![教育 教育](https://srad.jp/static/topics/education_64.png)
「むかで競争」で年に482人が骨折していたことが明らかに 150
ストーリー by hylom
拘束プレイ 部門より
拘束プレイ 部門より
maia 曰く、
産業技術総合研究所の調査によれば、小中高の「むかで競争」で1年間に2205人が怪我をし、482人が骨折していた事が分かったそうだ(NHK)。
むかで競争は縦一列に並んで足をひもや板でつないで走る競技。1人が転倒すると連鎖的に転倒者が出ることが怪我の原因のようだ。また、事故の85%が中学校で起こっていたという。
運動会や体育祭の種目として、組体操、騎馬戦、棒倒し、むかで競争は特に危険な香りがするわけか。
問題点 (スコア:4, 興味深い)
・体格、身体能力差が著しく現れやすい小中学生を一緒くたにまとめて競技させること
・一人の失敗が全員に責任が及ぶ競技仕様
組み体操やむかで競争の問題点は大きくこの2点でしょう。
特に後者のせいで協調性ではなく同調圧力が発生しやすい。
意識や能力の平準化、綿密な指導がなければこういった種目は行うべきではない。
一人以外は全員敗者
それでもあきらめるより熱くなれ
Re:問題点 (スコア:2)
いや競技そのものよりもまず
組体操もむかで競走もイカレた大規模化が原因として無視できないでしょう
10段とか20人以上とか俺らがガキの頃じゃ妄想レベルのような事をやらせてるんだから
杜撰な管理でイカレた大規模化をすれば大概の競技は危険種目になるかと。
Re:問題点 (スコア:1)
それは問題だけど、問題だからこそ取り組むんだよ
体格、身体能力差があるからこそ、その差を補いあう姿勢を学べるんだし、
一人の失敗が全員に及ぶのはまさに集団活動の本質であって、
だからこそ責任を押し付け合うのではなく協力して解決を探る方法を学べる。
その2点は問題だけど、その問題は「こういった種目は行うべきではない」ということには繋がらない。
それが「問題」で難しいからこそ、教員はそれをあえて教材として選んでやらせてるんだよ。
難しくなければ取り組む意味が無い。
「こういった種目は行うべきではない」のは、怪我をしやすいからだ。
怪我をして授業を離れることになったら学習どころではなくなってしまう。本末転倒だ。
だから、怪我をしにくく、かつ体格差で上手にこなすのが難しい集団活動を選ぶべきだ。
「体格、身体能力差が大きく強調しにくく、一人の失敗が全員に責任が及ぶから、こういった種目は行うべきではない」は間違いだよ。
それはパフォーマーやアスリートの論理だ。そういう人は成功させることが目的だから、失敗するのならやるべきでない。
生徒は失敗しやすく難しいからこそ、それに取り組むべきだ。すぐ成功できるなら取り組む理由がない。
なぜ中学校で起こるのか (スコア:2)
その辺を一律で考えるから事故がおこるんじゃないですかね。
もっとも,人様の日記の方でも書いたが,
ウチの子どもの通う中学校の運動会は形骸化してるので,
せいぜい打ち身擦り傷,ひどくて捻挫ぐらいしか起きないと思うが。
Re:なぜ中学校で起こるのか (スコア:1)
ムカデ競争だと、あれだけ密集してて足くくられててこけて怪我するなってのは無理ですし。
組み体操は難易度下げてサポート体制整えたらできるのもあるけど。
人と人と括りつけて動かす系はどうしても事故は防げない気がするのでさすがに辞めておいたほうが良さそう。
棒倒しと騎馬戦は闘争心に火がついて楽しかったのでもっとやれ。
多少怪我をしても当たり前(って言うと今はダメなのか)
遊びだけど「どうま」もけが人が多発して学校で禁止されたっけ。
Re:なぜ中学校で起こるのか (スコア:2)
Re:なぜ中学校で起こるのか (スコア:2)
日教組の教研集会だったら,むしろ,槍玉挙げられるほうではないですかね。
Re:なぜ中学校で起こるのか (スコア:1)
カーブなんかで近接してる状態をみると一組の怪我ですまないだろ。
https://www.youtube.com/watch?v=tVIqAxROgoI [youtube.com] うちの母校も近隣学校の組み体操に教師が対抗心を燃やして、ピラミッドが高層化したりしてた。
”「二人三脚の要素を取り込んだ騎馬戦」”なんて提案したら喜んで採用されちゃうよ?
