されたパラレル・リアリティに突入して父を探すというものだそうだ。
予告編も公開されており、ダウンロードも可能となっている。続編のタイトルは「Tron Legacy」で2011年春公開予定。最近流行の3D映画となるそうだ。
トロンといえばCRAY-1 (スコア:3, 参考になる)
元祖トロンのレンダリングはCRAY-1 [wikipedia.org]行われたそうです。
パンフレットに数分の映像をつくるのに何日もの計算が必要だった、というような詳細が書かれていて驚愕しながら観た覚えがあります。
ギークな方にはCRAY-1 リファレンスマニュアル [bitsavers.org] (PDF注意) もどうぞ。
マシンのスペック的にはNECのPC-9821くらいでしょうか?
翌年には劇場版『ゴルゴ13』が公開されて、そのときはレンダリングにLINKS1が使われたことで話題になりましたね。
Re:トロンといえばCRAY-1 (スコア:2, 興味深い)
Re:トロンといえばCRAY-1 (スコア:2)
>元祖トロンのレンダリングはCRAY-1行われたそうです。
なにーっ、僕の聞いた話じゃ、「ワイヤーフレームの線をディズニーのアニメーターが一本一本手書きで作画した」って事だったよ!
というわけで調べてみたところ、Wikipediaの記述 [wikipedia.org]では、
ということです。
全てCGのように見えるシーンでも、アニメーターによる作画が使われているところがあるみたいですね。
#それはそれで驚異の技術ですよね……
theta
ディズニーのアニメーター違うよね? (スコア:1, 興味深い)
でも、画面見れば、何が手書きで何がレンダリングか、簡単に分かると思いますよ。単に自分が手書きアニメとCGの境界を何十年とさまよっているから敏感なだけかもしれないし、作画とかレンダリング云々ということにこだわれる人なら瞬時のことかもしれない。
線がどうのと言う以前に、実写なのに透過光の多さに感服できるはずなのですが、いかがでしょう? これこそ、人海作戦でフィルムを1コマずつ手でマスクを作成して二重露光などの手間取る作業をこなしている訳なのですか。
ソフトウェア上の進歩 (スコア:1)
トロンのCG部分を見ると分かるのですが, 当時のCGレンダリングって事実上ワイアーフレームとレイトレーシングだけで, 今日では一般的になっているテクスチャマッピングやラジオシティが使われていないんですよね.
当時は物体の質感を出すための手法としては, 反射光の分散などをパラメータ化して処理するのが主流で, テクスチャマッピングについては1976年に論文 [acm.org]が発表されたようなタイミングだったので, 映画レベルでは使えなかったんでしょう. テクスチャマッピングがある程度以上の長さの動画で使われたってのは, 多分ILMによるX-wingのデモムービーが最初じゃないのかな? 当時はウェザリングなどのリアリティにびっくりしたもんです.
空間的なリアリティを上げるラジオシティになると, 論文ベースでも出てきたのは相当後(確か80年代の後半)で, しかも効果があるのは分かっていても実際にレンダリングするには, 事前処理に必要な計算機資源が(当時としては)膨大で適応が難しいなんて言われてましたし.
そういう時代から比較すると, CGと言えばリアリティの大安売りになっている状態ですから, 逆に製作者のセンスを問われることになるんじゃないか(そして9割方クソと化するんじゃないか)と思います.
前作では武器がディスク、今度は? (スコア:2, 興味深い)
今ならUSBメモリでしょうか。登場人物がみんなUSBのコネクタのような棒を持っていて、
その棒でデータ読んだり戦ったりするのは面白いかもと思います。いわばチャンバラのノリです。
(あのディスクは武器以外の用途があったはずだが忘れてしまった俺)
Re:前作では武器がディスク、今度は? (スコア:1)
Re:前作では武器がディスク、今度は? (スコア:1)
本来の記憶ディスクの機能もあったはず。
新版の予告でも円形ブレードだった...
Re:前作では武器がディスク、今度は? (スコア:1, 興味深い)
Re:前作では武器がディスク、今度は? (スコア:1)
デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム [toei-video.co.jp]ですね. 分かります.
Re: (スコア:0)
>> 今ならUSBメモリでしょうか。
いやいや,今なら先の方に何かモヤモヤした雲っぽいものが付いたケーブルでは?
続編のタイトルは (スコア:2, おもしろおかしい)
続編のタイトルは“TROFF”で決まりっ…じゃないんですね。ちぇっ。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Daft Punk (スコア:2, 参考になる)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
ウォルター^H^H^H^H^Hウェンディ・カルロスの、7拍子のTRONのテーマが好きだったなぁ。
コンピュータの中なら8拍子だろ、何故7拍子、ってツッコミはあるけども。
Re: (スコア:0)
> 7拍子のTRONのテーマが好きだったなぁ。
TRON
TRON
TRON
TRON
TRON!TRON!TRON!