Re:なぜ中学校で起こるのか (スコア:1)
では、真ん中辺の芯として教師を柱にしとけばいいね。
もしかしたら、組体操やる前に基礎体力作りを10年くらいやらないとダメかも。
そのまま卒業しちゃうけど、それはしょうがない。
またもTOSS (スコア:2)
水伝、親学、江戸仕草さ、人間ピラミッドで百足競争。みんなTOSSが推進してます。
Re:またもTOSS (スコア:2)
別に真剣に対応する必要性を、彼らが感じていないからだと思いますが。
基本彼らは、「効率的に」教育の効果が出ることを目的として設立されている訳ですから、情緒的、直感的に「良い」と思えば、実証、検証を行わず、大人の言うことを「素直に聞く」逆らわない子供を育てることが「効率的」なのです。
ですから、「一緒に行うことで感動を与える」などが最重要ですから、怪我をする子は、集団を乱す悪い子と断罪してし、その子自身に反省を促せば、親も納得し、なにも対応など必要ないのです。
いわれてみると (スコア:1)
組み体操とか騎馬戦とかは、やり過ぎなければ体育に繋がるだろう。
危険でなければよい。
でもムカデ競争とか二人三脚とか、あれらはなんのためにやるんだろう?
ボート競技のような団体で息を合わせる練習?
にしてもなんかやることがおかしい。
運動会の競技というものを、現代的にリストラした方がいいのではないか。
Re:いわれてみると (スコア:1)
そういったもろもろのことを、文部科学省/小学校学習指導要領解説/特別活動編/巻末ページ [mext.go.jp](平成20年8月)にクレジットされている人たちに対して、出るとこに出てご説明を賜りたいと思うのはわたしだけだろうか。
// 組み体操は学習指導要領に明示されていないと仄聞するが他の競技も含め
// ポジティブ/ネガティブリスト化されているのかどうだか。
現行学習指導要領(本文、解説、資料等):文部科学省 [mext.go.jp]のページをきちんと見たわけでないので記述があれば知りたいところだ。
Re:いわれてみると (スコア:1)
・組み体操(高度制限or重量制限)
・騎馬戦(指揮所不明)
・ムカデ競走(交通安全義務違反)
・二人三脚(いちゃつき厳禁)
添削どーぞ♪
Re:例えば (スコア:1)
そして、それとは別に組体操もある
チャレンジングな段数ではなかったけど、子供たちは充実感あふれていたし、親たちも喜んでいたな
ほどほどに。 (スコア:1)
教師が段数を競わせる組体操と、むかで競争は違うと思いたいけど....
骨折事故が起こるほどハードな競争をさせているのかなぁ。
失敗すると怪我をするかもしれないというスリル?の中で、グループで協力することの大切さを学んでいくゲームのはず。
単純にやめるのではなくて、事故が起こっている原因を、ちゃんと探すのが重要な気がしますねぇ。
Re:ほどほどに。 (スコア:1)
これですよね。
「協調性を培うのに、何故、規模の拡大が必用なのか?」
って疑問を持てば良いだけの話。
協調性を培うのにはとく必要は無いですよね。
健康の促進や体力の向上って訳でもない。
では、規模の拡大化は何の為なのか?
特に必要のないモノの為に、無駄にリスクを増やしてませんか?と。
Re:ほどほどに。 (スコア:1)
事故が発生したら詳細な原因を追究する前に、暫定的に運用を止めてから原因を追究しませんか?
航空機事故なら同一機体の運用止めるとか、自動車事故でも通行止めるとか。
むかで競争を運用しないと損害が発生するんですか?
Re:ほどほどに。 (スコア:1)
そうならないよう、鍛えてやるならいいけど。むしろ鍛えてやるべきだけど。
でも今の学校は・・・
そもそも、そーゆー責任を学校に負わせるべきか、考え直す時期に来てるんじゃないかと思わなくもないね。
義務教育で体育を教えていない国もあるわけだし。
Re:ほどほどに。 (スコア:2)
ご意見を否定するものではありませんが。
そーゆーことなら、柔道の受け身ばかりやる授業でもいいわけ。
水泳なんかは、着衣泳をやらせるべき、って話になりそう。
スポーツなんかやってもやらなくても、危険を予防すれば十分リスクを低減できる、って考え方もできる。
どの教科でも同じだけど、必要だからやらせる、って部分と、やっていれば役に立つこともある、あるいは、楽しみが増える、って部分がある。
問題は、その配分。
Re:ほどほどに。 (スコア:2)
20年ちょい前、私の中学では柔道必修だったのですけれど、1年の間はずっと受け身でした。
正直面白みには欠け、柔道の時間は割と苦痛でした。が、そのあと柔道の授業で怪我することはなかったし、同級生で大怪我した人もいなかったので、今考えると、それくらい必須かもしれないなーと思いますね。
Re:ほどほどに。 (スコア:1)
私は柔道の有段者ですが、まあ、週一回一時間弱の柔道の授業であれば、少なくとも数ヶ月は受身だけでしょうね。
柔道経験者の先輩が一緒に練習する環境なら、先輩が投げられ役をやる稽古もできるんですが。
寝技から始める手は無くはないかなあ。
Re:ほどほどに。 (スコア:1)
駄目な国に倣っても意味ないね。
その「駄目な国」の中に、ドイツや米国(の一部)も入ってるんだけどね。
単に学校教育から体育を削除するだけ、と言うのは、確かに「駄目」だろうけど、君の言う「駄目な国」がスポーツを学校を含めた社会全体でどう扱っているかは、知っていた方が良いんじゃないかな。
考え直すのは何故そんなことをやっているか、でしょ。
君の考える範囲では、ってことだね。
それはそれで尊重するけど、すべての人が、君の考える範囲でしか考えない、とは限らないよ。
Re:ほどほどに。 (スコア:1)
最先端(崖っぷち)の一歩先を行くのですね
Re:ほどほどに。 (スコア:1)
国民が国家という機関を動かしている、と考えれば、国家に責任を負わせてると言えるし、国家を主体性を持った何かだと捉えれば、都合がいいから、と表現できるんじゃないでしょうか。
Re:ほどほどに。 (スコア:1)
この記事のように、単に足を一定の長さの紐で結んでいるだけなので、昔の長下駄に比べれば格段に速く走れそうな気がする。
昔の長下駄だと、なれないせいもあるが、エッチラオッチラゆっくり確実に歩んだほうが、焦って走るより速い、という、うさぎとかめ的な教訓を含んだ競争だったように思う。それがいつの間にか、速さ&協調性を競う、失敗の許されない(失敗したら即怪我)競技になっているなぁ。
一方、自分が中学の頃は、男子校だったせいもあり、棒倒しとか、怪我するの前提で、野生爆発させていたなぁ。野球部対サッカー部という、わけのわからない対立構造で。
あれは良かった… (スコア:1)
うちの高校は、ロープ式で約40名, 100 m (50 mで折り返し) でやってました。
男女交互に並んで、2つ前 (即ち同性) の人の肩に手をかける感じ。
各クラス数名は列に入らず、外から笛でペースメイクしたり、崩れそうなときに止めたり、指示を伝達する役割を担っていました。
いい思い出…
もうね (スコア:1)
餅を喉に詰まらせて死ぬやつがいるから正月も中止しよう
http://idle.srad.jp/story/15/09/25/0615243/ [idle.srad.jp]
自撮りも禁止
Re:もうね (スコア:3)
Re:もうね (スコア:1)
転んで骨折する人がいるから、地面も禁止。
ぷかぷか浮遊する感じでいきましょう。
#その結果、骨がスカスカになり、周囲の人の肩にぶつかると本当に肩の骨が折れるように・・・
Re:もうね (スコア:2)
長くなる、高くなる (スコア:1)
てれびで紹介されたり、煽られたりしてるからなあ
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:2)
昔は3~5メートルのものがあったものですが
(よくよく考えてみると危ないし,自分が小学生のときでも年に数人は落下して骨折してた)
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:1)
たぶん学校によるんでしょうけど、
妻の職場(大阪府の公立小学校)には、上り棒はあります。
あとは、雲梯とブランコと鉄棒ぐらいだったかな。
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:2)
雲梯とかも低くて「コレ何?」ぐらいのものしかなく。
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:2)
管理の隙が多い昔の方が,子どもがのびのびと過ごせたかも知れませんね。
痛い目に遭うことによる経験値も貯められたけど,
人事不省のケースもあり,良いことだけではなかったりするのですけども。
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:2)
まあ,懐古主義と言われてしまうかもしれませんが,
管理の隙が多い昔の方が,子どもがのびのびと過ごせたかも知れませんね。
一世帯の子供の数が多かったので一人くらい死んでも被害は今ほど大きくなかったんですよ。
児童のいる世帯のうち、一人っ子の割合は昭和61年は35%だったのが平成25年だと45%に上昇しているので子供のけがについては昔よりも親は敏感になってきたということですね。
まあ、子供の希少さの度合いが変わってきたのなら教育もそれに応じて変わらなければいけない、ということなのでしょう。