TRON!TRON!TRON!
bit (スコア:1)
※「Yes」「No」以外に「どちらでもない」状態があったので、3-stateだよね、って突っ込んでた
Re: (スコア:0)
コンピュータの世界に引き込まれる (スコア:1)
なんというか、論理的には生きているけど物理的にはこの世にいないという点がそれまでに
ない怖さでした。
今は、ネットに溺れて現実世界からいなくなるなどをネタにした作品は沢山あるので
新TRONではどう描かれているか興味があります。いまさら「電脳世界にダイブ!!」
みたいな切り口では陳腐すぎますし。
ゲームも、当時のゲームが現実の生死とリンクすることは新感覚でしたが
今となってはゲームに引きずり込まれようが、ゲームから何かが飛び出そうが、
それほど驚きはないような気がします。
ソーラー帆船を追いかける戦艦のデザインが左右非対称でかっこよかったなあ。
Re:コンピュータの世界に引き込まれる (スコア:2, 参考になる)
>ソーラー帆船を追いかける戦艦
そうそう、それで思い出しました。
TRONってディズニー映画ですよね。
戦艦が帆船を追いかけるシーンの時、網目になった地上に超巨大な「隠れミッキー」が現れるんですよ。
今回のリメイク(?)でも同じシーンで隠れミッキーを登場させてくれたら、制作陣わかってるなぁって唸っちゃうなぁ。
Re: (スコア:0)
>いまさら「電脳世界にダイブ!!」みたいな切り口では陳腐すぎますし。
よし、今度は電脳世界の住人がこっちの世界にダイブだ!
…と思ったけど、それももう陳腐か。
敵は何? (スコア:1, 興味深い)
Re:敵は何? (スコア:1)
>今日日MCPもあるまい
確かに。
TRONは1982年、バロースは1986年にUNISYSになってますし、今のUNISYSの主力商品は、IAベースですからねえ。
メインフレームそのものが死滅しかかってますし。
今MCPというと、Microsoftの方の用語になってしまうかな。
Re:敵は何? (スコア:2)
EOL
アトラクション (スコア:1)
TRON 2.0 (スコア:1, おもしろおかしい)
それはつまり (スコア:0)
Re:それはつまり (スコア:1)
前作のライトサイクルゲームでは、ゲーム中は無減速な直角カーブも平気でできるのに壁から抜けるときちんとGがかかり車体を倒してカーブしているなどといった描写があって絵の作りだけでないリアリティがありました。あとレコグナイザー(門番)がガードしてるけど結構簡単に抜けられるとか、回路の中にバグがうろついてるとか妙なところがリアルでした。
今のゲームでは最初から高低差やら重力やら考慮されてるのが当たり前になってますので、デモ映像見てもそうなんですが絵のリアルさは上がってもその意味では面白み半減かも。もちろんそれをドラマにどう組み入れてゆくかだと思いますので、かなり期待はしております。
#父さんを見つけた!…8bit迷宮にいたのか~、パレットが同じだったしスプライト制限で隠れちゃってて探しにくかったよぉ!!
イロイッカイズツ (スコア:2, おもしろおかしい)
16,777,216色って、あといくつ迷宮を突破しなけりゃいけないんだ!
らじゃったのだ
Re:イロイッカイズツ (スコア:1)
わはは
ブラックオニックスですね。なつかしー。
元ねたの迷宮ゲームもQuiXですよねぇ。
今は、ゲーム自体がリアルすぎて、なんだか・・・。
Re:それはつまり (スコア:1)
あの「バグ」は CG じゃなくて手書きだな、と当時見て思いました。
Re:それはつまり (スコア:2, 興味深い)
それはバグの仕業です!!…じゃなくって。
当時まだそれほどの眼力はありませんでしたが(というよりこっちの業界にいなかったので実はバグが存在する意味も後になって気がつきました)、後にCGより手描きの方が多いというのを聞いてもむしろ感心した方面でした。この映画は全部をCGで表現する事を目的にはしておらず、あくまで映画のストーリーに対する表現手段としてCGを活用していたからというのが大きい気がします。なのでそれっぽく手描きしてても全然OKだと思ったわけです。もちろん当時の予算や技術面で無理があるところをそれっぽく見えるように手描きや合成にしたのでしょうけど。
#特撮部分が全部CGなのは映画「スターファイター」からですが、今のCG映画にさえこれにも劣る演出になってるのが結構あったり…。
Re: (スコア:0)
その逆で指摘されないとわからないのもたくさんある
~だと思っているところが実は~だったりするというと (スコア:0)
ホーンテットマンションの宴会場とか。
むかし (スコア:0)
知人のLinux機にGLtron [gltron.org]というゲームが入っていたことから、この映画の存在を知りました。
ディズニーのSF映画と云えば (スコア:0)
実際には大部分がCG風手描きアニメだったらしいですが (スコア:0, 興味深い)
倫理委員会から来ますた (スコア:0)
誰と結婚したんだ?>ケビン・フリン (スコア:0)