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:2)
その辺は昔を美化しないようにしたいな,とは思います。
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:2)
> # もう安全なMineCraftでもしてろ。
マインクラフトに限らず、この手のゲームは結構高いところから落ちても死なないとか、少しぐらい危険な目にあっても大丈夫って擦り込まれそうで怖いです。
なので、安全教育のため、スペランカーの導入を提案します。
#「身長と同じくらいの高さから落ちただけで死ぬクソゲー」などと言われますが、現実世界では身長と同じ高さを飛び降りるのってかなりキツいと思う。
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:1)
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:1)
> 身長と同じ高さなら、下手に落ちないかぎり普通に着地できますよ。
むしろ、「上手に飛べば、ケガをせずに着地出来る」レベルじゃないですかね。練習をしてない子供には無茶な高さだと思う。
自分なら、「しゃがんでギリギリまで重心を落としてから、慎重に降りる」(重心の落下距離は身長よりだいぶ低い)ようにすればそのぐらい飛べる自信はあります(小学生時代も、そういう方法で2mぐらいのブロック塀から降りてました)が、
アクションゲームのノリでの、直立した状態からの飛び降りだと、ケガをせずに「普通に着地」する自信はないですね。
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:1)
六点設置となると身体的に未発達な幼年男児にも無理だしね。
でもそれよりキャット空中三回転を学ばせるべきではないだろうか?
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:2)
いや,意外とマジで。
刃物を持つ機会だってほとんどないんじゃないですかね。
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:1)
大工やとび職や電気工になる人間が社会にとって不要なのか?
それらを無頓着に身体や注意力をつくる時期の教育から排除することで、
将来、同僚に殺される事故が増えるかもしれない。
日常生活で避けて過ごすことができればいらないというならば、
三角関数も漢文もバスケットボールも柔道もいらない。
教育から何かを排除することってすごく慎重じゃないとまずいと思う。
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:1)
同感だなあ。
一学年百人近くいたはずだけど、小学校にあった登り棒で骨折したって話は聞いたことが無い。
でも、サッカーゴールの下敷きになって死亡って事故ならあったな。
ぶら下がって遊んでたのかな。
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:1)
こういうの [airgoal.org]に置き換えればいいのにね。
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:2)
"サッカーゴール" "事故" でちょっと検索しただけでも以下が見つかりました。
http://www.47news.jp/CN/200407/CN2004072701002054.html [47news.jp]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/09/02/kiji/K20130902006536... [sponichi.co.jp]
http://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/soumu/press/2013/documents/mobara.pdf [chiba.lg.jp]
Re:もう運動会を禁止しろよ (スコア:1)
今日の夕方のNHK ETV でこどもが水平に張ったラバー素材のベルトを飛び越えたり反動で飛んだりする遊びを見ていたけど、何回かに1回はベルトに股間でまたがる動作していたのが気になる。余計な刺激でデリケートな部分が大変なことになっていなければいいけど。
…というった遊具とも共通だと思うが、鋭敏に感じるか鈍感か、肌が赤くなることも含めて個人差があるのかも。
Re:俺の知ってるムカデ競争と違う (スコア:1)
Google 画像検索 [google.com]に登場したものでいうと
http://www.google.com/imgres?imgurl=http://www.kure-ch.hiroshima-c.ed.... [google.com]
と
http://www.google.com/imgres?imgurl=http://sakura1.higo.ed.jp/sh/asose... [google.com]
みたいなことを言っているのだろうなあ。前者(仮称俺知る)は
そういうのを単品で受注生産する用具業者がいたから実現したとはいえ、
全国的にそのノウハウがシェアされていないことが規模拡大に
結びつかないままロープでつなぐ後者(仮称俺不知)実装と棲み分け
してしまった理由だと思う。費用もそれなりにね。
費用はそのまま学校PTA教育委員会の自意識の高さの表れかも。
Re:俺の知ってるムカデ競争と違う (スコア:1)
>見た目よくないね。
さらに重いボールを繋いだ正装を幻視しました。
昔から反社会的・非社会的な文学かぶれが
学校と監獄を同一視してきたということを思い出してみたり。